ドル円早朝に86円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は円安の流れが止まらず、NY市場では2年4ヵ月振りとなる

    86円台に乗せる。その後は一旦85円75銭まで下落したものの、円売りの

    勢いは止まらず86円10銭と、この日のドル高値圏で引ける。

  • ユーロドルはイタリアの業況指数が上昇したことを受け続伸して

    始まったものの、対円でドル高が進んだことで売り優勢の展開に。

    1.32台後半から1.32割れ目前まで下落。「財政の崖」回避に

    向け時間が足りないとの米院内総務の発言もユーロ売りを誘った。

  • 株式市場は5日続落で、ダウは1万3100ドル台を割り込む。

    「財政の崖」問題が回避できないとの見方から一時は150ドル近い

    下げを見せたが、下院が30日に審議を再開するとの報に値を戻し

    結局、ダウは前日比18ドル安。

  • 金は小幅に続伸し、原油は利益確定の売りに反落。

  • 新規失業保険申請件数 → 35.0万件

  • 12月消費者信頼感指数 → 65.1

  • 11月新築住宅販売件数 → 37.7万件


    本日の注目イベント



    • 日   11月失業率

    • 日   11月消費者物価指数

    • 日   11月鉱工業生産

    • 仏   仏7-9月GDP(確報値)

    • 米   12月シカゴ購買部協会景気指数

    • 米   11月中古住宅販売成約指数



      ドル円は一月(ひとつき)ほど前に比べると上昇のスピードは緩やか

      になっていますが、少しづつ、しかも確実にドル高円安が進み、昨日

      の海外市場では2年4ヵ月振りとなる86円台乗せを示現しています。

      2日前に85円台に乗せた後は、一度も85円台を割り込むことなくドル

      高が進み、今度は「大台」を再び替え、86円台です。

      東京市場今年の最後の営業日である本日、今度は86円台を割り込

      むことなくもう一段上昇するのかどうかに注目が集まります。

      足元では市場の主役は「円」です。対ドルやユーロなどでも円売りが

      活発になっています。ユーロ円は昨年8月以来の水準まで上昇し、豪

      ドル円も今年4月に付けた89円台半ばを回復して来ました。

      円安が進んだことで、東京株式市場もこれを好感し年初来高値を更新し、

      株高を背景にさらに円が売られる「為替と株がキャッチボール」をして円安

      、株高が進んでいる状況です。

      「財政の崖」を巡る協議はいよいよ年内に「合意」できるかどうかの瀬戸際ま

      で来ました。

      リード上院院内総務は、上院本会議で「時間的に見てどうやって解決でき

      るのか分からない」と述べ、年内に解決できる可能性が低いことを示唆して

      います。

      しかし、それでも「合意」に達する可能性が全く無くなったわけではなく、下

      院は30日にも財政協議を再開すると発表しており、民主党のダービン上院

      議員は、「民主、共和両党の議会首脳が28日にオバマ大統領と会談する」

      と語っています。この会談にはリード民主党上院院内総務とベイナー下院

      議長も出席する予定になっています。年内の「合意」に向け、ギリギリまで交

      渉が続けられると見えられます。

      年内「合意」の可能性が徐々に無くなってくる状況下でも、市場の見方は

      「最後には合意できる」と観ているようです。NY株式市場は「財政の崖」へ

      の転落をやや意識した展開にはなっていますが、その他のマーケットでは

      「合意」を前提に取引が進んでいます。

      為替市場の取引は本日と来週の31日の2日を残していますが、さすがに

      材料は米国の「財政の崖」問題だけです。

      この問題が急転直下「合意」に達すれば米株式市場が急騰し、もう一段の

      ドル高円安に振れそうですが、「合意」を織り込む格好で円安が進んでいる

      ため、その反応には注意が必要です。

      もちろん年内「合意」が完全に無くなれば円高方向への巻き戻しも考えられ

      ますが、その場合の反応はやや不透明です。

      76円台まで下落したドル円でしたが、どうやら今年の最後は大幅な「ドル高

      円安」で幕を閉じそうです。仮に86ー87円で越年するようだと、昨年10月3

      1日に記録した75円32銭は「記録的なドルの底値」であった

      可能性が高いと思われます。

      ==============================

      本年度の「アナリストレポート」は本日が最後です。

      本年もご愛読ありがとうございました。

      来年の皆様の「FX投資」に役立てる情報を配信できる様、本年度以上に努

      力する所存です。

      来年は1月4日から配信を始めますので、引き続きよろしくお願いいたします。

      皆様良いお年を・・・・。

スポンサーサイト

円、下げ止まらず85円台半ば超え 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は東京市場で85円台に乗せた流れを受け、
    NYでもさらにドル高円安が進み、一時85円73銭
    まで続伸。連日今年の円最安値を更新する展開が続く。
    安倍内閣の発足を受け、デフレからの脱却への期待感が
    高まったことが背景。

