月別アーカイブ

 2008年09月 

 

おはようございます。

人生の「三つの坂」、「まさか?」が起きたようです。
昨日NY時間の午後、金融安定化法案が下院で否決されました。
今朝の日経新聞でさ「基本合意」と報じています。
まさか否決されるとは予想できませんでした。
これを受けて金融市場は今週も大混乱です。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
・金融安定化法案が米下院で否決され、NYダウは大引けにかけ暴落。
 今年最大の下げ幅を記録しました。
・ドル円もこの法案否決を受け、金融不安が更に高まるとの連想から
 ドルが大きく売られ、104円割れ目前まで下落。
・8月個人所得 →+0.5%
・8月個人消費 → 変わらず

本日の注目点
・欧 ユーロ圏9月インフレ率
・米 7月S&Pケース・シラー住宅価格指数

思いもかけない展開となりました。昨夜米下院で、金融安定化法案が否決されてしまいました。不良債権買い取りのスキームが機能し、住宅価格下落に歯止めがかると期待されていただけに、否決を機に一気に「米国売り」が加速したようです。週明けの昨日の朝方、東京市場では『基本合意』の報道を受け、ドル円は一気に107円目前まで上昇しましたが、今朝は103円台と急落です。

既に米国発の金融不安は広がりを見せています。

欧州ではベルギーベースの大手金融機関「フォルティス」への公的関与を決定し、イギリスでも大手住宅金融B&Bの国有化を決めており、さらに他のヨーロッパ諸国への広がりを見せています。

おそらく日本でも同様な事態が発生すると思われます。
今後どのような危機が発生するのか予想するのは、現段階では難しい状況ですが、インターバンク市場では信用収縮が更に高まり、銀行間でも貸し渋りが既に起きています。
市中銀行では一般貸付が厳しく選別され、不動産業を中心に資金調達に困難をきたす企業も多く出てくるのではないかと思います。

NYダウは大引けにかけて大幅に下落しましたが、まだ売り切れていないとすると、もう一段下げる可能性もあります。ここはひとまずポジションを圧縮しておき、103円を切るようであれば100円割れの
事態も予想されます。

スポンサーサイト

マーケット・プレディクション(9/29~10/3) 


正に金融危機と呼ばれるほど米金融機関の破綻が相次ぎました。

ベア・スターンズに始まり、リーマン、ワシントン・ミューチュアル、そして、

メリルは撤退を余儀なくされバンカメに買収。

最大手の二社についても大幅な資本増強を実施しました。

住宅価格が下げ止まらないかぎり不良債権は増え続け、上位二社といえども

資本は磐石ではなく、株式市場で株価が大きく売られ、存続の危機にさらされる

という状況が続いています。信用収縮が高まる中、米金融当局は主要中央銀行と

スワップ協定を利用することでドル資金の供給を増やしているものの、市場では依然

として資金の出し手が慎重な姿勢を崩していません。今回合意した金融安定化策が

どこまで機能するか不透明な部分はあるものの、市場はひとまず評価したようです。

問題は今後米実態経済に与える影響です。

住宅価格の下落は都市部から地方都市へ波及しているとの指摘もあり、今後米地銀の

不良債権が大幅に増え、負の連鎖が広がるとも考えられます。すでに債務超過になって

いる地方銀行は100以上あるという記事もあります。

そうなる不良債権買い取のための公的資金が不足し、財政赤字の拡大からドル売り要因と

なる可能性も十分考えられます。また、週末には9月の雇用統計が発表されますが、

ある程度弱気の数字が予想されているものの今回の複数の金融機関の破綻がどの程度

影響されているか不透明な部分があります。

いずれにしてもドル売り材料の多い週になりそうです。
 

■ 今週のレンジ予想 ■



ドル/円  ・・・ 103.00 ~ 107.50
ユーロ/円 ・・・ 153.00 ~ 157.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4400 ~ 1.4850

■ 今週の注目材料 ■
6/29
米 8月個人消費支出
9/30
欧 ユーロ圏9月インフレ率
米 7月S&Pケース・シラー住宅価格指数
10/1
日 9月日銀短観
欧 8月ユーロ圏失業率
米 9月ISM製造業景況感指数
10/2
欧 ECB定例理事会・トリシェ総裁会見 
10/3
米 9月雇用統計
米 9月ISM非製造業景況感指数

金融安定化法案合意へ 

おはようございます。

関東地方は涼しいというよりも、肌寒い朝をむかえました。

明日で9月が終わりとはいえこの肌寒さもやや異常な気温です。

土日にかけて近くに公園で汗を流しましたが、朱色の彼岸花が見事に咲き誇っていました。

間もなく一年で一番すごしやすい10月です。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 4-6期のGDP確報値は2.8%と前回発表の改定値から大きく下方修正されました。
  • 金融安定化法案が議会での可決に時間がかかっていることでドル先安不安が台頭。ドル円は一時105円割れの水準まで売りこまれました。
  • ただ、週末までには可決するとの見通しで、NYダウが上昇し、ドル円も106円あたりまで戻してクローズ。

本日の注目点

  • 米 8月個人消費支出

米金融安定化法案はぎりぎりで大筋合意し、ブッシュ大統領の署名を待って成立する

運びになりました。これを受けて今朝のシドニーでは既にドルが上昇し、ドル円は

106円半ば近辺まで買われています。


相次ぐ金融機関の破綻で米経済への不安がますます深まる中での今回の法案合意は

米金融当局の最後の切り札ともいえますが、運用にあたってはハードルが高く、適用が

難しいのではないかとの声もあり今後すんなりと不良債権の買い取が進むかどうかは

予断を許しません。

NYダウが大きな値動きを見せていることもあり、為替は今週も神経質な動きになりそうです。

金融危機が続いていることでドルの上値は限定的だと思われます。先週、一度テストした

108円台が当面の抵抗線で、むしろ下値の104円を割り込むかどうかが注目されます。

今週末には雇用統計も控えており、金融を中心に雇用調整がピークを迎えている感もあり


数字次第ではドル下落のリスクも高いと思われます。

また、 前回17%の下落と過去最大の下げ幅をみせたS&Pケースシラー住宅価格指数が

明日30日に発表されるが、下落幅が縮小しているのかどうか注目されます。

 

おはようございます。

先日から王さんの引退、昨日は小泉さんの引退というサプライズ的な

ニュース入ってきました。

根強い人気のあった小泉さんなので自民党としては、痛手なのでしょうか?

個人的には、この方は頭の回転が速く、タイミングを取るのがなかなか

うまい人だと感じています。現在のアメリカのようです。

色々な世界でひとつの時代が終わり、新たな時代が始まりそうです。

今後のヒーロー誕生に期待しましょう。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 朝方、民主党有力議員が、政府提案の金融安定策に基本的に合意との発言でNYダウが大幅な上昇を見せ、一時250ドルを超える場面もありました。
  • ドルもこの動きに引っ張られ上昇し、この日の高値107円03銭までドル高が進みました。
  • その後、8月の新築住宅販売件数が46万戸と前月比-11.5%と大幅減小にドルが軟化。
  • 8月耐久消費財受注は-4.5%。週間新規失業保険申請件数は
    49万3千件といずれも市場予想より悪化していたもののドルの下落は限定的でした。

本日の注目点
  • 指標は特になし


昨日の欧米市場ではいずれも105円50辺りが抜けきれず押し戻されました。

上値の108円も近そうでなかなか届かないレベルになりつつあります。

日足では「三角保ち合い」を形成されてきており相場もやや煮詰まってきております。

出てくる経済指標はどれもドル売りを示していますが、それでも106円台を維持

しているのは、市場が今回の金融危機に対する対応策を評価し、反応していると言える

のでしょうが、今後さらに悪化してくるという前提に立てば話は違ってきます。

104円-108円のレンジの中,神経質な相場展開は続いています。

ポジションの傾けは軽めにしておきましょう。

他の通貨に関してもテクニカル的には、方向性が見出しにくくポジションを作りにくい

相場となっています。週末、材料不足ということもあり、動きが鈍くなることも考え

られます。


NY市場、金融危機回避でやや落ち着く。 

おはようございます。

昨夜、麻生新内閣が発足しました。

これで三代続けて身内の一族から首相を出した議院が首相に就いたことになります。

二世議員全盛の時代と言われていますが「職業」とすればいい仕事なんでしょうね?

