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ユーロドル一気に1.23台へ。 



不動産投資が過熱し、住宅価格が上昇している中国で。
上海市は独自に「固定資産税」の創設を検討している
と新聞は伝えています。
市中心部のマンションは100平方メートルくらいで
5500万円程の値段で、今検討されている税率は0.8%。
仮にこの税率だとすれば、固定資産税は年44万円
となり、結構な負担になります。
中国沿岸部には高所得層が多いようですが、
さすがにこれが決まれば価格上昇は止まるでしょう。
中国沿岸部の85%は「もう家は買えない」と考えている
という調査結果もあります。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ユーロドルの下げが止まらず、1年半ぶりの安値1.23台前半
    まで下落。リーマン破綻以来の最安値を記録。
  • ユードルは前日のNYと週末のアジア市場では節目とみられた
    1.25の大台を辛うじて維持したものの、欧州時間に入ると
    あっさり割り込み、1.24台前半まで下落。
  • その後NYオープン時には一旦1.25台を回復したものの、
    米経済指標の改善を機に再び下落。
  • NY株式市場の大幅下落もあり、ユーロドルは1.24台も割り込み、
    一気に1.23台半ばまで急落し、ほぼ安値圏で引け。
  • スペイン紙が、サルコジ仏大統領がユーロ圏離脱を示唆し、メルケル
    独首相にギリシャ支援を要請したとの記事もユーロ売りを加速。
  • ユーロは対ドルだけではなく、対円でも下落。ユーロ円は一時113円台
    と、6日の急落時の110円台に急接近。
  • 商品相場も下落したことから、豪ドル等の資源国通貨も下落。円は
    一時91円80銭まで買われたが、市場全体のドル高に押され92円半ばで
    引け。
  • NY株式市場の急落で商品も売られ、金は一時最高値を更新したものの
    利食いの売りに押され小反落。
  • 原油は大幅続落。景気後退から消費が減るとの見通しに4日続落。
  • 債券は株安から大幅上昇。
  • 4月小売売上高 → +0.4%(市場予想を上回る)
  • 4月鉱工業生産 →  +0.8%(市場予想は+0.7%)  
  • 5月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 73.3(予想をやや下回る)
       

    本日の注目点

    • 欧   ユーロ圏財務相会合              
    • 米   5月NY連銀製造業景況指数    
    • 米   5月NAHB住宅市場指数 



    ユーロドルは節目の1.25を割り込み再び下げ足を加速させています。
    先週木曜日のNY市場では1.25台前半。週末のアジアでも1.2510
    ボトムに底堅さを見せていたユーロでしたが、週末の欧州市場ではあっ
    さり1.25を割り込み1.24台前半まで売り込まれました。
    NY市場が開くと、利食いが先行し、1.25台に戻す場面がありましたが
    反発もそこまで。再び下落に転じると1.23台半ばまで売られ、1年半振
    りの安値で引けています。

    ユーロは危機的状況になってきたと言えます。
    市場参加者の誰もがユーロを買いたいとは思わず、買いは利食いの買い
    のみ、という状況です。EUとIMFによる7500億ユーロ(約89兆円)の資
    金支援と国債買い取など、緊急支援策が発表され、大幅に反発したユー
    ロでしたが、わずか一週間でその上昇分を帳消しにし、さらに200ポイント
    も下落しています。
    先週この欄で指摘したように、ユーロドルは新たなレンジである1.20~1.
    25に入ったものと思われます。

    問題はこの先1.20台をも割り込むのかどうかです。
    先週一週間で1.31手前から1.23台半ばまで700ポイント以上も一気に
    下落しており、やや下落スピードが早すぎる感はあります。
    当然、反発も予想されます。
    しかし先週確認されたように、反発力は限定的でしょう。
    ユーロが大幅に反発する材料は見当たりません。

    むしろ1.2を割り込む可能性の方がやや高いと観ています。
    格付け会社ムーディーズは。ギリシャの債券格付けが再び引き下げられる
    可能性が「80%を上回る」ことを明らかにしています。
    しかも「数段階の格下げもあり得る」としています。
    最悪の場合ギリシャソブリンの「デフォルト」もちらつき始めそうです。
    そして、この問題はギリシャ一国に留まる可能性が徐々に少なくなってきた
    ようにも思えます。
    第二のギリシャを避けるため、ポルトガル、スペインは緊縮財政政策を決定
    しています。景気の落ち込み、歳入の減少、財政赤字拡大、と負のスパイ
    ラルが起きる可能性が指摘されています。

    ユーロ圏全体の景気の減速も懸念され、通貨ユーロにとっては創設以来最
    大の試練に立たされています。

    円は、やや蚊帳の外ですが、「ユーロ円が」の下落がドル安円高を誘発して
    いるようです。
    市場全体がドル高傾向の中、米経済の回復基調による「円安」と、ユーロ安
    から来る「円高」との引っ張り合いの状況です。
    ユーロドルが仮に、1.20を割り込むような状況になれば、安全資産としての
    円買いから「円高」へ振れる可能性が高まります。
    いずれにしても、今週もユーロの動きが市場の方向を決めることになります。

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