fc2ブログ

民主圧勝で円93円前半まで続伸。 

今、スーパーの店頭に「イチジク」がよく並んでいます。

今頃が食べ頃で、西三河では「いちじく王国」と銘打って

首都圏にも大量に出荷しています。

あの濃厚な甘さと独特な食感。赤ワインで煮込んでステーキなどの

添え物にすると非常に相性がいいようです。

小学校低学年まで田舎で育った小生は、家の隣にかなり大きな

イチジクの樹があり、よく友達と失敬して空腹を満たしました。

イチジクを食べると今でもそのころの思い出がよみがえってきます。

ちなみにイチジクは漢字で「無花果」と書き、花を咲かせません。

それなのに実をつける不思議な樹です。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は93円後半で取引が始まり、週末を控え閑散な中、円がじり高。

  • 日本の失業率が過去最悪の5.7%だったことで早朝には94円台での取引があったものの、上値が重い展開は継続。

  • NY株式市場が週末のポジジョン調整の売りに押され下落。この影響でドル円は93円の半ばまで下落。円が買われたことでクロス円全般も円高での推移。

  • 7月個人所得 → 変わらず。個人支出 →+0.2%

  • 8月ミシガン大学消費者信頼感指数 →65.7(市場予想を上回る)

  • 金は大幅続伸、原油価格は小幅高で72ドル台と高値もみ合い。



本日の注目点

  • 日   7月鉱工業生産
  • 欧   8月ユーロ圏消費者物価指数
  • 米   8月シカゴ購買部協会景気指数



7時15分現在ドル円は93円37-39。

昨日行われた衆議院選挙では、事前の予想通り「民主圧勝」でした。
いよいよ政権交代が実現します。
政権政党である自民、公明の大物政治家、閣僚経験者などが多数落選しました。

為替市場では早朝のオセアニア市場ではこの情報に反応して円がやや買われています。
現段階で、円高要因になるかどうかは不透明です。

今後、国民にとってより分かりやすい政治、国にとってより競争力を高める政策を
打ち出してくるとしても、財源の問題ではいまひとつ説得力はありません。

具体的な政策の実施を待って「円高要因」なのか「円安要因」なのかを判断していくことに
なろうと思います。

ドル円は先週木曜日にNYで93円20銭を記録し93円割れも視野に入ったように
見受けられましたが、予想外にドルの買い戻しも強く、93円台半ばまで押し戻されました。
その後、日本の失業率が5.7%と過去最悪だったことで94円台まで円が売られましたが、
依然としてドルの上値は重いと感じます。

現在、200日移動平均線は94円90近辺まで降りてきており、さらに一目均衡の「雲」も
94円20あたりで「抵抗帯」を作っています。


テクニカル見るとこの雲の下限に沿って頭が押さえられているようにも見えます。
94円台での滞空時間も短かったことで、やはりドルの下値、今回は93円を試しに行くと
観る方が順当のようです。

本日も、自民惨敗の結果を受け、東京株式市場がどのような反応を見せるか?
また、それに続く上海がどうなるかによって円が93円を試すかどうかが見えてきそうです。

週末には米雇用統計を控えています。
2か月連続で、非農業部門雇用者数は減少幅を縮小しており、今回も市場では
22万人~23万人の減少幅を見込んでおります。

さらに2日にはISM製造業景況感指数も発表されます。
こちらもここ数カ月改善傾向が著しく、ブルームバーグの調査によると、好不況判断の
分かれめである50を超えるとの予想です。

このように今週発表される米経済指標が改善するという予想の元、円は弱含むとの
相場観が優勢です。

「政権交代」を材料に週の前半は円高傾向継続の流れですが、後半にはやや円が
売られそうな展開を予想しますが、その場合でも円が95円を超えて売られる可能性は
少ないとみています。

「政権交代」と「米経済改善」との綱引きになる1週間です。

スポンサーサイト



米株式の高値警戒感に注意 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル/円は下落。序盤、米経済指標の結果を見極めたいとの思惑から
    93.60円台で推移した。その後、米第2四半期GDP・改定値の好結果を
    背景に一時93.90円台まで上昇したものの、高値警戒感から
    93.40円台まで反落する展開となった。

  • 金が上昇。ドルがユーロなどに対して売られたことから買いが先行し
    前日の高値を抜け、952ドル台を付けた。

  • 原油先物相場は反発。米株の反落や中国の需要減少懸念により、69ドル台まで
    下落したが、72ドル台で引けた。

  • 欧州通貨は堅調推移。株、原油高を受けてリスク志向が回復し欧州通貨に
    買いが集まった。ユーロ・円は134.40円台、ポンド・円は152.30円台まで
    上昇した。




本日の注目点
          
  • 英   4-6月期GDP改定値
  • ユーロ 8月消費者信頼感指数   
  • 米   8月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値              
                                  

ここ数日間上値の重い展開が続いていたドル円は、昨日のアジア市場から93円台に突入。

日経平均が大幅安となり、上海株式市場も下落した事から円はジリ高となり節目の

93円半ばを目指しました。

欧州市場へ入っても同様な流れで、一時93円38を記録,先週末のドル最安値に並びました。


NYでは朝方ドルが反発するなか、93円代後半で始まったもののやはり94円台

に乗せる勢いもなく円買いが優勢。

NY株式市場が下落するのに合わせるように円が買われ、約5週間振りとなる93円20銭まで

円高ドル安が進みました。


その後、4-6月期のGDP改定値が発表され、速報値と同じマイナス1、0%。

週間失業保険申請件数は先週より1万人減少したことを受けNYダウも反発しプラスに転じました。

ドル円も買い戻死が入り上昇したものの上値の重い展開は変わらず、戻りは93円半ばまでと

限定的でした。

この日はドルが他の主要通貨に対しても全面安であったことも円買いを後押ししたようです。

このようにドル円は従来程勢いはないものの節目の93円40を割り込み、93円割れも視野に

入ってきました。

今のところNYダウが「健闘」していることから円買いが加速しませんが、連日年初来高値を

更新しているNYダウも高値警戒感を払拭するにはいたっていません。


リスクはやはりNYダウと上海株の下落だと言えます。

昨日コメントしましたように、市場は好材料には反応うすで、悪材料には敏感になっています。

住宅市況と製造業の景況感は改善傾向が定着しつつありますが、

もう一段の改善を見せ回復基調に入るのは早くても来年初めと見られています。

自動車買い替え支援プログラムも終え、住宅購入に対する減税も11月で終了することから

年後半には再び米景気への影響も懸念されます。

市場はその辺りを先取りしているようにも思えます。

米景気回復前に、もうひと相場ありそうな気がしてなりません。

       


米住宅市況底入れか? 

今年の夏はウナギの蒲焼を2回食べました。

本当かどうか分りませんが、食べると何んとなく

元気が出るような気になります。

このウナギ、実はその生態がわかっていないことで有名です。

ニホンウナギの産卵場所は南へおよそ2200kmも離れた

マリアナ諸島西方海域であることがようやく最近分った程度です。

ウナギは川や沿岸部の海に生息していますが、産卵の時は

決まった海を目指して旅に出るそうです。

そして、そこで生まれたウナギの子供は川に戻ってくる

ということで、サケの逆の行動をします。

かなり雄大な旅をすることになります。

そんなことを想像しながら、この夏にはあと1回

蒲焼を食したいと思います。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドル円は上下どちらへも抜けきれない展開で、一日の値幅も前日とほぼ同じ50銭程度。

  • 住宅関連などの指標の改善を受けて一時94円59銭までドル高が進んだが、上値を攻める勢いも無く94円台前半へ押し戻されクローズ。

  • 7月耐久財受注が発表され、予想を大幅に上回る前月比+4.9%。ただ内容的には航空機部門の受注増加が大半を占め、それを除くと若干のマイナス。

  • 7月新築住宅販売も市場予想を上回る+9.6%と4か月連続の改善をみせ、先週末発表の中古住宅販売とともに米住宅市況の底入れを示す。

  • これらの指標発表にも株式市場、為替とも反応は鈍く、市場は「改善」慣れしてきた様子。

  • 中国国務院は鉄鋼、セメントなどの産業における設備過剰の抑制を検討していると発表。豪ドルなど資源国通貨安に繋がった。

  • NYダウは小幅続伸で年初来高値を更新。

  • 原油価格は在庫の増加が確認され、小幅続落。

  • 8月独ifo景況感指数は90.5と事前予想の89上回ったものの為替への影響はほとんど見られず。



本日の注目点
          
  • 欧   9月独GFK消費者信頼感調査  
  • 米   7年物国債入札    
  • 米   4-6月期GDP改定値
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁      



米経済指標の改善が着々と進んでいます。

先週末の中古住宅販売から始まって、ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、
そして昨日の耐久財受注と新築住宅販売と、軒並み改善を示しています。

しかもその内容は市場予想を大きく上回るものばかりです。
これらの指標を観る限り、米経済は着実に底入れし、景気後退から脱却し、回復への
足がかりを模索している可能性が高いと思われます。

しかし、それにもかかわらず市場は反応しません。
ドル円は95円前後が重いだけではなく、94円50以上でも重いイメージが
できつつあります。

昨日はさらに、株式市場でも反応薄でした。
NYダウはプラスで終わり連日の年初来高値更新ではありますが、高値警戒感が漂い
始めているようです。

シルバークレスト・アセット、マネジメント(NY)で資産運用担当のナビ氏は
「設備投資の回復は過去の景気サイクルよりも時間がかかりそうだ。」と語り、
「投資家は利益確定に傾いている。」と指摘しています。(ブルームバーグ)

