米GDP改定値大幅上方修正。 

おはようございます。

二日前に、有楽町で「ラストゲーム」という映画を観ました。

余り映画を観るほうでは無く、年に1~2回くらいでしょうか、友人に勧められて

気楽な気持ちで劇場に行ってみました。

「最後の早慶戦」と言われている、バットを捨て銃をもたなければならない学徒出陣前の学生が中心の映画でした。学生野球の父と称される飛田穂州役を柄本明がうまく演じていました。また結局、出陣して帰らなかった戸田順次のお父さん役に山本圭、お母さん役に

富司純子が演じていましたが、すばらしい演技に涙腺がゆるんでしまいました。

観終わってから「われわれはいい時代に生きているな・・」そんなことを感じました。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 朝方発表の4-6期GDP改定値は3.3%と速報値(1.9%)を1.4%上回る3.3%に上方修正されました。

  • この指標に為替市場は素直に反応し109円ミドルまで上昇しましたが、大型
    の熱帯低気圧「グスタフ」がメキシコ湾岸沿いの米石油基地を直撃する可能性が
    あることで、WTI先物価格が上昇し、これが重石となり上値を限定的でした。

  • 120ドル台まで上昇した原油でしたが、ハリケーンの被害が出れば戦略備蓄が
    放出されるとの見方が流れ、115ドル台まで急落。

  • NYダウの200ドルを超す続伸と原油価格の下落でドル・円は109円72まで買われましたが、前日同様110円台への勢いはありませんでした。


本日の注目点

  • 欧 8月ユーロ圏インフレ率
  • 欧 7月ユーロ圏失業率
  • 米 7月個人消費支出
  • 米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値
  • 米 8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)


ドル・円は108円50-110円のレンジを抜け切れません。

昨日のGDP改定値は上抜けのきっかけかと思いましたが、上値は限定的でした。

改定値は3.3%に上方修正され、その主因は輸出が好調ということのようですが、
それにしても1.4%も上積みされるとはやや驚きです。

NY市場では、この数字発表直後,「誤報」ではないかという噂が出たと聞いています。

もともと米GDPは個人消費が7割程度を占めているといわれていますが、今回の
数値に限っては外需(輸出)が牽引しているようです。

日欧とも直近はマイナス成長の中、今回の数値が今後どう変化していくのか注目して
いきたいと思います。

前日の耐久財受注と合わせて、米経済の底堅さを示す指標が相次ぎ、
ファンダメンタルズ改善の一つのきっかけになることも考えられるからです。

一方、懸念されるハリケーン「グスタフ」はジャマイカの首都キングストンを
直撃し、土曜日にはキューバの東側の通過し、来週月曜日にメキシコ湾岸沿いの
ルイジアナ州に上陸との見通しのようです。

このあたりにはアメリカの石油基地が集中しており、全米の25%ほどの
石油を産出しています。被害が大きくなれば、昨日のWTI先物価格が
急騰したような状況も考えられ、ドル下落のリスクも増えます。

 108円50-110円を抜けず値動きも限られていつなか、市場はどちらかへ
抜けるきっかけを探している状況です。

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フレディマックに新救済策?? 

おはようございます。

「ドル防衛 秘密合意」

一面の見出しが目に飛び込んできました。

今朝、眠気も覚めぬ6時、いつもの癖で日経新聞にさっと目を通そうと
一面を開いたら、上記の見出しが大きく掲載されていました。

皆さんの中にも驚かれた方がいるのではないでしょか。

よく読むと、今年3月ドル・円が95円台に突っ込んだ時の話で、
ドル防衛に向けて通貨当局が緊密に連絡を取り合っていたという記事でした。

おかげで、一気に目が覚めましたが、なぜ今のこの時期にわざわざ記事にしたのか?

内容よりもそんな疑問のほうが先に頭をかすめました。

よほどトップ記事が無かったのか・・・・。それとも、書かされたのか・・・?

一面だけでなく、5面にもご丁寧に解説がありました。

皆さん、どう思われましたか?


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 朝8時半に発表された耐久受注は市場予想を超え
    前月比+1.3%。これを受けてアジア、欧州と続いていた
    ドル安の流れが変わり109円後半へドルは上昇。

  • 109円90をつけたが、110円台に載せる勢いはなく、
    ウエーバードイツ連銀総裁の発言にドルが軟化、WTI原油先物市場で、
    原油高が進んだこともドルの上値を抑えました。

  • 日経ニュースでドル防衛に関する記事が(上記参照)
    流れましたが、過去のことでもあり影響はなかったようです。

本日の注目点

NY市場では、政府系住宅公社フレディマックに対する新たな
救済策が発表されるとの噂で、前日比マイナスで取引されていた
NYダウが100ドルを超える上昇を見せました。

やはり、このセクターの浮沈が今の相場に大きな影響を与えている
ことが確認された格好です。

ドル・円は、昨日の東京、欧州市場で108円台半ばを試しましたが
そこから下を試す勢いも無く、NYでは110円手前でユーターンするなど、
相場は方向感が無い中こう着状態になりそうな気配です。

一方ユーロについてもドイツ連銀総裁が金融緩和期待をけん制する
発言を行うなど、景気後退局面に入った模様のユーロ経済は今しばらく
景気の行方を見極めたいとする雰囲気が強く、手を出しにくい現状です。

また、グルジア問題に関してもユーロを手がけにくい状態になっています。

急落したユーロ・ドルも1.45台ではさすがに踏みとどまっており、
テクニカルでの買いシグナルは見えないものの、日柄的には反発の気配を
みせてもおかしくはない。

1.48を抜ければ1.5を試すチャンスはあると観ています。

逆に、1.45を割った場合には1.42までの下落スピードは
速いのではないかと思われます。

米住宅指標悪化 

おはようございます。

 北朝鮮は、米国がテロ支援国家指定を解除しないことを理由に核の
無能力化を中断すると、発表しました。

また以前、核施設を爆破するところがTVの画面に映しだされましたが、
これらの施設も原状どおり復旧させるとも発表しています。

これでは拉致問題の解決などはまた先送りになってしまいそうです。

横田めぐみさんのお父さんの体調もすぐれないことから、一日も早い解決を
日本中の人々が願っていると思いますが、苛立ちがつのります。


文字通り、核を武器に相手の顔色をみながら態度を変えていく北朝鮮の
戦術にこれまで何十回となく交渉を続けてきた米ヒル次官補もさぞかし肩を
落としていることでしょう。

もっとも、米国が拉致問題と核問題を同じテーブルに載せているとは
思えませんが・・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 欧州時間に独ifo経済研究所の企業景況指数が市場予想を
    大幅に下回る94.8と発表されユーロが全面安の展開に。
    対ドルでは先週記録した1.4631を割り込み1.45台へ。 
    また対円でも、一時160円を割り込みました。

  • 米7月の一戸建て新築住宅販売件数は51万5千戸と不振。

  • またS&Pケース・シラー住宅指数もマイナス17%と過去最大の
    値下がりとなりました。

  • この日発表のFOMC議事録も市場では材料視されませんでした。

  • 米連邦住宅公社監督局(OFHEO)が発表した4-6月の住宅価格指数は
    前期比マイナス1.4%と、結局住宅関連指数は軒並み下落となりました。


    本日の注目点

  • 米 7月耐久財受注

  • 米 週間原油在庫


米住宅関連の指数が軒並み悪化しています。

底を打ったと思われていた住宅価格は前年同期比17%も下落し、
1,987年以来21年ぶりの下落幅になりました。

住宅価格が下げ止まらない限り、米金融機関、
政府系住宅公社などの業績悪化は避けられず、
株価下落を経て、将来のドル安に繋がる可能性が残ります。

しかしながらNY市場では109円を切るドル安も観られず、
どちらかといえばドルが堅調な動きでした。

このところ続いている「テクニカルではドル買い、ファンダメンタルズでは
「ドル売り」の構図がそのまま反映された形になっています。

これまでの地合であったら、おそらくドルは大きく値を下げていたと
思われる、それほど悪い住宅関連指数だったと思われます。

ユーロ圏を牽引してきたドイツの景気悪化も鮮明になってきました。

ユーロ・ドルの1.45台、ユーロ・円の160円割れを示現したことで
市場は、日米欧とも景気が後退する中でユーロ圏に対して最も悲観的で
あるということでしょうか?