麻生内閣に対する昨日の街角インタヴューでも、ほとんどに人たちは冷め切っていました。

政治に何も期待していないこの現状を自民も民主も株主会社『国会』の社員の皆さん

どう考えているんでしょう。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 前日に引き続きバーナンキFRB議長の議会証言がありました。今回の金融危機で今後の経済成長は大きく下振れする可能性を指摘しましたが市場の反応は限定的でした。
  • 8月の中古住宅販売件数は前月比マイナス2.2%と発表され、住宅市場の回復の遅れが確認されました。
  • この日はNYダウも比較意小動きで、バフェット氏から資本増強を受けるゴールドマン株は上昇し、一方AIGは投入される政府資金に対する利払いとコストの高さに大きく売られました。

本日の注目点

  • 米 ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、下院金融委員会で議会証言
  • 米 耐久財受注
  • 米 新築住宅販売件数


著名な投資家ウオーレン・バフェット氏がゴールドマンに対して50億ドルの

資本参加することで、一連の「証券危機」は峠を越しました。

米国を中心に世界の「投資銀行」がもてはやされ、最先端の金融テクノロジーを駆使して

利益を追求する姿はTVでも書籍でも「ザ・ガイシ」と騒がれていました。

しかし、ここに来て不安定な資金調達とレバレッジを使った運用方法が一夜にして

「破綻」に結びつくことをリーマン・ブラザーズが実際に示してくれました。

業績が好回転しているときはいいが、一旦逆回転しだすと、あのドールドマンでさえ

株が大きく売られ、退場を迫られます。


もはや「Too big to fail」などと言っていられません。

自社の力で投資先を探してきて、資金を持ってこなければなりません。

しかもその資金は膨大なものです。勢い、大きなリスクをとって資本増強に協力して

くれる投資家は限定的です。今回のバフェット氏からの資金調達は内容を観ると、

同氏に相当有利に思えます。

50億ドル(約5300億円)に対して支払われる金利は10%です。

これだけで毎年530億円も投資会社バークシャー・ハザウェイは受け取ることになり、

更にゴールドマンの普通株50億ドル相当を一株115ドルで買う権利(ワラント)が

5年間あります。


この株価も契約成立時のゴールドンマンの株価に対して8%ディスカウントした値段に

設定されており、23日時点ですでに7億ドルの含み益があるとも報道されていました。

やはり世の中、お金を持っているものが最後は勝つのでしょうか?

バーナンキ議長の証言にもありましたが、今回の危機が来年にかけて米ファンダメンタ

ルズ相当な影響を与えることは避けられないようです。


米金融当局の適切な対応策でドル暴落は避けられたものの、今後予想されるファンダメ

ンタルズの悪化を考えた場合、いつまで現在のドル円の水準が維持されるのか疑問です。

NYダウ再び大幅下落で円105円台 

おはようございます。

東京ディズニーリゾート内に建設された新しい施設「シルク デゥ ソレイユ」へ

行ってきました。もともとはカナダのモントリールに本部のある「シルク・・・」

ですが、爆発的に人気がでたのは米ラスベガスの有名ホテル「MGM」に常設した

「オー」です。

プレオープンとはいえ、館内は超満員。

もともとこの種のサーカスには余り興味はなく、しぶしぶだったんですが、2時間半

くらいの内容は大満足でした。これまでのサーカスの概念をまったく変えてくれる、

すばらしいパーフォーマンスに、ショーが終わったら、家族の中で一番興奮していた

のは私でした。

聞けばほとんどの人がオリンピックの出場経験があるような一流の人たちだとか。

このような『本物』のショーは日本でも大ヒットするに違いないと確信した次第です。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長の議会証言が行われ、議長は
    「金融危機が長期化すると経済にも重大な影響を与える」との見方を示しました。
  • また、上院銀行委員会が政府提案の不良債権買い取プランに難色を示したとの報道もあり、朝方上昇していたNYダウは前日比マイナスに転じ、ドルも下落しました。
  • 連邦住宅公社監督局(OFHEO)が発表した7月の住宅価格指数は前月比マイナス0.6%と五ヶ月連続の下落。
  • 為替は金融市場の先行き不安が依然として残る中、今後の米金融機関の資本増強の行方を見極めたいという動きから、前日同様のレベルで引け。


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏経常収支
  • 欧 独ifo景況感指数
  • 米 中古住宅販売
  • 米 バーナンキFRB議長、上院合同経済委員会で議会証言


三菱UFJフィナンシャルグループがモルガン・スタンレーに対して、最大で

9000億円の出資を決めるなど、ここへきて日本の金融機関のブローバル市場

への積極参加が目立つようになってきました。


今回もサブプラーム問題では比較的被害が少ないことと、これまで長い間「バブ

ル崩壊」の後始末に資本を集中してきており、守りから攻撃に軸足を移してきた

ということでしょう。

今後は資本の厚い、生損保も含めた金融再編に勢いがつき、将来を見据えたポジ

ション争いが激しくなりそうです。

MUFGと野村證券が資本参加したことで米国発の金融危機は一旦回避されたようです。

ただ予断を許さないのは米株式市場が依然として不安定であり、値幅も大きく動いて

います。この動きに呼応するように為替市場も神経質な動きになっています。

先週末のNY市場では米金融当局のすばやい対応策に一時108円台までドルが

しましたが、東京市場休日の昨日は105円前半までドルは売り込まれています。

ユーロがドルに対して買われやすい状況もあり、なかなかドルが安定しそうもありません。

昨日のバーナンキ議長の議会証言にもありましたが、今回の危機が実態経済に影響を

与え、長引くようであればドルの上昇は望めにくく、不良債権買取機構が議会の承認を

得て早く機能し、住宅価格下落に歯止めがかかることが期待されます。

104円-108円での相場観を維持しつつも、仮にどちらかへ抜けたときには

「順張り」で行くスタンスが正解のように思えます。

マーケット・プレディクション(9/22~9/26)  

マーケット・プレディクション(9/22~9/26)

今週の日経ウ゛ェリタス一面に「ALMの皮肉」と題して米金融破綻につて触れています。

「ALM」とは Asset and Liability Management といういわば資産と負債の総合管理の

ことです。企業も銀行も資産と借り入れの期間をある程度マッチングさせておかないと、

資金繰りに困難をきたしたり、金利動向によっては大きなリスクを負うことになるため、

今や財務担当としては基本的なオペレーションになっています。


今回の一連の金融危機では、AIGが政府管理下に、Lehmanが破綻、そしてMerrillは

バンカメに買収されました。

それぞれの金融機関の頭文字をとって「ALM」と皮肉っています。

これらの金融非常時に対する当局の対応は素早く、実に適切でした。


この対応策に素直に反応した市場は先週末、ドル高、株高で取引を終えたわけです。


さて、今週ですがポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、共に議会での証言が

予定されています。そこではおそらく金融当局の取った対策の正当性と、今後の非常時には

更に対策を講じ、全力で金融の安定化をはかるとの証言がなされるもと思われる。

しかし、問題はこれで終わったわけではありません。巷間言われているように、FRBの

バランスシートの劣化など、住宅価格そのものが下げ止まらないかぎり問題は解決しないし、

金融不安は払拭できません。今回の金融再編成でウオール街から消えたところ、買収で組織

を増大させたところがありますが、1+1=2 ということはありえず、雇用調整は必至です。

既存の金融機関でもリスク対応が見直され、ここでも雇用に手が加えられることは十分考え

られます。また金融セクターだけではなく、HP(ヒューレット・パッカード)に代表され

るように、IT、自動車、航空などへも広がりを見せています。


いずれは実態経済に影響を与え、個人消費、雇用が下振れる可能性を否定できません。

そうなると前回のFOMCでは政策金利を据え置いたものの、今後急速に金利引き下げ圧力

が増してくることになり、ドル下落のシナリオは残っていると言えます。



■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・ 104.00 ~ 108.00
ユーロ/円 ・・・ 152.00~ 156.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4250~ 1.4700