株式市場の高値警戒感は、ドル売り、円買いを誘発することも考えられ、
これまでのリスク選好からリスク回避の動きに繋がる可能性もあります。

これまで、日米の株高は「ドル高円安」に素直に反応してきたものが、このところの
両市場での年初来高値更新にも反応が限られてきました。

ここから、株価が大幅な調整をし下落に転じたらドルが売られるという連想が働きます。
ドル円の上値が重いことと相まって、株価の下落がドル安の引き金を引くリスクは
意識しておく必要があろうと思います。

バーナンキFRB議長の再任が決まり、議長は金融政策については依然として慎重な姿勢を
崩さずに米経済回復への道筋を探る行動を取ると明言しています。

景気後退局面に終止符を打ち、底入れを模索している状況ですが、景気回復への
道には依然として霧が立ち込めていて先を見通しにくいというところでしょうか。

まもなく8月も終わり9月に入ります。
あのリーマン破たんから1年が経とうとしています。

米経済指標改善にもドル円反応薄。 

今朝の東京地方は涼しい朝を迎えています。

8月も今週で終わります。

いつの間にか蝉の鳴き声は

「みんみんぜみ」から「つくつくほうし」に替わっています。

そして、昨日などは陽が落ちると虫の音がどこらからともなく

聞こえてきます。

秋はもうそこまで来ているようです。

暑かった夏もいよいよカウントダウン開始です。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • オバマ大統領はバーナンキFRB現議長を次期議長に正式に指名。このニュースは昨日の東京市場時間内に流れていたため、市場への影響はなし。

  • 6月ケースシラー住宅価格指数は前年同月比で-15.1%と、2ヶ月連続で改善。住宅価格が底入れした可能性が高まった。

  • コンファレンスボード発表の消費者信頼感指数も54.1と前月から大幅に改善。先行きの景況感を示す期待指数も73.5と事前予想を上回る。

  • これら経済指標の大幅改善を受け、NYダウは一時100ドルを超す上昇を見せたものの、後場は上げ幅を縮小。結局30高で引け年初来高値を更新。

  • ドル円も経済指標発表後ドル高に推移し、94円半ばを超えたもの、勢いも無く94円台前半でクローズ。

  • 原油価格は景気回復期待から75ドル台に乗せる続伸を見せた後、このところの大幅上昇から利益確定の売りに押され2ドルを超す大幅安に。



本日の注目点

          
  • 欧   8月独ifo企業景況感指数   
  • 米   7月耐久財受注
  • 米   7月新築住宅販売 
  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演       



7時現在ドル円は94円23-25.
ドル円相場はますます膠着感が強まってきました。
レンジの中でも、どちらかと言えば下値へのリスクが高いように思える展開ですが、
なかなか下値も堅く93円半ばが抜けきれません。
ここ2週間ほど93円半ばから95円台の相場が続いています。

ケースシラー住宅価格指数は事前予想通り改善しました。
前年同期比15.1%下がったものの、下げ幅は前月同様縮小し、住宅バブル崩壊の
影響の大きかったボストンや、サンフランシスコなどでは上昇に転じました。

しかしこの日発表された米連邦住宅金融庁(FHFA)発表の住宅価格指数では
前年同期比でマイナス6.1%と依然としてマイナスを記録し、下げ止まりが見える
住宅価格についてはまだ完全に上昇に転じたとは言い切れない状況です。

一方、消費者信頼感指数は大幅な改善を見せ、このところ改善傾向を示している
製造業の景況感を裏付ける形となりました。

NY株式市場が年初来高値を更新する中、人々は景気の先行きに楽観的な見方を
示し始めていると言えます。

これだけ米ファンダメンタルズの改善が進む状況でも、ドル円は上昇してきません。
豪ドルなど新興国通貨に対しても同様に「ドル高」にはなってきません。

米経済、あるいは通貨「ドル」にとって買い材料が日を追うごとに増える状況下でも
反応が鈍いのは、やはり相対的に金利が低いということでしょう。

リスク選好が進む中で、ドルと円は嫌われ、高金利通貨へ資金が集まるということが
背景にあると思われます。

ドル円では95円近辺まで200日移動平均線が下がってきており頭を押さえる形に
なっています。
またこの水準は一目均衡の「雲」に入っており、上に抜けにくい状況にもなっています。

上述のように、米経済指標が続々改善を見せる状況でもドル買い円売りが加速しない
ことを考えると、安易な言い方ですが、一度下値を試すことも十分考えられます。

短期的な下値のメドは93円80と93円40ということになります。
とくに93円40は先週のドルの安値にあたり、下抜けすると93円を割り込む可能性も
でてくると思われます。

ただ、上下どちらも勢いがないことから、下抜けするには米景気回復にブレイキを
かけるような指標が条件となるかもしれません。

為替、株は小動き。原油74ドル台で引け。 

先週22日からイスラム圏ではラマダン(断食月)が始まりました。

私の友人にもイスラム教徒がいて、彼はマレーシア人です。

かつて彼と一緒に仕事をしていた時、ちょうどラマダンにぶつかりました。

断食と言っても一日何も口にしないわけではなく、日没から日の出までの

間食事ができます。ですから彼はその時の日没時間と日の出時間は常に把握

しており、夕方になるとそわそわしていたものです。

冬なら昼間の時間は短いのでいいのですが、夏は大変です。

朝、3時過ぎに起きて食事を取り、夕方7時過ぎまでは飲み物さえ

口にできませんでした。

しかも彼は喫煙者で、一日に一箱以上吸っていたのでそれは大変でした。

「体にも悪いし、タバコやめたら?」とよく意見したものですが

その後止めたかどうかは聞いていません。

ラマダンの時期になると彼のことを思い出します。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は94円台後半で始まり、この日は重要経済指標の発表もなく値動きは小幅にとどまり94円台での取引。

  • 米長期金利の低下を材料にドルが売られ、94円50を下回る場面もあったものの、他の手がかりもなく94円55レベルで取引を終える。

  • 前日急騰したNYダウは底堅い動きで若干のプラスに。

  • 原油価格は続伸。一時は約10ヶ月振りの高値を付けた後74ドル台で引け。株高で世界経済が回復に向かうとの連想から買いを集めた。

  • 自動車の買い替え支援制度がこの日で終了。9月以降の自動車販売がどこまで落ち込むのか懸念する声も。



本日の注目点

          
  • 米   2年物国債入札    
  • 米   6月S&Pケースシラー住宅価格指数   
  • 米   6月FHFA住宅価格指数  
  • 米   8月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   8月消費者信頼感指数   



NYではドル円の値幅が50銭以下と、小動きでした。
経済指標の発表もなく、市場参加者はNY株式市場を見ながら動意のない値動きに、
取引を手控えたようです。

先週末急騰し9500ドル台を回復したNYダウは、利食いの売りをこなしながらも
底堅く前日比3ドル高と、依然として9500ドルの大台をキープしました。

この日は原油価格が94ドル台に乗せたことから、石油、エネルギー関連株が相場を
けん引したようです。

欧州連合(EU)が発表した6月のユーロ圏鉱工業新規受注は、前月比3.1%増加と、
2007年11月以来の高い伸びを示しました。
しかし、ユーロドルは市場全体でドルが買い戻される中、ユーロ高には繋がらず
1.43を挟み小幅な値動きでした。

今週は重要な経済指標が相次いで発表されるため、この日の市場は様子見気分が
支配的でした。

本日発表予定のケースシラー住宅価格指数は特に注目されています。
前月発表された5月の同指数は前年比ではマイナスでしたが、前月比では
プラス0.5%とわずかではありましたが約3年ぶりのプラスに転じました。
今回の市場予想も既にマイナス幅縮小と見ています。

このところ中古住宅販売など住宅市況は急速に改善してきています。
住宅価格の下げ止まりが確認できるのか、市場は注目しています。

また本日は消費者信頼感指数の発表もあります。
こちらも3ヶ月連続で改善していることから今回の数字も改善が見込まれています。

予想を上回る数字が発表されると、株式市場が再び好感し、株価上昇→リスク選好から
→ドル買い円売りという流れが加速する可能性があります。

昨日までの動きでは95円台が重いという流れがありますが、ここを越えて行けるか
どうかも含めて注目されます。

豪ドル円は再び上昇チャネルに入った可能性がでてきました。
昨日は79円80銭まで豪ドルが買われ、82円を頭に76円台まで調整してきた
豪ドルが下値を徐々に切り上げています。

景気後退からいち早く脱却し、政策金利を引き上げる可能性もあるオーストラリアは
現在の商品相場の高騰もあり、豪ドル円は再び82円を目指すと観ています。

米住宅指標とバーナンキ発言でNYダウ急騰。 

当社では毎週木曜日にセミナーを開催しておりますが、

最近外国人の受講者が多くなったことに驚いています。

もちろん、セミナーは日本語でしか行われていませんので

日本語が理解できる外国の方です。

一番多いのはやはり中国人です。

最近では東南アジア、南アメリカなどの国出身の

方も増えてきました。

皆さん日本語はかなり堪能で語学の才能は

日本人より優れているように思えます。

いずれ、英語が話せる日本人よりも、日本語が話せる

外国人の方が多くなる日がくるかもしれません。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 中古住宅販売件数増加とバーナンキ議長の講演内容に反応し、ドル円は再び94円台半ば、NYダウは急騰し、債券相場は下落。

