月別アーカイブ

 2009年06月 

原油高からドル安、円安。 

先日この欄で米著名投資家ウオーレンバフェット氏と昼食を共にする

権利入札の話題を書きましたが、結果が判明しましたので続編です。

落札者は匿名希望ということで明らかではありませんが、落札額は168万ドル

(約1億6千万円)でした。

競売には10人が参加したそうです。

落札者は最大7人を連れてNYの有名ステーキハウスで

バフェット氏と昼食をすることになります。

世界一高い昼食会となりそうですが、これを

高いとみるかどうかは別問題です。

なお、落札額は氏の亡き妻スーザンバフェットさんがボランティアを

していたグライド財団に寄付されるそうです。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は海外で、ロンドンフィキシングに合わせ大量の円売りが見られ、
    円安ドル高に。

  • 対主要通貨ではとりわけユーロ円が大幅に上昇、133円台後半から135円台半ば
    まで円安ユーロ高が進む。

  • ユーロは欧州委員会が発表した6月のユーロ圏景況感指数が3ヶ月連続の改善を
    示したことが買い材料に。

  • 結局、ドルと円が売られ、その他資源通貨、高金利通貨が買われる展開となり
    原油高とNYダウの反発が主な要因。

  • 原油先物価格はナイジェリアの武装勢力がロイヤルダッチシェルの油田施設を攻撃
    したとの報道を受け急騰し、一気に71ドル台での引けに。

  • 中国人民銀行の周総裁が、それまでくすぶってた基軸通貨ドル対する信認を
    表明したことも、米株式、債権に対してプラスに作用。

  • GMはトヨタとの合弁会社から撤退を表明。25年年間続いたNUMMIの歴史に
    幕を引くことに。



本日の注目点
       
  • 日   5月失業率 
  • 欧   独6月失業率
  • 欧   ユーロ圏6月消費者物価指数 
  • 英   GDP1Q確報値 
  • 米   4月ケースシラー住宅価格指数
  • 米   6月シカゴ購買部協会景気指数
  • 米   6月消費者信頼感指数       


日替わりメニューの相場観は昨日の海外市場では「円全面安」の展開でした。
7時現在ドル円は96円08-10です。
昨日はややドル安円高の流れを予想していましたが、95円台前半で小動きだった円は
海外市場で96円台前半まで円安ドル高となり、ドル以外の主要通貨に対してはさらに
円安が進む結果となりました。

中国を含む新興国で、このところ基軸通貨ドルに対する信頼が薄れ、新しい決済通貨
を望む声が盛んになる中、中国の中央銀行の周総裁は、同国が早急な外貨準備政策を
変更することはないと表明したことで、米株式、債権市場は「ドル信認」と受けとめ
上昇に繋がりました。

また、アラブ首長国連邦(UAE)中央銀行スワイディ総裁も、現時点ではドルに代わる
通貨はないとの見解を表明しています。

この日は、原油価格の急騰がこれまで通り、資源国通貨、高金利通貨を上昇させ、
比較的金利の低い、ドルと円を下落させることになりました。

原油価格は、ナイジェリアでイギリス、オランダ合弁のロイヤルダッチシェルの油田施設が
攻撃されたとのニュースで先週末比2ドル33セントと大幅に上昇しました。

株高、債券高とともに原油高もリスク許容度の高まりと受け止められ円売り、ドル売りに
反応するパターンは継続中のようです。

ドル円は一時96円18銭まで買われましたが、基本的には方向感を欠いています。

ユーロなどクロス円では円安傾向が強まっており、比較的トレンドが見えており、
「Buy on dip」(下がれば買う)スタンスで臨むのが賢明かと思いますが、肝心のドル円の
相場観が今ひとつ掴めません。

市場参加者の見方も依然として分かれており、正直なところどちらに動いても
「後講釈」できるような状況です。

本日は月末です。

月末要因として輸入決済が集中するケースが多いことと、海外市場では重要指標が
数多く発表されます。

97円までは現行の相場観を維持し、ドルの売り場を探したいと思います。
ドル円ストレートだけではなく、ユーロ円、豪ドル円などの動きも要注意です。
クロス円が調整を終えて「上昇傾向」強める可能性があるからです。

96円の20-30水準は「4時間足」「8時間足」「日足」ともに、重要な移動平均線である
100日線と200日線に交わる位置に当たります。

また、このレベルには一目も「雲」も絡んでいることから、相当な抵抗が予想されますが
逆に、抜けた時には市場参加者の相場観にそれなりの影響も与えます。

スポンサーサイト

中国人民銀行リポートでドル下落。 

最近「カツオ」が獲れないそうです。

カツオの主要漁港である千葉県勝浦の一本釣り水揚げ量は

今年1-5月の累計で前年同期比半減、八丈島でも

7割減だそうです。

そのため卸値も5年前に比べ3~4割高いとのこと。

詳しい原因は分っていませんが、黒潮の回遊路の変化や

赤道付近で大量に捕獲する大型巻き網漁船の増加などが

指摘されています。

カツオは一度の産卵で10万ー200万粒の卵を産むそうです。

結構な数ですが、驚いたことに、そのうちの99.999%は

死んでしまうそうで、仮に200万粒の卵を産んでも

体長1mほどの「大物」に成長できるのは20匹。

仮に、10万粒でしたらたったの1匹・・・・。

厳しい自然界です。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 週末を控え取引は閑散でしたが、ドルが主要通貨に対して下落。

  • 中国人民銀行(中央銀行)がリポートで「独立した」新たな国際準備通貨の必要性を改めてしめしたことが背景。

  • 円は小動きの中、95円割れ目前まで買われ、再びドル下落基調に。

  • 5月個人所得 → 前月比+1.4%と大幅な伸び。

  • 5月個人消費 → 前月比+0.3%

  • この結果貯蓄率は6.9%に上昇。過去15年間で最高水準に。

  • 6月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 70.8(市場予想を上回る)

  • 米国債は続伸。5月個人消費支出でインフレ抑制が示されたっことからFOMCでのゼロ金利政策は継続されるとの見方から買い優勢に。

  • NYダウは前日の大幅高の反動から小幅下落。


本日の注目点
       
  • 日   5月鉱工業生産速報値 
  • 欧   ユーロ圏6月消費者信頼感       


ドル円は先週末のNY市場で再び95円割れを試す展開でした。
今朝7時現在、95円21-23レベルです。

今週も先週同様、急激な円高はないとしても、なだらかな円高傾向が続くと
予想します。

米経済指標ではなかなか決定的な方向感を映し出せないなか、
金利相場が主流になってきています。

先週末のNYでも個人消費支出の発表からインフレ懸念は見られず、
ゼロ金利政策は維持されるとの連想から米国債に買いが集まり、
長期金利が低下しました。

その結果、金利差縮小からドル売りに繋がって行きました。
また、中国人民銀行(日本の日銀にあたる)は再び新準備通貨の創設に
言及しています。

報告書では「特定の国の通貨を準備通貨として使用することに内在する問題を
回避するため、主権国家と切り離された国際準備通貨を創設する必要がある。」との
考えを表明。

再び基軸通貨ドルを牽制する結果となりました。
この動きは、先にロシアで行われた「BRICs」の初会合と同様な動きで、今後世界でも
有数な米国債保有国群として、ゆさぶりをかけてくるものと思われます。

短期的には円高ドル安傾向がやや優勢に見える相場ですが、依然として
明確な方向感はなくアナリスト泣かせの相場が続いています。

先週末のNYのコメントに株に絡んだコメントがありましたので紹介いたします。
スイスの大手金融機関クレディスイスが日本株の投資枠を増やしことで
「円高に振れた」とのコメントです。
時事かどうかはわかりませんが、このところのNYダウと日経平均の動きを見ると
今後の為替に少しヒントが隠されているかもしれません。

今年はじめから春先までNYダウは7000-7500ドルで推移していました。
そのころの日経平均も7000-7500円です。

つまり絶対値は同じで、単位を「ドルから円に」換えればそのまま読めたわけです。
現在NYダウは8500ドル前後で日経は9900円前後。

その差は1400ポイントに拡大しており、日経平均が強く、ダウは弱い傾向が鮮明です。
言い変えれば、これまでNY株式市場に流れていた資金が日本の株式に向かってきたと
言うことです。

為替でいえば「ドル売り円買い」で買った円で日本株を購入するという流れです。
もちろん、この所の日経平均は出遅れから買われた側面も強く、さらに、買いの主体は
個人投資家だと言われたいますが、逆に、そうだとすれば今後、海外の機関投資家が
参入してくる余地が十分あり、上記図式が具体的な流れとなることもあり得ます。

今のところ「金利相場」が主流ですが、いずれ「株式相場」に市場の眼が移ることも
頭の片隅に入れておきたいと思います。

米国債入札好調で長期金利下落、NYダウは反発。 

中国と台湾の「蜜月」が続いているようです。

今や定期便が台北と北京に相互乗り入れしており

両国の人々の往来も順調に増えているそうです。

ビジネス面でも、もともと台湾にはIT分野での先進企業が

多く中国企業との合弁、提携が増加しているとのこと。

この状況に一番神経をとがらせているのが韓国だそうです。

江沢民首席のころは「二つの中国」は認められず、敵対していた

両国でしたが、いまや「友好国」で、TAIWAN(台湾)ならぬ

(CHIWANチャイワン)などどいう造語もあるようです。(

もともと同じ民族だったわけですから、当然と言えば当然でが、

「天安門事件」は益々遠くなります。




ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は活発な値動きがない中、アジア、欧州市場の流れを受け
    ややドル高で始まる。

  • 朝方の水準がこの日のドル高値で、その後7年物米国債の入札が好調だったことで長期金利が下落し、日米金利差縮小を材料にドル下落。円は95円72まで買い戻された。

  • 米国債の入札好調から、4日間続落したNYダウは大幅反発。ほぼ全面高の展開から前日比172ドル高で引け。

  • 週間失業保険申請件数 →62.7万件(事前予想より悪化、2周連続で件数増加)

  • 1-3月期GDP確定値は▼5.5%と改定値より0.2%の改善。

  • FRBのバーナンキ議長はバンカメのメリル買収に関して議会で証言。買収撤回に傾いたバンカメ対して懸念は表明したものの「圧力」を加えた事実はないと証言。

  • 原油価格は急反発。ナイジェリアで石油パイプラインが破壊されたことが影響。

  • 政府管理下のAIGは、グループ傘下の保険2社の公開に伴い、2兆4千億の資金を氏府に返済すると発表。

  • 前日に続き、スイス国立銀行は市場でスイスフラン売りの介入を行った模様。


本日の注目点

  • 米   個人消費支出


円はなかなか方向感が掴めません。
水曜日に94円台まで買われたものの、昨日の東京市場ではほぼ終日
円が売られる展開でした。

対ユーロや豪ドルでも円は弱含み、96台半ばまで円安ドル高が進みました。
この水準では前日のドルショート筋のストップロスも巻き込んだようです。

たださすがに97円台へのいきおいも無く米長期金利の下落を睨みながら
96円を挟む水準です。

さながら「日替わりメニュー」のように目先の流れが変わる相場が続いていますが、
ここはある程度の値幅での利食いを優先し、あまり多くは望めない相場です。

しかし逆に天井と底値を避ければ、どの水準でも「いつか来た道」で、
小幅利食いが可能なのも事実です。

米国債の入札は昨日の7年債270億ドルで今週は終え、事前の予想以上に好調でした。
結果として米長期金利は下落し、その分ドルはやや軟調だったようで、債権相場から
ドル円を観た場合には比較的読みやすい相場とも言えます。

