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米経済指標の改善に高金利通貨上昇。 

2016年の夏季オリンピックはリオデジャネイロに決まりました。

東京、シカゴは見事落選。シカゴにいたっては第1回目の投票で

最下位と散々でした。

落選後の石原都知事のコメントは「目に見えない力学が働いている」と

いう名言を吐いていました。

「目に見えない力学」とはお金のことでしょう。

「政治的な力」も言ってみればお金に繋がっているようです。

IOCは民間のスポーツ団体ですから、結局、どこがお金を一番

だしたか、あるいはどこでやるのがIOCにとって最もメリットが

あるか、ということにつきます。

純粋なスポーツに夢がないと言われそうですが、

サマランチ会長の時から何度も指摘されてきたことです。

純粋にスポーツを楽しむということと、オリンピックを誘致する

ことは、かなり次元の違う話のようです。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 為替は全般的に小動き、円も値幅が50銭程度と89円台での取引に終始。G7の共同声明でもドル安に対する懸念表明がなかったこともドルが小幅下落した要因との声も。

  • 9月ISM非製造業景況感指数は50.9と、1年ぶりに「50」を上回った。これで製造業指数とともに「50」超え。

  • NYダウが大幅反発。米経済指標の好転と、ゴールドマンが大手銀行の投資判断を引き上げたことで、金融セクターが株高を牽引。

  • 株価が上昇したことでリスク選好が高まり、高金利通貨が上昇。

  • また、金価格も先月16日の高値に迫る大幅高に。

  • 債券相場はこの日の入札が好調だったものの、金利水準は変わらず。



本日の注目点
           
  • 豪   8月貿易収支       
  • 豪   RBAキャッシュターゲット  
  • 欧   IMF年次総会



為替は先週末の大相場に比べ小動きでした。

NYダウが112ドル高と久しぶりの大幅高に終わったことが好感されました。
前半はもみ合いだった株式市場も経済指標改善の発表と、ゴールドマンサックスの
大手金融株の投資判断引き上げから引けにかけて急騰しました。

10月に入り、米企業決算への期待が高まるなか、明日7日にはダウ構成銘柄の
先陣を切ってアルコアが7-9月期(第3四半期)の決算を発表します。
アナリストの間では企業収益は「全般的に増益」になるとの予想が多いようです。

株価の大幅高を受けてリスク資産へ資金が流れこみ、豪ドル、南アフリカランドなどの
高金利通貨がドルに対して上昇しました。
そして、やはり金価格も大幅に上昇し再び最高値更新への期待も膨らんできました。

一方、円の値動きは限定的で、ドルが全般的に売られる中やはり上値は重く
90円に近づくと売られる展開は東京市場と同じような動きでした。

先週末のG7では「過度の為替変動は経済に悪影響」との文言が盛り込まれましたが、
現在のドル安に関する言及がなかったことが、ドル売りを誘引したとの指摘もありました。

今後市場で「ドル安は容認された」との認識が高まるともう一段のドル下落も意識せざる
えない可能性もあります。

昨日のNYではユーロ、豪ドルなどがドルに対して上昇しています。
ユーロドルは先週のトリシェ総裁発言で急落して以来、再び上昇傾向を強めてきています。
対ドルで1.4680あたりを抜ければ大きく上昇する可能性があります。

仮にユーロドルが上昇に転じればその影響で、円の上昇へのきっかけになることも
考えられることからユーロドルの動きにも注目したいところです。

先週まで米経済指標の悪化が続きましたが、ようやく改善傾向を示す指標が出てきました。
9月のISM非製造業景況感指数は前月比2.5ポイント改善し50.9と発表されました。
市場予想を上回り、好不況の分かれ目とされる「50」を約1年ぶりに超えました。

これで製造業景況指数とともに揃って「50」を超えたことになります。
ただ、内容的には依然として「雇用」が44.3と「50」割れが続いています。

先週末の雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅が再び拡大したことにも
見られるように、米景気回復の最後の「重荷」になるのは雇用ということになり、
この部門での回復がドル反転への重要な目安になりそうです。

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