FC2ブログ

ギリシャ選挙の結果を受けユーロ急進。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 注目のギリシャの再選挙では、緊縮財政を推進する新民主主義党

    (ND)が勝利し、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と合わせ

    過半数の163議席を獲得。

  • NY市場のドル円は、来週のFOMCで追加緩和が行われる

    との期待感から、長期金利が下落し円買いが優勢。ドル円は小動きながら

    78円63銭まで買われる。

  • ユーロドルはギリシャ選挙を控え買い戻しが勝る展開となり、1.25台

    から1.26台半ばを試す。

  • 株式市場は大幅に続伸。中央銀行が追加支援策を講じるとの観測が広がり、

    ダウは115ドル高と連日100ドルを超える上昇を見せ、1万2700ドル台を回復。

  • 債券相場は大幅に反発。追加緩和期待が広がり10年債利回りは急低下し

    1.57%台で引ける。

  • 金価格は続伸しこれで6営業日上昇。原油価格も小幅ながら上昇し84ドル台に。

  • 6月NY連銀製造業景況指数 → 2.29

  • 5月鉱工業生産 → -0.1%

  • 5月設備委稼働率 → 79.0

  • 6月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 74.1


    本日の注目イベント





    • 日   6月金融経済月報

    • 米   6月NAHB住宅市場価格

    • 米   G20(メキシコ、19日まで)





      世界中が注目していたギリシャの再選挙の結果は日本時間今朝5時

      過ぎに判明し、緊縮財政を推し進める新民主主義党(ND)が勝利し、

      サマラス党首が勝利宣言を行いました。

      国営テレビNETは同党首の演説を中継し、サマラス氏は「国民はユ

      ーロに票を投じた」と発言し、「欧州の将来と成長・雇用につながる政

      策が支持された」と演じています。

      ギリシャ国民は「良識のある選択」をしたと言えると思います。

      蓋をあけるまでどちらに転ぶか分からなかった今回の選挙。事前調査

      でも「緊縮推進派」と「緊縮反対派」は僅差で競り合っており、TVで報

      道されるギリシャ国民の意見も真っ二つに割れていました。

      世界の主要中銀は「万が一の時」を想定し、綿密に連絡を取り合い、

      「臨戦態勢」を敷いていました。

      これでギリシャの財政問題が解決するわけではありませんが、ギリシャ

      がユーロ圏から離脱する可能性はかなり低下したと考えられます。

      最悪の事態は回避できたことで、今度はEU首脳が慎重な態度を軟化

      させてくることも考えられ、解決の道筋が見えてくるかもしれません。

      全ギリシャ社会主義運動(PASOK)との連立を樹立することになれば、

      今後は粛々と緊縮財政を進めていくことになりますが、今年のGDPが

      マイナス4%と予想されるギリシャ経済がそう簡単に回復し、歳入が増

      えるとも思えません。ここはひとまず「ギリシャ悲劇」が回避できた、と受

      け止められる程度かと思います。

      新民主主義党勝利が伝わった早朝のオセアニア市場では、ユーロが

      上昇し、「窓開け」を見せています。

      ユーロドルは1.26台後半から1.27台に乗せ1.27台半ばまで買い

      戻しが進み、5月22日以来約20日ぶりの水準を記録しています。

      ユーロドルはショートポジションが積み上がっており、いつ買い戻しが

      入ってもおかしくない状況でした。

      ユーロドルは1.2760前後に「8時間足」の120日移動平均線があり、

      今の所上値を抑えていますが、これが

      抜けれると1.29台まで上昇する可能性があります。

      本日の欧州市場で「リスク回避」の流れが一変し、スペイン、イタリア

      の国債が買い進められれば十分その可能性はあると思われます。

      ドル円は79円台前半まで反発していますが、こちらはそれ程円売り

      が活発ではありません。

      先週末発表された米経済指標は全て軟調な結果を示していました。

      これらの経済指標の結果を受け、市場で「19-20日のFOMCでは

      追加緩和に踏み切る」との観測が強まり米10年債利回りは急低下し


      ました。

      「リスク回避」の流れが後退しそうな気配があることから円売りが優勢

      になるものの、米金利の上昇を伴わないと円の下落にも限界がありそ

      うです。目先は79円50-60銭を抜けるかどうかがが重要かと思われ

      ます。

      本日は日経平均株価がある程度の値幅で上昇しそうです。

      その際にドル円が上記水準を抜けることができるかどうかに注目して

      いますが、重要なのは欧州市場の株価と、債券がどのように反応す

      るかです。

      ユーロ円が101円台に乗せるような状況になれば、ドル円の79円台

      半ば超えがあるかもしれません。

      本日のレンジは78円80銭~79円80銭と予想しています。

スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。