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ドル円81円台でやや落ち着く。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は原発リスクの後退で上昇。アジア市場の80円台後半
    での水準から81円台には乗せ。介入警戒感もあり下値は限定的。
    米長期金利の上昇もドルをサポート。
  • ユーロが前日に引き続き上昇。利上げ観測が強く、対ドルでは
    約4ヵ月半ぶりに1.42台半ばまで買われる。
  • 米株式市場は大幅に続伸。AT&TによるTモバイル買収合意
    などが材料に。ダウは178ドル高で1万2千ドルの大台を回復。
  • 債券相場は続落。日本の原発リスクが後退したことや、財務省が
    住宅ローン担保証券(MBS)を売却する計画を明らかにしたことが背景。
  • 金は4日続伸。原油価格も上昇。多国籍軍がリビアを攻撃したことで、
    原油供給が減少するとの見方。
  • 2月中古住宅販売件数 → 488万件(年換算)



本日の注目イベント


  • 英   2月英消費者物価指数
  • 米   1月FHFA住宅価格指数
  • 米   3月リッチモンド連銀製造業指数





東京市場が休場だったこともあり、

昨日のドル円はアジア市場では80円90-00で固定された動きでした。

海外市場に入ると、介入警戒感もあり下値を試す場面はなく、終始81円台での取引でした。

一部には、日本が休日であったことから日銀による市場介入がなく、

円高に振れるのではないかといった見方もありましたが、

海外市場でも今回のG7の合意が「協調介入」であったことが意識され、

むしろドルが買い戻される展開でした。

また、米財務省が住宅ローン担保証券(MBS)の売却計画を発表したことで、

6月に期限の来る追加緩和第2弾(QE2)を終了させ、

いよいよ利上げに踏み切るのではないかとの連想も働き、

ドル円ではドルが堅調に推移しています。



80円割れのリスクはやや遠のきましたが、

これは世界中が注目している福島原発事故の解決に

やや光明が見えたことが大きな要因です。

株式市場もこの状況を好感し大幅に上昇しました。

本日の日経平均株価も大幅な上昇が見込まれ、

市場はやや落ち着きを取り戻したと言えます。

このため、「リスク選好」の動きも多少ありそうです。

ユーロ圏、あるいは米国にも利上げのタイミングが噂され始めたことで、

低金利の円が売られ易い地合いに徐々に戻っていくことも考えられます。



焦点は日銀の介入スタンスです。

昨年9月の介入では単発に終わっていますが、

今回は継続して介入を行うのかどうかが最大のポイントとなります。

また、80円台を割り込むような場合にのみ介入を行うのか、

あるいは地震発生時の水準である、

82円台半ばを上回る水準までドル円を押し上げる介入なのかも、ポイントになりそうです。

現状ではそういった情報は得られませんが、

今週を通して相場が大きく動くようなら、介入スタンスもつかめるかも知れません。



また、もう一つは欧米の中央銀行も円急騰時には再び介入をするかどうかです。

日銀ほど介入に対して積極的ではないことから、

市場ではやや懐疑的な見方が優勢の様です。

ただ、足元では81円台前半で取引されているドル円ですが、

まだ円がいつ急騰するのか予断は許しません。

日本発の金融危機は回避できたものの、

株式市場が急落すれば円が再び上昇する可能性もあります。

あるいは、リビアの政府軍と多国籍軍との戦闘が悪化するようだと、

スイスフランと円に資金が向かうことも考えられます。



不確実要素が多く残っている現状では、何が起こっても不思議ではありません。

市場が本当に落ち着きを取り戻すのにはまだ、数ヵ月必要だとの見方もありますが、

そうではないという根拠を見つけるのは簡単ではありません。



米投資家ウォーレン・バフェット氏の初来日が地震の影響から中止になりましたが、

同氏は昨日訪問先の韓国で「日本株は売らない」と宣言しました。

日本の技術力を高く評価している同氏は今後も日本株には興味があるとも語っています。

株価の安定は、かつてよりも為替に大きく影響を与えることから、

日本にとってバフェット氏の言葉は「福音」に聞えます。













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