  • ユーロドルは特に材料が無い中、ユーロ円に引っ
    張られる形でユーロ高が進み、1.3254まで上昇。
    ユーロ円は2011年8月以来となる113円台前半
    まで円安が進行。

  • 株式市場は3日続落。依然として「財政の崖」を
    巡る懸念が重しとなり、ダウは24ドル安。

  • 債券相場は続伸。株安を材料に買い優勢の展開から
    10年債利回りは小幅に低下し1.75%台に。

  • 金は小幅高。原油価格は住宅指標の改善を受け
    大幅高となり、約2ヵ月振りに90ドル台に乗せる。

  • 10月ケース・シラー住宅価格指数 → +4.3%

  • 12月リッチモンド連銀製造業指数 → 5


    本日の注目イベント


    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   12月消費者信頼感指数

    • 米   11月新築住宅は販売件数




    ドル円は当面の上値のメドであった85円台にしっかり

    乗せています。

    昨日の東京市場の朝方9時過ぎ、84円台後半から85円台に

    乗せると、NY市場を経由してまる一日、85円割れさえも

    見せていません。

    NY市場では85円73銭まで円安が進み、昨年4月に記録

    した85円52銭を超えています。


    ドル円は安倍総裁誕生を祝福するかのように円売りが加速し、

    ついに85円台に乗せました。これまで何度も書いてきたように、

    調整らしい調整がないまま、連日円の安値を更新しています。

    やや想定外の展開だったと認めざるを得ません。

    安倍政権への期待が先行し、政策の実現は正にこれからであるにも

    関わらず、期待感が相場を押し上げている状況です。

    日経平均株価についても同様で、昨日は150円を超える上昇を見せ、

    NYダウが「財政の崖」問題への懸念から上値が重くもみ合って

    いる状況下でも、日経平均株価は「独歩高」の様相を見せています。

    本日の株価もすでにシカゴ先物市場が高値引けしていることから

    一段の株高が予想されます。



    オバマ大統領はハワイでのクリスマス休暇を終え、本日27日から

    再び議会と財政協議を再開する見通しです。

    米財務相省は財務副長官によるメモで「財政の崖」について

    心配しないよう職員に通達したとブルームバーグは報じています。

    それによると、「両党が歩み寄りできない理由はない」、「財政

    協議の合意が成立しない場合でも、1月2日直後の一時解雇や

    人事関連措置は見込んでいない」など、職員の不安を抑えよう

    としている様子が伝わってきます。

    見方を変えれば、事態はそれほど緊迫しており、崖からの転落にも

    配慮しているということです。


    本日27日から欧州勢も休暇明けで本格的に市場に戻ってきます。

    今や為替市場の主役は「円」です。

    欧州危機は不安を残しながらも収束に向かっているようで、

    ユーロドルのボラティリテーが急低下していることでも

    その傾向は見て取れます。

    ユーロドルでは方向感が見えない一方、主要通貨に対して円を売って

    おけばひとまず利益は確保できる状況が続いており、

    これが足元の相場の行方を決定していると言えます。


    ドル円はNY市場で85円73銭まで上昇したことで、今後の上値の

    メドを探るには「月足」を見るしかありません。

    その月足では「52週移動平均線」が86円03銭に位置しており、

    これがレジスタンスとして機能することが考えられます。

    今朝の経済紙では「87円が次のターゲット」などと、さらに円安を

    予想するコメントも見られましたが、ここでは敢えて「ここからの

    ドルロングには注意が必要」と記述したいと思います。

    今年1年の値幅が10円以内と予想すれば、11月9日の79円06

    銭からわずか2ヵ月半の間で、6円50銭を超える円安が進んだこと

    になります。

    円が買われ過ぎていたとしても、やはりその速度は「スピード違反」と

    言えると思います。


    今年の営業日も本日を含めて残り3日です。

    86円台が定着する前に「スピード調整」があると考えますが、本日の

    日経平均株価の動きにも影響されるため、株価の動向にも注意が必要です。

ドル円85円を試す展開か 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 主要海外市場は全て休場のためコメントはありません。