昨日の数値を見る限りドルの方により大きなリスクが存在するように
思えますが、今のところ不美人投票で、ユーロが頭ひとつ抜け出ている
ということでしょう。

【お金の話】Vol:3 


お金の話

第三話:中央銀行の誕生


前回、世界で最も古い中央銀行はスウェーデンのリクスバンクであると書きました。

1668年の設立です。しかし、イングランド銀行も古さでは負けていません。1694年には

設立されています。ただイングランド銀行の場合は当初、中央銀行として設立されたの

ではなく国家財政と関わって行きながら中央銀行に進化して行ったようです。

王国政府の銀行であったイングランド銀行は国の債権債務の管理や、発達していく商工業

の貨幣、信用供与、などを行っていく中で中央銀行になります。



1844年にイングランド銀行のみ銀行券発行の独占権が与えられ、唯一の発券銀行になり

1946年に国有化されました。国の通貨はその国の中央銀行が発行することは、われわれ

日本人にとって当たり前のことです。

しかし、国によっては複数の銀行が発行するところもあります。いい例が香港です。

皆さん行かれたことがあるのでお分かりかもしれませんが、香港には発券銀行が三行あり

ます。Bank of China(中国銀行)、HSBC(香港上海銀行)、Standard Chartered Bank

(スタンダード・チャータード銀行)の3行です。

もちろん同じ価値を持つ香港ドルですが、紙幣を観ると印刷されている背景が異なります。



金融に詳しい方には失礼な話になってしまいますが、一見、中央銀行っぽい名前の

民間銀行がいくつかありますので観てみましょう。


代表的(?)なのが 中国銀行です。この銀行は外国為替専門銀行で、中央銀行ではありま

せん。中国の中央銀行は「中国人民銀行」です。もっとも、「中国銀行」を日本の岡山に

本店のある「中国銀行」と間違える方もいるようですが・・・・・。

ドイツの中央銀行はDeutsche Bundes bank(ドイツ連邦銀行)であって、Deutsche Bankと

間違えやすいです。



では、米国の中央銀行はどうでしょう?

Bank of America(アメリカ銀行)ではありません。実は、中央銀行という制度はなく、

FRB(連邦制度準備理事会)が金融政策を司っていて、中央銀行の役割を果たしています。

米国では州の権限が強く、州単位の制度も発達しています。全ての州を統括する中央銀行が

存在しないのもそのあたりに理由があるのかも知れません。

FRBを構成するメンバーに、各地区の連銀総裁がいます。

12の地区連銀がありますが、その代表格はニューヨーク連銀で(Federal Reserve Bank

of New York)で、やはりFRBということになります。


ユーロ圏には、各国の中央銀行の他にユーロ圏全体の中央銀行であるECB

(European Central Bank)がフランクフルトに置かれているのはご存知の通りです。


次回は、9/2(火)の予定です。







※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



ドル円、不透明感漂う 

おはようございます。


東京株式市場の売買代金が低迷しているとの報道がありました。
一日の代金では3兆円あれば活況ということだそうですが、昨日は1兆3800億円と
3年ぶりの低水準だったそうです。税制、インサイダー、株主軽視・・・など、
個人投資家にとって環境が悪すぎます。
日本の株は当面上がらないと思ったほうが賢明でなないでしょうか?
個人的には、日経平均が2万円を超えるのは2010年まではない、と観ています。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
AIGが24億ドルの資産評価損を追加計上するとの見通しを大手証券アナリストが
発表したことで、株式市場は朝方から値を下げて始まりました。
さらに先週、韓国産業銀行により買収の噂があったリーマンが、同行との交渉打ち
切りとの報道で金融株が総崩れ、ドル・円も109円まで売られました。
中古住宅販売は前月比+3.1%と予想より良好な数字だったものの。在庫水準が
+3.9%と、引き続き住宅市場が回復していないことを裏付けた格好となりました。

本日の注目点

  • 米 FOMC議事録公開
  • 米 6月S&Pケースシラー住宅価格指数
  • 米 8月消費者信頼感指数
  • 米 7月新築住宅販売件数


NYの株式市場が大きく動いています。一日の値幅も150ドルから250ドルと大きく
市場の方向感が見えてきません。特に、金融セクターに不安要素が多く、株価が
大きく売られています。またこのセクターは収益回復の遅れが予想され、6-8月期
決算についても複数の金融機関が赤字との見方もあります。
昨日はAIGの追加損出だけではなく、米地銀の破綻もありました。
為替も株式市場に合わせるかのように値動きが大きくなっています。
110円台での滞留期間があいかわらず短いことで、ドル高に対する不信感も生まれて
きており、先行きやや不透明になりつつあるような気がします。

どちらかに大きくポジションを傾けにくく、テクニカルでのドル買いも米金融不安が
足を引っ張っているような展開になっています。ここは余りポジションを引っ張らず
108円-110円の値動きと割り切る方がいいかもしれません。

マーケット・プレディクション(8/25~8/29) 

依然としてテクニカルドル高、ファンダメンタルではなかなかドルを
安心して買えない状況が続いています。

先週木曜日には108円13まで下げたドル・円は翌日には110円まで急速
に戻しました。チャートはドル高を示しています。

3月の95円台から約半年かけて110円40まで上昇し、その間15円ほどの
ドル高が続いています。そして、日足では100日移動平均が間もなく
200日移動平均を下から上に切ろうとしています。また週足を観ても
113円半ばでは100日移動平均線に追いつくところまで来ています。

いずれも、そこでキャップされる可能性はあるが、今のところ上昇局面に
いることは間違いなさそうです。

一方、資産担保証券の価格がこの四半期でも下げ止まらなかったことを背景に
米金融機関の6-8月期決算予想を下方修正する動きも活発化してきています。

また、住宅価格の大幅な下落は見られないものの、下げ止まり感は依然みられず、
信用収縮に伴う住宅ローンの貸し渋りと、価格下落がドル下落のリスクが存在する
ことは否定できません。その意味で明日発表のS&Pケースシラー住宅価格指数には
注目です。原油価格がピークから20%以上も下落しているため、インフレに対する
先行き不安はやや後退しました。先週末の講演でバーナンキ議長も「今年後半から
来年にかけてインフレは落ち着く。」との見解をしめしています。

原油価格、NYダウの動きを見ながらの神経質な動きは続きそうです。

■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・ 109円 ~ 112円

ユーロ/円 ・・・ 160円 ~ 164円

ユーロ/ドル・・・ 1.4500 ~ 1.500

■ 今週の注目材料 ■

8/25

米 7月中古住宅販売


8/26

米 FOMC議事録公開

米 6月S&Pケースシラー住宅価格指数 

米 8月消費者信頼感指数

米 7月新築住宅販売件数

8/27

米 7月耐久財受注

米 週間原油在庫


8/28

米 8月フィラデルフィア連銀景況指数

米 4-6月期米GDP改定値


8/29

欧 8月ユーロ圏インフレ率

欧 7月ユーロ圏失業率

米 7月個人消費支出

米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値

米 8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)




ドル円急速に戻し110円台に 

おはようございます。

北京五輪が終わりました。今回のオリンピックは開会前からいろんな問題があり、
その後「口パク」「CG」などもありましたが昨日、成功裏に閉幕しました。
開会前、この欄で中国が金メダル争いで圧勝するのでは、と予想しましたが、
結果は、その通り51個と二位のアメリカに15個の差をつけ圧勝でした。

東京オリンピックを契機に先進国の仲間入りをした日本」同様、これからの中国の
先進国としての品格と経済成長に注目したいと思います。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 韓国産業銀行による、リーマンブラザーズ買収の観測にNYダウは急伸。金融不安が後退との安心感から、ドルは109円後半へ。
  • FRB議長の講演内容も、現状の原油価格であれば、インフレは年後半から来年には安定に向かうとの認識が示され、株式市場で好感されダウは200ドル近い上昇を見せました。
  • また、火災で封鎖されていたトルコのパイプラインによる原油供給再開の報道でWTI先物価格が急落。前日の急騰を上回る下げとなり、ドル・円は110円15銭まで上昇。


本日の注目点

  • 米 7月中古住宅販売


先週木曜日にドル・円は急落しましたが、金曜日にはその下げを一日で回復し結局、
行って来いの相場でした。同様に、原油価格も6ドルもの値幅で乱高下し、為替、原油
ともやや方向感に乏しく不安定な状況です。

韓国産業銀行によるリーマン買収報道で、一旦は信用収縮が収まる気配を見せるが、
ファニーメイ、フレディマックへの公的資金注入観測は消えず、今後蒸し返されるたびに
市場はドル売りに傾くことになろう。

実際、先週末はNYダウが大幅高をしたにもかかわらず、フレディマック株は11%も
下げています。格付け会社ムーディーズが同社の優先株と財務格付けを引き下げた
からです。

テクニカル的には109円を固めつつあるドル・円ですが、110円台での滞留時間が短いため、
現状は売り場にはなっていますが、112円を目指すにはやや時間がかかるのと、原油価格が
100ドルを割り込むなどの材料が必要はことに変わりはない。

WTI原油急反発 一時、前日比6% 

おはようございます。

東京地方は昨日の夕方6時過ぎから激しい雷雨がありました。

そのせいか、今朝は久しぶりに涼しい朝です。

気温は20度くらいしかなかったんじゃないでしょうか。一日だけかかも知れませんが、

何か得をした気分です。

それにしても、今年は局地的な「集中豪雨」が多いですね。皆さんの地方は如何ですか?

