バーナンキ議長講演待ち 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は堅調な米経済指標に支えられ78円台半ばを割り込まない
    ものの、上値も限られ動意なし。

  • ユーロドルは1.25台半ばから1.24台後半まで売られる。
    ラホイ・スペイン首相が支援要請を当面見合わせるとの方針を示したことや、
    中央政府に財政支援を要請したバレンシア州の要請額が膨らんだことなどが背景。
    ユーロドルはその後やや値を戻し1.25台に乗せて取引を終える。

  • 株式市場は大幅に反落。ラホイ首相が支援を見合わせる方針を示した
    ことで、欧州危機拡大に繋がるとの懸念からダウは106ドル安で1万3千ドルに。

  • 債券相場は堅調に推移。株価の下落や欧州不安から安全資産への需要が高まり、
    10年債利回りは1.62%と約10日振りの低水準に。

  • 金、原油はともに続落。原油価格は2週間ぶりに94ドル台まで下落。

  • 7月個人所得 → +0.3%

  • 7月個人支出 → +0.4%

  • 7月PCEコア・デフレーター → +1.6%

  • 新規失業保険申請件数 → 37.4万人


    本日の注目イベント


    • 日   7月失業率

    • 日   7月消費者物価指数

    • 日   7月鉱工業生産

    • 欧   ユーロ圏8月消費者物価指数

    • 欧   ユ-ロ圏7月失業率

    • 欧   イタリア短期債長期債入札

    • 欧   クーレ・ECB理事講演

    • 欧   ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演

    • 欧   スペイン7月財政収支

    • 米   8月ミシガン大学消費者信頼感指数

    • 米   8月シカゴ購買部協会景気指数

    • 米   バーナンキ議長講演(ワイオミング州ジャクソンホール)

    • 米   ラガルド・IMF専務理事講演(ワイオミング州ジャクソンホール)

    • 加   カナダ4-6月期GDP


      膠着状態の続くドル円は、東京時間だけではなく、海外市場に入っても

      大きな値動きは見られません。

      動かないから手掛けないのか、あるいは、手掛けないから動かないのか、

      市場参加者はやや諦めムードです。

      そのためドル円のボラティリティー(変動率)も3ヵ月で7.5%台まで

      低下しており、かなりの低水準にまで来ています。これは市場参加者が

      今後3ヵ月経っても、5-6円くらいしか変動しないと予想していることを

      表しています。

      ただ、安心はできません。ボラティリティーがさらに低下すると、

      逆に大きく動いた時には変動幅を予想外に拡大するケースもあります。

      用心は必要です。

      動きの良かったユ-ロドルも、さすがにバーナンキ議長の講演や

      ECB理事会を控えて動きにくくなっています。

      大きく値を下げないものの、ここからさらにユーロを買い上げるには

      リスクがあります。

      今後発表されるECBの政策が、ユーロにとってどの程度支援材料に

      なるのかを確認しなければなりません。

      スペインの財政不安を払拭させるような対策がなければ、

      もう一段上値を試すのも難しそうです。

      もし、市場を納得させるような支援策が出てこなければ、むしろ大きく

      下げることも考えられます。

      投機筋のユ-ロ買い戻しもかなり進んでおり、シカゴ先物市場の建て玉も

      ピークの半分程度まで減少しています。

      これは、ユーロにとってマイナス材料があれば、

      「いつでもユーロ売りを再開できる」ことに繋がり、投機筋が動き易い

      ということになります。


      ユーロドルの「日足」チャートの見ると、先週の23日からは1.25台半ばで

      上値は見事に抑えられています。

      この水準が「レジスタンスポイント」になりつつあり、抜けるにはパワーが

      必要です。

      スペインを取り巻く状況は改善しておらず、地方政府では財政悪化に加え、

      景気後退、失業率の悪化、などから中央政府への資金要請が膨らんでいる

      と伝えられています。

      バレンシア州、カタルーニァ州に加え、ムルシア州も今週に入って支援を

      要請しており、救済資金は、ラホイ首相が先月発表した180億ユーロ

      (約1兆7700億円)規模の中央政府による地方救済基金の半分を

      超えている、とブルームバーグは伝えています。

      スペインは9月下旬に66億ユーロ(約6500億円)の国債償還があり、

      さらに10月下旬には277億ユーロ(約2兆7200億円)の償還が

      控えています。


      本日もECB要人による講演が予定されていますが、注目はバーナンキ

      議長の講演です。

      「追加緩和」に関する言及はないといった見方が主流のようですが、昨日の

      米債券の動きを見ると、「追加緩和」に言及する可能性が高いことを

      「先取り」しているようにも見受けられます。

      もしFRBが「追加緩和」に踏み切るのであれば、11月には大統領選を

      控えていることから9月のFOMCが今年最後のチャンスになります。

      ロックハ-ト・アトランタ連銀総裁も昨日講演で同様なことを述べてました。

      政治日程も考慮したうえでバーナンキ議長がどのような判断を下すのかが

      注目されます。


      明日からは9月です。

      早いもので今年も既に残すところ1/3ということになります。

      連日の残暑でそんな気はしませんが、朝晩の日の出、日の入り時間を見ると

      少し納得させられます。

      良い週末を・・・・。

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円、ユーロともに閑散相場続く 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 米第2四半期GDP改定値が1.7%に上方修正されるなど、

    経済指標の改善を背景にドル高が進む。ドル円は小動きながらも

    78円80銭近辺まで上昇。

  • メルケル独首相が欧州安定メカニズム(ESM)には銀行免許を

    付与しないとの認識を示したことが重荷となり、ユーロドルは小反落。

    1.25台半ばから1.25台前半まで売られたものの、値幅は限られた。

  • 株式市場も盛り上がりに欠け、ダウは反発したものの小幅に留まり、

    ナスダックも5日続伸したが上昇は小幅。

  • 金価格は続落し、原油は反落。

  • 4-6月期GDP(改定値) → 1.7%

  • 7月中古住宅販売成約指数 → 2.4%


    本日の注目イベント





    • 豪   豪7月住宅建設許可件数

    • 独   独8月雇用統計

    • 独   メルケル首相中国首脳と会談

    • 欧   ユーロ圏8月消費者信頼感(確報値)

    • 欧   アスムセン・ECB理事講演

    • 米   7月個人所得

    • 米   7月個人支出

    • 米   7月PCEコア・デフレーター

    • 米   新規失業保険申請件数


      米経済指標の改善に加え、ベージュブックでは「多くの地区

      で緩やかな経過拡大が続く」と、前回から大きな変化はなく、

      雇用についても「大部分の地区で横ばいか、若干の増加に留

      まった」と報告されたことでややドル買いが優勢な展開となって

      います。

      ドル円は小幅に上昇し、78円80銭近辺までドル高に推移しまし

      たが、78円30-80銭のレンジは抜け切れていません。

      ただ、「1時間足」では先週金曜日のドル急落で「120日移動平

      均線」を下抜けして以来、再びこの線を上回っています。

      上記、経済指標の改善傾向が続いていることから、「追加緩和」

      観測がやや後退していることが、ドルを押し上げているものと思わ

      れます。

      また、ここにきて明日のバーナンキ議長の講演でも「追加緩和」

      に関する言及はないのではないかといった見方が急速に高まっ

      てきています。

      確かに明日のジャクソンホールでの講演では特にサプライズは

      ないのかもしれません。

      重要なのはやはり、来週末の雇用統計の結果であることから、

      その内容を確認するまでは安易な言葉は発しないのではない

      でしょうか。

      だからと言って「追加緩和」の可能性がなくなったわけではあ

      りません。あくまでも「8月の雇用統計」の結果次第ということです。

      一方ユーロドルも1.25台を維持しているものの、やや軟調な動

      きを見せています。

      昨日の独伊首脳会談では、欧州安定メカニズムの銀行免許を

      巡り意見の対立がありました。

      メルケル独首相は「ESMに関する限り、銀行免許の付与は条

      約と相いれないというのが私の信念だ」と発言し、モンティ伊首相

      は「さまざまな部分で構成する全体を見渡す視点から見るべきだ」

      と、意見の違いが明らかになりました。

      メルケル首相は、ドラギECB総裁の意見も私と同じだとも語ってい

      ます。

      そのドラギECB総裁はドイツ紙への寄稿で、ECBは「常に、託さ

      れた責務の範囲内で行動する。しかしながら

      その責務を果たすためには時には、伝統的な金融政策以外の手

      段の採用が必要であることが理解されねばならない」と論じ、国債

      市場に介入する方針を批判するドイツに対して反論しています。

      実際にバイトマン独連銀総裁は、ECBによる国債購入には再三

      反対の立場を表明しています。

      バイトマン総裁はECB理事会のメンバーであることから、来週6日

      のECB理事会ではどのような議論がされ、ユーロを守るためにどの

      ような対策が打ち出されるのか注目されます。

      昨日のアジア市場ではドル円だけではなく、ユーロドルも「固定相

      場」のような静けさでした。

      今日も同じ様な展開が続く可能性が高いと思われますが、海外市

      場では経済指標の発表もあることから、そこそこの値動きも期待され

      ます。

      日本時間の朝方にはなりますが、アスムセンECB理事の講演があ

      ります。アスムセン理事はドイツ人です。

      元ドイツ財務省の次官を経てECBの専務理事に就任していますが、

      メルケル首相の信頼が厚く、同首相に近い人物と見られています。

      ドラギ総裁に近い発言をするものと思われます。

ユーロドルECBへ期待から1.25台に 

ひと目で分かる昨晩の動きNY市場



  • 値動きの鈍いドル円は78円台半ばを中心に小動き。

    米長期金利がやや低下したことでドル売りが勝る場面があった

    ものの、勢いはなく78円50銭近辺で引ける。

  • ユーロドルは上昇し、再び先週の高値1.25台後半を

    ためす展開に。ファンロンパイEU大統領が、欧州救済基金は

    スペインの銀行支援に向け迅速に行動する用意があるとの発言

    したことが手掛かり。

  • 株式市場は前日と同様にまちまちの動き。ダウは21ドル安

    と続落し、ナスダックは小幅に続伸。

  • 債券価格は続伸。FOMCでの追加緩和観測を背景に国債需要が

    高まり、10年債利回りは3週間ぶりの低水準に。

  • 金価格は4日ぶりに反落し、原油は小幅に続伸。

  • 6月ケース・シラー住宅価格指数 → +0.5%

  • 8月消費者信頼感指数 → 60.6

  • 8月リッチモンド連銀製造業指数 → -9


    本日の注目イベント




    • 独   独8月消費者物価指数(速報値)

    • 欧   イタリア短期債入札

    • 米   地区連銀経済報告(ベージュブック)

    • 米   4-6月期GDP(改定値)

