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米公定歩合再引き上げの噂で90円後半。 

回復基調にある米経済ですが、一般的な米国民の
生活は回復どころか、さらに悪化していると
米ABCテレビは報じています。
米国の中流家庭では58%が金銭的な不安を抱えており、
50%の家庭が1年間で5週の労働時間を増やしてほしい
と望んでいる、との調査結果を紹介しています。
このニュースを紹介したキャスターは痛烈な言葉で
現状を皮肉っていました。いわく・・・。
「米国ではウォールストリートは高報酬に沸いているけど、
メインストリートは低収入に苦しんでいる」・・と。
これが米国の実体かも知れません。



ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 円は前日と同じような動きをし、アジア時間に一時
    90円を割り込む場面があったものの、90円台を回復し
    NY時間を迎えた
  • NYではFRBが再度公定歩合を引き上げるとの噂がで、円は
    90円81銭まで下落。その後噂には根拠がなかったことから
    買い戻され、90円40で引け。
  • ユーロは続落。4月2日にはギリシャがIMFに資金要請を
    行うと一部で報道されたことや、EUからの金融支援を確保できない
    懸念などから対ドルで1.36台前半、対円では122円台後半に突入。
    ユーロ安再燃の気配も。
  • この日発表の米経済指標は概ね好調だったことからNYダウは
    8日連続の上昇。フェデックスなどが株価を牽引し、1万1千ドルまで
    上昇するとの強気の声も。
  • 債券市場は来週にも大量の入札を控えていることから売り優勢となり、
    金利は上昇。金続伸、原油は利食いに押され反落。
  • 2月消費者物価指数 → 0%と横ばい                  
  • 週間失業保険申請件数 → 45.7万件 
  • 3月フィラデルフィア連銀景況指  → 18.9(市場予想を上回る)





    本日の注目点

    • 日   2月全国百貨店売上高  






    市場参加者はドル円については大きな値動きはない、との見方から
    90円以下は買い、90円50以上は売りゾーンと割り切ってトレードを
    行っているようにも見受けられます。
    NYでは公定歩合再引き上げの根拠のない噂がで、円は一気に90
    円台後半まで下落しました。
    欧州時間に一時89円76銭まで買い進まれたこともあり、NYでのやや
    円高期待からポジションもショートに傾いていたことも円が大幅に売られ
    た理由だったと観られます。

    ただ、それにしても円安に対する反応の方がやや早く、ナーバスのよう
    にも見受けられ、市場は、足元ではドル高円安に傾いていることの証だ
    ったようにも思えます。ユーロ安が再び始まり、ドルが買われ易い地合い
    だったことも背景にありましたが、「週足」での2007年夏からのトレンドラ
    インが意識されていることもあります。

    ユーロが下落傾向を強めています。前日に対ドルで1.38台を回復した
    ものの依然上値は限定的であったところにギリシャ問題が再燃した格好
    です。
    4月から大量の国債償還を迎えるギリシャの資金問題に関して、一部で
    は4月2日にも同国がIMFに支援を求めるとの報道にユーロは大きく下
    落しています。事実、パパンドレウ首相は、3月35、26日のEU首脳
    会議で融資枠についての決定ができない場合、IMFに頼る可能性を示唆
    しています。
    問題はECBのトリシェ総裁らがEU域内での解決を強く主張し、IMFへ
    の支援に反対の立場をとっていることです。
    さらにEU内での主要国の意見の違いもでてきており、ドイツのメルケル首
    相は「ギリシャの財政問題を解決するにはIMFが唯一の道になるかもしれ
    ない。」との認識を示しています。(ブルームバーグ)
    ギリシャの国債大量償還がまじかに迫った重要な時期に、ユーロ圏は「一
    枚岩」ではないことを市場に露呈した格好になり、通貨ユーロが正念場を
    迎えていると言えます。

    本日は金曜日で日本は連休となります。今夜は米経済指標の発表もな
    いことから、どうやら円は90円台で越週となりそうな気配です。
    日米の重要な金融政策発表があったことで明確な方向感の出現を期待
    していましたが、こちらは次週以降に持ち越しとなりそうです。

    来週は、8日連騰し、強気の米株式市場の行方に最も注目しています。
    利食いに押され下落すれば、リスク選好の動きが後退し、商品相場の下
    落を誘い、資源国通貨が売られ、低金利の円やドルが買い戻される展開
    も予想されるからです。
    同時に意識されている上記トレンドラインは92円割り込み、91円台後半
    にまで迫っています。
    来週もこれら2点が注目される展開になろうかと思います。
    ドル円が反発したのちに90円を割り込み、その後約1週間90円レベルを
    維持できたのは1月以来です。
    ドル円にやや下落に対する「粘り腰」が出てきたことを最後に指摘しておき
    たいと思います。

    よい週末を・・・。



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