FC2ブログ

ドル円、ユーロドルともに大台回復ならず 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • アジア市場からドル買いがやや優勢な流れを受け、NYでもドル高値を

    試す展開に。ドル円は80円目前まで上昇したものの勢いはなく

    79円80銭近辺で引ける。明日の雇用統計を待つムードが支配的。

  • ユーロドルもスペイン国債の利回り低下などを材料に1.30台まで

    ユーロ高が進む。1.30台では利益確定のユーロ売りと、ユーロ圏失業率が

    過去最悪を更新したことなどで下落し、1.29台半ばまで売られて引ける。

  • 3日振りに再開した株式市場は朝方は買い優勢だったものの、アップル株の

    下落を嫌気して徐々に下落に転じ、ダウ、ナスダックともに10ドル安。

  • 再開された債券市場は堅調に推移。シカゴ購買部協会景気指数が軟調だった

    こともあり、価格は上昇し、10年債利回りは約2週間ぶりに1.7%台を割り込む。

  • 金、原油はともに続伸したものの、商いは低調。

  • 10月シカゴ購買部協会景気指数 → 49.9


    本日の注目イベント



    • 中   中国10月製造業PMI

    • 中   中国HSBC10月製造業PMI(確報値)

    • 米   10月ADP雇用者数

    • 米   10月ISM製造業景況指数

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

    • 米   ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演



      1888年以来となる2日間の閉鎖から、NY証券取引所は停電など、

      取引環境が完全に回復しない中、ひとまず大きな混乱もなく取引を

      終えています。

      2日間の完全閉鎖は124年振りとなったことで、この日はブルーム

      バーグNY市長が登場し、「オープニングベル」を鳴らし再開を喜ん

      でいました。

      ハリケーン「サンディ」が猛威をふるった傷跡の映像が何度も映し出

      されていましたが、昨年の大地震の映像を観ているような印象でした。

      被害額は200億ドル(約1兆6000億円)にも達するのではとの報道

      もあり、世界の金融市場をリードするウォール街も、自然災害には勝

      てなかったようです。

      前日の日銀決定会合での「追加緩和」実施をきっかけに、一時79

      円台前半まで売られたドル円はやや落ち着きを取り戻し堅調に推

      移しています。

      事前の「期待が大きかった」ことによる反動で再び円高ドル安の気

      配を見せたドル円ですが、冷静に考えれば2ヵ月連続の大規模緩

      和は評価されていいはずです。

      また今回は、その実効性はとにかくとして、「貸出支援基金」の創

      設という新しい試みも行いました。そして、最後には政府との「共同

      文書」まで作成し、政府と日銀はともに足並みを揃えてデフレから

      の脱却を目指していることを内外にアピールしました。

      昨日の衆議院代表質問では自民党の安倍総裁が質問に立ち、

      今回の「追加緩和」について、「市場にはほぼ想定の範囲内で、

      強いメッセージを与えるには至っていない」と政府の対応を批判

      しています。

      同時に、野田内閣には年内の解散を迫っており、選挙が行われ

      れば、自民党勝利→安倍総理誕生→日銀に対する圧力増大

      というシナリオが描かれることから「円安要因」と見ることができます。

      事実、安倍総裁はこれまでにも、「2~3%」の物価上昇率を早期

      に達成すべきだと主張しており、その為には日銀法改正も辞さな

      いとの姿勢を見せています。

      安倍総裁には「前科」があるため、鵜呑みにはできませんが、リー

      ダーシップという点では野田政権よりも発揮できそうです。

      円高是正という観点からすれば、安倍内閣の誕生が望まれるの

      かも知れません。

      ドル円は79円97銭まで反発しましたが、80円手前では押し戻

      されています。

      依然として「週足」の「雲の下限」に頭を抑えられている格好です

      が、80円台を回復するにはもうしばらく「時間」と「材料」が必要で

      す。

      本日の「ADP雇用者数」と、明日の「雇用統計」がそのカギを握

      っています。

      改善傾向を示せば再度80円40銭近辺を試すことになりますが、

      悪化しているようだと、「日足」の200日線がある

      79円52銭を試し、最も重要な79円08銭辺りを目指すことになり

      そうです。

      ユーロは依然として明確な方向感が見出せません。

      スペイン情勢によって右往左往している状況です。

      そのスペインには不確定要素が多く残っており、それらの状況

      次第で1.28を目指したり、1.31を目指す展開に目まぐるしく変

      わりそうです。

      11月のカタルーニァ州の選挙、バッドバンク問題、銀行の収益

      の急低下、さらには失業率の高止まりもあります。

      昨日は発表された8月の同国の経常収支は前月に続き「黒字」

      でした。

      経常収支の黒字は基本的には、自力でファイナンスを賄えること

      を意味することから、支援要請を巡るラホイ首相の判断にも影響を

      与えることになるかも知れません。

スポンサーサイト
このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。