ドル全面安でユーロ1.31台まで上昇。 

「1兆円ファンドの受難」・・・。先日そんな見出しの記事を

見つけました。

内容を読み進むと懐かしい文字が目に飛び込んできました。

「ノムラ日本株戦略ファンド」、まだこのファンドが生きていました。

いまから10年前の2000年に野村証券が社運をかけて

設定したこのファンドは、実に1兆円を集めたことで注目を浴びました。

そして当時のIT銘柄に大量に戦略的投資を行いました。

結果はご存じの通りです。

そのファンドが先週、とうとう997億円まで残高を減らした

という記事でした。ピークの10分の1以下になったわけです。

100万円投資していれば、99700円になります。

当時の運用責任者S氏は現在も、別の運用会社を立ち上げ

経営者としてやっているようです。

自己責任は分かっていますが、投資家とすれば

何か割り切れない気持ちではないでしょうか。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • ドル全面安の展開にユーロは対ドルで5月4日

    以来の1.31台に乗せ、円も86円台半ばに。

  • 米経済指標が予想を上回ったことでドルが買い戻される

    局面もあったが続かず。欧州圏の経済指標の好転もユーロ買い

    を後押し。

  • NYダウは続落。100ドルを超える下落を見せたが引けは

    30ドル安に。金融株が上昇したものの、IT,消費関連株が下落。

  • 米国債は7年債が伸び悩んだものの、株安から指標銘柄の

    10年債は続伸。長期金利はやや低下。

  • 金、原油ともに続伸。金は値ごろ感から買い物を集めた。

  • セントルイス連銀のブラード総裁は、景気がさらに減速した場合

    、FOMCが米国債を購入すべきとの見解を示した。

  • 週間失業保険申請件数 → 45.7万件(予想より減少)



    本日の注目点



    • 日   6月消費者物価指数   

    • 日   6月失業率 

    • 日   6月鉱工業生産     

    • 欧   6月ユーロ圏失業率 

    • 欧   7月ユーロ圏消費者物価指数

    • 米   第2四半期GDP(速報値)

    • 米   7月シカゴ購買部協会景気指数

    • 米   7月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)    





    ドルが全面安の展開となり主要通貨に対して下落しています。

    特に対ユーロでは約3ヵ月振りのとなる1.31台まで売られています。

    6月初旬に記録した1.18は一体何だったんでしょうか・・・。

    あの夏のユーロ安協奏曲は終わろうとしています。



    1.30台をつけた後、ユーロはしばらくもみ合いが続いていました。

    1.30台半ばが抜けない一方、1.29台はしっかりとサポートされており

    どちらに抜けるか注目していましたが、全体的にドル安が進む流れの中、

    トレンドに沿った動きになったと言えます。

    昨日は、EU欧州委員会が発表した7月のユーロ圏景況感指数は101.3

    と、2年半ぶりの高水準でした。

    ドイツが全体を引っ張る構図が鮮明になり、フランスも好転したことが背景で

    す。さらにドイツの雇用統計も発表され、失業者数が前月比2万人減少した

    こともユーロにプラスに働いたようです。


    ドル円も再び86円台まで下落しています。

    これまで書いてきたようにドル円の上値は重く、ドルが買い材料でドルが跳ね

    た局面では確実に頭を押さえられ、その後じりじりと下落する展開がしばらく

    継続されており、今回も同様な動きです。

    87円の30近辺を明確に割り込み、一時86円台半ばまで円が買われたわけ

    ですが、下値のメドは19日に記録した86円30前後です。

    この水準が抜ける様であれば、今年の円の最高値更新を意味し、円買いに

    弾みがつきそうです。

    そして、昨年11月に記録した85円割れが意識される展開になると予想しま

    す。ドル全面安の理由は言うまでもなく、米景気の悪化が進んできたことです。

    米経済指標がほぼ総崩れする中、FOMC議事録やバーナンキ議長の議会

    での証言、あるいは地区連銀経済報告(ベージュブック)でも一様に、「米景

    気の拡大ペースは鈍化」との認識を示しています。

    しかし、具体的な追加政策に対する言及がなかったことでドル離れが進みまし

    た。セントルイス連銀のブラード総裁は昨日、「景気が減速し、物価が下落した

    場合は、政策金利をゼロ付近で据え置く方針を維持するよりも連邦公開市場

    委員会(FOMC)が

    米国債の購入を再開すべきだ」との見方を示した、とブルームバーグは伝えて

    います。しかし、短期金利は下げ余地が無い状況で、国債を購入すれば市場

    に資金を供給できるでしょうが、資金需要が極めて低いことは周知の事実です。

    また、国債購入は長期金利の低下を促し、市場はドル売り材料として反応する

    ため、ドルの一段安を招くことも十分考えられます。

    この状況は、日本が1990年代にデフレが進み、経済が急速に縮小したあの

    時代を彷彿させます。

    アメリカはドル安を容認し、その結果輸出競争力をつけようと目論んでいるきら

    いもあります。オバマ大統領も今年度の政策の一つに輸出の倍増を掲げてい

    ることから、ドル安をけん制する発言は聞えて来ません。

    このあたりにアメリカの「本音」が見え隠れするように思えてなりません。


    本日は月末の金曜日です。

    多少ドル買い需要はあるかもしれませんが、ドルの戻りは限定的でしょう。



    良い週末を・・・・。

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豪ドル円80円台乗せならず。 

先日米議会で「金融規制改革法案」が成立しました。

リーマンショックをきっかけに金融機関が過大なリスクを

負わないように、様々な規制を設けたものです。

米国では、1929年の世界恐慌を経て、いわゆる

「グラス・スティーガル法」が施行されました。

銀行と証券の垣根を決めた法律です。

その後銀行の業務内容が多岐にわたり、証券化、国際化して行ったことから

同法律は廃止となり、金融機関が再び過大なリスクをとった結果が

リーマンの破綻でした。

今回法案が決まったことで、1930年代に逆戻りした感はありますが、

金融機関救済のために巨額な税金が使われたことを考えると止む得ません。

オバマ大統領は「金融機関救済のために税金を使うことは2度とない」と

宣言しています。

歴史は繰り返すと言いますが、繰り返させてはいけない

出来事です。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 円は昨日の東京市場で88円台に乗せる場面があったが、

    その後の海外市場では87円前半まで再び円高となり、87円半ばで

    引け。

  • ユーロ円も114円台後半を記録したものの、ドル円で

    円高が進んだこともあり、113円前半での取引。

  • 米経済指標の発表では、市場予想を下回る結果に

    ドルが軟調。さらにベージュブックでも米景気の回復力の

    弱さが報告された。

  • 上記指標に、NY株式市場は5日振りに反落。ダウは39ドル

    安、ナスダックも23ドルと大幅安。

  • 債券相場は5年物国債の入札の好調と、株安を受け上昇。

    長期金利は3%割れ。

  • 金は前日の大幅安から反発。原油価格は小幅続落。

  • 6月耐久財受注 → -1.0%




    本日の注目点



    • 独   7月失業率  

    • 米   週間失業保険申請件数  






    昨日は日経平均の大幅高を材料にドル円は買われ、88円台に乗せる

    場面もありましたが、やはり押し戻され、88円台キープはなりませんでし

    た。海外市場では一度も88円を試すことなく87円前半まで円が買われ、

    依然として方向感に乏しい展開でした。

    7月の耐久材受注が発表になりましたが、市場ではプラスを予想していた

    ものが実際にはマイナス0.1%と、大幅に予想を下回りました。

    その結果ドル売り円買いが進み87円25銭まで円高が進み、前日のドル

    上昇幅をはきだす結果となっています。

    これもいつものストーリーですが。



    さらにベージュブック(地区連銀経済報告)では全体的に経済成長のペー

    スは鈍くなっており、12地区連銀のうち、2地区で経済活動は「横ばい」、ま

    た2地区で「拡大ペースが鈍化」と報告されました。

    住宅についても大半の地区では低迷していると報告されてます。

    今回のベージュブックの報告内容は、先日行われたバーナンキ議長の議会

    証言の内容とも合致するもので「米景気は異例なほど不透明」との表現が裏付

    けられた格好になりました。ベージュブックでの報告内容は、将来FOMCでの

    討議事項になることから、FRBでは追加的金融緩和を検討するのではないか、

    と見る向きもあります。



    しかし、現実的には金融政策面での緩和には限界があり、資金供給がされたと

    しても日本同様資金需要は低調です。

    先月から今月にかけて発表された経済指標をみれば、雇用を中心とした新たな

    政策の実施が早急に求めれる状況になっていることは一目瞭然です。

    バーナンキ議長をはじめ、経済を司る要人たちのクールさにやや驚きを隠せま

    せん。既にサマーバケイションということなのでしょうか・・・。



    豪ドル円が80円テストに失敗しました。

    昨日発表の豪州の消費者物価指数が市場予想を下回り、8月の利上げが遠のい

    たことが理由です。

    堅調な株式市場を背景にしたリスク選好の高まりから豪ドルは対ドル、対円でも

    上昇傾向を強めてきましたが、それぞれ、0.90台、80円台の定着とは至りませ

    んでした。しかし、旺盛な国内経済と中国を中心とする外需に支えられている豪

    州景気にスキはありません。

    今秋までには再利上げに踏み切るものと考え、豪ドルの押し目は拾っておきたい

    と考えています。



    本日のドル円は日経平均の下落の影響から下値を探る展開かと思います。

    ここ2日続いて円の高値は87円25-30で止められています。

    東京時間でこのレベルを割り込むかどうかに注目していますが、日経平均が予想外

    に大幅な下落を見せれば、その可能性もでてきます。

    このところ上昇が続いており、利益確定の売りが出やすい地合いですから、200円

    を超す下落があればドル売り圧力が増してきます。

    個人的な予想は100円前後の下落です。可能性は少ないと思いますが、買い意

    欲も強いことから前日比プラスも考えられます。

    それでもドル円は88円には届かないと見ます。

豪ドル円、一時79円半ばまで上昇。 

現在売り出し中の「サマージャンボ宝くじ」は

1等前後賞を合わせると3億円が当たります。

1等2億円だけでも33本あるそうです。

しかし、私は自分のお金で宝くじを買ったことはありません。

理由は2つあります。

当たると思わないからです。「買わなければ当たらない」とか、

「夢を買うのさ」という意見もありますが、それでも買いません。

もう一つの理由は、その分配率の低さです。

収益金(売上)の45%しか分配しません。

もちろん地方自治体にも配分されていますが、それでも40%

です。残り15%が発行コストとになります。

宝くじの売り上げは年間約1兆円ですから、1500億円が

最初から差引かれていることになります。

この額を多いと見るのか、少ないと見るのは、

意見の分かれるところですが・・・。





ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • ユーロが対ドル、対円で上昇。ドイツ銀行、UBSなど

    欧州金融機関の決算が好調だったことに加え、8月GFK信頼感

    指数が予想を上回ったことが理由。

  • ユーロドルは一時1.30台半ばまで上昇。ユーロ円は114円台

    前半と、約2ヵ月振りの高値に。ここしばらく上抜けできなかった

    113円半ばを抜けたことでもう一段の上昇も視野に。

  • ドル円は87円を挟む動きから、欧州市場ではユーロ円の買いに

    引っ張られる形でドル高が進み88円手前まで円安が進む。

  • 米経済指標の結果はまちまち。ケースシラーは堅調だった

    ものの、消費者信頼感は市場を落胆させる内容だった。

  • NY株式市場は小幅高ながら4日続伸。

  • 債券相場は2年物国債の入札が好調だったが、長期債はやや下落し

    長期金利は3%台乗せ。

  •  金は大幅下落。これで直近高値から100ドル以上も下落した

    ことになり、4月下旬以来3ヵ月振りの安値に。原油も大幅に下落。 

  • 5月S&Pケースシラー住宅価格指数 → +4.61%

  • 7月リッチモンド連銀製造業指数  → 16

  • 7月消費者信頼感指数 → 50.48(市場予想は51.0)