米国債入札が好調だった背景には、昨年秋と比べ金融市場が正常な状態にもどり
資金巡回が機能していることが挙げられます。

そのため投資環境が徐々に正常な状態にもどり、米金利が大幅に上昇したことで
「投資魅力」が増した結果、資金が流れこんだものです。

現状では日本国債の10年物と比較しても金利差は2.2%程度あり、加えて、
円が96円程度という水準。
投資環境としてみた場合にはある程度魅力があるのではないでしょうか。

今日26日(金)スポットバリュー(決済日)がちょうど月末の30日に当たります。
実需筋の動きもあると思われます。やはり96円台半ばから97円にかけて目先売り場と
捉えるのが順当でしょう。その後の動きについては、また次の材料待ちです。

バーナンキ議長は昨日の議会証言で「圧力」を加えてたとはないと、全面的に
否定しています。

しかし、当時の財務長官ポールソン氏は「バーナンキ議長」から圧力をかけるように
指示された、とメディアには語っています。

近くポールソン前財務長官の議会証言も予定されていることで、どちらの言い分が
正しいのか決着がつきます

その行方次第では、来年1月に任期の切れるバーナンキ議長の「再選」があるのか
ないのか、少し見えてきそうです。

FOMC現行政策継続、円一時96円台に。 

自民党が東国原知事に衆院選への出馬要請をしたことが

メディアで話題になっています。

出馬するかどうかは別として、確かに東国原宮崎県知事と

橋下大阪府知事は圧倒的な支持を受け人気が高い。

毎日のようにTV番組に出演して「宮崎県」のPRをする東国原知事。

府の予算をバッサリ切り、財政立て直しに奔走する橋下知事。

ある調査によると二人の地元での支持率は90%以上と

驚異的だそうです。

当初、「地方自治に素人の人が何ができる」と冷ややかだった世論も

今や「素人だったからできた」と変わってきました。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • NY時間午後発表されたFOMCの結果はこれまでの金融政策の継続と在庫調整の
    一巡から、景気に対するやや楽観的な見かたに終始。長期金利はこの内容を受け上昇。

  • ドル円は発表直後、日米金利差の拡大から96円台前半まで円安が進む。
    しかしその後のドル上昇スピードは鈍く、上値を押さえられ95円台半ばで取引終了。

  • 長期金利の上昇を受け、一時100ドルを上回る上昇だったNYダウは結局4日続落、
    ナスダックは上昇。

  • 5月の耐久財受注は市場予想を上回る1.8%増。2か月連続で改善を見せた。

  • 一方、米商務省が発表した5月の新築戸建て販売件数は年換算で34万2千戸と
    前月比マイナス0.6%。

  • スイス国立銀行は自国通貨スイスフランを対ドル,対ユーロで売り介入をした模様。

  • OECDは日米欧の2010年度の経済見通しを3月時点の見通しから上方修正。
    積極的な財政出動が経済効果を押し上げるとの見方を示す。

本日の注目点
       
  • 米  1-3月期GDP確定値  
  • 米  バーナンキFRB議長議会証言

FRBは23日、24日のFOMC会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を
現行のゼロから0.25%の範囲に維持し、米国債や住宅ローン関連証券の買い取り
目標を現行の1兆7500億ドルに据え置くことを決定しました。

事前の予想では一部に、いわゆる「出口戦略」に関して言及があるのでないか、
あるいは長期金利の上昇を抑えるため国債などの買い取り枠を増額するのではないか
という予想もありましたが、結局は「現行通り」ということでした。

声明文では「著しい資源のたるみが価格圧力を抑える可能性が高く、委員会は
インフレが当面、抑制された状態が続くとみている。」と指摘。
また政策金利については「異例な低水準」が長期にわたり続くとの見通しを示しています。

この決定に関して、「FRBは早期の利上げはないことを明確にしようとしている。
当局者は金利先物の動向は行き過ぎていると市場に伝えている。」(ブルームバーグ)との
見方がコンセンサスのようですが、この発表直後長期金利は上昇しています。

FRBは長期金利が再び4%台に乗せるようなことがあれば、次回のFOMCで何らかの
政策変更を行ってくるものと思われ、今回は市場の動向を見極めたいとする姿勢が
勝ったようです。

米経済指標は依然としてまちまちです。
耐久財受注額は前月比1.8%のプラスで2ヶ月連続の改善を示しました。
特に機械設備額は前月比7.7%と大きく伸びています。

一方住宅関連では、新築戸建て販売が前月を下回り、一進一退が続いています。
月ごとに強弱両方の結果が示されており、現段階では住宅市場の底入れを判断するには
次期尚早ということになります。

住宅関連指標は全般的に底値圏での攻防が続いている、といったところです。

23日(火)に一時95円を割り込んだドル円ですが、未だに明確な方向性が見えません。
「三角もち合い」の下限、95円40銭近辺を割り込み円高方向へ加速すると観られて
いましたが、その勢いは弱く、市場参加者にとってやや以外に思われているようです。

少なくとも昨年秋のようなスピード感はなく、ドル売りを仕掛ける側も「恐る恐る」
ショートポジションをメークしているように思えます。その理由としてはやはり当時と比べ、
「安全資産としての円」にもリスクがかなりあり、はたして「安全資産」と言えるかどうか
という点です。

ひとつは政権交代へのリスクです。
民主党は、今回は本気で政権交代を目指しているよう見えます。
昨日の「東国原総裁」問題もあり、「今回、自民党は危ないのではないか」とかなりの
国民が考えているのではないでしょうか。

また「北朝鮮」問題も日増しに緊張が高まってきています。
地政学的リスクを意識しないわけにはいきません。

ただ、足元のテクニカルではドルの上値は重いと観ています。
97円に乗せるようだとストーリーが変わりますが。

原油高から高金利、資源国通貨に買い戻しの動き。 

何でも競売にかけてしまう国がアメリカですが、

米イーベイは慈善競売で著名投資家ウオーレンバフット氏と

昼食を共にできる権利の応札を始めました。

毎年行われている競売は今回で10回目だそうです。

NYのステーキハウスでバフェット氏に事業戦略や投資哲学を

質問できるわけですが、既に28件の応札があり、締切は26日です。

因みに昨年の落札者は中国のヘッジファンドのマネージャーで

落札価格は2億2400万円だったそうです。

さて今年は誰が世界で最も高価なステーキを食べることに

なるのでしょうか?


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 円はアジア市場での円高ドル安の流れを受け一時94円88銭と1ヶ月ぶりの円高水準を記録。その後米経済指標の発表や原油価格の上昇などから95円台後半までドル高がすすんだものの、引けは95円台前半。

  • 商品市場の反発からこの日は主要通貨が軒並み対ドルで強含み、対円でも値ごろ感から買い戻しの動きが優勢。

  • FOMCが年内の政策金利引き上げ見通しを後退させるとの観測が急速に台頭し、この日の国債入札も好調。入札倍率は3.19倍と予想以上の倍率に。

  • 5月の中古住宅販売は477万戸と前月比2.4%増えたものの、市場予想を下回り住宅市況の回復には至らず。

  • また、4月のFHFA住宅価格指数は0.1%下落し、マイナスは幅を縮小。

  • 原油価格は反発、前日の下落幅を埋め合わせる大幅上昇。

  • ポンドはBOEのエコノミストの発言を受け、対ドル、ユーロで下落。



本日の注目点
       
  • 米   5月新築住宅販売件数     
  • 米   貿易収支   
  • 米   耐久財受注


ドル円は東京時間内に95円を一瞬割り込む場面もありましたが、その後円安方向に動き、
NY市場では95円90までのドル高がありました。

昨日の東京時間朝方に「三角もち合い」の下限を割り込んだことで、目先円高局面に
入ったと相場観から円買いドル売りが進み、ユーロ円、豪ドル円でも円買いが優勢となり
「NY市場でのもう一段の円高局面」への期待も膨らみました。

NYでは94円88銭までの円高はありましたが、全体とすればむしろ円安の流れが加速し、
主要通貨に対して円は全面安でした。昨年秋の円高局面と比べ、あきらかにそのスピードの
違いを意識しないわけにはいきません。

米経済の回復基調と円の地政学的リスクがが当時と大きく異なることがその理由かと
思いますが、今後円高傾向が継続するとしても円の高値は限られているかもしれません。

市場は日本時間明日の未明に発表されるFRBの声明文の内容を注目しています。
ドイツ銀行の為替ストラテジストは「市場はFOMCが利回りに抑制装置を取りつけ、
ドルに対する支援材料を取り除くことを懸念している。
それが今のドル安の主な要因だ。」とコメントしています。(ブルームバーグ)

大方の予想は世界銀行の経済成長の下方修正を受け、ゼロ金利は継続し、政策金利
引き上げ論は後退するものと観ています。

全米不動産業者協会が発表した5月の中古住宅販売件数は前月比2.4%増の477万戸
でした。住宅価格(中間値)も大幅に下がり、住宅ローンの金利水準とともに、中古住宅への
需要も回復しつつあります。

しかし一方で中古住宅価格の下落は販売不振と住宅金融機関による差し押さえ物件の
競売が大きく影響しているとの指摘もあり、市況の底入れは依然として確認されていません。

本日は新築住宅の販売件数が発表されますが、こちらの予想も前月よりも増えていて
36万戸とみられています。

世銀の経済成長見通し鈍化を受けドル、円買われる。 

ウオールストリートジャーナル紙は、昨年の金融危機で

経営難に陥り政府から巨額の公的資金を受けた金融機関の幹部が

資金の供給を受けた直後に、社用ジェットをプライベートに使っていたと

報じています。

個人名と会社名は伏せていますが複数のトップが

バケーションでヨーロッパ、メキシコ、カリブなどへ社用ジェットを

使って旅行していたことが、「フライトレコーダー」の記録で

判明しました。

確かGMのワゴナー会長がシカゴからワシントンの公聴会に呼ばれた時

社用ジェットを使ったことが批判の的になり、それ以降は車でワシントンを

訪れたことが話題になりましたが、高額報酬をもらっていた経営トップにしては

セコイ話ですね。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 世界銀行が日米欧の今年度の成長見通しを下方修正したことで、原油をはじめ商品価格が大幅下落。ドルが円を除く主要通貨に対して上昇。

  • 原油価格は大幅に続落し、66ドル台とピークから1割近い下げに。これを受けて豪ドルやカナダドルなどが対米ドルで大きく売られる展開に。

  • 円は「三角もち合い」の下限を試す動きだったものの、値幅はわずか38銭と依然動意が見られず。

  • 世銀の発表を受け、NYダウは200ドルを超す下げに。石油関連以外にも金融セクターは7%、素材関連は4%下げ、株式市場下落をけん引。また、
    「VIX指数」も上昇。

