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ドル円1ヵ月ぶりに83円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 欧州時間よりドルのジリ高が進み、NYでは対円で

    約1ヵ月ぶりとなる83円37円まで円は売られた。

    週間失業保険申請件数が大幅に改善したことや、米長期金利が

    再び上昇したことなどが材料。

  • ドルは主要通貨に対して全面高の展開に。対ユーロでも

    1.36台から1.35台までユーロ安に。

  • 豪ドルの下げが厳しい。対ドルではアジア市場の1.01台から

    NYでは1.00台前半まで下落。昨日発表された雇用統計で全体の雇用者数は

    増えていたものの、フルタイム雇用者数が8千人の減少だったことが背景。

  • 株式市場は朝方から軟調に推移。ダウは一時80ドルを超える下げを

    見せたものの、依然買い意欲は旺盛で引けは小幅安。

  • 債券相場は反落。30年債入札が不調だったことや、労働市場が

    大幅に改善していたことでインフレ懸念が台頭。長期金利は上昇。

  • エジプト情勢はムバラク大統領が近く辞任するのではとの観測が

    報道されたものの、10日の演説では即時辞任には応じず。

  • 金は小幅安、原油は小反発。

  • 週間失業保険申請件数 → 38.3万件

  • 1月財政収支 → -498億ドル



本日の注目イベント


  • 日   東京市場休場(建国記念日)

  • 欧   トリシェ・ECB総裁講演(ブレーメン)

  • 独   1月独消費者物価指数(確報値)

  • 米   12月貿易収支

  • 米   2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)



ドル円は約1ヵ月ぶりに83円台に乗せました。

「三角保ち合い」(さんかくもちあい)を形成する中で、その上限を試す展開であったことは

昨日のこの欄で指摘したとうりでしたが、その上限を明確に「上放れた」と言えます。

NYでは83円37銭までドル高が進みましたが、83円台に乗せた時点では実需のドル売り

などとぶつかり、もみ合いを繰り返しましたが、結局米長期金利の上昇などを味方に付け

上昇しました。

今週初めにも触れましたが、日米2年債利回り格差が拡大傾向にある中、ドル円の上昇が

遅れていました。

過去にも金利の拡大がドル高に繋がり、しかもその動きは先行性があったことから、今回も

ドル円が「さや寄せ」された格好になった訳です。

今朝の段階でもその格差は0.59%に拡大したままで、このところの日米の長期金利の

上昇傾向が続く中でも米長期金利の上昇スピードがより速いということです。

株高を背景に、日米金利差が拡大すれば「リスク選好」が高まり、低金利の円が売られる

というストーリーを意識せざるを得ません。


さて、この先のドル円ですが、久しぶりの83円台ということですが、本日は東京が休場と

いうことで、アジア時間での大きな値動きは期待できませんが、現在の水準が続けば

週明けの月曜日には実需のドル売りが予想されます。

83円の半ば辺りでは既に売り指値が入っているものと思われます。上値でのポイントは

1月7日に記録した今年のドル最高値である83円68銭が意識されます。

また、その上では12月15日の84円52銭をクリアできるかどうかです。

「三角保ち合い」を明確に上抜けしたとは言え、ドルが急上昇するような地合いでは

ありません。

上記ポイントとなるレートを意識しながら一進一退が続くものと思われます。

下値のサポートも確認すると、82円75銭辺りで「8時間足」の一目均衡表の雲が機能

しそうです。


豪ドルが対ドルで急落しています。

対円では円がドルに対して大幅に下落していることで、むしろ豪ドル高に振れていますが、

下落のきっかけは昨日発表された1月の豪州雇用統計でした。

失業率は市場予想と一致する5%でしたが、雇用者数は2.4万人の増加で予想を上回って

いましたが、その中身はフルタイムの雇用者数が減少していました。これが豪ドル売りに

繋がっています。

昨日まで比較的堅調に推移し、安定していただけにポジションも「ロング」が積み上がって

いました。

それだけに一旦売りが継続されると、加速する傾向があるのがこの豪ドルです。


豪ドルの下値は足元では「8時間足」の「100日移動平均線」が1.0005辺りで

サポートしています。

「日足」でもこの水準は「雲」が支持帯として機能しています。

目先は1.00が破られるのかどうかに注目します。

下抜けした場合には「日足」のトレンドラインがある0.9970あたりが下げ

止まりのポイントと観られます。


本日はトリシェECB総裁の講演が予定されています。

直近のユーロ圏のCPIが2%を2ヵ月連続で超えたことでトリシェ総裁のインフレ発言に

繋がった経緯がありました。

しかしその後、前回のECB理事会後の発言内容ではトーンダウンしユーロが急落しました。

同総裁の発言内容にも注目です。

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