■ 今週の注目材料 ■
9/22
欧 トリシェECB総裁講演(スロバキアにて)
9/23

米 バーナンキFRB議長、上院銀行委員会で議会証言
米 住宅価格指数
9/24
欧 ユーロ圏経常収支
欧 独ifo景況感指数
米 中古住宅販売
米 バーナンキFRB議長、上院合同経済委員会で議会証言
9/25
米 ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、下院金融委員会で議会証言
米 耐久財受注
米 新築住宅販売件数
9/26
米 4-6期GDP(確報)
米 個人消費
米 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。




米金融安定化策にドル、ダウが大幅高 

おはようございます。


先週の金融市場は大きく揺れました。


リーマンの破綻から始まり、バンカメ、メリルの合併、モルガンスタンレーのワコビア買収の

噂、AIGへの公的資金注入、週末には合意には至らなかったものの、モルスタとシティー

グループの合併交渉があったことも報道されました。


今回の金融危機で、長い歴史に終止符を打ち退場させられた金融機関、あるいは今回の危機を

チャンスと捕らえ、これまで自社が弱かった部門を買収する金融機関など金融再編成が加速されました。

リスクを取らなければ生き残れませんが、リスクを取りすぎても生き残れないことを今回の危機は教えてくれました。



さぁ、今週も頑張りましょう。


ひと目で分かる昨晩の動き>
NY市場

  • 米金融当局による総合金融対策に市場は大きく反応しました。
  • ドル円は大きく上昇し108円04銭。
  • NYダウも急騰し、前日同様一時460ドル高まで買われ、引けは368ドルでした。

本日の注目点

  • トリシェECB総裁講演(スロバキアにて)


チームアメリカ」の勝利か・・・?


先週に金融混乱に対して米金融当局は総力をあげ対策を打ちたてました。

週末には75兆円もの公的資金を投入して不良債権買取機関を創設するという。

またMMFの保護のためにも基金を設立し金融安定化を図るという内容です。

規模もさることながら、そのスピードの速さに市場は大きく反応しました。

ドル円は107円台後半のストップロスを巻き込み108円台まで上昇。

NYダウも一時、460ドルまで買われ、引けは368ドル高でした。

とりわけNYダウはSECの「空売り規制」の効果もあり、二日間で800ドル

近い上昇を見せました。


市場はとりあえず好感しましたが、問題はここからです。

『アメリカ売り』は止まったものの、本質は住宅価格が下げ止まるかということです。

また、住宅ローンのみならず、一般の貸付や自動車ローンの不良債権化も進んでいるとの

指摘もあり、その影響をうけた銀行の破綻も考えられます。

最大の危機は回避できたようですが、景気後退、雇用悪化、など実態経済への影響は

避けられないはずで、今後の経済指標待ちになりそうです。

もう一波乱も二波乱もありそうな気がします。

NYダウ大幅高で前日のロス回復 

おはようございます。


台風13号の影響で日本列島は大荒れです。

天候の大荒れよりもすでに大荒れしているのが金融市場です。

為替は日中でも一円幅で短時間に乱高下し、株式市場はもっと荒れています。

NYダウにいたっては連日400ドルの値幅で上昇、下落を繰り返しています。

今日は週末です。

関東地方では日付が変わる頃から激しい雨になるとの予報もあります。

放課後遊んでも、早目に帰りましょう。

今週は本当にお疲れ様でした。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 米大手運用会社パトナムインベストメンツが運用不透明を理由に
    一部MMFの閉鎖を発表しました。

  • 金融不安への懸念からドルは売られ、対円では104円を切る水準まで
    下落しました。

  • この日からNY株式市場では全銘柄の空売りが規制されることから、
    ダウ平均は買戻しが優勢な展開に。

  • 午後ポールソン財務長官が整理住宅公社(RTC)のような機構設立を
    検討しているとの報道からNYダウは急進。結局、前日の下げをほぼ帳消し
    する410ドル上昇し、ドル円も105円台半ばまで買われました。



本日の注目点

  • 日 9月の月例経済報告

< The most busy person in the world. >

 今、世界で一番忙しい男・・・ポールソン財務長官。次から次へと金融
不安を解消するための施策を発表しています。

NYでおきた金融危機を拡大させないよう必死です。

昨日は日欧を含む中央銀行とスワップ協定を利用し、各国でドル資金を
供給できるよう協調策を発表しました。

また、1990年代の不良債権処理の際利用された整理住宅公社を設立
しようという動きもあります。

政府系住宅公社ファニメイ、フレディの国有化、AIGに対する9兆円の
緊急資金注入・・・・。

それらのせいもあってか、為替は大筋104-106での神経質な動きに
なっています。

今回の<金融危機>を考えればドルは大幅に売られてもおかしくない状況を、
金融の最前線、ゴールドマンで辣腕をふるったポールソン氏であったからこそ
現在に状況でいられるのかもしれません。

ポールソン氏は2006年5月にスノー前長官辞任に伴い就任しましたが、
ブッシュ大統領8年間の在任中で最もすばらしい人事戦略だったといえる
かも知れません。

そして将来「歴史上最も優れた財務長官」の称号を与えられるかも知れません。

さて、為替はNYダウとの相関度を強めています。

そのNYダウは前述しましたように大きく値動きしており、明確な向感性を
確認できません。

そして、資金は再びオイルと金に向かい始めました。

為替市場は非常にリスクが高まっています。

ポジションは少なめに、また、感に頼ったディールは慎むべきです。

ポジションメークした後のストップ・ロスは置き場所によってはすぐに執行
されてしまします。

市場がクールダウンするまで様子を観ることも必要です。

NY乱高下後にドル高へ 

おはようございます。

昨日一日はみなさんも忙しかったのではないでしょうか?
当社も朝から電話が鳴りっぱなしでした。
円は、ドル円だけではなく他通貨にたいしても全面高の展開に。
さすがの「ミセス ワタナベ」も冷や汗をかいたのではないでしょうか・・・?

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • アジア、欧州株の大幅安を受けてドル円は103円台で始まりました。リーマンショックの影響でAIG株が前日に引き続き大きく売られ、一時1ドルまで下げました。
  • その後、FRBがAIG救済に向けう動くとの報道で、同社か株が持ち直しNYダウもプラスに。ドル円も105円台まで急速に買い戻されました。
  • WTI原油価格は大幅に続落し、一時90ドル台まで下落。ドルは更に買われ106円台へ。この水準ではかなりのストップ・ロスも巻き込んで106円39銭までドル上昇。
  • 注目のFOMCは政策金利据え置き。8月CPIはマイナス0.1%でした。

本日の注目点

  • 米 住宅着工件数
  • 米 モルガン・スタンレー 6-8月期決算発表


リーマン破綻から一夜明けた各金融市場では乱高下が続きました。
ドル円は103円から106円台へ。ユーロ円も147円から150円台へと為替も株もひとまず「続落の連鎖」は断ち切れました。
AIGに対してゴールドマン、JPモルガンなどが強調融資に応じるという噂もありFRBも救済策を画策しているとの噂もありました。

米国はもちろん、日本を含めた主要市場の混乱はこれで終わることはありません。
そもそもことの発端は住宅バブルの崩壊だったわけです。住宅価格の下げ止まりが確認されるまでは『第二のりリーマン』「第三のベアスターンズ」探しは収まりません。

大手証券リーマンとの取引相手は世界中に散らばっています。デリバティブ、為替、債券、不動産など今後カウンターパーティリスクが顕在化されてくると思います。

昨日のFOMCでは「利下げ」の可能性は30-40%くらいはあるのではないかと観ていましたが、結果は据え置きでした。市場が落ち着きを取り戻していたことも背景にはあったかもしれませんが、今後米経済の失速は避けられないでしょう。
それらの指標が明らかになるにつれ、利下げの声が高まるものと考えます。
そして、ドル円は乱高下しながらも105円を挟む展開に落ち着くのではないでしょうか。
「余震」はまだまだ続くと考えておくべきでしょう。