  • オバマ大統領は金融リスク監督は専門家の多いFRBが最適と判断し、FRBに権限が集中することを懸念する議会をけん制。



本日の注目点
       
  • 米   リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   5月中古住宅販売件数
  • 米   FOMC(24日まで)      


世界銀行が世界経済の見通しを下方修正したことで、商品価格が大幅に下落し、
それを受け資源国通貨の豪ドル、カナダドルなどが大きく下落しました。

世銀は3月時点で世界経済の成長率をマイナス1.7%と予想していたものを、
今回1.2%下方修正しマイナス2.9%との見通しを発表しました。

先進国は戦後最悪の成長鈍化に陥ると予想する一方、中国などの新興国の
成長率を上昇修正しています。

市場はこの発表を受け、原油などの需要が減少するとの連想から商品市況が
大きく下落し、その影響から資源国通貨が売られる結果となりました。

今年の春先から商品価格の活況を材料に大きく買われた資源国通貨だけに、
商品相場の下落は「はしごを外された」格好となり、下落幅も大きくなっています。

また、イラン政府が今月の同国大統領選に対する抗議行動で少なくとも17人が
死亡したと発表したことも、主要通貨に対するドル買いを促したようです。

NYダウは前日比2.4%下落し、S&P500は3.1%と大幅に下落しました。

世界経済のリセッションは予想以上に長引くとの見通しが株価の足を引っ張った
直接の要因ですが、この日発表されたS&P500社の経営幹部が自社株売却を
拡大させていたことも株の下落を促したようです。

自社の業績に最も詳しい経営幹部が自社株を売却するということは、
今後収益見通しが厳しということを意味するようです。

昨日の欧州時間に6月独ifo経済研究所発表した企業景況感指数は85.9でした。
これで3ヶ月連続の改善を示し、独経済の底入れの可能性が高まりユーロは上昇
すると見られていましたが、ウオールストリートジャーナル紙が独政府の予算不足を
指摘したことで相殺されたようです。

円は依然として動意がないものの、「三角もち合い」の下限を試す過程にあるものと
思われます。
ユーロ円、豪ドル円などのクロス円の売りも市場に持ち込まれているようで、ドル円の
頭を押さえる結果となっています。

95円40-50水準を抜けると1月21日の87円10銭を起点とするサポートラインを
割り込むことになり、ここを抜けるかどうかに市場の注目は集まっています。
仮に割り込むと93円程度の円高が見込まれ「三角もち合い」を大きく下抜けしたことに
なります。

ウイークリーコメント 



マーケット・プレディクション(6/22~6/26)






■ 今週のレンジ予想 ■




ドル/円  ・・・  95.00 ~ 100.00

ユーロ/円 ・・・ 135.00 ~ 140.50

ユーロ/ドル・・・ 1.3600 ~ 1.4200



ドル円は依然として95-100円のレンジ内での取引が続いています。

上下多少のはみ出しはあったものの、この水準は3月から続いているので

約3ヶ月にもなるわけです。

1月21日に87円10を記録した後、急速にドル買い戻しが進み97円台まで

短期間で水準訂正を終えた後はほぼ3ヶ月現在のレベルです。

ややストレスを感じている市場参加者も多いのではないでしょぅか?

しかし、この長い動きは徐々に収斂されてきています。(参照:6月19日(金)アナリストリポート)

おそらく、あと数週間後にはどちらかにブレイクし、その場合には値幅、スピードともにかなりのものが

想定されます。


レンジをブレイクするとなると、そのきっかけは何になるのか?

ここで少し材料を整理してみたいと思います。

先ず、ドル安要因としては 1.米長期金利の低下による日米金利差の縮小。

2.財政赤字拡大に起因する米国債の格下げ3.GM破綻の影響による失業率の上昇と雇用者数の減

少幅拡大

4.日米株式市場の大幅下落 5.BRICs諸国による米国債への投資凍結などです。

一方、ドル高要因としては1.先月の雇用統計に観られたような米ファンダメンタルズの改善

2.米景気底入れ期待からの、いわゆる「良い金利上昇」3.日米株式市場の上昇

4.原油などの商品市況の上昇(ドル安、円安要因)5.東京都議選での自民の大敗など政治的混迷な

どでしょうか。

この他にもユーロ圏内の材料による影響も考えられます。


以上ざっと整理してみましたが、この1ヶ月以上、資源国通貨、高金利通貨に流れていた資金が

一旦止まり、そこから流出した資金がどこへ向かうかを予想することになるわけです。

基本は信用危機が終わり、投資家が再びリスクを取れるようになってきていることを

忘れてはいけないはずです。

リーマンショックのような異常事態がないとすれば、行き場のない資金は再び

「運用競争」の波にもまれこれまでと同じ道を歩むことは十分考えられます。

現に、米国ではヘッジファンドへの資金は流出と新規流入との差がプラスに転じています。

本邦でも個人投資家の株式口座の開設が増えてきてると報じられています。

その際重要なことは、やはり「絶対的な金利水準」ではないでしょうか。


今週の注目材料は23-24日のFOMCはもちろんですが、24日の新築住宅販売件数、

26日個人消費支出です。

25日にはバーナンキFRB議長がバンカメのメリルリンチ買収に関して議会で


証言をする予定になっています。






■ 今週の注目材料 ■





6/22 (月)

  • 欧   独6月ifo景況指数           



  • 6/23 (火)

  • 米   リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   5月中古住宅販売件数
  • 米   FOMC(24日まで)    



  • 6/24 (水)
       
  • 米   5月新築住宅販売件数     
  • 米   貿易収支   
  • 米   耐久財受注  



  • 6/25(木)
      
  • 米  1-3月期GDP確定値  
  • 米 バーナンキFRB議長議会証言              

  •  

    6/26(金)
          
  • 米   個人消費支出                  








  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
    本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。







    カリフォルニア州格下げ見通しでドル安、株安。 

    週末を利用してさくらんぼ狩りに行ってきました。

    さくらんぼの里、山形県東根市で、あの「佐藤錦」を食しました。

    我が家から車で420kmとかなり距離がありましたが、

    「1000円高速」もあることだし、朝5時起きしていきました。

    大きなハウスの中にあるさくらんぼの木には赤く熟れた

    さくらんぼが結構ありましたが、木の下の部分は既に収穫されていて

    脚立を使って木の上の方に残っているさくらんぼに狙いを定め

    1時間、取っては食べ、取っては食べました。

    最初から気合を入れていたので食べながら数を数え、結局117個食べました。

    さすがに100個以上も食べると、5年くらいはさくらんぼを

    食べなくてもいいかなぁと思います。

    因みに「1000円高速」は「1700円」でした。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ムーディーズインベスターズが財政悪化懸念の強い、米カリフォルニア州の格付け引き下げ検討を発表し、ドル、株式ともに下落。

    • ドル円はこの発表を受けて、一時96円ちょうどまで下落。その後今週のFOMCを控え小動き。

    • 原油先物価格が大幅に下落。株式市場では石油関連株が売られ、NYダウは前日比小幅マイナス。

    • この日は米経済指標の発表がなかったうえ、ゴルフのUSオープンが開催されたこともあり、取引を早めに終えたようで各市場とも午後は閑散。



    本日の注目点
         
    • 欧   独6月ifo景況指数


    ドル円の上値も下値も限られ、かなりストレスの溜まる相場が続いています。
    米経済の底入れを示す経済指標がちらほら出てくる一方、財政赤字から
    長期金利の動きに一喜一憂し相場観も定まらないのが現状です。

    95-98円でのもみ合いがしばらく続いており、日足のローソク足で観る限り、
    「三角保ちあい」をブレイクするのに今しばらくかかりそうな気配です。

    この日閉幕した欧州連合(EU)首脳会議は共同声明で、「持続可能な」景気回復
    の兆しが見られるとし、追加景気浮揚策は必要ないとの見解を示しました。

    ユーロは対ドルで6今月初めには1.43台前半まで上昇し、対円でも140円
    に迫る水準までユーロ高が進みました。現在でも1.39台半ばと依然として対ドル、
    対円では強含む気配があります。

    ECBのトリシェ総裁は21日、ラジオでのインタヴューで「予想通り景気回復が
    実現すれば、ユーロ圏の各国政府は2010年にも財政赤字の削減を開始する
    必要がある。」と語っており、ユーロ圏でも独を中心に景気底入れを探る動きが
    活発になってきそうです。

    今週の市場は23-24日に行われるFOMCに注目が集まっているようです。
    声明文に、年内利上げ開始に向けての準備を進めているとの観測を打ち消す
    文言が盛り込まれるかどうかが注目されているわけです。

    大幅な金利上昇は景気回復にやや明るさの見えてきた米経済にブレーキをかける
    ことから、市場では国債買取の増額や金融緩和の長期化を約束する「時間軸効果」
    の導入があるのでなはいかという見方が支配的です。

    FRBが市場から国債を積極的に買い取ってもなかなか長期金利が下がらない一方、
    FRBの総資産が増えバランスを欠くというジレンマからどう抜け出すかも長期金利の
    行方とともに市場は注目しています。

    今週は米国債の入札も多く23日に2年債400億ドル、24日に5年債370億ドル、
    25日には7年債270億ドルのかなりの規模になっており、順調に消化できるか
    どうかが、長期金利に大きく影響します。

    現在の為替相場は米長期金利との相関度を再び強めていることから長期金利の
    行方が相場の方向性を決める一つの重要な指標になっています。

    米株式、金利上昇を受けドル円96円台半ば。 

    先日日銀が発表した家計の金融資産は昨年末時点で1,410兆円だそうです。

    子どもからお年寄りまで、一人当たり約1,084万円の資産を持っていることになます。

    そうなると、我が家は4人家族なので4,336万円・・・?

