FC2ブログ

ユーロ円3週間ぶりに100円台前半に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 78円目前で推移していたドル円は、NY市場では米長期金利の

    低下を手掛かりに78円台を割り込み、77円81銭までドル安が進む。

  • ユーロドルも下落し、約3週間ぶりに1.28台までユーロ安が進む。

    独ifo景況指数が5ヵ月連続で悪化し、欧州景気の悲観的な見方が広がった

    ことが背景。ユーロドルはその後1.29台前半まで戻して引けるが、ユーロは

    対円でも100円台前半まで下落し、こちらも約3週間ぶりの水準。

  • 株式市場は続落。ドイツの景況悪化を嫌気してダウは20ドル安。

    アップル株も下落に転じる。

  • 株価の下落から債券相場は続伸。10年債利回りも低下し、9月6日以来

    となる1.71%台に。

  • 金は大幅に反落。原油価格も下落し再び91ドル台に。


    本日の注目イベント


    • 豪   RBA金融安定報告

    • 中   中国8月景気先行指数

    • 独   独10月GFK消費者信頼感調査

    • 欧   スペイン財政収支

    • 欧   ドラギ・ECB総裁講演(ベルリン)

    • 欧   メルケル・独首相講演(ベルリン)

    • 欧   メルケル・独首相、ドラギ総裁と会談

    • 欧   ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演

    • 米   7月ケース・シラー住宅価格指数

    • 米   9月消費者信頼感指数

    • 米   7月住宅価格指数

    • 米   9月リッチモンド連銀製造業指数

    • 米   ガイトナー・財務長官講演(NY)

    • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

    • 米   オバマ大統領国連演説


      ドル円が78円台を割り込み、FOMCで「QE3」が決定された直後

      以来となる77円台まで下落しています。水準的にはまだ77円台後

      半であることから、すぐに介入が意識される水準ではないと思います

      が、ドルが緩やかに下落する可能性があります。

      結局日銀による「追加緩和」の効果も一時的に終わり、足元の水準

      は政策会合決定以前の水準です。

      昨日も山口日銀副総裁が講演で、追加緩和については今後も「必

      要と判断される場合には、果断かつ柔軟に対応していく」

      と語っていましたが、市場は日銀の緩和姿勢に懐疑的です。

      欧米の中銀が「無期限で」、「無制限に」といった言葉を巧みに使い

      市場を牽制する一方、日銀は極めて教科書的で控え目な言葉に終

      始しています。

      ドラギ・ECB総裁などは「私を信じてほしい」といった、中銀総裁とし

      ては異例な言葉まで駆使して決意を表していたことは記憶に新しい

      ところです。

      どうやらこのあたりの市場に対するメッセージの差が明暗を分けてい

      るように思われます。

      ドル円は今週から来週にかけて77円台前半を試すのではないかと

      思われますが、9月13日の「QE3」決定後に記録した77円13銭が

      一つのメドになろうかと思います。

      この水準を割り込むようだと、政府・日銀による市場介入観測が急速

      に高まると考えます。「追加緩和」を決定しても止まらない円高に対し

      て、政府・日銀は介入姿勢を強めてくると予想しますが、

      76円台は何としても守りたい水準ではないかと思われます。

      通常は動きが緩慢なドル円ですが、一旦円高方向に勢いがつくと、

      想定される以上の動きを見せることがあります。十分注意したいとこ

      ろです。

      ユーロドルも1.31台後半を「天井」に下落傾向を強めてきました。

      昨日はドイツifo景況感が5ヵ月連続で悪化していたことから、3週間

      ぶりに1.28台後半まで売られています。

      上記高値から約300ポイントの下落となりますが、今回の上昇分の

      38.2%にあたる水準は1.2740で、さらに「半値」にあたる水準は

      1.2607、と計算されます。

      ギリシャ、スペインの問題に加え、欧州経済をけん引してきたドイツ

      にも景気悪化の波が本格的に押し寄せてきたと見ることができそうで

      す。

      また、ドイツは中国経済ともかなり密接にかかわっていることから、中

      国の景気悪化の影響も懸念されます。

      足元では最も注目されているスペインの動向が依然不透明です。

      ブルームバーグによると、ドイツの与党幹部は昨日、ラホイ・スペイン

      首相は歯切れの悪い言葉使いをやめ、

      全面的救済が必要かどうか明言すべきだ、と苦言を呈したと伝えて

      います。

      また、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の幹部も、

      「状況をありのまま説明すべきだ」それをしないということは、ラホイ首

      相の「コミュニケーションに問題があるということだ。支援が必要ならば

      そう言わなければならない」と、スペインの優柔不断な対応にいら立

      ちを募らせていると報じています。

      一方で、銀行同盟を巡りメルケル首相とオランド・仏大統領の意見が

      分かれているとの報道もあります。

      1.20台半ばから急速に買い戻しが入り、1.3172まで上昇したユ

      ーロドルも「やはり」まだまだ「迷走」を繰り返しそうに思われます。

      投機筋のユーロショートポジションも、9月18日時点では約7万3千

      枚と、ピーク時の1/3に減少しています。

      このことは、ユーロがさらに下落すると見れば、ショートを「積み上げ

      る余地」があることにも繋がります。

      1.2870以下には一目均衡表の「雲」や「100日」あるいは「200日

      移動平均線」が集まっていることから一旦はサポートされそうですが、

      この水準を抜けるどうかはやはりスペイン次第です。

スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。