    12月24日


    本日の注目イベント



    • 日   日銀政策委員会議事要旨(11/19,20日分)

    • 英   ロンド市場休場(ボクシングデー)

    • 米   10月ケース・シラー住宅価格指数

    • 米   12月リッチモンド連銀製造業指数

    • 米   上院が財政協議




    今日開幕する特別国会で自民党の安倍総裁は首相に指名され、

    公明党との連立による内閣を発足させます。

    自公にとっては3年3ヵ月振りの「政権奪還」になるわけですが、安

    倍新総理はこれまで主張してきた政策に全力で取り組む姿勢を表

    明するものと思われます。

    経済政策では「デフレからの脱却」を目指し、「日銀とのインフレター

    ゲットの設定」あるいは、「円高の是正」など、これまで民主党政権で

    は手を付けてこられなかった政策も取り入れて行くものと思われます。

    11月の衆院解散以前から既に数々の政策を発信してきた安倍総裁

    ですが、今後はそれらの一つ一つを実際にどのように実現して行くの

    かという段階に入ります。


    為替市場と株式市場では既に「安倍効果」を先取りして、大幅な円安

    と株高が進行しており、大方の見方では来年2013円度もこの傾向が

    継続されるということのようです。

    方向的には全く同感ですが、相場である以上はどこかで揺り戻しがあ

    るのは当然です。

    オマハの賢人と言われるウォーレン・バフェットは、2012年株主への

    手紙で以下の様な言葉を送っています。

    「投資とは、将来もっと多くのマネーを受け取ることを期待して、今ある

    マネーを積み立てることです。同じ行動を取るにしても、賢者は最初

    に動き、愚かな者は最後に動く」

    今年も残りあと4営業日です。

    来年に向けた戦略を考えるタイミングでもあります。

    安倍発言を材料に円85円目前 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は一段と円売りが進み、先週19日に記録した84円68銭を抜き、

      84円95銭を付ける、これは1年8ヵ月振りのドル高円安水準。安倍自民党総裁

      が民放テレビ番組で発言した内容が手掛かりに。

    • ユーロドルは1.32台が重く、1.31台後半で小動き。ドル円が円安に

      振れた分、ユーロ円も再び112円に向かった。

    • 株式市場は続落。「財政の崖」を巡る進展がないことを嫌気して、ダウは

      51ドル安で引ける。

    • 債券相場は反落。短縮取引のため参加者は少なく、値動きも閑散。

      10年債利回りは小幅に上昇し1.77%台に。

    • 金、原油は小幅に続落。


      本日の注目イベント



      • 英   ロンドン市場休場(クリスマス休暇)

      • 米   NY市場休場(クリスマス休暇)