    • 米   7月中古住宅販売成約指数


      ケースシラー住宅価格指数が前年同月比+0.5%と約2年ぶりにプラ

      スに転じ、米住宅市場の底入れを確認するような内容となりました。ドル

      にとっては買い材料でしたが、コンファレンス・ボードが発表した消費者

      信頼感指数に足を引っ張られた格好となり、ドルの上値は重い展開で

      した。

      8月の消費者信頼感指数は市場予想の66.0に対して60.6と、昨年

      10月以来の低水準だったことで、

      9月のFOMCで追加緩和の可能性が高まったとの見方から米長期金

      利の低下に繋がり、ドル円の上値を抑える動きになったものです。

      ドル円は78円46銭まで下落しましたが、それでもドル売りで追随する

      流れにはならず、78円30-80銭の狭いレンジ内での動きが続いて

      います。

      9月のFOMCでの追加緩和実施の可能性については見方が分かれ

      てはいますが、依然として五分五分とみられ、

      来週末の「8月の雇用統計」の結果が鍵を握っている状況は変わって

      いません。

      「追加緩和」に踏み切るのかどうかのヒントを求める意味で、今週末の

      バーナンキFRB議長の講演が非常に注目されていますが、期待外

      れに終わる可能性もありそうです。

      ワイオミング州ジャクソンホールでの講演では、結局先日公開された

      FOMC議事録にあった文言の繰り返しに

      終わるのはないかとの見方が増えていることを、米通信大手ブルー

      ムバーグは伝えています。

      そのジャクソンホールでのシンポジュームに参加し、講演まで予定さ

      れていたドラギ・ECB総裁が参加を取り止めたとの報道があります。

      取りやめの理由は「多忙を極める」とのことですが、その翌週にはE

      CB理事会があり、欧州危機への取り組みで忙しいのではとの見方

      が有力のようです。

      「ユーロを守るためには何でもする。私を信じてほしい」とまで言い

      放ったのが7月末のことでした。

      それから既に1ヵ月を経過し、この間ユーロドルは約500ポイントの

      急反発を見せています。

      ドラギ総裁としては、コストを一切支払わずにユーロドルの水準引き

      上げに成功したわけですから、「してやったり」といったところでしょ

      うか。ただこの口先介入もそろそろ限界です。

      9月6日のECB理事会で、スペイン国債の購入など「具体的な対策

      」を打ち出す必要があります。そうでなければ市場は再びユーロ売り

      を再開する可能性があります。

      スペインでは昨日、カタルーニァ州が中央政府に支援要請を行って

      います。

      本来なら、このニュースでユーロが大きく売り込まれてもおかしくありま

      せんでしたが、ECBによる支援策への期待と、ファンロンパイ・EU大

      統領の支援発言で下落には繋がっていません。

      ユーロドルは1.25台後半まで上昇しまたが、先週末の高値は抜い

      ていません。

      「日足」では1.2690あたりに「120日移動平均線」があり、「週足」で

      も同水準がトレンドラインで抑えられるとみられます。

      従って、この水準を上抜けし1.27台を回復するようだと、ユーロドル

      の1.20台は目先の「底値」だったと、確認することになりそうです。

      水準的にはここからユーロをロングにすることには抵抗もありそうです

      が、MACDがゼロの軸を上回っていることや、ローソク足が「雲」を

      上抜けしたことを考えると、「1.26台を試す過程」にいるように見

      えます。

様子見気分強まる 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は材料不足から値動きに乏しく、78円60-80銭で推移。

  • ユーロドルも同様に小幅な値動きに終始し、オランド大統領などの

    発言にも反応せず1.25を挟む水準で一進一退。

  • 株価はまちまち。ダウは小幅に下落したものの、ナスダックは上昇。

    アップルの株価が過去最高値を更新したことがナスダック上昇に寄与。

  • 債券相場は続伸し、10年債利回りは小幅に低下。FRBによる

    追加緩和期待が根強く、週末のバーナンキ議長の講演にも期待が。

  • 金は堅調に推移し小幅に続伸。原油価格は3日続落。


    本日の注目イベント


    • 独   独9月GFK消費者信頼感調査

    • 欧   スペイン4-6月期GDP(改定値)

    • 欧   スペイン短期国債入札

    • 欧   イタリアゼロクーポン債入札

    • 欧   ユーロ圏7月マネーサプライM3

    • 米   6月ケース・シラー住宅価格指数

    • 米   8月消費者信頼感指数

    • 米   8月リッチモンド連銀製造業指数


      ドル円だけではなくユーロドルの値動きも緩やかになってきました。

      来週のECB理事会での「次の一手」を待つ雰囲気と、今週末にはバーナン

      キ議長やドラギECB総裁の講演を控えていることから、「小粒の材料」

      には反応しづらくなっているようです。


      ユーロドルはドイツのifo経済研究所が発表した企業景況感指数が予想され

      たほど悪化していなかったことや、ショイブレ独財務相が、独仏で

      通貨同盟を強化する作業部会を設置するとの発言で上昇する場面が

      あったものの、1.25台前半までの伸びに留まっています。

      市場は依然としてECBが打ち出してくる国債購入プランと、それに対して

      反対しているドイツ連銀の対応に不透明感を拭いきれないといった姿勢を

      崩していません。

      来週のECB理事会の結果が注目されます。


      豪ドルがやや軟調な展開を見せています。

      対ドルで1.06台まで回復した後じり安傾向が続いており、昨日は

      1.03台半ばまで下落しています。

      資源価格の軟調な割には豪ドルが強含んでいたことから、一部には

      RBAが「市場介入」を実施するのではないかとの見方が出ていることも

      上値を抑えているようです。

      そのため豪ドル円も83円台半ばを付けたあとは下落に転じ、81円台半ば

      まで調整しています。

      「日足」を見ると81円台半ばには「120日移動平均線」や

      「100日移動平均線」があり、現在この水準がサポートされている

      状況です。


      仮にもう一段下落し、81円台半ばを割り込むと81円前後まで下落する

      ことも考えられますが、ここでは「一目均衡表」の雲が「比較的厚めに」

      サポートしています。

      今後ECBが次の一手を打ち出してくる見方や、FRBによる緩和期待を

      考慮すると、80円台割れの可能性は少ないと考えられます。

      当面は「押し目買い」のスタンスを維持することでいいのではないかと

      思います。


      本日も東京時間では動きの少ない展開が予想されますが、欧州時間に

      入るとスペインとイタリア国債の入札があり、スペインのGDP(改定値)も

      発表されます。

      さらにドイツの消費者信頼感も予定されているためユーロに動きが出てくる

      かもしれません。

      その際に1.2530-50を抜けきれるかどうかが注目されます。


      またNY時間ではケースシラーが発表されますが、この指標は

      改善傾向が続き、既に前月比では「プラス」に転じていますが、

      前年比で「マイナス」から脱却できたのかどうかが注目です。

      住宅関連の指標でも重要な指標であるため、この数値が「プラス」に

      転じると、米住宅市場が本格的に復活したとの認識が広がり、ドル高に

      働くものと思われます。


      ドル円は小動きながら先週の「FOMC議事録ショック」から下値を徐々に

      切り上げています。

      「1時間足」では「雲」も上抜けしてしており、この先は「120日移動平均線」

      の78円86銭がポイントになりそうです。

      この水準を上抜けしてくれれば、79円台乗せも見えてきそうですが、これも

      週末に向け追加緩和観測が強まるのか、あるいは後退するのかにかかって

      きそうです。

ユーロ円97円台に下落後反発 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は78円台半ばで小動き。欧州首脳の会談を待つムードが強く、

    値動きも緩慢。

  • ユーロドルは、ECBが南欧諸国の国債購入を先送りするのではないか

    との一部報道で、1.25台半ばから1.214台後半まで売られたが、

    メルケル首相がギリシャのユーロ圏残留を希望すると発言したことで再び

    1.25台に乗せて引ける。

  • 株式市場は反発。バーナンキ議長が追加緩和の余地があることを、

    下院委員会の委員長に宛てたことで、ダウは前日の下落分を穴埋めし

    100ドル高に。

  • 債券相場は前日とほぼ同水準の1.68%台に。

  • 金は小幅ながら続伸。原油は続落。

  • 7月耐久財受注 → +4.2%


    本日の注目イベント


    • 独   独8月ifo景況感指数

    • 欧   アスムセン・ECB理事講演

    • 英   ロンドン市場休場(バンクホリデー)

    • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演

    • 米   ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演

      ドル円は下値を固めつつも動きの鈍い展開が続いています。

      この日は「追加緩和」の可能性が伝わったものの、ドル円は終始78円台

      半ばで推移しました。

      バーナンキFRB議長は、下院監視・政府改革委員会のダレル・アイサ

      委員長に宛てた22日付けの書簡で、「金融の状況を緩和し、回復を

      てこ入れするため追加的な行動をとる余地が金融当局にはある」と

      記していたことが伝わり、今週末のジャクソンホールでの議長講演に期待が

      高まりましたが、ドル円への影響は限定的でした。

      むしろ発表された耐久財受注が市場予想を上回ったことを好感し、ドル円は

      78円70銭台をテストする動きを見せています。

      9月のFOMCで、FRBが追加緩和に踏み切る可能性が徐々に高まって

      いる状況ですが、決め手になるのはやはり9月7日に発表される

      「8月の雇用統計」です。

      この内容が予想を下回っているようなら、市場は一気に追加緩和の実施を

      織り込む動きになろうかと思いますが、もし今月同様に良い数字を示した

      場合の反応が読みにくくなります。

      そして、もう一つの注目材料は欧州でのトップ会談の行方です。

      サマラス・ギリシャ首相はオランド仏大統領とメルケル独首相と

      会談しましたが、オランド大統領は、ギリシャの財政再建への努力を

      評価しながらも、さらなる歳出削減を図るよう要請し、メルケル首相は、

      ギリシャのユーロ圏在留を希望するとの発言に留まり、特に目新しい内容は

      無かったようです。


      結局、ECBの国債購入にしても、ギリシャに対する削減計画の

      条件緩和にしても、9月のトロイカ調査団の結果を踏まえてから

      対応されるようです。

      また、欧州安定メカニズム(ESM)の発足にしても、9月12日にドイツ

      憲法裁判所が判断を下すことから、欧州危機回避に向けた行動が

      取られるとしても、それ以降ということになります。

      ただ、ドイツ国内では、ドイツ連銀のバイトマン総裁がECBによる

      国債購入には反対の立場を崩していないことや、連立政権内部からも同様の声が

      上がっていることがやや気になるところです。


      ユーロドル、あるいはドル円にしても今週末のバーナンキ議長の講演と、ギリシャや

      スペインに対する対応策の成り行きを見極める展開が続きそうです。

      ユーロドルは再び1.25台半ばを抜けるかどうか?

      抜け切るようなら「日足」では一目均衡表の雲を上抜けし、テクニカル的には

      一段の上昇を見込めることになります。

      ドル円は79円台を回復できるかどうかですが、「追加緩和」観測の度合い

      次第というところになります。

      ドル円のレンジは78円40銭~79円と予想して

      います。

スペイン支援期待でユーロ堅調 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は欧州時間には78円70銭あたりまで反発したものの

    上値は重く、NYでは米長期金利の低下を材料に78円36銭まで下落。

    追加緩和観測も根強くドルが売られ易い状況が続く。

  • ユーロドルは堅調に推移。独仏首脳会談も好感され、スペインが

    ユーロ圏各国と支援条件を交渉しているとの報道もあり1.2590

    まで続伸。

  • 株式市場は大幅に続落。中国PMIの悪化などを背景に利益確定の

    売りが優勢となり、ダウは前日比115ドル安と、1万3100ドル台

    を割り込む。

  • 債券相場は続伸。株価が下落したことや、追加緩和期待から買い物を

    集め10年債利回りは1.67%台まで低下し、ドル安を誘因する。

  • 金価格は急反発し1670ドル台に。原油価格は反落。

  • 6月住宅価格指数 → +0.7%

  • 7月新築住宅販売件数 → 37.2万件

  • 新規失業保険申請件数 → 37.2万件


    本日の注目イベント




    • 豪   スティーブンス・RBA総裁議会証言

    • 欧   メルケル独首相、サマラス・ギリシャ首相と会談(ベルリン)

    • 英   英4-6月期GDP(確報値)

