FC2ブログ

米住宅指標を受けドル急反発。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドルは主要通貨に対して前日の安値から一転してほぼ全面高。
    好調な経済指標の発表が相次いだことを受けてドル円は82円台前半
    から83円台乗せ。円の下落が目立った。
    米中首脳会談が終わり人民元も弱含むとの観測も影響しているとの指摘も。
  • ユーロは対ドルで堅調だったことから、ユーロ円は112円目前まで上昇し、
    約1ヵ月ぶりの水準に。ここ10日間で約5円の上昇を記録。
  • 豪ドルは米ドルに対して大幅下落。金などの資源価格の下落と、中国の
    経済指標を受け、再利上げ観測の台頭から0.98台前半まで下落。
  • 株式市場は朝方から大きく下落して取引が始まるも、大手金融機関の
    好決算や好調な経済指標を受け下落幅を縮小し、ダウは前日比小幅安で引け。
  • 債券相場は下落。米景気回復期待が高まり、2年債と30年債利回り
    格差が拡大したことが背景。長期金利は大幅に上昇し3.4%台に。
  • 金価格はドルが買われたことで大幅に下落し約2月ぶりに1.350台を
    割り込む。高値から約80ドル程下落したことで調整が長引くとの指摘も。
    原油も大幅安で88ドル台に。
  • 週間失業保険申請件数 → 40.4万件
  • 12月中古住宅販売件数(前月比) → +12.3%(市場予想は+4.1%)
  • 12月景気先行指数 → +1.0%
  • 1月フィラデルフィア連銀景況指数 → -11.4%



本日の注目イベント


  • 独   1月独ifo景況指数
  • 米   決算 → バンク・オブ・アメリカ、GE





ドルは前日の全面安の展開から一転して反発しました。

ドル円は前日のNYでは一時82円を割り込み、

81円85銭まで下落しましたが昨日は買い戻しが優勢となり83円台に乗せています。

ドル円に動きが戻ったことは好感できますが、

結局レンジ幅が拡大しただけで「明確な方向感は確認できない」ことを

「確認」した格好になりました。

昨日は82円台前半には一目均衡表(日足)の「雲」があり、

その下限で頭を押さえられるのではと読んでいましたが、

ドルは大幅に上昇し、現在は雲の中で「100日移動平均線」に絡んでいる状態です。

83円の半ばを上抜けすれば、今度は「上昇傾向」と読まなければなりませんが、

基本的には方向感がないとすれば

この水準も抜けずに再び下落すると観ておいた方がいいのかも知れません。



それにしても、今年に入ってからの相場の動きは

予想が難しくアナリスト泣かせの相場展開で、個人的にも苦戦しています。

「順張り」が機能しない相場展開だからです。

上昇と観て買い進んでいくと下落し、下値が切れ、

「下落」に合わせショートで攻めると反転する、そんな相場展開が続いて

いるように思えます。

損を限定するための「逆指値」が入りやすい展開とも言えます。

基軸通貨であるドルの材料が不安定であることから、

ユーロ、ポンド、豪ドル、円など主要通貨も方向性が定まらない、

そんな状況かと思います。

昨日も中古住宅販売件数が12.3%増と、市場予想の3倍の数字が発表されました。

米景気回復基調から住宅金利が上昇する前に、

低金利を確保しようという「駆け込み」の影響との指摘もありますが、

前日には住宅着工件数が大幅に落ち込み

住宅市場の回復力の弱さを印象付けられただけに、

やや戸惑いを隠せません。

現状では米住宅市場関連指標に強弱があり、

底入れしたかどうかの判断は今後数ヵ月の内容を見極める必要があります。



米中首脳会談が終わり注目の共同声明も発表されました。

人民元問題では予想された通り、

米国側のさらなる切り上げ要求に対して「相場の柔軟性を高める努力をする」との

内容に終わり、中国側の「努力目標」に留まりました。

さらに北朝鮮問題や人権問題も平行線だった模様で

、実りのある会談ではなかったように思えます。

今後、米議会からの中国に対する圧力が高まりそうですが、

オバマ大統領とすれば今回の「大商談」の成果をアピールしたいところでしょうか。



その中国は昨日、昨年12月の経済指標の発表を行い、

GDPでは通年で10.3%と二ケタ成長を達成しています。

今後の再利上げに繋がる12月の消費者物価指数は4.6%で、

11月の5.1%より下落していますが依然として高水準でした。

GDPでは日本を抜き「世界第2位」になることは

予想されていたので特に驚きはありませんが、

2020年代には米国も抜き世界最大になることにはインパクトがあります。

この背景には為替レートが大きく影響していることから「世界第1位」が近付くにつれ、

米国からの人民元切り上げ圧力がさらに強くなってくることは必至です。

また、この時点までに現在「管理変動相場制」の人民元が、

完全に「変動相場制」に移行しているかどうかも関心が集まるところです。



本日は特に米国では重要な経済指標もないことから大きな値動きは期待できませんが、

ドル円では83円台をキープできるかどうか、

また、100日移動平均線(日足)の上にいる

ユーロドルが1.34台を維持できるかどうかに注目しています。



寒い日が続きます。

良い週末を・・・・。










スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。