  • 7月の中古住宅販売件数は前月比7.2%、年換算で524万戸と大幅に改善。4ヶ月連続の改善を見せると同時に、前年同月比では3年8ヶ月ぶりにプラスに転じる。

  • この発表を受け、ドル円は93円半ばから94円台後半まで円売りが加速、円は他の主要通貨に対しても大幅に下落。

  • さらに、この日はバーナンキFRB議長の、「経済活動は米国内外ともに安定の兆しがみられる」との発言に、NYダウは急騰、引け値で9500台と昨年11月以来の水準を回復。

  • 株式市場の急騰で債券は売られ、10年物長期金利は3.5%乗せ。

  • バーナンキ発言で米景気回復を先取りする形で原油価格も上昇、一時74ドル台に乗せ、引けは73ドル台後半。


本日の注目点

  • 特に重要な経済指標は無し。



先週末のアジア、欧州市場でドル円は下値を試し、93円42銭と約1ヶ月ぶりの
水準までドルが売られたものの、NYでは大きく値を戻し、再び93-96円の
レンジ入りした可能性がでてきました。

上値が重いものの、先週末のように住宅関連指数の改善には素早く反応し、
ドル円が買い戻される展開は、依然として明確な方向感に欠けるということかと
考えられます。

7月の中古住宅販売が大きく改善しました。

前月比7.2%は市場予想を大きく上回り、年換算で524万戸。
この増加率は現行集計方式が開始された1999年以来で最大となりました。

価格の下落と住宅ローン金利の低下、さらには住宅減税の効果などが出てきた影響と
みられますが、一部には「中古住宅販売については底入れした。」との意見も
出てきたようです。

さすがに、2007年秋以降下落し続けている住宅価格は、購入予定者にとっては
「条件が整ってきた」といえるようです。
この状況が続けば、今後住宅市況が米経済の足かせで無くなる可能性も
出てきそうです。

バーナンキFRB議長はワイオミング州でのシンポジュームで、
各国中央銀行と政府の積極的な行動を受け、「世界経済がリセッションから
脱却し始めている」との認識を示しました。

NY株式市場はこの発言内容を好感し、昨年11月4日以来となる9500台で
引けています。

雇用情勢も改善の兆しをみせていることから、住宅市況での底入れが確認される
ようだと昨年秋以降の世界的な経済危機から、米経済がいち早く抜け出る可能性が
高まってきます。

景気の先行指標でもある株式市場がこの動きを織り込んできたことから、
9500ドル台を回復してきたとも考えられます。

米景気回復は、リスク選好が加速するとも言え、これまでの円売り、ドル売りの流れが
継続することも予想されます。

現在のところ、上値も下値も完全にブレイクする決定的な材料はありません。

しかし、米経済の回復先行はその材料になり得ることは頭の片隅にいれておきたいと
思います。

ここしばらく、為替相場はレンジ内での動きが継続される公算が高いと思いますが、
間もなくリーマンショク1周年を迎えます。
市場が徐々にリスクテイクを好むようになってきていると感じます。

NYダウ3日続伸。円94円を挟み小動き。 

「麦わら帽子は冬に買え」

株式市場などでは有名な言葉です。

麦わら帽子は冬には売れません。誰も見向きもしないからです。

誰も買わないということは価格も安いということです。

株も、誰も関心を持たず安値で放置されている時こそ
買い時で、安い時に仕込んでおくべきだという意味です。

今月に入って新型インフルエンザの感性が拡大し、高校野球選手や
日ハムの選手などにも被害が広がっています。

今年の冬には相当な被害も予想され、この春先のように
薬局の店頭からマスクが消ええることも考えられます。

そこで・・・・・

「マスクは夏に買え」

準備は怠らなきよう。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドル円は下値も上値も抑えられる中、94円近辺でオープン。
    8月フィラデルフィア連銀景況指数が大幅に改善したことを受け、
    94円半ばまでドルが上昇。

  • その後、週間失業保険申請件数が57.6万人と予想を以上に
    増加していたことで、ドルは下落。94円を切ると買われ、94円台では
    頭の重い展開で値幅も60銭弱と小動き。

  • この日の経済指標も強弱まちまちで、7月景気先行指数は0.6%と
    4ヶ月連続で前月比プラスを記録。

  • 8月フィラデルフィア連銀景況指数 → 4.2(11ヶ月ぶりのプラス)

  • NYダウは製造業指数の大幅改善を受け3日続伸。

  • 米政府は自動車買い替え制度を24日午後8時で終了すると発表。
    突然の発表に自動車ディーラー、購入予定者に不安の声も。



本日の注目点
          
  • 米  バーナンキFRB議長講演     
  • 米  7月中古住宅販売件数   
                                              

週末です。
今週は月曜日からドルは下落の可能性ありと観て、下値がどこまであるのか?

また節目である93円70前後を割り込み93円を割り込むのかどうかに注目して
いましたが、結局下値も限られた展開でした。

これで94-96円のレンジに入り、明確な相場観がでない重苦しい展開になる
可能性も出てきました。

NYダウが3日続伸し、この間の上げ幅は220ドルを超えています。

週末のNY株式市場がまだ残ってはいますが、この動きで「一時的な調整」を
終えたのかどうか?このあたりがやはり今後の相場を左右してきそうです。

個人的には、米株式市場の下げは一旦和らいだものの、これまでのような
一本調子の上昇は予想しにくく、ドル円も現在のところまだ下値のリスク方が
高いと観ています。

製造業中心に景気底入れ指標が相次ぐ状況にも反応が鈍く、ドルは上昇の
きっかけを掴めないでいるのではないかと感じるからです。


米政府は自動車買い替え制度を24日の月曜日で終了すると突然発表しました。

買い替え制度への利用者が殺到していることと、古い車をエコカーに買い換えたら
奨励金をだすというこの制度は、結局日本車のシェアーが高まり、米国民の税金で
日本企業を助けているこのに他ならない、という批判を避ける狙いがあるようです。

実際にこの制度の利用状況をみると、持ち込まれた車の上位10車種は全て
米ビッグスリーのものです。

さらに、新たに購入された車の上位10車種には米国車は2車種しかないという状況です。

結果的には「米車売り、日本車買い」を加速させているとの批判が高まっていました。

今朝のCNNでは、「米国民の税金で日本車を買わせ、日本はそのお金で米国債いを
購入している。」との強烈な意見も飛び交っていました。


ISM製造業指数、NY連銀指数に続きフィラデルフィア連銀指数も大きく改善し、
製造業の景気底入れは鮮明になってきました。

住宅関連と雇用の回復にまだ遅れが見える米経済ですが、この点の見方が大きく
分かれています。

9月の雇用統計次第では為替も株価もおおきく影響を受けることから、

今から気になるところです。
それまでは引き続き日米の株価と上海の株価が注目されています。

      




円1ヶ月振りに93円台突入。 

中国の不動産ブームがバブルと言われています。

都心部では土地の値上がりが激しく、人々は先を争って

買い急いでいます。

北京の郊外のいわゆるベドタウンでは、今年の5月頃から

土地の値上がりが顕著になりました。

1ヶ月で10%近い値上がりを見せるところもあるそうです。

住宅を新規に購入したいという人にとっては、待てば待つほど

値上がりしていき、たまりかねて無理をしてでも買います。

それがまた価格を押し上げるという「買いが買いを呼ぶ」

構図になっているようです。

20年ほど前どこかの国で聞いたことのあるような話です。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 重要なな経済指標の発表もない中、アジア、欧州市場の流れを受け、94円前半で取引開始。その後も円買い圧力が続き円は93円66銭と約1ヶ月振りの円高水準へ。

  • 93円台後半でのもみ合い後、NYダウが続伸したこともあり、円はやや下落し94円00-10でクローズ。

  • ユーロ円も132円前半まで下落したが、ユーロドルが上昇したことで133円台後半まで押し戻された。

  • 原油価格が大幅に続伸。原油在庫が予想以上に減少していたことを材料に前日比3ドルを超す上昇。引け値では約2ヶ月ぶりとなる72ドル台。

  • スイス最大手のUBSは米税務当局との間で4450人の顧客の個人情報を開示することで合意。今後のスイスの銀行業務に波紋。

  • 株式市場が上昇したが、中国株の下落から安全資産しとして債券も上昇。


本日の注目点

  • 米   週間失業保険申請件数
  • 米   8月フィラデルフィア連銀景気指数



中国株が大きく下げていたことから円買いが活発になり約1ヶ月振りに
93円台へ突入しました。

昨日のアジア、欧州でもドル円の頭は重く、94円半ばでのもみ合いでしたが、
欧州市場に入ると一気に93円台までドル安が進みました。

93円台への突入はある程度と予測できたものの、昨年秋の展開とは大きく
違っていました。
円買いの勢いは緩やかで、「ドルの狼狽売り」は見られませんでした。

日米の株式市場が調整するなか、安全資産としての円に資金が集まるのは既に
経験済みですが、ドルを売り円を買う投資家も水準を考えると迷いもあるように思えます。

ひとまず、チャートの節目である93円70前後ではドル売りの勢いはとまり、94円台に
戻っていますが、流れからするとやはり、93円ミドル、そして93円が下抜けするかどうかが
ポイントとなりそうです。

これまで為替相場を占う際には日米の株式相場と米長期金利の行方は必須項目でした。
これは現在でも変わりませんが、先週あたりからこれに加え「上海株式市場」の動向も
重要なファクターになってきています。

ここ二日間で大きく値下がりしている同市場の株価はアジア時間での日経平均株価にも
影響を与え、海を渡ってNY市場でも意識されます。

同市場の株価が大きく下落する流れになると、世界で最も自動車販売数の多い中国での
車の売れ行きに影響がでたり、上昇を続けている不動産価格の下落などに繋がり
8%成長を目指している中国の経済成長も雲行きが怪しくなってくるからです。