    • 米   7月耐久財受注


      市場全体でドル安が進んでおり、ユーロドルは終始1.25台を維持し

      堅調でした。スペイン政府が自国の国債買い支えなどを巡り、既に

      ユーロ圏各国とその条件について交渉をしているとの報道がユーロ

      を下支えする展開となり、ユーロドルは約1ヵ月半ぶりに一時1.259

      0まで上昇しています。

      また、ベルリンではメルケル首相とオランド大統領との会談があり、

      「われわれは皆、義務を全うすることが重要だ」との考えを示したこと

      も好感されていますが、これは見方を変えれば、「ギリシャは先ず財

      政再建を行うことが重要だ」というふうに読めなくもありません。

      このあたりは、本日メルケル独首相とサマラス・ギリシャ首相が直接

      会談することで明確になりそうです。

      市場では依然としてFRBによる「追加緩和」期待が強く、昨日は失

      業保険申請件数が予想を上回りやや悪化したことでも、「追加緩和

      の可能性が高まった」と材料にする様な状況でした。

      昨日の本欄でも書きましたが、FRBが9月のFOMCで「追加緩和」

      に踏み切る可能性は五分五分と考えています。

      ユーロが堅調に推移しているとは言え、欧州危機は未だ収束に向

      かっているとは見られません。

      また、米景気に対しても一時ほどの悲観論は後退しつつあります。

      やはり、9月7日に発表される「8月の雇用統計」の内容が大きな鍵

      を握っているということになります。

      この内容が悪いようなら、FRBは躊躇なく「追加緩和」に踏み切るも

      のと思われます。

      今朝の新聞記事にもあったように、FOMCメンバーの中でも「追加緩

      和」の実施を巡って意見が大きく割れています。

      足元では「ハト派」が優勢と思われますが、ハト派のバーナンキ議長

      がどのような考えを見せるのか、来週末のジャクソンホールでの講演

      が非常に注目されます。

      ドル円は一昨日のNY市場で79円台から一気に78円台前半まで落

      とされたことで、既に79円台は重くなっており、特段材料がなければ

      78円台半ばを中心に推移するものと思われます。

      米追加緩和の行方と南欧諸国の支援問題に躍らされる展開が予想

      されますが、ドル円の下値も限定的ではないかと見ています。

      7月にも一時78円台を割り込み、77円90銭を記録する場面がありま

      したが、介入警戒感が急速に高まったことと、米景気の改善傾向が

      下支えになり79円台まで反発しました。

      9月は「追加緩和」が実施されるのかどうかで相場展開が大きく変わ

      りますが、それでも昨年10月のように75円台を試すようなことはない

      のではないかと楽観視しています。

      本日も米経済指標とメルケル・サマラス会談の行方が注目されます。

      また、中国PMIの悪化から下落している豪ドルでは、スティーブンス

      RBA総裁の議会証言が朝方あります。

      連日厳しい残暑が続いていますが、夕方からは虫の音も聞かれるよう

      になってきました。

      秋は着実に近づいています。

      良い週末を・・・・。

FOMC議事録、市場にサプライズ 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 今朝方3時に公開されたFOMC議事録では、多くのメンバーが

    早期に追加緩和が必要との認識をもっていたことが判明し、ドル円は

    約1円ほど急落。79円20銭近辺で取引されていたが、一気に

    78円27銭まで円高ドル安が進む。

  • ユーロドルでも追加緩和の実施観測が高まったことで

    ドル売りユーロ買いが加速し、節目の1.25台を上回り1.2539まで

    ユーロ買い戻しが進む。

  • 株式市場は朝方の中古住宅販売件数が予想を下回ったことから

    軟調に推移していたが、FOMC議事録発表直後から反発。ダウは

    下げ幅を縮小したものの、マイナス30ドル。ナスダックは小幅高。

  • 債券相場は急伸。ここ数週間下落基調が続いていたが、追加緩和の

    可能性が高まったことから価格は大幅に上昇。10年債利回りは

    8月14日以来の水準となる1.69%台まで低下。

  • 金は反落、原油は続伸し97ドル台に。

  • 7月中古住宅販売件数 → 447万件


    本日の注目イベント





    • 中   中国7月景気先行指数

    • 中   中国8月HSBC製造業PMI

    • 独   独4-6月期GDP(確報値)

    • 独   独8月製造業PMI(速報値)

    • 独   独8月非製造業PMI(速報値)

    • 欧   ユーロ圏8月製造業PMI(速報値)

    • 欧   ユーロ圏8月非製造業PMI(速報値)

    • 欧   ユーロ圏8月総合景気指数(速報値)

    • 欧   ユーロ圏8月消費者信頼感指数(速報値)

    • 欧   メルケル独首相、オランド仏大統領と会談

    • 米   6月住宅価格指数

    • 米   7月新築住宅販売件数

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演



      「真夏の夜の夢」・・・・。

      今朝方公開されたFOMC議事録はサプライズでした。

      8月に入り米経済指標が「予想外」の好転を見せてきたことで、

      これまでの「追加緩和」観測が徐々に後退し、市場はリスクオン

      の状況に戻りつつありました。

      そのため、低金利の円は主要通貨に対して弱含み、対ドルで

      は79円台半ば、対ユーロでも99円台まで円売りが進んでいた

      中での「サプライズ」でした。

      FOMC議事録では「多くのメンバーは、新たな情報が十分かつ

      持続的な景気回復ペースの加速を示さない限り、かなり早い時

      期に追加緩和が正当化される公算が大きいと判断した」と記され

      ていました。

      また、メンバーは、新たな大規模資産購入プログラムを実施すれ

      ば「景気回復をさらに支援し得る」との認識も示したとも記述され

      ており、「追加緩和」は早い時期に、しかも大規模に実施すべき

      だとの意見が主流だったことが伺えます

      議事録ではさらに現行の「ゼロ金利政策」の期限延長について

      も議論されたとしており、この内容が市場に大きなサプライズを

      与えています。

      ドル円は79円20銭近辺から一気に78円台前半まで約1円程

      度円高に振れ、ここ数カ月の値動きからすると

      極めて急激な変動で、市場の動揺が大きかったことを表してい

      ます。ただ、ここは冷静に対処する必要があります。

      今回のFOMC議事録は7月31日と8月1日に行われた会合の

      内容です。

      その2日後の8月3日には「7月の雇用統計」が発表され、これが

      「ポジティブサプライズ」だったことは記憶に新しいところです。

      非農業部門雇用者数は6月の約3倍となる16万人の増加だった

      ことで「米雇用市場はそれ程悪くない」といった

      見方から、「追加緩和」期待がしぼみ始めるきっかけになりました。

      そしてその後の「小売売上高」や「鉱工業生産」、さらには「消費

      者信頼感指数」などの経済指標が軒並み予想を上回り、「追加緩

      和」観測が一気に後退して行き、ドル買い円売りが進行した訳です。

      つまり、今回公表されたFOMC議事録には、これら一連の経済指

      標の好転は考慮されていないということです。

      確かに議論された内容を見ると、FRBが直ちに「追加緩和」に踏み

      切ってもおかしくはない内容ですが、

      そこは少なくとも「割り引いて」考える必要があろうかと思います。

      個人的は、6対5で「追加緩和」実施の可能性が高かったものが、

      ここ一月(ひとつき)ほどで4対6に変化し、それが今回のFOMC

      議事録を経て5対5になったと認識しています。

      現在「フィフティー、フィフティー」だとすれば、重要なのはこれから

      発表される経済指標の内容であり、特に9月7日発表の「8月の雇用

      統計」です。

      ここで前回同様15万人以上の雇用者増を示すようだと、今回とはま

      ったく逆の反応を示すことになり「追加緩和」期待が後退することにな

      ります。

      仮に再び悪化するようなら、「追加緩和」実施に向けてカウントダウン

      が始まることになります。

      読みにくくなってきたのがユーロドルです。

      節目の1.25台を抜いてきたことで、これまでのユーロ悲観論がやや

      後退してきました。

      昨日の動きを見ても1.24台後半から上値は重そうに見えましたが、

      ドル安が進んだことで大台超えを実現したものと思われます。

      加えて、昨日のサマラス・ギリシャ首相とユンケルEU議長との会談

      が好感され、メルケル独首相との会談でも

      ドイツの譲歩を引き出せるのではないかといった観測がユーロ買い

      を加速させたと見られます。

      ただ、まだまだユーロについては不安要素が残っており、売り場を

      探す展開は変わっていないと考えます。

      いよいよ「秋の陣」に向けて動き出した欧州と、「追加緩和」を実施

      すべきか否かの最終判断が迫っている米国の動きによってドル円

      の値位置も決まってきそうです。

ユーロ急反発。対円で99円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は79円台半ばから「ジリ安」となり79円台前半まで下落。

    ユーロドルで「ユーロ高ドル安」が急速に進んだことで、対円でも

    ドルが売られる。ドル円は79円20-30銭と、この日の安値圏で引ける。

  • ユーロが、対円、対ドルで約1ヵ月振りの高値を記録。

    スペインの短期債の入札が好調だったことから、同国の国債利回りが低下

    したことや、ドイツがギリシャ支援を巡り譲歩の姿勢を見せるなど、

    ユーロに対する楽観論が台頭し、ユーロ買いが加速。

    ユーロドルは7月初旬以来の1.24台後半まで買い戻しが進む。

  • 株式市場は反落。朝方は堅調に推移していた株価はアップル株などが

    下落に転じると、歩調を合わせ下落。ダウは68ドル安で取引を終える。

  • 債券相場は小幅に反発。株安から買い物を集め10年債利回りは

    小幅に低下し1.80%台に。

  • 金価格は大幅に続伸し1640ドル台を回復。原油も小幅ながら続伸。


    本日の注目イベント





    • 日   7月貿易統計

    • 米   FOMC議事録(7/31~8/1日分)

