スペイン予算案を好感しユーロ反発 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は77円台半ばで動かず。材料に乏しい上、積極的に売り買いを
    手掛ける参加者も減少気味。上値が重い一方、下値では介入警戒感も
    意識される展開が続く。

  • ユーロドルは1.28台前半まで下落した後、スペインの緊縮財政案が
    発表され、その内容が好感されたことから急反発。底値から100ポイント
    上昇し、1.2910-20で引ける。

  • 株式市場は反発。スペインの緊縮予算案が、スペインが支援要請に
    近づいていると受け止められダウは72ドル高。

  • 債券相場は9日ぶりに反落。スペインが緊縮予算案を発表したことから
    欧州危機が落ち着くとの見方が広がり、売り方優勢となる。
    10年債利回りは1.65%に上昇。

  • 金、原油は大幅に反発。金は引け値で1780ドルを回復。

  • 新規失業保険申請件数 → 35.9万件

  • 8月耐久財受注 → -13.2%

  • 8月中古住宅販売成約指数 → -2.6%


    本日の注目イベント


    • 日   8月失業率

    • 日   8月消費者物価指数

    • 日   8月鉱工業生産(速報値)

    • 中   中国 9月HSBC製造業PMI

    • 独   独8月小売売上高

    • 欧   ユーロ圏9月消費者物価指数(速報値)

    • 欧   アスムセン・ECB理事講演

    • 米   8月個人支出

    • 米   8月個人所得

    • 米   8月PCE・コアデフレータ

    • 米   9月シカゴ購買部協会指数

    • 米   9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)

    • 米   中国代表、国連演説

    • 米   フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

    • 加   カナダ7月GDP


      注目のスペインの緊縮財政案が発表され、その内容が救済を

      要請した場合の条件を満たせるとの観測が広がったことから
      ユーロは急反発し、対ドルでは1.29台前半まで買われ、

      対円でも底値から70銭程度ユーロ高が進みました。


      欧州委員会のレーン委員長はこの予算案について、EUが

      示す国別の推奨に対応しており、一部はそれを上回る内容だと

      評価しています。

      また、モントロ・スペイン予算相も「財政赤字削減に向けた

      大々的な取り組みだ」と語っています。

      今回の予算案は、財政赤字をGDP比4.5%とするため、

      宝くじの賞金に対する新税の導入や、各省庁の支出削減を盛り

      込んでいるため、今後は国民の反対行動も予想されます。

      しかし一方で、当初から緊縮で臨んだため、支援要請を行った

      際に課せられる厳しい条件を避ける狙いもあるとの見方も

      あります。


      支援要請を躊躇し、欧州各国から早期決断を迫られている

      ラホイ首相は、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙に、

      国債利回りが高すぎる状態が続くなら確実に救済を求めると言明

      しているようです。(ブルームバーグ)

      デギンドス・スペイン経済相も「、全ての情報を入手し、時間を

      取ってデータを検討した後、救済についての決定をする」と

      述べています。

      支援を要請するのかどうか、近いうちに決定されそうですが、

      早ければ今週末にも決断が下される可能性もありそうです。

      支援要請を決めれば、ユーロ危機が後退するとの見方から

      ユーロ買いが進み、対ドル、対円でも上昇すると見られます。


      ドル円は77円台半ばを割り込みそうですが、割ってはいません。

      それでも上値が確実に切り下がってきており、今日あたり

      77円50銭割れをテストする可能性がありそうです。

      昨日発表された米経済指標でも、第2四半期GDP確報値は

      1.7%から1.3%に下方修正され、耐久財受注は

      2009年1月以来の大幅なマイナスを示しています。

      経済指標が全般的にさえない中、焦点は来週の雇用統計と

      いうことになります。

      そのため77円台半ばを割り込むことがあっても、そこから大幅に

      下落する可能性は少なく、「雇用統計を確認してから」といった

      行動がとられ易いと見ています。


      来週末の雇用統計の前に、3日(水)にはADP雇用者数が発表

      されます。

      先月もこの指標が市場予想を大きく上回ったことで、雇用統計にも

      改善期待が高まり、大きな失望に繋がった経緯があります。

      この指標発表を契機にドル円は動意を見せてくるのではないかと

      予想しています。

      本日の東京市場も、特段のニュースでも無い限り、

      77円50-75銭程度のレンジではないでしょうか。


      先週末はまだ30度を超す気温が続いていましたが、

      今週に入り急速に気温が低下しています。

      体調管理に気を付け、良い週末を・・・・。

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ユーロ再び全面安の展開 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 欧州危機の拡大懸念から円とドルが買われ、ドル円は77円台半ば

    から後半で推移。77円半ばがサポートされている一方、上値は限られ

    緩やかな円高が続く。

  • スペイン、ギリシャなどで大規模なデモが行われたことから、ユーロ

    ドルは下落。1.28台前半まで下落し、対円でも100円を割り込む。

    デモを受けスペイン国債が売られ、同国の10年債利回りが6%を超えたことも

    ユーロ売りを加速。

  • スペインでのデモを嫌気して株価は続落。ダウは前日比44ドル下落し

    1万3400ドル台に。

  • 債券相場は8日続伸し、10年債利回りは1.61%台まで低下。

    欧州危機の拡大懸念から安全資産への需要が高まる。

  • 金、原油はともに続落。原油価格は約2ヵ月ぶりに90ドルの大台を

    割り込む。

  • 8月新築住宅販売件数 → -0.3%


    本日の注目イベント


    • 中   中国8月工業利益

    • 独   独9月雇用統計

    • 欧   ユーロ圏8月マネーサプライ

    • 欧   ユーロ圏9月消費者信頼感

    • 欧   メルケル・独首相講演(ベルリン)

    • 英   英4-6月GDP(確報値)

    • 米   4-6月GDP(確報値)

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   8月耐久財受注

    • 米   8月中古住宅販売成約指数


      ギリシャではサマラス現政権になって初となる大規模なデモが

      行われました。首都アテネでは7万人規模にまで膨らみ、さら

      なる歳出削減策に抗議を行い、一部が暴徒化したようです。

      EU、IMF、ECBのトロイカが財政状況を調査し、次の支援を

      行うかどうかの判断がされる状況での今回のデモは、今後の追

      加支援を巡る動きに悪影響を与えることにも繋がりかねません。

      さらにスペインでもデモが行われ逮捕者まで出ています。

      このため欧州各国の株価が下落し、これまで5%台半ば近辺

      で安定していたスペインの長期債が再び売り圧力に

      さらされ、6%を超える水準にまで金利が急騰(価格は下落)し

      ています。

      また、ドイツ、オランダ、フィンランドの財務相は、域内の救済基

      金は銀行の資本増強に関して役割が限定されるべきだとの認識

      で一致し、「まず民間資本、次いで各国の公的資金を使い、ES

      Mは最後の手段としてのみ活用するといった基本的な順序に従

      った手段で行われるべきだ」と指摘しています。

      これらの出来事を総合すると、「ユーロ危機は依然収束しないの

      では」といった見方が台頭し、再びユーロが売り込まれ、安全通貨

      であるドルと円が買われるといった典型的な「リスクオフ」の様相と

      なってきました。また米国では「ハト派」の代表格であるエバンス・

      シカゴ連銀総裁が講演で、「追加緩和」にさらに前向きな発言をし

      ています。

      同総裁は「追加緩和」は20万人以上の雇用者の増加が数四半期

      続くまで継続すべきだ、と述べ「追加緩和」を継続する際の基準を

      明確にしたとも言える発言を行いました。

      先週、同じく「ハト派」の一人である、コチャラコタ・ミネアポリス連銀

      総裁が「失業率が5%以下になるまで追加緩和を継続すべきだ」と

      発言したことと併せて、基準が明確になったと言えます。

      今後の雇用統計を見る上で「失業率は5%以下、非農業部門雇用

      者数は20万人以上の増加」が、一つの基準として意識されることに

      なりそうです。

      このような発言はドル円での円買いに圧力に繋がり、ドル円の上値を

      抑える効果に繋がり易いと思われ、米長期金利の低下傾向と相まって

      円高を長引かせることになります。

      昨日の米10年債利回りは1.61%台まで低下し、約3週間ぶりの水

      準を記録しています。

      こうなると、ユーロもドルも買えないということから円買いが活発になり、

      ドル円だけではなく、クロス円全般でも円高傾向が強まります。

      ドル円が77円台半ばであることから、さらに円高ドル安が進むと政府・

      日銀の介入も十分考えられますが、懸念されるのは、上記状況が今

      後にも続くと、介入だけでは円買いの流れを変えることが難しくなって

      くるということです。

      日銀がいくら円売りドル買いを行っても、欧州危機の収束が見られず、

      米労働市場の改善が確認されない限り、市場の流れは変わらないと

      いうことにもなります。

      その意味で来週末の米雇用統計は今から注目されますが、もし改善

      傾向が遅れているようなら「QE4」という言葉が議論される状況にもなり

      かねません。

      日銀もさらに「追加緩和」を実施せざるを得ない状況に追い込まれる

      可能性もあります。

      昨日、安倍元首相が第25代自民党総裁に選出されました。

      安倍氏は、昨日の会見でも「追加緩和」をさらに積極的に行い、3%

      のインフレ率を目指すと述べていました。

      これが実現すれば市場の流れは大きく転換することになりますが、

      その実現がそう簡単でないことは衆目の一致するところです。

      今後はそのための具体的政策についての考えを聞きたいと思いますが、

      どちらにしろ日銀に対するプレッシャーが高まることは間違いありません。

      ドル円の77円半ばと、その下の77円13銭をいつ試すのか目が離せま

      せんが、ここからドル売りを仕掛ける方も相当なリスクを覚悟しなければ

      なりません。

      ひょっとしたら、来週の雇用統計まで77円10銭~78円50銭程度のレンジ

      が続くのかもしれません。

ユーロ円100円を巡る攻防 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は消費者信頼感指数などの改善にドル買いが優勢となる場面が

    あったものの上値は重く、終始77円台で推移。欧州市場では77円66銭まで

    円が買われる場面も。

  • ユーロドルは1.29台を割り込んだものの、買い意欲も強く1.29台に

    押し戻される展開。オーストリア中銀のノボトニー総裁が、現時点で金利を

    引き下げる必要はないとの認識を示したことで買われ、1.29台後半まで

    上昇したが、上値も重く1.29台前半で引ける。

  • 株式市場は大幅に続落。午前中は米経済指標の改善を好感し上昇したものの、

    後場に入ると世界景気減速懸念から急速に下げ、ダウは100ドルを超す下落に。

  • 債券相場は続伸。株価の大幅下落から債券需要が高まり、10年債利回りは

    7日連続で低下し1.67%台に。

  • 金は小幅に反発し、原油は続落。

  • 7月ケース・シラー住宅価格指数 → +1.20%

  • 9月消費者信頼感指数 → 70.3

  • 7月住宅価格指数 → +0.2%


    本日の注目イベント


    • 独   独9月消費者物価指数(速報値)