これも地球温暖化による異変なのでしょうか・・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

・  東京市場でオプションがらみの大量のドル売り、円買いだ出たことで
   108円台に急落したドル・円は、NYの朝方108円前半まで売りこまれました。

・  英FTがロシアの石油開発が遅れており、供給が絞られるとの報道で
   WTI原油価格が急騰。一時122ドル台と前日比6%ほどの上昇をみせました。

・   リーマンブラザーズの資本増強で韓国・中国の政府系ファンドとの
   交渉が決裂したとの報道や、有力アナリストによる米金融機関の
   格下げもドル売りを誘ったようです。

・  週間失業保険申請件数 →43万2千件(前月比1万3千件減少)

・  フィラデルフィア連銀製造業景況指数 → -12.7(マイナス幅は前月比縮小)


本日の注目点

・ 欧 ユーロ圏6月経常収支

・ 米 バーナンキFRB議長が金融市場の安定化について講演


原油価格が急反発しました。このところ安定したドルが急落したことに加え、

ロシアの石油供給の減少予想や、米ソの緊張の高まりを背景に急伸したようです。

また、これまで調整を続けて来た原油先物市場では、先安を見込んだ売りたて玉が

積みあがったおり、これらの巻き戻しとの指摘もありました。

昨日は、前日までのドル堅調がうそのようにドルが下げました。109円での攻防も

ほとんどなく108円13まで下落。

110円台がやや遠くなりましたが、基本的なトレンドは変わっていないと思われます。

ドル・円では106円中ごろに95円から上昇している抵抗線と、200日移動平均の

抵抗線の、強力なサポートがあります。

 一方、ユーロ・ドルが一旦下げ止まった感があり、1.46を割り込まなかったことで

1.52あたりまで戻す可能性もありそうです。その場合には、さすがにドル・円も

107円に突入かと思われますが、次の材料を待ちたいと思います。

ファニーメイ、フレディマック大幅続落。 

おはようございます。

連日北京オリンピックの話題ですが、昨日の男子5千m予選で、
日本のこの競技第一人者の松宮選手がでました。

3千m付近で他の選手にかかとを踏まれ、左足の靴が脱げてしまいました。

マラソンならその靴を拾って履きなおし追いかけるんでしょうが、5千mでは
そうもいかず、結局最後まで左足は裸足のまま走りきりました。

私などは、足の裏の皮がむけてしまうんではないかとはらはらして観ていましたが、
松宮選手は試合後のインタヴュでそのことを聞かれ「脱げなくても結果は同じです。」と
答えていました。

すがすがしい受け答えに思わずTVの前で拍手をしたのは私だけではなかったでしょう。

まだ若いので、竹澤選手同様これからも頑張って欲しいですね。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

・ NYでは特に経済指標の発表もなく、値幅もない小動きの一日でした。

・ ファニーメイ、フレディマックに対する国営化の懸念が払拭できず、この日も
  前日同様両社の株が大きく売られました。

・ 週間原油在庫統計で在庫の積みあがりが予想以上に膨らんでいるとの発表で
  原油価格は112ドルまで急落、ドル円も110円台前半まで買われました。

・ しかし、ドル買いも続かず、109円後半一進1退。ユーロドルも1.47を挟んだ
  小幅な取引でした。


本日の注目点

・ 米 8月フィラデルフィア連銀景況指数

米財務省当局者がフレディマックの幹部との会合を持つ、との観測から
ドルがやや軟化しています。

一部には、公的資金注入についての詳細が事務レベルで進んでいるとの
観測もあり、ファニーメイと共に両社の株が連日安値を更新していること考えると、
全くの噂とも思えない気がします。

日欧のファンダメンタルズの悪化を背景に、円、ユーロが弱含んでいることから、

テクニカルではドル買いが優勢な状況ですが、上値も日ごとに重くなってきて
いるのは否めません。

金融株に対する先安感もあり、ドルにとってネガティブな材料となっていて、
原油安を相殺するような動きにもなっています。

ここから112円~113円に向かうには、更なる原油安と金融株の安定は不可欠です。

7月のはじめに147ドル台を記録したWTI先物価格もこのところ調整を続けて
いますが、さすがにこの調整の長さを理由に専門家の中には100ドル割れを
指摘する声もでてきました。

今週後半は相場を動かす材料に欠けることから110円を挟んだ動きかと思いますが、
110円台で週を越せるかどうかに注目しています。


ドル高一服。NYダウ続落。 

おはようございます。

夏休みも余すところあと10日ほどになりました。

中学生のころ、この時期になると残っている夏休みの宿題をあわてて

仕上げていた記憶があります。

図書館へ行って気温と天気を調べたり、友達と集まって教えあったそして残り

3~4日前には何とか仕上げて、「やったぞ」と自己満足。

猛烈に勉強して仕上げるのも、残りの3~4日で再び思いっきり遊ぶための「試練」でした。

結局、夏休みは遊びに始まって、遊びで終わっていました。

今のように「塾の夏期講習」で明け暮れる夏休みではないいい時代だったと思います。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

・ リーマンが第三四半期決算で40億ドル(約4400億円)の赤字になるとの
  アナリストリポートで、  株式市場ではこの日も金融セクターが大きく売られ、
  NYダウは大幅続落。

・ 7月の住宅着工件数は市場予想より悪化しており、17年4ヶ月ぶりとなる
  965,000件。さらに住宅許可件数は937,000件と住宅市場の低迷を反映しました。

・ 消費者物価指数は前月より下がったものの1.2%と市場予想を大幅に上回りました。

・ このため、これまで堅調だったドルも対円、ユーロで売られ、
  利食いのドル売り優勢でした。


本日の注目点

・  特に重要な経済指標の発表はありません。


NYダウが下げ止まらないことから、さすがに堅調なドルも上昇は一服した感じです。

昨日、欧州経済センター(ZEW)発表の独景況感指数はマイナス55.5と、

マイナス幅は前月より縮小。ユーロドルは売り買いまちまちの中、

1.46前半を何度か試したが押し戻された展開でした。

またドル円も110円台に届かず,終始109円台での取引となり、ドルの上値が

やや重くなってきました。

しかし、地合に変化はなく、109円台を固める動きではないかと思われます。

気になるのはこのところ下げが加速している米株式市場です。

金融株の下落が株式市場の全体の足を引っ張っていますが、昨日は

サックス(日本でいう三越か高島屋)の四半期決算も大幅な赤字と発表され、

個人消費にも急ブレーキがかった可能性もあります。

米金融機関は資産売却を積極的に進めていますが、今後予想される第三四半期での

決算が再び大幅な赤字に見込まれることになると、株安→ドル安の流れになることも

考えられ、このシナリオが最もドル安の危険性をはらんでいると思われます。



お金の話Vol:2 

第二話:貨幣の価値と利便性


お金の誕生については前回述べましたが、われわれが毎日使っているお金、
例えば千円札は紙ではありますが、千円の価値があります。

当たり前ですが日本国内ならば、いつでも、どこでも千円の物と交換できます。

それは発行元である日本銀行が1000円を保障しているからに他なりません。

絶対的な価値が保障されているから安心して保管できるわけです。

塩や貝が貨幣として使われてきたわけですが、貨幣を使用する目的は四つ
あると言われています。

第一は、交換する時の支払い手段です。

第二に、富を蓄える手段です。

第三は、価値を測る尺度として用いられます。

最初の二つに目的はすぐに理解できますが。第三の理由はやや説明が必要です。



例えば、桃1個と塩1gが交換され、鯛1匹と塩3gと交換されるなら、鯛1匹と桃3個の
価値が同じだということになります。

このように、貨幣として塩を用いることで、他の財の交換価値を測ることが
できるわけです。

その後時を経て、貨幣は金、銀、銅などの金属に移っていきます。

金属のほうが、利用価値があり、耐久性や、運び易さ、分割などの点で
優れていたからです。

そして更に時を経て、統一国家という中央集権的な体制が出来上がると、
通貨が誕生します。

中国を統一した最初の皇帝、秦の始皇帝は円形の通貨に文字のある銅銭を
普及させました。

また、日本では7世紀後半には富本銭と呼ばれた銅銭が造られました。


このように、国家の絶対的な保障、品質を背景に、貨幣を専門的に造る
機関(中央銀行)が設立されるようになり、イングランド銀行は1844年に設立され
銀行券を独占的に発行しました。

世界で最も古い中央銀行ということになると1668年設立のスウェーデンの
リクスバンクと言われていますが、やはり中央銀行の原型モデルと考えられているのは
イングランド銀行のようです。

わが国の中央銀行、日銀が設立されたのは1882年のことです。

次回は、「中央銀行」の歴史を観て行きます。

米住宅供給公社公的資金注入か? 

