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ドル堅調。対円では83円台半ばに。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドルは堅調に推移し、対円では欧州時間に83円68銭までドル高が進み、
    1月7日以来の円安水準に。NY市場では値幅は限られ大きな動きは
    見られなかったものの、83円半ばでの動きに。
  • ユーロ、豪ドルなども対ドルで売られ、ユーロは一時1.35台割れに。
    豪ドルは約2週間ぶりにパリティーを割り込み、0.99台半ばまで
    まで下落。
  • カナダドルが急伸。12月の貿易収支が黒字化したことで、主要通貨に対して
    軒並み買われた。
  • エジプトのムバラク大統領の辞任が発表され、各市場には安心感が広がる。
  • 株式市場はエジプト情勢の沈静化を好感し続伸。
    ダウは43ドル高の1万2273ドルと、約2年8ヶ月ぶりの高値に。
  • 債券市場ではムバラク大統領の辞任で不透明感が増すとの見方から
    安全資産としての債券に買い物が集まり、長期金利は小幅に下落。
  • 金は続落。原油相場もエジプト情勢の改善見通しから大幅に反落し、
    エジプトでの大規模デモ発生以前の水準に。



本日の注目イベント


  • 日   日銀金融政策決定会合(2/15まで)
  • 日   2010年10ー12月期GDP
  • 中   1月中国貿易収支
  • 欧   12月ユーロ圏鉱工業生産
  • 欧   ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
  • 米   タドリー・NY連銀総裁講演(NY)
  • 米   オバマ大統領、2012年度予算教書を議会に提出





前日83円台に乗せたドル円は週末の海外市場でも堅調に推移しました。

先週末は東京市場が休場だったことで、実需のドル売りが出にくかったこともあり、

ドル円は欧州時間に83円68銭までドル高が進み、今年のドル最高値に並びました。

このため連休明けの本日、

どの程度の実需筋のドル売りが持ち込まれるのかにも関心が集まります。

このところのドル高は、2月に入ってからの米経済指標の結果が

概ね好調なことが背景ですが、さらに米企業決算の内容が予想以上によかったことで、

米景気の先行きに明るい見通しが出て来ました。

その結果、株高が進み、債券相場が下落し長期金利の上昇に繋がっています。

いわば、ファンダメンタルズを忠実に反映した相場展開になってきたとも言えます。



先週末のドル円はアジア市場からドル高が続き、

節目であった83円50銭でのもみ合いはありましたが、

欧州市場に入るとあっさりと抜けて83円68銭までドルが上昇し、

その後も83円台半ばでの取引になっています。

ポルトガル、スペインなど、国債の流通利回りが再び上昇し、

欧州のソブリンリスクが意識されたことで、

ユーロが売られ、ドルが買われたことも円売りに繋がっているものと思われます。

ユーロドルは先週末、一時1.35台を割り込み1月20日以来の安値を観録しています。

欧州のソブリンリスクに市場の関心が再び集まり始めたことで、

トリシェECB総裁は、ユーロ圏各国政府に対して単一通貨ユーロを支えるため経済政策を

より良く協調していくよう呼びかけた、とドイツ紙は伝えています。



「三角保ち合い」(さんかくもちあい)上放れ、

を完成させたドル円は上昇傾向にあると見られます。

ドルが一気に買われる展開ではないものの、

多くのテクニカルではドル上昇を示唆しています。

特に重要な指標である一目均衡表の「遅行スパン」(日足)でもローソク足を上抜けし、

わずかですが「好転」を示しています。

これは「上昇モメンタム」が急速に高まるシグナルとして知られており、

84円を試すような展開になれば、予想外の上昇も考えられます。



ドル円は昨年11月1日に80円21銭を記録し、

その後の戻り高値は12月15日の84円52銭です。

この時も、ドルが底値を記録しての反発だっただけに「目先のドル底値を確認した」との

相場観も広がりましたが、上昇幅は4円強で、

その後は再びドル安傾向に推移したことはご承知の通りです。



従って、ドル高が見込まれるとは言っても、

上記84円台半ばを明確にクリアするまでは相場観を転換するには至りません。

市場参加者の見方も現在の水準を「ドル反発の上限」と観ている人たちも少なくありません。

依然として「相場観」はミックスしていると言ったところでしょうか。

その意味でも今週は83円台をキープできるのかどうか・・・。

そして84円台のテストがあるのかどうかが重要なポイントになりそうです。



今週も多くの米経済指標の発表が予定されています。

先週同様、概ね好調な内容が予想されていますが注目は水曜日のFOMC議事録です。

今回の議事録は1月25日、26日の分ということで、

米経済指標の好転がある程度発表された後での議事録です。

改善傾向を示しつつある米経済指標を踏まえ、

メンバーの中でも利上げに前向きな「タカ派」の委員がどのような味方を

示したのか興味のあるところです。



また、ドル円はユーロドルの動きに影響を受けやすいことから

ユーロの動きにも注意が必要です。

ユ-ロが対ドルでさらに下落していくようだと、円も売られ易い展開になりそうです。

先週はほぼドル全面高の展開でした。

今週も、もみ合いながらもこの傾向が続くのではないかと予想します。










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