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 2009年11月 

ドル買い戻しの動き継続。 

「機密費」・・・・何かいやな響きを持つ言葉です。

政権交代が決定した直後に、前官房長官が二億五千万円

もの機密費を引き出していたことが話題になっています。

この機密費、国益という大義名分の元、何に使っても

いいもののようです。

明細不要、領収書不要、の非常に便利な準備金です。

現官房長官は「前官房長官に聞いてくれ」というし、前官房長官は

政権が交代した以上「答える立場にない」という。

おそらくこのままうやむやになって行くんでしょうが

少なくとも、これは税金であることを忘れてほしくはありません。

過去の機密費の使途を見てみたいものです。

月に20万円の生活保護を受けている家庭なら

1250の家庭に配れる金額です。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • NY市場では欧州市場の流れ受けドルが買い戻され、これまで弱含んでいたユーロ、豪ドルに対して大幅に上昇。

  • ユーロ、豪ドルはともに2週間ぶりの安値近辺まで売られたものの、引けにかけてはやや強含んだ。

  • 円は依然として方向感のないまま、しかしやや円高傾向に。引け値では88円台後半と約1ヶ月振りの水準に。クロス円の売りに押される格好で円買いが優勢となった。

  • 株式市場はやや軟調で小幅続落。

  • 株式が軟調だったことで、債券相場は上昇し、金利は下落。

  • 金相場は続伸し、史上高値更新中。



本日の注目点
               
  • 欧  11月ユーロ圏PMI速報値
  • 米  10月中古住宅販売件数        


円45ポント、ユーロ134ポイント、豪ドル154ポイント・・・・・。
先週金曜日一日に対ドルで動いた値幅です。
この値幅が、円がいかに方向感がなく市場参加者もポジションを取りにくいかを
端的に物語っています。

先週末はドルが主要通貨に対して買い戻され、欧州からNY市場の午前中にかけては
その動きが特に加速し、共に11月4日以来となる1.48目前と、0.90台半ばを
記録しました。

一部に、決算を控えたヘッジファンドがリスク資産を活発に売り戻している、
との声もありました。

豪ドルは8時間足まで短いチャートでは下値のサポートを割り込み、足許では日足の雲が
サポートする0.9020あたりが抜けるかどうかが注目されます。

この水準が抜けると今年の春先から続いてきた上昇トレンドに変化が見てとれ、
流れが変わる可能性があります。従って、注意しなければならいないレベルです。

先進国ではいち早くリセッションから抜け出し、10月11月と2ヶ月連続で25bp
(ベーシス・ポント)の利上げを行ってきたオーストラリアです。

景気の先行きについては不安はないものと思われますが、利上げを見込んでの
ポジションの偏りが引き起こした「調整」と観ていますが、ここは相場の流れにも注意し、
相場観はフレキシブルに持つことが肝要かもしれません。

円の88円台での引け値は10月9日以来のことで、依然として緩やかではあるが
やや下値のリスクが高いと思われます。

政府が正式に「デフレ宣言」を行う中、日銀は先週末開いた金融政策決定会合では
予想通り政策金利を据え置き、景気は「持ち直している」として3ヶ月連続で情勢判断を
上方修正しました。

このことが直接為替相場に影響を与えているとは思えませんが、ドル円の上値は先週より
確実に切る下がっています。
目先は先週同様88円50、そして10月に記録した88円01銭がターゲットということに
なります。

その際、ドル円単独の動きだけではなく、クロス円の動きにも目配りが必要となります。
上述のように、ユーロ、豪ドルなどは対ドルで円の3~4倍もの値動きがあります。
それに伴ってクロス円も大きく動きことが予想されるからです。

先週半ばまでは米株式市場(欧州株式市場も同様)の上昇を背景にリスク資産が
買われてきました。

この結果、ユーロ、豪ドル、カナダなどの通貨は年初来の最高値近辺で取引されて
いましたが、株式市場がやや調整の色を見せると、利食いの巻き戻しが起こり
上記通貨も利益確定の売りに押され急激に値を下げています。

今後調整色を強めもう一段ドル買い戻しが起こるのか、再び「リスク選好通貨」が切り返して
上昇するのかはNY株式市場次第です。

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