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豪ドル堅調。対円は83円台半ばで底堅い。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場





  • ドル円はやや下落し、83円50銭を割り込む場面があったものの

    米長期金利が上昇したことを受けドルが反発。値幅も約30銭と、依然として

    動意は観られず。

  • ユーロも比較的静かな取引となり、1.31台を割り込んだが、

    クリスマス休暇前ということもあり商いは閑散。

  • 米7-9月期GDP確定値が上方修正されたものの、市場への影響は軽微。

  • 豪ドルが底堅い動きを続け、対ドルでは1週間ぶりにパリティー(1.0)を

    回復する場面も。

  • 株式市場は続伸。7-9月期GDP確報値が上方修正されたことを好感し、

    銀行株などが上昇。ダウは26ドル高と2年4ヵ月ぶりの高値まで上昇。

  • 債券は米経済指標が改善し、景気拡大が示されたことから下落し、長期金利は

    小幅に上昇。

  • 金価格は反落。原油は4日続伸し、引け値でも90ドル台に。

    原油在庫が予想外に減少していたことが背景。

  • 7-9月期GDP(確定値) → 2.6%

  • 11月中古住宅販売件数 → 468万件

  • 10月FHFA住宅価格指数 → +0.7%



    本日の注目イベント


    • 日   休場(天皇誕生日)

    • 米   11月耐久財受注

    • 米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   11月新築住宅販売件数

    • 米   11月個人所得

    • 米   11月個人支出




    ドル円は連日値幅も限られ小動きですが、ややドル安円高方向へとシフトしています。

    今週月曜日に84円台を割り込んで以来、83円台での取引が続いています。

    米長期金利の上昇傾向にブレイキが掛かったことが主な理由かと思いますが、一部

    には年末を控え、海外にある本邦企業が利益を本国に送金するためにドルを売って

    円を買っている、との報道もあります。


    しかし、下落したとは言っても明確な下落傾向を示しているわけでもありません。

    テクニカルでは「100日移動平均線」(日足)が83円46銭にあり、昨日はこの線に

    絡んだものの、明確に割り込んではいません。

    さらに、その下値には一目均衡表の「雲」があることは以前にも指摘した通りです。

    「雲」を完全に抜け切るには82円台前半まで円が買われる必要があります。

    逆に、84円台に戻すことがあれば上記「100日移動平均線」がしっかりサポートし

    たことになり、再び84円を挟む展開になりそうです。



    昨日もこの欄で触れましたが、ユーロの対豪ドルレートが着実に下落しています。

    対ドルでユーロは売られ、豪ドルが買われていることから、ユーロ円も下落し、豪ド

    ル円は83円台で底堅い動きを見せています。

    これまではユーロが対ドルで下落すると、豪ドルも同様に下落していましたが、欧

    州財政危機の拡大懸念からユーロの先安が見込まれる一方、国内景気が良好

    で資源価格も上昇している豪ドルに先高観があり、これが豪ドル買いに繋がって

    いるものと思われます。



    さらにこの時期は通常、通貨のボラティリティが低下します。

    相対的に高金利の豪ドルをキャリーすると「金利収入」が見込めることも背景に

    ありそうです。豪ドル円では84円台はひとまず決済をし、利益を確定する水準

    かと思われます。

    現在、85円12銭にある「200日移動平均線」(週足)は2008年のリーマンショ

    ック以来一度も上抜けしていない重要な抵抗線です。

    今年も3月末から5月に掛けて5回も突破を試みて全て押し戻されていることから、

    非常に強い抵抗線と観られます。



    本日は東京が休場で、明日は海外のクリスマス休暇のピークです。

    市場参加者が減少し、流動性が徐々に失われる中、今日のNYでは耐久財受

    注など、比較的重要な経済指標の発表が

    あります。

    発表される結果が事前予想をと大きく乖離しているようだとレートが飛び、思わ

    ぬ値幅が出てくることもないとは言えません。

    ポジションと資金の管理には十分注意していただきたいと思います。

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