今や世界経済は「中国頼み」の構造を深めており、中国の存在感がますます高まって
きていることから、中国でのバブル崩壊は対岸の火事では済まなくなっています。
その上海株式市場は東京時間10時半からオープンします。

そして、もう一つ重要なファクターになりつつあるのが「原油価格」です。
これまで50-60ドルでの価格滞での推移でしたが、昨日のNY原油先物市場では
2ヶ月振りに72ドル台で引けました。

今後80ドル台に向けて上昇するようなことになれば、投機的な資金が流れ込み
昨年から今年にかけてみられた、ドル安原油高、あるいは株安原油高となり
商品相場が急騰することも考えられます。
こうなると原油価格を見ながら為替の売買をする姿勢がより一層強まるからです。

このような状況から、今日も日経平均、そして上海株式市場の動きに注目したいと
思います。

NYダウ反発にも円小動き。 

あと2週間弱で衆議院の新しい議席が決まります。

自民は景気は必ず回復させると言い、民主は政権交代で日本を変えよう

と支持を訴えています。

政権交代は基本的には円売り材料ですが、ここにきて必ずしも

そうとも言い切れなくなってきました。

仮に民主が勝てばこれまでにない斬新な政策を打ち出すでしょうし、

自民が勝っても、これまでのように政権にあぐらをかいていられるほど

の安定感は望むべくもありません。

これまでになく必死で国民中心の政策を運営していくでしょう。

結局、どちらが勝っても日本にはプラス、つまり円高・・・・?

そういえば、米国の友人が政権交代は日本とって本当にいいのか?

とメールで尋ねてきました。

重要なことは野党も与党も常に危機感をもつことでしょう。

国民の審判が下るのもあと10日あまりです。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 7月住宅着工件数は予想を下回るー0.1%(年換算581万戸)と発表され95円台前半で始まったドル円は94円台半ばまで下落。

  • 同指数は3か月振りに前月比マイナスになったものの、戸建て住宅は減税政策の効果もあり堅調。

  • 7月卸売物価指数は前月比マイナス0.9%と1948年統計開始以来の下落幅を記録、エネルギー価格が大きく値下がりしたことが主因。

  • 94円台半ばまで下落したドル円もこの日株式市場が堅調だったことから下げ幅を縮小。NYダウは3日ぶりに反発。

  • ユーロ円が堅調。8月独ZEW景気予測指数が56.1と大幅に改善し、ユーロ圏では独仏が直近GDPではプラスだったことを裏付けた格好。

  • 米株式市場が反発したことで債券は売られ長期金利は上昇。

  • また、株式市場が堅調だったことで原油価格も急反発。



本日の注目点
          
  • 英   BOE政策委員会議事録(8/5~6日分)
  • 欧   7月独生産者物価指数  



きかっけは昨日の東京株式市場でした。
先週末NYダウは186ドル安と大幅安で引けたことで、昨日の日経平均も
150円~200円の下げ幅を「覚悟」していたようでした。

しかし蓋を開けてみると朝方からしっかり。前日比マイナスになる場面もありましたが
切り返しも早く、結局小幅プラスで終えました。

この影響で昨日のドル円はドル堅調、欧州では主要国の株式が堅調に始まったことで
円は95円30近辺まで売られました。

NYでは同様に経済指標がやや悪化を見せる中、株式市場が反発したことで
95円を挟む展開でした。

各金融市場の流れも単純明快で、株式市場の堅調さを受け債券市場は下落、
長期金利が上昇。NYダウの上昇から原油価格も反発と、いつものストーリーでした。

この結果、為替相場の米株式、債券相場との相関度はさらに強まった感があり、
今後の為替を予想するうえで、米株式相場が調整を終え、いつ上昇に向かうのか?
また、その際何をきっかけに上昇するのかがポイントとなってきそうです。

昨日のNYダウの反発も2日間で260ドル以上も下げたことによる自立反発の域を出ず、
今後の上昇を示唆するものではありません。

ドル円は3週間前まで続いた94-96円ののレンジに再び戻る可能性もあります。
雇用統計をきっかけに95-100円のレンジ入りしたと思われましたが、わずか1週間で
下落し、94円割れ目前まで押し戻されています。

一方下値は、一気に7月の91円台を試しに行く展開でもありません。
8月も下旬に入ることで夏休みムードもそろそろ終わります。
今週中にどちらかに抜けないと再びストレスの溜まる、息ぐるしい展開が続くかも
しれません。

独ZEW景気予測指数が大きく改善しました。
7月の39.5から16ポンと以上改善し56.1でした。

先週発表された第二四半期GDPも+0.3%だったことを考慮すると、ユーロ圏では
ドイツとフランスがいち早くリセッションから抜け出た可能性も出てきました。

ユーロ圏での両国のGDPに占める割合は大きいことから、今後通貨ユーロにとっても
プラスに作用してくるこことも十分考えられます。

NYダウ大幅続落。ドル高、円高は継続。 

Var(Value at risk)ヴァリュー・アット・リスク・・・・。

リスク商品を保有した場合によくつかわれる指数で。

「予想最大損出」といった風に訳されています。

例えば保有期間1日、Var1%、10億円と言えば、市場の変化で一日最大

10億円の損出がでる可能性があるということです。

100日のうち確率的に1日だけですから、残りの99日はそれほどの市場変化はない

ということにもなります。

限られた資本をできるだけ有効に運用するなかで、リスクはつきものです。

確率的には起こる可能性が極めて少ないその金融危機が昨年実際に起き

世界を震撼させた訳です。

グリーンスパン元FRB議長をして「100年に1度」と言わしめた

危機も、再び人々の脳裏から忘れさられようとしています。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 東京、欧州の株式市場下落を受け、NY株式市場も先週末に続き大幅下落、下げ幅は一時200ドルを超す場面も。

  • 株式市場が大きく売られた割りにはドルの下落は小幅でした。
    ドル円は軟調に推移し、94円19銭まで下落したものの、引けは94円台半ば。
    終始94円台での動きで限定的。

  • 8月NY連銀製造業指数は12.08と市場予想の3.0を大幅に上回り、16ヶ月振りの高水準に。

  • 8月のNAHB住宅市場指数も2ヶ月連続の改善を示す18と発表。

  • 株式市場はこれらの経済指標には反応を見せずに、186ドルの大幅安。

  • 為替市場ではドルが円以外の主要通貨に対して上昇し、ドル高、円高の流れに。

  • FRBは商業用不動産担保ローンを対象とした融資制度の期限を今年度末から来年6月末まで、また他の資産担保証券と年内に発行された商業用不動産担保ローンについては来年3月末まで延長すると発表。



本日の注目点
          
  • 豪   RBA議事録 
  • 欧   8月独ZEW景気予測指数  
  • 米   7月住宅着工件数  
  • 米   7月卸売物価指数
  • 米   7月建設許可件数  


懸念されていたNYダウが大幅下落し、先週末の下げ幅の倍以上の下落をみせました。
気になるのは、この日発表された米経済指標が大幅な改善を見せる中での大幅下落
だったということです。

とりわけNY連銀製造業指数は事前予想を大きく上回りました。
先のISM製造業指数の改善と合わせ、製造業での景気後退が大きく修正されつつある
ことを示した数字だと言えます。

しかし、株式市場の方は「笛吹けど踊らず」という状況で、これまで指摘してきました
「株式市場の極度の楽観論」がじりじりと後退し始めた可能性も出てきました。

そもそも、これまでの「ドル安、円安」は米株式市場の急回復が米景気回復期待を
押し上げ、リスク資産への資金の流れを加速させた面は否めません。

世界的な株高から高金利通貨と商品市場に流れ込んだ資金が豪ドルやカナダドル、
その他新興国通貨高を演出してきたわけです。

先週から始まった大幅な株安に為替相場は限定的ではありますが、これまでの動きからは
逆の流れになりつつあります。

今回の株安を「一時的な調整」と観るのか、楽観論に終止符を打ち再び下落基調に
戻るのか非常に難しい判断です。

この部分の判断を誤ると、為替の見通しも誤ることになるため、ここはいましばらく今後の
経済指標と市場の動きを注視するしかありません。

個人的には中国の成長がある程度維持されると考え、その影響から日米ともに景気の
底割れはないと観ていますが、上海株式市場は昨日、今年最大の下げを記録している
点は気になるところです。

ドル円は94円19銭までの下落をみましたが、一応94円台は維持されました。
しかしテクニカルで観ると下落基調は続いており、93円台に入ると、7月13日に記録した
91円13銭が意識されます。

ユーロ円などのクロス円がもう一段下げ基調を強めると、その影響でドル円が円高方向に
触れることも考えらられることから、ユーロ円、豪ドル円の動きからも目が離せません。

今日の日経平均も200円程度の下げが予想されます。
この流れに円が94円台を維持できるかどうか注目しています。

ミシガン大学経済指標悪化で円94円台。 

不安定な天候が続いている今年の夏もようやく夏らしい天気が

戻ってきました。九州地方は依然として雨の多い日が続いていま

したが、今週はまあまあの天候のようです。

街の街路樹には夏の樹「百日紅」(さるすべり)が

赤、ピンク、白の花を咲かせています。

夏を代表する樹だけあって、その鮮やかさは燦々と降り注ぐ

太陽の下で抜群の存在感を示しています。

この花の終わるころ日本の夏も終わります。

あとひと月ほどすれば虫の音が聞こえてきます。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 8月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想(69)10大幅にを下回る63.2と発表されたことで、個人消費の低迷との連想からドルが売られ、円は主要通貨に対しても買い戻される展開に。