「リーマンショック』でNYダウ504ドル下げ 

おはようございます。

米リーマンブラザーズの破綻が確定しました。
結局、この春噂があった「第二のベアスターンズ」になってしまったわけです。
これまで米金融当局をも巻き込んでの受け皿さがしも日の目をみませんでした。
しかも、今回の破綻はベアスターンズとは規模が違います。

全米第四位の証券会社です。この結果を受けて昨日のNYダウは504ドルも下落しました。シカゴの日経先物は約500円下げて終わっています。
昨日が「金融不安」の始まりのような気がします。

■ NY市場 ■

  • 欧州市場で既に104円半ばまで売り込まれたドル円は朝方、同じように104円53を記録しました。
  • その後、不良債権処理のために欧米10行が総額700億ドルの資金を出し合い、ファンドを設立することで合意したためドルは106円台まで反発。
  • 保険大手AIGがFRBに400億ドルの繋ぎ融資を申請するなど、米金融市場は「リーマンショック」に終日不安定な動きを見せました。
  • NYダウは朝方から金融セクターのみならず、景気減速懸念から大きく下げ、結局504ドルの暴落を見せました。


■ 本日の注目点 ■
  • 日 日銀金融政策決定会合(17日まで)
  • 欧 ユーロ圏7月生産者物価指数(PPI)
  • 欧 独ZEW景気予測指数
  • 米 FOMC
  • 米 ポールソン財務長官が住宅公社問題で議会証言
  • 米 ゴールドマン6-8月期決算発表


昨日は「リーマンショック」一色でした。
かつて、われわれ日本人はあの『山一證券』や「長銀」がつぶれると思っていませんでした。
あのころ言われていた言葉「どの業界でも1位、2位にいなければ生き残れない。」を思い出しました。

金融市場では、米国債が大きく買われ、株が売られ、ドルが売られる典型的な「金融不安」相場になってきています。日本への影響も避けられないでしょう。日経平均は500円ほど下げそうです。

機軸通貨「ドル」への信認が問われ、米国発の『金融不安』が世界に広がるかどうかの瀬戸際です。資金難に陥っているAIGをゴールドマンとモルガンスタンレーで資金融通するのでは、という噂もあります。ここはひとまず「震源地の通貨」であるドルは買えません。

消去法でいけば、今回のサブプライムで一番被害の少ない『円』を買う動きになりそうです。

本日のFOMCがあります。
先週までは政策金利据え置きはほぼ間違いないところだったようですが、さすがにここにきて、金融市場の混乱から米景気先行き不安が拡大していく中、『政策金利引き下げ』も可能性としては否定できない状況になっています。いずれにしてもしばらくはナーバスな展開が続くでしょう。

マーケット・プレディクション(6/15~6/19) 

テクニカル的には買いシグナルを示したドル・円日足チャートも一目では雲を下に切っており、遅行スパンも移動平均線を抜いてきた。

長い間続いていたドル・円の上昇に黄色信号がともったと思えます。
ユーロ・ドルも下落基調からやや上向き始めました。
この一両日で決まると思われる米リーマンの行方が今後の為替相場に大きな影響を与えそうです。一部報道ではリーマンが破産申請をする見通しだと報じています。

多少の混乱があっても買収先も含めてうまく収まればいいが、さもないとドルが大きく売られ、金融不安が増幅される可能性が出てきます。
これまでは原油高=ドル安の構図だったが、原油価格から離れ始めた市場は、今度は金融不安=ドル安に移行しそうです。WTI原油価格は先週末一時的に100ドルを割り込みました。これで高値から32%もの下げを僅か二ヶ月で演じたことになります。先物の建て玉を観ても、売り建て増えており投機的なファンドは「ロング」から「ショート」へポジションを大きく変えたようです。原油価格200ドルを唱えた米系証券も予想を大きく下方修正しています。

今後更に下げ続ける保障はないものの、147ドル台は当面の「高値」をつけたと言えるでしょう。このことは世界経済にとっても、とりわけ米国にとって消費者物価を押し下げ次第に景気に好影響を与えるものと思えます。

予想をはるかに超えた『原油高』に見舞われ、米国を代表する企業である、GMやフォードが大幅な損出計上を余儀なくされ、雇用調整、個人消費の低迷などを経て米政府系住宅公社の救済策を発表したばかりの米金融当局に最後で最大の試練が訪れていると言えます。

グリーン・スパン氏はこのほど出版した書籍『波乱の時代』(The Age of Turbulence)の中で、「今回の危機が、100年に1度か、50年に1度のまれな事態だと見る根拠は確かにある。」と述べています 。(日経ウ゛ェリタス今週号)
■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円 ・・・ 104.00 ~ 109.00
ユーロ/円 ・・・ 151.00~ 156.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4050 ~ 1.4550

■ 今週の注目材料 ■
9/15
米 8月鉱工業生産
米 NY連銀景気指数

9/16
日 日銀金融政策決定会合(17日まで)
欧 ユーロ圏7月生産者物価指数(PPI)
欧 独ZEW景気予測指数
米 FOMC
米 ポールソン財務長官が住宅公社問題で議会証言
米 ゴールドマン6-8月期決算発表

9/17
米 住宅着工件数
米 モルガン・スタンレー6-8月期決算発表

9/18
欧 欧州中央銀行(ECB)理事会
米 9月フィラデルフィア連銀景気指数

9/19
日 9月の月例経済報告


リーマン問題大詰めへ 

おはようございます。
米大手証券リーマンブラザーズを巡る動きが活発化しています。

最新の情報では、民間金融機関が資金を出し合いリーマンが持つ不良債権を買い取る。
その後に、身を軽くした同社をBOAなど名乗りを上げている大手欧米金融機関などが
買収するという案が有力なようです。

それにしても540億ドル(約6兆円)もの不良債権をもつリーマン。
ベアスタンーズの例とは大きく異なります。
全米第四位。全世界の従業員が2万4千人。トウキヨウだけでも1300人もいます。

米財務省FRBとしても簡単に潰すわけには行きません。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 為替は引き続き落ち着きません。リーマンの今後の行方が決着するとの見方からドルが各通貨に対して買い戻されました。
  • 朝方発表の8月卸売物価指数(PPI)はマイナス0.9%と市場予想よりも大幅にマイナス幅が拡大し、インフレ懸念後退が後退。しかし、小売売上げがマイナス0.3%と、こちらでは個人消費低迷を示すなど、経済指標は強弱さまざまでした。
  • 原油価格が一時100ドルを割れ、リーマン問題が決着しそうだという見通しからドル円は108円手前まで買われ、ユーロドルはそれほど売り込まれず、クロス円が久々の反転を見せました。
  • 8月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 73.1(市場予想を上回る)

本日の注目点

  • 米 8月鉱工業生産
  • 米 NY連銀景気指数

米大手証券リーマンの経営危機を巡り、米金融当局が中心となり大詰めを迎えています。
しかし、不良債権の金額の大きさが焦点になりそうです。日本円で6兆円もの不良債権を大手米銀といえども(たとえ参加金融機関で負担したとしても)かなりの金額になります。そして、もともと自分のところでも同じように不良債権を抱えているわけです。そう簡単にまとまるとも思えません。

14日に米ABCテレビで、米国で主要金融機関の破綻が起こる可能性を聞かれたグリーン・スパン前FRB議長は「そうなるのではないかなと感じている。」と答えています。今年の3月、ベア・スターンズが破綻した際、第二のベア探しをした市場は、同社をその筆頭に挙げていました。

「パリバショック」から始まった今回のサブプライムローン問題もいよいよ最後のステージの幕が開かれた感じがします。
今朝のドル・円はすでにNYクローズから1円50銭ほど下落しています。
ドル全面安の様相を呈していますが、市場はいち早くリーマンの行方を感じ取っているようにも思えます。