    本日の注目点



    • 豪   第2四半期消費者物価  

    • 独   7月消費者物価指数

    • 米   6月耐久財受注    






    円は明確な方向感が見えない中、欧州、NY市場にかけて約1円、円安

    方向に振れています。86円前半のサポートが切れないまま、ややドル高

    方向に押し戻されたわけですが、背景はやはり「リスク選好」ということにな

    ろうと思います。先週から続いている株高から、投資家はやや余裕を持って

    高金利通貨へ資金をシフトしていると見られます。

    豪ドル、NZドルなどの高金利通貨が上昇し、金利を生まない「金」が売られ

    ていることに「リスク選好」が進んでいることが読み取れます。

    一時1260ドル台まで上昇した金価格は高値から100ドルの下落を見せ、

    一方豪ドルは対ドルで0.90台半ばと、こちらは5月10日以来の高値を記

    録しています。



    このように、リスク選好が高まると、いつものことですが低金利通貨の「円」は

    売られます。昨日はクロス円からの円売りが、ドル円でもドル買い円売りに作

    用したようです。

    しかし、それでも88円に届かない水準です。

    これまでも何度も述べてきましたが、ドル円が90円台に乗せるには米景気の

    回復が大前提になります。

    現状ではドル円が90円まで上昇するには材料不足であるという見方は変えて

    いません。7月16日に88円の前半まで上昇しましたが、その時も88円台での

    滞空時間はわずかで、すぐに87円台に押し戻されています。

    今後上昇するためには、足元の88円30銭近辺を明確に上抜けする必要があ

    ります。90円台に乗せるかの議論はそれからでも遅くはありません。



    ユーロドルの動きが今いち良く見えてきません。

    1.28台から1.30台での展開ですが、ストレステストという、大きなイヴェントが

    終了し、市場の注目が欧州市場の景気に移ってきたわけですが、このあたりの

    判断材料も現状でははっきりしません。

    上述のように「リスク選好」の流れに沿った動きをするのであれば、ややユーロ高

    に推移するとも観られますが、それでも判断に迷います。

    また、このところ豪ドルとの相関性が薄れてきています。

    ドルに対してスピードの差はあっても、ある程度同じ動きをしてきてたものが

    必ずしもそうでなくなってきています。

    このあたりもユーロの動きが読めいない理由のひとつに挙げられます。



    昨日あたりから、東京時間での値動きが鈍くなって来たように思えます。

    世間は夏休みです。

    「夏相場」入りしたとすれば、ドル円の動きも1日30銭でしょう。

    株価を睨みながらの取引になるのは当然ですが、

    熱中症を避けるためにある程度こまめに水分補給を行うように、こまめに利益を

    確定していくのも「夏相場」を乗り切る一つの方法かもしれません。

豪ドル2ヵ月振りの0.90台乗せ。 

先週、NHK「ワンダーワンダー」で東京スカイツリーの

特集を観ました。

非常に高度な技術を駆使し、これまで経験したこともない

困難に立ち向かう技術者が紹介されていました。

東京の新し観光名所としても既にぬきんでています。

テレビでは明るい未来像が描かれていましたが、必ずしも

そうではない部分もあるようです。

まず、その建設費用です。総工費は1430億円にもなります。

一方、収入は展望台の観覧料のみ。回収するのに25年かかるとの

試算もあります。

高さもダントツですが、資金回収期間もダントツです。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 米新築住宅販売件数が市場予想を大きく上回ったものの、

    全般的にはドル安傾向が進む。

  • 欧州金融機関のストレステストの結果を受け、海外勢の

    ユーロ買い戻しが優勢となり、ユーロドルは1.30台乗せ。

  • 円はアジア時間に87円80近辺まで買い戻されたが、

    依然として上値は重く、再び86円台に。やや方向感の乏しい

    展開に。

  • 豪ドルが対米ドルで約2ヵ月半ぶりの0.90台を示現。

    利上げ観測の高まりと、リスク選好が背景。

  • 米経済指標の改善を受け、NY株式市場は3日連続で100ドル

    を超す上昇。フェデックスなど運輸株が買い物を集める。

    ダウは100ドル高で1万500ドル台を回復。

  • 債券相場は小幅に上昇し、長期金利はやや下落。

  • 金価格は続落、原油は先週末と変わらず。   

  • 6月新築住宅販売件数 → +23.6%



    本日の注目点


    • 独   8月GFK消費者信頼感調査  

    • 米   5月S&Pケースシラー住宅価格指数 

    • 米   7月リッチモンド連銀製造業指数   

    • 米   7月消費者信頼感指数       




    ドル円の動きは「円高ドル安」傾向ですが、明確な方向性は見えないというのが

    正直な感想です。

    昨日のアジア市場でも、欧州金融機関のストレステストがひとまず無難に終わっ

    たことから、ドル円の買い戻しが見られましたが87円台後半で息切れ。

    欧州市場では逆にドル売りが優勢となりNY時間に掛けては再び86円台までド

    ルが下落しています。

    昨日は6月の新築住宅販売件数が発表され、5月の反動もあり大幅な伸びを見

    せましたがドル上昇には繋がっていません。

    むしろ、ユーロが対ドルで買い戻されたことに引っ張られ、ドル売り円買いに繋が

    っています。

    88円に戻ることなく下落したドル円は上値の重さを確認した格好になりましたが、

    下値の方も勢いがなく、やや「夏相場」の様相になってきました。

    海外では「サマーバケーション」真っ盛りということで、東京市場でも来週から8月

    入りで参加者も徐々に減る傾向です。

    値動きが狭いレンジ内で固定されてきそうな気配もでてきました。



    6月の新築住宅販売件数は市場予想を上回る23.6%増でした。

    年率換算で33万戸となりましたが、これは過去2番目に低い水準で、依然として

    住宅市場は低迷していることに変わりはありません。

    過去最低水準だった5月の件数も下方修正されています。

    また、新築住宅在庫も21万戸と過去最低水準でした。

    本日は住宅指標の中でも注目度の高い「ケースシラー」が発表されますが、内容

    的には期待できません。

    因みに4月の同指数は前年比3.81%の伸びを見せました。本日の同指標の市

    場予想は3.9%ですがこれまで発表された住宅関連指標を考慮すると落ち込み

    は避けられない状況です。



    米株式市場が3日連続で大幅に上昇し、この間の上げ幅は400ドルを超えてきま

    した。

    昨日は国際貨物のフェデックスが収益見通しを上方修正したことから、UPSなど

    大手の輸送銘柄が株価をけん引しました。

    国際貨物の流通が盛んだということから、米景気の失速の可能性はなく、回復基

    調は続くとの連想が株価を押し上げたようです。

    2010年度では、1-3月期には米景気は回復基調が鮮明だったものの、4-6月

    期は明らかに失速しています。

    第3四半期の7-9月期で再び回復基調に戻ることを先取りした動きと言えないこと

    もりませんが、現段階での判断は時期尚早と言えます。

    再び景気回復基調に戻すための新たな政策が求められる状況です。



    豪ドルが出直りそうな気配になってきました。

    対ドルでは5月初め以来の200日移動平均線(日足)を超えてきました。

    対円でも78円台半ばまで上昇しています。

    問題はこの水準から80円まで上昇できるかどうかです。これまでも80円台乗せに

    は失敗していることから、ここからが正念場と言えます。

    一目の「遅行スパン」も好転しそうなパターンに見えます。

    このまま78円台を維持できれば、好転も実現し上昇モメンタムが高まりそうですが、

    ポジションメイクはその動きを確認してからでも遅くはありません。

    今しばらく動きを観たいところです。

ドル円、米株高で反発し87円半ばに。 

いよいよ学校も長い夏休み休暇に入り夏本場です。

同時に、今年の日本列島は猛暑です。

連日、熱中症による死者が出ており、先週土曜には

全国で15人とか。

こまめに水分を採り、日中は日向に出ないように

するしかありません。

それでも熱中症の半分は屋内で発生とか・・・・。

また、水の事故が多いことも気になります。

ついこの前まで、大雨による土砂災害で大きな被害を

受けたばかりです。

今年の夏は甘く見てはいけないように思います。

自然が怒っているのでしょうか。

「これ以上私をいじめると鉄槌を与えるぞ・・・・」と。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 欧州91行のストレステストの結果、7行が資本不足と

    認定され、不足する資本総額は35億ユーロ(約3900億円)と

    発表された。

  • この結果、市場は予想通りと受け止め、銀行の資本不足に対する

    懸念がやや後退し、ユーロドルは1.28台前半から1.29台へ

    約100ポイント上昇。

  • ユーロへの不安がやや後退したことで、ドル円も87円台半ばまでドル高

    が進んだものの、値動きは小幅で限定的。

  • クロス円も全般的に円安に動き、ユーロ円は113円まで上昇。

  • NY株式市場はGEが増配を発表したことを好感し続伸。

    ダウは102ドル高と、前日に続き大幅上昇。

  • 金、原油は反落。

  • 債券相場は株高から軟調に推移、長期金利は上昇し3%を

    窺う水準に。   

  • 米政府は今後10年間の財政・経済見通しを発表。

    2010年度の財政赤字は過去最悪になる見通しを明らかに。



    本日の注目点



    • 日  6月貿易統計

    • 米  6月新築住宅販売件数    





    注目の欧州金融機関に対するストレステストの結果には特に驚きは

    なかったようです。91行中、7行が資本不足と認定され、その内訳も、

    スペイン5行、ドイツ1行、ギリシャ1行と事前の予想通りでした。

    市場ではユーロへの懸念材料がやや後退したことで、ユーロドルが上

    昇。対円でも113円まで買われるなど「歓迎」する動きでしたが、どうも後

    味悪い内容でした。

    メディア各社も結果発表を受け、「査定そのものの基準が甘く、金融不

    安を払拭するには程遠い」との論調が主流のようです。

    しかし、この結果については、ギリシャ国債に対する割引率が適用され

    た時点で、ある程度予想出きたことです。

    査定基準はともかく、ストレステストの結果を公表し、これまで不透明だった

    欧州金融機関の資産内容が明らかになったことは評価したいと思います。



    ユーロドルは資産査定の結果を受けひとまず上昇しました。

    6月7日に1.20の大台を割り込み、1.1887まで下落した後、一転して反

    発に転じ、7月20日には1.3029までユーロ高が進みました。

    1.20の大台割れは、南欧諸国の財政不安と、それに伴う当該国金融機関

    の健全性に対する不安が原因でした。しかし、上述のようにひとまず、資産

    査定結果が出て不安心理はやや後退しています。

    ユーロドルが再び1.20を割り込むリスク当面ないものと考えます。

    しかし、上値についてもこのまま上昇するかどうかは不透明です。

    今後は、再び財政問題と欧州の景気に注目が集まるものと思います。

    特にギリシャについてはEU及びIMFから資金供給を受けており、財政赤字

    改善に向けては厳しい基準を設けられています。

    今後はその進捗度と、欧州全体が緊縮財政へと舵をきった結果、景気にどの

    程度の影響が出てくるかが注目されます。

    当面は1.25から1.32までの取引きレンジを予想しています。



    ドル円は先週、一時86円32銭までドル安が進み、85円台が意識される場面が

    ありましたが、先週末の欧州金融機関のストレステストの結果と株高で、87円台

    半ばまで押し戻されての越週でした。

    今週も引き続きドルの下値を試す展開を予想します。

    理由は米国の経済指標に改善の兆しが引き続き見られないからです。



    下値のメドは先週同様86円30銭あたりと見られます。

    この水準は2度テストしてはね返されていることから、やや「壁」になりつつ

    あります。このレベルが破られない限りドルが反発する可能性も残りますが、

    米経済指標の内容が明らかにされるたびに失望させられていることを考えると、

    その可能性は低そうです。

    バーナンキ議長も議会で証言していたように、インフレ懸念はなく今後新たな

    景気対策がどのような形で行われるのかに焦点が絞られてきそうです。

    上値のメドは4時間足の100日移動平均線と雲が位置する87円70銭。

    さらに上値では8時間足での雲のある88円30銭前後になりそうです。

    サプライズがあるとすれば、米韓合同演習で緊張が高まってきている朝鮮半島

    です。

    北朝鮮が何らかの行動をとるよなことがあれば、円が大幅に下落することも考

    えられます。



    豪ドルが対ドル、対円でも強含んでいます。

    特に対ドルでは5月初旬の水準まで買われており、0.90台に乗せるかどうか

    が注目されます。同時に対円でも80円台の大台に乗せに成功するかどうか、重要

    な値位置に来ています。

    オーストラリアは2ヵ月連続で利上げを見送ってきました。

    早ければ9月にも再利上げに踏む切る可能性もあります。

    先に発表された雇用統計でも引き続き労働市場は堅調に推移していることから、利

    上げも十分視野に入ってきます。

    焦点は鉄鉱石などの商品市況とユーロドルの行方でしょう。

    大きな値崩れが無い限り堅調に推移するのではないでしょうか。

リスク選考戻りユーロ高、株高に 

本日は外為オンラインシニアアナリストの佐藤がお休みのため

外為オンラインの高谷が書かせていただきますので

宜しくお願い致します。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • NYダウは大幅反発。ユーロ圏の株高の流れを汲んだことやキャタピラー、スリーエムやUPSなどの

    好決算が市場予想を大きく上回り、経済回復に対する不信感が一部後退したことから買い優勢に。

  • 中古住宅販売件数が予想を上回り、住宅市場低迷の懸念がやや後退したことや

    ユーロ圏の経済指標の好結果を背景に株高が加速。

  • ユーロは対ドルで3日ぶりに大幅反発。ユーロ圏経済指標、米企業決算が好調だったことから

    一時1.2933ドルまで上昇したがストレステストを控えていることから1.29台は維持できず。

  • ドルは対円で上昇。東京市場で86円30銭台まで下落したが株高などから、

    リスク回避が後退し87円20銭台まで値を戻す場面も見られた。

  • 債券は株高などから下落。長期金利は小幅に反発。

  • 金は小幅ながら続伸。原油は大幅反発。

  • 週間失業保険申請件数 → 46.4万件(市場予想は44.5万件)

  • 6月中古住宅販売件数 → 537万件(市場予想は510万件)

  • 6月景気先行指数 → -0.2%(市場予想は-0.3%)