    かなり多いと感じるのは私一人ではないと思いますが、これにはからくりがあります。

    日本の全金融資産の6割以上は60歳以上の高齢者の方々が保有しています。

    日本の60歳以上の人口はの割合は全体の約25%ほどですから

    25%の人口が全金融資産の60%以上を保有していることになります。

    そして、この年齢層が全体の数字を大きく押し上げているわけです。

    若いお父さんお母さん、苦しい時には子供を連れて実家へ帰りましょう。。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ドル円は96円台前半での取引で始まり、米経済指標の改善と長期金利の
      上昇を手掛かりにドル高が進む。

    • 週間失業保険申請件数は60万8千件と改善。

    • また6月フィラデルフィア連銀景況指数が-2.2と前月の-22.6から
      大幅な改善を見せ、昨年9月以来の水準に。
      これらの指標を受け株式市場が上昇し、ドルも対円で上昇。

    • NYダウは58ドル高と4日ぶりの反発。この3日間で300ドルほど下落した反動
      から自律反発との声も。

    • ガイトナー財務長官が公聴会で「金融制度改革案」の早期成立を議会に要請。
      一部議員からはFRBの権限強化を懸念する発言も。

    • 金は反落、原油価格は小幅反発。



    本日の注目点

         
    • 日   日銀政策金融決定会合議事録(5/21、22日分)
    • 欧   5月独生産者物価指数         


    朝6:00現在のドル円は96円55-60近辺で推移しています。
    どうやら95円50を割り込んで円高が加速するリスクからはやや遠のいた感があります。

    昨日の東京市場ではドルの頭が重かったものの、一方でNYでのドル安値95円51を
    割り込む気配もなく小動きでした。

    その後欧州で96円台に乗せるとNYにかけては96円台半ばでの取引で終始し、
    昨日のレベルからはちょうど1円のドル高円安となっています。

    ドル高の背景は米株式市場の反発と長期金利の上昇です。
    米10年物債は売られ金利は上昇、最終利回り(YTM:yield to maturity)は
    前日比0.122%上昇し3.808と再び4%を伺う動きになってきました。

    このところの為替相場と長期金利の動きは再び相関度が高まり、金利上昇=ドル高の
    傾向を示しています。

    ひところ「悪い金利上昇」などと言われ、金利上昇=米景気回復ヘブレーキとの
    連想からドル売りに反応したこともありましたが、現在は逆の動きになっており、
    市場の「移り気」を如実に反映しているいい例かもしれません。

    米株式市場の上昇と原油などの商品価格の上昇はリスク許容度の高まりとの思惑から
    これまでのように高金利通貨、資源国通貨が買われ円とドルが売られるパターンに
    素直に反応するようです。
    昨日のNZ円や豪ドル円の上昇などを見ていると分り易く、ある意味シンプルだと言えます。

    95円割れの危機を一旦回避できているものの、ドル円は依然としてコンソリ中で、
    長い視点で観れば、今年のドル安値87円10と高値101円45の中での「三角保ちあい」
    の中でエネルギーを蓄えていると言えます。(下記チャート参照)

    言いかえれば、高値と安値がそれぞれ収斂しつつあるということです。
    上値は徐々に切り下がり、下値は逆に切り上がっています。
    この長期的な「三角保ちあい」がどちらかへ抜けた時には、そのスピードと値幅は
    結構なものになると考えます。

    ドノバン米住宅都市開発長官は、昨日ワシントンでの講演で、
    「住宅市場全体が安定化しつつある兆しが見られる。」との認識を示しました。

    ブルームバーグは、最近の住宅着工の増加について、第一次取得者に対する
    税額控除など政府当局の措置によって住宅市場が安定化しはじめている兆しだとの
    認識を示したのではと伝えています。

    090619.jpg

    (出所:ブルームバーグ)

    円、主要通貨に対して続伸。 

    上場一流企業の会長、69歳。

    この年齢の役職としてはよくある話で、今後数年は会長職として

    会社のかじ取りに専念するのが通常のケースです。

    ところが、「僕は勉強と仕事が大嫌いだから、会社に行かずに済むのがうれしい。」

    退任するにあたって、記者の質問にこう答えた会長がいいます。

    武田国男氏、製薬最大手武田薬品工業の会長です。

    何年か前に日経新聞「私の履歴書」でも採り上げられ、興味深く読んだ記憶が

    ありますが、来週25日の株主総会で退任し同社の役職から一切身を引くようです。

    もちろん創業家の出身ですから、ややもすると会社との関係を断ち切るのは難しい

    ケースもよくありますが、潔い身の引き方に拍手を送りたいと思います。

    「もし、武田薬品がおかしな方向にに行きそうになったら、株主として

    一言申し上げたい。」と最後に付け加えています。

    見事な言葉です。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 5月の消費者物価指数が+0.1%と市場予想を下回り、FRBがフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き下げるとの観測からドルは主要通貨に対して下落。

    • 円は一時95円51銭と2週間ぶりの水準まで買われ、ユーロやポンドに対しても続伸。ほぼ円全面高の展開に。

    • NYダウは小幅ながら3日続落。一時前日比プラスの場面があったものの、勢いはなく7ドル安。S&Pが米銀18行の格付けを引き下げたことで金融セクターが軟調。

    • オバマ大統領は金融規制改革法案を発表。保険、証券も含めた監視体制を強化しバブルの再発を防ぐ狙い。今回の改革は1930年以来の見直し。

    • 原油価格は在庫が予想以上に減少していたことから再び71ドル台へ。


    本日の注目点
         
    • 欧   ECB 定例理事会
    • 欧   EC 首脳会議  
    • 米   週間失業保険申請件数   
    • 米   5月景気先行指数    
    • 米   フィラデルフィア連銀景況指数 
    • 米   ガイトナー長官下院で議会証言   


    円が95円台半ばまで上昇し2週間ぶりの水準まで買われてきました。
    2週間前はこのレベルから米雇用統計での非農業部門雇用者数の減少幅が
    大幅に縮小したことで、一気に99円目前までドル高が進みました。

    朝7時現在でも95円68銭近辺での動きとなっており、ドル円は下値を試す
    気配となっています。

    95円割れがあるのかどうかは、やはり今日の東京株式市場の動き次第です。
    日経平均が大きく下落するようだと95円割れも見えてきそうですが、このところの
    世界的な株式市場の軟調と商品価格の天井観を考えると、現状ではややドルの
    下値リスクは高いと思えます。

    クロス円が軒並み円高に振れ、これまでの資源国通貨や高金利通貨を買って
    円を売る動きが一気に観られなくなったことも円高傾向に拍車をかけている模様です。

    周初に今週の予想レンジを95-100円と観ていましたので、この水準は下限に
    なりますが、95円割れまでは「想定内」で、ここから反発することも考えられます。

    市場にはFRBによる利上げ観測も依然としてあることから、BNPパリバの
    通貨アナリストは17日顧客向けのリポートで「当社は再びドルの買い持ちとすることを
    推奨している」と書きしるしています。

    オバマ大統領は大恐慌以来となる「金融規制改革法案」を発表しました。
    貯蓄貸付組合(S&L)の監督機関である貯蓄機関監督局を廃止し、新しい監督機関の
    下に、銀行、保険、証券などを一元的に監視するものです。

    新規制案は、住宅ブームを後押しして金融危機を招く要因の1つになった
    住宅ローン担保証券や、デリバティブ、幹部報酬なども対象に含み、ヘッジファンドや
    未公開株投資会社の監督も新たに図る模様です。

    これまで米国は「市場主義」を優先してきたわけですが、今回の金融危機をきっかけに
    バブルの再発を未然に防ぐための「規制強化」へと舵を切ったことになります。

    市場では未だ明確な方向感が見いだせない中、今週残り2日で、一気に
    円高傾向へ走り出すのか、再び95-100円のレンジに戻るのかのトレンドが
    決まってくる可能性があります。

    個人的には後者の立場ですが、市場では円高を唱える立場の人達が多いのも
    事実です。

    クロス円乱高下。米経済指標は依然強弱混在。 

    債権、株式市場での価格決定に大きな影響のある「格付け」。

    ブルームバーグ社発行の雑誌に「格付けという罠」いうとタイトルの

    記事を見つけたのでご紹介します。

    1909年米国で初めてムーディーズが鉄道債の格付けをしたことが

    最初だそうです。

    その後、1931年、米財務省は銀行保有資産の査定に債券格付け

    を初めて導入しました。

    現在では7社がSECの認可を得て格付けを行っていますが、

    ムディーズ、S&P、フィッチの大手3社で米国内の市場の98%を握っています。

    市場が無競争の状態であることから手数料が下がらず、3社とも

    高収益企業だそうです。

    昨年秋に破綻したリーマンやベアスターンズも、当時の格付けからすれば

    破綻の可能性は少なかったはずですが。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 欧州時間にドル円は一時96円08銭と東京市場での流れを受け円高が加速。

    • 日経平均の大幅安や日銀による景気判断の上方修正を材料にドル高、円高への逆流が進行。中でも円は対ユーロ、豪ドル、ポンドなど全通貨に対して強含んだ。

    • 米経済指標が強弱出る中、住宅関連に一部底入れの兆しが見え、一方で製造業の先行きが依然不透明。

    • 注目のBRICs 初会合では新興国の発言力を高めるという点では一致。新機軸通貨への言及はなかった。

    • 5月住宅着工件数 →+17.2%(市場予想を大きく上回る)

    • 5月住宅許可件数 →+4%(予想を上回る)

    • 5月鉱工業生産 → -1.1%(予想を下回る)

    • NYダウ大幅続落。原油は小幅ながら3日続落するも70ドル台を維持。


    本日の注目点
         
    • 日   月例経済報告
    • 英   BOE議事録      
    • 英   5月失業率     
    • 欧   4月ユーロ圏貿易収支   
    • 米   5月消費者物価指数  
    • 米   バーナンキFRB議長講演    


    昨日の午後から下げ足を速めたドル円は一時96円割れ目前まで円高が進みました。
    相変わらず円が急騰する場面での円のスピード感には驚かされます。
    欧州市場で96円目前まで迫った円だけに、市場参加者は「NYでは95円台、勢いがあれば
    94円台・・・。」との思惑が見え隠れしたようですが、実際にはその水準を底値にドルは
    反発し、NYでは97円台までのドル高がありました。

    日米の株式市場にやや調整感が漂い始め、商品市況にも高値感がではじめたことで、
    これまでの高金利通貨買い、資源国通貨買いが一服し、円に対する需要が高まり、
    同時に売られ続けてきたドルの買い戻しが活発化したものです。
    これまで積み上げてきたポジションの整理とも言えるでしょう。

    NYダウの下げもやや気になるところです。
    今週に入って2日間で約300ドルの大幅下落です。
    日経も歩調を合わせるように昨日は300円近く下げ、今日も軟調な地合いが予想されます。
    日経平均については1万円台に載せことで「達成感」も出てきていますが、NYダウに
    ついては出遅れ感は否めません。

    昨日の米株式市場でも小売大手のベストバイは売上高の減少から大幅の下げ、
    市場全体の下げを牽引しました。

    今後さらに米株式市場が下げが続けるようだと、これまでのように一方方向への
    高金利通貨高は望めないし、円への需要も増してくるものと予想されます。

    依然として米経済指標はまだら模様ですが、住宅着工件数が大幅に伸びています。
    5月の同指数は53万2千戸と4月に比べ7万戸ほど増え、2か月連続で前の月を
    上回りました。

    5月の指標では、これまでバブルの影響が大きかったカリフォルニア州など米国西部の
    着工件数が大きく伸びているのが特徴です。

    急騰した長期金利に一服感がでていますが、今後住宅ローンが引き続き歴史的低水準に
    とどまるという条件下であれば、米住宅市況の底入れを示す指標は期待できるのでは
    ないでしょうか。

    今週は材料もあることから各通貨の値幅も大きくなっています。
    日が沈んで昇るころには2円~3円の値動きも珍しくありません。

    これは市場が迷っていて、手探りでトレンドを探していることの裏返しです。
    独コメルツ銀行の為替ストラテジストは「経済統計が強い内容となるとドルが下げる
    という図式だ。市場は過渡期を迎えており、この状態はもう少し続く可能性がある。
    問題はどれだけ続くかだ。」(ブルームバーグ)とコメントしています。
    基本は流れに付いていくことです。