リーマン、売却へ 

おはようございます。

ここ1ヶ月の為替の動きは、非常に大きな動きが続いています。一年に幾度もない動きだと感じますがこのような動きがあるのが相場です。オセアニア、欧州とも強いと言われていたのが数ヶ月前
いまや逆に弱いとの見方になってしまってます。柔軟な動きの必要性とリスク管理の重要さを痛感させられる動きであります。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • クロス円が全般的に売られる中でユーロ円が心理的な節目であった150円を割り込んだことで円買いがあ加速し、ユーロ円は147円半ばまで急落。ドル円でも円買いが優勢となり、106円割れ目前まで円高が進みました。
  • 新規失業保険申請件数も市場予想を上回りドル売りに反応しました。
  • 午後からは原油価格が100ドル前半まで売られたことで株式市場が上昇し、ドル円,クロス円に買い戻しが入りドル円107円台に。
  • 金融株は相変わらず不安定で、金融システム不安は払拭されず、この日も一時リーマン株は身売りの噂で急落、ワシントンミュ-チュアル株なども大きく売られました。


本日の注目点

  • (ユーロ圏) 7月鉱工業生産
  • (加) 第2四半期設備稼働率
  • (米) 8月生産者物価指数
  • (米) 8月小売売上高
  • (米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数


先日からユーロの下落が目立ちます。
振り返ってみると2007年9月に1.4ドル台に乗せた後、今年2月27日には1.5ドル、同年4月には1.6ドルに達してしまいました。この間、約7ヶ月です。反転、下落は現在までで1.38ですので2200ポイントです。一年間で往復約4000ポイント動いていることになります。確かにここまで2002、2003年から長きに渡り、上昇してきたユーロです。そのように考えればその上昇が崩れ始めたと考えるのもひとつかもしれません。

ポジションとしましては、今の段階であれば引き続きクロス円は戻り売りのスタンスで考えています。ただし、短期的に見れば急激な下落がありましたので利食い、調整などで買い戻されることも視野にいれ、リスク管理をしていただくことをお勧めします。またドル円については、テクニカル的にも下値が200日平均線でサポートされている状態です。
現在、サブプライム問題から経済状況は、大きく変化してきています。
やはり、トレンドとして大きな枠で捕らえるのであれば、情報としてファンダメンタルズを知っておくことは重要になります。


先日から話題になっている、リーマン・ブラザーズの会社売却については、調整を行っているとの報が出ているようです。それにしてもここがこのような状態に売却は今週末に完了し、15日のアジア市場の取引開始前に発表される予定のようです。

NZ、利下げ 

おはようございます。

「食の偽装」また新たなものが発覚しました。
しかし次から次へと、という感じです。
消費者としては、信じて購入をするしかない訳ですから後々、「こうでした」と
白状されてもなんともやるせない気持ちになりますね。
人のうわさも75日などと言いますが供給側の方々は、今の問題を忘れずに提供を
お願いしたいところです。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 市場が開始する前に発表されたリーマンブラザーズの6-8月期決算は39億ドルの赤字と引き続き大幅な赤字決算でした。市場ではすでにある程度織り込んでいたことと、同時に発表された資産売却が好感され、一部金融株は売られましたがNYダウは上昇しました。
  • ユーロドルが1.4を割り込んだものの、円はドル、欧州通貨に対して強含んで推移し、ユーロ円は再び150円台半ばまで下落しました。
  • 原油安、株高が追い風になり、ドルは全般的に堅調な動きをみせ、「ドル高/円高」の流れは変わらず。

本日の注目点

  • 17:00 ECB月例報告

注目されていたリーマンブラザーズの決算や金融問題がひと段落着いた
形となり、ひとまずドルの悪材料は出尽くした感があります。
その為、ユーロドルを中心にドル買いが進んだと考えられます。
また、ユーロ圏の主要国の景気後退予想の表明が欧州通貨の下落を
後押しした形となりました。

日が変わった本日は、朝方ニュージーランドの政策金利が0.5%の利下げとなりました。
予想が0.25%の引き下げでしたのサプライズだったと言えそうです。
声明文には、大きな変化はありませんが利下げサイクルが継続していると見たほうが
よさそうです。
ボラードRBNZ(NZ準備銀)総裁コメント
  • NZの銀行には住宅ローンを引き下げる余地ある
  • NZ経済は第4四半期に回復に向かうだろう
  • 減税が消費の安定化を手助けするだろう
  • インフレ期待は依然懸念だ
  • NZ経済が軽度のリセッション(景気後退)局面にあることは明らか


テクニカル的に見てもユーロドルの下落と見えます。またユーロ円については
150円を明確に割り込んでくると下げ余地が出てくるのかも知れません。
ドル円については、今後はユーロ安に引っ張られる形で円が売られる可能性が
ありそうです。

リーマン株大幅下落でNYダウ280ドル下げ。 

おはようございます。

北朝鮮の金正日総書記が「重態」であると複数のメディアが報じています。
脳卒中、糖尿病ではないかということですが、もし事実とすれば、北朝鮮での指導力、
統率力が間違いなく低下し、日朝関係のみならず、米朝、朝鮮半島、あるいは核問題
など広範囲にわたって影響がでることは必至です。

かつて、1960年代後半から1970年に韓国でパクチョンヒ軍事政権が独裁を続けていましたが
同氏が公演中に銃によって倒れてから韓国の民主化が始まったと記憶しています。
あのころ月刊誌『世界』に毎月連載された「韓国からの手紙」をむさぼり読んだことを
ふと思い出しました。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 引き続き各市場は不安定な動きを示しています。
  • S&Pがリーマンブラザーズの格付けを引き下げると発表したことと、
    韓国産業銀行との買収交渉が打ち切られたことで、リーマン株が急落。この日だけで前日比45%の大幅安に。これをきっかけにNYダウが金融セクターを中心に急落し、ドル・円も106円台半ばまで売られました。
  • 7月の仮契約住宅販売指数が前月比マイナス3.2%と住宅市場の底入れが見えないこともドル売りに。
  • しかし、WTI原油価格が3ドル以上の下落を見せたことで106円後半での引けとなりました。

本日の注目点

  • 日 7月の景気動向指数速報(内閣府)
  • 欧 欧州委、ユーロ圏経済見通し

NY市場では「質への逃避」が一段と加速されてきたようです。
株式市場が政府系住宅公社への救済策を発表した後もじり安に動き、金融部門を中心に
下げ止まりません。同時に原油市場も下落傾向が続き、新規資金の流入が見込みにくく
なっています。

また為替市場も欧州通貨に対しては比較的相場見通しを立てやすいものの、ドル・円、
クロス・円など一日で2-3円も値動きがありポジションを傾けにくくなっています。
勢い、資金はひとまず安全な米国債に流れる、昨日は利回りで3.5%台まで長期金利は
下げました。(価格は上昇)住宅価格は徐々にではあるが、その下げペースが緩やかに
なっています。仮定の話しですが、今後半年ほどで住宅価格は止まるという前提に立てば
懸念材料は株式市場です。住宅関連株は下げ止まり、住宅関連債券を多く保有する大手
金融機関も下値は限定的です。

今後発表される米大手金融機関の4-8月期決算に改善を示す数値が読み取れれば金融市場
は全般的に安定してくるはずです。

クロス・円の戻り売りスタンスはキープしたいところです。



ジョージソロスの話 


ジョージソロスの話



第一話:神の子



「デュードゥ・シュロッシュ」・・・・・。
この名をご存知だろうか?
世界で最も著名な個人投資家である。

1930年、ハンガリーのブダペストで生まれで、現在はNY在住の投資家である。
英語的に発音すると、「ジョージ・ソロス」と発音する。
1992年、イングランド銀行を打ち負かしたと言われておるあの、ジョージ・ソロスです。

今回から彼のこれまで歩んで来た道を辿って、彼の市場に対する見方、相場に対する考え方など、少しでもわれわれの投資に役立つところがあれば参考にしたいと思い取り上げました。
なにしろ世界最大の投資家であり、世界最大の慈善活動家であるわけですから。



彼は1930年8月12日ブダペストでハンガリー系ユダヤ人の中産階級の家庭に生まれました。

当時のハンガリーはファシスト、反ユダヤ主義が広まっており、ナチスドイツとソ連との熾烈な戦いが繰り広げられていた時代です。

少年時代の彼は普通の子供と同じように、たくさんの友達に囲まれ、スポーツ好きな少年でした。
父は弁護士でしたが、経済的にはそれほど裕福な家庭ではなかったようです。

幼い子供はよく、自分自身を主人公にした空想にふけるものです。
大きくなったら「パイロット」になる、あるいは「医者」になりたい。
そんな夢を持つものですが彼は、「自分は神」だと思い込んでいたそうです。
1987年に発表された彼の著書「相場の心を読む」にこんな文章があります。