    • 米   8月新築住宅販売件数

    • 米   野田首相、国連演説

    • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演


      ドル円は77円半ばでは下げ止まったものの78円台は回復できず、

      依然円買い圧力が続いている状況です。

      昨日は住宅関連指標だけではなく、コンファレンスボード発表の

      消費者信頼感指数も今年初めの水準を回復し、改善を見せたもの

      のドル買いには繋がっていません。

      NY株式市場が下落し、ダウが100ドルを超す下げを見せたことで

      米債券が買われ、長期金利は7日連続で下落し、9月5日以来とな

      る1.67%台まで低下しています。

      ドル円と米長期金利との相関関係はよく知られているところですが、

      7日連続で低下し続けている米長期金利がドル円の水準を押し下

      げている面もあります。

      ドル円は欧州市場で77円66銭まで下落しましたが、77円半ばを

      割り込むことは避けられました。しかし、78円台への回復もならず

      「材料不足」の感は否めません。

      既に、来週末の「9月の雇用統計」発表まではこの状態が続くとい

      った声もあります。

      フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は、FOMCが今月発表し

      た「QE3」は成長や雇用を押し上げる可能性は低く、金融当局の

      信頼性を脅かしかねないとの認識を示しました。

      プロッサー総裁はフィラデルフィア連銀で講演を行い、「追加の資

      産購入が経済成長や雇用に大きなプラスとなることはなさそうだ。

      そうした行動が労働市場や景気回復ペースに実質的な効果をもた

      らすという考え方を広めるのは、金融当局の信頼性をリスクにさらす

      」と述べています。

      同総裁はFOMCメンバーの一人ですが、今年は投票権を持ってい

      ません。

      このような「タカ派」的な意見は、ダラス連銀のフィッシャー総裁と同

      じですが、先のFOMCでも、投票権を持たないメンバーを含めると

      1/3は「追加緩和」に反対だったとも言われています。

      FOMCメンバーの中でも意見が分かれていることは知られています

      が、「追加緩和」による副作用が顕在化してくるようだと、これら「タカ

      派」の意見が存在感を増し、今後のFRBの政策にも影響を与える可

      能性もありそうです。

      米住宅市場の回復が確認されるようになってきました。

      ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比で+1.20%と、2ヵ月

      連続でプラスに転じています。

      主要20都市でも18都市で価格が上昇しており、低金利が長い間

      続いている効果が確認されるようになってきました。

      7月の建設許可件数が81万戸まで回復するなど、リーマンショック

      以降最も回復が遅れていた住宅市場が底入れしたとすれば、今後

      個人消費などにも好影響を与えることになり、かつて「雇用と住宅市

      場」に強い懸念を表明していたバーナンキ議長も一息つけそうです。

      103円台後半まで上昇していたユーロ円が下落に転じ100円割れ

      を試すような展開になっていますが、テクニカル的にも重要な値位置

      にきていると言えそうです。

      昨日は欧州市場で100円15銭まで下落したものの、その後ノボトニ

      ー・オーストリア中銀総裁の発言に反発しましたが、この水準には

      「日足」の120日移動平均線があり、止まるべくして止まったと言えます。

      また、「4時間足」でも120日移動平均線(ローソク足120本分の平均

      値)にほぼ止められているのが確認できます。

      100円を明確に下抜けすれば、200日移動平均線がある99円40銭

      程度までの下落が見込めそうですが、反対に100円75-80銭がレジ

      スタンスポイントになっており、ここを抜けると上昇に弾みがつきそうです。

      これまでユーロ円については下落基調だとの見方で「ショート」に傾い

      ていた個人投資家のポジションが、「ロング」に転換したとの観測もあり、

      「100円」という節目の攻防が続きそうです。

ユーロ円3週間ぶりに100円台前半に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 78円目前で推移していたドル円は、NY市場では米長期金利の

    低下を手掛かりに78円台を割り込み、77円81銭までドル安が進む。

  • ユーロドルも下落し、約3週間ぶりに1.28台までユーロ安が進む。

    独ifo景況指数が5ヵ月連続で悪化し、欧州景気の悲観的な見方が広がった

    ことが背景。ユーロドルはその後1.29台前半まで戻して引けるが、ユーロは

    対円でも100円台前半まで下落し、こちらも約3週間ぶりの水準。

  • 株式市場は続落。ドイツの景況悪化を嫌気してダウは20ドル安。

    アップル株も下落に転じる。

  • 株価の下落から債券相場は続伸。10年債利回りも低下し、9月6日以来

    となる1.71%台に。

  • 金は大幅に反落。原油価格も下落し再び91ドル台に。


    本日の注目イベント


    • 豪   RBA金融安定報告

    • 中   中国8月景気先行指数

    • 独   独10月GFK消費者信頼感調査

    • 欧   スペイン財政収支

    • 欧   ドラギ・ECB総裁講演(ベルリン)

    • 欧   メルケル・独首相講演(ベルリン)

    • 欧   メルケル・独首相、ドラギ総裁と会談

    • 欧   ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演

    • 米   7月ケース・シラー住宅価格指数

    • 米   9月消費者信頼感指数

    • 米   7月住宅価格指数

    • 米   9月リッチモンド連銀製造業指数

    • 米   ガイトナー・財務長官講演(NY)

    • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

    • 米   オバマ大統領国連演説


      ドル円が78円台を割り込み、FOMCで「QE3」が決定された直後

      以来となる77円台まで下落しています。水準的にはまだ77円台後

      半であることから、すぐに介入が意識される水準ではないと思います

      が、ドルが緩やかに下落する可能性があります。

      結局日銀による「追加緩和」の効果も一時的に終わり、足元の水準

      は政策会合決定以前の水準です。

      昨日も山口日銀副総裁が講演で、追加緩和については今後も「必

      要と判断される場合には、果断かつ柔軟に対応していく」

      と語っていましたが、市場は日銀の緩和姿勢に懐疑的です。

      欧米の中銀が「無期限で」、「無制限に」といった言葉を巧みに使い

      市場を牽制する一方、日銀は極めて教科書的で控え目な言葉に終

      始しています。

      ドラギ・ECB総裁などは「私を信じてほしい」といった、中銀総裁とし

      ては異例な言葉まで駆使して決意を表していたことは記憶に新しい

      ところです。

      どうやらこのあたりの市場に対するメッセージの差が明暗を分けてい

      るように思われます。

      ドル円は今週から来週にかけて77円台前半を試すのではないかと

      思われますが、9月13日の「QE3」決定後に記録した77円13銭が

      一つのメドになろうかと思います。

      この水準を割り込むようだと、政府・日銀による市場介入観測が急速

      に高まると考えます。「追加緩和」を決定しても止まらない円高に対し

      て、政府・日銀は介入姿勢を強めてくると予想しますが、

      76円台は何としても守りたい水準ではないかと思われます。

      通常は動きが緩慢なドル円ですが、一旦円高方向に勢いがつくと、

      想定される以上の動きを見せることがあります。十分注意したいとこ

      ろです。

      ユーロドルも1.31台後半を「天井」に下落傾向を強めてきました。

      昨日はドイツifo景況感が5ヵ月連続で悪化していたことから、3週間

      ぶりに1.28台後半まで売られています。

      上記高値から約300ポイントの下落となりますが、今回の上昇分の

      38.2%にあたる水準は1.2740で、さらに「半値」にあたる水準は

      1.2607、と計算されます。

      ギリシャ、スペインの問題に加え、欧州経済をけん引してきたドイツ

      にも景気悪化の波が本格的に押し寄せてきたと見ることができそうで

      す。

      また、ドイツは中国経済ともかなり密接にかかわっていることから、中

      国の景気悪化の影響も懸念されます。

      足元では最も注目されているスペインの動向が依然不透明です。

      ブルームバーグによると、ドイツの与党幹部は昨日、ラホイ・スペイン

      首相は歯切れの悪い言葉使いをやめ、

      全面的救済が必要かどうか明言すべきだ、と苦言を呈したと伝えて

      います。

      また、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の幹部も、

      「状況をありのまま説明すべきだ」それをしないということは、ラホイ首

      相の「コミュニケーションに問題があるということだ。支援が必要ならば

      そう言わなければならない」と、スペインの優柔不断な対応にいら立

      ちを募らせていると報じています。

      一方で、銀行同盟を巡りメルケル首相とオランド・仏大統領の意見が

      分かれているとの報道もあります。

      1.20台半ばから急速に買い戻しが入り、1.3172まで上昇したユ

      ーロドルも「やはり」まだまだ「迷走」を繰り返しそうに思われます。

      投機筋のユーロショートポジションも、9月18日時点では約7万3千

      枚と、ピーク時の1/3に減少しています。

      このことは、ユーロがさらに下落すると見れば、ショートを「積み上げ

      る余地」があることにも繋がります。

      1.2870以下には一目均衡表の「雲」や「100日」あるいは「200日

      移動平均線」が集まっていることから一旦はサポートされそうですが、

      この水準を抜けるどうかはやはりスペイン次第です。

ユーロ反発するも上値が重い 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 材料難からドル円は78円台前半で小動き。ユーロドルが反発して
    ドル安が進んだことの影響もあり、一時78円11銭まで下落する。

  • ユーロドルはアジア時間の1.29台半ばから、欧州市場では1.30台
    半ばまで上昇。スペインとイタリアの首脳が域内金融市場安定化への取り組み継続で
    合意したことが手掛かり。
    しかし、NY市場では上値は重く、再び1.29台後半まで下落して引ける。

  • 株式市場は4日ぶりに下落。アップルが上げ幅を縮小したことが市場全体の
    ムードを軟調にさせ、ダウは17ドル安。

  • 債券相場は続伸し、週間ベースで今月初の上昇となる。
    10年債利回りは低下し、1.75%台で引ける。

  • 金、原油はともに反発。原油価格は5日ぶりに大幅な反発を見せ
    92ドル台後半へ。


    本日の注目イベント


    • 日   日銀金融政策決定会合議事録(8/8、9日分)

    • 独   独9月ifo景況指数

    • 米   ラガルド・IMF専務理事講演(ワシントン)

    • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演


      ドル円は先週日銀が「追加緩和」を実施し79円台前半まで上昇して以来、

      ジリ安の展開が続いています。「追加緩和」による円安効果も限られ、

      その後は再び円の高値を試す動きになっています。

      すぐに円高が進むというイメージはないものの、日銀に先んじて決定された

      米「QE3」では、株価が急騰し、債券が売られ、その結果米長期金利は

      1.87%まで上昇しました。

      その後米株価は堅調に推移しているものの、債券が買われ、米長期金利が

      低下してきたことが「円高ドル安」をリードしてきたものと思われます。

      米10年債利回りは先週末のNY市場では1.75%台まで低下しています。


      それでもドル円は78円台を割り込むことなく、78円台前半では一旦

      サポートされる展開が続いています。

      従って、78円台を割り込むかどうかが注目されますが、77円台の前半辺り

      では政府・日銀による介入も想定されることから、急激な円高は望みにくいと

      思われます。

      結局、米経済指標の強弱によって一進一退の展開がしばらく続きそうです。

      特に今週は週末のPMIを除いては、住宅関連指標が多く発表されますが、

      市場へのインパクトは限定的と思われます。

      むしろ、住宅市場の改善傾向が続いていることから、結果次第では「ドル買い」に

      作用することも考えられます。


      ユーロについては相変わらずギリシャとスペイン情勢の行方によって相場が

      左右される展開が続きそうです。

      先週末、スペインのラホイ首相とギリシャのサマラス首相が会談を行い、欧州金融の

      安定を目指すことで合意との報道で、ユ-ロドルが買い戻され1.30台半ばまで

      上昇しましたが、上値は重くその後ジリ安の展開になっています。

      ドイツ・シュピーゲル誌は、ギリシャの債務削減はさらに2兆円程度必要との記事を

      掲載しており、まだ予断を許す状況ではありません。


      また、スペインでは来月初めまでにはESMに対して支援要請を行うとの見方が

      有力ですが、それでも支援と同時に厳しい財政規律が課せられ、景気後退が続く

      スペインにとってさらに景気を悪化させることにもなりかねず、必ずしもユーロに

      とって「買い材料」になるとは限りません。

      さらに格付け会社ムーディーズは、スペイン国債の現行の格付け「Baa3」を

      引き下げる可能性があることを示唆しており、仮に一段階引き下げられると

      「投機的」格付けとなり、スペインは自力で市場から資金調達を行うことが

      困難となり、支援要請を行わざるをえない状況に追い込まれることになります。

      失業率が20%を大きく超えるスペインが、ギリシャ程ではないとしても、

      景気を回復させ財政再建を果たすことは簡単ではありません。


      今週は全体的に「材料難」で動きにくい展開が予想されます。

      株価、金利動向、あるいはスペイン情勢などを睨みながら比較的限られた

      値動きになりそうです。

      それでもドル円は78円台前半で推移している限り、77円台突入の可能性が

      あることから気を抜けません。

      本日は77円80銭ー78円40銭のレンジを予想します。

ユーロ、対円対ドルで下げる 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • アジア時間からユーロ円などクロスの売りが優勢となり、