    本日の注目点





    • 独   7月IFO景況指数

    • 英   第2四半期GDP

    • 米   バーナンキFRB議長下院で議会証言

    • 米   第四半期決算発表 → マイクロソフト、アメックス

    • 欧   欧州金融機関ストレステスト




    米中古住宅販売件数から住宅市場に対する懸念がやや後退したようです。

    しかし、低水準は変わりなく、昨日のバーナンキ議長の発言でもあったように

    先行き不透明感は払拭されていません。

    大手企業決算の好結果が続いていますが

    雇用と住宅市場は改善の見通しがたっていません。

    本日もバーナンキ議長の議会証言がありますが具体的な景気対策など

    ポジティブな発言があればいいのですが難しいところです。



    本日は何よりも欧州ストレステストの発表が1番の注目点です。

    日本時間では明日の午前1時頃に発表予定となっています。

    欧州側の要人はストレステストの結果から

    欧州経済の底堅さに対する自信や期待が発せられています。

    その反面、予想外の不良債権が出てくる可能性もあるとの声も上がっていま

    す。楽観論が先行している中で、リスク選考が覆された時の

    ユーロ安、株安も残されているので油断はできません。

    さらに、材料出尽くし感からユーロ売りが再燃するという警戒感もあります。



    重要イベントが控えているので

    東京市場では様子見ムードが広がり、小動きといった展開が予想されます。

    ドル円では今朝からややドル買い円売りの動きとなっています。

    本日は実質的にゴトー日になりますので仲値不足からの実需の動きが

    ある程度、相場を動かすと思われますが限定的でしょう。

    テクニカル面ではダブルボトムが形成されたとの

    市場関係者の発言もありますが

    まだまだ判断するには時期早々と思われます。

    87円台をキープできるか、そして直近の上値の87円台半ばを越えられるか

    本日の焦点になりそうです。



    豪ドルが底堅い値動きを見せています。

    資源国通貨という点で商品相場、中国経済の影響を受けていることから

    ドル、ユーロの対円の下落に引っ張れるのも限定的な反応しか見せず

    戻りが早い点も堅調に値を上げている要因のようです。

    上値は78円半ばで推移しており、それを抜けることができれば

    80円台も視野に入ってきそうです。

    それでは良い週末を…

ユーロ下落で、クロス円総じて安く。 

「超法規的措置」で、韓国から金賢姫元工作員が

来日し、横田夫妻と会談しました。

横田夫妻としては、どんな小さなことでもいいから

娘めぐみさんの情報があれば、と祈る気持ちで会った

ことでしょう。

横田滋氏は健康的にもすぐれず、もし、めぐみさんが

生きているのであれば、元気なうちに会わせてあげたいものです。

滋氏は77歳と高齢で、奥様も74歳です。

残された時間はそう多くありません。

事件は昭和52年(1977年)に起き、

すでに33年の長い年月が経っています。

せめて、ご両親の元気なうちに、と思わざるを得ません。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • バーナンキFRB議長は上院の議会証言で「米経済は

    異例なほど不透明」との認識を示す。

  • しかし、追加政策への言及がなかったことから

    NY株式市場は大幅安に。

  • 円は相変わらず小動きで、株価の下落を受け86円90まで

    円買いが進んだものの動意がみられず87円前半で引け。

  • 一方、ユーロドルは前日に続き下落。大台を1.28台から

    1.27台に切り下げ、ドル高ユーロ安が進む。

  • 主要通貨はドルに対して軟調だったことから、ユーロ円など

    のクロス円は総じて円高に。

  • 債券相場大幅に上昇し、長期金利は2.88%台に急低下。

    バーナンキ議長の必要に応じて一段の政策対応を取る用意がある」

    との発言に反応したもの。

  • NYダウはほぼ全面安の展開で110ドル安。   

  • 金は前日とほぼ同水準。原油価格は在庫が積み上がっていた

    事を受け小幅下落。

  • 米金融規制改革法案はオバマ大統領の署名を終え

    成立。大統領は「金融機関の公的資金による救済は二度とない」

    とのスピーチを披露。



    本日の注目点



    • 欧   7月ユーロ圏消費者信頼感指数

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   6月中古住宅販売件数

    • 米   6月景気先行指数   





    注目されていた議会証言でバーナンキ議長は、[米景気は緩やかに回復し

    ている」、としながらも「異例なほど不透明」との認識を示しました。

    また、今後講じ得る対策についての詳細には言及がなく、政策金利を

    「長期にわたり」低水準に据え置くとの方針を改めて表明しました。

    市場は、このことろ続いている米経済指標の悪化を受け、何らかの景気対策

    を期待していた向きもあり、この部分での発言がなかったことから株式市場は

    全面安で引けています。



    円は引き続き株式市場の動向を見ながらの展開でしたが、NYダウが大幅に

    下落した割には円買いがそれ程進まなかったという印象です。

    ドル円が87円から大きく上昇する気配は見られませんが、一気に85円を目

    指す展開でもなさそうです。

    このまま、もみ合いが続くと、足元では「三角保ち合い」が形成されそうな状況

    ですが、現状では依然として下落リスクの方が高いと見ています。

    下値のメドとしては19日に記録した86円30辺りが重要で、この水準を

    完全に下抜けするとドル売りにやや勢いがでてくる可能性があります。

    また、そのような状況下で「日銀による追加金融緩和」などの話が出てくるかど

    うかにも注目したいところです。



    ユーロドルの値動きが軽やかです。

    二日前に1.30台前半まで上昇し、天井をつけたあとは連日大台替えを行い

    ながら下落しています。

    1.29台前半でもみ合い。その後一気に1.28台前半まで下げ、昨日のNY

    では1.27台前半までの下げを見せています。

    現在、日足では一目均衡の「雲」に入っており、やや抵抗を見せている状況

    ですがこの水準からもう一段下落するかどうかは不透明です。

    明日にはストレステストの結果発表が控えており、内容を見ずにここかショー

    トを振るにはリスクが高すぎます。

    ただ、欧州の財政問題解決への処方箋が見つかっていない以上、ストレス

    テストの結果「欧州金融機関への不安が払拭される」というだけでは、ユーロ

    の戻りは限定的だと考え得ざるを得ません。



    結局、ドルも買えないしユーロも依然として買えない状況の中、「仕方ないか

    ら円を買おう」ということの様です。

    その円にしても政府は月例経済報告で、欧州の景気の影響に加え、米国の

    影響もリスクとの判断を示しています。

    自動車、家電製品のエコポイント制度の期限が近いこともあり、本邦の景気も

    先行きは不透明です。

    このところの暑さが個人消費を押し上げるとの報道がありましたが、景気も

    「天候頼み」ではやや不安です。



    本日も昨日に引き続きバーナンキ議長の議会証言が下院で行われます。

    具体的な景気対策に触れるのかどうかが注目されますが、中古住宅販売件

    数の発表も気になるところです。

    既に成約件数が落ちていることが確認されていることから、ポジティブサプラ

    イズはなさそうです。

ユーロドル1.30台維持できず急落。 

今やわれわれの日常生活にネット銀行は

完全に根をおろしています。

自宅利用でき、待ち時間なし、振り込み手数料無料など

利用者にとってメリットは十分あります。

さらに、あまり知られてはいませんが、定期預金の

中途解約にもメリットがあります。

例えば、期間1年の50万円の定期預金をした場合で、

10ヵ月後に資金が必要となり解約すれば、あと2ヵ月で

定期預金の金利が適用になるものが、普通預金金利になります。

この場合に、もし必要資金が30万円なら、20万円を残して

一部解約ができます。

こんなことは普通の金融機関では全くできません。

かしこく銀行を利用するという意味では有効です。

「でも金利はほとんど変わらないよ」と言われれば

返す言葉もありませんが・・・。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 米経済指標の悪化が続き、企業の決算発表も

    まちまちの中、円は一旦86円台半ばを試す。しかし介入への

    警戒感もあり87円台前半に戻され引け。

  • NYダウの大幅な下げから、円買いドル売りが進んだ

    ものの、株価が持ち直すとドル買い戻しが優勢に。

  • ユーロが対ドルで大幅に下落。欧州市場朝方、ユーロドルは

    上値を試し、1.3029まで上昇。その後、上値が重いことと

    達成感から1.28台前半までユーロが急落。

  • ハンガリーが国債入札で目標額を達成できなかったことも

    ユーロ売りを加速。

  • NYダウは寄りつきから大幅に下落。住宅着工件数が悪化

    していたことや、ゴールドマンの決算が大幅な減益だった

    ことなどで、一時前日比140ドルのマイナスに。

  • 午後に入るとFRBが新たな景気対策を打ち出すとの噂に

    株価は急反発し、大引けは75ドルのプラスで取引を終える。 

  • 長期金利は小幅下落、金、原油ともに反発。     

  • 6月住宅着工件数 →  -5.0%(年換算54.9万件)

  • 6月建設許可件数 →  58.6万件

  • 第四半期決算発表 →  アップル78%の増益。ゴールドマン82%の減益。 

                       



    本日の注目点



    • 日   日銀金融政決定会合議事録(6/14,15日分)

    • 英   BOE議事録                            

    • 米   バーナンキFRB議長上院で議会証言  

    • 米   第四半期決算発表 → ウェルズ・ファーゴ   

                                



    相変わらず発表される経済指標は市場予想を下回る状況がつづいている米経済

    です。

    住宅着工件数は年率換算で54.9万件と、昨年10月以来の低水準でした。

    また、住宅着工の先行指標となる建設許可件数も58.6万件と、市場予想を

    下回り、4月で切れた住宅優遇策の反動が顕著になってきました。

    米国だけの話ではありませんが、住宅が伸びないと、それに関連する消費も低迷し、

    いずれ個人消費の数値にも影響を及ぼすことになります。



    そんな中。ユーロドルが乱高下しています。

    昨日の欧州市場では朝方、ユーロが急伸し1.3029まで上昇しました。

    1.30台は先週末にも記録しており、もう一段の上昇が予想されました。

    しかし、1.30台での滞空時間は短く、すぐに1.290台後半まで押し戻されると

    「達成感」も出て反落し1.28台前半まで急降下しました。

    1.1887の底値から昨日の水準まで1140ポイント、約10%の反発を見せた

    ことで、市場には「達成感」が出たようです。

    ユーロ下落に追い打ちをかけたのがハンガリーの国債入札の不調でしたが、この

    種の材料はこれまでも散見されており、昨日程の反応はみられませんでした。

    1.30台をキープできなかったという事実は予想以上に大きかったと言えます。

    また、ストレステストの発表を控えて、さらにユーロが上昇するには明確な材料も

    必要だったようにも思えます。

    ひとまず、戻り高値を確認した格好のユーロドルでしたが、下値は昨日の高値まで

    の上昇分の38.2%にあたる、1.2593、ざっくり言えば1.26辺りがサポートに

    なりそうです。



    ユーロが大幅な値動きを見せた割に円は値幅が出ません。

    86円半ばを試す場面もありましたが、「日銀による金融緩和観測」や「介入警戒感」

    などから85円台を目指す動きには至っていません。

    米経済指標の悪化傾向が止まらないとすれば、ドル円の上値が重いことは言うまで

    もありません。

    90円が徐々に遠くなる印象ですが、昨日のNYで噂があったように、新たな景気

    対策が待たれるところです。

    今年4月で優遇策が切れた米住宅市場の落ち込みは鮮明になってきました。

    今日、明日と、上下院で行われるバーナンキ議長の議会証言ではどのような景気認

    識が示されるか非常に興味深いところです。

    恐らくは「景気の下振れリスクが高まってきた」といったニュアンスの発言がなさ

    れると思われますが、同時に何らかの景気対策の可能性を示すコメントが出てこな

    いと市場はドル売りで反応する可能性があります。



    一方、86円台では日銀による金融緩和の噂がくすぶり続けています。

    企業の資金需要が一向に盛り上がらない中、市場への資金供給をさらに高めても

    その効果は限定的だとは思いますが、今年3月に実施した「新型オペ」では予想外

    の効果があったことも頭をよぎります。

    為替介入については、この水準での可能性は少ないと見ています、

    あるとすれば、昨年11月の円の高値84円82銭を窺う(うかがう)展開になって

    時ではないかと思います。

NYダウ反発でもドル上値は重く。 

今週の「日経ヴェリタス」は、著名投資家ウォーレン・バフェット氏

が「サッカーWカップでも勝利をおさめた」と報じています。

バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがWカップで、

もしフランスが優勝したら3000万ドル(約26億円)の

保険金を支払う保険契約を引き受けていたそうです。。

フランスが決勝トーナメントへ進めず敗退したことで

保険金を支払わなくてすんだということです。

それにしても3000万ドルとは結構な金額です。

もちろん、保険を購入していた相手側の名前は

明かされていませんが、フランスが勝利した場合に

多きなリスクを負う相手って誰でしょうか?