おはようございます。

 日曜日から昨日にかけて、関東地方ではしのぎやすい日が続きました。

日中はまだ30度を大きく超える日がありますが、朝晩は僅かですが、涼しくなって

きたような気がします。

昨日夜8時半ごろ近くの公園をジョギングしていると、虫の音が聞こえました。

秋は確実に近づいてきています。

一年で一番いい季節、秋・・・。

その秋を迎えるために、われわれは厳しい暑さを耐えているのかもしれません。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

・ ファニーメイ。フレディマックが国有化されるのではという懸念からNY株式市場では
  金融セクターが大きく売られ、NYダウ全体の下げを誘発しました。

・ また、リーマンブラザーズの6-8月期四決算が再び大幅赤字になるのでは
  という見通しも報道され、ドルの上値を抑える形になりました。


・  この日は重要な経済指標もなく、ドルは小動き。
  原油価格の先行きが不透明なこともあり、 ドル円では109円台を観たものの、
  すぐに110円台に戻すなど方向感が見えない取引に終始しました。



本日の注目点


・日 日銀金融政策決定会合、政策発表

・欧 独8月ZEW景況感調査

・米 7月生産者物価指数

・米 7月住宅着工件数


昨日のNY株式市場では、ファニーメイ、フレディマック両社に公的資金が

投入されるとの憶測から株価が大幅に下落し、一日で25%ほど下げました。

同様にリーマンの株価も大幅安となり、金融機関は一連のサブプライムローン問題

で「第三ステージ」に来ているとの指摘もあります。

 すなわち、住宅価格の下落が止まらない以上金融機関の損出計上が繰り返され、今後

資本増強が困難になる可能性があるということです。公的資金を持って不良債権を一気に

処理してしまおうというシナリオです。

かつて日本で行った方法ですが、実施されるかどうかは今後の大手金融機関の

決算次第ということになりそうです。

大手米銀を中心に、住宅関連資産を売却しようという動きが加速していますが、

問題は受け皿です。

今のところブラックロック、ブラックストーンなどの米大手ファンドがその役割を

担っていますが、果たして十分なのかどうか・・・・。

 テクニカル的にはドル高の流れが続いていますが、この問題からは目が離せないところです。


本日の夕方にはドイツのZEW景況指数が発表になります。

今回のユーロ安のきっかけが、ドイツのマイナス成長だったわけですので、ユーロドルが

1.45をテストするのかどうか注目されます。

マーケット・プレディクション(8/18~8/22) 

マーケット・プレディクション(8/18~8/22)

日米欧を含めた世界各国で景気減速の嵐が吹き荒れています。
とりわけ、日欧は直近の経済成長は「マイナス」という「減速」から「後退」という
状況に陥っています。
ものの値段が上がりインフレが進んでいる中での経済成長の悪化は、中央銀行の
とれる政策の選択肢を狭めています。

現在直面している混迷は、一年前の「パリバショック」からは始まりました。
BNPパリバ傘下のファンドが資金の凍結を行ったことから、サブプライムローンという
言葉が連日新聞の金融欄に登場し、欧米の主要金融機関を襲いました。
とくに大手米銀はその傷も深く、膨大な損出額計上を余儀なくされ、赤字決算に
追い込まれたことは記憶に新しいところです。

当然、株価は暴落し、景気は低迷することからFRBが大幅な金融緩和を続け、
ドル・円が100円を割り95円台に突入しました。
この時点で大量の資金が通貨から原油、穀物、メタルなどへ流れ込み、原油価格を
中心に高騰を続け、生活用品を含めた物価が急速に押し上げられました。
FRBが大量の資金を市場に供給したことがこの流れに拍車をかけたことも否定できません。

この結果、インフレが加速し、個人消費にブレーキがかかり、世界経済の減速へと
連鎖して行くことになります。

8月に入ってからは、原油価格が大幅に下落したことで、春以降続いてきた流れに
巻き戻しの動きが見られるようになってきました。
すなわち、原油、穀物、メタルなどを売って通貨ドルを買う動きです。事実、4月に
1000ドル目前まで買われた金は先週末800ドルを下回るところまで売られました。

住宅価格に底入れ感は見えず、依然リスクはあるものの最悪期は脱した米国、
一方今後景気後退の指標が出てくる可能性が高い日欧。
「不美人投票」といわれる中でも米国の「美しさ」が若干上回っているようです。
テクニカルで観るとドル・円の抵抗線は113円50-70あたりに位置しており
時間をかけながら試しに行くものと思われます。


■ 今週のレンジ ■

    ドル/円   ・・・ 109円 ~ 112円
    ユーロ/円  ・・・ 161円 ~ 165円
    ユーロ/ドル ・・・ 1.4500 ~ 1.500

■ 今週の注目材料 ■

 8/18(月)

    日 日銀金融政策決定会合(19日まで)
    欧 ユーロ圏6月貿易収支

 8/19(火) 

    日 日銀金融政策決定会合、政策発表
    欧 独8月ZEW景況感調査
    米 7月生産者物価指数
    米 7月住宅着工件数

 8/20(水) 

    経済指標の発表はなし。

 8/21(木) 

    米 8月フィラデルフィア連銀景況指数

 8/22(金) 

    欧 ユーロ圏6月経常収支
    米 バーナンキFRB議長が金融市場の安定化について講演

ドル堅調 

おはようございます。


 昨日はマラソンなどいろんな競技が行われ、TVの前からなかなか離れられない

一日でした。女子マラソンは残念でしたが、個人的には男子一万mに興味があり、夜中の

12時半過ぎまで決勝戦を観ていました。

エチオピアのベケレ選手が二連覇を達成しましたが、それにしても、一周400mのトラック

を24周したあと、最後の一周を53秒で疾走するあの速さには驚くばかりです。

何年たっても日本人には勝てない種目だなという思いを、また強くしました。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

・ ドルは全般的に堅調でしたが、値動きは小幅でした。

・ NY連銀製造業景気指数と鉱工業生産が市場予想を上回り、ドルは上値を試す展開に。

・ この日の原油価格は依然調整の域を出ず続落。

  一時111ドル台まで売られるなど高値より25%近く下落。

  インフレ懸念が高まる中、中長期的にはインフレ解消には好影響。

・ NY連銀製造業景気指数 → +2.8

・ 鉱工業生産 → プラス0.2%

・ ミシガン大学消費者信頼感指数 → 61.7


本日の注目点 

・日銀金融政策決定会合

・FRBが資金供給措置のため融資入札開始。


先週からのドル高は対円で109円~110円台を徐々に固めつつあるように思えます。

原油価格が「思った以上」の調整を続けていることが大きな要因ですが、機関投資家、

ファンドも原油、穀物から通貨ドルへ資金をシフトしていることは鮮明です。

 対ユーロで1.45を割り込むようだともう一段のドル高があるかもしれません。

ドルが上昇する場面では、対円では輸出からのドル売りが確実に持ち込まれることから

上昇スピードは遅くなり、一方で対ユーロではドル買い・ユーロ売りの実需は圧倒的に

少ないことから、ユーロ・円は下落します。

他のクロス・円でも概ね同様の傾向が観られます。

今週はユーロ・ドルがどこまで下落するのかが注目されますが、21日に発表される

8月ユーロ圏のPMIが鍵を握っています。

4-6月期のGDPがユーロ誕生以来初のマイナス成長だったユーロ圏の景気が、

さらに悪化の傾向を示すのかどうか?