      ドル円は先週19日の高値84円68銭を上抜けし、早朝には84円96銭

      まで円安が進行しました。先週末のNY市場は84円20銭前後で引け

      たものの、23日日曜日の民放テレビ番組での安倍自民党総裁の発言

      が再び材料視された格好です。

      安倍総裁は番組の中で、日銀が来年1月の金融政策決定会合で物価

      上昇率目標を見送れば、日銀法改正に踏み切る考えを示しました。

      さらに、「雇用についても責任を持ってもらう」を語り、従来の考え方を強

      調したものですが、市場はこの発言を「円安に向けた強い意志表示」と

      受け止め、円売りドル買いで反応したものと思います。

      先週の決定会合では市場予想通り10兆円の追加緩和を決めたことで、

      円安材料はほぼ出つくしたものと思われましたが、市場参加者が依然と

      して「円安材料」には敏感であることが確認されたとも言える展開です。

      84円後半まで円安が進んだことで、いよいよ85円に乗せるかどうかが

      焦点になってきました。

      これまでの動きを見ると「85円台で越年」もあるかもしれませんが、個人

      的には85円を目前に、調整が入ると予想しています。

      市場参加者の多くが、「来年は円安が一段と進むと思われるが、その前

      に一旦調整がある」と予想しており、私もこの考えに同感です。

      安倍総裁の円安誘導発言にもそろそろ慣れてきたことや、既に材料を先

      食いしてきたこともあります。また、年末までの最後の週であることから、輸

      出企業にとっても、もう一段の円安が進む可能性が見込めるとしても85円

      水準のレートは魅力的であるに違いありません。

      ここは一旦実需のドル売りを持ち込んで来てもいい水準です。

      また、米「財政の崖」問題は、クリスマス休暇前には決着がつくと多くの市

      場参加者が考えていたにも関わらずどうやら「年越し」の可能性も出てきま

      した。

      ここにきて「崖」からの転落は避けられないとの見通しもでてきています。

      リーバーマン上院議員はCNNの番組で「財政の崖から転落する可能性

      があると、初めて実感している」と語った、とブルームバーグは伝えています。

      「年収25万ドル」(約2100万)以上の富裕層に増税を求めていたオバマ大

      統領も、「40万ドル超」に譲歩しましたが、ベイナー下院議長は「100万ドル

      以下」にすることを主張しており、オバマ大統領の案を拒否しています。

      大統領は「ベイナー議長の提案は理解に苦しむ」と批判しており、共和党

      内部にもオバマ案を支持する議員もでているようです。

      クリスマス休暇明けに再度交渉の余地は残しているものの、残された時間

      は1週間を切っています。

      「40万ドル」と「100万ドル」の間で妥協するとの期待は依然としてあると思

      われますが、最悪のケースが起こる可能性が徐々に高まっているのも事実

      です。

      本日もクリスマス休暇で、東京以外の主要市場はほぼ休場です。

      本来ならほとんど値動きのないドル円ですが、水準が水準だけにドル円に

      関しては動く可能性はあります。

      それでも午後3時ごろまでで、それ以降は市場がありません。

      参加者も少ないと思われますので値動きには注意が必要です。

    ドル円下落後反発し84円台半ば 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場



    • ドル円は日銀による「追加緩和」が予想通りだった
      こともあり、ドル売りが優勢。一時83円86銭まで
      下落したが、NY市場では好調な経済指標に支えられ反発。
      再び84円台半ばまで円売りが進む。

    • ユーロドルは前日の高騰から下落に転じたものの、
      1.32台後半まで値を戻したが上値の固さを確認する
      格好で再度1.32台前半まで押し戻される。

    • 株式市場は軟調な展開を見せていたが、ベイナー
      下院議長がオバマ大統領との協議を続けると述べたことを
      好感し引けにかけて値を戻す。ダウは59ドル高。

    • 債券相場は続伸。5年物インフレ連動債(TIPS)
      入札で、最高落札利回りが過去最低を記録したことを好感。

    • 金は大幅に続落し、約4ヵ月ぶりに1645ドル台
      まで売られる。対照的に原油価格は5日続伸し、10月
      22日以来の90ドル台乗せ。

    • 7-9月GDP(確報値) → 3.1%

    • 新規失業保険申請件数 → 36.1万件

    • 12月フィラデルフィア連銀製造業指数 → 8.1

    • 11月景気先行指数 → -0.2

    • 11月中古住宅販売件数 → 504万件

    • 10月住宅価格指数 → +0.5%


      本日の注目イベント


      • 独   独1月GFK消費者信頼感調査

      • 欧   EU・ロシア首脳会議

      • 英   英7-9月GDP(改定値)

      • 米   11月耐久財受注

      • 米   11月個人所得

      • 米   11月個人支出

      • 米   11月PCEコア・デフレーター

      • 米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数(改定値)