    ECB発表を受けユーロ大幅安。ユーロ円134円台に。 

    上武大学教授の池田先生のブログによるとプライマリーバランス

    (単年度の歳入と歳出の差)を、

    1.黒字化するには将来消費税を60%以上にまで引き上げる。

    しかし、あまりに現実的でないので長期的には、それ以外に次の二つを挙げています。

    2.歳出の30%削減→年金給付の削減や特殊法人などの全廃。

    3.実質債務の削減→ハイパーインフレあるいは債務不履行の宣言。

    そして上記3つはいずれも政治的には困難なため、結局どの政策もとれず

    「アルゼンチン化」してしまうのでは、と結んでいました。

    専門家から見ると日本の国と地方も借金は常識的にはとても

    返せるものではないようです。

    このつけは今の若い人、あるいは彼らの子供へとしわ寄せされて

    行くことになるわけです。

    考えるだけでゾットします。


    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • 米経済指標の悪化を受けて為替市場ではこれまでの流れが逆流し、
      高金利通貨安、資源国通貨安がすすみ、ドルと円が買われた格好に。

    • また、ロシアのクドリン財務相がドルへの信頼を表明したことから
      ドル買いが強まった。

    • ドル円は積極的な取引不在の中、98円を割り込み97円半ばまで円高が進行。

    • 円高の進行に伴い、ポンド、ユーロ、豪ドルなどこれまで買われてきた通貨が
      軒並み売られ、ドル円での円買いを後押し。

    • NY連銀指数を受け、米国株のVIX指数は大幅上昇、ダウは一時200ドルを
      超えるマイナスを記録したものの、大引けはマイナス187ドル。

    • 6月NY連銀製造業景気指数 →▼9.41(事前予想を下回る)

    • 6月NAHB住宅市場指数 → 15

    • 金、原油先物価格は続落。



    本日の注目点
         
    • 欧   6月独ZEW景況感調査             
    • 欧   5月ユーロ圏消費者物価指数 
    • 欧   BRICS 首脳会議
    • 米   5月住宅着工件数
    • 米   5月建設許可件数
    • 米   5月鉱工業生産


    昨日の海外市場では先週までと逆の動き、資源国通貨売り、
    高金利通貨売りが出て、円買い、ドル買いが進みました。
    「ポジションの偏り」が意識された格好になりましたが、きっかけはECBの発表でした。

    ECBはユーロ圏の銀行が2010年までに総額2830億ドル(約28兆円)の
    不良債権処理が必要との試算を発表しました。

    先週にはバルト三国の経済危機から北欧へのエクスポージャーが大きいドイツ、
    フランスの金融機関の不良債権問題が噂されましたが、今回、ECBは
    市場の不安を払拭する狙いから不良債権処理額の発表に踏み切ったようです。

    この結果、ユーロドルは1.39台から1.37台半ばまで200ポイント以上下落、
    同様にユーロ円も134円台へと3円以上のユーロ安が進んでいます。

    日足のローソクを観ると、ユーロドルに「ヘッドアンドシルダー」が形成され
    ユーロドルの下落を示唆しているように思われます。

    先週までは円が主要通貨に対して大きく売られてきましたが、
    昨日のこの欄で指摘したように、海外市場では巻き戻しが優勢な取引となりました。

    ロシアのクドリン財務相はG8財務相会合の閉幕後、ブルームバーグとのインタヴューで
    「ドルの代替通貨を議論するのは時期尚早」と語ったことが材料視されました。
    加えて、ECBによる不良債権額の発表が「円」以外の通貨でドル買いを
    誘発させる結果になったようです。

    米長期金利は先週の4%から落ち着きを取り戻し、300ベーシスポイントほど
    下げてきました。

    このところ言われてように「良い金利上昇」「悪い金利上昇」の観点からすれば
    「よい金利下落」と言えるのかもしれません。

    さて、本日は欧米で経済指標が目白押しなのと、注目のBRICs首脳会議が行われます。
    ロシアの財務相がドルに信頼を寄せているとの報道があったことで多少風向きが
    変わりそうな気配はありますが、米ドル債中心の運用からIMF債への移行を具体的に
    表明するようだとドル売りに繋がる可能性はあります。
    会議終了後に共同声明を予定していることから、その内容には大いに注目です。

    ドル円値幅わずか38銭で、手詰まり感も。 

    最近街を歩いていていると面白いバイクを時々見かけます。

    前輪が2本あるバイクです。

    後輪が2本あるバイクはよく宅配のピザ屋さんが使っていますが、

    それではありません。

    ほとんどがイタリアからの輸入品で排気量も最高で500ccのものが

    あるそうです。

    この「三輪バイク」、実は普通免許で乗れることがわかりました。

    現行の道路交通法では「二輪車」に該当しないからです。

    ところが9月から道交法が変わり「二輪免許」が必要になるとのこと。

    見た目にも安定性がよさそうで一度乗ってみたいと

    思っていましたが、「二輪免許」は持っていないので8月までに

    何とかトライしたいと思います。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 資源国通貨高円安が続く中、欧州時間に4月ユーロ圏の鉱工業生産が発表され、
      市場予想を大きく下回るー1.9%だったことでユーロが下落。ユーロ円は一時137円割れ。
    • ユーロが対ドルで売られたことで、ドル円でもドル買い円売りが進み98円半ばまで円安に。
    • ただ週末にイタリアでG8財務相会合を控えていることから値動きは小幅。
    • 米長期金利が下落したことでNYダウは続伸。
    • これまで買われていた金、原油先物が売られ、債権、株、ドルが買われ
      「トリプル高」に。
    • 6月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 69(事前予想をやや下回る)



    本日の注目点
         
    • 日  日銀金融政策決定会合(6/16まで)


    先週末の「G8財務相会合」では「世界経済が安定化の兆し」という点で一致。
    昨年のリーマン破たん時の信用不安からようやく立ち直りの気配を見せている
    世界経済が参加国の共通認識のようでした。

    ガイトナー財務長官は与謝野大臣との会談で、米経済について
    「一時期と比べずいぶん良くなった。デフレ懸念は後退した。」との認識を示しています。

    先週末、金曜日のドル円の値幅はわずか38銭。
    他の主要通貨がそれなりの値動きを見せている中で「ドル円」の値幅の少なさが
    突出しています。1週間を通しても先週は77銭程度と、今年に入って最も値幅が
    少ない週でした。

    主要通貨が対ドルで強含みドル安が進んでいる状況下でも、金利水準の低い円には
    買いが集まらず、むしろ弱い通貨ドルに対しても売られているのが背景にあります。

    95-100円のレンジがさらに96-98円と狭まってきているのが現状です。
    テクニカルで観ると、日足では100日移動平均平均線と200日移動平均線が
    交差する気配です。

    現状のドル円の水準で推移すると今週にも交差し、上抜けしそうです。
    仮に上抜けした場合には昨年9月以来約9ヶ月振りのドル買いサインということに
    なるわけです。

    今週も引き続き資源国通貨に資金が集まるのか注目されます。
    その意味で16日に初めて開かれる「BRICs首脳会議」の行方に大きな注目が
    集まっています。

    先週、ロシアに続きブラジルも米国債からIMF債へ投資する意向を表明しました。
    今春には中国人民銀行の周総裁が「ドル、ユーロ、円」などのバスケットで構成する
    SDR(特別引き出し権)をドルに代わる基軸通貨にする構想を発表したことは
    記憶に新しいところです。

    今回の会議で具体的に米国債売却が話題になるようだと米長期金利が急騰し、
    米株式、ドルはともに大きく売られる可能性があります。

    先週末のG8財務相会合では世界経済はようやく光の見えてきたということで
    一致しましたが、米長期金利の行方が今後の世界経済回復には大な影響を与えます。

    金利上昇により再び景気回復に急ブレーキがかかると昨年秋の状況に逆戻りする
    ことになるからです。

    今のところその可能性は低いものの米長期金利の上昇は住宅を中心とした
    景気回復の足を少しづつ引っ張っています。

    米利上げは来年以降 

    米金融専門通信社「ブルームバーグ」によると、米国での利上げに関して52人のエコノミストに

    調査したところ、大半のエコノミストは現在の0-0.25%のFF金利引き上げは

    来年1-6月(上期) 32%
    来年7-12月(下期)36%


    との結果だった。

    米長期債入札好調でドル全面安。 

    次の商品名を見てどんな商品か連想できますか?

    「トップガン」「スマート」「サンダーボルト」「ハヤブサ」・・・・。

    私は戦闘機の名前か、銃器類の名前、あるいは空に何か関係ある商品名

    を連想しました。

    答えは空の眞逆の土に関係ありました。

    いずれも「除草剤」の名前です。

    東証1部上場の「クミアイ化学工業」(4996)という会社の製品です。

    友人がこのネーミングが気にいって同社の株を買いました。

    それにしてもうまい名前を付けるものですね。

    因みに同社の商品名に「クサカリテイオー」という競馬ウマのような

    名前の製品もありました。

    これならすぐ分るんですが。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 注目の米長期債の入札が好調だったことを受けて長期金利は反落し、
      株高、ドル安を誘発。

    • ドル円は日米金利差の縮小を材料に97円28銭まで円高が進んだものの、
      その後、アトランタ連銀総裁のコメントなどに98円半ばまでドルが反発。
      しかし、98円台ではドル売りに押され滞空時間も短く97円半ばで引け。

    • 全体的にドルが下落する中、主要通貨に対して円は続落。
      ユーロ円は138円と、昨年10月以来の水準に。

    • 5月米小売売上高は前月比プラス0.5%と発表されたものの、
      中身は個人消費の盛り上がりではなく、ガソリン価格の上昇が牽引。

    • 週間失業保険申請件数 →60.1万件(事前予想より減少)

    • WTI原油先物価格の上昇が急ピッチ。一時73ドル台まで上昇し、
      6月に入ってすでに8ドルもの急騰。


    本日の注目点
         
    • 日   4月鉱工業生産
    • 日   5月消費者態度指数
    • 欧   G8財務相会合(イタリア、レッチェ)   
    • 欧   4月ユーロ圏鉱工業生産
    • 米   6月ミシガン大学消費者信頼感指数


    ドルが主要通貨に対して弱含んでいます。

    昨日の海外市場では対ユーロ、ポンド、豪ドル、カナダドルなどで売られ、
    円に対しても一時97円の前半までドル安が進む場面もありました。

    ドル円については先週金曜日の雇用統計をきっかけに、それまでの
    95円を挟む展開から95-100円への水準訂正が行われ、現在も
    その中での動きと観ています。

    しかし、クロス円へ眼を移してみると大幅な円安となっており、
    日本の景気回復の遅れや金利水準の低さが円売りを誘っているものと思われます。

    昨日は対英ポンドでは162円前半まで円売りが加速しました。
    これは昨年11月初旬以来7ヶ月ぶりのレベルです。
    また、その他資源国通貨に対しても軒並み円安が進んでいます。

    結果的的には「ドル安」「円安」傾向が続いているということですが、
    この流れが止まり、逆流が起こるとすればそのきっかけは「株安」では
    ないでしょうか。

    日米とも株式市場が堅調で、昨日は日経平均株価が一時8ヶ月ぶりに
    10,000円の大台を回復しました。

    この株高は景気回復期待が先行していることは否めず、企業収益などの実態を
    反映しているとは思えません。
    株が大きく売られる展開になればリスク許容度の低下から高金利通貨からの
    資金流出も見込まれるのではないかと考えます。

    原油価格の上昇が止まりません。
    このところの勢いをみると147ドル台まで上昇した昨年6月の
    「オイルショック」を彷彿させます。

    国際エネルギー機関(IEA)は昨日、世界の需要見通しを上方修正しました。
    この需要見通しにの引き上げは昨年8月以来のことで、ニューヨーク大学の
    ルービニ教授は来年にも100ドルに達すると予想しています。(ブルームバーグ)

    バンカメのルイスCEOが昨日議会の公聴会で証言を行いました。
    リーマンショクの昨年9月バンカメは大手証券メリルリンチ買収を表明しましたが、
    その後メリルの資産内容を精査したバンカメは一旦、買収白紙を申し出ました。

    しかし当時の財務長官ポールソン氏に、買収撤回をした場合バンカメのボード
    (経営幹部)は総退陣だと諭され(?)買収を決めたものだとルイスCEOは
    証言しています。

    どこかの国でもあったように思われますが、バンカメをこれをきっかけに
    公的資金を受け、現在でも負の遺産を引きずり、シティと並んで公的資金を
    返済できずに苦しんでいます。

    バンカメにとって「高い買い物」だったことは間違いないようです。

    米長期金利大幅上昇でドル買い円売り誘う。 

    友人から聞いた話の受け売りですが、今から80年ほど前、

    米自動車メーカーのフォードのショーウィンドウには3種類のタイプの

    車が展示されていたそうです。

    「木炭車」「ガソリン車」そして「電気自動車」です。

    そんな昔から「電気自動車」は作られていたわけです。

    では、なぜその後、日の目を見ずにガソリン車が主流になったのでしょうか?

