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ドル円再び77円台前半を試す。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 前日のFOMC声明で低金利政策を2014年後半まで継続するとの

    発表を受けて、市場ではドル安の効果が鮮明。

  • ドル円は前日78円28銭までドル高が進んだ後、声明文を受け急落。

    その後77円後半でのもみ合いが続いていたが、昨日のNY市場では失業保険

    申請件数の悪化などが嫌気され77円台前半までドル安が進む。

  • ユーロドルでもユーロ買い戻しが進み、欧州市場では1.3183まで

    ドル安ユーロ高が進み、約5週間ぶりのユーロ高水準を付ける。

  • ドル安は対豪ドルでも進み、欧州市場では1.0686まで買われ、こちらは

    昨年10月末以来3ヵ月振りの豪ドル高に。

  • 米金利の低下傾向を背景に、市場ではリスク許容度が増し、高金利通貨への

    資金の流れが続いている。

  • 株式市場は反落。低金利が長期にわたり継続されることから、収益環境が改善しない

    との見方から銀行株を中心にダウは22ドル安。

  • 債券相場は続伸。7年債入札が好調で低金利が継続を背景に買い物優勢となり、

    10年債利回りは低下。

  • ドルが売られたことで、金は大幅続伸。原油価格も小幅ながら上昇。

  • 12月耐久財受注 → +3.0%

  • 12月景気先行指標総合指数 → +0.4%

  • 週間失業保険申請件数 → 37.7万人

  • 12月新築住宅販売件数 → 30.7万件

  • 1月カンザスシティ連銀製造業指数 → 7




本日の注目イベント


  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(12/20,21日分)

  • 日   12月消費者物価指数(CPI)

  • 欧   ユーロ圏12月M3

  • 欧   イタリア国債入札

  • 米   10-12月GDP(速報値)

  • 米   1月ミシガン大学消費者信頼感指数





前日のFOMCによる低金利政策の延長は市場に予想以上の効果をも

たらしているようです。

現行の低金利を「少なくとも2014年後半まで継続」することを決定した

ことで、リスク資産が買われる展開が加速し、低金利の安全資産が売

られる展開です。

豪ドルやNZドルなどが堅調に推移し、これらの通貨はあらためて金利

水準や、格付け、さらには相対的に景気がいいことなどが見直され、

資金流入が続いているようです。

日本の機関投資家も、昨年12月から今年にかけて欧州債券を売却し

た資金を豪ドル債などに振り向けているようで、これに伴い「豪ドル買

い円売り」の取引も活発になっています。



米金利の引き上げの時期がさらに遠のいたことや、バーナンキ議長

が追加緩和の実施の可能性にまで言及したことで、市場で高まって

いた「ドル円」の反発期待に冷や水を浴びせられた格好となり、昨日

のNYでは77円29銭までドルが売られ、再びものと「指定席」に戻っ

たようです。

ドル円は一時78円台前半まで上昇し、昨年11月29日日以来の水

準を回復しましたが、そこからはFOMC声明文の影響からドル売り

が加速し、「やはり78円台は重い」という印象だけが残ったイメージ

です。

78円30銭という重要な節目を抜けきれなかったということも、昨年

11月29日と同様な値動きとなり、さらに上値の重さを増幅する結

果になっています。

今後は、再び先週まで続いた77円を挟む展開になるのか、ある

いは77-78円にレンジでもみ合うのか、判断にはもう少し時間が

必要です。

注目の「月足」のチャートでは現時点ではローソク足は「陽線」を

維持しており、2月に入っても77円で推移するのであればトレンド

ラインを上抜けする可能性も残されています。



欧州問題がやや小休止していますが、ギリシャの債務減免交渉

では進展があったとの報道があります。

新規に引き渡す国債の表面利率(クーポン)を巡って交渉が中

断されていましたが、ギリシャ側が要求する3%と、国際金融協

会(IIF)が主張する4%で、隔たりがありましたが、金融協会側

が譲歩し、「3.75%」の水準を提示したとの情報です。

国際金融協会も「若干の進展があった」ことを明らかにしています。

交渉は本日も継続されることから、「合意」は近いものと思われます。



ユードルは1.26台の大底から1.31台後半まで約550ポイントの

反発を見せ、堅調に推移しています。

ユ-ロ円も含め、「ショート」でつかまっている投資家も多いのでは

ないでしょうか。当社のポジション状況(ディールスコープ)を観て

も、ユーロドルでは売り持ちが買い持ちの約2倍になっており、

ネットで「ショート」に傾いています。



ユーロドルの上値のメドは1.32台前半から半ばと、予想しています。

「8時間足」の重要な移動平均線や「日足」の雲がこの水準に集ま

っており、上昇時にはある程度の「抵抗」を見せるのはないかという

のが理由です。

一方でショートが溜まってきているため、昨年末から今月半ばまで

のようなユ-ロの急速な下げは見込めないのではないかと思います。


朝の6時はこれまで真っ暗でしたが、ようやく東の空が茜色(あかね

いろ)に変化してきたことに気づきました。

良い週末を・・・・。

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