    • 米   7月中古住宅販売件数

    • 加   カナダ6月小売売上高



      ユーロドルが約6週間ぶりに1.24台後半まで買い戻されています。

      これまで1.23台半ば辺りまでは上昇する場面はあったものの、ギリ

      シャ問題やスペイン国債の不安定さから、ユーロ買い戻しは限定的

      でした。

      根底には、「欧州危機はそう簡単には解決できない」といった「一種

      の安心感」のようなものがあり、あわててユーロを買い戻すような状況

      でないといったムードが支配的だったからです。

      基本的にその見かたは変わってはいないものの、昨日はスペイン国

      債の短期債入札が好調だったことや、メルケル政権与党の幹部がギ

      リシャ支援を巡り、サマラス・ギリシャ首相が救済プログラムの主目標

      の達成に意欲を示す限り、救済に関する幾分の譲歩は可能だとの考

      えを示したことでユーロ買いが加速しました。

      ユーロドルは1.240辺りに「8時間足の200日移動平均線」があり、

      そこを抜けるとストップロスのユーロ買いを巻き込む形で上昇し、NY

      では1.2488までユーロ高が進みました。

      明日からは、独仏に加えギリシャ首相も含め首脳会談が予定されて

      いることも、ユーロ買いに拍車をかけた格好になったと思われます。

      ドイツでは中央銀行であるブンデスバンクが反対の姿勢を見せては

      いるものの、ECBが9月の理事会ではスペイン国債購入など、何らか

      の対策を打ち出してくるとの観測もあります。また、それを裏付けるか

      のように、ECBのアスムセン専務理事がドラギ総裁の南欧諸国の国

      債購入プランを支持すると語った、という報道もありました。

      昨日も述べたように、9月には欧州危機を巡る様々なイベントが予定

      されています。

      10月にはスペイン国債の大量償還を控えていることから、9月にはあ

      る程度欧州危機解決に向けた行動が取られるのではないかといった

      楽観論が急速に台頭したものと理解しています。

      独仏首脳会談でどのような話し合いがなされるのか、またギリシャの

      債務削減計画を巡る条件緩和が承認されるのか、

      さらに9月6日のECB理事会でどのような防衛策が打ち出されるのか、

      蓋を開けなければ分かりませんが、そろそろ時間稼ぎも限界で、具

      体的な行動をとる時期にも来ていると思われます。

      ドル円は79円台を維持しているものの、徐々に上値が重くなりつつ

      あります。79円台半ばから80円にかけては実需のドル売りや、根強

      い円先高観に基づいたドル売りも並んでいるように思います。

      昨日のユーロドルの様に、一気にドル買い戻しが進み、ストップロス

      のドル買いを巻き込むような展開になればしっかり80円台に乗せて、

      80円台を維持するような流れになることも考えられますが、ユーロド

      ルの様に投機的な「円買いドル売り」のポジションはそれ程積み上が

      ってはいません。

      先週発表になったシカゴ先物市場の「円の建て玉」では、やや円買

      いが増えて3万枚を超えていました。

      ここから推測できるのは、投機筋はいずれ「円高ドル安に振れる」と

      予想しているということになります。

      従って、ドルがさらに上昇し80円台に乗せるような展開になれば、ス

      トップロスの円売りドル買いが持ち込まれる

      ことになり、ドル円をさらに円安方向に持ち上げる要因になります。

      その可能性はありますが、ユーロに比べポジションの積み上がりは

      1/4程度しかなく、大きな波乱要因にはなりにくい状況と言えます。

      裏を返せば、投機筋にとっても変動率(ボラティリティー)が低く、

      先を読みにくい円は「扱いにくい通貨」なのかも知れません。

      ドル円は8月16日に79円台に乗せて以来、ちょうど1週間79円台

      を維持しています。その意味では健闘していると言えなくもありませ

      んが、どこまでこの水準を維持できるかどうかです。

      円は対ドルだけでは無く、ユーロなど他の主要通貨に対しても一時

      に比べ「円安傾向」が続いています。

      小康状態が続いている欧州危機に対して、ECBなどが臨戦態勢を

      敷いてきたことで「リスクオン」の状況になり、低金利の円が売られ易

      くなっていると考えられます。

      今後、ドル円が再び78円台前半に戻るのか、それとも79円台を固め

      る動きになるのかは欧州情勢に大きく左右させられます。

      同時に忘れてはならないのが来週末に行われるジャクソンホールで

      の「バーナンキ講演」です。

ユーロドル一進一退 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はアジア時間に79円66銭までドル高が進んだものの、

    その後はドル売りに押される展開。NYでは79円33銭まで下押し

    されたが、ドル売り材料にも乏しく79円40銭近辺で引ける。

  • ユーロは1.23台半ばから1.23台を割り込む水準まで下落。

    ECBが国債の利回り目標を設定することの記事を否定したことや、

    ドイツ連銀がECBの新たな国債購入計画に批判的な姿勢を示したこと

    が材料に。その後はスペインなどの国債利回りが低下したことから

    1.23台半ばまで値を戻す。

  • 株式市場は利益確定の売りに押され反落。ただ下げ幅は小幅で、

    アップルなどの株価が上昇したことが下支えに。ダウは3ドル安。

  • 債券相場は先週末とほぼ同水準で引ける。ECBの次の行動を

    見極めたいとのムードが優勢。

  • 金価格は続伸し、原油は小幅に下落。

    本日の注目イベント




    • 豪   RBA議事録(8/7日分)

    • 欧   スペイン短期国債入札

    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

      ドイツ連銀は昨日公表した月報で、「ユーロシステムによる国債購入

      には批判の眼を向けるべきであり、購入は安定に対するリスクを伴うと

      いうのがドイツ連銀の認識だ」と表明し、ECBの新たな国債購入が

      無制限になりかねないことに批判的な姿勢を示しました。

      ドラギECB総裁は8月初めのロンドンでの講演で、ドイツ連銀が国債

      購入に反対していると語り、同中銀とドイツ連銀の考えに溝があること

      を明らかにしていましたが、これで改めて確認された格好になりました。

      ただ、メルケル首相はECBの考え方に賛成しており、ドイツ国内で

      の意見の対立が焦点になります。来月のEU財務相会合あたりまでに

      意見の集約を図っておかないと、再び市場はユーロ危機拡大を材料

      にユーロを売りこんで来る可能性もあります。

      先週末、ドイツの週間誌シュピーゲルが「ECBは域内の国債利回り

      目標を設定し、その水準を超えた場合無制限で購入することを検討

      している」と報じましたが、ECBがこの報道内容を否定したことでユー

      ロドルは1.22台後半まで下落しましたが、市場では9月初めのEC

      B理事会で購入を決めるのではないかとの観測が根強いようです。

      ユーロドルはその後1.23台半ばまで値を戻しています。

      8月の休暇シーズンに入ってからはユーロ圏からの情報も急速に

      減り、ユーロドルも一進一退の動きを繰り返してきましたが、休暇も

      終わり「役者も揃ってきた」ことから再びユーロ危機回避への処方

      箋に焦点が当たってきました。

      今週後半からは独、仏、ギリシャなどの首脳会議が相次ぎ予定さ

      れていることから、何らかの動きが出そうです。

      ギリシャの債務削減計画の緩和要請をメルケル首相が受け入れる

      のかどうかが最大のポイントと思われますが、昨日、メルケル首相率

      いる与党キリスト教民主・社会同盟の幹部は、ギリシャの経済改革

      ペースがあまりにも鈍いと指摘し、ギリシャ政府はユ-ロ圏に残留す

      べきかどうか来月熟考する必要があると、ドイツ紙とのインタビューで

      語っています。(ブルームバーグ)

      ドル円は順調に79円台半ばまで上昇してきましたが、予想通り79

      円台半ばから80円にかけては上値が重そうで、ここを抜け切るには

      さらなる支援材料が必要な状況です。

      昨日の東京時間では79円66銭までドル高が進んだことで、「一目

      均衡表」の「雲」は抜けましたが、すぐその上にある「100日移動平

      均線」が頭を抑えた格好になっています。

      ただ、下落したと言ってもNYでは79円30銭近辺でサポートされ

      ていたことから、「1時間足」の「雲」の下限である79円20-25銭

      あたりが下値のメドと見られます。

      ここには「100日移動平均線」もあり、さらに「120日移動平均線」

      は79円11銭にあることから、「79円台」

      を維持できるかどうかがドル円にとっての正念場になりそうです。

      ドル円の動きに影響を与える米金利の上昇傾向には今のところ変

      化はありません。

      米株式市場にやや高値警戒感が出てきており、利益確定の売り

      も出易い水準ですが、アップル株などが高値を

      更新しており、株式市場全体の雰囲気を盛り上げているといった

      状況です。

      ただ、ダウは年初来高値に接近しており、欧州危機の拡大を

      嫌気して大幅に下落することも考えられ、79円台を維持できる

      かどうかは、米株価次第というところもあります。

      上値のメドは昨日のドル高値であった79円65-85円辺りをこ

      なせるかどうかでしょう。

      これまで、ドル円の水準押し上げに一役買ってきた米経済指標

      の発表も予定されていないことから、結局欧州危機の行方が

      「震源地」として意識されます。

      スペインでは、12ヵ月物と18ヵ月物の短期国債の入札が本日

      予定されています。

ドル円79円台半ばで推移 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 米経済指標の改善傾向を背景にドル円は堅調に推移。

    値幅は限定的だったもののドル買いが優勢となり一時、

    79円58銭までドル高円安が進む。

  • ユーロドルは方向感がない中、ドル高の流れから下落。

    一時1.22台後半まで売られた後、1.23台に戻して引ける。

  • 株式市場は続伸。消費者マインド指数や景気先行指数が

    予想を上回ったことが材料となり、ダウは25ドル高と約3ヵ月半

    振りの高値まで上昇。

  • 債券相場は小幅ながら5日ぶりに反落し、利回りは小幅に

    低下。

  • 金、原油はともに3日続伸。

  • 8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) → 73.6

  • 7月景気先行総合指数 → +0.4%


    本日の注目イベント



    • 日   6月景気動向指数(改定値)


      ドル円は引き続き堅調に推移し、NY市場では79円58銭、今朝

      のオセアニア市場でも79円59銭とともに一目均衡表(日足)の

      「雲」の上限を試した格好になっています。

      先週もこの欄で述べましたが、79円60銭辺りが「雲」の上限にあり

      、この「雲」は今のところ機能していますが、厚みがないことから抜

      けやすいと見られます。

      ドル円上昇の背景は米経済指標の改善傾向が続いていることが

      挙げられます。

      先週末もミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を超えてい

      たことでドルは主要通貨に対して上昇し、ドル円は約1ヵ月振りの

      高値を試した訳です。

      上記79円60銭を明確に上抜けすれば、久しぶりに80円を試す

      動きも考えられ、ドル円は「正念場」に差しかかっていると言えそ

      うです。

      ドル円が80円台に乗せさらに上昇に向かうかどうかは、今後の米

      経済指標の好転が続くかどうかに

      かかっていますが、さらに言えば、今後FRBによる「追加緩和」の

      可能性が残っているかどうかにかかっているとも言い換えられます。

      個人的にはその可能性は現時点では十分残っていると予想して

      います。

      最も重要な雇用の伸びは、7月分は予想を大きく上回っていました

      が、3ヵ月連続悪化したことの反動の域を超えてはいません。

      また、来年にかけては、いわゆる「財政の崖」問題もあります。

      楽観的な見方をすれば、米経済指標の好転が続き、欧州危機も

      やや一服の状況を見せていることから

      9月12日からのFOMCでは「追加緩和」は見送られる可能性が

      高まったと考えられます。

      政治的日程を考えれば、仮に9月のFOMCで「追加緩和」がな

      いとすれば年内の実施は考えにくくはなりますが、だからと言っ

      てその可能性が完全になくなるわけではありません。

      ドル円は水準的にも80円が近づいてきたことから、79円半ばか

      ら80円にかけてはドル売り注文が持ち込まれることが考えられま

      す。

      そのドル売りをこなして上昇できるかがポンイントになりそうですが

      、テクニカルでは80円13銭に「120日移動平均線」があり、ここを

      上回ることができるかどうかが最大のポイントとみています。

      ユーロドルは1.22ー1.24でのもみ合いが続いていますが、やは

      り焦点はドイツの動きです。

      先週末もショイブレ独財務相は、ギリシャ経済が縮小し「非常に厳

      しい状況」にあるとしながらも、ギリシャへの新たな支援プログラム

      の可能性を否定しています。

      また、ドイツの外務相も、ギリシャ支援の条件を緩和すれば、スペ

      インなどの国々に誤解されるだろうと指摘しています。

      一方で、メルケル独首相はECBが南欧諸国の国債を購入するこ

      とに関しては前向きな姿勢を示しており、ドイツとしての姿勢の変

      化が今後の焦点になりそうです。

      メルケル首相は23日にオランド仏大統領と会談し、翌日にはサマ

      ラス・ギリシャ首相と会談することになっています。

      サマラス首相はこの会談で、ギリシャの債務削減期限を2年ほど延

      長するよう要請すると見られていますが、メルケル首相がこれを受け

      入れるのかどうか注目されます。

      「ユーロを守るためあらゆる措置を取る」と明言したドラギECB総裁

      は、スペインなどの国債を購入する検討に入っているとの報道も

      あります。

      ECBはスペインなどが債務危機に陥ったユーロ諸国の国債利回

      りが、ドイツ国債の利回りを一定以上超えたら購入に踏み切るとい

      う「スプレッド目標」を設定することを検討していると、ドイツ週間紙

      「シュピーゲル」が報じています。

      8月はバケーションのため目立った動きがなかったユーロ圏でした

      が、いよいよ今週あたりから解決に向けた議論が活発化すると予想

      されます。

ユーロ円1カ月ぶりに98円台に 


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 株高・債券安がさらに進み、米長期金利が上昇したことでドル円は