    ドル円の上値を抑える展開が続き、ドル円は78円台前半から

    下落し、海外市場では78円近辺まで売られる。

  • ユーロは対円、対ドルで大幅に下落。ユーロドルは1.30台を割り込むと

    ストップロスの売りも巻き込んで下落が加速。NY市場では1.2920まで

    売られた後、1.29台半ばまで戻して引ける。

  • 豪ドルも中国のPMIが軟調だったことを受け、対ドルでは10日ぶりに

    1.03台まで下落。

  • 株式市場はまちまち。中国景気の低迷を受け朝方は前日比マイナスで

    始まり取引は低調。ダウは18ドル高だったもののナスダックは

    小幅に反落。

  • 債券相場は小幅に続伸。10年物インフレ連動債の入札があったものの、

    応札は低調。10年債利回りは1.765%に。

  • 金は小幅に下落し、原油価格は4日続落。

  • 9月フィアデルフィア連銀製造業景況指数 → -1.9

  • 新規失業保険申請件数 → 38.2万件

  • 8月景気先行指標総合指数 → -0.1%


    本日の注目イベント




    • 加   カナダ8月消費者物価指数

    • 欧   リーカネン・フィンランドス中銀総裁講演

    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演


      ドル円は78円近辺まで下落し、先週末の水準まで値を戻して

      います。日銀による「追加緩和」の効果も「行って来い」どころか、

      マイナスという結果になっています。

      昨日は株式市場でも軟調な展開となり、こちらも「追加緩和」が

      発表された後の上昇分を吐き出す格好になっています。

      中国の景気低迷を示す経済指標が出ると、このところ順調に推

      移していた豪ドルも、対円、対ドルで売られ、ユーロ円などの売

      りと共に「ドル円」の下押しに繋がり、下落に拍車をかけた格好

      になっています。

      中でも、ユ-ロドルは一貫して上昇を続けて来たこともあり、下

      落に転じるとそのスピードも速く、昨日は朝方の1.30台半ばか

      ら1.29台前半まで約140ポイントも下落しています。

      フィボナッチ・リトリースメントの23.6%が1.2905と計算され

      るため、昨日はこの一歩手前で下げ止まった様ですが、現在

      「1時間足」の「200日移動平均線」が頭を押さえていることか

      ら、この水準(1.2978)を完全に抜き、1.30台を回復しない

      限り上値は重いと見られます。

      今週に入り米地区連銀総裁の講演が頻繁に行われています。

      (下記「Whats going on 」参照)昨日も、「ハト派」の一人であ

      るコチャラコタ・ミネアポリス連銀総が講演で「FOMCが物価安

      定の責務を果たし続ける限り、失業率が5.5%を下回るまでは

      FF(フェデラルファンド)金利誘導目標を異例の低水準に据え

      置くべきだ」と述べています。

      これまでも「ハト派」の連銀総裁が現行の「ゼロ金利政策」は継

      続すべきだといった発言をしていますが、現政策を継続する判

      断目標を「失業率が5.5%以下になるまで」と明確な水準を示

      したことは注目されます。

      これまでもFRB内部では「失業率は7%以下」が望ましいと考え

      ているとの見方がありましたが、現在8.1%の失業率を5.5%

      以下に押し下げるのは簡単なことではありません。

      FRBは既に「2015年半ば」まで現行の低金利政策を継続する

      と公言しています。

      まだ一部の連銀総裁の意見ではありますが、2015年半ばに失

      業率が5.5%を超えているようなら、さらに「ゼロ金利政策」は延

      長されることになるかもしれません。

      一方で、「タカ派」の地区連銀総裁は「インフレの芽を育てている」

      と反対の姿勢を崩していませんが、「追加緩和」で、行き場のない

      マネーが原油価格や穀物価格を押し上げているのも事実です。

      足元ではやや調整モードになっている原油価格が100ドルを大

      きく超えて来るようなら物価を押し上げ、「インフレ」が現実問題

      になる可能性もあります。

      「ハト派」の代表格であるエバンス・シカゴ連銀総裁はインフレ率

      について「3%を下回っている間は」という見解を示しています。

      「米金利は今後当分の間上昇しない」とすれば、今後のドル円相

      場に影響を与えることにもなります。

      昨日も述べましたが、日米欧で政策会合を既に終えていることから

      しばらくは「材料不足」になり、為替相場は経済指標の結果で上

      下する展開が予想されます。

      値幅が限られているとすれば、利益の確定も早めにする必要があ

      るかもしれません。

      新生「日本航空」が再上場を果たしました。

      株価もそこそこ堅調のようです。

      企業再生請負人の稲盛会長の株価はさらに上昇しているものと思います。

      いっそのこと、稲盛氏に「日本再生」も託してみてはどうでしょう・・・?

      良い週末を・・・・・。

日銀追加緩和を決定 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 日銀が追加緩和に踏み切ったことから、昨日の東京市場では
    79円22銭までドル高円安が進んだが、海外市場では緩和の規模が
    小さいとの見方もあり、円高が進み78円25銭までドルが売られる。

  • ユーロドルは下落基調が強まり、一時約1週間ぶりに1.30台を
    割り込んだものの勢いは無く、1.30台半ばで引ける。ユーロ円の下落
    がユーロドルの上値を抑えた格好だった。

  • 株式市場は小幅に続伸。住宅関連指標が総じて好調だった半面、原油価格の
    急落でエネルギーセクターが下落。ダウは13ドル高。

  • 債券価格は3日続伸。目立った材料はなかったものの、米景気に対する
    懸念から債券への需要が高まり、10年債利回りは1.77%台まで低下。

  • 原油価格は大幅に続落。原油在庫が予想以上に増えていたことや、サウジが
    増産するとの報道から前日比3ドルを超す下落を見せ、92ドルを割り込む。
    一方金価格は前日とほぼ変わらず。

  • 8月住宅着工件数 → 75.0万件

  • 8月建設許可件数 → 80.3万件

  • 8月中古住宅販売件数 → 482万件


    本日の注目イベント


    • 日   8月貿易収支

    • 中   中国 9月HSBC製造業PMI

    • 独   独8月生産者物価指数

    • 独   独9月製造業PMI

    • 独   独9月サービス業PMI

    • 欧   ユーロ圏9月製造業PMI

    • 欧   ユーロ圏9月サービス業PMI

    • 欧   9月ユーロ圏総合景気指数(速報値)

    • 欧   9月ユーロ圏消費者信頼感

    • 欧   EU・中国首脳会談

    • 欧   モンティ・伊首相、ラホイ・スペイン首相と会談

    • 英   英8月小売売上高

    • 米   9月フィアデルフィア連銀製造業景況指数

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   8月景気先行指標総合指数

    • 米   ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演

    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

    • 米   ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演

    • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

    • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演


      日銀が10兆円の資産購入を柱とする「追加緩和」を

      決定したことから、昨日の昼過ぎ「ドル高円安」、

      「株高」が進み、ある程度の緩和効果が見られましたが、

      海外市場では一転して円買いが加速し、「追加緩和」

      決定前の水準に戻っています。

      今年2月14日の「バレンタインギフト」の様な効果は

      見られず、為替に関する限り「6時間」程度の「賞味期限」

      でした。

      市場では今回の決定会合で「追加緩和」は見送られるとの

      観測が優勢でしたが、一部にはECB、FRBが動いた以上

      「日銀も動かざるを得ない」との見方もありました。

      その意味では「サプライズ」ではあったものの、

      「ビッグサプライズ」ではなかったと言えそうです。

      また、今回「10兆円の増額」を決めましたが、それでも


      「デフレから脱却し、1%の物価上昇を達成する」ことは

      困難との、冷めた見方もあったようです。


      ただ、それでも個人的には今回の決定はタイミング的には

      正しいものであったと思います。

      日銀が欧米の通貨当局に比べても「追加緩和」に積極的な

      姿勢であるということを示した点は評価できると思います。

      ドル円が78円台前半まで売られたことで緩和効果が限ら

      れたという事実はありますが、今後じわじわ効いて来ることも

      考えられます。

      欧州危機がやや後退し、米国では住宅市場の回復が鮮明に

      なる中、「リスク回避の円買い」が以前ほど起こりにくく

      なっていることも考慮する必要があろうかと思います。

      ドル円は先週のFOMCで「QE3」決定され直後に

      77円13銭まで円高が進み、昨日の日銀による「追加緩和」

      決定で79円22銭まで円安が進みましたが、

      結局この間の値幅のほぼ真ん中である78円半ば近辺に戻った

      ことになります。

      恐らく、元の鞘にもどったドル円は78円台で一進一退の

      値動きを続けるのではないかと予想しています。

      ECB、FRB、そして日銀と、これで一連の政策会合は

      終わりました。

      しばらくは様子見ムードが漂い、発表される経済指標の

      結果を受け相場が上下するものと見られます。

      1.31台後半で上昇が抑えられ、その後調整が続いて

      いるユーロドルですが、1.30の大台割れはあったものの

      すぐに切り返して1.30台半ばまで反発しています。

      1.3170辺りが天井だったとすれば、フィボナッチ・

      リトリースメントの23.6%にあたる1.2905

      あるいは、38.2%にあたる1.2740程度

      まで下げてもいいのですが、まだ本格的な下げ基調では

      ないようです。

      現在「1時間足」では「120日移動平均線」がある、

      1.3044でサポートされているように見えますが、

      上値も1.3070以上には「雲」もあり抵抗しそうな

      気配もあります。


      昨日の「追加緩和」発表後に円売りユーロ買いが強まった

      時も、ユーロドルの上値は1.3085辺りでした。

      そしてNY市場での高値も1.3076だったことを

      考えると、目先はこのあたりが上値のメドと見られます。

      この水準を上抜けすれば、再び1.31台が見られるかも

      しれません。そうなると「MACD」もゼロの軸を上回る

      ことになり、上昇する可能性も出てきそうです。


      「スペインが支援要請を決定」といったニュースが飛び

      込んで来れば、1.3170-80のレジスタンスを再度

      トライすることにもなりそうです。


      そろそろスペインも支援を要請するのか、あるいは自力で

      資金調達をする道を選ぶのか決断をしなければなりません。

ユーロ下落し102円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は78円台半ばまで下落したものの、本日の日銀政策会合