  • 同指数を受けNYダウは一時160ドルを超す下げに転じ、リスク許容度の低下から債券は大幅に上昇。

  • 個人消費回復の遅れを示すこのところの経済指標から、原油価格は売られ、前日比3ドルを超す大幅安に。インフレヘッジとしての商品の魅力が薄れたことも売りを誘った。

  • その結果、豪ドルなど資源国通貨は軒並み売られ、対円でも急落。

  • 7月消費者信頼感指数 → 変わらず。

  • 7月鉱工業生産 → +0.5%



本日の注目点
          
  • 日   第二四半期GDP
  • 欧   ユーロ圏6月貿易収支
  • 米   8月NY連銀製造業景気指数
  • 米   8月NAHB住宅市場指数



為替は米経済指標の悪化には敏感に反応するようになってきました。

先週末も、ミシガン大学消費者信頼感指数が事前予想では96.0でしたが
63.2の結果にはすぐドル売りで反応し94円42銭まで円高が進みました。

ちょうど1週間前には雇用統計改善で97円後半までドルが買われたばかりでしたが、
1週間で3円50銭ほど結果としてドルが下落しました。

全体として回復基調にある米経済指標ですが、一旦予想を下回る数字が出ると
すかさずドル売りで反応するあたり、市場参加者の先行きの相場を「ドル安」と
見ている人が多いことを表しています。

とくに今週の相場観をみると「ドル安派」がかなり多いことに気付きます。
雇用情勢の改善を示す指標が示される中、個人消費が依然として伸びず、小売売上も
低迷している個人消費の回復には、雇用の安定が絶対的な条件ということのようです。

今週は住宅関連指標が多く発表されます。
先のケースシラー住宅価格指数は前年比ではマイナス幅を縮小させ、前年同月比では
約3年ぶりにプラスに転じ、この部分でもようやく下げ止まる気配がでてきました。
他の住宅指数でもこの傾向が確認できるのか注目されます。

ドル円は上述のように「ドル安円高」を見込む向きが多いようです。
テクニカルでは97円台後半まで上昇したドル円ですが、再び94円台まで下落し
雇用統計以前の水準にまで売られてきました。
この結果、「日足」でみると、7月13日に記録した91円13銭からのサポートラインを
1ヶ月振りにウレイクしています。

また一目の「雲」も下抜けしておりドルの下落を伺わせています。
このい間のの半値戻しにあたる94円40-50レベルが一つの注目ポイントと見ています。

中国株が調整傾向を見せる中、NY株式市場も先週末には大きく下落し、週間としては
4週間ぶりに下落となりました。

これが今後の調整への入口になるのかも重要なポイントになりそうです。
21日にはバーナンキFRB議長の講演も予定されていますが、「出口戦略」に関する
コメントがあるのかどうかも注目されています。

依然先行き不透明な米経済 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 米7月小売売上高や米新規失業保険申請件数が市場予想を下回った為、
    投資家のリスク回避の円買いに。96円台でスタートしたドル/円が95円台半ばまで急伸。

  • 30年債入札の結果判明後に米国債利回りが低下したことを理由に一時95円割れ
    目前まで下落したが、やや持ち直し、95円30銭台で引け。

  • 米新規失業保険申請件数→結果:55.8万件(市場予想54.5万件)

  • 米7月小売売上高→結果:前月比-0.1%(市場予想+0.8%)



本日の注目点

  • 欧 消費者物価指数-7月          
  • 米 消費者物価指数-7月
  • 米 ミシガン大学消費者信頼感指数-8月速報値        
                 
                                  



このところ値幅の大きい動きが続いています。
昨日も欧州では96円30あたりで取引されていたドル円は、NY市場では一気に
95円半ばまでドルが売られる場面がありました。

7月の米小売り売上高が前月比0.1%のマイナスと発表された事がドル売りに
繋がりました。

事前の予想がプラス0.8%だったこともあり、米個人消費の回復は依然として
遅れるとの見方からドルは主要通貨に対して軟調に推移しました。

7月は新車買い替え政策もあり、自動車販売が数字には大きく貢献したことを除くと
個人消費の落ち込みは今後冷え込む事も予想されます。

8月に入り、雇用、景気に対する明るい指標が相次いで発表されていた中で
今回のマイナスは、回復基調を示す米経済が意識されながらも、依然として強弱
まだら模様の指標が今後も続くことを示唆しているようです。


この日はユーロ圏の4-6月期のGDPも発表され、結果はマイナスだったものの前期から
大幅な改善を見せました。市場ではこれを材料にユーロが対ドルで上昇したこと
もドル売りに拍車をかけました。

ただ、ドル全面安のセンチメントの中、米株式市場が堅調に推移したことでドル
に対する買い戻しも入りやや値を戻して引けています。


今週は日本ではお盆休みのピーク、海外でもサマーバケイションということもあり、
市場参加者が少ないこととから相場が一方に振れ易い展開が予想されます。

ストップロスの設定とポジションコントロールが重要です。

FOMC結果発表でNY株式大幅高。 

米国では[新車買い替え支援策]が功を奏して7月は車が売れました。

しかし、その中身を見てみると「勝ち組、負け組」がより明確になって
きたようです。

日経ヴェリタス紙によると、この制度は燃費の良い車に買い替えると
3500~4500ドルを支給するというもの。

持ち込まれた車を調べてみると上位10車種は全て米ビッグスリー製
だったそうです。

結局「米高車売り日本車買い」となり、トヨタ、ホンダなどはシェアを
高めることになりました。

アメリカ国民の税金を使い日本の自動車メーカーを儲けさせた、との
批判の声もあるそうです。

こればかりは、米自動車メーカーに頑張ってもらうしか・・・。。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 日本時間朝方、FOMの声明文が発表されたが無難な内容に市場は
    これまでの方向性を確認。ドル高、株高、債券安となった。

  • ドル円は欧州市場で95円前半までドル売りが加速、クロス円でも円買いが
    勝ったことで、先週末の雇用統計前の水準に。

  • NY市場ではFOMCの結果発表待ちの雰囲気の中、NYダウが企業の
    好決算を材料に朝方から上昇。FOMC声明文発表後にはさらに一段高
    となり、引けは120ドルを超す大幅高に。

  • NYダウの堅調さもありドルは対円で買われ、FOMC結果発表後は
    一時、96円80銭までドルは買い戻されたが96円前半での引け。

  • 米債券相場は入札の不調から売られ金利は上昇。金利差拡大からドル買い
    へ繋がったとの見方も。

  • 6月の貿易収支 → 赤字幅は270億ドル(4%増)



本日の注目点
          
  • 欧   4-6月期ユーロ圏GDP
  • 欧   第二四半期独GDP
  • 欧   ECB月例報告   
  • 米   7月小売売上高 
  • 米   週間失業保険申請件数     
                                           


注目のFOMCでは無難な結果となりました。

現在の低金利政策は手をつけずに継続とし、9月末で期限の来る国債買い取りに
ついては買い取りのペースを鈍化させ、10月末まで延長することを決定。

また、米景気については底入れ(Level out)しつつあるとの認識を示しました。
結局、バーナンキ議長は米景気の回復を確信する声明をだしつつも、
国債購入を中止するなど、市場への悪影響を避け、「1ヶ月延長」という手法で
うまく着地を試みたようです。

声明文では「国債購入の完了に伴う市場の変化を円滑にするため、
委員会はこうした買い取りのペースを徐々に緩め、10月末までに全額を買い取り
するものと想定している。」と述べられています。


この声明を受け為替市場では米金利は引き続きゼロ水準を維持するとの連想から
ドルは主要通貨に対しては弱含みに推移。ただ同様に金利の低い円に対しては
買われるという展開になりました。

この結果クロス円は大幅に買い戻され、
先週末からの下げの「半値戻し」の水準まで上昇しています。

株式市場ではダウ平均が急騰、120ドルを超す大幅高となっています。


今回の声明文からも、FRBは景気回復への確かな手ごたえを感じていることが伺え、
住宅市況の下げ止まり、景況感の回復、あるいは先週末の雇用情勢の改善など
年初から積極的に講じてきた政策に一定の効果が出始めていることに自信を深めている
ものと思えます。

ただ一方で底入れから安定的に回復基調に乗せるまでには、
なお不確定な要素もあり、依然手綱を緩められないという状況だとの認識も
持っているようです。

今回の声明文では「出口戦略」については何ら触れられていないのも、
こうした見方が背景にあるものと思われます。


声明文を受けて市場はひとまず落ち着いた動きを見せましたが、
バーナンキ議長の手堅さが功を奏した格好となっています。

そのバーナンキ議長は来年1月で4年間の任期を終えます。

最終的にはオバマ大統領の指名ということですが、
ウオールストリートジャーナルの調査によると90%以上のエコノミストは
バーナンキ氏の再選は「当然」とみているうようです。

サマーズ元財務長官など候補者は何人かいるようですが、
このまま行けば今回の金融危機、100年に一度の危機を乗り越えたということで
再選どころか「名議長」の称号も与えられる可能性があります。。

中国経済指標の影響で円95円台。 

ベン・バーナンキ

もちろんFRB議長のバーナンキ氏です。

今年いっぱいで任期が切れ、今、再任か交代かとウオール街だけけではなく世界の
金融関係者がその去就に注目しています。

そのバーナンキ氏、FRB理事時代に、デフレから脱却するには
「ヘリコプターから札をおばらまけばいい」と言ったと言われています。

真意はわかりませんが、それ以来氏のニックネームは「ヘリコプター・ベン」だそうです。

日本は今でもデフレ懸念が強く、景気の悪いなか、物の値段が下がっています。

「ヘリコプター・タロー」なんてことはないですよね・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドル円は下値の節目である96円を割り込み、一時95円75銭まで
    円高が進む。