      • 加   カナダ10月GDP

      • 加   カナダ11月消費者物価指数





      大方の市場予想通り、日銀は昨日の決定会合で10兆円の

      「追加緩和」を決定しました。

      ただ、市場の反応は発表直後に84円38銭までドルが瞬間的に

      買われましたが、その後は急落し、84円を割り込む場面があった

      ものの、その後は一進一退で、次の材料である白川総裁の会見を待つ

      ムードとなり、その会見でもやや政府寄りの発言があったものの相場を

      動かすほどではありませんでした。


      やや注目したいのは安倍自民党総裁と会談した際に要請されたと見られる、

      「2%に物価導入」について検討を行い、来年1月の決定会合までには

      結論を出したいと語ったことです。

      現在でも物価上昇率はマイナスから抜け出れない状況で、日銀がメドと

      する1%の場物価上昇さえ達成できない中、2%の目標は余りにも

      ハードルが高すぎるとの印象は拭えません。

      ブルームバーグが伝える海外市場の反応の中にも、「白川総裁は予想

      以上のハト派だった」というコメントも見られます。


      NY市場では依然として「財政の崖」を巡る論争に振り回されています。

      前日ベイナー議長が提案した、年収100万ドル(約8400万円)以上の

      富裕層の減税を止める「第2次案」を、下院共和党は認める方針を示し

      ましたが、オバマ大統領は、歳出削減の原資が不足だとして受け入れる姿勢は

      見せていません。

      さらに、もし下院で可決されても拒否権を発動する構えさえ見せています。

      市場の楽観論をよそに、年内に「合意」に達しない可能性も出てきたと見ら

      れます。

      それでもNY時間午後には、ベイナー議長がオバマ大統領と財政協議を

      続けるとの見通しを示したことを好感し、協議の難航を嫌気して下落していた

      NY株式市場はプラスに転じて引けています。


      ドル円は相変わらず「調整らしい調整」が見られなく、「小な調整」に

      終始しています。

      19日のNY市場でのドル円高値である84円62銭からの下落は、

      83円86銭で下げ止まり、下げ幅は80銭以下と、これまでと同様1円を

      超える「調整」には至っていません。

      そして昨日のNYでは好調な米経済指標に素直に反応し、再び84円台半ばに

      押し上げられています。

      85円前後が「壁」だとの認識が市場に定着しつつある中、それでも上値を

      攻める状況になっているのは、これまで安倍総裁が発言してきた政策が徐々に

      実現されていることが大きな支えになっていると考えられます。


      しかし一方で、冷静に考えれば当面の円安材料は出尽くした感もあります。

      衆院選での自民党の圧勝、安倍総裁誕生、金融決定会合での追加緩和など円安

      要因を消化したとも言えます。

      今後は上述、2%物価目標やデフレからの脱却など、達成には長い時間が

      必要です。

      さらなる追加緩和の実施などと共に、経済成長を促し、いかに景気を浮揚させる

      ことができるかがカギを握ります。

      目的は2%の成長でも、デフレからの脱却でもありません。景気を浮揚させ、

      国民の所得を上げることです。


      昨日発表された11月の中古住宅販売件数が3年ぶりの高水準であったことや、

      フィラデルフィア連銀製造業指数が4月以来、8ヵ月振りに好不況の分かれ目の

      「ゼロ」を超えるなど、米経済指標の改善傾向がさらに強まっています。

      そのため、ドル円は本邦サイドの円安材料だけではなく、米国サイドのドル

      高材料にも支えられています。

      しかし、それでもクリスマス前、年末前にポジションの巻き戻し、あるいは

      利益確定の動きは見られると思います。

      昨日は83円86銭まで円高に振れましたが、ここは「1時間足」の

      120日線でしっかりサポートされた格好になっています。

      下値は底堅いと見られますが、83円50銭を明確に割り込めばさらに

      円高に振れる可能性はあると思われます。

      この水準には「1時間足」の200日線があり、これを割り込めるか

      どうかポイントです。

      ドルロングを抱えている市場参加も、このレベルを切ったら利益確定に

      動くと見られる「ストップ」が入り易い水準でもあるからです。

      ===================================

      先週英フィナンシャル・タイムズ(FT)が日本売りを戦略の柱としたヘッジファンドが

      増えてきたことを紹介していました。

      これまでもこの種のファンドが設立されてきましたが全て失敗しています。しかし今回は

      違うとの内容でした。

      その根拠の一つが、日本では昨年大人用の「紙おむつ」の販売額が子供用の額を初めて

      上回ったことを挙げていました。

      少子高齢化がここまで進んでいるのか、と妙に納得してしまいました。

      良い週末を。そして、Merry Chiristmas!!

    ドル円一時84円62銭まで円安進行 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は本日の日銀決定会合で「追加緩和」に踏み切るとの観測が強く、

