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NYダウ大幅続落と経済指標悪化で円全面高に。 



皆さん「医療保険」に加入していますよね。

損保系生保に勤務している友人が、入院費用のもらい忘れは

結構あるのではないか、と話していました。

例えば重大な疾患で入院し、10日間治療したが亡くなってしまった様なケース。

亡くなれば当然「死亡保険」の請求はします。医療保険に加入していれば

一日当たりの入院給付金(上記例では10日分)も受け取れます。

死亡保険金は請求するけど入院給付金は請求し忘れるケースが多いということです。


古い保険は別ですが、現在の医療保険は初日からどころか、日帰り入院からでも

給付されるケースが多いので、一度確認しておくといいと思います。

入院に関しては明日また書きたいと思います。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 米経済指標の悪化と株式市場の大幅下落を背景にドル円は2か月ぶりとなる
    95円台前半へ。ドル安値は95円14銭。

  • 4月の小売売上高は前月比▼0.4%と2か月連続の下落。今年に入りプラスが続いていた
    個人消費に、再び陰りも。

  • 英フィナンシャルタイムズ紙が米財政赤字の拡大を理由に米ソブリン債の格下げに言及。
    この記事が為替市場でのドル売りと株下落を誘発したとの声も。

  • これらの動きを反映してNYダウは朝方から下落。欧州株式市場も全面安だったこともあり
    下げ幅は184ドルに達し、金融と素材セクターの下げが目立った。

  • この日のGM株は一時1ドルちょうどまで下落。一方1300億円の資金調達を発表した
    フォード株は上昇。

  • ガイトナー財務長官は講演で、「金融システムは回復した」と強調。また長官は大手金融機関からの
    公的資金返済を財源に中小金融機関への資金注入に言及。


    本日の注目点
       
    • 欧   ECB月例報告  
         
    • 米   4月卸売物価指数  

    • 米   週間失業保険申請件数  
                                                                                         
        
                  

    NY市場では再び円全面高の展開となりました。

    昨日の東京では一時95円台後半まで円高が進む場面もありましたが、日経平均が

    値を下げず、むしろプラスに転じたことでドルが戻り歩調となりほぼ96円台での

    動きでした。この流れは欧州市場がオープンしても暫くは同様で、NYで一変しました。

    4月の小売売上高が前月比マイナス0.4%と、今年に入りプラスに転じていたものが、先月から

    再びマイナスになりました。

    同時に、3月分の数字も下方修正され、個人消費の回復が依然として弱いことが確認された

    格好になりました。

    NYの債権トレーダーは「小売売上高はひどい内容だった。これが米国債にプラスに作用した。

    V字型回復は実現しない。今のところV字型よりはU字型に近いものになりそうだ。

    想像しているような強い回復にはならないだろう。」と述べていました。(ブルームバーグ)


    さて、円は全面高の様相です。

    昨日もコメントしましたが、何やら昨年秋のリーマンショック後の状況を思い起こさせます。

    ドル円がドル安円高に振れる際は、全通貨にたいして円高になる傾向があります。

    76円台まで急伸した豪ドル円は71円台に、134円台だったユーロ円は129円台と

    ドル円下落時の傾向か変わっていません。

    重要な節目である95円を伺う水準までドル円は円高が進んできました。

    この水準は約2か月振りの水準で、昨日も述べましたがこの下の95円あたりには100日移動平均線が

    サポートしており、「雲」もぎりぎり抵抗帯として位置しています。

    逆にいえば、この水準を抜けてくればもう一段の円高水準も目指せることにもなります。

    ただその場合でも昨年秋のように連日大台が変わるようなスピード感はないと予想しています。

    95円の大台を完全に抜け切るにはそれなりのパワーが必要です。


    ユーロ円も円高に引っ張られる形でユーロ安が進んできました。

    こちらについても一気に125円の目指す展開は考えにくいと思われます。

    ユーロドルが200日移動平均線抜けしてからは1.37台前半で頭を押さえられている

    感じはありますが、1.3450を割り込まない以上はユーロ高が続くと観ています。

    時間足などの短期指標では目先ベアなチャートを形成してきましたが、今のところ

    トレンドは不変でしょう。


    ドル安が加速するとすれば材料は二つでしたが、ここ両日を見る限りその一つの株式市場に

    先安観がやや台頭してきています。

    ここまで日米ともに実態のない株価上昇が金融株中心に続いてきました。

    米国でいえば第し半期、日本でいえば2010年度の上半期でどこまで収益力が高まったかが

    今後の株式市場の行方を大きく左右し、ひいては為替にも大きな影響を与えると言えます。

    目先、ドルの底値を確認する動きになるでしょうが、日本のファンダメンタルズの悪化も

    頭からはなかなか離れません。







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