仮に悪化が確認されるようだと1.42までユーロが下落することも考えられます。

ユーロドル、大幅下落 

おはようございます。

連日北京では熱戦が繰り広げられていますが、昨日は日本期待の選手に明暗が分かれました。
水泳の北島選手は日本人初の二大会連続の金二つで「国民栄誉賞」の声も・・・・。

一方,柔道の鈴木選手は初戦敗退。

二人ともこの日のために血の滲む様な練習を積み、ある意味自分の人生をかけてきたはずです。
年齢的に言えば二人ともそろそろ引退して指導者として次の人生が始まるのもそう遠い話ではないでしょう。

しかし、今回の勝負の結果が今後の人生に大きな影響を与えることは間違いありません。
鈴木選手が負けた瞬間、床にうずくまっている姿は印象的でした。しかし彼は前回のアテネオリンピックでは100キロ超級での金メダリストです。すばらしい実績を持っているわけです。
今回の敗戦につぶされることなく、堂々と指導者として成長して行って欲しいと思います。

それにしても、人生にある「三つの坂」の三つ目、「まさか」という坂は厳しいですね。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 7月消費者物価は予想を上回る+0.8%でした。コア指数も+0.3%とインフレ懸念が再度台頭し、金利先高を予想する向きもありましたが、原油価格が大きく上昇する気配を見せなかったことでドル上昇も小幅にとどまりました。
  • 欧州市場で発表されたユーロ圏GDPがマイナス0.2%と、欧州主要国の景気減速が鮮明になってきたことから、NYタイムに大量のユーロ売り・ドル買が出た模様です。
  • 市場全体ではドル高傾向が続いており、対ユーロ、対円でどこまで上昇があるか株式市場、原油市場と絡めて注目です。


本日の注目点

  • 米 NY連銀製造業景気指数 
  • 米 7月鉱工業生産
  • 米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数


米CPIが予想以上の高さを見せたことで、FRBによる利上げ予想もでてきました。
ECBが利上げに踏み切ったのが7月3日。この一ヶ月あまりでユーロは対ドルで1.60台から1.47台へと1300ポイント余りの大幅下落です。

当初、市場はこのまま4%を超す物価上昇が続けば、ECBによる追加利上げがあると読んでいましたが、懸念材料はユーロ高でした。さすがに高値から1300ポイント下落した現状では「足かせ」は外れたと思われます。
原油価格の下落傾向が続いているためユーロ圏のCPIが4%台で高止まりする可能性は薄れてきましたが、今後の指標発表に注目したいと思います。

一方の米国ですが、昨日のウォールストリートジャーナル紙でグリーンスパン前FRB議長は「住宅価格は来年上半期には安定するだろう。」という見通しを述べていました。同時に、価格下落は止まっても不透明さは2009年いっぱいかそれ以上続くとも指摘しています。この見通しは先月ポールソン財務長官が「住宅市場は数ヶ月でおおむねメドがつく」という発言とは相容れませんが、仮に住宅価格が早い段階で落ち着きを取り戻せば、FRBが利上げに踏み切る可能性は高くなります。
日米欧ともに景気後退が避けられない現状では、金利の行方が相場の流れに大きな影響を与えることになります。

クロス円が急回復 

おはようございます。

お盆のせいか今朝の通勤電車は空いていました。座れるほどでなないですが、ゆっくり新聞を広げて読めることは、朝の通勤時間の有効利用といえます。

しかし、わたしが毎朝利用するJRも込んでいますが、調査では関東地方で一番混雑するのはJR山手線の上野~秋葉原だそうです。高崎線、常磐線の満員電車が上野に到着し、東京方面へ移動するここ区間はさぞかしすごいのでしょう。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 朝方はNYダウが180ドル以上下げ、原油価格も久々に反発し上昇したことでドルが売られ、対円では108円50近辺までドル安が進みました。
  • しかし、その後の米小売売上高が前月比マイナス0.1%とマイナス幅が予想より小さかったことと、前月の同数値が上方修正されたことでダウが徐々にマイナス幅を縮小させ、ドルも上昇へ。
  • 結局、ダウもマイナス100ドル程度に収まり、ドル/円も110円目前まで値を戻しました。
 
本日の注目点
  • 欧 独第二四半期GDP速報値
  • 欧 ECB月例報告
  • 欧 4-6月期ユーロ圏GDP速報値
  • 米 7月消費者物価指数


利食いのドル売りと原油高、株安に、ドルは下値を試しましたが、対円では108円をキープできたことと、日本経済の景気低迷が鮮明になってきたことでドルは急反発。

一時110円目前まで買われました。

110円の半ばがやや重くなってきており、輸出筋も確実にドル売りを持ち込むレベルになってきましたが、このところの日本経済の景気後退を示す指標を背景に積極的に円も買いにくいと思われます。

また、ユーロドルの調整も依然不透明で、ユーロが急伸する懸念も少ないことからドル買いが優勢のように思えます。本日は、ユーロ圏の景気に関する指標が発表されます。

1.60台からのユーロの急落は、ユーロ圏の景気後退による金利先安感がきっかけになりました。日米欧ともに景気悪化が表舞台で論じられていますが、これまで米経済に当てられていたスポットライトが、日本とユーロ圏の景気見通しが、徐々に舞台の隅から中央に立たされた格好です。

ここから投資家がどの国を売り、どの国を買うのか判断することになりますが、やはり原油価格との関係はしっかりウォッチしておきたいと思います。

NYダウ金融株下落でドル安に 

おはようございます。

外食産業が苦しそうだ。
すかいらーくが業績改善に向けて動き出しそうだ。ニュースで見た限りだと500人の削減、350店舗の閉鎖と出ていました。先日から中国の餃子や産地偽装食品や食べ残し事件など「食」に関するニュースが多発している。これでは、嫌でも耳に入るし、意識してしまうのは無理がないと思います。
有機野菜などや100円回転寿司のようにセールスポイントがあるところは、ターゲットを絞っているのである程度は対応できるかもしれないがファミリーレストランなどは、店舗数なども多いためコストを考えると難しいのかも知れません。
個人的には、食することは好きなので今後の外食産業にも期待したいところです。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • NYダウの続落と米長期金利の下落から、このところ続いていたドル高にブレーキがかかりドル円は119円前半まで売られました。
  • モルガンスタンレーが米SECへの報告書で、モーゲージ関連の資産評価額が7月以降15億ドルに膨らんでいることが判明、金融株が全体的が大きく売られました。
  • ダラス連銀のフィッシャー総裁が「下半期の米経済はほぼゼロ成長」との見方を示したこともドル下落に影響したようです。
  • 依然として住宅価格の下落が米金融機関の資産を劣化させており、米経済成長の重しになっている構図から抜け出していないようです。
  • 6月貿易収支→567億7200万ドルの赤字(前月比マイナス4.1%)


本日の注目点

  • 英7月失業率
  • 英7月失業保険申請件数
  • ユーロ圏6月鉱工業生産
  • 英BOE四半期インフレレポート
  • 米7月輸入物価指数
  • 米7月小売売上高


ドル円は、110.30台をつけ下落しています。昨日の金融不安が再燃し、タカ派と見られたスターン・ミネアポリス連銀総裁が信用市場と景気に弱気な見通しを表明しドル円の下落につながりました。レンジとしては、上昇トレンドに変化は出ていませんが108円を割り込むと心理的、テクニカル的にも売りが出てきてもおかしくないと思います。

さらに気になる点は、オセアニア通貨の下落が目立っています。
オージー円については、91円台がサポートとなりそうでそこまでの下落を試す展開となっています。ここ最近、高金利通貨の動きが激しくなっていますがこれが高金利通貨の特徴となります。
今回のように一方通行で動いてしまうこともありますのでポジションを作る際には慎重に行動をすることをお勧めします。

お金の話 


お金の話



第一話:貨幣の誕生



7月29日の日本経済新聞朝刊「春秋」欄にこんなコラムがありました。

『最初は貝殻や毛皮。次に金や銀。お金の歴史である。希少な材料だからこそ価値がある。
現代の通貨は紙でできている。なのに、どうして皆が大切にするのだろう?
小学生に聞くと、愉快な答えが返っていきた。「たぶん思い込みでしょう」』

そしてさらに続く、

『では、世界中の人が大事だと思っているは、どこの国のお金でしょう?』
答えは、世界の基軸通貨ドルです。


最近、そのドルの価値が心配されていますが、今回は「お金」の話です。

古代の人々は、洋の東西を問わず、交換を円滑にするために、物品貨幣(塩、貝)を
用いていました。では、なぜそれらの物が貨幣として使用されるようになったのでしょうか?
人類が自給自足経済から、自らの欲するものを他の人から物々交換によって手に入れる
ようになるのは自然なことでした。

海や川のそばに住み、魚を取ることに長けていた人は魚を取ります。一方、狩猟の
うまい人はシカなどを狩り、肉をとります。毎日同じものばかり食べているわけにもいかず、
魚と肉を交換することによって普段口にしないものを食べ、欲求をみたすようになるわけです。