「私が、いつも自分がかけがえのない人間だと過大評価してきたことを認めたとしても、
読者は少しも驚かないだろう。率直に言えば、私は自分のことを、神のような存在、
あるいはケインズのような経済学者、いや、もっとひいき目でみればアインシュタイン
のような科学者だと想像していた。」

普通の子ジョージ・ソロスはこの点では普通ではなかったようです。

この「神の子」という子供の頃の夢想は、彼が大人になっても続く猛烈な自信を説明
するのに役に立つかもしれません。
1943年、ソロスが13歳のころになると、ブダペストの街はナチスによってほとんど
破壊され、ユダヤ人の身にも危険が迫ってきました。

アウシュビッツにおける大量虐殺があったのもこの頃です。ソロスの父は、彼がユダヤ人
では危険だということで、キリスト教徒の役人の子供にしたて、偽の身分証明書を手に
入れたりして難を逃れました。
ソロスは戦争を通じて一つの教訓を得たそうです。

それは「現実と認識の間には、溝が存在する。」ということです。

人間はみな先入観(バイアス)を持っているが、それは必ずしも実際に世の中の動きと
一致するわけではない。この「溝」こそが、彼が後に人間の知識、そして金融市場に
関する理論を作りあげていくにつれて探求していくものです。

1947年にソロスはイギリスに渡ります。ほとんど無一文で、彼の人生の中で一番
貧しい時代だったそうです。そして、1947年、彼はロンドン・スクール・オブ・エコノ
ミクスに入学しました。ここでソロスは「経済学」の勉強をすることになります。

To be continued・・・
次回は、9/16(火)の予定です。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

クロス円、再び軟化。 

おはようございます。

湿度が低い、からっとした朝です。

9月にはいってからは残暑と言うんでしょうか、暑い日が続いていたので気持ちのいい朝です。
そういえばいつの間にか夕方暗くなるのが早くなり、6時過ぎには日が落ちます。
そして、いつの間にか虫に音が大きく聞こえるようになってきました。

秋はもうそこまで来ています。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 昨日のアジア市場と同様に、方向感の定まらない神経質な展開が続きました。
  • 政府系住宅公社への資本増強が発表になり日経平均が大幅高になったことなどを受けて、NYダウも朝方から急騰。金融、住宅関連株が買われました。
  • しかし、リーマンなどが引き続き大きな評価損を計上するのではとの観測で大手金融機関株は上げ渋りました。
  • ユーロが対ドルで1.4053と約一年ぶりの安値を記録し、ドル高に推移しましたがドル・円ではそれほど上昇せず、むしろ円が買われる展開に。


本日の注目点

米GSE救済策が発表され、一時的にドル高に振れましたが長続きはしませんでした。
株、債券では素直に反応されましたが、為替では売り買い交錯というところでしょうか。
欧州通貨を中心にドル高が進んでいる中、対円ではそれほどドル高に振れてはいなく、
むしろ円は強含んでいるようです。

昨日はNY市場で経済指標発表はありませんでしたが神経質な取引だったようです。
円を除く通過ではドル高傾向が徐々に加速していくようにも見えますが、ドル・円は
昨日も書きましたように105-110円のレンジ取引と割り切って、ポジションメーク
して行くしかありません。

個人投資家のクロス・円の持ち高は相当整理されてきていると思います。
特に理由もなく「レベル感」でのポジションメークは危険です。

全体としては戻り売りのスタンスに徹したいと思います。

マーケット・プレディクション(9/8~9/12) 

マーケット・プレディクション(9/8~9/12)

先週末から二つのサプライズが続きました。

一つは先週金曜日の雇用統計です。

依然として雇用調整が続いているとはいえ、失業率の6.1%は5年ぶりの悪化を示す

数値。金融セクターでの雇用調整は一巡したとの認識を持っていただけに、驚きでした。

非農業者部門の雇用者数のマイナス8万4千人も今年はじめから続いている減少数の
中でも最悪の数字となっています。

もう一つは今朝の経済紙の一面を飾った政府系住宅公社への公的資金注入です。

資金の注入は時間の問題だったようですが、米財務省はタイミングを探っていた向きも
あります。その意味では、雇用統計悪化を受けドル安が進んだタイミングでの発表は
さすがでした。今後の相場展開ですが、荒っぽい相場は続くと思います。

それだけ今回の救済策を巡っては受け止め方に温度差があるということだと思いますが、
今夜のNY株式市場の反応を見極めないと判断が難しいところです。

金融不安が一時的に後退し、株式市場にとってプラスに作用することは容易に想像でき
るが、問題は米住宅価格が下げ止まるかどうかです。

そしてもっと深刻なのは雇用環境です。

新規雇用者数は今回のマイナス8万4千人で年初から減少が続いており、トータルでは
マイナス60万人を超えています。このことは内需の柱である個人消費をさらに弱め、
米景気の先行きを不透明にさせています。

そう考えますとドルの戻りは限界があるように思えます。

注意が必要なのは12日(金)に発表される日本の4-6月GDP改定値です。

既に民間のシンクタンクの予想が出揃っており、平均でもマイナス3.9%になっています。
この数値が予想を大幅に超えるようなことがあると、ドル・円が再び110円を目指す
こともあるかも知れません


■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・ 106.00 ~ 110.00

ユーロ/円 ・・・ 151.00 ~ 156.00

ユーロ/ドル・・・ 1.4100 ~ 1.4600

■ 今週の注目材料 ■

9/8
特に重要な経済指標の発表はなし。

9/9

欧 ユーロ圏7月生産者物価指数(PPI)
米 8月ISM製造業景況指数

9/10
日 7月の景気動向指数速報(内閣府)
欧 欧州委、ユーロ圏経済見通し

9/11
欧 ECB月例報告
米 7月貿易収支

9/12
日 4-6月GDP改定値
欧 ユーロ圏財務相会合
欧 ユーロ圏7月鉱工業生産
米 8月小売売上高
米 8月卸売物価指数
米 9月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値







※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。







米住宅公社へ公的資金注入 

おはようございます。

昨日、ワシントンでファニーメイとフレディへの公的資金注入が決まりました。
政府の管理下に置かれ、金融不安を回避しようという動きです。
このニュースで早朝からドルが買われ、円が全通貨に対して大幅安で水位しています。

今日は相場が荒れそうです。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 失業率は市場予想を大幅に上回る6.1%と発表されましした。
  • 同時に、非農業部門の雇用者数はマイナス8万4千人とこちらも大幅に減少しました。
  • 雇用統計の悪化から、米景気先行きへの不安からドルが大幅に下落。
  • 午後にかけて。株式市場が持ち直し、政府系住宅公社への対策が発表されるのではという噂に、原油価格も下げ、NYダウがプラスに転じるなどを背景にドルが買い戻される展開に。


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏7月消費者信頼感
  • 米 7月ADP雇用者数


米財務省がこれまで否定し続けてきた、ファニーメイとフレディマックが政府の管理下に置かれることが発表されました。サブプライム・ローン問題から端を発した住宅バブル崩壊が、ついに政府系住宅公社へ資本注入を行うといことで、新しい段階に入ったようです。

先週末の雇用統計では、失業率、非農業部門の雇用者数とも、事前の予想を大幅に超える悪化を見せ、市場に衝撃を与えました。

米景気先行きに対する不安からドルが大幅に売られ、株式市場も厳しい状況におかれました。
そしてこのタイミングを見逃さず、米財務省は政府系公社の救済策を発表しました。

このニュースで今朝のシドニー市場ではドルが急騰し、一時109円のミドルを超えクロス・円も大幅な円安水準に修正されています。さて、これまでのレンジであった107-110円を今回は大きき下に割り込み105円台までドル安が進みましたが、今朝の動きのように109円半ばまで戻すというかなり荒っぽい動きになっています。