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 欧州市場の朝方、それまで86円台半ばで取引されて

    いた円は、米通信社の「円高が進めば日銀が金融緩和を検討する」

    との報道で87円台に下落。

  • NYでも87円台前半で推移していたが、米住宅市場の悪化を

    示す指標に再び86円台に。

  • NYダウが先週末の大幅下落から反発したため、ドルはやや

    持ち直したものの、米景気の先行き不安からドルの上値は重い。

  • アイルランドの格下げが発表されたものの、ユーロの下落は

    限定的。

  • 欧州銀行監督委員会はストレステストの結果を23日午後6時

    (日本時間24日午前1時)に発表することを明らかに。

  •  NYダウは55ドル高、金は続落し2ヵ月振りの安値に。

    原油価格は小反発。

  • 株価が反発したことで債券相場は下落し、長期金利は

    2.96%台に。 

  • 7月NAHB住宅市場指数 → 14       


    本日の注目点



    • 豪   RBA議事録  

    • 米   6月住宅着工件数

    • 米   6月建設許可件数 

    • 米   第四半期決算発表 → アップル、ゴールドマン・サックス、ヤフー   

                         



    懸念されたもう一段のドル安は、NY株式市場が反発したことで、ややドル高に

    推移する場面もありましたが、戻りは限定的でした。

    この日も米住宅指標の悪化が明らかになり、対ドルでは円もユーロも売られまし

    たが追随する動きもなく小幅な下落に留まっています。

    むしろ、今後発表される経済指標には回復期待が持てず、米国の悪い材料に

    は反応するパターンが定着しそうです。



    ドル円はアジア市場では東京が休場のこともあり、86円50-70の狭いレンジ

    での取引に終始しましたが、欧州市場の朝方、「日銀が金融緩和を検討する可

    能性がある」とのニュースに87円台前半までドルが買い戻されています。

    ニュースの配信元が米ダウジョーンズ社だったことで、やや不可解な部分もあり

    ました。

    この種のニュースを日本時間夕方に、米ダウジョーンズが流すケースはほとんど

    ないからです。個人的には、これも「口先介入」の一種かと、いぶかりました。



    欧州金融機関91行のストレステストの結果は23日欧州中央夏時間夕方6時に

    発表されることになりました。その後7時には欧州銀行監督委員会の記者会見も

    予定されています。

    今回の資産査定では、ドイツの州立銀行の一部や、スペインの貯蓄銀行、あるい

    はギリシャの銀行などが資本不足になるのでは、との観測もあります。

    ギリシャ国債の割引率の問題もあり、査定が甘いとの批判もありますが、

    事前のコメントでは、ギリシャもスペインも「ストレステストの結果には自信がある」

    との認識を示しています。

    ただ、両国の銀行はソブリン債の価格下落と不動産価格の下落から、資産内容

    の悪化は避けられないと見られます。



    本日も引き続き株式市場の動向が気になりますが、日経平均株価は200円から

    300円程度の下げを見込みます。

    ドル円の87円台がやや重いように見られますが、下値も86円半ばと、先週末の

    NYでの円の高値86円27が抜けるかどうかに注目します。

    前回11月の円高時に比べ、円高へのスピードは明らかに緩やかですが、逆に

    過熱感がないだけに厄介です。

    米経済指標の改善が期待できない以上、ドルが徐々に売られる展開は避けら

    れないように思います。

    今夜も米住宅関連指標が発表されます。

    昨日の住宅市場指数が昨年4月以来最低水準にまで落ち込んだことを考えると、

    悪化している可能性が高く、ドルの上値を押さえそうです。

    ドルの反発があるとすれば、アップルなど米企業決算の内容が良く、株式市場が

    大幅な反発を見せた時です。

    企業収益の改善期待から株高、ドル高に繋がることも、可能性としては低いです

    が考えられなくはありません。

米経済指標の悪化で、円86円台前半に。 

米ゴールドマンがSEC(米証券取引委員会)と和解しました。

和解金額の5億5千万ドル(約480億円)は、和解額としては過去最高額

だそうです。

驚くのは、この金額は同社の直近の決算数字(2010年1-3月期)を

基にはじくと、何と、たった14日分の利益にすぎないことです。。

高収益を誇る同社では2週間で取り返せることになります。

同社は4月に訴追された際、徹底的に闘うとのコメントを出し、

その後25億ページもの資料をSECに提出しています。

「お金でケリをつけた方が得」との判断がはたらいたのでしょう。

司法も感が物を言う世界です。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 米経済指標の悪化をきかけにドルが一段安の展開に。

  • ドル円は87円を割り込むと、下落のスピードを速め、年初来安値となる86円27銭までドル安が進む。

  • ユーロもドルに対して一時、1.30台を回復。約2ヵ月ぶりの大台乗せを見たものの、来週にストレステストの発表を控えていることもあり、その後はやや軟調に。

  • 米長期金利も大幅に低下し、株式市場も261ドル安と下落したことでドル売りを誘った。長期金利の引けは2.92%に。

  • この日発表されたBOAとシティーの決算はともに減益で株式市場の下落に拍車を。

  • 6月消費者物価指数 → -0.1%

  • 7月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 66.5(市場予想を大きく下回る)  

本日の注目点

  • 日   祝日(海の日)
  • 米   7月NAHB住宅市場指数   
  • 米  第四半期決算発表 → IBM


ドル円は86円台前半と、昨年12月1日以来の水準。

ユーロドルも一時1.3008までユーロ高が進み、約2ヵ月ぶりの大台回復

をしています。

再び、ドル安の勢いが増してきたと見られます。

引き続き米景気先行き見通しに、暗雲が立ち込めていることが最大の理由です。



ミシガン大学の消費者信頼感指数は市場予想を8ポイント程下回っていました。

これで、ここ2週間以内に発表された米経済指標はほぼ壊滅状態です。

これではドルが下落するのもやむえません。

市場は見事に「株安、ドル安、金利安」で反応しています。

そして、ドル円がこれまで幾度となく反発し、底堅いと見られていた87円を

一気に割り込んできました。

NY市場で86円27銭まで円高が進んだことで、昨年11月27日に記録した

84円82銭が意識されるような状況になってきました。



振り返れば、この時の円急騰のきっかけは「ドバイショック」でした。

ドバイワールドを運営する不動産投資会社「ナキール」の資金繰りの悪化が引き金で

金融不安が起き、「安全資産」である円に買いが殺到しました。

言い代えれば、この時の円買いドル売りの原因は米国ではなかったわけです。

事実、前日のNYダウは1万464ドルで、長期金利は3.26%でした。

米景気は回復過程にあり、ほぼすべての経済指標は改善傾向を示していました。



「86円台」に突入したことで、市場関係者の間からは「円は今後80円を目指す」

などという声も高まってきそうです。

実際にその水準まで円高が進むかどうかは難しい判断ですが、今回の円高は上述のように

米景気の悪化が原因で、ドルが主要通貨に対して全面安の展開であることから、「米景気の

悪化傾向がどこまで続き、どこで止まるか」という点が重要かと思います。

米景気がこのままずるずる後退するのであれば、「85円割れは時間の問題」でしょうし、

オバマ政権が雇用対策を中心とした、新たな景気対策を早急に講じるのであればドルが下げ止まる

ことも考えられます。

そもそも今回の円高は、円に材料があって円が買われているわけではありません。

「ドルを売らない材料」がでてくればドル安にブレイキがかることもあるということです。



今週は米経済指標に重要指標の発表はありません。

従って、この部分からドル売りに繋がる可能性は低いと見られます。

一方、23日には欧州では欧州金融機関91行のストレステストの結果が発表されます。

既に欧州全体で9600億ユーロ(約9兆9千億円)の資本不足が発生する、との見方も

でています。

ユーロに思わぬネガティブサプライズが出てくると、ユーロ円の売りを誘い、円独歩高の

展開も予想されます。

また、今夜のNYダウがさらに下落するのかどうかも重要になります。

株安は、現状ではドル安に繋がるからです。

いずれにしても円の水準が水準だけに、暑い夏の始まりになりそうです。

ドル全面安で、ユーロ1.29台を回復。 

振興銀行元会長の木村氏の逮捕は驚きでした。

以前に一度だけ個人的に会ったことがあり、

非常に聡明な方だという印象があります。

中小企業のための銀行をつくるということで、日銀出の

エリートは自論を述べていました。

金融のプロだけに期待はしていましたが、自らが法律を

犯してしまいました。

当時マスコミは時代の寵児と持ち上げ、中小企業の救世主と

いった扱い方でした。

ここまで来ると、どうも「村上ファンド」とダブッテ仕方ありません。

当時も、「株主の味方」「古い株式制度の改革者」・・・などの

言葉が飛び交っていました。

奢れるものは久しからずや・・・。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 多くの米経済指標が発表されたが、結果は概ね悪化。

    その中でも製造業景況指数の悪化が顕著となり、米景気の

    先行きの不安からドル全面安の展開に。

  • ドル円はアジアでは88円前半での動きだったが、欧州市場に

    入ると87円台に突入。NYではさらに経済指標と長期金利下落

    を材料に円買いが進み、87円台前半まで円が続伸。

  • 市場全体がドル売りに傾く中、ユーロが大幅に値を上げ、

    一日で約200ポイント以上のユーロ高ドル安となり1.29台

    半ばまで一本調子の上昇。

  • NYダウは経済指標の悪化を受け、朝方から100ドルを超す

    下落で始まったが、午後にSECとゴールドマンが和解するとの

    ニュースで急速に値を戻し、大引けは7ドル安と前日と同水準。

  • 株が売られたことから債券は大幅に上昇。長期金利は8日

    振りに3%を割り込みドル売りを加速。

  • 金は反発、原油価格は続落。

  • 6月生産者物価指数 → -0.5%

  • 週間失業保険申請件数 → 42.9万件

  • NY連銀製造業景気指数 → 5.08(市場予想は18)

  • 6月鉱工業生産 → +0.1%

  • 6月設備稼働率 →  74.1

  • 7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 → 5.1(市場予想は10)

  • 第2四半期決算 → グーグルは市場予想下回る利益。JPモルガン・チェースは大幅な増収増益。



    本日の注目点



    • 欧   5月ユーロ圏貿易収支

    • 米   6月消費者物価指数

    • 米   7月ミシガン大学消費者信頼感指数    

    • 米   第2四半期決算 → バンクオブ・アメリカ、シティーグループ、GE

           



    ユーロがドルに対して2ヵ月振りの高値まで上昇しました。

    米経済指標が多く発表された中、NY,フィラデルフィア両地区の製造業の

    拡大ペースが今年最低水準になったことでドルが大幅に値を下げました。

    両指数は製造業の先行きを示すもので、市場予想を大きく下回り、順調に

    回復基調をたどってきた製造業にも先行き厳しい見方が出てきました。

    特にNY連銀製造業景気指数は4月の31.86から急低下しており、

    順調に推移している米株式市場にも今後影響を与える可能性も出てきました。



    ユーロドルは昨日もこの欄で指摘しましたが、1.28台に乗せたことで

    目先の底値は1.18台で確認したと言えます。

    1.27台半ばが抜けきれずにややもみ合っていましたが、昨日の欧州市場で

    は1.28台に乗せるとストップロスも巻き込み一気に1.28台半ばまで上昇。

    NY市場でもこの動きが続き、ドル安材料をきっかけに1.29台半ばまで

    値を上げています。

    米経済指標の悪化と、昨日はスペインの国債入札が順調だったことから、

    欧州不安が後退し、ドル売りユーロ買いを加速させています。

    ユーロドルはこれで、6月7日の安値、1.1877から1000ポイント以上の

    急回復を遂げました。

    市場の極端な「ポジションの偏り」と、「ユーロは1.0を目指す」と言った相場

    観の偏りがもたらした「ドタバタ」だったとも言えます。

    今後は23日にストレステスの結果発表を控えていることから、このまま

    すんなり上昇を続けるかどうかは不透明です。

    短期的に上昇したことから、ストキャスティクスでは95を超え、やや買われ

    過ぎのシグナル(日足)が出ていることにも注意が必要です。



    ドル円も88-89円のレンジを下抜けし1週間ぶりに87円台前半まで円買い

    が進んでいます。

    前回は87円07銭で止められ、その後米株式市場の急反発と、本邦の参院

    選の結果を受け89円台まで反発しました。

    今回の下落も基本的には米経済の先行き懸念からドルが主要通貨に対して

    下落していることが背景です。

    ユーロも円もドルに対して同じペースで強含んでいるため、ユーロ円では極

    端な値動きになっていないません。このことから「ドルの全面安」であることが

    伺えます。

    現在のところ日米の株式市場が堅調なため一気に円高には振れていません

    が、株価が急落するようだと、「株安、ドル安、米金利安」となり、リスク回避の

    動きが高まり、円買いが殺到する可能性もあります。

    そうなると、円もサポートである87円をを割り込むことが考えられます。



    米景気に急ブレイキがかかったことで、FRBでは追加緩和策が議論され始

    めてきたようです。

    追加雇用対策も含め、このあたりで次の手を打って置かないと、米景気は「2

    番底」を探りにいくことが十分考えらます。

    円が年初来高値を更新するかどうかは、景気の先行き不安が米株式市場に

    どのような影響を与えるかにかかっていると言えます。



    良い週末を・・・・。

FOMC議事録内容から再びドル安に。 

NYダウの急騰をきっかけに、世界的に株価が反発

しています。

米ブルームバーグが発行する「Bloomberg Markets」

8月号では「ビル・グロスはなぜ株が好きか?」と題して

過去40年間にわたり、世界最大級の運用会社「ピムコ」

で債券運用の指揮を執ってきたビル・グロス氏の変化を

取り上げています。氏は「債券王」と称され、債券相場にも

影響力をもっています。その氏が「これからは株式だ」と

のコメントを寄せています。

「われわれは変化の真っ只中にいる」と、債券から株式への

シフトを勧めているようです。

だからというわけではないでしょうが、このところの株価の

上昇には驚きます。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • ドル円はアジア市場で89円台に載せたものの、前日同様