    それは電気自動車の心臓部である長時間使えるバッテリーが

    作られていなかったからです。

    先週三菱自動車が「アイミーブ」の量産を発表しました。

    化石燃料を全く使わない究極のエコカーです。

    まだ値段の方が高く買えませんが、将来大量生産で値段が下がるはずなので

    その時には買いたいと思います。

    何しろ夜間電力を使えが1km当たりのコストは1円だそうなので。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 10年物国債の入札が不調だったことで長期金利は続伸、一時4%目前まで
      債券安が進み、ドル買い円売りを加速。
    • ドル円は97円後半での取引後、長期金利の上昇を材料に98円台半ばまで
      ドル高が進み、今週月曜日の水準まで戻った格好に。
    • 地区連銀経済報告書(ベージュブック)では主要5地区連銀管轄地域で
      経済活動の縮小ペースが鈍化したとし、住宅についても販売が上向きとの報告。
    • ロシア中央銀行は保有する米国債1400億ドルの一部を売却する可能性が
      あると発表。1週間前にも中国が米国債への依存度を減らすと表明したことにも
      通じ、インドも同様の発表をする可能性がある。
    • シティは580億ドル相当の優先株の普通株転換を開始、これにより米政府が
      34%の株を所有し筆頭株主に。
    • NYダウは小幅続落。WTI原油価格は続伸し71ドル台で引け。
    • 4月貿易収支 →292億ドルの赤字(2ヶ月連続で赤字幅拡大)


    本日の注目点

         
    • 欧   ECB月例報告  
    • 米   5月小売売上高  
    • 米   週間失業保険申請件数      


    資源国通貨高、円安が続いています。
    昨日の欧州市場からNYにかけては一段の円売り資源国通貨高が加速しました。
    ポンド円は161円台前半と昨年11月以来の水準を示現し、豪ドル円も79円半ばと
    こちらも昨年10月以来にの高値を記録しています。

    その他高金利通貨に対しても軒並み円は売られ、「ドル安、円安」の構図が
    定着しそうな様子。2006年から2007年にかけて主要国通貨が円に対して
    大幅高を演じたころが思い出されます。

    さらに昨日は米10年債の入札が不調に終わり、ロシア中銀が米国債を売却する
    可能性を示唆したことで長期金利は一時3.99%と4%に迫る水準まで上昇しました。

    これまでの市場は米長期金利の上昇を「悪い金利上昇」などと受け止め、
    少なくともドル買い材料とは見てきませんでが、どうやら見方が変わってきたようです。

    米長期金利の上昇は日米金利差の拡大から「ドル買い円売り」と観る向きも増えてきた
    ようで、市場の「移り気」を現わしています。

    米10社の金機関が公的資金を返済することで、大手ではバンカメとシティを除き
    経営のメドが立ってきたように思えます。

    ガイトナー財務長官は昨日講演で、これまで金融機関幹部の高額報酬に厳しい注文を
    つけてきましたが、今後「高額報酬を受けとれるかどうかは株主が賛否をすればよい。」
    とトーンダウン。
    公的資金返済金融機関の経営には直接関与できなくなることでやや「方向転換」をした
    模様です。
    大手金融機関の経営が安定し、市場に資金が潤沢に供給されることで信用不安は払
    拭されるシナリオが描けるようになってきました。

    今後は金融機関が抱える「不良債権問題」へと軸足が移るものと思われます。
    先に「官民共同投資プログラム」を創設し、大手ファンドの数社が参加を表明していますが
    早い段階で金融機関から不良再建を切り離なさなければなりません。
    それには住宅価格の下げ止まりと、失業率の低下が欠かせません。

    米政府は今後100日以内に60万人の雇用を創出すると発表し、財政を前倒ししていくこと
    を表明していますが、住宅価格と失業率の下げ止まりこそが米経済へ回復への鍵を
    握っていることは間違いありません。

    その意味で、先週末の雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅の縮小は、
    その第一歩であったのかもしれません。

    ドル、ポジション調整の売りに押され97円台に。ユーロドルは再び1.40台回復。 

    皆さん「定額給付金」はもう受け取りましたか?

    個人的な話で恐縮ですが、私の母は神奈川県川崎市の「特別養護老後ホーム」に

    いました。5月の子供の日に80歳の誕生日を迎え31日に病院で亡くなりました。

    先日、特養ホームから身の回りの物と一緒に「定額給付金請求書」も受け取りました。

    請求書への記入法を区役所に尋ねたところ「支払うことはできません。」とのこと・・・。

    受給資格もあり通知もきていたのに「なぜ受け取れないんですか?」と尋ねると,

    「戸籍上お1人の方で、その方が亡くなった場合には受け取れません。

    これは世帯に支給されるもので、国の基準がそうなっています。」・・・・?

    母は40日間も病院で闘い続けていました。もしそのようなルールがあることを

    知っていたら、生存中に請求できたのに・・・どうにも納得いきません。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 98円を挟む水準で始まったドル円はポジション調整のドル売りに押され97円前半まで下落。
    • ユーロドルは大きく反発。先週末の1.42台から1.38台前半まで下落したユーロドルは売り一巡から大幅に反発し一時1.4102までユーロ高が進む。
    • 米財務省は金融10社の公的資金返済を許可。総額680億ドル(約6兆7千億円)の資金を受け取ることに。
    • 米経済の底入れ期待を背景に原油先物価格は7ヶ月振りに70ドルの大台に。
    • 4月米卸売売上高 → ▼0.4%
    • 4月独貿易収支 → 94億ユーロの黒字
    • 4月独鉱工業生産 → ▼1.9%(市場予想はプラス)



      本日の注目点
           
      • 日   4月機械受注    
      • 欧   独5月消費者物価指数   
      • 米   4月貿易収支 
      • 米   5月財政収支 
      • 米   地区連銀経済報告(ベージュブック)                     


      昨日の海外市場では全般的にドル売りが進みました。

      NY市場では98円台での滞空時間も短くあっさり97円台入りし、
      円の高値は97円25銭。

      テクニカル的には97円10銭辺りに「雲」の下限が位置し、
      その下の96円80近辺には200日移動平均線がサポートしています。

      足元ではこの水準がキープできるかどうかが今後、ドル円が95-100円の
      レンジを維持できるかどうかのポイントと観ています。
      ドルは対ユーロでも大きく値を下げています。

      米ゴールドマンサックスは顧客向けのリポートの中でユーロドルの買いを
      推奨しました。

      先週末の1.42台から約400ポイント下げたことで目先の調整は終えた
      可能性もあり、この日は1.41台まで約300ポイントの大幅反発を見せました。

      昨日もコメントしましたがドル円の方向感がいまいち掴めない中、
      ユーロの動きが全体の流れを決定ずけて行くように思われます。
      今後もユーロの動きからは目が離せず、流れにうまく追いていきたいものです。

      米国債は3年物の入札が行われましたが、入札は好調で、投資家の需要を
      測る指標の応札倍率は2.82倍と前回(5月5日)の2.66倍を上回る結果と
      なりました。

      米国債のプライマリーディーラーの1社であるスイスのUBSは年内の利上げ
      には否定的な見方発表しています。

      引き続き長期債の入札が控えており、「期間が長くなるほど入札をこなすのが
      難しくなる。」(ブルームバーグ)ことから市場の注目度は高くなっています。

      本日は地区連銀報告(ベージュブック)が発表されます。

      一部に改善された経済指標が出始めていることから「景気底入れ」期待が
      盛り込まれる可能性がありますが、全体としては、「依然として景気の先行きは
      不透明」ということになりそうです。

      この点に関して、ダラス連銀のフィッシャー総裁は、「米経済はあと数四半期ほど
      縮小が続いた後、年末までに長い回復が始まる。最近の米経済は、以前ほど
      危機に陥るリスクにはさらされていない。信用市場の地合いも好転している。」
      との見解を示しています。

      今週は重要経済指標がなく、市場への影響も限定的です。
      そんな中、底値から既に倍に値上がりしている原油価格には注目しています。

    アイルランド格下げでユーロドル大幅続落。 

    日曜日の朝刊各紙に「みずほ銀元行員12億円詐欺容疑」という見出し

    がありました。ご覧になった方も多いと思いますが、

    「またか・・・」という気持で記事を読みました。

    みずほ銀行の調査役が「銀行が元本保証の年利10%で米国債を

    秘密運用している。」という触れ込みで8年間で12億4千万円も

    集めたということです。

    それにしてもこの種の詐欺事件が起きるたびに

    「世の中においしい話はないということを肝に銘じておかないと。」

    と、いつも思います。

    「おいしい話は全て裏があります。」

    「もう少し金融知識得を身につけなさい。」と言いたいところですが

    今回の事件では同行の行員も含まれているということなので

    困ったものです。「行員失格」


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • この日は経済指標の発表もなく為替市場、とりわけ円は小動き。
    • S&Pがアイルランドの長期債を格下げしたことで、ユーロが大きく売られ、
      対ドルでは一時1.3824まで下落。
    • NYダウは終始前日比マイナスで推移していたものの、大引け前に大口の
      買いが入り若干プラスで取引を終える。
      結局金融株が牽引したが、今週中にも政府は金融機関からの公的資金返済を
      許可する見通し。
    • オバマ大統領は今年2月に成立した総額7870億ドルの景気対策法の執行
      加速を表明。今後100日間で60万人以上の雇用を創出、維持することに言及。
    • 先に経営破たんしたGMは中型トラック事業からの撤退を発表。



      本日の注目点
           
      • 日   4月景気動向指数(速報)          
      • 欧   独4月貿易収支          
      • 欧   独4月鉱工業生産    
      • 米   4月卸売売上高                     


      為替市場は「円」を除き引き続き先週末からのドル高の流れが続いています。
      ユーロドルは一時1.3824を記録し、これで2営業日で400ポイントの
      下落となりました。

