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ドル全面高で、円一気に92円台へ。 



いま政府で「大型連休の分散化」が真剣に検討されています。
全国を4~6つに分け、GW等の大型連休を「ずらす」
というわけです。
確かにディズニーランドなどのテーマパークはGWなどの
大型連休には超満員になり、道路も大渋滞になります。
しかし、連休をずらすことによるメリットよりにも
デメリットも大きいと予想されます。
例えば息子が大阪で働いていて、GWに東京の実家に
帰ったら、お父さんは仕事で家にいなかった。
大したことではありませんが、そんな事も起こりえます。
行楽地の混雑、道路の渋滞を緩和することが目的なら
もう少し専門家の方にチエを絞ってもらってからでも
いいのではないでしょうか。



ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ユーロドルが欧州時間に入り、ギリシャ救済問題が難航するとの
    見通しから1.34台を割り込むドル高ユーロ安に。
  • 円もつれ安となり、重要なポイントであった90円70-80を
    超えると、ストップロスも巻き込み91円台に。
  • 大手格付け会社フィチがポルトガルの格付けを「AA」から
    「AA-」に引き下げたことで、NYでは一段のドル高ユーロ安が加速。
    円も約2カ月半ぶりの92円台半ばまで売られ一気に円安に。
  • ドル全面高の中、金、原油も売られ、好調だったNY株式市場も
    欧州の信用不安から大幅安。
  • 米債券市場では5年物の入札が不調だったことで、金利が大幅に上昇。
    1月以来となる3.8%台と、日米金利差の拡大が円売りを加速させた面も。
  • 米経済指標はまちまち。住宅市場に再び先行き懸念が台頭。
  • 2月耐久財受注 → +0.5%(3か月連続のプラス)
  • 2月新築住宅販売件数 → -2.2%・30.8万戸(4か月連続のマイナス)





    本日の注目点


         
    • 欧   EU首脳会議                         
    • 米   週間失業保険申請件数      





    あれだけ動かなかったドル円が昨日の夕方から一気に動意を見せ大きく
    値を飛ばしました。
    昨日のこの欄でも、「原点に戻り、いつ動き出してもいいような準備を」」と
    いう意味合いの言葉を残しておきました。
    しかも、この大きな値動きは劇的に「ドル高円安」に走りだした可能性が
    あるのです。

    主導したのはやはりユーロドルですが、結果として円の値動きが大きく、
    昨日の朝方のレベルと比べ約2円の円安です。
    今年の値動きの中でも1日で2円の値幅は特筆すべきものです。
    まずは、欧州時間に90円70-80を抜けたことでした。
    この水準は3月に入り何度か試した水準で、その度に押し戻され、ある
    意味「壁」になっていた水準です。
    当然なことですが、トレーディングを行っている市場参加者はこの「壁」
    を背景にドルが上昇したらドル売りを行い、ストップはこの「壁」が抜けた
    ところにセットしていました。
    実際、この水準を抜けてから91円台に乗せるのに多くの時間は必要あ
    りませんでした。

    さらにNY市場がオープンすると米長期金利が大幅に上昇し、金利差を
    意識したドル買い円売りを誘発。
    加えて、格付け会社フィッチによるポルトガルの格下げがドル高ユーロ安
    に追い打ちをかけたことで、92円台半ばまで、約2円もの「ドル高円安劇」
    が演出されました。
    先週からドル高円安を予測していましたが、このスピードは予想外でした。
    後講釈にはなりますが、約2週間以上小康状態を続けた円は「エネルギ
    ー」を蓄えていたということがいえます。

    テクニカルを観てみます。
    「日足」では既に200日移動平均線を上抜けし、ドル上昇傾向がはっきり
    と読み取れます。
    下落リスクは、一目の「雲」が200日移動平均線にぶつかり押し戻されて
    いることで、目先天井を付ける可能性もやや意識しておきたいと思います。
    「週足」では2007年6月の123円台を頂点に右下に引ける「トレンドライン
    」にちょうど絡んでいる状態です。
    この水準が抜けるかどうかが最大のポイントを観ていいと思います。
    なぜなら、この水準を完全に上抜けしたら、約3年間続いたドル安が「転
    換」した可能性が高いとみられるからです。
    「週足」という長期のトレンドが転換するわけですから相場の流れが変わっ
    たと観てとれることになります。
    欲をいえば、今年1月の第1週に記録した93円78銭が抜ければドル上
    昇が「確認」できると考えています。

    約2カ月半のぶりにドル高水準です。
    今日はある程度の実需のドル売りが出ることが予想されます。
    そのドル売りをこなし92円半ばを維持できることが、ドル高継続の第一条
    件です。また、主要通貨に対しては全般的にドルが買い戻されています。
    今回のドル高を演出した「ユーロ」がどこまで売られるのか、という点も重要
    です。
    それには本日から行われるEU首脳会議でギリシャ救済案が合意でくるの
    かどうかがカギになることは言うまでもありません。
    個人的には合意すると観ていますが、救済策にIMFが絡んでくるのかどう
    かがポイントなのかもしれません。




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