    さらに買い進まれる勢いもなく再び88円台に軟化。

  • NYでは経済指標とFOMC議事録の内容が景気後退を

    示すするものだったことから、ドル円は88円割れ目前まで下落。

  • ドル安材料が目立ったことでユーロドルは直近の

    戻り高値を更新し、1.2778までユーロ高が進む。

  • さすがのNYダウも悪材料を受け下落していたものの、

    引けはわずかながらプラスで終え、7日続伸。

  • 債券相場は景気悪化の見通しから買い物を集め反発、

    長期金利は下落したが3%台を維持。

  • 金、原油価格ともに反落。

  • 6月小売売上高 → -0.5%(市場予想より悪化)

  • FOMC議事録(6/22、23日分) →GDPと失業率の見通しを下方修正 




    本日の注目点



    • 中   第2四半期GDP

    • 中   6月消費者物価指数   

    • 欧   ECB議事録  

    • 米   6月生産者物価指数 

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   NY連銀製造業景気指数

    • 米   6月鉱工業生産

    • 米   6月設備稼働率

    • 米   7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

    • 米   第2四半期決算 → グーグル、JPモルガン・チェース           

            

      これまで発表された米経済指標の内容をみればある程度予見されたFO

      MCの議事録内容でしたが、市場は米景気後退を示すものだとして、ド

      ル売りで反応しました。円は2日連続で89円台定着に失敗しました。

      89円20辺りが抜けきれずにもみ合い、その後ずるずると下げる展開

      が続いています。



      昨日はまず、これまで発表された6月の経済指標がそうであったように、

      小売売上高が市場予想を上回るマイナス幅でした。特に、自動車・同部

      品と建設資材などの落ち込みが目立ったようです。

      さらに、その後公開されたFOMC議事録では、2010年第4四半期

      のGDP見通しを下方修正し、失業率の見通しについても悪化すると、

      9.2-9.5%に引き上げられていました。大半のメンバーは景気回

      復ペースが鈍化し、高水準の失業率は長期化するとの見方をしているこ

      とが明らかになりました。また議事録では、景気が悪化した場合には、

      追加の緩和策が適切かどうか検討する必要がある、とも指摘しています。



      このように米景気回復のペースが明らかに鈍化しており、市場は米金利

      の引き上げは「来年以降」との見方を強めています。

      このため昨日はドルが全面安の展開を見せました。

      ただ、米株式市場が大きな崩れを見せないことからドル売りの勢いも今

      のところ限定的です。

      円も88円前半までは買われますが、87円台に切り上げる勢いもなく、

      上値も下値も大きくぶれにくい状況です。

      米株式市場が大崩すれば、円も再び87円台を目指す展開になりそうで

      すが、このところの株価の安定がかろうじて円高への流れ関止めていま

      す。

      NYダウは7日連続で上昇していることから、その反動が気になるとこ

      ろです。



      ユーロドルの回復がゆっくりではありますが、しかし着実に上値を試し

      ています。昨日はNYで1.27台後半まで買われ、直近の戻り高値を

      切り上げています。

      日足では現在一目均衡の「雲」に突入しており、1.2792辺りに雲

      の上限があります。

      日足よりも短い足では、全て上昇傾向を示しておりこの「雲」を抜けきる

      と、ユーロの1.18台は「底値」だったことを認識するに十分だと思え

      ます。



      ストレステストで欧州金融機関に対する不安が払拭された以外、ユーロ圏

      を取り巻く環境は変わっていません。

      昨日のユーロ圏の鉱工業生産を見ても、輸出が好調なドイツなどが指標を

      押し上げ、スペイン、ポルトガルなどが全体の足を引っ張る構図は変わっ

      ていません。

      6月7日に記録した1.1876は一体何だったのでしょうか?

      結局、欧州財政危機を煽りたてた投機筋によるユーロの売りすぎだったのか

      もしれません。

      T&Cフィナンシャル・テクノロジーズの吉田氏の言葉を借りれば「スピー

      ド違反」だったと言えるかも知れません。



      さて、本日は上に書かれているように材料、指標が目白押しです。

      中国の経済指標もあり、米経済指標も多く発表されます。さらに、米大手

      金融機関の決算発表も控えています。

      特に中国第2四半期GDPには注目です。前四半期は11.9%という驚

      異的な成長を見せましたが、足元では自動車販売などにややブレイキがか

      かっています。

      市場の予想も10%から11%と多少見方が割れています。

ユーロドル2ヵ月ぶりに1.27台半ば。 

私の知人がこんな投資案件をもってきました。

一口30万円で配当は月1%(3千円)期間3年で

償還予定。

もちろん、リスクはあります。

投資元本を大幅に下回った場合には現金ではなく、

土地で帰ってきます。

その土地は一区画30万円の価値はありますが、

使用用途はお墓用の土地です。、

約100区画程の中の一区画で、隣には大きなお寺が

あり、必要ならばそこで法要も・・・・。

もちろん不要なら売却も可能です。

ある意味元本は保証されているわけですが

このような案件、皆さんは投資しますか?


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • NY市場では円が88円割れ目前まで買われたが、前日同様、株式市場が

    大幅に続伸したことからドルが買い戻され、88円65近辺で引け。

  • 欧州時間にムーディーズがポルトガル格付けの2段階引き下げを

    発表。ユーロドルは1.26台前半から急落し、1.25台前半まで下落。

    しかし、NYでは上記理由から急反発し、1.27台まで上昇する荒っぽい

    展開に。

  • 豪ドルも大きく上昇。ユーロが買われたことに加え、商品相場も反発した

    ことが背景。この結果、ユーロ円などのクロス円は大幅な円安に。

  • NYダウは大幅に上昇し、これで6日続伸。この間の上げ幅も

    676ドルと、それ以前の大幅下落を取り戻し1万500ドルに迫る水準まで

    引け値を伸ばす。

  • 株高から債券は続落し、長期金利は3.1%台乗せ。

  • 金、原油とも大幅反発し、2週間ぶりの高値水準に。

  • 市場引け後に発表されたインテルの決算は増収増益を確保。

  • 5月貿易収支 → 423億ドルの赤字(2ヵ月連続で赤字幅拡大)



                     
    本日の注目点



    • 日   日銀金融政策決定会合(7/15まで)         

    • 欧   5月ユーロ圏鉱工業生産                   

    • 米   6月小売売上高

    • 米   FOMC議事録(6/22、23日分)            

            



    円は狭いレンジの中、方向感が見えません。

    昨日の朝方はいつものように日経平均の上昇を好感し88円後半までのドル高が

    見られましたが、その後ドルはじり安に。

    88円40近辺に弱いサポートがあることから、一旦下げ止まりましたが、NY市場

    が開くと、さらにもう一段下げ88円03銭まで水準を切り下げました。

    しかし、NY株式市場が買い優勢の展開で始まると、一転してドル高に転換、ア

    ジア市場の水準まで押し戻されて引けています。

    株式市場の動向を睨みながらの展開ですが、87-89円台のレンジに収束しそ

    うな雰囲気も出てきています。



    一方ユーロは底堅い動きが続いています。

    1.25台を底固めしているようにも見え、昨日もポルトガルの格下げをきっかに、

    1.25台前半まで下げる場面がありましたが、そこから急反発し1.27台前半ま

    で上昇、約2ヵ月振りの水準までユーロが買い進まれました。

    材料は23日に発表される欧州金融機関のストレステストの結果について、仮

    に財務内容が悪化していたとしても、ユーロ加盟国でのセーフティーネットが整

    っているという安心感です。

    その場合、まず自力で資金調達を行い、それでも資本不足の場合には自国の

    中央銀行が援助し、さらに不足の場合にはEC加盟国の基金を例外的に活用

    するという内容です。これで、足元のユーロ不安が後退し、ユーロの買い戻しが

    進んだわけです。昨日行われたギリシャの国債入札が極めて好調だったことが、

    市場不安の後退を如実に現しています。

    ただ、テクニカルで見た日足の抵抗線は1.27台半ばにあり、目先この水準を明

    確に上抜けできるかどうかがポイントになりそうです。

    もし上抜けすれば、2ヵ月前の1.18台は「底値を確認」したと見ます。



    ユーロは対円でも反発を強めています。

    今朝は一時113円台に乗せる場面もあり、3週間ぶりのユーロ高水準です。

    これも107円台が「底値」になる可能性が強く、目先115円の壁が意識されます。

    市場は株高を背景にリスク資産へ資金を徐々に移行させているようにも見えます。

    そうなると低金利の円が売られるパターンが定着しますが、対ドルではそれほど円

    安が進みません。

    金利水準からみればドルも同じグループだと認識されていると、敢えて理由ずけ

    できなくもありませんが、ドル円に関しては依然先行き不透明です。


    今日も株式市場を意識しながらの展開になりそうです。

    日経平均は強含みで推移するでしょうが、さすがにNYダウは7日続騰するかどうか

    疑問です。

    NY株式終了後に発表されたインテルの決算内容はNYダウには反映されていま

    せん。この好決算を今夜のNY株式市場は好感する可能性もありますが、6日間で

    676ドルの上昇はオーバーシュートと思えてなりません。いかにもスピードが速く調

    整も必要です。下がり続ける相場はありませんが、上がり続ける相場もありません。

円、89円台乗せは短命。 

民主党の大敗は予想通りの結果と受け止めてられています。

昨年9月、国民は戦後長期にわたり政権の座にあぐらを

かいてきた自民党に、ノーを突きつけ政権交代を実現させました。

民主党政権に夢を託し、「変革」を期待しました。

しかし、鳩山政権は普天間問題や政治と金問題で失脚。

菅新総理のもとで「国民の判断」を仰いだ結果、現有議席を

大きく割り込む大敗となったわけです。

いわゆる「無党派層」の動向が政治の主導権を左右する時代に

なりました。

自民党ではだめだったが、民主党だって国民不在の政治をやったら

明日はないよ、ということです。

無党派層は、過去のしがらみや、古いしきたりなどには

縛られません。

これで日本の政治が少しでも良い方向へ進んで行けば、

たとえ芸能人でもスポーツ選手でもいいんです。

議員報酬に見合った活動をしてくれれば・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 参院選の結果を受け、円はアジア市場で2週間ぶりの

    89円台乗せを示現。しかしその後はじり高の展開が続き、

    NYでは88円39銭まで円が買い戻された。

  • S&Pが民主党のは敗北は日本の格付けにマイナス要因である

    と発表したことで円が大幅に下落したが、影響は限定的だった。

  • 重要な経済指標発表もないな中、ユーロドルは1.26台から

    1.25台半ばへ下落。これまでショート筋の買い戻しが主流

    でユーロが上昇したが、その動きもかなり消化されたとの見方も。

  • ポンドが3日続落。S&Pが英国の格付けを「AAA]から

    ネガティブに見直したことが背景。

  • NY株式市場は小幅高。ダウは18ドル高で5日続伸。

  • アルコアが四半期決算を発表。純利益は市場予想を上回った。

  • 債券はやや下落し、長期金利は前日比小幅上昇。

  • 金は反落し、再び1200ドル台割れ。原油価格も反落。




    本日の注目点



    • 独   7月ZEW景況感調査  

    • 欧   7月ユーロ圏ZEW景況感調査 

    • 欧   EU財務相理事会 

    • 米   5月貿易収支        

                       


