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 2011年02月 

ドル円83円台をキープ。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 海外市場ではドル買いが優勢。ドル円はアジア市場では軟調な
    動きだったものの、欧州からNYにかけては再びドルが上昇し83円半ば
    を付けたが値動きは小幅。ユーロが対ドルで売られたことが影響。
  • ユーロは1.35台半ばから再び1.35台を割り込み1.34台前半に。
    ドイツの大手銀行ウエストLBの再編問題で難航していることが材料視された。
  • オバマ大統領が示した予算教書で、2012年の財政赤字が過去最大に
    なることが判明。一方で赤字削減と成長分野へと投資配分も示された。
  • 株式市場は買い物優勢だったものの、ダウは小幅安。ナスダック、S&P500
    は共に小幅高。
  • 債券相場は続伸。30年債が買われたことや、オバマ大統領の予算教書で
    赤字削減の計画が盛り込まれたことが背景。
  • 混乱が沈静化しつつあるエジプト情勢で、政府は16日にも再開する
    予定だった同国証券取引所の再開を延長すると発表。
  • 金は反発。原油は小幅続落で85ドルの節目を割り込む。



本日の注目イベント


  • 豪   RBA議事録
  • 日   12月鉱工業生産(確報)
  • 日   白川日銀総裁会見
  • 中   1月中国生産者物価指数
  • 中   1月中国消費者物価指数
  • 欧   ユーロ圏第4四半期GDP(速報値)
  • 欧   12月ユーロ圏貿易収支
  • 欧   EU財務相会議
  • 独   2月独ZEW景況感指数
  • 独   独第4四半期GDP(速報値)
  • 英   1月英消費者物価指数
  • 米   1月小売売上高
  • 米   2月NY連銀製造業景況指数
  • 米   2月NAHB住宅市場指数
  • 米   ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演(オハイオ州)





予想されていた通り、昨日の東京市場では実需のドル売りなどが

優勢でドル円は緩やかな下落を見せました。

83円台半ば近辺から輸出筋のドル売りが持ち込まれたことや、

個人投資家の利益確定のドル売り円買いに、

ドル円は83円15銭まで下落しましたが83円台はキープできています。

その後の海外市場ではドル買いが活発になり、

対円は再び83円台半ばまでドル高に振れています。

アジア時間に買われたユーロが、一転して下落したことで、

市場全体でドル高が進み円も売られた模様です。



東京市場では利益確定の売りを含め、ドル売り円買いが優勢でした。

約1ヵ月振りのドル高水準であったことから、

ひとまずこの水準で利益を確保しておこうという動きが活発化したものと見られます。

実際に、当社における投資家のポジションを見てもその動きは明らかで、

ドルの買い持ち額はピークだった2月2日のポジションから

今朝の段階では約9億ドルも減少しています。

背景には「一旦、利益を確保しておこう」という考えと同時に、

「いずれドルが下落した場面で、再び買い戻せる」との相場観があるものと思われます。

多くの個人投資家は、一気に80円割れは無いかもしれないが、

このままドルが上昇するとは考えていないことが、この動きから類推されます。

また、ドル高が進んだことでドル売りのポジションも膨らみ、

ネットの買い持ち額は先月末の水準まで減少しています。



ドルが売られたら、今より安い水準でドルを買うタイミングを図っている個人投資家は、

83円割れ辺りから徐々に買い戻すものと思われますが、

逆にこのままドルが上昇した場合には、ドル買いに走ることも考えられます。

その水準は、やはり84円台から85円ではないかと観られます。

今週のレンジ予想が82-84円に集中しているのも、

このあたりが影響しているとも言えます。

今朝の新聞でもこの一連の動きがドル円の相場を膠着させているとの記事もありました。



ドル円はこれで週を挟んで2日連続で83円台をキープしていますが、

上値も重く83円半ばを超えるとドル売り意欲が強まるようです。

本日は、オーストラリア、中国、ユーロ圏、米国と、イベントが目白押しです。

従って、値動きも期待できますが、やはり、下値では83円台が維持できるかどうか、

上値では83円70銭以上をテストできるのかに注目が集まります。

ユーロ、豪ドルからの影響も受ける可能性があります。

中でも中国の1月の消費者物価指数(CPI)が注目されます。

12月の同指数は4.6%で、その後利上げに繋がったことは記憶に新しい所です。

すでに事前予想も5.4%との数字が出されています。

干ばつによる食品の値上がりと、

資源高の影響から5%は大きく超えるとの予想が大勢ですが、

5%を大きく超える様だと再び利上げ観測が高まり、

豪ドルなどの通貨への影響が懸念されます。

中国人民銀行は1週間前に利上げを決めたばかりであることから、

すぐに再利上げに動くことは考えにくいとは思いますが、予想を超えるような数字が出ると、

市場は利上げを織り込む形で反応する傾向があります。

前回の利上げ時の反応は非常に軽微だっただけに、今回は注目されます。

発表は東京時間午前11時です。

さらに、豪ドルにとって重要なRBA議事録も発表になります。

早ければ来月辺りに利上げが見込まれている状況のなか、

RBAが災害による景気減速とインフレ率をどのように見ているのか、

9時半に発表されるこちらも注目されます。










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