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ユーロさらに下落し、ユーロ円113円台に。 


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 株式と商品市場が下落したことを受け、円とドルが買われる

    「円高、ドル高」の展開に。

  • ドル円は80円台半ばから後半で推移し、前日とほぼ変わらない

    水準で一進一退。

  • ユーロが急落。対ドルでは1.4065まで売られ、5月5日の

    直近高値から約900ポイント下落。ギリシャが債務再編を迫られる

    との懸念が強く、主要通貨に対して弱含みで推移。

  • 株式相場は大幅に下落。テクノロジー株が下げたほか、欧州の債務を

    めぐる懸念などから銀行株も売られ、ダウは100ドル安。

  • 債券相場は上昇。商品相場の下落とドル高を材料に10年債利回りは

    今年最低の水準に。

  • 金価格は下落し再び1500ドルの大台を割り込む。原油は小幅に

    反発。

  • 4月消費者物価指数(CPI) → +0.4%(市場予想通り)

  • 5月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 72.4(市場予想を上回る)





日の注目イベント




  • 中   胡錦濤主席、ファンロンパイ・EU大統領と会談

  • 欧   4月ユーロ圏消費者物価指数(CPI)

  • 欧   3月ユーロ圏貿易収支 

  • 欧   ユーロ圏非公式財務相会合

  • 米   5月NY連銀製造業況指数

  • 米   5月NAHB住宅市場指数

  • 米   バーナンキ・FRB議長講演






ユーロ相場の行方と商品市況が為替を左右する展開が続いています。

ユーロドルは日本がGW中の5月4日に1.4940の高値を付けて以来

調整が続いていましたが、先週末のNY市場では1.4065まで下落し、

わずか2週間で約900ポイントの下落を記録しました。

さすがにここまで売られると、もはや「調整」という範囲ではなく、ユーロ

の下落基調が鮮明になったようにも思えます。



ユーロはインフレ懸念を背景に、ECBが日米欧の中で最初に利上げ

に踏み切ったのが4月でした。

その後も消費者物価指数(CPI)の上昇が続いたことで、「追加利上げ

期待」が根強く、それがユーロ相場を押し上げ、対円でも123円台前

半まで買われていました。この流れに呼応するように投機筋の「ユーロ

買い」ポジションも急速に積み上がり、5月3日現在の

ネットポジションでは過去最高水準に近い、約10万枚の買い持ちまで

膨らんでいました。



さすがに、先週末に発表になった5月10日現在でのポジションは約6

万1千枚と、4割ほど減っていました。このユーロの持ち高解消の動き

がユーロの下落につながったことは言うまでもありませんが、先週末の

一段の下落を考えると、ポジションの減少はさらに進んでいるものと思

われます。

ユーロの下落は豪ドル、ポンドなど他の通貨にも及んでいます。

その結果ドル高が進み、このところドルと同じ方向に動く円も買われ「円

高、ドル高」の流れになっています。



ドル円の場合は変動率も低く、5月5日に80円を割り込む場面もありまし

たが、基本的にはこの2週間は80円50銭-81円50銭の狭いレンジ内

で動いています。

対ユーロなどでドル高が進んでいることから、85円に向かってドル高円

安が進んでもよさそうですが、むしろ、金、銀、原油などを売却した資金

の受け皿になっており、ここでも「避難先通貨」の一つになっていることが

ドル円の上値を抑えているいるようです。



ユ-ロ円で厳しい状況が続いています。

4月11日に123円32銭を記録して以来、約1カ月間で9円を超える下落

幅です。

現在113円台半ばまで売られたことで「日足」の「120日移動平均線」に

接触している状況です。「日足」ではこのすぐ下の112円91銭に「200日

移動平均線」が来ており、目先はこの水準で下げ止まるかどうかに注目し

ています。

ユーロはこれ以外のテクニカルでもほぼ下落を示唆しており、一目均衡表

の重要な「遅行スパン」でも「逆転」を起こしており、当面は下値を探る展開

は避けられない状況です。

長期のトレンド示す「週足」では、111円76銭に「雲の下限」が来ており、こ

の水準が重要になっています。ギリシャ問題が債務再編も含めて「解決の方

向」に向かえば、市場は再び「追加利上げ」観測に目を向け始めることも考え

られますが、もうしばらくは時間がかかりそうです。

本日は非公式のユーロ圏財務相会合が開かれます。

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