しかし、ここで問題が起こります。魚を持って肉と交換したいと思ったら、肉を持っている人を
見つけるだけでは十分ではありません。なぜなら、肉を持っている人が全員、魚が欲しいとは
限らないからです。中には果物を欲しい人もいますし、塩が欲しいひともいるはずです。肉を
持っていて魚を欲しい人を見つけなければ物々交換は成立しません。
つまり、取引を成立させるためには、肉を持っている人を見つける「偶然」と、魚を欲しがって
いる人を見つけるという「偶然」の二つをクリアしないといけないことになります。

ここに貨幣誕生のヒントがあるわけです。

物々交換が進んできた状態を見てみましょう。

例えば、Aは魚を持っていて、それをBという人が持っている肉と交換しようとして、
成功すればAもBも魚と肉を食べることができます。そこにCという塩を持っている
人が現れたとしましょう。

Aはまず自分の魚とCの塩とを交換し、自分が使う以上の塩を手に入れます。
そして、その後、その塩を交換に用いてBから肉を手に入れることができます。

しかも、塩は日持ちがするので、手元に置いておけばいつでも、必要な時に
交換に使用できます。すると、Bもいざという時の交換のために、塩をいつも
手元に持つようになります。このように塩は貨幣として使われるようになりました。

このようにして貨幣が誕生する訳ですが、貨幣として使われたものに、ギリシャでは
牛がありました。ただ、牛は保管や移動がそれほど簡単ではありません。
中国やアフリカ、日本では貝が使われました「タカラガイ」という種類の貝で、子安貝
(コヤスガイ)とも呼ばれ、安産のお守りにもなったそうです。

その他にタバコ、毛皮、干鱈などが貨幣として利用されたという記録がのこっているそうです。

To be continued・・・

次回は、8/19(火)の予定です。


※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



引き続きユーロ急落 

おはようございます。

北島選手おめでとうございます。 

さすがですね、「有言実行」なかなかできるものではありませんが世界新での金メダル。
鳥肌が立ちました。オリンピックという舞台を経験できる人間は、本当に一握りの人たちです。
<私たちが分かる領域ではないですが、ここまでくるのに犠牲にしたものも多数あると思いますし思う存分選手の皆さんには、楽しんでもらいたいものです。

頑張れ、日本!!

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • このところのドル高の中、利益確定のドル売り円買いが優勢だったものの、ドルの下値は限定的でした。
  • グルジアとロシアとの緊張が高まっているものの、原油価格は下げ止まらず、112ドル台まで下落。引けにかけてはもどしたものの100ドルを下回るとの見方もあるようです。
  • 109円55まで下げたドルも原油安,株高、さらにユーロドルの下落に引っ張られる形で110円半ばまで上昇しましたが、さらに上値を試す材料もなく110円15で取引を終えました。


本日の注目点

  • 英7月消費者物価指数


引き続き原油価格の大幅下落で、ドル買いが強まっています。昨日の午後には対ドルでドル売りが出た場面も見られましたがドルの強さを確かめた様子が伺えます。
結果、ドルの強さ(ユーロの弱さ)を再認識してユーロドルは、下落につながったように認識しています。またテクニカルでも連日の下落によりサポートとされていたラインをことごとく割っている状態が続いています。この先も下落余幅は残っていると思われますので慎重なポジションメークをお勧めします。

また米ドルですが
  • 米政府系住宅金融機関(GSE)の米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)の
    クレジット損失が同社の予想以上となり、引き続き、資本基盤と利益を圧迫するとの見通し。
    ファニーメイの株価は一時10%急落。
  • 米のワコビアは11日、米証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告の中で、住宅市場の一段の状況悪化を受け、雇用削減規模を従来発表から拡大することを明らかにした。3週間前の発表を600人上回る6950人の雇用を削減する計画。またこれに加えて4400人のオープンポジションも削減するため、トータルでの削減数は1万1350人となる。 (ロイターより)
とのことでやはり、簡単には片付かないしこりが残っています。
さらにドルが上昇するためには、ファンダメンタル的にアメリカの指標等で実質的な良い数字が必要となりそうです。引き続き、原油、ユーロドルの動きに注視しながらの相場展開となりそうです。

マーケット・プレディクション(8/11~8/15) 

マーケット・プレディクション(8/11~8/15)

先週後半からドルが強含んできました。特に、対ユーロではわずか3ヶ月強で1000ポイント以上、1.6台から1.49までドル高・ユーロ安が進んできました。
これは、ユーロ圏全体に景気先行きに黄色信号が点滅しだしたことが主因です。
これまでユーロ圏経済を牽引してきたドイツ経済がさすがに息切れしてきたようです。

先週末発表されたイタリアのGDPも前期比マイナス0.3%とユーロ圏内の景気低迷が徐々に目立ちだしてきました。個人的にはECBが年内に追加利上げに踏み切ると観ていましたが、このままの状況が続くとさすがに利上げは難しくなってきそうです。

ドル/円も先週のNYでは110円39銭までドル高が進みました。
今年一月以来の円安レベルということで、本邦からのドル売りが相当出た様子でしたがそれらを買ったのがヘッジファンドを含めたシカゴ筋ということになろうか。
事実シカゴ先物の通貨建て玉でもドル買い円売りのポジションが積み上がってきています。

同時に、NYマーカンタイルでの原油先物では売り立てが増えてきており、原油から通貨への資金シフトが鮮明になってきています。

ただ、ドル高がこのまま一方通行に進むかといえば、そうとも言えないと思います。3月の95円台から既に15円近くドル安修正が進んでいることを考えると今年の「ドル最安値」は決定的ではあるが、サブプライムローン問題はまだ終わっていません。

住宅価格下落に始まった「負の連鎖」は終わっていません。今週は13日水曜日に日本のGDP速報値が発表されます。これまでと異なり注目度はかなり高いようです。市場ではマイナス成長を予想する声が多いようですが、先週からの円安のきっかけになった「日本経済の弱さ」が確認されるようだと、もう一段のドル高、レベルで言えば111円~112円程度のドル高/円安も考えられます。

米経済の弱さから日欧の経済の弱さへ市場の目がシフトして来ているようです。

■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・ 108円 ~ 111円
ユーロ/円 ・・・ 163円 ~ 167円
ユーロ/ドル・・・ 1.4800 ~ 1.5200


■ 今週の注目材料 ■
8/11
米 6月貿易収支
米 7月財政収支
8/12
欧 UBS4-6月期決算発表
米 6月貿易収支
米 7月財政収支
8/13
日 4-6月期GDP速報値
欧 ユーロ圏6月鉱工業生産
米 7月小売売上高
8/14
欧 独第二四半期GDP速報値 
欧 ECB月例報告 
欧 4-6月期ユーロ圏GDP速報値
米 7月消費者物価指数
8/15
米 NY連銀製造業景気指数
米 7月鉱工業生産
米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数






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ユーロの急落 

おはようございます。

ようやく柔道に待望の金がでました。
谷選手が銅メダルに終わったことで、やや沈滞ムードが漂う中で金メダル第一号です。
普段なかなか柔道の試合を見る機会がなく、今回のようにオリンピックになると突然「柔道評論家」に変身するのは、私一人ではないと思いますが、TVを観ていて感じたのは、柔道の試合らしくないということでした。

軽量クラスだったこともありますが、柔道といえば、両手を上に上げ、「さぁ来い!」と腕を組み、技を掛け合う、そんなイメージが強かったわけですが、昨日観た試合は足元に飛び込んで体を持ち上げる、まるで「レスリング」の様な試合ばかりでした。「勝つための柔道」なのかも知れませんが、誰が勝ってもすっきりしませんでした。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • ドル/円が今年の1月以来の110円台載せまで上昇しました。
  • 原油価格が下げ止まらず、114ドル台まで下落。高値からの下げ率は22%まで拡大しました。
  • 併せて、NYダウでは株式が大幅に買われ、前日比300ドルを超す急騰でした。


本日の注目点
  • FRBが資金供給措置のため融資入札開始。


WTI原油価格が120ドルを下回ったことと、為替ではドルが対ユーロで1.52を割り込み、対円で110円台を回復したことで、ヘッジファンド投機筋の資金が原油、鉱物資源から通貨、株式に回帰しています。

ある意味、もとの正常に姿に戻りつつあるといえますが、米経済の先行きは決して安泰ではなく、住宅、雇用、消費に大きな不安を抱えています。それにもかかわらず、金融市場では米経済の変化を「先取り」するかのように元の鞘に戻りつつあります。同時に、日本とユーロ圏の景気が今後大きく後退するのでないかという懸念が台頭していることも背景にあります。

一方で、原油価格に大きなしこりがあり上値が重くなっているものの、ロシアとグルジアの衝突で、欧州大陸へのパイプラインが攻撃される危機にあるなど、今後このまま原油が下落を続けるかどうかはかなり不透明です。米経済指標に回復を示す数字が現れるまでは、ドルの完全復調はなく一進一退の展開が続くのではないかと思われます。

ユーロの正念場 

おはようございます。

< 日本加熱(温)? >
いよいよ北京オリンピックの開幕です。
暑い夏に、文字通り熱い戦いが繰り広げられます。気になるのは女子マラソンの野口選手です。
昨日、急遽帰国していることが判明し、日本で調整しているそうです。体調に何か変化があったのかもしれませんが、大げさに言えば日本中の人たちが応援しています。がんばって欲しいものです。
かつて、女子マラソンでオリンピック連覇を成し遂げた選手はいないわけですから。

野口加熱(温?)!!