    終始79円台で推移。一時79円40銭までドル高が進み、高値圏で引ける。

  • ユーロドルは反発し1.23台後半までユーロ高が進む。欧米の株式市場

    で株価が堅調に推移したことで「リスクオン」の流れが優勢となりユーロは

    対ドルで1.22台後半から1.23台後半まで買われる。ユーロは

    対円でも7月10日以来となる98円台までユ-ロ高が進む。

    メルケル独首相が欧州債務危機解決に向けECBと協調する姿勢を見せたこと

    もユーロ買い戻しに繋がった。

  • 株式市場は反発しダウは85ドル高と、3ヵ月半ぶりに1万3200ドル台を

    回復。シスコシステムズなどの好決算が株価をけん引。

  • 債券相場は続落。10年債利回りは一時1.86%台まで上昇し、日米金利差は

    100bp(1.0%)まで拡大する場面も。

  • 金、原油はともに続伸。原油価格は5月中旬以来の95ドル台に。

  • 7月住宅着工件数 → 74.76万件

  • 7月建設許可件数 → 81.2万件

  • 8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 → -7.1

  • 米新規失業保険申請件数 → 36.6万件

    本日の注目イベント




    • 独   独7月生産者物価指数

    • 欧   ユーロ圏6月貿易収支

    • 米   8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

    • 米   7月景気先行総合指数

    • 加   カナダ7月消費者物価指数


      堅調な株価を背景に米長期金利が上昇し、日米金利差拡大を

      材料にドル円が79円台で推移しています。

      昨日の朝方、東京時間で79円台に乗せたドル円はNY市場で

      も終始79円台を維持し、一時は79円40銭までドル高が進む場

      面がありました。

      さすがに79円半ばからはドル売り注文も控えており上値は重そ

      うですが、徐々にレンジの上値である80円を目指す流れになっ

      てきました。

      市場は夏休みモードで参加者は少ないものの「79円台」を維持

      できれば、時間をかけながら上値の重さもほぐれてきそうな状況

      です。

      NYダウが約3ヵ月半ぶりの高値を記録し、先月までの「追加緩

      和観測」が後退していることがドル高を演出していますが、まだ

      手放しでドル高に転換したと見るわけにはいきません。

      テクニカルを見ても、200日移動平均線(日足)は昨日上抜け

      しましたが、現在は一目均衡表の「雲」の中を上昇している状

      況です。

      ただこの「雲」は比較的薄いことから抜ける可能性は十分あり

      ます。

      79円60銭を明確に上回れば「雲」を上抜けしたことになります

      が、79円半ばから80円にかけてはドル売りも控えていることが

      予想され、さらなる米景気の改善を示す経済指標が必要です。

      また、日足チャートを見ると約1ヵ月間78円前後でもみ合い、

      「底値固め」を形成し終え、ようやく動意を見せ始めた様にも見

      られます。

      特に80円台は意識され易い水準で、この水準を回復できるか

      どうかが市場参加者の相場観を左右することにも

      なります。

      80円台維持に失敗すれば再び「80円台はやはり売り場」との

      印象が残り、ドル売り注文を集めることになるからです。

      ユーロドルもやや方向感を失いつつあります。

      基本的には「戻り売り」のスタンスでいいと思いますが、昨日の

      メルケル独首相の発言をきっかけに1.22台から100ポイントほ

      ど上昇し1.23台後半までユーロ高に振れていますが、1.22

      -1.24のレンジ内での動きが続きそうです。

      休暇明けのメルケル首相の発言が徐々に伝えられるようになっ

      てきましたが、ECBによる南欧諸国のソブリン債購入には賛成

      の立場を崩してはいません。

      ECBが実際に市場でスペイン国債などを購入すれば、スペイン

      国債の利回りが低下しユーロ買い戻しに弾みがつき1.24台を

      上抜けする可能性がある一方、スペインがEUに支援要請を行う

      可能性もあり、そうなるとユーロが再び下落するリスクもあります。

      メルケル首相は来週23日にオランド仏大統領とユーロ債務危機

      とシリア問題で会談する予定で、さらに24日にはギリシャのサマ

      ラス首相との会談も予定されています。

      9月にはドイツの裁判所が欧州安定メカニズムの創設について合

      憲かどうかの判断を下すことや、スペインでは国債の大量償還が

      控えているなど、いよいよ「9月決戦」に向けて欧州首脳が動き始

      めたように思います。

      本日も株価の推移と、ドル円が昨日のNYの高値である79円40

      銭を抜け、79円台半ばをテストできるかどうかが注目されます。

      東京時間ではドル売りも強いと思われますが、海外市場でテクニ

      カルを主体としたドル買いが出るかどうか。

      さらに、米長期債利回りがもう一段上昇するかどうかもポイントにな

      ります。

米金利上昇でドル円一時79円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はNY連銀製造業景気指数がマイナスになったことで

    下落する場面があったものの、その後の経済指標の好転や、米長期

    金利の上昇に反発。約1ヵ月振りに79円台に乗せ、ほぼ高値圏で

    引ける。

  • ユーロドルは1.23台から再び1.22台に下落。

    米鉱工業生産や、住宅市場の改善を示す指標にドル買いが優勢となり

    ユーロドルは1.22台半ばまで下落。

  • 株式市場はまちまち。ダウは小幅な下落を見せたものの、ナスダックは

    小幅に上昇。

  • 債券相場は続落。10年債利回りは約3ヵ月振りに1.8%台まで上昇。

    9月に行われるFOMCでの追加緩和観測が後退。

  • 金、原油はともに小幅に上昇。

  • 7月消費者物価指数 → 0.0%

  • 8月NY連銀製造業景気指数 → -5.85

  • 7月鉱工業生産 → +0.6%

  • 7月設備稼働率 → 79.3

  • 8月NAHB住宅市場指数 → 37


    本日の注目イベント




    • 欧   ユーロ圏7月消費者物価指数(改訂値)

    • 英   英7月小売売上高

    • 米   7月住宅着工件数

    • 米   7月建設許可件数

    • 米   8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演


      米長期金利は約3ヵ月振りに1.8%台まで上昇(価格は下落)

      しました。この影響でドル円は一時79円台までドル高円安が進

      みましたが、金利の上昇度合いに比べドルの反発力は弱かった

      ようです。

      3ヵ月前の5月に、米長期金利が1.8%で推移していたころ、ド

      ル円は79円台半ばから後半で取引されており、足元では金利

      とドル円の動きに相関関係がやや崩れてきているように見受けら

      れます。しかし、長期的にみれば両者の相関度は強く、今後は

      出遅れているドル円が上昇に向かうのか、あるいは、米債券が

      売られ過ぎていることから買い戻され金利が徐々に低下してい

      くのかを見極める必要がありそうです。

      ドル円は今週前半には78円台前半で推移してましたが、米金

      利上昇を手掛かりにややドル買いが優勢となり79円台に乗せ

      ました。

      米長期金利の上昇傾向は、言うまでもなくユーロが小康状態

      を保っていることで、安全資産の米国債が売り圧力を受けてい

      ることが背景です。

      また、株式市場も堅調に推移しており、ダウは7月末に1万30

      00ドルを回復してからその水準を保っている状況で、一部の

      資金は債券から株式市場に流れ込んでいるものと思われます。

      今後のポイントとしては、今月初めの7月雇用統計以来順調

      な、米経済指標の改善傾向がさらに続くのかどうかです。

      今週の小売売上高や昨日の鉱工業生産などは思ったほどの

      落ち込みを見せていません。

      「夏は円高」だと一部で予想されていましたが、8月も前半が

      終わり今のところ杞憂に終わっています。

      もしこのまま経済指標の改善傾向が続けば、9月のFOMCで

      「追加緩和」は見送られるという意見がメジャーになりそうです

      が、専門家の間でも見方は分かれています。

      米ゴールドマン・サックスは、米景気は緩慢だが今後数カ月で

      持ち直すことから、9月のFOMCでは「追加緩和」は実施しな

      いと予想しています。

      一方、仏BNPパリバは依然「追加緩和」は実施される可能性

      が高いと予想しています。

      「追加緩和」が実施されるのか、見送られるのかそれによって

      為替相場が大きく動きそうですが、9月12~13日のFOMCま

      で、約1ヵ月残されています。この間の経済指標が非常に注目

      されますが、今月末のジャクソンホールでのバーナンキ議長の

      講演も多いに注目されます。

      ここで「追加緩和」に関する「ヒント」でもあれば、と世界中が注

      目するため、8月後半最大のイベントとも

      言えそうです。

      大きな値動きを見せてきたユーロドルもやや膠着感が強まって

      きました。

      休暇明けの独メルケル首相からは特に欧州危機に関するコメ

      ントも出てきません。

      相場全体が夏休みモードであるため止むを得ませんが、来週

      あたりからはそろそろ動きだすのではないかと見ております。

      欧州危機の行方と、米経済指標の結果に注目する姿勢は変

      わりません。

ユーロ再び下落基調に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はややドル買いが優勢となり78円79銭まで上昇。

    徐々に下値を切り上げてきているものの、反発も限定的。

    市場全体がドル高に振れたことと、米長期金利の上昇が

    円売りに繋がる。

  • ユーロドルは4日ぶりに1.22台まで下落。1.24台を

    何度も試したものの1.24台半ばが抜けきれず、この日は

    ECBがユーロ圏の2013年経済見通しを下方修正したことに

    反応し、売り優勢の展開となる。安値1.2266を付けた後

    1.23前後まで戻して引ける。

  • 株価はまちまち。ユーロが下落したことでダウは5日ぶりに

    小幅安。一方ナスダックは小幅高。

  • 債券相場は5日続落。10年債利回りは一時1.7%台に乗せ、

    約2ヵ月半ぶりの水準まで上昇し、引けは1.69%台に。

  • 金、原油はともに小幅な上昇。

  • 6月貿易収支 → 429億ドルの赤字

  • 新規失業保険申請件数 → 36.1万件


    本日の注目イベント




    • 豪   RBA、金融政策報告

    • 日   6月鉱工業生産(確報値)

    • 中   中国7月貿収支

    • 独   独7月消費者物価指数(確報値)