    での追加緩和期待も根強く、再び78台後半まで押し戻されて引ける。

  • ユーロドルは下落。独ZEW景況感指数がマイナス圏だったことから

    上値は重く、1.30台前半まで下落。スペインの支援要請が遅れるとの

    見方もユーロ売りに繋がった。

  • 株式市場はフェデックスが業績見通しを下方修正したことで上値の重い

    展開だったが、引けではダウは小幅に反発し、ナスダックは下落。

  • 債券相場は小動きながら続伸。10年債利回りは1.81%台に低下。

  • 金は小幅に反発。原油価格は続落し2週間ぶりに95ドル台まで下落。

  • 4-6月期経常収支 → -1174億ドル

  • 9月NAHB住宅市場指数 → 40


    本日の注目イベント



    • 日   7月景気動向指数(改定値)

    • 日   日銀金融政策決定会合

    • 日   白川日銀総裁会見

    • 欧   バローゾ・欧州委員長ウェブで講演

    • 英   BOE議事録

    • 米   8月住宅着工件数

    • 米   8月建設許可件数

    • 米   8月中古住宅販売件数

    • 米   フィッシャー・ダラス連銀総裁講演


      海外市場では本日発表される日銀金融政策決定会合での「追加緩和」

      観測が根強く、ドル円は再び78円台後半まで押し戻されています。

      足元では、現行の金融政策を維持し、「追加緩和」はないのではないか

      と言った見方が増えてきているようですが、早ければ今日の午前中には

      決定内容が明らかになります。

      ドル円は先週に比べやや円安方向に傾いていることや、株価も比較的

      堅調に推移しています。

      加えて、尖閣諸島を巡る日中間の緊張が高まっていることから、今後金

      融市場に急激な悪影響がでた場合に備えて、「追加緩和のカ-ド」は

      温存しておきたいとの判断も働き易い状況です。

      ただ仮に「追加緩和」が見送られた場合、欧米との金融政策への対応

      の違いを突かれ円買いが勢いを増す可能性があります。

      実際ここ数カ月は、現状維持の決定がなされ、日銀総裁の記者会見が

      進むにつれ円高に振れた経緯があります。

      もちろん「追加緩和」に動く可能性も無いわけではありません。注意して

      おく必要があります。

      「追加緩和」が無ければ78円台割れを試す展開となり、「追加緩和」が

      あれば79円半ばを試すのではないかと予想しています。

      ユーロドルは1.31台を維持できずに、1.30台前半まで下落しました。

      「国債の無制限購入」を決定した今月6日以来、最も大幅な下落だった

      ように思えます。

      ユーロドルは節目の1.30台を超えてからも順調に上値を切り上げ1.3

      170-80水準を2日連続で試した後下落に転じてきました。

      昨日も記述しましたが、そのため「1時間足」では「Wトップ」を形成し、こ

      れまでのサポートであった1.3080レベルを下抜けしています。

      ただ、1.3010-30の水準には「100日移動平均線」や「120日」、さら

      に「一目均衡表」の「雲の下限」もあり、テクニカルではサポートが集中し

      ています。

      その意味で1.30台が抜けるかどうかが、ここで下げ止まり再び上値を試

      せるのかどうかのポイントになろうかと思います。

      景気後退が続くユーロ圏ですが、目先の注目はスペインが支援要請に

      踏み切るのかどうかです。

      今朝のブルームバーグによると、サエンスデサンタマリア副首相はテレシ

      ンコとのインタビューで、

      「スペイン国民に耐えがたい犠牲を強いることなく国債利回りを押し下げ

      ることができるのであれば、そのような道について分析しなければならな

      い」と語り、支援要請に傾いていると報じています。

      欧州安定メカニズム(ESM)に支援を要請すれば、今後は厳しい財政

      規律が課せられる可能性が高いことからラホイ首相は慎重な判断を迫ら

      れていますが、10月には290億ユーロ(約2兆9700億円)相当の国債

      償還を控えており、さらに2つの地方選挙があることから、これらがラホイ

      首相の判断材料になりそうです。

      そして支援要請をおこなうかどうかは今後のユーロの動きにも<大きく影響

      してくると思われます。

ドル円追加緩和期待で78円後半に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はNY連銀製造業景況指数が予想以上に悪化していたことから

    ドル売りが優勢となり78円台前半まで下落したが、日中関係の緊張の

    高まりと、日銀の緩和政策の実施観測から円売りの流れとなり78円93銭まで

    円安が進む場面も。

  • ユーロドルは米経済指標の悪化を手掛かりに1.31台後半まで買われたが、

    先週末の高値に近いこともあり、上値を追う動きには繋がらず反落。

  • 週明けの株式市場は、先週4日続伸したことや、EU財務相会合では

    進展が見られなかったことから反落。ダウは40ドル下げ1万3550ドル台に。

  • 債券相場は反発。NY連銀製造業景況指数に反応し、10年債は買い物を集め

    上昇。利回りは1.84%まで小幅に低下。

  • 金、原油は景気悪化懸念からともに反落。原油価格は1週間ぶりに96ドル台に。

  • 9月NY連銀製造業景況指数 → -10.41


    本日の注目イベント



    • 豪   RBA議事録(9/4日分)

    • 独   独9月ZEW景況感指数

    • 欧   ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演

    • 英   英8月消費者信頼感指数

    • 英   英8月消費者物価指数

    • 米   4-6月期経常収支

    • 米   9月NAHB住宅市場指数

    • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演

    • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演

    • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

      ドル円が反発し、昨日のNY市場では一時78円93銭までドル高

      が進み、先週の米「QE3」実施後のドル安局面から1円80銭もの

      「ドル高円安」が進んだことになります。背景は日中関係の緊張の

      高まりと、本日から始まる日銀金融政策決定会合での追加緩和観

      測です。

      尖閣諸島を巡る問題では中国国内でのデモがさらに拡大し、日本

      企業への影響が出始めてることから、日中貿易の減少や、日本企

      業の業績の悪化など円売り材料と見られています。

      本来政治的な材料がドル円に影響を与えるケースは稀で、仮に影

      響があったとしても短期的に終わると見られていますが、今回の緊張

      の高まりが、これまでのものと異なるのかどうか状況を慎重に見極める

      必要がありそうです。

      また、本日から日銀金融政策会合が開かれ、早ければ明日の昼ご

      ろには決定内容が発表されます。

      今回は、既にECBが「無制限の国債購入を行う」ことを決め、さらに

      FRBも「QE3」に踏み切っています。

      このため、「日銀も今回は動かざるを得ない」といった見方がやや優

      勢の様です。

      日銀が「追加緩和」に動けば円売り材料になるため、ドル円が79円

      台を試す可能性はありますが、決定会合の内容が「小粒」であったり、

      あるいは「追加緩和見送り」であった場合には円が買われ、再び77

      円台まで円高が進むことも考えられます。

      市場では「追加緩和」が実施されるといった予想がやや優勢ですが、

      日銀としてもできれば「カードを切らずに」温存したいという意向もあり

      そうです。

      景気の見通しは依然として慎重な見方を変えてはいませんが、差し

      迫って悪いわけではありません。

      また日本の株価も、米国株の堅調さに引っ張られ9100円台です。

      さらに上述のように、先週のFOMC後には77円目前まで急騰した円

      が、78円台後半まで売られる展開になっています。

      こう考えるとそれほど「追加緩和」への緊急性は無く、「今回は特にカ

      ードを切る状況ではない」と考えられ、「無風」で終わる可能性も否定

      できない状況かと思います。

      一貫して上昇を続けていたユーロドルが、先週末と昨日はともに1.3

      170-80で上昇を抑えられた格好になり、「1時間足」では「Wトップ」

      の形を形成しています。

      このまま下がるかどうかは予断を許しませんが、既に底値からは約110

      0ポイントの反発を見せ、投機筋のショートポジション」もかなり解消され

      てきました。

      1.31台半ばを割り込むと一旦下げに転じる可能性があると予想してい

      ますが、どこまで下げるかは今後の欧州の景気やスペインの情勢に大

      きく左右されそうです。

      今後下げに転じた場合には「フィボナッチ・リトリースメント」などを駆使

      して下値のメドを探っていきたいと思います。

      連休明けの東京市場では、株価が堅調に推移すると思われ、それに連

      動してドル円がやや買われるものと思われます。

      決済玉はどれほどあるかは分かりませんが、「週明け、連休」ということを

      考えると、そこそこありそうです。

      昨日のNY市場でのドル高値78円93銭を抜ければ79円台乗せが見ら

      れるかも知れませんが、明日の日銀会合を控えて一方的にドルを買い

      上げるとも思えません。予想レンジは78円40銭ー79円20銭といったと

      ころでしょうか。

「QE3」決定でドル全面安 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • FOMCで「QE3」が決定されたことを受け、ドルが全面安の展開となり

    ドル円は一時77円13銭まで下落。その後は米長期金利の下落が限定的

    だったことや、介入警戒感から買い戻しが入り77円半ばで引ける。

  • ユーロは「QE3」発表まではジリ安が続いていたが、発表直後から

    ユーロ買いが強まり、一気に1.30台までユーロ高ドル安が進む。

  • ドルは主要通貨に対して大幅に下落したが、クロス円全般では円安傾向が

    強まる。ドル円が介入警戒感から円が伸び悩んだことが背景。

  • 株式市場は「QE3」を素直に好感。ダウは前日比206ドルの大幅高を

    演じ、引けでは1万3500ドルに乗せ、連日の高値更新。

  • 債券は反発したものの、「QE3」で資産購入の対象が国債ではなかった

    ことから価格の上昇は限定的だった。

  • 金、原油価格は大幅に反発。「QE3」が決定されたことで、資金が商品市場

    などへ幅広く向かうとの連想が働く。

  • 8月生産者物価指数 → +1.7%

  • 新規失業保険申請件数 → 38.2万件


    本日の注目イベント




    • 日   7月鉱工業生産(確報)

    • 欧   ユーロ圏8月消費者物価指数(確報値)

    • 欧   ユーロ圏財務相会合(キプロス)

    • 欧   EU財務相会合(キプロス)

    • 欧   ギリシャ 救済融資受け入れのための緊急策を発表

    • 米   8月消費者物価指数

    • 米   8月小売売上高

    • 米   8月鉱工業生産

    • 米   8月設備稼働率

    • 米   9月ミシガン大学消費者信頼感指数(9月)


      市場の大方の予想通り、今朝方のFOMCで「QE3」が決定されま

      した。

      株式市場は素直に反応し、ダウは前日比206ドルと急騰し、為替市

      場では「ドル全面安」の展開からユーロドルは5月9日以来となる1.

