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円全面高。ユーロ円一時119円台に。 

ようやく春めいてきました。
ここ数日の温かさで梅は満開を過ぎ、散り気味。
近くの公園の「「河津桜」(かわづざくら)は7分咲き。
背丈が低い分、身近で観賞できます。
公園にあるビオトープ内の池では間もなく
メダカの姿も見えそうです。
春はもうすぐです。
一年で一番いい季節。
花粉さえなければ・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 円はアジア、欧州市場の流れを受け上昇。NYでは雇用市場の
    悪化を示す指標に89円を割り込み、一時88円81銭まで円高に。
  • 今月4日に記録した88円55銭を意識した展開に。
  • 円の急伸に伴い、クロス円も軒並み円高傾向に。
    ユーロ円は一時119円65を示現。これも2月4日の
    120円68を割り込み約1年ぶりの水準を記録。
  • NYダウはこのところの経済指標の悪化に、ふたたび景気の
    底割れ懸念が台頭し、一時180ドルを超す下げに。
    大引けにかけてやや買い戻され、53ドル安で取引終了。
  • 金、原油相場はまちまち。
  • 株安から債券相場は続伸し金利は下落。
  • FRBはゴールドマンとギリシャとの問題を調査している
    ことを発表。SECも重大な関心をもっていることも公表。
  • 1月耐久財受注 → +3.0%(2ヶ月連続のプラス)
  • 週間失業保険申請件数 → 49.6万件(事前予想より増加)
  • 12月住宅価格指数 -1.6(市場はプラス予想)

    本日の注目点

    • 日   1月全国消費者物価指数
    • 日   1月鉱工業生産
    • 米   第4四半期GDOP(改定値)  
    • 米   2月シカゴ購買部協会景気指数
    • 米   ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
    • 米   1月中古住宅販売件数     

       


    ドル円が約1ヶ月振りに88円台後半まで上昇しました。
    昨日の東京のこの時間帯では90円前半での取引でしたが、昼にかけて
    90円台を割り込み、前日にNYの円高値を下回るとドル売りが加速。
    プラス圏で推移していた日経平均もマイナスに転じ、ドル安円高が株安
    に波及した格好になりました。88円台後半まで円が続伸したことで、
    「90円を挟むレンジ」から「85円ー90円」のレンジに移行した可能
    性も出てきています。
    円は主要通貨すべてに対して上昇。とりわけ、ギリシャの格下げの可能性
    がでてきているユーロに対しては119円台半ばまで円高が進み、「ドル
    もユーロも買えない」状況のなか円の独歩安の展開となっています。

    ユーロ円はその後、120円台後半まで約1円ほど値を戻しています。
    しかし、すべての足でのチャートはユーロ売りを示しています。
    最長の足である月足では「次のサポートは113円台後半」にあることを示
    唆していますが、119円を割り込むと底値が見えなくなることから、EC
    Bなどが何らかの行動を取る可能性もあります。
    ただ、ユーロ圏にとっての重荷は南欧諸国の財政問題だけではありません。
    EUの欧州委員会は今年度の域内GDPの見通しを発表しました。
    ドイツ、フランスがプラス圏で牽引しているものも、全体では0.7%の
    成長に留まるとの見方です。
    経済成長の鈍化と財政問題に直面しているユーロが反発する可能性は
    極めて低いと見るべきでしょう。

    ただ注意したいのは、シカゴ通貨先物市場ではユーロ売り持ち高が過去最大
    規模に膨らんでいることです。どの水準で買い戻しの動きにでるか注意が必
    要です。
    また、私自身のコメントも含め、通貨ユーロに関しては「相場観とポジショ
    ン」が大きく一方に傾きつつあるのも事実です。このような時、えてして急
    反発もあり得ることから、ここは慎重に攻めたいところです。

    米労働市場の先行き見通しに暗雲が立ち込めてきました。
    昨日発表の週間失業保険申請件数は先週比2万件の増加でした。
    バーナンキ議長の証言にもありましたが、やはり雇用と住宅に大きな問題を
    抱えているとの見方が裏ずけされたようです。
    今後出口戦略の実施に向けては、少なくとも同申請件数は40万件を下回る
    ことが不可欠です。
    現在の米景気から考えて約10万件の件数を減少させるのは簡単ではありま
    せん。市場もそのあたりを読み、ドル売り円買いを増幅させているようです。
    その結果、2月4日に記録した今年の円最高値である88円55銭が意識さ
    れます。ここを割り込むようだと、市場参加者の相場観は急速に円高方向に
    シフトします。
    「85円を試す」という声が聞かれるかどうか、ドル円にとってもこの水準
    は重要だと言えます。

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