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ドル高値更新、米景気回復強まる。 



本日は外為オンラインシニアアナリストの佐藤がお休みのため

外為オンラインの高谷が書かせていただきますので

宜しくお願い致します。





ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドルは対円で上昇。米経済指標が予想上回る結果などから米株高、日米金利差拡大を受け

    ドル高円安の展開で一時94円79銭を付ける。約1ヶ月ぶりの高値更新。

  • 米航空大手コンチネンタル航空とユナイテッド航空の持ち株会社UALが

    合併すると正式発表。航空株に買いが入る。

  • NYダウは大幅反発。米経済指標の好結果や航空大手合併発表、

    ゴールドマンサックスが反発したことで買い安心感が広がった。

  • ユーロは対ドルで下落、対円では買い売りともに動きがあったものの横ばい。

    ギリシャ問題の不透明感が足を引っ張る展開に。

  • 金は続伸、前日に続き高値更新。原油は小幅に続伸、一時87.15ドルと約1年半ぶりの高値をつける。

  • 債券は下落。長期金利は上昇。

  • 4月ISM製造業景況指数 → 60.4(市場予想は60.0)

  • 3月米建設支出 → 0.2%(市場予想は-0.4%)


    本日の注目点



    • 日   休場(みどりの日)

    • 豪   RBAキャッシュターゲット

    • 欧   1-3月期決算発表 → UBS

    • 米   3月仮契約住宅販売件数




    ドルが対円で高値を更新しました。

    米経済指標の結果が米景気回復の安心感につながりドルに買いが入り、

    さらに米航空大手コンチネンタル航空とユナイテッド航空の持ち株会社UALが合併、

    ゴールドマンサックスの反発がドル高円安を加速させました。

    1日にウォーレン・バフェットがゴールドマンについて

    「非難される事実は何もない」と

    発言し擁護する姿勢をみせたことがゴールドマンの反発のきっかけでしょう。



    本日は米経済指標も少なく、前日のドル買いの利食い売りが考えられますが

    米景気回復の期待観測が強まっていますので

    94円台を保てるかがポイントになりそうです。

    今週金曜に控えている米雇用統計もありますので、ドル高強気の声もあがっています。

    ギリシャ問題の先行き不透明感もドル買いを後押ししているようです。

    テクニカルでは「日足」の100、200日移動平均線がゴールデンクロスしていますし

    「週足」ではとうとう一目の雲を抜けそうです。







    ユーロはギリシャ支援策合意でひとまず落ち着いてきましたが

    ギリシャが出した財政再建案が

    実際に可能かという点で不安は解消されていません。

    再建案の内容は厳しく、付加価値税率引き上げを中心に、

    年金カットや定年引き上げ、民間部門の給与凍結、

    公務員福利厚生の追加削減、燃料税引き上げなど

    今後3年間で300億ユーロを削減する計画です。

    バローゾ欧州委員長は「堅実で信頼のできる計画だ」との声明を発表しましたが

    市場からは疑念の声もあがっています。



    本日も東京は休場なので夕方まで狭いレンジでもみ合いが予想されます。

    しかし、豪利上げ観測が高まる中、豪政策金利の発表が控えていますので

    午前中にかけて動きだす可能性は考えられます。

    豪ドル円は前週に88円台を付け、一時87円を割りましたが

    NYで87円後半まで値を戻しています。

    RBAが利上げに踏み切れば、豪ドルの一段高も十分ありえます。

    テクニカルでも抵抗線となっている

    「週足」の200日移動平均線を抜けてきていますので

    来週には完全抜けきるというシナリオも考えられるのではないでしょうか。

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