      30台に乗せました。

      ドル円も円買いが優勢の中、一時約7ヵ月ぶりとなる77円13銭まで

      円高ドル安が進みましたが、介入警戒感からその後は買い戻しが入

      り、77円50銭近辺でNYでの取引を終えています。

      財務相の中尾財務官は「明らかに投機的だ。日本としてこのような

      動きを看過することはできない」と述べ、介入を行う構えを見せてはい

      ますが、今回の円高は「投機的」とも思えません。米国が自国の景気

      を最優先したため「QE3」を決め、その結果、ドルが全面安の展開に

      なっており、「追加緩和」が実施されればある程度予想された動きだ

      ったからです。

      円だけが投機的に狙われたわけではなく、ユーロなど主要通貨もとも

      に大きく上昇していることを見ても明らかです。

      ただそうは言っても、このまま77円台割れを放置しておけば、昨年10

      月31日の時の様に、今度は「投機的な動き」から、円高が加速する

      可能性もあります。

      当局としたら、ある程度早めに手を打っておく必要があるということです。

      円は、一旦円高方向に勢いがつくと、かなりのスピードで円高が進行

      することは過去の歴史でも明らかです。

      今回の「QE3」では、MBS(住宅ローン担保証券)を月に400億ドル

      (約3兆1千億円)のペースで購入することが決定されました。

      回復基調が鮮明になりつつある米住宅市場ですが、住宅ローン金利

      をさらに低下させることで住宅市場の完全復活を図りたいという意図の

      様です。

      また、ほぼ市場に織り込まれていましたが、「ゼロ金利」政策を、現行の

      2014年後半から、さらに2015年半ばへと延長することを決め、市場

      に金利低下への圧力を加えることも決定しています。

      FOMC声明文では「労働市場の見通しが大幅に改善しない場合、委

      員会は物価が安定した状態で状況が改善するまで住宅ローン担保証

      券の購入を継続するほか、追加の資産購入を実施し、必要に応じて他

      の政策手段を導入する」と記述され、MBSの無期限の購入と必要とあ

      れば、さらなる「追加緩和」の可能性も示唆しています。

      ECBが無制限の国債購入を決定し、FRBが大胆な「QE3」を実施した

      ことで、今度は日銀が行動する番です。

      ドル円の今後の展開も、各中銀がどれだけ量的緩和に積極的であるか

      によって方向づけられる面もあることから、日銀に対するプレッシャーが

      相当強まることも予想されます。

      その日銀の政策会合は、連休明けの18~19日に開催されます。

      76-77円台といった円高水準が続くのであれば「追加緩和」に動く可

      能性がかなり高いと予想します。

      特に、市場に近い審議委員が2名加わったことで、今回は市場が期待

      する政策が実現され易い状況かと思われます。

      昨日のNY市場で77円13銭まで円高が進んだドル円ですが、株高が

      進行していることから本日の東京市場でも株高の影響を受け、ややド

      ルが堅調に推移することが予想されます。

      ただドル円の上値は重く77円台後半ではドル売りも控えているものと思

      われ、株価との連動が観られなうようなら77円半ばを下回り、NYの円

      高水準を目指す可能性もありそうです。

      それでも東京タイムでは介入警戒感もあり、ドルの下落も限定的でしょう。

      来週月曜日は東京市場が祝日で休場となる為、週末の今夜から来週

      にかけて76円台が見られるのかどうか?

      そして、昨年10月末以来となる当局による介入が行われるのかどうか

      が注目されます。

      「円高の夏」ならぬ「円高の秋」への入り口にならないよう、政府・日銀

      の行動に期待したいと思います。

      「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われる言葉ですが、今年も「秋分の日」

      が過ぎても暑さは続きそうです。

      それでも朝晩の気温は確実に秋めいていることを実感できる日が増え

      て来ています。

      良い週末を・・・・。

ESM合憲で10/8発足 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は77円台後半で一進一退。焦点がドイツ裁判所の判決に

    集中していたこともあり、ドル円は蚊帳の外。上値が重い展開が続いて

    いるものの、77円半ばから下値では介入警戒感もくすぶる。

  • ドイツ裁判所がESMは合憲との判断を下したことから、ユーロドルは

    さらに上値を切り上げ1.29台前半までユーロ高が進む。

    対円でも100円64銭まで続伸し、2ヵ月半ぶりのユーロ高円安に。

  • 株価は小幅ながら続伸しダウは連日の高値を更新する。ESMに対する

    合憲との判断を好感し続伸したが、上げ幅は頭打ちとなりダウは10ドル高。

  • 債券相場は続落。連日の株高から10年債利回りは上昇し、約3週間ぶりの

    水準となる1.758%台に。

  • 金、原油は小幅に反落。


    本日の注目イベント








    • 欧   ECB月例報告

    • 独   メルケル・独首相講演

    • 仏   オランド・仏大統領講演

    • 欧   イタリア長期債購入

    • 米   FOMC

    • 米   バーナンキ議長記者会見

    • 米   8月生産者物価指数

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   G20(メキシコで14日まで)


      ユーロドルがついに1.29台に乗せ、一時1.2938まで上昇

      しました。

      昨日もこの欄で触れましたが、アジア市場では上値が重く、

      小幅な値動きしか見せませんが、欧州市場に入ると

      好材料に反応し一気に上値を追う展開が続いています。

      昨日も同じような展開でした。

      欧州時間ではドイツ裁判所の合憲判決が出ると、一旦は利

      益確定のユーロ売りから、ユーロドルは1.28台前半まで

      急落する場面があったものの、すぐに切り返して1.29台まで

      反発しています。

      その後は1.28台後半から1.29台前半でもみ合いましたが、

      ユーロの底堅さは変わりませんでした。

      今朝方にはオランダでも下院選挙の結果が判明しますが、こ

      れで予定された欧州の重要イベントは終了します。

      あとは、スペインがESMに支援要請を行うのかどうかが焦点に

      なります。

      情報では、フランスがスペインに対して早期に要請を行うよう促

      しているようですが、要請を行えば今後財政運営に

      厳しい条件が付けられる可能性があり、ラホイ首相としても「手

      足を縛られる」ことは避けたいようです。

      そもそも安定的な資金調達が困難であることから支援を要請す

      る訳ですが、ECBが「無制限の国債購入」を決定して以来、

      スペインの10年債利回りは急速に低下しています。

      来月には長短合わせて200億ユーロ(約2兆円)を超える国

      債の償還が控えていることから、ラホイ首相の判断が注目さ

      れます。

      1.29台まで反発してきたユーロドルは今後「大きな節目」で

      ある、1.30台に乗せることができるかどうかが

      次の焦点です。

      1.20台半ばまでユーロ安が進んだのが7月23日でした。

      そこから4週間で約900ポイントの急反発でした。

      私を含めて、多くの市場参加者はECBがどのような対策を

      打ち出したとしても、欧州危機の根本的な解決には

      繋がらないと予想していました。

      欧州危機がこれで終わることはないというのは確かだとは

      思いますが、それでも為替市場では確実にユーロが買い戻

      され、気が付けば水準が大きく替わっています。

      為替の材料と実際の相場の動き、あるいは相場観とポジショ

      ンの偏りは必ずしも一致しないということを、改めて知らされた

      ように思います。

      ドル円は77円台に突入してはいますが、今のところすぐに77

      円台半ばを割り込む動きは見られません。

      昨日も安住財務大臣は「投機的な動きには断固たる措置を取

      る」とコメントしていますが、市場は介入の可能性を探っている

      状況です。

      「77円半ば以下」が一つの目安になろうかと思いますが、今朝

      の新聞では民主、自民両党が代表選で忙しいため介入は困

      難なのではないかといった記事がありました。

      市場介入は財務大臣の専管事項であることから、代表選とは

      切り離して考えるべきでしょう。

      重要なのは今夜の米FOMCです。

      市場では「QE3」を実施するとの見方が勝っているようです。

      それを織り込む形で株式市場では「株高」、為替市場では

      「ドル安」が進んでいるわけですが、まだ「QE3」が見送られ

      る可能性もないとは言えません。

      市場に「QE3」実施へのバイアスがかかっているため、仮に

      「時間軸政策の延長」が決められただけでは「失望」から相

      場が反転することも考えられます。

      個人的にはバーナンキ議長が雇用の改善の遅れを「深刻な

      懸念材料」と表現していることから、「QE3」は実施されると予

      想していますが、そうなるとドル円は77円台割れを試す展開も

      考えられます。

      海外市場での介入は考えにくいことから、その場合には明日

      の東京市場か、週明けの東京市場での当局の動きが重要に

      なります。


      FOMCの結果は日本時間夜中の1時半ごろに発表される予定です。

      また、同3時には最新の経済見通しが示され、3時15分ごろか

      らバーナンキ議長が記者会見を行う予定です。

ドル円約3ヵ月振りに77円70銭まで下落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 追加緩和期待に加え、格付け会社ムーディーズが米国債の

    格付け引き下げの可能性を発表したことでドルは全面安。

    ドル円は約3ヵ月ぶりに77円70銭まで下落し、ドル安値圏で引ける。

  • ドル全面安の展開にユーロも続伸。ユーロドルは4ヵ月振りに

    1.28台後半までユーロ高が進む。

  • 追加緩和への期待から株価は反発。アップル株の下落で上げ幅を

    縮小したものの、ダウは69ドル高で高値を更新。

  • 株高に押される格好で債券は軟調に推移。10年債利回りは上昇し

    1.70%台に。

  • ドル全面安の流れから金、原油も続伸。緩和期待から商品市場への

    資金流入観測も根強い。

  • 7月貿易収支 → 420億ドルの赤字


    本日の注目イベント





    • 豪   豪9月ウエストパック消費者信頼感

    • 豪   豪4-6月期新規住宅着工(市場予想 → 3.0%)

    • 独   独8月消費者物価指数(確報値)(市場予想 → 2.0%)

    • 独   ESMの合憲性を巡る憲法裁判所の判断提示

    • 欧   ユーロ圏7月鉱工業生産(市場予想 → 0.1%)

    • 欧   バローゾ欧州委員長が施政方針演説

    • 欧   オランダ議会下院選挙

    • 英   英8月失業率(市場予想 → 4.9%)