      一時84円62銭と2011年4月以来の円安水準を記録。その後は財政協議の

      行き詰まりを手掛かりに円を買い戻し動きに、84円40銭レベルまで押し戻されて

      引ける。

    • ドイツifo景況感指数が予想を上回ったことでユーロ買いが加速し、ユーロドルは

      1.33台に乗せる。米「財政の崖」問題が解決への進展を見せないことから、その後は

      利食いの売りを誘い、1.32台前半まで下落。

    • 株式市場は反落。財政協議が難航していることを材料に売り物に押され、ダウは

      98ドル安と、先行き不透明感を増す。

    • 債券相場は3日振りに上昇。財政協議の不透明さから安全資産として買われ、

      10年債利回りは1.80%台まで低下。

    • 金は小幅ながら続落。原油は在庫の減少を受け4日続伸し89ドル台に乗せる。

    • 11月住宅着工件数 → 86.1万件

    • 11月建設許可件数 → 89.9万件


      本日の注目イベント



      • 日   白川日銀総裁記者会見

      • 中   中国11月景先行指数

      • 独   独11月生産者物価指数

      • 欧   ユーロ圏12月消費者信頼感指数(速報値)

      • 欧   スペイン11月財政収支

      • 英   英11月小売売上高

      • 米   7-9月GDP(確報値)

      • 米   新規失業保険申請件数

      • 米   12月フィラデルフィア連銀製造業指数

      • 米   11月景気先行指数

      • 米   11月中古住宅販売件数

      • 米   10月住宅価格指数




      再び、米「財政の崖」を巡る駆け引きに踊らされた1日でした。

      財政協議を巡ってオバマ大統領がベイナー下院議長の案を拒否

      したことで、「両者の溝は埋まっていない」との見方に傾き、前日の

      「リスクオン」の流れがやや後退し、ユーロドルなどリスク通貨では

      ドルが買い戻され、ドル円では、本日の追加緩和期待が根強く円

      安の流れが継続しています。

      オバマ大統領は、財政協議で自分は議会共和党に「公正な取引」

      を提案したと述べ、共和党の「駆け引き」を批判。

      「私の方から歩み寄った」のだから、共和党側は提案を受け入れる

      必要があると迫り「クリスマス前に合意したい」と語っています。

      一方ベイナー議長は「大統領は上院民主党に法案を通過させるよ

      う要請できる。さもなければ、米国史上最大の増税の責任を負うこと

      になる」と反論しており、この期に及んでも「舌戦」を繰り広げています。

      市場はクリスマス前でもあることから、「今週末にも合意か」といった期

      待をしていましたが、未だその気配が見えないため米株式市場などは

      売り先行で反応しています。

      ドル円はもう少しドル安で反応してもよさそうなものの、やはり本日の日

      銀決定会合での緩和期待が強く、84円台半ば近辺でNYでの取引を

      終えています。

      注目の本日の日銀会合では「追加緩和」に踏み切るかどうかがポイント

      ですが、10兆円程度の量的緩和は既に織り込まれているように思いま

      す。

      現在1%の物価目標を掲げている日銀ですが、白川総裁が安倍総裁と

      会談した際に要請されたとする「2%の物価目標」などに言及すれば円

      安に振れる可能性はあります。

      また、「今後日銀は政府とも緊密に連携を取りながら政策を進めていく」

      といった、政府寄りの発言をすれば、これも円安に振れる材料になりそう

      です。

      決定会合の内容に加え、午後3時半に予定されている白川総裁の記者

      会見にも注意が必要です。

      ただ、「追加緩和」が見送られた場合の反応は読みづらいものがあります。

      ポジション的には既に大きく「円売り」に傾いている上、クリスマス休暇前

      の最後の週末を控えています。

      ポジションの巻き戻しが起こっても不思議はありませんが、今回「追加緩

      和」が見送られても、その分来年1月に実施する可能性が高まるからです。

      ドル円は早朝のオセアニア市場で84円台前半から83円94銭まで急落

      する場面がありました。

      特に大きな材料はなかったように思いますが、上述のように「ポジション調

      整」はいつでも起こり得ます。もっとも、今回の上昇局面ではうまく拾えて

      ない向きも多く、「押し目」ではドル買い意欲も強いようです。

      大きく上昇する前に「一度や二度は調整」があると予想しながらも、実際

      には調整らしい調整がないままに、84円半ばを超える展開でした。

      本日の日銀決定会合がそのきっかになるにかどうかといったところです。

      「85円の壁」はさすがに堅そうですが、このまま調整が無ければその水準

      を試すことも考えられます。

      短期的な値動きを表す「1時間足」では、83円80銭レベルを割り込むと

      下落に拍車がかかる可能性もありそうです。

      一目均衡表の「雲」の下限を下抜けするからですが、それでも83円台割

      れはそう簡単ではないように思います。

    財政の崖回避観測でユーロ続伸 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は84円台が重くなり、ドル売りが勝る展開ながら、