    2週間ぶりに89円台に乗せた円でしたが、その水準を維持することはで

    きなかったようです。

    参院選でも民主党の敗北から円売りが優勢な状況で、格付け会社が、潜

    在的な格下げ要因になるとの見方を発表。

    これをきっかけに88円後半から89円15銭までドル買い円売りが進みました。

    円が89円台に乗せたことで、寄りつきからマイナスで推移していた日経平

    均もプラスに転じ、株価上昇。輸出関連株が上昇しました。

    しかし、この流れも長くは続きません。

    欧州市場にかけ円はジリ高となり、NY市場では先週末の水準よりやや円

    高のレベルまでドルが押し戻された格好でした。



    先週後半までに円の上値は87円近辺で抑えられ、今週は円の安値を探る

    動きが予想されていましたが、これも89円台乗せで一杯一杯。円の下値も

    限定的となり再び88円半ばを中心にした取引になりそうです。

    もともと為替市場は政治的要因を受けにくいと言われていますが、昨日の動

    きなどまさに、その通りだったと言えます。

    ただ、今後避けては通れない「消費税」問題や「歳出削減を含めた財政改革

    」問題はねじれ国会が実現してしまった以上混迷が予想され、その影響が為替

    に及ぶことは十分あり得ます。

    少なくとも長期金利への影響は大きく、金利のブレが為替に影響を与えるからで

    す。さて、87円ー89円の上下ともに大きく抜けきれない円は、しばらくもみ合いが

    続く可能性があります。

    今後の材料としては米国、欧州サイドの要因で動くと見られます。

    今週から来週に予定されている米企業の決算発表、さらにはFOMCが控えてい

    ます。

    昨日のウオール・ストリート・ジャーナルは、オバマ政権が新し雇用対策を計画して

    いる、と報じています。

    順調に拡大してきた米労働市場は、6月の雇用統計を見てもやや失速気味です。

    景気の「二番底」を避ける意味でも追加的対策が求められるところです。



    ユーロドルもこのところ1.25-1.26台で小康状態が続いています。

    シカゴ先物市場でのユーロ売り持ち額も、先週火曜日現在ではピーク時の3分の1

    程度に縮小され、この間にユーロドルを大きく買い戻したことが伺えます。

    来週23日には欧州金融機関のストレステストの結果も発表されることから、その前

    にポジションを閉じておこうという動きで、1.27台までユーロ高が進んだ主因と見ら

    れています。市場は依然としてユーロの動きに注目しています。

    投機筋のポジションも軽くなったことから、ストレステストの結果を睨みながら

    ユーロが再び値動きを速める可能性もあります。

    ユーロ円を介してドル円が影響を受けることから、結局、円以外の要因がドル円の

    方向性を決める流れは先週までと変わりません。

    もちろん、その中には株式市場の行方も含まれ、重要な要素である事は当然です。

円動かず、88円台半ばで推移。 

車好きの方ならご存知ですが、トヨタで最も高価な車は

「レクサスLFA]という車です。

世界で500台限定販売のラグジャリースポーツカーです。

値段は3750万円もします。

日本では165台販売しますが既に完売されていて、

生産開始が今年12月から2012年12月までですから

実際に受け取るのは2013年以降です。

V10エンジンで500馬力、最高速度320キロと、

世界最高水準の夢の車です。

それにしても、価格が3750万円ということは、

消費税分だけでも普通車1台が買えてしまいます。

どんな人達が乗るんでしょうか・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場






  • ドル円はアジア市場で堅調に推移。NY市場でもその流れを継続し

    88円68銭まで円安に。値幅はわずか30銭程と限定的。

  • 日曜日の参院選で民主党の過半数獲得が困難との予測に

    円がやや弱含む展開に。

  • ユーロなどの主要通貨は前日同様、ドルに対して上昇。

    株価高等を背景に引き続きリスク回避の流れが後退。

  • カナダドルが好調な雇用統計発表を受けて上昇。

  • NYダウは59ドル高と4日続伸。債券は小幅続落で

    長期金利は上昇。

  • このところ調整色を強めていた金は大幅反発。原油価格も

    3日続伸。


    本日の注目点



    • 欧   ユーロ圏財務相会合   

    • 米   第2四半期決算 →アルコア    






    先週一時87円を割り込む水準にまで続伸した円は、週末には88円半ば

    を超えるレベルまで弱含んでいます。

    NY株式市場の急反発をきっかけに日本を含む主要国で株高となり、これ

    までは株安から円が買われていたことから、株価が出直ったことで巻き戻し

    の動きが優勢となったことが主因です。

    さらに、昨日行われた参院選では、事前の報道で「政権与党の民主党が

    過半数に届かない」との予測もあり、円はじり安の展開となりました。



    参院選ではその予測通り民主党の敗北結果に終わりました。、

    菅総理は「消費税10%が唐突で、説明不足だった」と敗因を分析してい

    ました。

    今朝早く、88円83銭まで円は売られましたが、今のところ円への影響は限

    定的のようです。今回の民主党の敗北で、政権運営が難しくなるのは明らか

    です。

    円安要因ではありますが、株価への影響も考えると、今回の結果だけで円が

    大幅に下落する可能性は少ないと思われます。

    影響があるとすれば、今後連立の枠組みを模索するなかで、混乱するような

    ことがあると、その点を突かれることは考えられますが、「みんなの党」などの出

    方も含め注視しなければならないところです。



    今週は14日にFOMC議事録が発表になります。

    先週までの米経済指標はさんざんでした。

    その内容を踏まえ、FRBが現状の景気認識をどのように示すか注目されます。

    利上げ実施の時期は既に後退していいます。

    「二番底」への懸念を示すのか、あるいは景気回復への過程にぶれがないとの

    認識を示すのか市場の見方も分かれているようです。

    先週半ばまでは円のジリ高が続き、90円が徐々に遠くなる展開でした。

    仮に政局の混迷など円安材料がでたとしても、この理由だけで一気に90円を超

    える動きは考えにくいところです。

    そもそも円自体の材料には反応しにくいのと、これまで円は大幅に下落すると必

    ず反発していました。

    輸出など、実需の取り遅れや、今回の欧州危機のように、金融市場での混迷から

    円が買われるなど、円の一方的な下落はなかったと言えます。

    今回は株価が出直ったことからやや円売りが優勢とななっていますので、今週も

    米株式市場の動きからは目が離せません。

    もし円が大幅に安くなるとしたら、この部分が材料になると考えるからです。



    米企業の第2四半期決算の発表が今週から始まります。

    本日は、アルミ大手アルコアの決算発表があり、同社株は先週末、好決算見込

    みを材料に上昇しています。

    今週後半には米大手金融機関の発表も予定されています。

    株式市場へも大きく影響することから、米大手金融機関の決算内容がドル円の水

    準を決める、とも言えます。

    4-6月はギリシャの財政危機から金融市場が混乱した時期です。

    この混乱で米大手金融機関のトレーディング部門がどのような影響を受けたのか

    注目されるところです。

    日曜日の米ウォ-ルストリートジャーナル紙は、金融機関が人員を増やし始めたと

    の記事を載せていました。

    米金融機関の増員と、決算内容には因果関係があります。

    収益拡大から人手不足となり、人員を増やしたのであれば、今決算は好調?

    との見方もできます。

リスク選好から前全面安に転換? 

現在、日本の上場企業で公用語を英語に定めている会社は

3社あると思います。

私の記憶違いでなければ、それは、日産自動車、ユニクロ、

それに楽天です。

日産自動車はトップがフランス人ですから、ある意味当然ですが、

他の2社は日本人がトップです。

2社は2012年あたりから公用語を英語にするようですが

「TOEIC」で700点以上の取得を求めるそうです。

グローバルな経営展開を行う以上、最低限英語が必要なことは

理解できますが、大学を卒業して一体どれだけの人が英語で

意思疎通ができるのでしょう・・・。

中学校、あるいは小学校から現在行われている英語教育を

替えない限り、状況は変わりません。

「現在完了」や「仮定法」がどんなにできても

会話はできません。

「お金」は「マネー」ではなく「マニー」と

教えなくてはいけないと思います。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 円はアジア時間から全面安の展開に。日経平均の大幅高や

    豪州の雇用統計改善を受け、ドル円だけではなく、クロス円でも

    円売りが優勢。

  • NY市場では88円半ばまで円が売られ、リスク選好が台頭。

    ユーロ、豪ドルも対ドルで大幅に上昇。

  • ユーロはECBが政策金利据え置きを決めた後、同総裁の

    ユーロ経済に対する楽観的な見方にも反応し1.27台まで上昇。

  • NY株式市場が前日に引き続き大幅に続伸。この日発表の

    米既存店売上高が好調だったことと、経済指標の改善からダウは120ドル高

    と1万100ドル台を回復。

  • 連日の株高から債券相場は続落し、長期金利は約10日振りに3%台まで

    上昇し、ドル高円安に寄与。

  • 金は反落、原油価格は景気拡大期待から続伸。  

  • 米週間失業保険申請件数 → 45.4万件(予想より改善)

  • ECB理事会  →政策金利を1.0%に据え置き


    本日の注目点



    • 5月OECD景気先行指数    

          



    前日までの円独歩高から一転して円全面安の流れに変わっています。

    いつものことですが、市場は移り気で、変わり身が早いと感心させられます。

    きっかけはいくつかありました。

    前日のNダウの大幅高を受け、昨日の日経平均株価は250円を超す大幅高

    を演じました。

    このためドル円は、これまでの「壁」とみられた88円を一気に上抜け、88円30

    銭近辺まで上昇。88円超えのストップロスも巻き込んだ感がありましたが、この

    頃、豪州の雇用統計が発表され、事前予想を上回る数字に、豪ドルも急騰しま

    した。豪ドル円などのクロス円の買いも誘い、円は終日弱含む展開でした。



    また、IMFが世界のGDP見通しを上方修正したことも伝わり、市場では

    リスク回避の流れが急速に後退し、低金利の円が矢面に立った格好でした。

    NY市場に入ると、再び株高と経済指標の好転を材料に円売りが継続され、88円

    64銭まで売られ、今朝のNYからのコメントなどでは「円先安観」を伝える声も聞か

    れています。つい2日前まで米国景気の悪化を示す経済指標に「ドル安円高」「ド

    ル安ユーロ高」が主流(?)だったものが、この変わりようです。



    ユーロドルも昨日は1.27台まで買い戻され、1.2台割れが徐々に遠くなりつつあ

    ります。ユーロ自体に特別材料はなく、米経済指標の悪化を背景にユーロが買い

    戻されてきましたが、昨日は米経済指標がよかったにもかかわらず「ドル安ユーロ

    高」の展開となっており、昨年後半から続いてきたユーロ安の流れに変化がでてき

    ました。直近では4月の1.36台後半から始まったユーロ安の半値戻しの水準に近

    付きつつあります。

    1.2778が半値戻しに当たりますが、この水準の上抜けしたら1.18台は、目先の

    ユーロドル底値と判断できそうです。



    昨日発表された6月豪州の雇用統計はポジティブサプライズでした。

    特に、雇用者数は市場予想の1万5千人増加に対して、4万6千人の増加と、

    3倍もの増加でした。

    5月に政策金利を引き上げて以来2ヵ月連続で利上げを見送ったRBAですが、

    スティーブンス同総裁は、経済指標などの追加情報を見たい、と発言していたこ

    とから追加利上げの可能性がやや高まったと見られます。(参照:下記WHAT'S G
    OING ON)




    来週から米企業の第2四半期決算が発表されます。

    既に第1四半期に比べ増益率は27%の減少(トムソンローター調べ)するとの

    調査もでています。

    減収が発表されれば、NY株式市場への売り材料と目され、再びリスク回避から

    ドル安円高の展開も予想されます。

    ここ一両日で急速の円売りが強まってきましたが、ここはしっかりと状況を見極め

    現状が、円高の流れが変わったのか、あるいは単に円を買い進めていた筋の売り

    戻しなのか、を判断する必要があろうと思います。

    個人的には円はまだ90円を超える状況ではないと考えています。





    よい週末を・・・。

NY株大幅反発で、ドル安円安に。 

財政赤字で苦しんでいるのはギリシャだけではありません。

英国も財政赤字削減のため、消費税やたばこ税などの増税を

行い、歳出削減を余儀なくされています。

その影響を受け、英国エリザベス女王の皇室関連費も

削減されています。

英バッキンガム宮殿が公開した資料によると

王室維持費は38百万ポンド(約50億円)で、2008年度

に比べ3百万ポンド(約4億円)も減額されているそうです。

女王は7.9百万ポンド(約10億円)を公費として受け取り、

その中から宮殿職員の給与や他の費用を賄っているそうです。

しかも、この受取額は過去20年間変わっていないことから

赤字となり、これまで女王が積み立ててきた資金から

6.5百万ポンド(約8,6億円)も毎年赤字補てんのため引き出して

いるとのこと。

問題はこのままだと2012年には、その資金も底をつき無くなって

しまうそうです。2012年は女王即位60周年の式典が行われれます。

「To be or not to be」・・・シャイクスピアならそう言うでしょうか。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • NY株式市場の大幅高と米長期金利の上昇を受け