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 6月中古住宅販売保留が前月比上向いたことでドル堅調に始まりました。
  • しかしその後のECB理事会で市場予想通り政策金利据え置き、トリシェ総裁の会見では、インフレに対する積極的な姿勢が見られなかったことで、ユーロが大幅に売られ、このところのユーロ安に拍車をかけました。
  • NYダウは連日の上昇と、原油価格がやや上昇したことを受けて、売り先行の地合となり大幅安でした。


本日の注目点
  • 米 6月卸売上高


ユーロ売りが加速しています。対円でも昨日の欧州時間では169円半ばを伺うレベルまで上昇しましたが、ECB理事会後のトリシェ総裁のコメントから次回の追加利上げを読みとることができなかったということで対ドルで1.53手前、対円で167円50まで売られました。

テクニカルでは1.52前半が強力なサポートになると見られるが、維持できなければ久々の1.5割れも視界に入ってくる可能性もないとは言えません。

個人的には、昨日のトリシェ総裁の発言にやや過剰反応ではなかったかと思いますが、ポジションの偏りを反映した動きといえなくもありません。

ともあれ、1.52台をキープできるかどうか注目してみたいと思います。


ドル円109円台へ 

おはようございます。


このところ余りにも多くのニュースが出てくるので忘れていましたが、
あの「中国製冷凍ギョーザ」が中国国内で流通し、中毒患者がでたそうです。
製造は中止されていて、当然日本国内には入って来ていないと思っていましたが、
それが中国国内で販売されていたことになります。
さすがに中国当局も捜査に重い腰(?)を上げているようです。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • ドル/円がようやく上値を抜きました。円は対ドルだけではなく、他の全通貨に対しても弱く、円全面安の様相です。
  • ドル/円が上抜けた理由は以下の三つが挙げられます。

1.注目のフレディマックの4-6月期決算が赤字895億円と発表されましたが、これは市場予想を大きく上回るものでした。

2.日本の内閣府の景気判断が「弱含み」から「悪化」へ下方修正されたことで、円売りが加速。

3.WTI原油価格の下げが止まらず、この日も一時118ドル台に下落。一ヶ月前に記録した147ドル台は当面天井になるとの認識が急速に広がりました。

本日の注目点

昨日のNYでは、輸出サイドのドル売りをこなし、ストップロスも巻き込んでのドル上昇でした。ドルが買われる場面では久々の急騰で、その勢いにやや驚いているところです。どうやら、3月17日に記録した95円77銭はさすがに今年の「ドル最安値」と認定してもいいような状況になってきました。

米経済の改善を示す指標が出たわけでもなく、劇的に状況が変わったわけでもない。
もしかしたら視点を米国から少し、日本に移しただけかも知れません。しかし、よく観てみたら日本の景気も相当悪い・・・・。

「本当に円を買っていいのだろうか?」そんな疑問が湧いてきたのではないでしょうか。
日本の金利はしばらく上がらないと指摘してきたように、金利上昇が見込める米国と当面見込めない日本が対比され始めているようです。

フィボナッチを確認しておきます。

124.14 - 95.77 = 28.37・・・・昨年ドル高値からの下落幅

95.77 +(28.37 ×0.382)  = 106.61 ・・・①

95.77 +(28.37 × 0.50)   = 109.96 ・・・②

①、②の水準は昨日まで何度もトライして抜けなかったレベルです。 ②は昨日のNYでの高値に近いレベルです。目先は110円前後が重要な抵抗線になることが予想されます。

第三話:遺伝子組み換え作物 


食料戦争


第三話:遺伝子組み換え作物



世界の食料生産・消費の構造に大きな変化を生じさせた遺伝子組み換え作物が食品となって初めて世界の人々の食卓に登場したのは1996年末です。その年から本格的な栽培が始まり、最初の作付け面積は170万haだった。

その後、年々拡大し、2003年には6770haになり、日本の国土の1.8倍の広さにまで広がったのです。これで食料問題のかなりの部分が解決されるのではと思いきや、ことはそれほど単純な話ではなかったようです。
この作物の種子は、米国の多国籍企業モンさんト社が90%を超えて支配し、独占状態にあります。そしてこの遺伝子組み換え作物には世界中で賛否両論があることはご承知の通りです。

賛成論の代表は、遺伝子組み換え作物によって収穫高が増え、増加する人口へ食料を供給できるということです。その他に、β―カロチン豊富な食物を作れる、などがありますが、一方では、予想外の毒素を発生させる可能性がある。あるいは新しいアレルギーを起こすたんぱく質が作られるかもしれないなど、人体への影響を不安視する反対論があります。

我々人類が生きて行くために食料は不可欠です。その食料の絶対量が不足するのそう遠い先の話ではありません。

最後に、ある専門家の印象的な言葉を引用します。

「われわれ人類は他の全ての生き物の犠牲の上に生かされている。肉や魚、野菜や果物、穀物であってもそれらを口にして生きている。だから、食事をするときには(いただきます)と言って食べるのです。」



To be continued・・・

次回は、8/12(火)の予定です。


原油、一時118ドル台 

おはようございます。

間もなく「北京オリンピック」が始まります。
空前の警備体制が敷かれている中でも各地でテロや暴動が起きていることが少し気になりますが、
無事成功して欲しいと思います。先日、「中国での暴動がなぜおきるのか」というタイトルの記事を読みました。

根底にあるのが、高度経済成長を背景にした貧富格差の拡大だそうです。インフレ率が8%もあり物価高が進み、貧富の生活を直撃しているそうです。所得分配の不平等を測る指標である「ジニ係数」
は0.47に達し、毎年0.01ポイントの速度で上昇し続けおり、社会動乱が随時発生する「動乱線」の0.6
に近づいているそうです。捕捉の難しい不法所得(脱税、汚職など)を含めると、「ジニ係数」は0.54にも達するそうです。因みに、日本の「ジニ係数」は、一番格差の少ない年代(30~34歳)で0.217、 一番格差の大きい年代(75歳以上)で0.350です。(平成16年調査:総務省、統計局にて確認できる直近の数値)
*ジニ係数*
0から1で表され、係数の値が0に近いほど格差が少なく、1に近いほど格差が大きい。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 107円台後半で取引が始まったが、WTI原油価格が昨日に引き続き下げ基調であったことから、ドルがじりじり買われる展開に。
  • 原油価格は118ドル台に急落したことでNYダウが大きく買われ、引けは前日比331ドル高と急騰しました。
  • 株式市場の大幅高を背景にドルも108円50直前まで買われ、6月に記録したドル戻り高値に近いレベルまで上昇しました。
  • 午後に発表されたFOMCでは予想通り政策金利据え置きでした。


本日の注目点
  • 欧 BNPパリバ4-6月期決算発表
  • 米 フレディマック4-6月期決算発表


FOMC声明文ではインフレと景気下振れリスクが言及されたものの、本年度末には回復する見通しとの内容にひとまず為替、株式、原油市場で好感されました。ICSC(国際ショッピングセンター協会)が発表した小売売り上げが、昨年12月以来最大の伸び幅だったことも、ドル買いを後押しした格好でした。また原油価格が一時118ドル台まで下げたことで、株式市場が大きく反応し、株安→ドル安の連鎖がひとまず断ち切られたようです。全般にドルが堅調でしたが、対ユーロでは節目と見られていた1.55を切ったことで

ユーロが大幅安に。ユーロ円も166円台に下落しました。やや気になるのは、前日同様、原油大幅安、株式大幅高を演じているわりには108円半ばを超えられないドル・円です。下値が堅いのは分かりますが、比較的近い109円に載せることができない事実をどう理解したらいいのでしょう・・・・。