      きっかけは格付け会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)がアイルランドの
      長期債の格付けを引き下げたことです。

      S&Pによるアイルランド債格下げは今年に入って2度目となります。
      さすがにユーロはここまで<下げると、ポジションの片寄りもかなり解消
      されてきたと思われます。

      先週末には1.42台前半までユーロ高が進み、週足では「100日移動平均線」
      に絡み、上抜けする気配も見せましたが、結局抵抗され反落したことになります。

      これでしばらく調整するのか、再度上昇するのかは今後の欧米からの材料待ち
      になりますが、円がいまいち方向感がないだけに今の相場はユーロがその方向を
      決めそうな気がします。
      今後ユーロが1.35を目指すようなら、円も100円に向かう動きになりユーロから
      は目が離せません。

      オバマ大統領は今後100日間に60万人の雇用を創出、維持を盛り込んだ
      「夏季強化計画」を発表しました。

      同計画によると、全米50州の健康関連施設での新たなサービス業務や国立公園
      107ヶ所での仕事、空港整備や高速道路などの仕事が含まれています。
      また、教育関連の教師の人数も大幅に増やすこと盛り込まれています。

      この計画は先週末の雇用統計で失業率が26年ぶりとなる9.4%を記録し、
      10%も視野に入ったことで5日、バイデン副大統領が「雇用創出に向け財政出動を
      加速させる」とコメントしたことに沿ったものです。

      明日から米10年債の入札が始まり総額650億ドルの入札結果が注目されて
      います。このところの経済指標の改善と長期金利の上昇を受けて「利上げ観測」も
      出てきています。

      シカゴ商品取引所(CBOT)のフェデラルファンド(FF)金利先物市場の動向によると、

      「FOMCが11月の会合までに政策金利を引き上げる確率は58%。
      1週間前は28%だった。」
                                             「ブルームバーグ」

      このように、ここへきて利上げ観測が急速に高まってきていますが、米景気の
      底入れ確認は未だできておらず、個人的には時期尚早かと考えます。

      「雇用」「住宅」「消費」の3点セットに明確なシグナル点灯が不可欠です。

    円、米雇用統計を受け一気に98円台後半へ。 

    日本郵政社長の続投を巡って鳩山郵政大臣と西川社長との熱い戦いが続いています。

    麻生さんが続投に傾いたら、鳩山氏は総務大臣として「許可権限を行使する。」と

    息巻いており、「(かんぽの宿という)国民共有の財産をこんなふうに(ずさんに)

    扱った者を残すか残さないかに関して責任を負っている。

    いい加減にしたら国民に申し訳なく、街を歩けない」と反論しており、

    西川氏は「道半ばで、まだやらなければならないことがある。」と、こちらも

    一歩も引かない構えです。

    われわれ庶民には辞めようが続投しようが、関係ありません。

    重要なことは国民の財産である「かんぽの宿」が適正な価格で売却され、

    そのプロセスがガラス張りであることです。

    どちらもメンツにこだわっており、「辞任」が最大の争点になってきました。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 5月の雇用統計発表を受けてドル全面高。
    • 非農業部門雇用者数は▼34万5千人、失業率は9.4%との発表を受け、
      ドル円は大きく上昇、一時98円90銭と1ヶ月振りのドル高に。
    • ドルは対ユーロでも買われ、1.42から1.39台へユーロが急落。
    • 非農業部門の雇用者数は事前の予想が▼52万人だったこともあり、この予想を
      大きく下回ったことで、このところ改善傾向が見え始めた米景気先行きに
      雇用の面でおおきなサプライズ。
    • ドルが買われたことで上昇が続いていた金、原油などの商品が売られ、NYダウは
      高値で引け。
    • 5月小売売上高 →▼4.6%


      本日の注目点
           
      • 日   景気ウオッチャー 調査        
      • 米   NYダウ30種平均の銘柄入れ替え。GMとシティーが除外され、トラベラーとシスコシステムズは新規に採用。



      先週末のNY市場では雇用統計の数字に大きなサプライズがありました。

      先週金曜の朝のコメントでも「やや改善の可能性があるのでは。」と
      書きましたが、非農業部門の雇用者数が市場予想を18万人近く改善した
      ことには驚きでした。

      失業率は9.4%と、こちらは事前予想より悪化しましたが、市場参加者は
      雇用者数のマイナス幅縮小に着目したようです。

      5日、バイデン米副大統領は雇用減少が鈍化したことで、
      「景気が持ち直す明るい兆し」との見解を示すと同時に、米政権が
      雇用拡大に向けた財政支出を今後数カ月に加速する方針も表明しています。

      このところ95~96円近辺で小動きだったドル円はこの日の指標発表を受けて
      上値をテスト、一時99円を伺う水準までドル高が進みました。
      この結果93円台が遠のき、今月中にも100円が視野に入ってくることも
      考えられます。

      再び95-100円のレンジに戻りました。一気に100円を超えることはないにしても、
      「次のドル買い材料」には100円も見えてくるのではと考えます。

      輸出企業の予約の取り遅れもあり、上値にはドル売り円買いの実需が控えていると
      思われますが、それらをこなしながらドルのじり高傾向が強まると予想します。

      ドルは対ユーロでも大幅に上昇しました。
      先週末には1.42台前半までユーロ高ドル安が進みましたが、このところの
      ユーロロングが積み上がっていたこともあり、雇用統計で一気に1.4の大台割れ
      までユーロが下落しました。

      雇用、消費に明るい兆しが見え始めた米景気ですが、残すはケースシラーなどの
      「住宅価格」です。

      この部分で改善をみせるようなら、米景気の年後半までの景気底入れと
      2010年度のプラス成長へのシナリオも現実のものになってきそうです。

      一部エコノミストの間では、今回の雇用統計の改善を受けて「年内にも利上げ」との
      声も上がってきています。

      米長期金利は3.8%台と昨年10月の水準まで債券安(金利上昇)が
      進んでいます。
      今週10日には10年債、11日には30年債の入札が控えていますが、目先、
      この入札の行方が注目されるところです。

      現状では米経済の底割れ懸念は大きく後退したものの、まだ予断を許しません。
      米金融当局者たちの政策が「景気底割れ回避」から「インフレ懸念」へ移行するには
      今後かなりの時間を必要とするものの、「チームオバマ」の効果はじわじわと
      噴き出していることも事実です。

    円、レンジ内で小動き。ポンド英首相辞任の噂に急落。 

    足利事件の「冤罪」が確定しました。

    菅家さんは最高裁で無期懲役が決まっていたものがDNA鑑定で

    一致しないことから刑の執行が停止されました。

    この事件がおきた頃から「DNA鑑定」が捜査の決め手に使われ始めた

    そうですが、当時は1/800くらいの確立で同じDNAを持つ人が他に

    いる可能性があったそうですが、それが今や、4兆数千分の1だそうです。

    つまり、「この地球上に1人」しかいないことを証明できるわけです。

    記者会見で菅家さんは「人生を返して欲しい」と言っていました。

    国はどうやって菅家さんに賠償するのでしょうか。

    時計の針を逆戻りさせることはさせることは出来ません。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 週間失業保険申請件数が62万1千件と3週連続の改善をみせ、米雇用市場回復
      への期待感から、ドル、株式ともに堅調。
    • ドル円は97円目前まで上昇したものの、97円に台に載せる勢いもなく
      終始96円台での取引。
    • この日のNY株式市場は大手地銀の格付け引き上げなどがあり、金融セクターが
      堅調。また、ゴールドマンが原油価格は年末までに85ドルまで上昇するとの見方
      を発表したこともあり石油関連株も上昇。
    • 米小売り最大手のウォルマートが年内に2万2千人を雇用するとのニュースも
      株式市場にプラスに作用。
    • 英ポンドは朝方ブラウン首相の辞任のうわさに急落し、一時1.61割れまで下落。
    • BOE,ECBともに政策金利の据え置きを決定。
    • ECBのトリシェ総裁は定例理事会後に記者会見し、今年度の経済成長率が
      マイナス4.6%の見通しと述べ、下方修正に言及。


      本日の注目点

      • 米  5月雇用統計


      ドル円はこのところ95~96円のレンジを中心に小康状態が続いています。
      昨日のNYでも一時96円98銭までドル高が進みましたが、97円台載せには
      至りませんでした。
      この水準は日足の200日移動平均線と交差する点でもあり、一目の「雲」に
      入っていることで抜けにくいところではあります。

      しかし、同時に「雲」の下限に沿ってドル円はじりじり上値を試しているようにも
      見えます。
      ドルは円以外の主要通貨ではドル安傾向が続いていますが、ここでドル高に
      転換するようなことがあれば、円ももう一段売られる可能性があります。

      そのきっかけは、やはりユーロドルということになります。
      テクニカルでは依然としてユーロ高ドル安を示唆していますが、
      昨日のトリシェ総裁の記者会見でもユーロ圏の経済成長率は下方修正されて
      おり、明るさの見え始めた米国との差が明確になりつつあります。

      さらなる金融緩和については独のメルケル首相が否定的な見方を表明
      していますが、今後の経済指標次第ではECBによるもう一段の利下げの
      可能性も残っています。

      一方で、ユーロ高がさらに続くようだと景気回復に水をさすことから、
      大幅なユーロ高は懸念されます。

      事実昨日は、ユーロ圏財務相会合のユンケル議長(ルクセンブルク首相)が
      一段のユーロ高に懸念を示したと伝わり、ユーロの上値は押さえられました。
      ECBは今後難しいかじ取りを余儀なくされることになりそうです。

      4日、英格付け会社のフィッチレーティングスは米国と英国の最上級格付け
      「AAA」には経済成長を促すことのできる両国の能力と、過去に適切な措置を
      とってきた実績の裏付けがあるとの見解を示しました。

      先月には米国が最上級格付けを失うのではという懸念からドルが下落する
      局面もありましたが、雇用にやや明るさの見えてきた米国が「AAA」を失う
      可能性は低く、いずれ米長期金利も下落に向かうだろうと観ています。

      本日は5月の米雇用統計が発表されます。

      市場の予想は非農業部門雇用者数がマイナス52万人、失業率は
      9.2%と観ています。
      個人的には雇用の改善が進んでいると予想していますが、どうでしょう。

    欧州政策金利発表に注目 

    昨日トレンドということをお話しました。

    最近のはやりと考えるとインフルエンザが思いつきますが

    急激に話題が落ち着いてきました。同時にマスクも100円

    ショップ店頭にも出てきましたね。

    個人的には、やはりマスコミの影響が大きかったのだろうと

    思います。マスクの増産や休校など色々な影響がでました。

    しかし世界的には、終わった話ではなくこれから感染が拡大

    する可能性も秘めた話ですので何をしたら良いのかは理解して

    いるつもりですのでしっかり自己管理をしていこうと思います。



    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ドルが対ユーロで上昇しました。背景としては米経済指標が予想を下回ったことや、