    円を除く主要通貨ではドル安に。

  • 円は欧州時間に一時87円2銭まで上昇し、87円割れも

    視野に入ったものの、欧州各国の株が堅調だったことから

    87円前半に押し戻された。

  • NYでは高金利通貨が上昇したことからやや円安が進み

    87円台半ばから後半での値動き。

  • ユーロドルが再び1.26台半ばまで上昇。

  • 欧州銀行監督者委員会がストレステストでの対象行は91行

    になるとの発表も好材料に。

  • NY株式市場が急反発。銀行株、小売株などが急伸し、全面高の

    展開に。これまで下落を見込み売り込んでいたファンド等の買い戻し

    も入り、ダウは274ドル高で1万ドルの大台を回復。

  • 株高から債券相場は下落し、長期金利は上昇。

  • ドルが主要通貨に対して下落したことから金は反発、原油価格も

    大幅に反発。

  • 独5月製造業受注 → -0.5%       



    本日の注目点



    • 豪   6月雇用統計     

    • 日   6月景気ウオッチャー調査

    • 独   5月貿易収支

    • 独   5月鉱工業生産

    • 英   BOE政策金利発表

    • 欧   ECB理事会 

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   IMF世界経済見通し

    • 米   6月小売各社の既存店売上高   






    NY市場での株高からリスク回避の流れが一変しました。

    欧州金融機関のストレステスト結果はそれほど悪くはないとの見通しや、

    米ステイトストリート銀行の四半期決算が好調だったことを受け、銀行株

    や小売株などが軒並み上昇。

    これまで大きく売り込まれていたことから株価の「割安感」なども台頭し、ナ

    スダックも大幅高となり、ほぼ全面高の展開になりました。

    やはり、現在の為替は株の影響を大きく受けるという象徴的な動きでした。

    円はロンドン市場で87円2銭まで買われ、7月1日に記録した86円96銭を

    再び試しに行く流れでしたが、株高が円を押し戻した格好になりました。



    株高は円だけではなく、ユーロ、豪ドルなどリスク敏感通貨を大幅に上昇さ

    せドル安へと影響を与えています。

    ユーロドルは再び1.26台半ばまで買われ、豪ドル、NZドルなども大幅に上

    昇した結果、クロス円は概ね円安方向へと上昇しています。

    また、商品相場も反発し、米長期金利も上昇したことで金利の低い円が売ら

    れ結果にもなりました。

    これまで続いた流れが逆流したという、そんなイメージでしょうか。



    昨日この欄でドル円の上値は88円で「壁」になりつつある、と書きましたが、

    下値も87円が底堅くなっています。

    昨日の欧州時間での動きをみても、ドル売り出攻めてはいるものの、一気に

    下抜けする勢いもなく、売るが止むと押し戻される展開でした。

    ドル円については依然として下落リスクの方が高いと見ていますが、87円を

    突破できない状況が続くと、88円台から90円に戻す可能性があることも頭の

    片隅に入れておきたいところです。



    欧州銀行監督者委員会は、ストレステストの対象にはスペインの27行、ドイツ

    の14行、ギリシャの6行が含まれていると発表しました。

    また、ギリシャ国債に約17%、スペイン国債には3%の割引率を適用する可能

    性があることも欧州各行に通知した模様です。(ブルームバーグ)

    欧州大手行は大量のギリシャ、スペイン国債を保有しており、含み損を抱えて

    いることに一定の配慮を行ったということですが、健全性という意味では不安を残

    すことになりそうです。



    市場はこの発表をひとまず好感したようで、ユーロドルは再び1.2665まで上昇し

    ています。

    これまでの下落幅の半値戻しが1.27台後半であることは昨日も書きましたが、現

    在の1.26台が「売り場」なのか「買い場」なのか徐々に判断が難しくなってきました。

    ユーロドルのショート筋が買い戻しを進めていることがユーロを底堅くしているものと

    思われますが、

    背景にはドル安材料が続出していることが挙げられます。

    今しばらく米経済指標の悪化が続くと見れば、ユーロドルの1.27台乗せは十分考

    えられます。米経済指標の「改善」がいつ見られるのかがポイントになります。



    本日の日経平均は300円程度の反発が予想されます。

    株高はドル高円安に繋がることから、ドル円がどこまで上昇するのか、「壁」になりつ

    つある88円を上抜けできるのかどうかが注目されます。

NYダウ8日振りに反発。 

LED電球が売れているそうです。

寿命が白熱電球の約40倍で電気代が約7分の1。

当然売れるはずですが、問題は価格でした。

2年ほど前までは5千以上していましたが、最近は

安いところで1個1700円台にまで下がっています。

ところが問題もあって、使用できる期間が長いため

口金など、装着される方の部品が持たないそうです。

もし白熱電球を毎年交換するとしたら、LED電球は

40年に1回交換・・・?

と言うことは、長い人生で2回交換すればいいということに。

何やらぞっとします・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • アジア、欧州市場の株高を受けリスク回避の動きが後退。

    ドル円ではドル高円安、その他主要通貨は対ドルで軒並み上昇。

  • 日経平均、ロンドンFTなどが反発したことで円は88円目前まで

    売られたが、NY市場では経済指標の悪化からドル全面安となり、

    円も87円前半まで上昇。

  • ドル安が進んだことから、ユーロは5月21日以来となる

    1.26台半ばまで反発。1.20の大台割れ後の高値を記録。

  • 政策金利据え置きを決めた豪ドルも急反発。アジア市場での

    0.83台から0.85台を回復。

  • NYダウは急反発し、一時前日比170ドルを超す上昇。

    その後経済指標が市場予想を大幅に下回ったことから、マイナスに転じたが

    引けは57ドル高。

  • 米債券相場は上昇。10年債利回りは年初来の最低水準に

    近付く。

  • 金は大幅続落し、1200ドルの大台割れ。原油は軟調で小幅ながら7日続落。

  • ISM非製造業景況指数 → 53.8(4ヵ月振りの低水準)



    本日の注目点



    • 欧   ユーロ圏第1四半期GDP(確報値)                

    • 独   5月製造業受注       




    NYダウが8日振りに反発しました。

    上海総合指数や日経平均の上昇を受けて、欧州市場の株価も急反発。

    為替市場ではこの流れを好感し、これまでのリスク回避の動きの巻き戻し

    からドル全面安の展開になり、ユーロドルは1.2663まで買い戻されまし

    た。市場ではユーロ先安観が強く、ユーロの戻りは売りたいとの姿勢が優

    勢ですが、さすがに1.26台の半ばを超えてくると「1.18台は底値?」と

    の観測も出てきたようです。

    5月の安値から約800ポイントの戻しは、「ユーロは小康状態で、再び下落

    する」との見方に説得力を失いつつあるようです。

    今回のユーロの下落は1.3679から始まっています。

    1.26台半ばまで戻したことで、その下落幅の44%を回復したことになりま

    す。いわゆる「半値戻し」の水準は1.2778と計算されますが、この水準を

    上回れば目先の「ユーロの底値を確認」したと判断できそうです。

    その意味でも現在の1.26台からの動きは、今後のユーロの方向性を占う

    意味でも重要だと言えます。



    一方、ドル円は88円が「壁」になりつつあります。

    今週に入り、ドルが反発するものの、88円手前で押し戻される展開が続いて

    います。先週、7月に入ったとたんに87円割り込み、86円96銭まで円高が進

    みましたが、その後は87円台でのもみ合いが続いています。

    ドル全面安の流れが継続されていることから、円の大幅な下落は期待しにくい

    状況です。

    今後、ユーロ円あるいは、豪ドル円が大幅に買われる流れになれば、ドル円で

    の円売りに繋がりますが、可能性としてそれほど高くはないと見ています。

    むしろ、再び株価の下落傾向が強まれば円が買われる可能性の方が高いと思

    われます。


    引き続き米経済指標の悪化が懸念されます。

    製造業に加え、非製造業でも景気減速の可能性が出てきました。

    昨日発表された6月ISM非製造業景況指数は、前月比約6ポイントも下落しまし

    た。

    景気判断の分かれ目となる「50」は超えたものの、市場の予想を大きく下回ったこ

    とで雇用、住宅、などとともに景気拡大にブレイキがかかってきました。

    特に項目別では雇用指数が49.7と「50」を割り込んできたことで、サービス業な

    どにも再び雇用調整の動きが出てきたとの見方もできます。

    先週末の雇用統計でもこの傾向は示されており、オバマ大統領は雇用を増やす

    ための新たな政策に着手する必要に迫られることにもなりそうです。



    本日は米経済指標の発表がないことから大きな値動きは期待できませんが、やは

    り株価を睨んだ動きになると思われます。

    ドル全面安の展開になれば、円を含む主要通貨はドルに対してパラレルに動きそ

    うですが、ユーロ円などのクロス円の動きにも注意したいと思います。

NY休場で目立った動きなし。 

7月に入り上場企業各社は株主総会も終え「ほっ」と

一息ついたところです。

7月に入り第2四半期入りしたことで、年金基金の第1四半期の

運用成績が発表されました。

それによると、4-6月期の利回りは急低下しマイナス6.8%。

散々な成績でした。

もちろん主因は株式市場の下落です。

日経平均が3月末と比べ約15%下落したことで、

年金資金は約2兆円減ったそうです。

国民年金の不払いは一向に減らない中、預かっている

資金が減っていく・・・・。厳しい状況です。



いっそのこと、世界の第一線で活躍しているファンドマネージャー

を高給でヘッドハントして、運用を競ったらどうでしょう。

もちろん、報酬は運用成績にリンクさせて・・・。




ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場







  • NY市場が休場のため主要通貨の値動きは小幅にとどまった。

  • ドル円はアジア市場出88円近辺まで上昇する場面が

    あったものの、勢いはなく87円台後半での動きに。

  • 日経平均が小幅反発したことでやや円安に。

  • ユーロドルも1.25台前半で小動き。

  • 5月ユーロ圏小売売上高 → 0.2%




    本日の注目点



    • 豪   5月貿易収支  

    • 豪   RBAキャッシュターゲット 

    • 日   5月景気動向指数     

    • 米   ISM非製造業景況指数      





    NY市場が休場のため動きがありません。

    欧州時間ではドル円が87円97銭まで上昇しましたが、ポジション調整の域

    を出ず、88円台乗せに至っていません。

    ドル円では円の先高観が優勢で、ドルの戻りを売りたいと考えている市場参加

    者が多いように思えます。

    米国の利上げ期待はかなり後退し、ドルを買い上げる材料がないことがその理

    由のようですが、3連休明けの今日のNY株式市場の動きが注目されます。

    仮に大幅反発を見せれば上値の重いドル円も88円台に乗せることになろうか

    と思いますが、今朝の報道にもありましたが、米主要企業の4-6月期決算は

    前期比マイナスになりそうです。

    収益面からの株価の反発は期待できそうもありません。

    それでも株式を空売りしている向きの買い戻しを誘い出せれば株価が上昇する

    ことも考えられます。そろそろ自律反発してもよいころだとは見ますが、どう

    でしょうか・・。



    豪ドルが対米ドルで強含む場面がありましたが、欧州市場に入ると下落、0.

    83台後半での取引になりました。

    ロンドンFTが下落し、豪州資源株の代表であるBHPビリトン株が下落した

    ことが背景のようです。

    豪ドルについては豪州の「資源税問題」の行方が上昇を抑えているものと思わ

    れます。

    今朝の10時半には豪州の貿易収支、そして午後1時半には政策金利の発表が

    あります。



    ユーロドルは先週末のNY市場午後から1.35台半ば中心の取引が続いてい

    ます。

    そのため1時間足のボリンジャーバンドではバンドが急速に「収縮」していま

    す。

    短期的には明確な方向感が見えないことから、NY時間で「拡大」が始まった

    らひとまず同じ方向について行くのもおもしろいかもしれません。



    今日の東京時間も静かな1日となりそうです。

米雇用統計、反応はまちまち。 

ユーロがようやく戻り基調を見せ始めました。

ギリシャの財政赤字から端を発した欧州危機は

やや小康状態といったところです。

そのギリシャが財政赤字削減のために不動産を売却する

ことを決めました。

不動産とといってもケタが違います。

「島」そのものを売却するというものです。

ギリシャには大小6000もの島があるそうです。

そのうちの一部を売るというこのですが、例えば、

イオニア海のナフシカ島(約4.9万平方キロ)の値段は

1500万ユーロ(約16億51千万円)だそうです。

既にロシアと中国の個人投資家が関心を示しています。

下衆(げす)なことをすぐ考える小生は、

「じゃ、パルテノン神殿はいくらだろう・・・?」

と、思いを巡らしてしまいます。




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 6月雇用統計では、非農業部門雇用者数はー125千人、失業率は9.5%