  • 中国の7月の輸出が前年同月比で23%減。また中国人民銀行が発表した
    新規融資は6月の1/4の水準に落ち込む。

  • これらの発表を受け、米景気回復への悪影響が連想され株安、債券高に。

  • 原油価格は1週間ぶりに70ドルを割り込み続落。

  • 6月卸売上高は前月比0.4%増。

  • 米債券はこの日3年物の入札が好調だったことから続伸、長期金利は3.6%台に。




本日の注目点
          
  • 欧   6月ユーロ圏鉱工業生産   

  • 米   FOMC結果発表           

  • 米   6月貿易収支      

  • 米   週間失業保険申請件数     
               
                                  



中国の経済指標を受け、原油などの商品相場が下落し、NYダウも一時100ドルを
超えるマイナスとなり、改めて中国経済が金融市場全般にあたえる影響の大きさに
感心しました。

7月の中国の輸出が減少したことで、中国頼みの世界経済が縮小し、米景気回復が
遅れる、というシナリオです。

その結果、安全資産への資金の流れから円が買われるという、「風が吹けば桶屋がもうかる」
式のストーリーが出来上がってきます。

中国については、土地の価格が急上昇するなどバブルとの指摘があります。

金融緩和が継続されるなか、資金が設備投資などの生産に回らず土地や株式市場などに
流れていると言われています。

一方で、第二四半期のGDPが二桁成長を示すのではとの予想もあり、経済成長が
続いているのも事実です。

今後為替市場でも中国経済指標で一喜一憂するケースが増えてきそうです。


この日の為替の動きは、中国景気の影響とNY株式市場の影響が大きかったようです。

商業金融会社CITグループが四半期決算の報告を遅らせたことで、同社株は
大きく下落し、金融セクター全体の足を引っ張る結果となりました。

市場では再び同社の破産法申請の可能性が高まったとの見方が浮上しています。

NYダウは高値警戒感もあり100ドル近く下げ、ボラティリティ指数(VIX指数)も
4%上昇し、この2週間で最大の上げを記録しました。


ドル円は下値の重要なメドである96円15-20を割り込み95円台に突入しました。

テクニカルではサポートラインを割り込んできているためやや下落のバイアスが
かかってきています。

95円を割り込むようだと200日移動平均線も下抜けすることから再び
円高を予想する声が高まる可能性もありますが、現状ではドル上昇過程での「調整」と
みています。

クロス円でも円高傾向に傾いてきましたが、これもこれまで豪ドルを中心に大きく買われて
きたことの反動と言えます。

ポジション的にも買い持ちが膨らんできたことから、今夜のFOMCを前に
調整が進んだものと思われます。


そのFOMCの声明文が今夜発表されます。

最大の焦点は国債の買い取りを継続するのかどうかです。

既に日本円にして24兆円規模の買い取り枠を使い切ってしまっています。

個人的には長期金利の上昇を懸念するFRBが、もう半年間継続する可能性の方が
高いと予想していますが、どうでしょう・・・・?

発表は日本時間朝方の3時15分に予定されています。

米長期金利下落。円97円前半でもみ合い。 

最近「ボリュームゾーン」なる言葉をよく聞きます。

そのまま直訳すれば「量のある地域、層」ということになるのでしょうか。

先日、4-6月期決算発表の席上、パナソニックやシャープのお偉いさんが

「今後はボリュームゾーンを中心に販売攻勢をかける。」というような

コメントを繰り返していました。

新興国で一番購買力のある中間層のことを指しているものと思われます。

昔も今も商売の基本は最も売れそうなところに集中して売ることです。

物があふれている日本ではどの商品も「ボリュームゾーン」を見つける

のが困難になっています。

「ニッチ」という発想も捨てがたいですが。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 経済指標の発表もなく、ドル円では利食い先行の動きが出たものの小動き。

  • ドル円は97円台前半での取引が中心。一時97円50までドルが強含む場面もあったが、先週末のドル急騰に、利益確定の動きが勝った。

  • 長期金利が下落したことも円買いドル売りの材料となったが、ユーロドルでユーロ安が進んだこともあり限定的。

  • NYダウは小幅下落。債券相場が堅調だったこともあり株式市場でも利益確定の動きが優勢に。

  • 市場は、本日から始まるFOMCの結果待ち。3月から始まった長期国債買取を延長するのかどうかに注目。

  • 原油、金ともに小幅続落。



本日の注目点

          
  • 日   7月消費者動向調査 
  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 欧   7月独消費者物価指数
  • 米   FOMC(12日まで)
  • 米   6月卸売売上



米長期国債に買い物が入り長期金利は下落。
これが、ドル売り円買いに繋がったようです。

先週末、NYではドルが急騰し、株式市場も大幅に上昇。
その結果米長期債は売られ、利回りは3.85%台まで一気に上昇しました。

さすがに、この水準は長期的に見れば魅力的だったようで、昨日は債権に買い物が
集まり金利が下落したようです。

ドル円は、先週末のNYで大きく買われたものの東京ではドルじり安の展開が続き、
昨日の海外でも同様な動きでした。

テクニカルでは上抜けしたものの、一気に100円を目指す動きにはならず、97円台で
もみ合いという状況です。
昨日はユーロドルが下落したことで、ユーロ円も138円台から1円ほど下方へ水準訂正を
しています。

ユーロ円はこのところ134円-138円台での展開が続いていることから、本邦の
輸出業者にとって居心地のいい状況が続いています。

多くの輸出業者が社内レートを125円程度に設定しているため、余裕がでてきている
ようです。130円以上では売れるという安心感からかユーロ円が下落した際にも
狼狽い売りは見られなくなってきています。

市場では、米雇用情勢の改善を手掛かりに景気回復を期待する声が大きくなっています。
景気が底入れし、回復に向かうのであればやはり「出口戦略」がテーマにならざるを
得ません。

本日から始まるFOMCでは声明文に景気底入れの文言が挿入されるのかどうかと言う
点と、3月から始まったFRBによる長期国債買い取りが9月末で期限を迎えるが、
その期間を延長するのかどうかと言う点に注目が集まっています。

景気底入れ宣言がなされれば、株式市場が再び上昇し、ドル高が予想されます。
また、長期国債の買い取りをやめれば、長期金利がさらに上昇する可能性があります。

金融政策を平時の状況に戻す「出口戦略」は、雇用情勢が改善したとはいえ現時点で
実施することは考えにくいと思います。

非農業部門雇用者数は7月が24万人のマイナスと前の月から減少幅を大きく縮小しては
いるものの、依然プラスには程遠い水準です。

2007年12月を最後に19ヶ月連続でマイナスを記録している雇用者数がプラスに
転じるのは、早くても来年と観られます。

米経済指標の改善傾向が定着しつつある現状、米株式市場はサマーラリーを
演じています。サマーラリーが終焉をむかえるのか、あるいは景気が本格的に回復に
向かうのか?
それを解くカギは明日のFOMCの声明文に託されているかもしれません。

米雇用統計大幅改善で円97円台後半に。 

夫が覚醒剤を所持していたことで行方をくらますしていた

ノリピーこと酒井法子さんに、一転して「容疑者」として

逮捕状が出され、昨日警察に出頭しました。

それまでの報道では被害者として同情的なコメントが多かったのが

一夜にして「酒井法子容疑者」に変わってしまいました。

夫にすすめられて覚せい剤いを使用したと供述しているようですが、

小学生の子供がいながら、善悪の判断がつかないことに驚きました。

芸能界が異常だとは思いませんが、やはりチヤホヤされているうちに

バランス感覚を失っていたということでしょうか。

私の知人でカラオケに行くといつも「碧いうさぎ」」を唄う人がいますが、

この事件で初めてノリピーの歌であることを知りました。

次回のカラオケでは「碧いうさぎ」を聴けないかもしれません。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 7月の雇用統計が大きく改善しました。

  • 失業率は9.4%、非農業部門雇用者数はマイナス24.7万人でした。

  • 発表直後からドル全面高の展開となり、96円台後半、97円台でのストップロスこなしながら97円79銭まで一気にドルが買われました。

  • 円以外の通貨に対しても、このところの主要通貨高で持ち高も膨らんでいたことからドルが大きく買い戻されました。

  • 円は主要通貨に対しても弱含み、豪ドル円は昨年9月以来の81円台半ば、ポンド円も昨年11月以来の163円台を示現。

  • NYダウも経済指標の改善を受け上昇、前日比113ドル高。米債券は景気回復期待から金利は上昇、2か月ぶりに3.86%乗せ。




本日の注目点
          
  • 日   7月景気ウオッチャー調査     
  • 日   6月機械受注             



米雇用統計が全てでした。

非農業部門の雇用者数は先月よりも減少幅が縮小するとは予想していましたが、
失業率の低下はポジティブサプライズでした。

ドル円は95円30-40近辺から一気に97円台後半まで上昇し、2ヶ月前の
雇用統計発表時と同じ反応をしました。
その時は96円台から99円台までドルが急騰しました。

今秋もそうでしたが、市場参加者のポジションの偏りがドル安を予想し、「ドル売り円買い」
に大きく傾いていたことも今回のドル急騰理由の一に挙げられると思います。

さすがに97円では損出覚悟の買い戻しに走りざるを得えません。
実需筋の売りをこなしながらストップロスがドルを押し上げたとも言えます。

さて、これでこのところ続いていた「三角保ち合い」を完全に上抜けしました。
(下記チャート参照)