      株式市場が下落したことにより世界経済の不安感が再燃、安全な投資対象としての

      ドル需要が高まると同時に、数日間のドル売りの利益確定がでました。

    • 5月のADP全米雇用統計:民間部門雇用者数は53万2000人の減少。

    • 5月の非製造業総合指数は44.0、8カ月連続で50を下回った。


      本日の注目点


      • 10:30 豪・4月貿易収支
      • 11:30 スティーブンス豪準備銀行総裁講演
      • 18:00 ユーロ圏・4月小売売上高
      • 20:00 英中銀政策金利発表 (据え置き0.50%の予想)
      • 20:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 (据え置き1.00%の予想)
      • 20:50 ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演
      • 21:25 ダドリー米NY連銀総裁講演
      • 21:30 トリシェECB総裁会見
      • 21:30 米・先週分新規失業保険申請件数
      • 21:30 米・1-3月期非農業部門労働生産性改定値
      • 21:30 米・1-3月期単位労働コスト改定値
      • 21:45 バーナンキ米FRB議長講演
      • 22:00 カナダ中銀政策金利発表 (据え置き0.25%の予想)


      さすがに急ピッチであった対ドル、対円共に反転の動きをしました。
      これだけのポジションが溜まっていると反転したときの反動も大きく
      利食いも早まってこの動きにつながったと思います。

      本日は上記にもある通り、欧州の政策金利が発表されます。
      意識はしなければならない指標です。

      昨日の米指標については予測より悪い数字が発表され、ここ最近の
      世界経済の回復を楽観視されていたところの腰を折られたようです。

      アジアサイドからは、仮に米国のソブリン格付けが引き下げられたとしても、
      米ドルに代わる外貨準備通貨が無いため、政策に影響はほとんどないとの
      見解を示しています。

      昨日、ロシアが米ドル以外の通貨も考慮する必要があると発言し、
      ドル売りが強まった背景もありましたがアジア4カ国(日本、韓国、中国、インド)
      の外貨準備は、世界の外貨準備の約半分にあたり、中でも世界最大の
      米国債保有国である中国は「米国債は、中国政府が持つ米国との
      パートナーシップだ」と述べたことにより、米ドルが買い戻されたとなりました。

      今週末~来週にかけての相場展開と考えますとドル円についてはもう少し
      保ちあいが続くのかもしれません。

      レンジとしては95~97円と見ていますがもっと狭くてもおかしくありません。
      このレンジをどちらかに抜けた方向が目先のトレンドのような気もしますので
      現状としては様子を見たいところです。

      またユーロドルは、先日からの高値より下落したため、今週中に1.42台に
      乗せられるかを注目しています。

    米ADPに注目 

    電器製品のトレンドも動きが早いものです。

    最近、気になったのは「カメラ」です。

    仮面ライダーデザインのカメラに予約が殺到だとか・・・。

    電器屋を歩いていると「一眼レフカメラ」が目立っており

    コンパクトな今までのデジタルカメラは陰を潜めている様

    に見えました。

    これからは、携帯電話のカメラ機能も向上してくるでしょうし

    この業界も競争が大変そうです。

    需要者側としては、良いものが安く購入できることもあるでしょう

    からありがたい話でもありますがトレンドが早すぎて追いつけない

    と思う、今日この頃でもあります。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 米住宅指標が良好だったことから世界経済の明るい見通しを連想させ
      ドルが売られる展開。ユーロドルは、年初来高値。

    • ダウも4営業日続伸。予想よりも良い米住宅指標から上昇。

    • 金は、ドル安、良好な指標より反発し、3ヶ月ぶりの高値を更新。


      本日の注目点

         
      • 10:30 豪・1-3月期GDP
      • 16:58 ユーロ圏・5月サービス部門PMI改定値
      • 17:30 英・5月サービス部門PMI
      • 18:00 ユーロ圏・1-3月期GDP改定値
      • 18:00 ユーロ圏・4月生産者物価指数
      • 20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数
      • 21:15 米・5月ADP全米雇用報告
      • 23:00 米・5月ISM非製造業指数
      • 23:00 米・4月製造業受注
      • 23:00 バーナンキ米FRB議長証言
      • 03:30 ホーニグ米カンザスシティー連銀総裁講演


      昨日の動きから推測するとドル円の動きは鈍くなりそうな様子に見えます。
      レンジ予想としては、95.35~96.00とみており、96.80付近には、レジスタンス
      も存在していると思います。

      中長期のレンジとしては、上値が98.00と見ています。そのため下落リスクは
      感じておりますので今後の指標、イベント時には注意したいと思います。

      その中でドルストレートについては、全面的にドル売りが発生しています。
      昨日の米住宅統計が良好だったことから世界経済をめぐる明るい見方が広がり
      ドルや円の安全資産買いの動きが後退しているのだと思います。

      今週は、やはり明日、明後日の指標が重要視されるかと思われますし
      ユーロドルも現在の1.4300レベルが来週にかけて維持できるのかどうかは
      大きいと思います。もし今週末にかけて1.41台まで下落してしまうようで
      あれば一度保ちあい状態となるのではないでしょうか。

      テクニカル面では、ドル円は変わらず下落方向で、ユーロドルは上昇方向に
      なりつつあります。

      また、上昇ムードが強まっているのは、豪ドルです。
      こちらは、テクニカル面としても先日より週足での買いサインがでていました
      ので買い意欲が強まっているのではないでしょうか。

    気を抜けない市場 

    ポメラ。

    最近、TVCMでも良く目にするメモ帳です。

    電子的なメモ帳なのですが私も購入してみました。

    まだ手元には届いてはいないのですが機能としては

    会議内容、記事作成、ちょっとした気になったことなどを

    電子的にメモをするという、至ってシンプルな機能です。

    良いところは、立ち上げ2秒、メモ機能のみの機能の為

    メール等に邪魔されず集中できるところです。

    デメリットをあげれば、メモしかできないところでしょうか。

    これは、目的が違いますから特に問題はないですが・・・。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • 1日のニューヨーク外為市場では、ドル円は、米GMが連邦破産法
      11条の適用申請しましたが市場では織り込み済みで、新生GMへの
      期待や、改善されている経済指標を受けて投機的動きが強まり
      94円台から96円ミドルでの引けとなりました。

    • ユーロ・ドルは、株高からのドル買いが後退し上昇したあと
      1.4155-60ドル付近での引けとなりました。

    • 原油相場は6営業日連続の上昇となっています。

    • 中国の製造業の活発化や米製造業の回復より、需要拡大期待を背景に
      上昇。2/12に付けた安値33.55ドルからの2倍以上の上昇となっています。


      本日の注目点
         
      • 13:30 豪・中銀理事会(金利発表)
      • 18:00 欧・4月ユーロ圏失業率
      • 20:45 米・週間チェーンストア売上高
      • 21:55 米・週間レッドブック大規模小売店売上高
      • 23:00 米・4月米住宅販売保留指数


      昨日のドル円は、東京市場では、力のない動きが続き94.60付近まで
      下落をしていましたがNYダウの上昇を確認してからは買いが集まり
      96.80までの反発を見せました。

      GMの話題は、折込済みであり、オバマ大統領の証言にもありましたが
      新生GMに期待というところの株、米ドルの上昇というところでしょうか。

      本日は、若干なりともドルの買戻しも考えられると見ています。
      先週から全面的にドルの上昇が激しかったこともありますし
      ひとまずのGMイベントが終わった今、次のイベント、指標までに
      調整が入るのではないでしょうか。

      ただ製造業や、生産指数はかなりの改善がでてきていますが雇用に
      ついての改善は、あまり見られていません。
      今後、クライスラーとゼネラル・モーターズの破綻を受けた雇用情勢
      悪化懸念がでてきます。

      本日、意識したいところは、ガイトナー米財務長官が訪中しており、
      米中財務相会談を受けた中国人民元や米国債投資に関する声明が
      予想されていることから要注意となります。

      また、地政学的リスクとなると、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を
      進めていると報じられており、予断を許せない状況が続きます。
      基本的なトレンドとしては、ドル売りのトレンド継続とも見えますので
      クロス円の押し目買いを検討したいところです。

      しかし、指標、証言から大幅な動きにつながる可能性もありますので
      ストップオーダーなども検討したほうが良いかと思います。

    本日GM再建計画の提出期限。チャプター11申請へ 

    米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を、

    ヘンダーソンCEOが会見し発表する見通しです。

    また、それに先立ちオバマ大統領が声明を発表する予定です。

    同社は、破綻による影響を抑える為、破産法の申請前に、

    労組や債権者と合意を取り付けておく「事前調整型破綻」の準備を

    進めていたようです。

    GM社債などの無担保債務270億ドルを削減する代わりに、再建後の

    株式10%を渡すという今までの提案に加えて、追加で15%の新株取得権を

    付与するというものなどで、回答期限は5月30日夕方であったが50%超の

    債権者が合意した見込みです。

    破綻後は米国政府が72.5%の株式を保有し、実質国有化のもとで

    早期再建を目指すことになるようです。


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ドルが主要通貨バスケットに対して5カ月ぶりの水準に下落。
      世界的な景気回復への期待から高利回り通貨・資産が買われました。

    • 第1・四半期のGDP改定値が上方修正されたことから株式が
      堅調となり、安全資産としてのドルの魅力が低下しました。

    • ユーロドルは年初来初めての一時1.41ドル台。

    • ポンドドルは一時、08年10月上旬以来の高値、1.6199ドル。

    • 豪ドル米ドルは08年9月以来初めて0.8000を上回った。

    • 金、原油共に続伸。ドル安や景気先行き不安後退が背景と見られます。


      本日の注目点

      • 10:30 豪・4月小売売上高
      • 16:58 ユーロ圏・5月製造業PMI改定値
      • 17:30 英・5月PMI製造業
      • 21:30 加・3月GDP
      • 21:30 加・1-3月期GDP
      • 21:30 米・4月個人所得
      • 21:30 米・4月個人支出
      • 21:30 米・4月コアPCE価格指数
      • 23:00 米・5月ISM製造業景気指数
      • 23:00 米・4月建設支出
        米GM社経営再建計画の最終提出期限
        ガイトナー米財務長官が中国訪問


      米ゼネラル・モーターズ6月1日の市場取引開始前に米連邦破産法の
      適用を申請する見込みとなっており市場も様子見となっているようです。

      またオバマ米大統領が、日本時間2日0:55に米自動車業界について
      ホワイトハウスで演説予定、その後、GMも記者会見を開く予定となっています。

      為替相場の影響としては、それほど大きなものとはなっていないようで
      ほぼ織り込み済みと見られます。
      それよりも金、原油等の上昇でリスク選考をどこまで進めるかに市場の関心
      が移行しつつあるように見受けられます。

      東京時間については、先週の流れを引き継いだ動きになると思われ、
      変動幅は、先週と大きく変わりませんがドル円95.00~96.00、
      ユーロドル1.4084~1.4190とレンジ予想しています。

      ただドルの売られたペースが早すぎる気もしますので本日の動きとしては
      ドルの買戻しが入るかも知れません。

      またテクニカル面でもドルストレートでは、レジスタンス、サポートラインの
      突破をきっかけにドル売りが進みましたので利食い等の調整も出てきそうです。

      大きなトレンドという意味合いでは、円安が進む可能性も高くなっていますので
      今晩のGMからの動きには注目です。

      個人的には、リスク選好という視点からドルがユーロや豪ドル、ニュージーランド
      ドルなどに対して売られやすい展開が続くとみています。

    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。