    と発表。

  • 直後にドル高に振れたものの、雇用者数が市場予想より減少していたことから

    ドル売りが優勢に。

    円は87円33銭まで上昇。ユーロドルも1.26台を回復。

  • その後、失業率が予想より低下していことが注目され、徐々にドルが

    買い戻される展開に。

  • ダウは100ドルを超える反発を見せたものの、景気の不透明感から

    消費費関連株等が売られ、引けは46ドル安で7日連続の下げ。

  • 債券相場は株安にもかかわらず続落し、長期金利はやや上昇。

  • 金は小幅高、原油は米景気後退に伴う需要減少との思惑から6日続落。

  • 5月ユーロ圏生産者物価指数 → 3.1%   

  • 5月ユーロ圏失業率 → 10.0%

  • 6月非農業部門雇用雇用者数 →  ー125千人

  • 6月失業率 → 9.5%




    本日の注目点



    • 欧   5月ユーロ圏小売売上高    

    • 米   独立記念日の振り替え休日のため休場





    米雇用統計は強弱の数字だったことで、市場の反応は交錯。

    NY市場ではドル円が直後に87円後半まで買われたものの、すぐに反落し、

    87円前半まで下落、その後はやや買い戻されて引けています。

    ここ数ヵ月の雇用統計発表後の値動きとしては「静か」な展開だったといえます。

    市場の予想が先週までの米経済指標の発表から「弱め」の内容を予想していた

    こともありますが、失業率が9.5%に低下していたことで、今回の発表だけでは

    方向感を定めにくかったというところです。



    ただ、米株式市場は7日連続の下げで、この間の下げ幅は611ドルと、

    2008年のリーマンショック直後の下げ以来となりました。

    特に、1万ドルの大台を割り込んでからの下げはきつく、米ブルームバーグは

    「製造業の拡大ペースの鈍化や新規失業保険申請件数の予想外の増加、住

    宅販売の減少が示されたことから、景気回復基調が揺らいでいるとの懸念が高

    まった。」と伝えています。



    ユーロドルが5月21日以来の1.26台乗せまで回復しました。

    これまで、ドルの悪材料が発表されたにも関わらず、ユーロの戻りは限定的で、

    1.2の大台割れ後も反発力はなく、戻り売りのい展開が続いていました。

    先週来続いている米経済指標の悪化を受けて投機筋もこれまでの「ドル買いユ

    ーロ売り」のポジション巻き戻しを積極的に行った模様です。

    先週末に発表された6月29日現在のシカゴ通貨先物市場の建て玉を見ても

    その前の週と比べユーロに売り持ちがは4万程度減少しています。

    雇用統計後にユーロドルが1.26台を回復したことから、さらに売り持ち額を減ら

    したものと見られます。



    しかし、市場の一般的な見方は「ユーロ圏の問題は何も片付いていない」ことから、

    再び下落に向かう、ことで一致しているようです。

    個人的にもストレステストの結果が発表される7月下旬までは、現在の水準からの

    上昇は限られると予想しています。

    むしろ欧州の金融機関の不良債権問題が次第に明らかになり、欧州各国のソブ

    リンリスクが高まる可能性が考えられます。



    今週は米国の重要経済発表が少ないことから、欧州、豪州のイベントが注目され

    そうです。とりわけ豪州では貿易収支に加え、政策金利、雇用統計も控えているこ

    とから材料に事欠きません。

    ここ2週間程ユーロが反発しても下落基調をたどっている豪ドルが上昇のきっかけを

    つかめるかどうか注目されます。



    円は今週も堅調に推移しそうです。

    ドルもユーロも買えない中、安全資産としての円買いが定着しそうだからです。

    世界的に株式市場が低迷し、長期金利が低下していますが、円反落のきっかけは

    やはりここに絞られます。

    大きく下落している株式市場が急反発すればリスク選好から円売りの展開も考えら

    えます。また、国内には11日に行われる参議院選挙の影響を懸念する声もありま

    すが、仮に民主党が敗れることがあっても、為替への影響は軽微だと思われます。

ドル全面安で、円一時86円台に。 

文字色2010年も既に半分が終わり、後半に入りました。

改めて月日の経つのが早いことに驚きます。

1月にこの欄で米著名ストラテジストのバイロン・ウイーン氏

による「2010年びっくり10大予想」についてお伝えしました。

今年も前半が終わった今、この予想がどうだったか振り返ってみたい

と思います。

主だったものを挙げると・・・。

①FRBはゼロ金利を解除し、政策金利は年末までに2%に。

②米経済成長率は5%を超え、失業率は9%未満に。

③ドル上昇。ドル円は100円を超え、ユーロドルは1.3割れ。

④円安を追い風に日本株は先進国で最大の上昇、日経平均は1万2千円。



こう見るとほとんどが外れています。

今年もまだ半年残しているのでこの先どうなるか

分かりませんが、現状では厳しいと言えます。

唯一の正解は③のユーロドルのレートです。

そもそも「「びっくり予想」ですから

当たる方が驚き、とも言えますが・・・・。

年末にはもう一度検証してみます。




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場






  • 米経済指標の悪化の受け、ドル全面安の展開に。

  • 円は一気に87円割れを示現し、86円96銭まで急騰。

  • ドル安の流れにユーロドルも急反発し、約2ヵ月振りに

    1.25台までユーロ高に。

  • 一方、リスク回避の高まりから豪ドルは下落、引けは

    やや値を戻したものの、他の主要通貨に比べ上値の重い展開に。

  • 経済指標悪化を受けたNY株式市場は、朝方から売りが先行。

    NYダウは一時150ドルを超す下落を見せたが、雇用統計を控えて

    いることからやや値を戻し、41ドル安と5日続落。

  • 債券市場ではこのところの金利急低下から反応は限定的。

    引けはやや売られ、金利は小幅上昇。

  • 6月の新車販売台数が発表。米大手3社は大幅増加だったものの

    前月比マイナス。

  • 金、原油価格ともに大幅に下落し、ともに約1ヵ月ぶりの

    安値に。特に金の下げ幅は今年最大。

  • 週間失業保険申請件数 → 47.2万件

  • 6月ISM製造業景況指数 → 56.2

  • 5月仮契約住宅販売指数 → -30.0%

  • 5月建設支出  → -0.2%


    本日の注目点



    • 欧   5月ユーロ圏生産者物価指数    

    • 欧   ユーロ圏5月失業率  

    • 米   6月雇用統計    





    米経済の減速懸念がさらに高まり、金融市場に大きな影響を与えています。

    市場予想通り、ISM製造業景況指数は悪化していました。その幅は予想以上

    の悪化を示し、為替市場ではドル全面安の展開が加速しています。



    円は昨年12月2日以来、7ヵ月振りの87円割れまで急騰しています。

    節目の89円を割り込んでからは上値が重く、昨日のアジアでは88円台半ば

    の取引でしたが、88円を割り込むと損切りのドル売りも巻き込んでの大台替え

    となりました。

    また、このところ弱含みで推移していたユーロも、さすがに反発。

    アジア市場での1.21台後半の取引から大台を次ぎ次ぎに替え、1.25台ま

    で1日で350ポイントの上昇を見せました。

    この日行われたスペイン国債の入札が好調だったことから、欧州の財政、金融

    不安が後退したことが背景でした。

    しかし、350ポイントの大幅高は、これまでのユーロ売り持ちポジションの巻き戻

    しが主因で、今夜発表されるシカゴ通貨先物市場でのユーロ売り持ち額が、相

    当解消されているものと思われます。

    投機筋はユーロを大きく買い戻しているはずです。


    ユーロは6月7日に記録した1.18台後半から約700ポイントの戻りを見せたこと

    になります。

    このままユーロが回復を続けるかどうかは不透明ですが、市場がユーロ売りには

    慎重になること間違いないでしょう。

    これまでは円以外の通貨ではドル高が進み、ドル円ではドル安が続きました。

    今後、ユーロの下落が限定的となれば「ドル全面安」の展開もあり得ます。

    その意味でも、引き続きユーロの値動きには注目したいと思います。



    一方、豪ドルの反発が限定的です。

    昨日は0.85台から0.83台前半まで下落しました。

    通常はユーロとほぼ同じ動きをするのが、昨日はユーロが急反発を見せる中、豪ド

    ルの下落が続いていました。引けにかけてはさすがに戻していますが、上値が重い

    展開です。金利の高い豪ドルは「リスク資産の代表格」です。

    米経済指標が軒並み悪化していることで、資金は安全資産への流れを強め「質へ

    の逃避」(Flight to quality)が起きています。

    その結果ボラテリティーが高く、リスクの伴う豪ドルが売られているもと思われます。

    また、豪ドルは中国景気の影響をもろに受けることろから、昨日のように中国のPMI

    (景況指数)が悪化しているとすぐに売りで反応します。

    オーストラリアの景気自体は相対的に良好のため、この水準から大崩する可能性は

    少ないと見ていますが、今後の商品市況と中国からは目が離せません。



    米経済指標の悪化傾向の中でも、住宅市場が大幅に悪化しているようです。

    先週の、新築住宅、中古住宅から始まり、昨日も、中古住宅販売の先行指標である

    仮契約住宅販売指数が前月比マイナス30%と大幅な減少と発表されています。

    米住宅市場の回復の遅れは個人消費にも大きく影響することから、今後の消費関

    連の指数の悪化も懸念されます。

    そして今夜は雇用統計です。

    ブルームバーグの調査では、雇用者数はマイナス13万人、失業率は9.6%との

    予想がでていますが、既に市場は「悪化」を織り込みつつあります。

    ドル全面安の展開が加速し、円が再び87円を割り込むと、昨年11月の85円という

    水準が意識され始めます。

    市場はかなり混沌としています。過度にポジションを膨らますことは避けたいところで

    す。

    よい週末を・・・。

米長期金利低下でドル円上値重い。 

イギリス「デイリーテレグラフ」は「空飛ぶ自動車実用化近い」

と題して米ボストンで行われた実験の様子を伝えています。

テラルージア(terralugia)という名のベンチャー企業が開発したこの自動車は

ドアの両側に折りたたみ式の翼を装備しています

地上を走り場がらテイクオフし、空へ飛び立つ様子は飛行機そのものです。。

すでに予約販売を開始し、70名の申込みがあるそうです。

1台(1機)の値段は19万4千ドル(約17百万円)ですから

高級スポーツ車と余り変わりません。

燃料は無鉛ガソリンで、時速185キロで約20時間

飛行できるそうです。

もちろん、普通自動車免許証だけでは飛べません。

因みに社名はラテン語で「地球からの脱出」を意味するそうです。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場






  • 欧州時間ではユーロドルが買い戻され1.23目前まで

    上昇したものの、NYでは再び下落。米経済指標に反応した

    ことで上値が重い展開に。

  • ムーディーズがスペインの格付けを引き下げる見通しを発表

    したこともユーロ売りを誘う。

  • ドル円は値動きが小幅にとどまり、88円台半ばを挟んだ展開

    だったが、引けにかけてはやや円高に。

  • ADP雇用統計は市場予想を大きく下回り、このところの

    米経済の減速を現した格好に。

  • この発表にNY株式市場が大きく下落。ダウは4日続落、

  • 株価下落から債券相場はこの日も上昇し、金利は低下。

  • 金は小幅反発、原油は小幅ながら4日続落。

  • 6月ADP雇用者数 → +1.3万人(市場予想は+6万人)

  • 6月シカゴ購買部協会景気指数 → 59.1(予想通り)



    本日の注目点



    • 日   日銀短観

    • 豪   5月小売売上高      

    • 豪   5月住宅建設許可件数

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   6月ISM製造業景況指数

    • 米   5月仮契約住宅販売指数

    • 米   5月建設支出   




    昨日は東京引け後にユーロドル、豪ドルが急速に値を戻し、このところ

    売られ続けたこれら通貨に反発の気配もありました。

    欧州各国の株価が上昇から始まったことを受けた反発でしたが、NY市

    場では逆に、株価が大きく下げ再び売られる展開でした。

    特に、豪ドルの下落が目立ちます。このところの商品市況の下落に加え、

    資源輸出のメドとる「バルチック海運指数」も下落していることが原因と思

    われます。



    ユーロはアジア市場での1.21台後半から1.22台後半まで買い戻され

    たものの、上値は重く、いつものように売りが優勢の展開になっています。

    このところ1.21-1.23台の展開が続き、約1ヵ月間程1.2台割れは避

    けれてはいるもの本格的な反発には程遠い展開です。

    米経済の先行きに厳し見方が出、ドル安材料の中での「ユーロ安」がつづ

    いているわけですがそれほど「根が深い」ということになります。


    昨日はADP雇用者数が予想を大きく下回っていたことがリスク回避に繋が

    りました。

    雇用者数の増加は続いているものの、その勢いは鈍化しており、この傾向が

    続けば再びマイナスに転じる可能性も出てきました。

    ADP雇用者数は明日発表の雇用統計の前哨戦だと言われています。

    両者の間には明確な相関関係はありませんが、雇用者数の増減のトレンドに

    ついてはある程度似たような傾向を示します。

    今回の数字が事前予想をかなり下回ったことで明日の非農業部門雇用者数も、

    下振れリスクが高まったと言えます。

    現在、市場では同指標は前月比マイナス11万人程度になると予想しています

    が、このマイナス幅がどこまで拡大して行くのか、今後の相場の行方に大きな影

    響を与えます。

    そしてさらに、本日のISM製造業景況指数にも注目が集まります。

    この春まで米景気は製造業の回復が景気全体を引っ張ってきました。

    先月の数字は59.7で市場の予想は59.0です。

    「50」が景気の好不況の分かれ目ですが、こちらも下振れリスクが高いと見てい

    ます。

    NYの株式市場が下げ止まりません。

    この4日間の下げだけでも380ドル程下げています。

    世界の株式市場のベンチマークだけにNYダウが反発しないとリスク回避の動

    きも止まりません。

    米長期金利の低下がドル安円高の一因だと言われますが、これも、NYダウが

    どこで反発するのかということと「同義語」です。



    テクニカル的には今夜あたり反発が期待できますが、これも発表される経済指

    標次第です。上記のように、下値リスクの方が高いことから軟調な数字が出れば

    、ドル円の88円割れ、ユーロドルの1.21台半ば割れも考えられます。

    その結果リスク回避の動きが一段と加速し、円全面高の展開が予想されます。



    もちろん、好調な数字がでれば反発も期待できますが、現在の市場は、どちらか

    と言えば「悪材料」には素直に反応し、「好材料」には反応しにくい状況になって

    います。

    今朝発表される「日銀短観」も改善が見込まれています。

    トータルで見渡せば、やはり円高リスクの方が高いと言わざるを得ません。

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