政府系住宅公社に対して資本注入が実施されるというニュースは、今のところ市場ではポジティブに受け止められているようですが、反応については今後、米住宅市場が下げ止まるのかどうかを見極めないと判断を誤る可能性があります。

もう一方の材料である米雇用環境ですが、ここへ来てかなりの悪化を見せています。
とくに「小売り」部門の雇用減少がつづいているとの報告もあります。

5年ぶりの水準である6.1%を記録した雇用の回復にはまだ時間がかかりそうです。

クロス・円 記録的な下げ 

おはようございます。

昨日行われました当社のセミナーにご参加いただきました皆さんお疲れさまでした。
あの中でお話ししましたように、「高金利通貨の買い持ちだけではリスクが高い。」

「ストップロスは必ず入れておくべき。」今朝の相場をご覧になられた方は実感され
たのではないかと思います。相場は生き物。寝ている間に何が起こるかわかりません。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • NY市場では金融市場が大荒れの一日でした。
  • ADP雇用者数は市場予想を上回る3万3千人。週間失業保険申請件数は44万4千件と、こちらも予想を大きく上回る申請件数でした。
  • 米経済指標悪化を受けて、NYダウは344ドルの大幅下げ、ドル・円は106円台に突入しドル大幅安の展開に。
  • しかし、欧州通貨ではユンケルユーロ圏財務相会合議長が「ユーロは高すぎる」とのコメントが伝わると対ドルで欧州通貨が大きく売られ、対円では更に円高・欧州通貨安が加速しました。(今朝のシドニータイムではユーロ・円が一時150円台を記録)

本日の注目点

  • 米 8月雇用統計


金融市場は大荒れでした。
原油価格が107ドル台での引けにもかかわらず、ダウは344ドル下げ、為替市場は
大幅な円高、ドル高、欧州通貨安が加速しました。

ユンケル議長の発言がきっかけですが、トリシェ総裁もユーロ圏経済の先行き見通
しについては悲観的な見方をしています。クロス・円についてはおそらく相当な規模
のストップロスが執行されたものと思われます。

ここまでくると円キャリートレードのポジションはかなり解消されてきていることでしょう。

冷静に観れば、ユーロ・ドルは週足の100日移動平均線のサポート水準である1.42
前半できれいに止まっています。同様に、ユーロ・円は200日移動平均手前で止まっ
ています。

ややパニック的なポジション解消取引に振り回された感じがします。

ここは冷静に対応したいものです。

全てのクロス・円は戻り売りのスタンスが適当かと思われます。

ポジションを軽くし、もう一度作り直す姿勢も必要です。

クロス・円売り止まらず 

おはようございます。

9月に入っても暑い日が続いています。
8月後半が比較的涼しかっただけに、余計にそう感じるのかもしれません。
暑い日は続きますが、今月に入ってガソリン価格が下がったことだけは
いいことですね。レギュラーで165円程度のGSもあります。WTI原油価格が
110ドルを下回った水準にあることから、来月はもう一段の下げが見込めるかも
しれません。通常、ガソリン価格はドバイ、スポット価格が密接に関係している
ようですが、当然WTIがベンチマルクですから。

行楽シーズンにせめてガソリン価格がさがり、ゆっくり秋を満喫したものです。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 欧州市場からNY市場にかけて、相変わらずクロス・円の売りが加速しています。ストップ・ロスもかなり出ており、投資家としては「買い水準が分からない」という状態が続いています。
  • 地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表され、経済は減速しており、物価上昇圧力は高まっているが、賃金上昇もおだやかであるとのこと。市場は政策金利の引き上げはないと読み、債券市場では10年債が3.705%まで下げ(価格は上昇)、据え置きを織り込んだ動きとなっています。
  • 円キャリーの解消が活発なことから、ユーロ、ポンド、オージー、を売ると同時にドル・円も売られるというパターンが続いています。

本日の注目点

  • 欧 ECB金融政策発表
  • 米 8月ADP雇用者数
  • 米 8月ISM非製造業景況指数

欧州通貨を中心にオージーなどが対ドルで大きく売られています。本来ならドル・円で
ドル高・円安がもっと進んでもいいはずなんですが、円キャリーの解消取引がかなりの
規模で市場に出回っていることが要因のようです。

通常、ユーロ・円を売ると、ユーロ・ドルを売り、ドル・円も売ります。つまり円が買われる
ため、対ドルでの円安を抑える動きになるわけです。
ユーロが対ドルで一貫して売られていますが、ドル・円は107.50-110円のレンジに
収まっている理由がこのあたりにあるのかも知れません。

対ドルを通してみているだけではなかなか読めない相場展開といえます。

いよいよ今日の夜から欧米で重要な経済指標がリリースされます。

ECBの政策金利は据え置きと観ています、一方英国は、先日の蔵相発言に象徴される
ように、金融政策でのてこ入れが必要ではないかと観ていますが、どうでしょ?
そして明日は米雇用統計です。クロス・円がどう修正されてくるか注目です。

「グスタフ」による被害なく、原油価格急落。 

おはようございます。

福田総理の突然の辞任について、世論は概ね批判的なようでした。
安倍前総理の辞任に続いて「福田よ、お前もか?」という印象を国民に与え、
下界の一般人は無責任な政治に辟易としています。

後継者は麻生幹事長でほぼ決まり、レースはやる前から結果が分かっています。
(立候補する)「資格はあると思います。」と言っていましたが、私には
「俺しかいないだろう。」と言っているように聞こえましたが・・・・。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • ハリケーン「グスタフ」の米石油施設への影響がなかったことから、WTI原油市場では先物価格が急落、一時、前日比10ドルを超える下げ幅で105ドル台まで下落。
  • この動きを受けてNYダウも大幅高に。こちらは前日比250ドルを超える場面もありました。
  • 為替も両市場の動きを好感し、ドル・円は109円19銭まで買われました。
  • しかし、午後に入ると、原油価格は下げ渋り、NYダウがマイナスに転じるとドルはやや軟化して108円半ばで取引を終えました。
  • 8月ISM製造業景況指数 → 49.9


本日の注目点
  • 欧 ユーロ圏GDP速報値
  • 米 地区連銀経済報告(ベージュブック)

「グスタフ・プレミアム」も剥がれ落ちて、WTI先物価格は急落。過去最大の下げ幅でした。
先物市場では、既にファンド系はロングを手じまい、ショートポジションを積み上げていると
の観測もあります。もともと原油価格高騰から始まったドル安ですから、原油が下がれば
ドル高に転換するのは自然な話です。その原油価格は、米ゴールドマンが予測した当面の
底値<105ドル>台で一応下げ止まりました。

しかし、市場では今月中にも100ドル割れ、年末までに80ドル台との予測が支配的です。
今年は年初から世界中が原油価格の高騰に苦しめられました。下がったといはいえ、まだ
今年はじめの水準です。個人的には原油価格の下落は限定的だと思います。
中国、インドの石油需要はそう簡単に収まるとも思えません。

原油価格の影響をもろに受ける為替相場ですが、今朝の新聞記事にあったOECDの
日米欧の成長率見通しを見ると、金融、住宅不安が内在するとはいえやはり米国の
成長率は一歩抜き出ています。この点からも、ドル・円の下値はある程度限られて
いるのではと思われます。108円を一旦割り込み107円のミドルをつけた後
109円に戻すなど、依然として107-110円のレンジ内での取引が続いて
いますが、オージー・円などのクロス・円の下げが止まらないことが波乱要因です。

それぞれ高値から15~20%下げており、定石的にはいいレベルに来ていると
思われますが注意が必要です。

第四話:お金の未来 


お金の話

第四話:お金の未来


「現金その場限り」・・・銀行でよく使われる言葉だそうです。

現金はたとえ落としても必ず戻ってくるわけではありません。
従って、日常生活の中ではそれほど多くの現金を持ち歩くことはありません。
やや値の張るものを買うときには大抵クレジットカードで支払います。
クレジットカードを所有している限り、多額の現金を持ち歩く必要はないわけです。