    • 英   英7月生産者物価指数

    • 米   7月月次財政収支

    • 加   カナダ7月失業率


      ドル円が依然として動意がない中、やや底堅い動きを見せています。

      世界的に株価が堅調に推移していることから、「リスク回避」の動き

      が後退し、安全資産の国債が売られておりその結果、長期金利が

      上昇傾向を見せていることが背景です。

      特に米長期金利は昨日1.7%台に乗せ、5月29日以来、約2ヵ月

      半ぶりの水準まで価格が下落しており、これがドル円を押し上げてい

      ます。

      日米金利差はドル円相場と相関度が強いと言われていますが、円

      の長期金利もやや反発しており、金利はざっと0.9%ほど米金利

      の方が高いということになります。

      今後ドル円が反発するには、米金利の上昇は不可欠です。

      現在FRBは「ゼロ金利政策」を2014年後半まで維持することを公

      言していますが、次回FOMCでこの期限をさらに延長するのでは

      ないかとの観測もくすぶっており、そう考えると足元のドルの反発も

      おのずから限界がありそうです。

      それにしてもドル円の膠着状況には困ったものです。

      ここ1ヵ月の値幅は「1円以下」で連日78円台の大台が変わりません。

      「8月は円高」と言われ、「日本の夏、円高の夏」とどこかで聞いたこ

      とがあるようなキャッチコピーまで出回っているようですが、今のところ

      その気配はありません。

      ただ、上述のように堅調な株価に支えられている部分もあることから、

      株価の調整が起こると「円高の夏」が再現する可能性は残っていそ

      うです。

      そのため日米の株価、とりわけに米国の株式市場の動向には注意

      が必要です。

      ユーロドルは結局1.25台をテストすることなく反落してしまいました。

      豪ドルが好調な経済指標を材料に上値を試し、昨日は1.06台乗せ

      を見せましたが、ユーロの追随は限定的で上昇しませんでした。

      欧州市場に入りECBが2013年度の経済成長率を、従来の1.0%

      から0.6%に下方修正すると、

      1.23台を割り込み、1.22台半ばまで下落しました。

      市場は、ECBのユーロ防衛策として何が打ち出されるかを模索し

      ている状況にいるため、ここからさらに大幅に下落するとも思えませ

      んが、「次の一手」が失望感を与えるものであったら、再び1.20台

      に向かう可能性は否定できません。

      ECBが打ち出す対応策と、通貨ユーロを守るためドイツがどこまで

      柔軟な対応を見せるかが、ユードルの

      「1.20~1.25のレンジ」をどちらにブレイクするのかのカギを握っ

      ています。

      最後に、ユーロ崩壊に関するブルームバーグニュースを一つ紹介

      すると、電子賭け市場イントレードの賭け率で、今年末までにユー

      ロが崩壊する確率は40.9%、2013年末までは56.1%となってい

      ます。

      1週間前はそれぞれ36.4%と、55.1%だったそうです。1週間前

      に比べると、ユーロ崩壊の確率が上昇しています。

      1週間前といえば、ドラギ総裁が「ユーロを守るためあらゆる手段をと

      る」と宣言し、ユーロが急反発した後です。

      ドラギ総裁がこのニュースを読んでいないことを希望します。

      来週月曜日(13日)から水曜日(15日)まで夏季休暇を取らせてい

      ただきます。

      その間、「アナリストレポート」はお休みさせていただきます。

      ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

      それでは良い週末を・・・・。

ユーロ売られるも反発し水準変わらず 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 方向感の見えないドル円は、78円台前半から半ばでの

    取引に終始。消費税増税法案が成立する見込みになったことにも

    反応薄。

  • ユーロドルは底堅い動きを続けながらも、依然1.24台が

    重い展開。ドイツの経済指標の悪化などに下落基調をたどり、1.23台

    前半まで下落。ただその後は切り返し1.2360-65水準で引ける。

  • 株式市場は利益確定の売り先行で始まったがダウは小幅ながら4日続伸。

    ナスダックは4ポイント安。

  • 債権相場は4日続落となり、10年債利回りは1.65%台に。

  • 金は反発し、原油価格は4日ぶりに小幅に反落。


    本日の注目イベント





    • 豪   7月雇用統計

    • 日   日銀金融政策決定会合

    • 日   7月マネーストック

    • 日   白川日銀総裁記者会見

    • 中   中国7月消費者物価指数

    • 中   中国7月生産者物価指数

    • 中   中国7月固定資産投資

    • 中   中国7月小売売上高

    • 欧   ECB月例報告

    • 英   英6月貿易収支

    • 米   6月貿易収支

    • 米   新規失業保険申請件数



      豪ドルが堅調に推移しています。

      特に対米ドルでは1.05台から1.06台を伺う動きで、今週火曜日

      のNY市場では1.06台に乗せる場面もあり、約5ヵ月ぶりの高値を

      記録しています。

      言うまでも無く、経済指標の好転が続き、追加利下げ観測が後退

      したことがその主因ですが、ユーロドルの動きに影響されにくくなり、

      ユーロドルが下落しても売られにくくなってきたことも挙げられます。

      その結果、ユーロオージーは記録的な水準にまで下落してきまし

      た。

      先日の政策金利据え置きの際にスティーブンスRBA総裁は、現

      在の豪州の経済状況では金利水準は適切だとの発言を行ってお

      り、豪ドル高を懸念する発言があるのではと予想されていましたが、

      難なく終えています。

      対円でも83円に迫る水準で推移しており、今後はNYの株式市

      場の行方を注視しながら、いったんはロングを手放す水準を探す

      展開を予想しています。

      本日は10時30分にオーストラリアの雇用統計が発表されます。

      また同時刻に中国の経済指標が多く発表される

      ことから、豪ドル相場は大きな値動きをする可能性があります。

      豪ドル円が85円方向を目指すのか、あるいは一旦80円に押し

      戻されるのか、今日は「オージー・デー」になりそうです。

      ユーロもなかなか底堅い動きが続いています。

      先週の「ドラギ発言」以来、市場はユーロ買い戻しを積極的に

      進めていることが背景ですが、ここにきてドイツが歩み寄りの姿

      勢を見せていることもユーロを押し上げています。

      昨日、メルケル首相率いる与党の幹部であるマイスター議員は

      「国債利回り押し下げを目的とするECBの行動案にドイツ連銀

      のバイトマン総裁が反対を唱えているからといって、ECBの危

      機対応へのドイツ政府の

      支持が揺らぐことにはならない」と述べた、とブルームバーグは

      伝えています。

      ドイツ政府としてはECBの政策を支持する考えを改めて表明し

      たものとみられ、これは先日のメルケル首相の発言と一致してい

      ます。

      こうなるとドイツ国内で中央銀行と政府の足並みがそろっていな

      いのではないかとの憶測も生まれますが、

      同議員はまた、「ドイツ国内に対立は無い。それぞれの役割が

      あるだけだ」とも述べています。

      ドラギ総裁としても、メルケル首相の「お墨付き」を得ることにな

      れば政策手段の幅が広がり、効果的なユーロ防衛策を施し易

      くなります。

      ユーロ相場を占う上で、休暇明けのメルケル首相の言動がより

      重要になってきました。

      本日午後には日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。

      ドル円が、円高警戒感はあるものの78円台で小動きなことから

      「追加緩和」は見送られるとの見方が優勢です。

      新たに審議委員に加わった2人の委員に期待する声も大きい

      ようですが、今回が初会合ということもあり、「無難」に終わりそう

      です。

      午後3時半に白川日銀総裁の会見が予定されていますが、先月

      と先々月はともに会見をきっかけに円高方向に振れています。

      今日の会見後の動きにも注意が必要です。

円、主要通貨に対して下落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は米長期金利の上昇を手掛かりにドル高に。78円台半ばを

    抜け、一時は78円74銭までドル高が進む。日本の消費税増税法案が

    不成立に終わったら格付けに影響があるとしたムーディーズのコメントも

    円売りに作用。

  • ユーロドルは堅調に推移。1.24台に乗せると売られる展開が

    続くものの、下値も徐々に切り上がる。イタリアのGDPの落ち込みが

    市場予想ほど悪化していなかったこともユーロ支援材料に。

  • ユーロ円は一時97円80銭まで上昇し、約4週間ぶりの高値を記録。

  • 株式市場は3日続伸。ローゼングレン・ボストン連銀総裁が「QE3

    をすぐにでも行うべきだ」と発言したことが伝わり、ダウは51ドル高。

  • 債券相場は3日続落し、10年債利回りは1.62%台まで上昇。

    投資家のリスク許容度が高まり約1ヵ月半ぶりの水準まで売られる。

  • 金は反落。原油価格はカリフォルニア州の製油所で大規模火災が

    発生したこともあり大幅高。一時は94ドル台に乗せ、5月中旬以来の

    高値を付けたが、93ドル台で引ける。

  • 6月消費者信用残高 → 64.6億ドル


    本日の注目イベント








    • 日   6月国際収支

    • 日   7月景気ウォッチャー調査

    • 独   6月貿易収支

    • 独   独6月鉱工業生産

    • 英   BOE、四半期物価報告



      ドル円にやや動きが出て78円台後半までドル高円安が進みました。

      政局の混迷から、消費税増税法案が成立するかどうか微妙な状況

      になってきており、昨日、格付け会社のムーディーズは、消費税法

      案が成立しなければ格付け見通しに影響を与える、とのコメントを発

      表しています。

      自民党は本日の昼までに野田総理が衆議院解散の確約に関する回

      答を示さなければ、内閣不信任決議案を提出する構えで、野田総理

      の姿勢次第では消費税増税法案の成立が見通せない状況になって

      います。

      この動きに対して日本の債券市場でも債権を売る動きが出て、長期

      金利は0.78%まで上昇(価格は下落)しています。

      一時0.72%まで低下した長期金利は消費税増税案が「成立しない」

      ことを織り込んだ動きとも言えます。

      「とにかく買っていれば儲かる」といった相場展開が続いている債権市

      場ですが、誰が最後にババを掴むかという水準も、そう遠くないと思わ

      れます。

      久しぶりに国内の材料で為替が動いたような気もしますが、政局と並

      んでもう一つ気になるのが「日本の人口減少」のニュースです。

      昨日発表された人口動態調査では、日本の総人口が前年同期比で

      26万人も減少していました。

      人口減少はここ5年ほどの傾向ですが、26万人の減少は過去最大

      の減少数です。

      人口の減少が続く国の通貨が今後も強くなるとは思えません。

      地下でマグマが溜まっていくように、長い目で観れば円が売られる材

      料は少しずつ蓄えられているように思います。

      ユーロ円が97円台後半まで反発してきました。

      昨日はドル円が若干円安に振れたものの、ドル円自体の水準はほと

      んど変わっていません。

      ユーロドルが1.20台から1.24台に反発した分だけ、ユーロ円の上

      昇に繋がっていると言えます。

      先週のドラギ発言をきっかけに、ユーロ買い戻しの動きが活発になり、

      ユーロドルが1.24台を何度も試す展開が続いています。

      足元では1.24台半ばが抜けるかどうかが重要ですが、抜けて1.2

      5台に完全に乗せるようだと、ユーロ円ももう一段の上昇が考えられま

      すが、ここは相場観が入り混じっている状況です。

      ユーロ防衛に関してドイツがやや態度を軟化させ、歩み寄りをみせる

      ようになったことがユーロ買い戻しを活発化させた背景ですが、このま

      ま欧州問題が収束に向かうことはないと言った見方の人は、私も含め

      て市場に依然多くいると思われます。

      足元の動きは「ユーロショートの買い戻し」であって、「ユーロの新規

      買い」ではない、と考えられます。

      そのため、買い戻しが終わればユーロの上昇は一服し、次の欧州の

      動きを確認することになりそうです。

      特に、ドラギECB総裁が「数週間以内に行動を起こす」と言ったこと

      で、ECBの次の一手に注目が集まります。戻りの節目は、ユーロドル

      の1.250と、ユーロ円の100円という水準が衆目の一致するところで

      す。

      本日も欧米では重要なイベントは予定されていないことから、ユーロ

      は動きにくい展開が予想されます。

      朝方8時50分に日本の国際収支が発表されますので、その結果次

      第ではドル円に動きがあるかもしれません。

      株価も堅調に推移すると見られ、78円80-90銭辺りを抜けるかどう

      かがポイントになりそうです。

      予想レンジは78円40銭~79円とみますが、円安方向にバイアスが

      かかる可能性があるかもしれません。

ユーロドル約1ヵ月振りに1.24台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 米経済指標の発表もなく特段材料のない中、ドル円はアジア市場の