      ドル円は78円台を割り込み、約3ヵ月振りに77円70銭まで円高

      ドル安が進みました。

      もっとも、ドルは円だけではなく他の主要通貨に対しても軒並み

      売られており、ユーロドルでは4ヵ月ぶりとなる1.28台後半まで

      ドル安ユーロ高が進んでいます。

      格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、米国が

      予算を巡る2013年の交渉で債務をGDP比で圧縮しない限り、

      最上級格付けを失う恐れがあると発表したことがドル売りを加速

      させています。

      ただこの内容自体は、既にスタンダード・アンド・プアーズが

      「AAA」(トリプルA)から1段階引き下げていることから目新しい

      材料ではなかったはずですが、来年に迫る「財政の崖」問題が

      改めて意識されたものと受け取れます。

      また、本日から2日間にわたり開催される米FOMCで、FRBが

      景気後押しに向けた国債買い入れを実施する

      との観測も拡大しており、ドル安は通貨だけではなく、商品や

      資源、穀物価格までも押し上げています。

      かつて「QE2」の時もそうでしたが、「追加緩和」によって市場に

      資金が大量に供給され、行き場のない資金が通貨以外にも流

      れ込むとの観測から、先回りをした買いが上記商品価格などを

      押し上げています。

      ドル円は77円70銭まで売られましたが、ここで意識されるのは

      6月1日に記録した77円66銭です。

      一部には、この水準を政府・日銀が「介入レベル」と考えている

      との観測もありました。77円66銭を割り込むと、相場観も円高方

      向へ傾き易く、さらに円高が加速するため、この水準以下では

      介入に踏み切るのではないかといった見方です。

      確かにその可能性は低くはないと思います。

      ただ、当局は必ずしも水準を決めているわけではなく、あくまでも

      「投機的」であるとか「相場が急変した場合」といった事態が前提

      になろうかと思います。

      従ってこれまでの繰り返しにもなりますが、「介入に対する過度の

      期待は禁物」です。

      通貨当局も円が緩やかに上昇する動きには、「大義名分」を見

      つけにくいということになります。

      個人的には、仮にFRBが「QE3」に踏み切ったとしても、昨年

      10月の様な急激な円高には振れないのではないかと考えてい

      ます。

      米長期金利と強い相関関係があるドル円ですが、米10年債利

      回りは1・7%です。

      今後さらに金利が低下したとしてもここからの下落余地は限られ

      ています。

      また、現在民主、自民で代表選が行われていますが、だれが総

      理になってもこれまで以上に日銀に対する圧力を強めてくると思

      われます。

      FRBが緩和に動いた後は、今度は日銀が行動を起こす番です。

      ユーロドルが1.28台後半まで買われ、5月中旬以来の水準まで

      ユーロ高が進みました。

      アジア時間では上値が重いものの、欧州に入ると一気に上昇す

      る展開が続いており、「一歩後退、二歩前進」といった

      流れが続いています。

      既にテクニカル的にも重要な水準であった1.2835-40を抜け

      ており、強気の見方では1.30を目指すといった声も出ています。

      本日のドイツ裁判所の判決も「合憲」が既に織り込まれている状況

      で、これを材料に買い進められているとも言えます。

      市場では欧州からの好材料には反応し、悪材料には反応しにくい

      状況が続いていることから、ユーロドルは底堅い動きをする可能性

      は高いと思われますが、1.28-1.30では戻り警戒感も出てきそ

      うです。ここからのユーロロングには慎重さが求められます。

      また、ショートも流れに逆らうことになり得策ではありません。ショート

      で攻めるのであればトレンドが下方に転換したことを確認してからで

      も遅くはないと思います。

      今日から明日にかけては欧州で2つの重要なイベント、そして米国

      ではFOMCが開催され相場が大きく動きそうです。

      足元の市場は欧州ではユーロに好結果、FOMCでは「QE3」を織

      り込む格好で「ドル全面安」の方向で進んでいます。

      結果が予想外だった場合に備えて、やや注意も必要かと思います。

FOMC待ちで様子見ムード 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場

    重要な経済指標も無く、ドル円は一日を通じ小動き。

    78円20~30銭でのもみ合いが続き、値幅は10銭程度。

  • ユーロドルも先週末の急騰後一服。ギリシャの財政問題を巡り

    ギリシャ側が示した歳出削減案のうち、20億ユーロ余りに対して

    トロイカが異議を唱えたとの報道にユーロはやや売られ1.27台半ば

    まで下落。

  • 株式市場は4日ぶりに反落。ESMを巡る判決や、ギリシャの財政問題

    への懸念からダウは52ドル安。

  • 債券相場は反発。株価の下落に加え、追加緩和観測が相場をけん引。

    10年債利回りは小幅に低下し1.65%台に。

  • 金は3日ぶりに反落。原油は小幅ながら続伸。

  • 7月消費者信用残高 → -32.7億ドル

    本日の注目イベント



    • 日   8月マネーストック

    • 中   中国8月マネーサプライ(9/15までに発表)

    • 中   夏季ダボス会議(天津)

    • 欧   ギリシャ短期債入札

    • 欧   アスムセン・ECB理事講演

    • 英   英7月貿易収支(市場予想 → -32億ポンド)

    • 米   7月貿易収支(市場予想 → -440億ドル)

    • 加   カナダ8月住宅着工件数(市場予想 → 20万件)


      先週末金曜日の大相場の反動もあり、昨日は終日静かなマーケ

      ットでした。ドル円は78円20-30銭内での動きに終始し、ユー

      ロドルも1.28台では売り意欲も強く、緩やかな下落を見せたもの

      の、1.27台半ばでサポートされ値幅も限定的でした。

      今週の最大のイベントは12-13日の米FOMCで「追加緩和」が

      実施されるかどうかという点ですが、欧州でも引き続き重要イベント

      が控えています。

      先ずは明日、ドイツ裁判所がESMへの合憲か違憲かの判断を下

      します。

      ほぼ合憲で間違いないものと見られているだけに、もし違憲との判

      断だった場合や、合憲であっても、たとえば「議会での審議を十分

      重ねるべき」といったような、何か条件がつくようならユーロにとって

      は悪材料になります。

      先週のECBの無制限の国債購入についても、ESMへの支援要

      請が条件になっており、ESMが創設されることを前提に対応策が

      組み立てられています。

      また明日はオランダ議会で下院選挙が行われ、この結果も気に

      なるところです。

      政権与党が敗れるようだと、ドイツに近いルッテ首相の退陣に繋が

      る恐れがあります。

      さらにギリシャでは、EU、ECB、IMFのいわゆるトロイカとの交渉

      が始まっていますが、ギリシャが示した115億ユーロ(約1兆1500

      億円)の歳出削減案のうち、20億ユーロ余りに相当する措置にト

      ロイカが異議を

      唱えたとの報道もあり、これがユーロ売りに繋がった面もあります。

      ギリシャではサマラス首相就任以来初めて、緊縮財政に反対す

      る大規模なストも実施されています。

      スペインのラホイ首相はECB救済案の詳細を見てから支援を要

      請するかどうかを決めると発言していたことから、

      同国の支援要請がいつあってもおかしくない状況でもあります。

      ECBの支援を得るためには一定の条件を受け入れる必要があり、

      スペインにとって景気回復の足かせになる可能性もあることから、

      支援要請には慎重だと見られています。

      先週末に1.2818まで急騰したユーロドルは、昨日はさすがに

      1.28台が重く1.27台に下落しましたが、それほど大幅な下げ

      には繋がっていません。

      上述のように、ギリシャやスペインを巡る不透明な部分が残って

      いる中、市場にはユーロの一段高を見込む向きもあるようです。

      ギリシャ、スペインを巡る情勢に加え、米FOMCで「追加緩和」

      が実施されるのかどうかも、ユーロドルが一段高になるのか、ある

      いはこれまでの上昇から調整局面に入るのかに大きな影響を与

      えると思われます。

      今週末には、ユーロ圏財務相会合やEU財務相会合が開催さ

      れることを考えると、このあたりのタイミングに向けてスペインから

      動きがあるかもしれません。

米雇用統計悪化でドル下落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 8月雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を大きく下回り

    ドルが急落。ドル円は78円台後半からドル売りが加速し、

    78円02銭と、約1ヵ月振りの円高水準に。その後やや買い戻しが

    入り78円20-30銭で引ける。

  • ユーロドルでもドル安が進み、ユーロドルは約4ヵ月振りに

    1.28台までユーロ高が進む。前日のECBによる無制限の国債

    購入と、米「追加緩和」観測が高まったことが背景。

  • 株式市場は小幅ながら続伸し、ダウは14ドル高。引けは

    1万3300ドル台に乗せ、2007年12月以来の高値更新。

  • 債券相場は小幅に反発。雇用統計の結果が予想外に伸びなかった

    ことで債券への需要が高まり10年債利回りは小幅に低下。

  • 金は大幅に続伸し、1740ドル台に。原油価格も続伸し

    96ドル台まで上昇。

  • 8月失業率 → 8.1%

  • 8月非農業部門雇用者数 → +9.6万人


    本日の注目イベント




    • 日   4-6月GDP(第二次速報)

    • 日   7月国際収支

    • 日   8月景気ウォッチャー調査

    • 中   中国8月貿易統計

    • 独   独8月卸売物価指数(9/12までに発表)

    • 米   7月消費者信用残高

      米8月の失業率は8.1%と、前月より2ポイント改善したものの、

      非農業部門雇用者数は9万6千人と、市場予想だけではなく、

      前月比大幅な減少でした。

      さらに、7月分も16万3千人から14万1千人に下方修正されて

      います。

      前日のADP雇用者数が20万人を超え、市場予想を大きく上回

      ったことから、雇用者数改善への「期待感」も膨らんでいただけに、

      ややサプライズでした。

      この欄でも「雇用統計は蓋をあけるまでわからない」と書きましたが、

      まさにその通りの結果でした。

      ADP雇用者数と労働省が発表する非農業部門雇用者数には、

      それほど「連続性」がないと言うことです。

      この結果、今週行われるFOMCでは「追加緩和」観測がさらに高

      まり、「時間軸政策」はほぼ確実に実施されると見られ、「QE3」の

      可能性が急速に高まってきました。

      ドル円は前日のADP雇用者数の改善で79円前後までドル高に進

      んでいましたが、この日の発表直後からドル売りが加速し、78円02

      銭までドル安円高が進行しました。

      77円台への突入は避けられましたが、FOMCまではドルの上値の

      重い展開が続くと見られます。

      今朝の海外からのニュースでも「今回の雇用統計の結果は決定的

      な一打だった」というコメントや、「バーナンキ議長がいよいよ決断す

      る時が来た」といった内容の報道が目立っています。

      バーナンキ議長はこれまでも雇用の回復に関して「いらいらするほど

      回復のスピードが遅い」といった表現で雇用に対する懸念を表して

      来ました。

      7月の雇用者数が大幅に改善していたことで、追加緩和見送りの

      観測もありましたが、個人的には8月のそれが10万以下なら「追加

      緩和」が実施され、15万人以上なら見送り、と予想してきたことから

      12~13日に開くFOMCでは「追加緩和の実施が正当化される」と

      考えています。

      77円台突入は一旦避けられたドル円でしたが、FOMCを控えて

      上値の重い展開が続くことは避けられないと思われます。

      7月末から8月にかけても、ドル円は78前後で「粘り腰」を見せ、そ

      の後79円台まで反発した経緯がありましたが、今回も同様の展開

      になるかどうか予断を許しません。

      77円90銭前後に軽いサポートがあると考えられますが、ポイントは

      6月1日に記録した77円65銭です。

      この水準を下回るようだと市場参加者の相場観も下向きになり、円

      高が加速する恐れがあります。

      そして、その先は政府・日銀の市場介入レベルを探る展開となり、

      売り買いが交錯する展開が予想されます。

      先ずは足元で78円を維持できるかどうかという点に注目です。

      ユーロドルの反発が予想以上に進んできました。

      1.28台まで上昇したことで、既に「週足」のトレンドラインを上抜

      けしています。戻っても1.27台までと予想していましたが、正直

      この反発には驚いています。

      ECBによる無制限の国債購入という材料はすでに消化されてお

      り、むしろ、ギリシャへの追加支援が実施されるか

      どうかという問題や、ドイツでのESMを巡る判決、さらにスペイン

      州政府の財政問題など、ユーロの悪材料には事欠きません。

      1.28台まで反発したユーロドルですが、ここから1.30台に向

      かうにはまだ多くのハードルを超えなければならないと考えられます。

      テクニカルでは上昇を示唆していますが、相場観的には葛藤があります。

ECB、無制限の国債購入を決定 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ADP雇用者数が市場予想を大きく上回ったことからドル円は

    上昇、2週間ぶりに79円台に乗せる場面も。さらにECBが事前予想通り

    国債の無制限買い取りを決めたことで、リスクオンの流れが加速。

    ユ-ロ円など「クロス円」が買われ円を押し下げた。

  • ECBは無制限の国債購入を決めたが、既に織り込まれていたことから

    ユーロドルは1.26台前半から1.25台半ばまで下落。その後欧米の

    株価が急騰したことからリスクオンの流れに添って再び1.26台前半まで

    買われて引ける。

  • 株式市場は大幅に続伸。欧州危機拡大にブレイキがかかるとの見方に加え、

    ADP雇用者数など米経済指標が軒並み好転したことを好感し全面高の様相に。

    ダウは前日比244ドル上昇し、引け値でもリーマンショック後の高値を更新。

  • リスクオンの流れと、株価の急騰から安全資産の債券は売られる。

    10年債利回りは大幅に上昇し1.67%台に。

  • 金は反発し、引け値でも1700ドルを回復。原油価格は小幅に続伸。

  • 8月ADP雇用者数 → 20.1万人

  • 8月ISM非製造業景況指数 → 53.7

  • 新規失業保険申請件数 → 36.5万件


    本日の注目イベント





    • 豪   豪7月貿易収支 (市場予想 → -3億豪ドル)