週足で観ても雲の中を上昇し、上限の98円80銭あたりまで上昇してもおかしくありません。
昨年8月の110円65銭を頂点とするトレンドラインを引くと、ちょうど絡んでいるところで、
ここを抜けてくればさすがに「ドル高に転換」した、と言えのではないでしょうか。
その意味でも重要なポイントです。

今後の展開ですが、97円台後半は久しぶりのレベルですから実需筋は当然のことながら
予約を持ち込んでくると予想されます。

ドル売りに押されながらも96円を割り込むことがなければ、次ぎの材料を待ち、ドルが上昇
して行く可能性が高いと予想します。

これで95円-100円のレンジ入りしたと思われますので、ドルが下押しする場面があれば
拾いたいとこころです。

今週中に98円-99円を試す可能性は高いと観ています。


chart20090810


(出所:ブルームバーグ)

BOE量的緩和政策拡大 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 英イングランド銀行(中央銀行)が量的緩和政策の拡大を発表したことを受けドルが対主要国通貨で強含んで推移。

  • イングランド銀行英金融政策委員会(MPC)は、政策金利を市場予想通り0.50%で据え置いた。

  • 欧州中央銀行(ECB)は、政策金利を市場予想通り1.00%に据え置いた。

  • 米新規失業保険申請件数が55万件と先週よりも3万8千件の減少、市場予想の58万件を下回る結果となったことから、景気が安定化してきているとの見方からドルは円に対して上昇。  

  • NY株式市場は、本日発表される7月度の米雇用統計の発表を控えて警戒感の高まりや最近の株価の上昇を受けて利益を確定する動きが見られ続落となった。

  • 米新規失業保険申請件数が予想を下回るも、株安などを受けて、10年債利回りは上昇。日米の長期金利差を背景に一時、95.82円まで、ドルが上昇する。


本日の注目点

  • 独   6月貿易収支             
  • 米   7月失業率
  • 米   7月非農業部門雇用者数       



ドル円がようやく動き出したような気配です。

昨日の欧州市場オープン直後から95円台前半でもみ合っていましたが、
これまで何度かテストしては押し戻されたいた95円35-45の水準をぬけてきました。

きっかけは、昨日BOEが発表した量的緩和政策の拡大でした。
英国債などの買い取り額の枠を500億ポンド(約8兆円)追加しました。
同時に政策金利は現行の0.5%に据え置きを決めました。

この決定を受けてポンドドルでポンドが急落し、ドルが上昇。
ドルは対円、対ユーロでも上昇し、ドル円は一時95円82銭と7月31日以来の
円安水準をつけました。

週間失業保険申請件数が55万件と先週に比べ3万8千件減少したこともドル買いに
プラスに作用したようです。

テクニカルで見るとまだ完全に抜けきったとは言えません。
上抜けする「初動」と見ることはできますが、上昇チャネルに入ったとするには
さらに次の動きを見る必要があります。

特に今夜は「雇用統計」の発表があり、内容次第ではどう動いてもおかしくありません。
その雇用統計では非農業部門の雇用者数は大幅に減少するとの予想もあります。
「住宅市況」に続いて「雇用環境」も改善傾向が定着するのか注目されます。

昨日はECBも事前予想通り政策金利の据え置きを決めました。
記者会見でトリシェ総裁は「ユーロ圏の景気は年内いっぱいは弱い状況が続く」との
コメントを残しました。

このところのユーロ圏では米国同様景気上向きの指標が続いていただけに
この発言でユーロが売られドルが買われることにもなったようです。

さて、本日の雇用統計では雇用者数の減少は34万人程度が市場のコンセンサスの
ようです。

個人的には週間失業保険申請件数やADP雇用者数の改善をみると、
今回の数字はさらに改善している可能性が高いとみていますが、注目です。

ADP雇用者数減少幅縮小。 

世界的な自動車販売の減少にようやく歯止めがかかり、

少しづつではあるいが上向いてきたようです。

アメリカでも自動車買い替え奨励策が効いたこともあり

7月の販売台数は前年同月比でマイナス12%まで落ち込みが

減少しています。これは年換算で1200万台のペースだそうです。

その中でもレクサスと独ダイムラーの高級車は今年最高の

販売台数を記録しています。

レクサスは1万8517台、ダイムラーは1万6228台でした。

BMWは減少幅を拡大しています。

販売台数が増加したことについてのコメントが笑えます。

「ためてばかりでお金を使わないことに皆、嫌気がさしつつある。」

だそうです。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 米経済指標が改善を見せたものの、市場予想より下回ったことで、ドル円、クロス円とも下落。ただ下落幅は限定的だった。

  • 7月ADP雇用者数はマイナス37万1千人と前月より改善したものの、市場予想のマイナス35万人に届かなかった。

  • 同様に7月のISM非製造業景況感指数は4ヶ月ぶりに前月を下回る46.4と発表され、このところ上昇していたNYダウは一時100ドルを超す下げに。

  • ドル円も94円63まで下落したものの、米長期金利が上昇したことを受けて95円近辺まで買い戻された。

  • クロス円も総じて利食い先行の展開となりやや円高に。

  • 原油は依然高値もみ合い。本日、明日のECB,BOEの政策と米雇用統計を見たいという雰囲気のなか、全体的気に動きずらい展開でした。



本日の注目点
          
  • 日   6月景気動向指数  
  • 豪   7月失業率               
  • 英   BOE政策金利発表   
  • 欧   ECB金融政策発表         
  • 米   週間失業保険申請件数               


ドル円はますます値幅が縮小し、どちらにも動きづらい展開になってきました。
95円台半ばまではドル売りで94円台半ばからは買い戻し。
そんな展開がここ3日ほど続いています。

海外市場でも同様にきわめて狭いレンジ内取引が続いています。
その結果、昨日も書きましたように「三角保ち合い」」の1角に徐々にレートが
集まってきています。
教科書的にいえば、どちらかに反発する日は近いということになります。

ISM非製造業景況感指数が前月から0.6ポイント下がりました。
ここ3ヶ月改善を続けており節目の「50」に近い数字を予想してだけに
市場は落胆したようです。
この数字とADP雇用者の数字を受けてNYダウは100ドルを超える下げを見せました。

しかし引けにかけて戻すのがこのとろのパターンで、強い株式市場を象徴している
動きですが、昨日も結局マイナス幅を縮小して引けています。

この日の最大の値上がり率は政府管理下のあるAIG株で、63%もの値上がりを
見せました。他の保険株の決算内容が好感され、連想から値上がりしたもののようです。

米国債は3日続落し、長期金利は3.76%まで上昇しています。
米財務省が来週実施する定例の国債入札の規模を、過去最大の750億ドルとなることを
発表しました。需給懸念から債券はが売られ金利上昇に繋がったわけです。

また、ゴールドマンはこの日、米経済の成長見通しを上昇修正しています。
一方でコロンビア大学のスティグリッツ教授は米景気の回復は非常に緩慢なものになるとの
見方を表明しています。

本日のECB、BOEの政策金利は据え置きとの見方でいいと思います。

米国同様、景気後退のスピードは弱まっており、回復を示すいくつかの指標は出てきて
はいるものの、今しばらくは景気の行方を見極めたいというところかと思います。

トリシェ総裁の記者会見は日本時間21時30分に予定されています。
そうなるとやはり、為替の動きに大きな変化はなさそうです。
とすると、95円台前半で売り、94円台後半で買いですか・・・・・?

ドル円94円-96円抜けず。 

クリントン元大統領が北朝鮮へ電撃訪問し、拘束されている

二人の米国人記者の釈放を実現しました。

最新の情報では「恩赦」という名目のもと釈放されることに

なったようです。

それにしても昨日の午後ピョンヤン空港に降り立ってわずか一日で

釈放とは、クリントン元大統領の「顔」なのか、裏で何か取り引きが

あったのかわかりませんが「恩赦」を引き出しました。

この迅速な対応を横田さんご夫婦は一体どんな気持ちで

テレビを見ていたのでしょうか?

仮に今回の「恩赦」が元大統領の「顔」だったとしたら、

クリントン氏は大きく「顔」を上げたことになり、

我が国の元総理は大きく「顔」を下げたことになります。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 6月中古住宅販売留保は3.6%のプラスと発表され、これで5ヶ月連続で上昇。

  • ドル円はアジア、欧州でのドル上値の重たい展開から94円台半ばで始まったものの、住宅関連指標の改善を受け95円台まで上昇。高値は昨日の東京市場とほぼ同じ95円44銭。

  • 6月の個人消費は+0.4%と2ヶ月連続で増加。

  • 同個人所得はー1.3%で3か月振りのマイナス。

  • 6月貯蓄率 →4.6%

  • NYダウは静かな展開で、様子見気分のなか、キャタピラーの決算発表をきっかけに上昇し、4日続伸。


本日の注目点

  • 欧   6月ユーロ圏小売売上高 
  • 米   4-6月期決算発表→ P&G          
  • 米   7月ADP雇用者数    
  • 米   7月ISM非製造業景況指数    



東京市場引け後にドル円は95円を割り込みやや円高方向に振れ、合わせて
ユーロ円も137円台から136円台前半まで円高がすすみました。

しかしこの動きはNY市場朝方までしか持ちませんでした。
住宅指標改善の発表で再び95円台半ばまでドルが買われる展開となり、対主要通貨では
相変わらずのドル安です。

NYでの動きを観るとやはり株式市場が安定しており、好材料にはすぐに反応して
株価が上昇。債券市場はこの動きで反落し、長期金利は上昇するというパターンが
続いています。

米ファンダメンタルズの改善傾向が定着化し、これを背景にリスク資産へ資金が
流れ込む展開が継続しているわけですが、NY株式市場の上昇にはやはり
首を傾けざるをえません。