    流れを引き継ぎ円買いが優勢な展開。78円15銭まで売られた後、株価の

    上昇に伴いやや円売りが出て、78円20-30銭で引ける。

  • ユーロドルはアジア市場の早朝に1.24台半ばまで反発した後、

    値ごろ感からユーロが売られたものの、株価の上昇や、メルケル独首相が

    ECBの国債購入を支持するとの発言が伝わり、再び1.24近辺まで反発。

    ユーロドルは約1ヵ月ぶりの高値水準で引ける。

  • 株価は続伸。メルケル首相のECBによる国債購入を支持するとの報道を

    好感し、ダウは21ドル高と1万3100ドル台を回復。

  • 債券相場は小幅に続落。市場の「リスクオン」の流れが債券売りに繋がり

    10年債利回りは1.56%台と先週末とほぼ同水準。

  • 金、原油は続伸。対ユ-ロでドル売りが優勢だったことで終日堅調。

  • バーナンキ議長の講演があったものの、金融政策に関しては特に触れておらず、

    多くの家計が困難な状況にあることに言及。


    本日の注目イベント





    • 豪   RBAキャッシュターゲット

    • 日   マネタリーベース

    • 欧   イタリア4-6月期GDP

    • 英   英6月鉱工業生産

    • 米   6月消費者信用残高

    • 米   バーナンキ議長講演

    • 加   カナダ6月住宅許可件数


      昨日の朝方、ユーロドルが急伸し約1ヵ月振りに1.24台半ばまで

      ユーロ高が進みました。

      欧州問題は依然根本的な解決策を見いだせないという見方を「基

      本」にしながらも、ユーロドルは着実に底値を切り上げています。

      昨日のアジアからNY市場にかけての動きを見ても、1.23台半ば

      が底堅く、終始1.23台から1.24台を伺う動きでした。

      ECBが先週スペインやイタリアの国債を購入する意向を示したこと

      について、メルケル独首相は「懸念していない」と、ドイツ政府報道

      官が6日の定例記者会見で述べたことが好感されています。

      これまでユーロの好材料が出て反発しても、すぐに売られる展開で、

      市場も「売り場を探す」といった姿勢を維持してきましたが、ここにき

      てユーロの底固さが目立っています。

      もっとも、堅調なのはユーロだけではなく、豪ドルやNZドルも金利の

      高さを背景に強含んでいます。

      市場全体が「リスクオン」に傾きかけていることから、株高、リスク通

      貨高の流れになっており、その中で

      円がもっと売られてもおかしくない状況ですがドル円では円が堅調

      です。これは昨日のこの欄でも述べたように、米国の「追加緩和」

      観測が根強く残っていることが主因かと思われます。

      ただ、ドルに対して主要通貨が上昇していると言う意味ではセオリ

      ー通りの動きです。

      今朝のブルームバーグのニュースでは、堅調に推移しているユー

      ロの動きに関して「欧州は問題は解決するだろう。それは考えられ

      ているより早期に実現するとみている」といったNYの為替関係者の

      意見を紹介しています。

      ECBのドラギ総裁が「あらゆる措置を取る」と明言したものの、ドイツ

      連銀が反対の立場をとっていることから、

      そう簡単に実現しないだろうという市場の見方が、ユーロの上値を

      抑えてきましたが、昨日のメルケル首相の発言に見られるように、

      結局ドイツの判断次第ということになります。

      ECBとしてはすでに行動を起こさざるを得ない状況にあり、このま

      ま放置しておけば再びスペインが標的にされ欧州危機を増幅させ

      ることになります。

      フランス、イタリアなど他の主要国が足並みを揃えつつある中、さ

      すがにドイツだけが国内事情を優先して「正論」だけを主張するわ

      けには行かないという状況に追い込まれつつあります。

      ユーロドルが1.25台を大きく超えてくるような展開になれば、スペ

      インのソブリン債リスクは大きく後退しNYからのコメントにあるように、

      収束方向に向かう可能性もあります。

      ただ個人的にはまだギリシャの再建問題もあり、これから先、一山

      も二山もあるとのシナリオを変えてはいません。

      豪ドルが堅調に推移しています。

      昨日の海外では豪ドル円は83円台前半まで上昇し、日足の120日

      移動平均線を明確に上抜けしています。

      また週足でも「MACD」がゴールデンクロスを見せており、間もなく

      「ゼロの軸」を抜けるかどうかが注目されます。

      「ゼロの軸」を抜けて来れば、しばらくは堅調な地合いが続くと判断さ

      れ、85円を目指す可能性も出てきそうです。

      堅調さの背景は豪州の経済指標が市場予想を上回っていることが挙

      げられます。

      このため、一時予想されていた「追加利下げ」の可能性がすっかり影

      をひそめ、一部には「緩和策終焉」を宣言するのではないかといった

      見方も出ています。

      相対的に金利が高いことに加え、NYダウなど株高も相場を押し上げ

      ています。

      今後はNYダウなど、株価をどのように読むかにもよりますが、欧州危

      機のさらなる深刻化がなく、米追加緩和観測がくすぶっている以上、

      豪ドル高はしばらく続くと予想されます。

米雇用統計改善でユーロ反発 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 米雇用統計が改善していたことを受け、ドル円は上昇。

    一時78円77銭までドルが反発し、高値圏で引ける。

  • 「リスク回避」の流れが後退し、ユーロでは買い戻しが急速に進み

    ユーロドルは1.24台目前の水準まで反発。ユーロ円も97円台

    前半まで回復する。

  • 米景気に対する悲観論が後退し株価は急反発。ダウは前日比

    217ドル上昇しほぼ全面高。

  • リスク回避の流れが後退したことで債券価格は下落。10年債利回りは

    大幅に上昇し1.56%台に。

  • 米景気への見方がやや好転し、原油、金はともに大幅高。原油価格は

    約1ヵ月半ぶりに91ドル台に。

  • 7月非農業部門雇用者数 → 16.3万人

  • 7月失業率 → 8.3%

  • 7月ISM非製造業景況指数 → 52.6

    本日の注目イベント



    • 豪   シドニー市場休場(バンクホリデー)

    • 日   6月景気動向指数

    • 米   バーナンキ議長講演


      米7月雇用統計で、非農業部門雇用者数が大幅に改善したことを受け、

      「リスク回避」の流れが後退、ユーロや豪ドルが対ドルで大幅に上昇し、

      ドル円は78円台後半まで買われたものの、上昇幅は限定的でした。

      非農業部門雇用者数は16万3千人増加と、ここ3ヵ月の8万人以下の

      増加に比べ「ほぼ倍増」でした。

      市場予想の10万人に比べても大幅な増加だったことから、株価は急

      伸し、安全資産の債券が売られ、長期金利が上昇しました。

      こうなるとドル円ではドル買い円売りが進みドルが上昇しますが、先週

      末のNY市場では上昇幅は限られています。

      雇用が一時的に改善したとしても、米追加緩和観測が依然払拭でき

      ないことがその背景かと思われます。

      非農業部門雇用者は大幅な改善でしたが、失業率は0.1ポント悪

      化して8.3%でした。

      これは1月、2月と並んで今年最も高い失業率となっています。

      先週の米FOMCでは追加緩和が見送られ、9月の会合で実施される

      可能性が高まっていました。

      金融政策に最も影響を与える雇用の状況を、7月と8月の2ヵ月を確認

      してから判断されると見られるからです。

      今回の7月の雇用者増は、その意味で次回9月の決定会合に影響を

      与えることになりそうです。

      FRBとしても、できれば「追加緩和」のカードは温存しておきたいと考

      えているはずで、欧州危機が依然として不透明な状況下では「万が一

      」の場合に備えておきたいと考えることは順当なことと言えます。

      これで8月の雇用統計でも10万人を大幅に上回る増加が示されると、

      「追加緩和」のカードは来年以降に

      持ちこされる可能性もでてきますが、7月の大場改善を受けた後の見

      方は概ね追加緩和は必要だとの意見です。

      今から8月の雇用統計が注目されそうです。

      ドル円の反発力の弱さが気にかかります。

      米金利とドル円の相関関係は良く言われていることですが、先週末の

      米10年債利回りは1.56%台まで上昇し、約1ヵ月ぶりの水準まで債

      券売りが加速しました。

      ドル円も79円台に乗せてもおかしくない水準かと思われますが、追加

      緩和観測がドル円の上値を抑えている

      ものと考えられます。

      ここ1ヵ月間はほぼ78円-78円50銭前後のレンジが続き、ようやく上

      抜けが完成したように思えますが、

      市場参加者の「相場観」は依然としてドルの戻りは限定的と見ているよ

      うです。

      ドル円の77円台突入はまだ回避されたとは思えません。

      ユーロ円が97円に入り、ややユーロドルの買い戻しが優勢な状況です

      が、ドイツの反対を考えるとECBがどの程度「通貨ユーロ」を守ることが

      できるのか不透明です。

      ドルが78円台を底固めし、上昇に向かうのか、あるいは再び78円割れ

      を目座すのか、米金利の行方と同時に

      ユーロドルが1.25台を超えて行くのかどう重要です。

      つまりドラギ総裁が言い放ったように「ユーロを守るためあらゆる措置」

      が取られるのかどうかにもかかってきそうです。

      FRBとECBの政策会議ではともに追加緩和は見送られました。

      今週は日銀の政策決定会合が開催されます。

      欧米が動かなかったことから、日銀が先手を売って動き出すことは考え

      にくいを思われますが、先週、森本審議委員は講演で「大胆な追加

      緩和」を実施することはあり得るとの発言をしています。

      2月の「追加緩和実施」時の様に「サプライズ」があれば、ドル円は79

      円どころか80円台にも軽々乗せる可能性はあると思います。

      9日(木)の政策発表には注意が必要です。

ECB政策発表後ユーロ急落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ECBは理事会を開き、政策金利据え置きを決め、ドラギ総裁は

    記者会見で南欧諸国の国債購入する意向を示したが、具体的でないとの

    印象を残す。ドル円は78円台前半で膠着状態となり「蚊帳の外」。

  • ユーロドルはユーロ防衛策が出されるとの期待感に、アジア市場から

    ジリ高となり、ECB理事会後には1.24台に乗せる。その後は

    ドラギ総裁の記者会見が行われるに連れ急落し、1.21台までユーロ安に。

  • 株価は4日続落。ドラギ総裁の会見に失望感が増し、ダウは92ドル安

    の1万2800ドル台に。

  • 債券相場は続伸。欧州危機の解決には依然課題があり、時間を要するとの

    見方から債券は堅調に推移。10年債利回りは1.47%台まで低下。

  • ドルが買われたことで金、原油はともに大幅に下落。

  • 新規失業保険申請件数 → 36.5万件


    本日の注目イベント




    • 中   中国7月サービス業PMI

    • 独   独7月サービス業PMI(確報値)