      83円台後半では底堅い動きが続く。本日から始まる日銀決定会合の

      結果を見極めたいとのムードから値動きは鈍い。

      NYでは好調な経済指標と長期金利の上昇を手掛かりに84円27銭まで

      ドル高が進み、高値圏で引ける。

    • ユーロドルではドル安ユーロ高が継続。米財政交渉の合意が近いとの見方

      もあり、リスク選好が進みユーロドルは1.3239まで上昇し、約7ヵ月振りの

      高値を記録。その結果、ユーロでも111円台半ばまでユーロ高円安が進行。

    • 財政協議合意観測を背景に株価は続伸。ダウは115ドル高と大幅に上昇し、

      引け値でも1万3300ドル台を回復。

    • 債券相場は続落。「財政の崖」回避に向けて前進したとの見方や、株価の大幅高

      から10年債利回りは、10月25日以来となる1.82%台まで上昇。

    • 金は対ユーロでドル安が進んだことから大幅に下落し1670ドル台に。

      原油価格は小幅ながら3日続伸。

    • 7-9月経常収支 → -1075億ドル

    • 12月NAHB住宅市場指数 → 47


      本日の注目イベント


      • 日   11月貿易収支

      • 日   10月景気動向指数(改定値)

      • 韓   韓国大統領選

      • 独   独12月ifo景況感指数

      • 欧   ユーロ圏10月経常収支

      • 英   BOE議事録

      • 米   11月住宅着工件数

      • 米   11月建設許可件数


        米「財政の崖」問題ではオバマ大統領と下院共和党との協議が

        大詰めを迎えている様です。

        ベイナー下院議長はオバマ大統領との協議を継続しながら、年

        収100万ドル(約8400万円)を超える世帯への増税を含む「第2

        案」を提案し、「できる限り多くの納税者を守ることは重要でこの

        「第2案」は年収が100万ドル以下の納税者を守るものだ」と国民

        に訴えていました。。

        これに対してホワイトハウスのカーニー報道官は、この案はバラン

        スを欠いており、民主党が過半数を占める上院を通過することは

        できないとの認識を示し、「大統領は残る対立点が解消され、解

        決策に至ることは可能だと期待している」と説明しました。

        われわれ市場関係者にとっては、「まだ駆け引きを続けている」と

        の印象しか残りません。

        オバマ大統領もベイナー議長も最後は自分の方から歩み寄れば

        「一気に解決する問題」との認識があり、そのためギリギリまで相手

        が下りてくるまで妥協しない姿勢を見せていると思われます。

        万が一、崖へ転落してしまえば世界経済は大混乱に陥ることは必

        至です。

        非常に大きなリスクを抱えながら交渉を有利に進めようとする米国型

        「ドタバタ劇」ですが、観衆の多くはその幕引きを予想できているよう

        です。
        オバマ大統領がベイナー提案を拒否したにも関わらず、今朝のニュ

        ースの見出しは「財政協議の合意観測から崖回避へ」といった楽観

        的な文字が占めています。

        NYダウが115ドルの大幅高を見せ、引け値では11月のオバマ大統

        領再選以前の水準まで上昇したことを見ても、「財政の崖」回避が近

        いことを物語っていると言うしかありません。

        米経済指標の改善傾向は鮮明で、「財政の崖」問題さえ回避できれ

        ば、2013年は世界景気が欧州危機を克服して回復する第1歩にな

        るとの見通しも可能です。

        そのため「リスクオン」の高まりから、ユーロなどこれまで売り込まれて

        きた通貨に資金が流れ、逆に実態以上に買われてきた円が売り浴び

        せられている状況が、足元の動きと解釈できます。

        来週にも発足する安倍「次期総理」の元へ、日銀総裁をはじめ、霞が

        関の省庁の幹部が挨拶に回っていると、昨日の夜のニュースで報じ

        ていました。

        白川日銀総裁との会談では安倍総裁は2%の物価目標を要請した

        と報じられています。

        本日から始まる日銀決定会合の政策判断にこの会談が影響を与え

        るとは思えませんが、日銀にとっては既に「外堀」は埋められており、

        「追加緩和」に踏み切るとの見方が優勢です。

        個人的は6対4の割合で「追加緩和」が実施されると見ていますが、

        4割程度の確率で「見送り」もあるのではないかと考えています。

        9月と10月に続けて緩和に踏み切ったこともあり、今回はその効果

        を見極めるとの決定もありそうです。