    • 日   7月景気動向指数 

    • 独   独7月貿易統計 (市場予想 → -+153億ユ-ロ)

    • 独   独7月鉱工業生産(市場予想 → 0.0%)

    • 欧   ギリシャ4-6月期GDP(改定値)

    • 欧   コンスタンシオ・ECB副総裁講演

    • 英   英7月鉱工業生産(市場予想 → 1.8%)

    • 英   英8月生産者物価指数(市場予想 → 1.2%)

    • 米   8月雇用統計(市場予想 → 失業率 8.3%、非農業部門雇用者数 12.7万人)

    • 加   カナダ8月失業率(市場予想 → 7.3%)


      大方の予想通り、ECBはスペインなどの国債を「無制限で購入」

      することを理事会で決定しました。

      ドラギ総裁は決定後の記者会見で、「国債購入の対象は償還ま

      での期間が1-3年の国債で、既発債で残存期間がこれに当て

      はまるものも含まれる。購入後は不胎化措置を実施し、通貨供給

      量への影響を完全になくす。

      ECBは購入した債券について優先債権者とはならない」と説明

      していました。

      結局理事会で反対票を投じたのは、ドイツ連銀のバイトマン総裁

      だけだったようです。

      理事会の審議事項についての投票権は、ユーロ圏最大の経済

      規模を誇るドイツ連銀でも1票です。オランダやフィンランドなど

      も反対に回る可能性があると思っていましたが、ドラギ総裁の根

      回しや、説得が効を奏したようで、これまでに何度か市場に流れ

      てきた「対応策」で決まってしまい、特に「サプライズ」はありませ

      んでした。

      そのため、ユーロドルは1.2651を記録した後、決定内容が発

      表されると多少の「失望感」を伴って1.25台半ばまで約100ポ

      イントも下落しています。

      その後は欧米株価の急上昇を背景に再び1.26台前半まで値

      を上げていますが、これまで何度を述べてきた「週足」のトレンド

      ラインである1.263-50のレベルを完全に抜けてはいません。

      今後の注目はスペインが支援を要請するのかどうかに焦点が移

      ります。またその際に国債を購入する「条件」がどのような厳しい

      内容になるのかも注目されます。

      申請国の国債を購入することで、その国の国債の価格が安定し、

      市場からの資金調達を容易にさせてやることができますが、EC

      Bが購入した国債は最優先の順位が保証されていないことから、

      もしその国がデフォルトに陥った場合、ECBに与える影響も少な

      くなく中央銀行の健全性が懸念されます。

      市場がこのあたりを読んでいることから、足元ではユーロドルの上

      昇が抑えられているように思えます。

      昨日の一連のイベントの中でむしろ「サプライズ」であったのはA

      DP雇用者数でした。市場の予想を大きく上回る20万1千人の

      増加でした。

      この内容に、本日の「雇用統計でもひょっとしたら?」との観測を

      うみ、「追加緩和」期待が急速に後退したことでドル買い円売り

      に繋がっています。

      ドル円はここ2週間、78円台前半から半ばの狭いレンジでほと

      んど動いていませんでした。

      ADP雇用者数だけではなく、昨日はISM非製造業景況指数

      など他の経済指標も好調だったことで株価の急騰、債券価格の

      下落に伴い長期金利が下落、そしてドル円ではドル高に振れて

      います。

      問題は今夜の「8月雇用統計」です。

      昨日の流れからすると「市場予想を上回る」可能性の方がやや

      分がありますが、安心はできません。

      今夜の数字が15万人を超えるようだと、もう一段ドル高円安に

      振れるかもしれません。ただ、個人的には仮に今夜の雇用統

      計の内容が良くても、来週のFOMCでは何らかの景気対策に

      動くのではないかと予想しています。

      仮に今回の内容が15万人を超えていても「雇用の一定以上の

      増加が定着」したわけではないからです。

      これまで1-3月が好調で、4-6月が悪化、そして7月が好調

      だったわけですが、今回良い数字がでても「2ヵ月連続」になり

      ますが、「トレンド」と判断するには早すぎます。

      好調な数字に踊らされ、今回対策を見送った場合には政治日

      程的にも今後動けなくなります。後で後悔をしないためにも、

      FRBは「QE3」を見送っても、ゼロ金利政策の延長など、何らか

      のアクションを取るのではないかと予想しています。

      ドル円の上値のポイントは79円05-30銭辺りです。

      「日足」では一目均衡表の「雲」と、「200日移動平均線」があり

      ます。

      さらに79円66銭には「120日移動平均線」もあり、ここを明確に

      抜けると「MACD」もゼロの軸を超え、上昇に弾みがつく可能性

      もあります。

      まだまだ超えなければならない「ハードル」がありそうです。



      民主、自民ともに代表選に向けて候補者が「雨後の竹の子」のよ

      うに出てきました。

      昨日までの味方が、明日は敵になりそうな険悪な状況も生まれつ

      つあります。

      「政治の世界は一寸先は闇だ」とうまいことを言った政治家もいま

      したが、毎度の事ながら「国民のために・・」という言葉が連呼されます。

      この言葉の賞味期限の短さを多くを国民が知っています。

      良い週末を・・・・。

米通信社の報道にユーロ急騰 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はやや底堅い動きだったものの、依然として78円台半ばが

    抜けずに緩慢な動きに終始。

  • ユーロドルはアジアから欧州の朝方にかけて下落し、1.25台割れ

    目前まで下落したが、米ブルームバーグが、ECBが無制限の国債購入を

    発表すると、伝えたことで急騰。NYでは1.2625まで買い戻され

    1.26前後で引ける。

  • 株式市場はまちまち。フェデックスの業績予想が嫌気されナスダックは

    下落したものの、ダウは11ドル高。

  • 債券相場は小幅に続落。ECBが無制限に国債を買い入れるとの観測で

    ややリスクオフの流れとなり価格は下落。

  • 金は小幅に続落し、原油は反発。

    本日の注目イベント




    • 豪   豪8月雇用統計

    • 欧   ECB理事会

    • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

    • 欧   ユーロ圏4-6月期GDP(改定値)

    • 欧   メルケル・独首相、ラホイ・スペイン首相と会談

    • 欧   ドラギ・ECB総裁、ショイブレ・独財務相講演

    • 英   BOE政策金利発表

    • 米   8月ADP雇用者数

    • 米   8月ISM非製造業景況指数

    • 米   新規失業保険申請件数


      昨日の夕方、ブルームバーグの報道にユーロが急騰しました。

      市場は本日のECB理事会を経てドラギ総裁がどのような対策を

      打ち出してくるのかという一点に注目していますが、そんな中「E

      CBのドラギ総裁が計画している債券購入案は、無制限に買い

      入れる一方で不胎化措置によって通貨供給量増加に対する市

      場の懸念を抑える内容だと、中銀関係者2人が明らかにした」

      と伝えられました。

      この案は「マネタリー・アウトライト・トランザクション」と名付けられ、

      ECBは利回りに表立った上限を設定することなく、購入対象は国

      債のみで、年限が3年程度までのものになると述べているようです。

      この報道にユーロドルは1.25台前半から約100ポイント上昇し、

      前日の1,26台からの下落で、ユーロドルに対する市場のセンチ

      メントが「ベア」に変わろうとしていた雰囲気を一変させています。

      ECBの報道官はこの内容に対するコメントを控えているようですが、

      「無制限」に国債を購入するということになれば市場へのインパクト

      は大きく、スペイン国債などの利回りが急低下することが予想され

      ます。

      一部に、ドイツ連銀があくまで国債購入に反対の立場を取っている

      ため、対応策も「小粒」ではないかとの見方もありました。これが事

      実だとすれば、ドイツ連銀の反対は結局押し切られたことになります。

      また報道によればECBの政策委員会メンバーで計画に反対してい

      るのはバイトマン・ドイツ連銀総裁だけだともあります。

      さらに、メルケル首相は、5日与党議員らに対して、ECBのドラギ総

      裁とドイツ連銀のバイトマン総裁の双方を支持していると言明し、EC

      Bによる国債購入についても、両氏はともにそれぞれの責務を果たし

      ているとの認識を示したとも伝えられています。

      これら一連の報道を見ると、ECBのドラギ総裁主導の下、スペインな

      どの国債購入を行い、欧州危機のさらなる拡大を防ぐという流れに向

      かっているように思えます。

      今夜その具体的な内容が明らかにされますが、すでに昨日その「予

      告編」を見たとも言えることから、実際に

      同様の対策が示された場合のユーロの反応にはやや懐疑的です。

      ユーロドルの昨日の高値も1.2625で、昨日もこの欄で指摘したよう

      に「週足」のトレンドラインに上昇を抑えられた格好になっています。

      この水準を上抜けできれば1.27台が見えてくるかもしれませんが、

      発表された内容に「失望感」がでるようなら結構大相場になることも

      考えられます。

      ECBの政策金利の発表は今夜20時45分です。

      そして、21時15分にはもう一つの最重要イベントである明日の雇

      用統計の前哨戦とも言えるADP雇用者数が発表されます。

      さらに21時30分からはドラギ総裁の記者会見です。

      この他にも失業保険申請件数など、来週の米FOMCに影響を与

      えそうな経済指標も発表されます。

      ユーロを中心に荒っぽい相場展開が予想されることから、資金管

      理には注意したいところです。

ユーロECB理事会を控え神経質 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ISM製造業景況指数の悪化でドル円は78円前半を試したが、

    その後米金利の上昇を手掛かりに78円台半ばまで反発。

  • ユーロドルは欧州時間の朝方1.2626までユーロ高が進んだものの、

    この水準はトレンドラインの上限にもあたり、上値を抑えられる格好で下落。

    NYではECBの対策では危機解決に不十分との見方も広がり1.25台

    半ばまで下落。

  • 株式市場は下落。経済指標の悪化から景気の先行き懸念が広がりダウは

    54ドル安で引ける。ナスダックは小幅な上昇を見せる。

  • 債券相場は反落。ECBの理事会を控え債券購入に動くとの見方も

    根強く、10年債利回りは先週末より小幅に上昇。

  • 金価格は続伸し、約半年ぶりに1700ドル台に乗せる。

    追加緩和観測を手掛かりに金への資金流入が続いていることが背景。

    原油価格は反落し95ドル台に。

  • 8月ISM製造業景景況指数 → 49.6


    本日の注目イベント





    • 豪   豪4ー6月GDP

    • 中   中国 HSBCサービス業PMI

    • 欧   ユーロ圏8月総合景気指数(改定値)