    • 欧   ユーロ圏7月総合景気指数

    • 欧   ユーロ圏6月小売売上高

    • 英   英7月サービス業PMI

    • 米   7月雇用統計

    • 米   7月ISM非製造業景況指数


      前日のFOMCの時とは打って変わって、昨日のECBの理事会前後

      ではユーロ、豪ドルなどが乱高下し、やや相場観も乱れ混沌とした状

      況でした。

      1.22台半ばから始まった昨日のアジア市場のユーロドルでしたが、

      ECB理事会を控え底固く推移。

      欧州時間にかけては1.23台を伺う水準まで値を上げてきました。

      先週ドラギ総裁がロンドンでの講演で「あらゆる手段を講じる」と発言

      したことから、今回は「ユーロ防衛策が出される」といった期待が高まり、

      ユーロ買い戻しを誘因しました。

      その後もユーロは上昇し、ECB理事会が開催されるころには1.23台

      半ばまで買われ、「期待通り大胆な政策が打ち出される」との期待がさ

      らに膨らみ、相場の流れから判断すると益々「ECBが行動する」ことが

      現実味を帯びてきました。

      「南欧諸国の国債を購入する意向がある」との決定にユードルは一気

      に1.24台に乗せましたが、ドラギ総裁の会見が進むにつれユーロ売

      りが加速。

      一時は1.21台前半まで売り込まれています。

      国債買い取りの意向は示されたものの、時期や規模については触れ

      られず、さらにドラギ総裁はドイツ連銀が国債購入については反対の

      立場であることを認め、「バイトマン氏と独連銀が債券購入プログラム

      について慎重姿勢であることは明白であり、知られている」と発言しま

      した。

      結局、事前の予想が高かかっただけに市場の「失望売り」が加速し、

      ユーロは8日ぶりに1.21台前半まで下落し、ユーロ円も94円を覗く

      展開になりました。

      今後は欧州金融安定メカニズム(ESFS)などを通じてスペインなど

      の国債を購入することになりそうですが、市場心理を熟知しているドラ

      ギ総裁しては、市場の反応を読み違えたとの印象をぬぐい切れません。

      裏を返せば、ドイツ連銀の反対がそれほど強いと読むこともできそうです。

      ユーロの乱高下に連れて、豪ドルも大きな値動きを見せました。

      6月の小売売上高が好調だったことを受け、対米ドルでは1.04台後

      半まで上昇し、ECB政策発表時には1.0580まで上昇し3月20日以

      来、約4ヵ月ぶりの高値を記録しました。

      雇用を始め、住宅など経済指標が予想を上回る状況が続いているこ

      とが背景ですが、中国の景気の影響を受けにくくなったことも見逃せ

      ません。

      ただ、さらに豪ドル高が続くと資源以外の輸出にブレイキがかかる可

      能性もあり、RBA高官などから牽制する発言が出てくることも予想さ

      れます。

      対円では80-85円のレンジに上方移動したと思われますが、82

      -85円のゾーンではひとまず利益を確保しておくことはこれまで通

      りです。

      ユーロなどの喧騒から逃れるように、ドル円は動きません。

      昨日の朝方は、IMFが一定の条件下では介入を容認するとの記事

      が蒸し返されたり、加藤元財務官が、

      円が急騰した際の介入に前向きな発言が伝わったことで円売りが優

      勢となり、78円台半ばを超える場面もありましたが、長続きしませんで

      した。

      ユーロ高に引っ張られる格好で78円台前半まで下落しています。

      77円台ではドル買いも観測されそうですが、上値の重さも意識され

      ています。

      今夜の米雇用統計でも動かなければ、しばらく「夏相場」が続くのか

      もしれません。市場予想は10万人前後の増加です。

      オリンピックでは水泳陣がまずまずの活躍でした。

      いよいよ陸上が始まり、今夜は金メダルに最も近い

      室伏選手の登場です。

      良い週末を・・・・。

FOMC 追加緩和を見送る 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 注目のFOMCで追加緩和が見送られたことからドル円は

    78円50銭まで買われる。アジア市場では78円を割り込み、

    77円91銭まで円が買われたものの、失望感からドル買い円売りが進んだ。

  • ユーロドルは今晩の理事会でユーロ防衛策を打ち出すとの観測が強く、

    欧州時間では1.23台前半まで買われたものの、追加緩和見送りで

    ドルが買われたことで1.22台前半までユーロが下落。

  • 株式市場は3日続落。追加緩和見送りへの失望感から売りが優勢となり

    ダウは32ドル安で、1万3000ドルの大台を割り込む。

  • 債券相場は反落し利回りは上昇し、長期金利は再び上昇し1.5%台に

    乗せる。

  • 金は続落し、原油価格は反発。

  • 7月ADP雇用者数 → 16.3万人

  • 7月ISM製造業景況指数 → 49.8


    本日の注目イベント




    • 豪   豪6月貿易収支

    • 豪   豪6月小売売上高

    • 日   マネタリーベース

    • 欧   ユーロ圏6月生産者物価指数

    • 欧   スペイン長期国債入札

    • 英   BOE政策金利発表

    • 欧   ECB政策金利

    • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

    • 欧   ラホイ・スペイン首相、モンティ・イタリア首相と会談

    • 米   新規失業保険申請件数


      注目のFOMCでは予想通り「追加緩和」は見送られたが、ゼロ

      金利政策の延長など「何らかの対策を取る」とみられていた一部

      の期待感も失望に変わってしまいました。

      声明文では「必要なら追加緩和策を講じる」とし、「経済活動は

      今年上半期にやや減速した」と、景気見通し判断を下方修正し

      ています。

      また、ツイストオペについては、改めて今年末まで行うことを確認

      しました。

      結局内容的には前回の声明文と大差なく、市場は「失望感」が

      先行する形で、株価が下落、債券も売られ、主要通貨に対して

      ドルが買い戻されました。

      FRBも本音とすれば、明日発表の7月雇用統計と8月の雇用統

      計を確認したかったということで、タイミング的にも次回9月12日~

      13日の会合で判断を下す方が好都合、と考えているとも言えます。

      だからこそ、今回の議長の記者会見でも「必要なら行動を起こす」

      という言葉を付け加え、依然追加緩和を行う可能性は高いことを強

      調しています。

      次回FOMCは9月ですが、その前に恒例のジャクソンホールで

      のシンポジュームがあります。

      バーナンキ議長は昨年ここで追加緩和に対する前向きの発言

      をし、その後実際に行った経緯があることから8月31日の議長の

      講演は非常に注目されます。

      恐らく9月のFOMCで行動を起こす可能性が高いことを示唆す

      る発言になろうかと思います。

      10月にもFOMCは開催されますが、11月に大統領選が控え

      ていることから、さすがに10月には政策変更は行いにくいとの

      見方もあり、「9月に追加緩和に踏み切る」可能性は相当高いと

      考えられます。

      FOMCが終わり、次は今夜のECB理事会です。

      「ユーロを守るためあらゆる措置を取る用意がある」と言いきった

      ドラギ総裁が、何をやるのかが焦点です。

      「私を信じてほしい」と、中央銀行総裁としては異例の言葉を

      使ったドラギ総裁です。

      「やるかやらないか」の選択肢は無く、「何をやるか」が市場の

      関心を集めています。

      ユーロドルは買い戻しがゆっくりと進んではいるものの、依然

      として上値が重い展開が続いています。

      「ユーロ防衛策」が打ち出されるとの観測からユーロは「小康

      状態」を保っていますが、打ち出された内容が市場の失望を

      買うようだと、ユーロの急落に繋がる恐れがあります。

      逆に、効果的な内容が発表されれば、先週末試した1.23

      90水準を再度試しに行く可能性もありますが、それでも1.25

      の大台突破は至難の業です。

      ギリシャの財政再建見通しに不安が残り、今後も金融支援が

      継続されるのかどうか懸念されますが、欧州危機の

      主戦場は既にスペインに移っています。

      スペインの財政懸念が払拭され、国債の利回りが安定してくれ

      ば、ユーロが時間をかけて緩やかに回復する見込みもあります

      が、現時点ではドイツが立場を変えていないことからそう簡単

      ではありません。

      今朝の経済紙で、コロンビア大学のスティグリッツ教授は欧州

      危機いついて「統合を進めるか分裂か、道は2つしかない。」

      との見解を示したことを紹介しています。

      今夜のドラギ総裁の会見は今後の欧州を占う上でも極めて重

      要なイベントになりそうです。

FOMC控え様子見気分 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • FOMCを控えドル円は78円台前半で膠着状態が続く。

    米経済指標は全体として改善傾向を示したものの、相場への

    影響はなく、78円10-15銭で引ける。

  • ユーロは主要通貨に対して上昇。ECBが理事会でユーロ防衛策

    を発表するとの観測が根強く、ユーロドルは1.22台後半から、

    1.23台前半まで反発。

  • 株式市場は様子見ムードが強い中続落。ダウは64ドル安ながら

    1万3000ドルの大台は確保。

  • 債券相場もFOMCの結果を見極めたいとのムードが強く、株価が

    下落した分利回りは低下。

  • 金は4日ぶりに反落。原油も大幅安で88ドル台に。

  • 6月個人所得 → +0.5%

  • 6月個人支出 → 0.0%

  • 6月PCE・コアデフレーター → +1.8%

  • 5月ケースシラー住宅価格指数 → -0.66%

  • 7月シカゴ購買部協会景気指数 → 53.7

  • 7月消費者信頼感指数 → 65.9


    本日の注目イベント





    • 豪   豪第2四半期住宅価格指数

    • 中   中国7月製造業PMI

    • 中   中国HSBC7月製造業PMI(改訂値)

    • 欧   ユーロ圏7月製造業PMI(確報値)

    • 欧   イタリア7月財政収支

    • 英   英7月製造業PMI

    • 米   バーナンキ議長記者会見

    • 米   7月ADP雇用者数

    • 米   7月ISM製造業景況指数


      欧米の金融政策会合を控え、市場はどのような政策が決定

      されるのかその結果に注目しています。

      特に高水準にショートが積み上がっているユーロは、ECBが

      域内のソブリン債利回り上昇を抑制するための措置を講じる

      のではないかとの観測が根強く、ユーロの買い戻しが優勢な

      状況となっています。

      ただ先週末の様に、ユーロドルがストップのユーロ買いを巻

      き込み急騰する状況ではなく、「根っこのショートは依然とし

      てキープ」するスタンスが続いているものと思われます。

      ECBの決定内容によっては再びユーロが大きく売り込まれ

      る可能性も残っていると言えそうです。

      昨日の海外市場でユーロドルは1.2330まで反発しましたが、

      その後は伸び悩み1.230前後まで上昇幅を縮めています。

      独財務省が電子メールで、ESM(欧州安定メカニズム)に銀

      行免許を付与する必要はないとの見解が上値を抑えたようです。

      前日も、独レスラー副首相は「ECBの職務は物価の安定であ

      る」と言明し、スペイン、イタリアなどへの資金供給を牽制するな

      ど、ここでもドイツの対応がカギを握ります。

      ドラギ総裁としてもいかにドイツを説得するかが、今後の対応策

      の選択肢に影響を与えそうです。

      一方でイタリアのモンティ首相は昨日パリを訪れ、オランド大統

      領と今後の対応策を協議するなど、ユーロ防衛のためECBと歩

      調を合わせる準備も進んでいるようです。

      昨日から始まったFOMCは、日本時間明日の早朝3時15分に

      バーナンキ議長が記者会見を行う予定になっています。

      市場のコンセンサスは「今回は追加緩和は見送られ、次回9月

      の会合で実施される」といった見方です。

      ただ、市中銀行が中央銀行に預けている預金の付利を止めると

      いった案や、ゼロ金利政策を2015年まで延長する案など「何ら

      かの対応策は打ちだすのでは」といった見方が有力です。

      また議長は会見の中で、今回は追加緩和を見送るが、次回には

      実施する可能性が高いことを強く印象付けることも考えられます。

      ECBがユーロ防衛策を打ち出せば、欧州危機の拡大にややブ

      レイキがかかることも予想され、FRBとしてもあえて「伝家の宝刀」

      を抜くことをせず、温存させることができることにもなります。

      ドル円は78円台前半で膠着状態を強めています。

      上述のように追加緩和の可能性を排除できないことからドルの上

      値は重く、どちらかといえば78円割れを試しそうな

      展開です。

      ただ、先週も78円台を一瞬割り込んだ後、すぐに反発するなど、

      77円台に入ると介入警戒感が急速に高まることでこの水準から

      円が大きく買い進まれる状況ではないように思えます。

      とは言え、77円台に入った場合にどのような動きを見せるのか

      注視したいところです。

      シカゴの通貨先物市場では、円の買い持ち額が徐々に増えて

      きています。

      今日から8月です。

      昨年も8月に75円台まで円高が進んだことから「夏は円高」のイ

      メージがありますが、今年もドルの上値を徐々に切り下げてきて

      おり、「例年通り」になるのか気になります。

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