それどころか、最近では小銭さえ、現金を使わず、EdyやSuicaあるいは携帯電話で
支払う若者が増えています。
キーワードは「電子マネー」ということになります。

朝起きて通勤するのはSuica(関西ではIcoca,東海ではToicaと言うそうですが)があれば
会社までいけます。コンビにでコーヒーやお茶を買うのであればケイタイでもOKです。
お昼にランチを食べるときはやはり小銭が必要ですが、コンビニで弁当を買うのであれば

やはりケイタイです。

仕事帰りに飲みに行っても場所によっては電子マネーで支払えます。
われわれのポケットから小銭が消える日はそう遠くないのかも知れません。

電子マネーがもう少し進化すると、クレジット機能が付加され、現金を事前にデポジット
しなくても一定の限度額までは電子マネーとして使えるようになります。
(既に一部は始まっているようですが。)

そして、代金の支払いだけに限定すれば日立製作所が来年からの実用化を目指している
「指静脈マネー」です。これは静脈や手のひらの認証の判断するキャッシュカードさへ
も通さず、直接指を読み取り装置にかざすだけで本人かどうかを判断し、認証されれば
自分の口座から代金が引き落とされる仕組みです。

ホテルやスポーツクラブ、ゴルフ場で実用化される予定になっています。

携帯性、利便性、安全性、などで優れているこのような現金以外のマネーは今後ますます
拡大して行くものと思われますが、同時に実物の貨幣の発行額は激減していくと考えられ
ています。法人用の電子マネーが開発されれば、決済、振込み、振り替えなどの資金移動も
可能になり、手形、小切手も無くなるかも知れません。

そうなると街角の銀行店舗もその姿を消し、「新しい」マネーのための発行、修理、メンテ
などの手続きをやる店舗などに替わっているかもしれません。

参考文献:日本経済新聞社編「マネーの経済学」

To be continued・・・
次回は、9/9(火)の予定です。



※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



福田首相退陣 

おはようございます。

昨晩は、突然の福田首相の辞任報道でニュースは一色になりました。
他の党の色々な意見も出ていましたし、国民の意見もそれぞれだと思います。
個人的には、なぜこのタイミングなのだろうかと、疑問に感じました。
選挙を見据えての退陣なのか良く分かりませんが政治不安、不信が募ります。
国民の一人としては、行く末を見守るしかありませんが明るい未来を作り
出してくれることを政治家の人たちには、切に祈ります。

ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場

  • 東京市場引け後からロンドン市場にかけて円が急伸、107円62までドルが売られました。
  • 108円を割れたことから、ドル売りに弾みがつき、ストップロスを巻き込んで107円半ばへ。
  • クロス円も大きく売られ、ポンド・円、オージー・円などを中心に円高が進みほぼ半年振りの円高局面を示現しました。
  • その後、福田総理の突然の辞任と、ハリケーン「グスタフ」が勢力を弱めたとの報でドルが108円30-40レベルまで買い戻されたものの、買いは続かず再び107円台まで戻され、市場ではドル売り優勢の状況が支配的でした。


本日の注目点

  • 豪 RBAキャッシュターゲット
  • 米 8月ISM製造業景況指数


ドル・円でのドル売りが加速してきました。
しかしドルが売られる状況の中でも、ポンド、ユーロなどが景気の悪化を背景に
大きき買われることもなく、むしろポンドのようにドルに対しても弱く推移している。

その結果、クロス・円が大幅に円高に振れており、本邦筋のキャリートレード中心の
投資家も損切りを余儀なくされているようです。
昨日はNY市場が休場ということもありドルの下落は限定的でしたが、今日の動きが
注目されます。

テクニカル的には、目先のドル・円は100日と200日の移動平均線が集まる
106円50-60に強力なサポートがあると考えられます。
また同様にテクニカル上でのユーロドルについては、週足、一目均衡表の雲でのサポート
となっており、下抜け時には注意が必要とも考えられます。

マーケット・プレディクション(6/9~6/13) 

マーケット・プレディクション(6/9~6/13)

先週28日に発表された米4-6GDP改定値には少々驚かされました。

7月末に発表された速報値を1.4ポイントも上回る上方修正でした。
個人消費は減税効果もあって、ある程度底上げに寄与できると予想されていたが、
輸出が13.2%と大幅に伸びたことが最大の理由のようです。

ドル安が輸出の伸びを後押ししている側面はあるものの、今後もこの傾向が続く
ようだと「貿易黒字」に転換する可能性すら出てきているようです。

このことは輸入国からみればドル買い需要が発生することを意味し、ドル高材料の
一つになる。日欧がマイナス成長との見通しがあるなか、際立った成長といえます。
また、原油価格が110-120の間で「高止まり」していることも、ドル買いに安心
感を与えているようです。

一方でドル安リスクとしては、依然として価格の下げ止まらない住宅、そこから派生
する金融機関の経営不安があります。今回のサブプライムローン関連では既に10
行もの地方銀行が破綻しています。信用収縮がますます増大し、貸し渋りから住宅
産業の停滞、そして住宅価格の下落と悪循環が断ち切れずいます。

目先ドル高回帰への流れが続いていますが、再び金融不安が表舞台にでてくるとドル
下落への流れは否定できません。
悪化が続く米経済指標の中で唯一好調さを示しているGDPがどこまで全体を引っ張っ
ていけるかが、今後のドルの行方を決めるポイントかと思います。

■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円  ・・・ 108.00 ~ 110.50

ユーロ/円 ・・・ 158.00 ~ 161.00

ユーロ/ドル・・・ 1.4500 ~ 1.4900

■ 今週の注目材料 ■

9/1

米 休場(レイバーデー)


9/2

欧 ユーロ圏7月生産者物価指数(PPI)

米 8月ISM製造業景況指数


9/3

欧 ユーロ圏GDP速報値

米 地区連銀経済報告(ベージュブック)


9/4

欧 ECB金融政策発表

米 8月ADP雇用者数

米 8月ISM非製造業景況指数


9/5

米 8月雇用統計




ハリケーン「グスタフ」米南部直撃か? 

おはようございます。

先週は全国的に天候が不安定で、各地に集中豪雨による冠水、土砂崩れなどが相次ぎ
大きな被害がでました。特に、愛知県岡崎市では一時間に、年間雨量の10%が降る
という強烈な雨量だったようです。寝ている間に、雨量が増え、あっというまに家の
中に濁流が押し寄せる様は想像を絶するようです。被害にあったお年寄りが「雨音と
聞いただけで怖い」と言っていました。夜寝るときは二階のほうが間違いなく安全です。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

  • 7月の個人消費は市場予想どおりのプラス0.2%でしたが、個人所得はマイナス0.7%でドル・円はやや下値を試す展開に。
  • 8月シカゴPMIが市場予想を大幅に上回る57.9と発表されると、ドル・円はこの日の高値109円手前まで買われましが、連休を控え積極的な取引観られませんでした。
  • 熱帯低気圧「グスタフ」がメキシコ湾岸沿いに上陸する見通しから、原油価格の上昇が予想され、ややドルが軟化して取引終了。
  • ミシガン大学消費者信頼感指数 → 63.0

本日の注目点
  • NY市場はレイバーデーのため休場

先週はじめには110円に載せたドル・円でしたが、上値が少しづつ重くなる展開が
続いています。基本は108円-110円のレンジ相場だと思いますが、今週末には
雇用統計の発表を控えています。

また、「グスタフ」も「カテゴリー3」と勢力を強めて北西に向かっており、3年前の
ハリケーン「カトリーナ」を彷彿させます。石油基地が集まっている地域へ直撃となる
と被害も予想され、ドル売りに傾くことも考えられます。現地時間2日朝方に上陸する
可能性が高いためその行方には注意したいと思います。

今朝の動きをみてもドル・円が円高方向に振れており、クロス円全般も円高傾向となっ
ています。もう一段下げると、クロス円の投げも入りそうなレベルになってきています。
クロス・円の売りから、ドル・円の下落リスクにも注意を要します。

108円割れにはロングのストップ・ロスがあるとの予測もあり、サポートされてきた
レベルだけに、割れると下落のスピードに勢いがつき8月4日以来の107円台前半も
視野に入ってきます。いずれにしても今週のドル・円はレンジを抜けるものと観ています。

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。