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「GM破綻濃厚」にもドル堅調。NYダウは大幅反落。 


私の知人に山本さんという人がいます。

下の名前が「コウジ」で「ヤマモト コウジ」。

そう、あのミスター赤ヘルこと山本浩二と同姓同名です。

しかし、顔はミスター赤ヘルのように濃くなく、クールです。

先日あるパーティーに彼は奥様も同伴で来ており、挨拶に立って

「ヤマモトコウジでございます。隣にいるのが家内のヤマモト ヨウコです。」

と挨拶。これには場内大爆笑で大いにうけました。

一流野球選手と有名女優のカップルです。

何か冗談みたいな話ですが、これ本当です。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • GMが大口債権者との債務削減交渉が不調に終わったとのニュースが流れる中、
    ドルは堅調に推移。

  • 朝方はドル軟調の地合いで始まり94円台半ばまでドル安が進む場面も、4月の
    中古住宅販売件数が前月比で2.9%増えたことからドルが上昇。

  • 堅調だったユーロドルが利食いの売りに押され、チャート上の節目である1.3880を
    割り込み下落したこともドル上昇に繋がる。

  • GM破綻濃厚とのニュースにNYダウは大幅下落。前日上げた分を相殺する173ドル安に。

  • この日行われた5年債の入札は好調だったものの、長期債が売られ金利は大幅に上昇。

    本日の注目点
       
    • 日   4月大型小売店販売額

    • 欧   独5月失業率

    • 欧   ユーロ圏5月消費者信頼感指数

    • 米   4月耐久財受注

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   4月新築住宅販売件数          
                         
                                                                                                                   
        
                  


    昨日のアジア市場で95円50まで買われたドル円でしたが、夕方に「GMの破綻濃厚」の

    ニュースが流れるとやはりドル売りに反応し、95円割れ目前までドル安が進みました。

    その後NYでも一時94円66までドル安の流れが続きましたが、ムーディーズが

    米国の「AAA」(トリプルA)の格付けは安定的との見通しを発表するとドルは再び

    95円台前半での取引となっています。

    昨日までのドル全面安の流れに幾分変化が見え始めたことから、ドル円では昨日のドル高値

    95円50を抜けるどうかに注目しています。


    昨日この欄で書いたようにユーロドルの上値が重く、ロングポジションが積み上がって

    いたことからユーロは大幅に下落しました。テクニカルポイントであった1.3880近辺を

    割り込んだことで1.38台前半までドル高が進みました。

    1時間足で観ると下値の目途は1.3790かその下の1.36代後半になりそうです。

    この水準から反転するようだと依然として「ユーロ高」のトレンドは変わったいないことに

    なります。


    GMは大口債権者との債務削減案が不調に終わったと発表しました。

    金額ベースで債権者の9割以上の同意が必要っだった訳ですが、1割程度の同意しか

    得られなかったようです。

    債権者としては、本来社債は償還時に100%の額面で帰ってくるものが10%の株式との

    交換という条件は呑めなかったということでしょう。

    この日GMの株は売られ1ドル台前半で取引されています。

    これでGMが破産法適用の申請をする可能性が濃厚となり、早ければ今日明日中にも

    「破綻」が確定する見込みになりました。

    今年に入ってからGMとクライスラーには「破綻」の噂が常時付きまとっており、

    市場はそのたびに揺れ動いたわけですが、さすがに今のこの時点では「織り込み済み」で、

    市場への影響は限定的です。

    ただ、やはり規模が大きいだけに今後実態経済への影響がでてくるようであれば、再び材料視される

    ことも考えられます。


    米長期金利の上昇が続いています。

    昨日のNYでは3.5%を大きく超えてきており、景気回復への糸口を探りだした米経済へも

    影響を与える可能性が出てきました。

    長期金利の上昇は住宅ローン金利にもすぐに跳ね返り、ブルームバーグのデータによると

    ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)の30年固定金利住宅ローン担保証券(MBS)の

    利回りはこの1週間で0.5%以上上昇しています。

    ムーディーズインベスターズが米国債の格付けは「安定的」と言明しましたが、

    今年度だけで3兆ドル(約285兆円)の国債発行が見込まれているだけに

    需給の悪化は避けられません。

    米国債の最大保有国である中国も、また日本も、これ以上米国債を増やす予定はないでしょう。

    、円滑な入札消化に向けて「ドル高誘導」のリップサービスの声が太平洋の彼方から

    聞こえてくるかもしれません。

















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