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 2009年06月 

円、主要通貨に対して続伸。 

上場一流企業の会長、69歳。

この年齢の役職としてはよくある話で、今後数年は会長職として

会社のかじ取りに専念するのが通常のケースです。

ところが、「僕は勉強と仕事が大嫌いだから、会社に行かずに済むのがうれしい。」

退任するにあたって、記者の質問にこう答えた会長がいいます。

武田国男氏、製薬最大手武田薬品工業の会長です。

何年か前に日経新聞「私の履歴書」でも採り上げられ、興味深く読んだ記憶が

ありますが、来週25日の株主総会で退任し同社の役職から一切身を引くようです。

もちろん創業家の出身ですから、ややもすると会社との関係を断ち切るのは難しい

ケースもよくありますが、潔い身の引き方に拍手を送りたいと思います。

「もし、武田薬品がおかしな方向にに行きそうになったら、株主として

一言申し上げたい。」と最後に付け加えています。

見事な言葉です。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 5月の消費者物価指数が+0.1%と市場予想を下回り、FRBがフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き下げるとの観測からドルは主要通貨に対して下落。

  • 円は一時95円51銭と2週間ぶりの水準まで買われ、ユーロやポンドに対しても続伸。ほぼ円全面高の展開に。

  • NYダウは小幅ながら3日続落。一時前日比プラスの場面があったものの、勢いはなく7ドル安。S&Pが米銀18行の格付けを引き下げたことで金融セクターが軟調。

  • オバマ大統領は金融規制改革法案を発表。保険、証券も含めた監視体制を強化しバブルの再発を防ぐ狙い。今回の改革は1930年以来の見直し。

  • 原油価格は在庫が予想以上に減少していたことから再び71ドル台へ。


本日の注目点
       
  • 欧   ECB 定例理事会
  • 欧   EC 首脳会議  
  • 米   週間失業保険申請件数   
  • 米   5月景気先行指数    
  • 米   フィラデルフィア連銀景況指数 
  • 米   ガイトナー長官下院で議会証言   


円が95円台半ばまで上昇し2週間ぶりの水準まで買われてきました。
2週間前はこのレベルから米雇用統計での非農業部門雇用者数の減少幅が
大幅に縮小したことで、一気に99円目前までドル高が進みました。

朝7時現在でも95円68銭近辺での動きとなっており、ドル円は下値を試す
気配となっています。

95円割れがあるのかどうかは、やはり今日の東京株式市場の動き次第です。
日経平均が大きく下落するようだと95円割れも見えてきそうですが、このところの
世界的な株式市場の軟調と商品価格の天井観を考えると、現状ではややドルの
下値リスクは高いと思えます。

クロス円が軒並み円高に振れ、これまでの資源国通貨や高金利通貨を買って
円を売る動きが一気に観られなくなったことも円高傾向に拍車をかけている模様です。

周初に今週の予想レンジを95-100円と観ていましたので、この水準は下限に
なりますが、95円割れまでは「想定内」で、ここから反発することも考えられます。

市場にはFRBによる利上げ観測も依然としてあることから、BNPパリバの
通貨アナリストは17日顧客向けのリポートで「当社は再びドルの買い持ちとすることを
推奨している」と書きしるしています。

オバマ大統領は大恐慌以来となる「金融規制改革法案」を発表しました。
貯蓄貸付組合(S&L)の監督機関である貯蓄機関監督局を廃止し、新しい監督機関の
下に、銀行、保険、証券などを一元的に監視するものです。

新規制案は、住宅ブームを後押しして金融危機を招く要因の1つになった
住宅ローン担保証券や、デリバティブ、幹部報酬なども対象に含み、ヘッジファンドや
未公開株投資会社の監督も新たに図る模様です。

これまで米国は「市場主義」を優先してきたわけですが、今回の金融危機をきっかけに
バブルの再発を未然に防ぐための「規制強化」へと舵を切ったことになります。

市場では未だ明確な方向感が見いだせない中、今週残り2日で、一気に
円高傾向へ走り出すのか、再び95-100円のレンジに戻るのかのトレンドが
決まってくる可能性があります。

個人的には後者の立場ですが、市場では円高を唱える立場の人達が多いのも
事実です。

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