    • 欧   ユーロ圏7月小売売上高

    • 欧   ファンロンパイEU大統領、オランド・仏大統領と会談

    • 英   英8月サービス業PMI

    • 加   BOC政策金利発表



      ECB理事会を明日に控えユーロは神経質な動きが続いています。

      昨日も欧州市場の朝方ユーロドルはポジションン調整の買いに動

      意づき、1.2626まで上昇する場面がありました。

      明日の理事会でECBが国債購入を決めるとの見方も根強く、ショ

      ートポジションを手じまう動きが出た様です。

      一方NY市場では、ECBの対策では危機解決には至らないとの

      見方もあり、ユーロドルは一転して下落し1.25台半ばまで下落し

      ています。

      ユーロは底堅い動きを続けてはいるものの、1.2620-30辺りで

      やや「天井感」が出てきたように見えます。

      このレベルは「週足」のトレンドラインの上限にもあたり、一旦は上

      昇が止められてもおかしくないレベルです。

      市場の関心はECBが打ち出す対策に集中しています。

      ブルームバーグが入手した非公式のドラギ総裁の発言によると、

      「ユーロ圏が分断化されている今、物価安定という目標を追求す

      ることができない。金利変更が域内の1国か、せいぜい2ヵ国にし

      か影響しないからだ」とし、「ユーロ圏の残る諸国に対して、政策

      金利は全く意味を持たない」と指摘、従って、ECBによる国債購

      入は「われわれの第一の責務を果たすための手段」だと述べてい

      ます。

      スペインを救済するには「国債購入をすべき」というドラギ総裁の

      強い意志が伝わってくるようですが、経済格差が大きく異なる国

      々が混在する中で、一つの政策金利を適用する限界はユーロ

      発足当時から指摘されていたことで、約13年経って、ようやくそ

      れが現実的な問題になってきたと言えます。

      それも、最も悪い形でその矛盾が露呈された格好になっています。

      7月末のロンドンの講演で「私を信じてほしい」と発言したドラギ総

      裁の言葉が、たんなる時間稼ぎの口先介入だったのか、あるいは

      上記の発言のように断固として「国債購入」に踏み切るのか明日

      には判明しますが、その内容によって情勢は大きく変化すること

      も考えられます。

      地方政府の財政が急激に悪化したスペインでは、ECBの決定

      内容を踏まえてEUなどに支援を要請すると見られています。

      モンティ・イタリア首相との会談を終えたオランド・仏大統領は、

      「ECBの国債への介入は当然だ」と発言しています。

      ドイツ連銀が依然として国債購入には反対の立場を維持してい

      ますが、個人的には、ドラギ案に押し切られる格好で国債購入

      が決定されるのではないかと予想しています。

      ドル円は78円台前半から半ばでの膠着が続いていますが、米

      追加緩和観測が強まっている割には円が強くなっていないとの

      印象があります。

      「QE3」に踏み切るかどうかは依然として五分五分であると思い

      ます。

      昨日発表されたISM製造業景況指数が「49.6」で、これで

      3ヵ月連続で節目の「50」を割り込んでいます。

      このため、製造業でも景気減速が確認され始めたとの声も出

      てきたことから「QE3」の可能性が高まったとの見方もあったよ

      うですが、雇用統計の結果は「開けて見なければ分からない」

      というところがあります。

      「非農業部門雇用者数」の予想と実際の結果を調べて見ても、

      2011年では事前予想より増加していた月は6回、減少してい

      た月も6回で、正に「五分五分」でした。

      また、今年についても7ヵ月が経過した現在、事前予想を上回

      った月が3回、下回った月が4回となっており拮抗しています。

      8月の数字がもし事前予想の12万5千人を上回ればちょうど

      「五分五分」となり、結局「蓋をあけるまでは分からない」という

      ことになります。

      しかも、この指標は「速報値」のため、数カ月後に修正される

      こともままあります。

      そして重要なのは、実際にこの指標で為替だけではなく、大

      げさに言えば世界中の相場が動くと言うことです。

      何か切ない気持にもなります。

NY市場休みで主要通貨動かず 

ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場



  • NY市場が休みということもあり、ドル円は78円台前半で

    膠着。アジア時間に78円20銭をテストした後20銭程度の

    値幅内で推移。

  • ユーロドルは1.25台後半から1.26台に乗せたものの、

    1.26台は維持できず1.25台後半で引ける。

  • ドラギECB総裁が国債購入に前向きな発言したことが伝わり

    ユーロを押し上げるとともに、DAXなど株価にも好影響。

  • スペインのアンダルシア州は中央政府に支援を要請。

    これで政府への支援要請は4州目となる。また既に支援要請を行っている

    カタルーニャ州は緊急に10億ユーロ(約980億円)を要請。


    本日の注目イベント





    • 豪   豪第2四半期経常収支

    • 豪   RBAキャッシュターゲット

    • 日   8月マネタリーベース

    • 欧   ユーロ圏7月生産者物価指数

    • 欧   モンティ・伊首相、オランド・仏大統領と会談

    • 欧   ショイブレ・独財務相、ギリシャ財務相と会談

    • 欧   ファンロンパイEU大統領、メルケル・独首相と会談

    • 米   8月ISM製造業景景況指数



      NYが休場のため欧州市場ではユーロドルもそれ程大きな値動きを

      見せてはいません。相場へ影響を与える材料は幾つかあったものの、

      好材料には反応し、悪材料には反応していません。

      ドラギECB総裁は「年限3年程度までの国債を購入することに問題

      はない」との見解を示した、と欧州議員が語ったことが伝えられ、ユ

      ーロが買われ一時1.26台まで上昇しました。6日のECB理事会が

      迫っており、この発言でECBが国債購入に踏み切るのではないかと

      の連想が働いたものと思われます。

      一方、スペインでは地方政府の財政悪化が急速に進んでおり、アン

      ダルシア州が中央政府に、これで4州目となる支援を要請しました。

      また既に支援要請を行っているカタルーニャ州は緊急融資として、

      10億ユーロ(約980億円)を中央政府に要請しています。

      スペイン政府はEUに支援を行うかどうかギリギリの選択を迫られてい

      ますが、ラホイ首相は、6日のECBの対策を確認してから決めると語

      っており、木曜日のECB理事会後に一気に事態が急変する可能性も

      ありそうです。

      ただこの報道は既に予想されていたのか、ユーロ売りには繋がってい

      ません。

      昨日のアジア市場では1.25台半ばまで下落する場面もありましたが、

      ユーロは底堅く、好材料に反応する形で1.26台まで上昇しました。

      6日のECB理事会では何らかの対策を打ち出すことを市場は「織り込

      んで」おり、要は何が発表されるかという状況になっています。

      ユーロ圏8月の製造業景気指数改定値が「45.1」に下方修正されま

      した。速報値は「45.3」でしたが、節目の「50」を上回ることは

      できませんでした。

      今朝の新聞報道でもありましたが、欧州は南欧諸国の景気後退をドイ

      ツなど比較的好調な北欧諸国が支える構図が続いていましたが、緊

      縮財政の影響もあり、独仏などの景気に息切れが見え始めています。

      「財政、景気、失業率」の三重苦がさらに拡大する懸念が指摘される

      中、6日のECB理事会では国債購入だけではなく、「追加利下げ」も

      不可欠な状況になっているとも言えそうです。

      本日も欧州では各国要人の会談が多く予定されています。

      「欧州危機」を収束させるという点では一致しているものの、メルケル・

      独首相などは救済プログラムの条件を実践しなければならない、

      とギリシャに対して圧力を与える姿勢は崩していません。

バーナンキ講演でドル安進行 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • バーナンキ議長がジャクソンホールでの講演で「追加緩和」

    に言及したことからドルは主要通貨に対して下落。ドル円は一時

    78円19銭まで売られ安値圏で引ける。

  • ユーロドルでもドル安が加速。一時1.2637と、7月2日

    以来のユーロ高水準まで上昇し、1.25台まで値を下げて引ける。

  • 株式市場はバーナンキ議長の講演内容を好感し上昇。

    ダウは150ドルを超える上昇をみせたが、引けは前日比

    90ドル高に留まる。

  • 債券相場は急伸。追加緩和の思惑が高まり、債券への需要が

    拡大、10年債利回りは1.55%台まで大幅に低下。

  • 「追加緩和」期待から金、原油はともに大幅高。金価格は

    前日比30ドルプラス。

  • 8月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 53.0

  • 8月シカゴ購買部協会景気指数 → 74.3


    本日の注目イベント




    • 中   中国8月非製造業PMI

    • 中   HSBC8月製造業PMI

    • 豪   豪7月小売売上高

    • 欧   ユーロ圏8月製造業景気指数(改定値)

    • 欧   欧州議会経済金融委が銀行同盟について審議

    • 米   NY市場休場(レーバーデー)


      バーナンキ議長はジャクソンホールでの講演で失業率は「深刻な

      懸念材料だ」と、何度も失業率が高止まりしていることに懸念を示し、

      その上で「注意深く検討した場合、非伝統的な政策のコストは管

      理可能なようだ。

      それは経済状況が正当化すればそのような政策を追加で実施す

      る可能性を排除すべきでないことを意味する」

      と発言し、雇用の状況次第では「追加緩和」を実施する可能性が

      高いとの認識を示しました。

      今回の講演内容については「追加緩和」には言及しないのでは

      ないかとの見かたも強かったことから、

      講演内容が伝わるに従ってドル売り、株高、債券高が進行し、

      ドル円は78円19銭まで円が買われました。

      78円30-80銭のレンジを下方に抜けたことで、78円台割れが

      あるかどうか注目されます。

      ドル円は8月の初めにも78円10-15銭の水準を試しましたが、

      この時の米10年債利回りは1.45から1.6%台で、その後金利

      が上昇したことで78円台割れは避けられました。

      今回も米10年債利回りは1・55%台まで低下していることから、

      ドル円と米10年債利回りの相関が強いことを考えると、78円台を

      割り込むかどうかは、米10年債の行方に注目する必要があります。

      その10年円債は6月23日に1.39%台まで下落しています。

      9月12-13日のFOMCで「追加緩和」に踏み切れば、10年債な

      ど債券への需要が高まり、利回りは低下します。

      過去最低の1.39台を下回るかどうかがドル円の水準を決定しそう
      な状況です。

      「追加緩和」観測の高まりはユーロドルも上昇させています。

      先週末のNY市場では1.2637まで買われ、約2ヵ月ぶりの、戻り

      高値を記録しました。

      ユーロドルは長期的なトレンドを示す「週足」で見ると、1.2650-

      60の水準を明確に上抜けするとトレンドラインを抜けそうに見えます。

      このトレンドラインは昨年8月29日の1.4548を起点にしているもの

      で、この抵抗線を抜けるとちょうど1年振りの

      「トレンドの転換」が完成する可能性があります。

      足元のユーロドルは1.25台後半で推移していますが、上記水準を

      抜けるかどうかはECBの対策次第です。

      今週木曜日のECB理事会でどのような対策を打ち出してくるのかが

      非常に重要になっています。

      ラホイ・スペイン首相は「ECBの結果を待って支援を要請するかどう

      かを判断する」と語っており、ここでもECBの対応に注目が集まりま

      す。

      スペイン国債を購入するとの期待が高まってるようですが、これに反

      対するドイツ連銀総裁が辞意を表明し、メルケル首相に慰留されたと

      の報道もあります。

      また、今朝のブルームバーグは、ECB理事会はドラギ総裁がまとめ

      た債券購入プログラム案の内容を、政策決定会合の1日前に各国

      中銀総裁に明示し、各国で検討する時間を与えるという、当局者の

      匿名情報を伝えています。

      米国ではFOMCが開催され「追加緩和」緩和が議論され、ECB

      理事会ではユーロ防衛に関する議論がされます。決定されればど

      ちらも「円高要因」と見ることができます。

      ドル円が78円台を割り込んでくれば、今度は日銀の番です。

      自国の利益を守るため行動を起こし、その影響で他の国が多少困

      っても止むを得ない。そんな「ナショナリズム」さえ意識されます。

      今月は日銀の本気度を確認する月にもなりそうです。

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