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アイルランド格下げでユーロドル大幅続落。 

日曜日の朝刊各紙に「みずほ銀元行員12億円詐欺容疑」という見出し

がありました。ご覧になった方も多いと思いますが、

「またか・・・」という気持で記事を読みました。

みずほ銀行の調査役が「銀行が元本保証の年利10%で米国債を

秘密運用している。」という触れ込みで8年間で12億4千万円も

集めたということです。

それにしてもこの種の詐欺事件が起きるたびに

「世の中においしい話はないということを肝に銘じておかないと。」

と、いつも思います。

「おいしい話は全て裏があります。」

「もう少し金融知識得を身につけなさい。」と言いたいところですが

今回の事件では同行の行員も含まれているということなので

困ったものです。「行員失格」


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • この日は経済指標の発表もなく為替市場、とりわけ円は小動き。
  • S&Pがアイルランドの長期債を格下げしたことで、ユーロが大きく売られ、
    対ドルでは一時1.3824まで下落。
  • NYダウは終始前日比マイナスで推移していたものの、大引け前に大口の
    買いが入り若干プラスで取引を終える。
    結局金融株が牽引したが、今週中にも政府は金融機関からの公的資金返済を
    許可する見通し。
  • オバマ大統領は今年2月に成立した総額7870億ドルの景気対策法の執行
    加速を表明。今後100日間で60万人以上の雇用を創出、維持することに言及。
  • 先に経営破たんしたGMは中型トラック事業からの撤退を発表。



    本日の注目点
         
    • 日   4月景気動向指数(速報)          
    • 欧   独4月貿易収支          
    • 欧   独4月鉱工業生産    
    • 米   4月卸売売上高                     


    為替市場は「円」を除き引き続き先週末からのドル高の流れが続いています。
    ユーロドルは一時1.3824を記録し、これで2営業日で400ポイントの
    下落となりました。

    きっかけは格付け会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)がアイルランドの
    長期債の格付けを引き下げたことです。

    S&Pによるアイルランド債格下げは今年に入って2度目となります。
    さすがにユーロはここまで<下げると、ポジションの片寄りもかなり解消
    されてきたと思われます。

    先週末には1.42台前半までユーロ高が進み、週足では「100日移動平均線」
    に絡み、上抜けする気配も見せましたが、結局抵抗され反落したことになります。

    これでしばらく調整するのか、再度上昇するのかは今後の欧米からの材料待ち
    になりますが、円がいまいち方向感がないだけに今の相場はユーロがその方向を
    決めそうな気がします。
    今後ユーロが1.35を目指すようなら、円も100円に向かう動きになりユーロから
    は目が離せません。

    オバマ大統領は今後100日間に60万人の雇用を創出、維持を盛り込んだ
    「夏季強化計画」を発表しました。

    同計画によると、全米50州の健康関連施設での新たなサービス業務や国立公園
    107ヶ所での仕事、空港整備や高速道路などの仕事が含まれています。
    また、教育関連の教師の人数も大幅に増やすこと盛り込まれています。

    この計画は先週末の雇用統計で失業率が26年ぶりとなる9.4%を記録し、
    10%も視野に入ったことで5日、バイデン副大統領が「雇用創出に向け財政出動を
    加速させる」とコメントしたことに沿ったものです。

    明日から米10年債の入札が始まり総額650億ドルの入札結果が注目されて
    います。このところの経済指標の改善と長期金利の上昇を受けて「利上げ観測」も
    出てきています。

    シカゴ商品取引所(CBOT)のフェデラルファンド(FF)金利先物市場の動向によると、

    「FOMCが11月の会合までに政策金利を引き上げる確率は58%。
    1週間前は28%だった。」
                                           「ブルームバーグ」

    このように、ここへきて利上げ観測が急速に高まってきていますが、米景気の
    底入れ確認は未だできておらず、個人的には時期尚早かと考えます。

    「雇用」「住宅」「消費」の3点セットに明確なシグナル点灯が不可欠です。

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