原油価格が120ドル以下の水準では110円近辺のイメージを持っている小生には違和感を覚えます。

開店休業 

おはようございます。

「景気はこのところ弱含んでいる。」・・・内閣府の景気判断にこの言葉が盛り込まれるようだ。
「景気の踊り場を横ばい」と解釈すれば、「弱含む」は下降の意味。

これまでなかなか景気が下降していることを認めたくなかった政府もようやくその判断を下すようです。民間のシンクタンクや調査部門では、既に今年の初めから同様の判断を下していたところが多かったようですが、戦後最長の景気拡大局面に幕を閉じたくなかったようです。

いつも後手後手に回る政府の経済予測。いったいどれほど意味があるのでしょうか?
そのために費やす人とカネを廃止して民間から買ったほうがはるかに安いと思いますが。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • WTI原油価格が一時三ヶ月ぶりに120ドルを割り込んだことでドルが堅調に推移しました。
  • 個人消費などが発表になりましたが、このところのレンジ相場内での動きであったため、目新しさもなく小動きでした。
  • NYダウは上下100ドル以上乱高下し、結局前日比マイナスで引けました。
  • 6月個人消費 →プラス0.6%(前月比)
  • 6月個人所得 → プラス0.1%(前月比)


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏7月小売売上高
  • 米 FOMC政策金利発表
  • 米 7月ISM非製造業景況指数


WTI原油価格がNYで119ドル50セントまで売られました。これまでドルが売られてきた主因のひとつが原油高であったわけですが、三ヶ月ぶりに120ドルを割れたにもかかわらずドルの上昇は限定的で、108円前半まででした。

原油価格との相関度がやや薄れたのか、あるいは価格下落には反応薄で上昇には敏感に反応するということでしょうか?
107円-108円50のレンジ内の取引が長いため、実需筋の動きも鈍く、NYでの値動きも小幅なものになってきました。

とりわけ昨日はFOMC前ということもあり、上下40銭以内と開店休業状態です。本日の東京での動きも期待できません。
株式市場が先行き不透明なことから、安全な債券に資金が向かっているようです。10年物国債は三ヶ月ぶりに1.5%を割り、米国債も3.9%台まで買われています。

原油価格を先取りした動きと見てとれないこともありませんが、日米ともここから更に大きく金利が下がるとも思えません。FOMCでは政策金利据え置きが大方の見方のようです。




マーケット・プレディクション(6/9~6/13) 

マーケット・プレディクション(6/9~6/13)

夏休みシーズンに入ったせいなのか、売り買いとも精彩を欠いているせいか、はたまた、明確な方向性が見えないのか、先週のドル・円は約一円ほどの値動きでした。

米国の経済混迷を示す指標が発表される一方、円の金利の低さ、景気の悪さも意識されてきています。上昇しても108円50-60をなかなか抜け切れないが、7月半ばのファニーメイ、フレディマックの破綻の噂から103円77まで急落しながら数日で急回復したドル。下値も堅いように見受けられます。

このように、どちらか一方へ大きくポジションを傾けにくい相場が続いているなか明日は注目のFOMCがあります。現在のドルの水準と景気状況を考えた場合、個人的には今回の利上げは無いと観ていますが、仮に利上げが実施された場合には108円ミドルを超え110円を伺うレベルがあるかもしれません。

ユーロについては「優等生」ドイツの先行きに黄色信号が点灯してきたところでしょうか。
ユーロ圏経済を牽引してきたドイツがやや息切れしてきたようですが、一部にあるような利下げには至らないと思います。ユーロ圏経済の減速が鮮明になり、通貨ユーロが1.5を割り込むような状況が具体的に見えてこない限り、物価安定を最優先課題に掲げているECBが利下げに動くとは思えません。

先日発表された7月のCPI速報値では4.1%と先月よりさらに上昇しています。

今週のECB理事会では政策金利は据え置かれる可能性が高いと思われますが、年内の追加利上げを否定することはできないと思います。



■ 今週のレンジ予想 ■



ドル/円  ・・・ 105円 ~ 108円

ユーロ/円 ・・・ 165円 ~ 169円

ユーロ/ドル・・・ 1.5400 ~ 1.5800



■ 今週の注目材料 ■

8/4

欧 英HSBC4-6月期決算発表

米 6月個人消費支出


8/5

欧 ユーロ圏7月小売売上高

米 FOMC政策金利発表

米 7月ISM非製造業景況指数

8/6

欧 BNPパリバ4-6月期決算発表

米 フレディマック4-6月期決算発表

8/7

欧 ECB政策金利発表 

8/8

米 卸売売上高

米失業率悪化 

おはようございます。

連日暑い日が続いています。
海へ山へ故郷へと、「民族大移動」もまもなく始まります。

主要高速道路の大渋滞もことしはガソリン高に影響で多少減るのではと予想されていますが、どうでしょう?原油価格が下がっているにもかかわらず、今月からまたガソリン価格が上がりました。近所のスタンドではレギュラー185円に看板が替わっていました。もはやクルマは「ぜいたく品」になってきているのでしょうか?

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 朝方発表された雇用統計では、非農業部門雇用者数は市場予想より良かったものの、失業率が5.7%と前月比0.2ポイント悪化したことでドルが売られました。
  • 前日のGDP同様、この日も米経済の悪化が確認され、市場は更に低迷が続くとの予想が支配的に。
  • この日はGMの四半期決算が大幅な赤字だったことで、NYダウ全体が下げ、WTI原油価格は上昇したものの比較的小動きでした。
  • 7月非農業部門雇用者数 →マイナス51000人
  • 7月失業率 → 5.7%
  • 月ISM製造業景況指数 →50.0%


本日の注目点

  • 欧 英HSBC4-6月期決算発表
  • 米 6月個人消費支出


先週後半のGDP,雇用統計は共に米経済の減速を示す内容で、改めて減税の効果は剥げ落ち、個人消費の低迷、内需の弱さが確認されたようです。チャートで見る限り、ドル/円はしっかりです。107円あたりが最初のサポートと見られますが、米経済の軟調を背景にどこまでドルが売られるかが注目されるところです。

ここへきてユーロ圏のファンダメンタルズに陰りがでてきており、ユーロが対ドル,対円で下げ足を
速めています。ユーロ圏経済を牽引してきたドイツの経済成長に急ブレーキがかかってきたからです
先週発表されたユーロ圏7月のCPIは4.1%でした。6月の4%を上回り、1999年のユーロ導入以来最悪の数字です。一部に年内のユーロ政策金利利下げの予想もありますが、4.1%という数字が持つ重みとECBのスタンスを考えたら利下げはありえず、むしろ年内の追加利上げを否定できないと思います。

テクニカルとファンダメンタルズの綱引きは続きそうですが、結局、中長期で観ればファンダメンタルズが相場に反映されて来ると考えています。

今晩は雇用統計 

おはようございます。

外食産業が不況の中、回転寿司が繁盛しているそうです。

しかし価格帯に幅があるところではなく100円均一で提供しているところが繁盛しています。
物価高が叫ばれている中、大変な企業努力もされているのではないかと思います。「魚」というのは日本の食文化の一つです。漁業も苦しい中、現状のままですと食文化も変化してしまいそうな世の中となっていますので是非、頑張っていただきたいですね。
私も今朝は、THE 日本食の焼き魚と納豆と味噌汁を食してきました。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 米GDPの過去分が下方修正、米景気の弱さが意識されドル下落につながりました。 1.0% → 0.9%(悪化)
  • 米第2四半期GDP・速報値発表がありましたが予想数値よりも低かったため同様にドル売り材料となりました。予想+2.3% → +1.9%(悪化)
  • 米7/27までの週の新規失業保険申請件数、予想39.3万件 → 44.8万件 これが予想外の悪化により、ドルが売られました。

    本日の注目点
    • 米 7月失業率
    • 米 7月非農業部門雇用者数
    • 米 7月ISM製造業景況指数

      今晩のアメリカの指標は、非常に注目度が高くなっています。先日からいくつか記事にしておりますがテクニカルで見たときにはドル円も買いトレンドとなっています。しかしながら今晩の内容によっては、この買いトレンドが打ち切られる可能性もあるからです。

      ポジションを作るという意味から考えますと非常に難しい値位置にあり、ドル円ではテクニカルでは上昇ですがファンダメンタルズでは積極的に買いに走る気にはなれません。
      昨晩の米指標にも現れたとおり、景気の悪化はそう簡単には改善はされないのが現状です。
      また、大統領候補の2人も「減税」を強く言っておりますが現在の「減税」が終わったときにはやはり景気は苦しくなると思います。ファンダメンタルズもテクニカルも買い条件が同時にそろうまでには、まだ時間がかかりそうです。
      今晩の雇用統計はもちろんですがISMも予想は「49」ですが下回るのか上回るのかで景気を判断する
      材料としては重視する必要性があると思いますので併せて確認をしてみてください。


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通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
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