実態からすると買われ過ぎとの印象を払拭できません。日経平均がNYダウに比べ、
もう一つ上昇力が鈍いのもこのあたりが影響しているものと思われます。
何かのきっかけに一日で300ドルほど下げる日がそう遠くない日に来ると予想します。

このように好循環が続いていることからドル円もややドル高傾向が続いています。
上値は着実に右肩下がりを示し、下値は昨日94円36まで下げたことでやや
トレンドラインを割り込みそうな気配を見せましたが、依然として「三角保ち合い」を
形成中です。早ければ今週中、遅くても来週にはどちらかにブレイクするものと思います。

米住宅関連指標が改善傾向を見せる中、昨日発表の個人所得は前月比マイナス1.3%と
過去4年間で最大の落ち込みでした。

賃金、給与が大きく落ち込んでいることが主因で、労働環境の改善がなければ
この部門の落ち込みは止まらず、個人消費の持続的な回復は難しそうです。

6月の個人消費はプラスを計上しましたが、これはガソリン価格の上昇が大きく寄与して
おり、貯蓄率が下がった分消費に回ったものと思われます。

週末には雇用統計が控えていることもあり、なかなか明確は動きが見えません。
本日は雇用統計の前哨戦となるADP雇用者数の発表です。

因みに、このADP雇用者数は本番の雇用統計と大きく乖離することでも有名(?)ですが、
もともとは給与明細のアウトソーシングを受け負う会社で、「給与明細表」(pay roll)
から就業者数をはじき出し雇用者数として発表しているものです。

今回の雇用統計では既にマイナス35万人程度と、前回の発表数字から大幅に減少する
と予想されています。この数字いかんでは「三角保ち合い」がブレイクする可能性はあります。

ISM製造業指数7ヶ月連続改善。 

昨日この欄で「千円高速」のことについて書きました。

千円だと思っていたら千円では無かったのでその仕組み

ついて調べます、と書いたところ、ご親切にも連絡をもらいました。

そして「大都市近郊区間」が原因では?とのご指摘に

調べてみたらその通りでした。

大都市近郊区間までは50%割引で、そこから先は上限千円というのが

正解です。

大都市近郊区間というのは、東北道では加須IC,関越道では東松山IC,

常磐道では谷田部ICまでです。

これですっきりしました。

ご連絡ありがとうございました。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ユーロドルが1.4445と昨年9月以来、約1年ぶりの高値を記録。ユーロ圏のPMIが上方修正されたことや、英HSBCなど大手金融機関の決算が好調だったことが背景。ポンドドルも昨年10月以来の高値に。

  • ドル全面安のなか、対円ではドル高が進み再び95円台に。円が主要国通貨に対し大幅安。ユーロ円、豪ドル円などは2ヶ月ぶりの安値圏での取引。

  • 7月ISM製造業景況感指数は48.9と、依然として50を下回っているものの7か月連続の改善。

  • 米経済指標を受け、NYダウは大幅続伸。S&P500は昨年11月以来となる1000ドルの大台を回復。

  • 株価の上昇、経済指標の改善を受けWTI原油価格は大幅に続伸。1ヶ月振りとなる一時72ドル台まで上昇。

  • 米自動車販売が改善傾向をみせ、フォードは1年8ヶ月ぶりに前年同月比プラスに転じ、他の大手自動車メーカーも減少幅が大きく縮小。




本日の注目点
          
  • 日   4-6月期決算発表 → トヨタ
  • 豪   RBAキャッシュターゲット
  • 欧   4-6月期決算発表→ 独BMW、スイスUBS、仏BNPパリバ             
  • 欧   6月ユーロ圏生産者物価指数   
  • 米   6月個人消費支出   
  • 米   6月中古住宅販売留保    



7時現在ドル円は95円21-23です。
「ドル安、円安」が進みました。

とりわけドルは資源国通貨、高金利通貨に対しては軒並み売られ、対ユーロでは
一気に1.44台半ば、対ポンドでは1.69後半までドル安が進みました。

昨日発表されたユーロ圏7月のPMI改定値は46.3と7月24日の速報値から
上方修正されたことが理由です。
これで同指数の改善は5ヶ月連続となり今回の数値も11ヶ月振りの高水準なりました。

結局、これまでのパターンの繰り返しですが、株高、商品市況の活況を背景に
リスク資産へと資金が流れた結果、相対的に金利の低いドルと円が売られるという
一連の流れです。

結果として円の独歩安の展開となった訳ですが、昨日のISM製造業指数でも
改善が見られたように、このところの米経済指標は軒並み改善傾向が
定着してきています。

このことが市場参加者の安心感につながり株価を上昇させ、景気回復期待感を
増幅させる「好循環」を生んでいます。

グリーンスパン前FRB議長は、
「米経済は大方のエコノミストの予想を上回るペースで成長を再開する公算がある。」と、
先週末発表されたGDPの数字に関してインタビューに答えています。

豪ドル円は80円台に乗せ、6月初旬以来のレベルです。
このところ、上昇はするものの80円台が大きな壁となって抜けきれなかったわけですが
とうとう上抜けしました。ただ抜けたといってもこのレベルは週足での「雲」の上限に
あたり、まだ完全に抜け切ってはいません。

雲を離れる動きを見せれば82円台乗せも考えられますが、これまで市場参加者は
かなり豪ドルの買い持ちを積み上げてきていることには注意が必要かと思います。

ドル円には明確な方向性が見えてきません。昨日の朝方同様、今日もユーロドル、
ポンドドルの動きがドル円へ影響することも考えられます。

ドル円は95円50が抜けるかどうか、そして先週末の95円90が抜けるかどうかが
ポイントになります。

ドル円ストレートでは勢いも無く、上抜けする可能性は少ないとみますが、そうなると
94円-96円のレンジが続く公算が大きいことになります。

米GDPを受け度円94円台に。 

8月です。いよいよ夏休み本番です。

今年は例年に比べ気候が今いち安定せず

夏らしさがでまん。しかし、「千円高速」ということもあり

車で、山や海や故郷へと遠出する機会も増えるのではないでしょか。

皆さんもう「千円高速」を試しましたか?

私は2回試しましたが、いずれも千円ではありませんでした。

入口から出口まで同じ高速道なので「千円」だと理解して

いましたが、どうも違うようです。

これからも何度か利用する予定ですので、その仕組みを

勉強しておきたいと思います。

皆さんも利用する前に一度確認することをお勧めします。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 注目の4-6月期GDPはマイナス1.0%と発表。市場予想よりいい数字ではあったものの、GDPに占める割合の大きい個人消費がマイナス1.2%であったこと、1-3月期がマイナス5.5からマイナス6.4%に下方修正されたことで一気にドル安に。

  • ドル円は95円台半ばから94円台へ下落し、米長期金利の下落もあり94円台半ばでクローズ。

  • ドルは主要通貨に対しても売られ,対ユーロでは1.4280まで下落。

  • NY株式市場はダウ、ナスダックともに小幅続伸。

  • WTI原油価格はGDPの発表を受けて続伸。米経済成長の落ち込みが予想以上に少ないとの見方から70ドル目前まで大幅に上昇。

  • 米国債は個人消費の低迷からインフレ懸念が後退し、4日連続で続伸、金利は一週間ぶりに3.4%台まで下落。



本日の注目点
          
  • 欧   1-6月期決算発表 → 英HSBC、バークレー
  • 米   7月ISM製造業景況感指数



米第二四半期のGDP発表を受けドル円は大きく値を下げました。
マイナス1.0%と市場予想のマイナス1.5を上回るいい数字でしたが内容が
よくないと受け止められ、ドルは円に対して下落しました。

米GDPに占める割合が極めて大きい個人消費の伸びが2期ぶりにマイナスだったことが
主因のようです。

今年にはいって米国民の貯蓄率は急速に上昇しており、直近では7%に近い数字が
記録されています。
個人が労働の対価として受け取ったお金を消費に回さず貯金しているということです。

結局、貯蓄率と個人消費は逆相関の関係ですから、現在の高貯蓄率を観れば
個人消費の低迷は当然の帰結とも言えます。

同時に、1-3月期のGDPが下方修正されたことも響いたようです。

しかし原油価格はまったく逆の反応をしています。

今回のGDPの発表が市場予想を上回ったことで、景気の底入れ期待が高まり原油は
大きく買われています。

一時69.74ドルと約一か月ぶりの高値を記録しています。
その結果株式市場では資源、素材株が値を上げ全体の株価をけん引しました。

今回のGDP発表を受けてオバマ大統領は、
「経済が正しい方向に進んでいる重要なサインだ。」との声明を発表。

ただ雇用情勢については「大幅な失業増が続きそうだ。」とのコメントを残しています。

米経済が緩やかではあるが着実な回復を見せる中、雇用問題については依然として
予断を許さない状況だというのが米政府の共通の認識であり、その雇用も年末にかけて
改善していくという見方のようです。

ただ、先週までの米企業決算を見ても予想以上の収益を確保してはいるものの
内容的には「減収増益」で売上高の減少をリストラで補っているとの印象はぬぐえません。

今後売り上げが伸びない限り雇用環境の改善は望めない中、もう一段の追加景気激策
に市場の注目が集まってくる可能性があります。

ドル円では下げてはいますが、依然として「三角保ち合い」の中に位置しています。
8時間足では94円30あたりに一目均衡の「雲」」が位置し、目先のサポートになって
いそうです。

「雲」は下限では93円60銭あたりまで分布しており、下値ではこのゾーンを
下抜けるかどうかに注目しています。

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。