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 2011年09月 

EU財務相財会合進展なし。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ポーランドで開かれたEU財務相会合では特に目新しい材料が出ず

    ユーロは対ドル、対円で売られる。

  • ユーロは1.38台前半から1.37台まで下落。ドル円は76円台

    半ばから後半での値動きが続き値幅も30銭余りで動けず。

  • 株式市場は5日続伸。欧州財務相会合への期待と8月のミシガン大学

    消費者信頼感指数が事前予想を上回ったことなどで、ダウは75ドル高。

  • 債券相場は反発。欧州の財務相が追加景気刺激策の可能性を排除した

    ことを受け債券への需要が拡大し、10年債利回りはやや低下。

  • 金価格は大幅反発。値ごろ感から押し目買いも観られ33ドル高で、

    1810ドル台を回復。

  • 原油は反落し87ドル台に。

  • 9月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 57.8



本日の注目イベント


  • 日   東京市場休場(敬老の日)

  • 米   9月NAHB住宅市場指数



注目されたEU財務相会合では特に新しい進展も無く、失望感からユー

ロは対ドル、対円で売られています。

対ドルでは1.38台から徐々に値を下げ、1.37台半ばまで下落しました

が、週明けのオセアニアは市場ではさらに下落し、1.36台に入り、

「窓開け」を見せています。



トリシェECB総裁は「重要なのは言葉ではなく行動だ」と記者会見で言

い放っています。これは、ギリシャの財政赤字削減が計画通りに進んで

いないことへの不満であると同時に、ギリシャ向け支援で議会承認など

国内手続きに手間取っているユーロ圏各国へのいら立ちでもあったよう

です。

また今回の会合に参加したガイトナー財務長官は「欧州は自らの運

命を他者に委ねず結束を図るべきだ」とのコメントを残しています。

今回のEU財務相会合には米財務長官が参加する異例の状況であ

ったため、「何かあるのでは」との期待もありましたが結局、空振りに終

わってしまいました。



ギリシャのデフォルトリスクが高まり、このままではイタリアやスペイン

にも影響が及ぶことを恐れたECBは緊急の会合を開催したものの、

合意に達したことは10月にギリシャに対する融資を実行する方針と

、これまでに決めた対策の実施を急ぐと言うことだけでした。

むしろこの会合で、域内の景気減速懸念が出てきたにも関わらず、

緊縮財政から減税などの歳出拡大による景気刺激策をとれないこ

とが確認され、ユーロ圏の苦悩が浮きぼりになった格好でした。

ギリシャのデフォルトリスクはひとまず後退したものの、ユーロ圏の

悩みは続きユーロ下落の可能性は引き続き高いものと思われます。



ドル円は1ヵ月以上も76円台半ばから77円台前半での取引が続

いています。

相場の勢いを観る「ボリンジャーバンド」でもバンドの拡大は観られ

ず、ストレスのたまる相場展開が続いています。

しかし、今週は明日からFOMCが開催され米追加緩和期待が高

まっていることから、FRBによる「次の一手」が出されても、あるいは

無かったとしても相場への一定の影響は避けられないのではない

かと考えます。

今回のFOMCの結果次第では76円50-77円50銭のレンジブ

レイクがあるのでは、と期待しています。

先週までのようにユーロに着目するのであれば、「ユーロ安ドル高」

傾向が進み易かったこともあり、円も売られ易い状況だったようです

が、今度はドルサイドから相場を観ることになると、米景気減速が鮮

明なだけにドル安に振れることも考えられそうです。



発表される米経済指標の悪化は止まっていません。

このままではさらに景気が悪化していくことはバーナンキ議長も十

分認識しているものと思います。

米景気に対してどのような「処方箋」を用意してくるのか、議長の

手腕に注目したいと思います。

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