        円安、株高が急速に進んでいることも、政策が限られている中で敢

        えてこの段階でカードを切ることはないとの考えも

        ありそうです。

        ただ、それでも来年1月には「追加緩和」には踏み来る可能性は高

        いでしょう。

        安倍自民党の圧勝が「民意」であったことを盾に「追加緩和」を迫るこ

        ともありえそうです。

        本日9時前に11月の貿易収支が発表されます。

        市場の予想は「1兆円の貿易赤字」が見込まれていますが、この数

        字を大きく超えれば、月曜日の早朝に付けた84円48銭を試す展開

        も予想されます。

    ドル円追加緩和を織り込む動き 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は昨日の朝方の急騰で84円48銭まで円安が進んだが、

      その後は84円を挟んで一進一退。海外市場では利益確定の売りに

      押され83円60銭前後まで下げる場面があったものの、明日からの

      日銀決定会合を見極めたいとのムードが支配的。

    • ユーロドルは小動き。ユーロ円の動きに左右される展開が続き、

      昨日の朝方の111円台を上値に徐々に下落。材料不足もあり1.31台半ば

      から1.31台後半でもみ合う。

    • 株式市場は朝方から堅調に推移。財政協議で妥協案が出されるとの

      観測もあり、ダウは100ドルを超える上昇。ナスダックも39ポイント高。

    • 債券相場は大幅に下落。ベイナー下院議長が妥協案を提出したことや、

      株高を嫌気して、売りが終始優勢となり10年債利回りは1.77%台まで

      大きく上昇。

    • 金、原油は小幅に続伸。

    • 12月NY連銀製造業景況指数 → -8.1


      本日の注目イベント


      • 豪   RBA議事録

      • 英   英11月消費者物価指数

      • 欧   ギリシャ短期債入札

      • 欧   スペイン短期債入札

      • 米   7-9月経常収支

      • 米   NAHB住宅市場指数

      • 米   フィッシャー・ダラス連銀総裁講演


        昨日の朝方は自民圧勝の結果を受け市場参加者が少ない中、ドル円は

        値を飛ばし、一時84円48銭まで上昇しました。

        しかし、さすがに円安のスピードが早いことと、85円はひとまず目先の壁

        になるとの見方から、その後は上値を試す場面も無く、84円を挟み一進

        一退の展開でした。

        ユーロ円など、クロス円も急騰したことで利益確定の売りも多く持ちこまれ、

        利食いの円買いと、追加緩和を見越した円売りの攻防でした。

        84円ではドル売り需要も多くあったと思われ、アジア市場では84円台が

        徐々に重くなる展開でした。その後欧州市場が参入するとドルが徐々に

        売られ、83円台半ばまで押されましたが、その後は83円台後半まで反

        発しています。

        昨日のドルの高値からは約85銭程度の「調整」を見たわけですが、今回

        の円安局面では昨日のように50銭~90銭程度の「調整」が見られるもの

        の、大幅な「調整」は見られません。

        「一歩後退2歩前進」を繰り返し、84円台半ばまで反発したことになりま

        す。

        今後の焦点は明日から始まる日銀金融政策決定会合です。

        今回の選挙で圧勝した自民党の安倍総裁は、昨日も追加緩和を積極的

        に行っていくことを改めて表明しています。

        また来年の日銀総裁人事についても、追加緩和に理解のある人物が望

        ましいと発言しており、さらなる円安期待が高まっています。

        株式市場でも同様に、円安による利益の底上げ観測から輸出株を中心

        に株価が上昇し、日経平均は一時8ヵ月振りに9900円台を回復する場

        面もありました。

        株高は市場参加者のリスク許容度を増すことから、豪ドルなどリスク通貨

        の買いにも繋がり、低金利の円を売る動きを加速させている側面もあります。

        米「財政の崖」問題は依然として「合意」には達していませんが、報道によ

        れば昨日ベーナー下院議長はホワイトハウスでオバマ大統領と会談し、

        妥協に向けた協議を行ったようです。

        富裕層に対する減税を巡って妥協案も示され、現在25万ドル(約2100万

        円)以上とされている「富裕層」の扱いを100万ドル以上(約8400万円)に

        することで、適用される納税者を減らそうとする案ですが、オバマ大統領は、

        それでは税収が足りず財政赤字削減の達成が困難なことから、今のところ

        それに応じる気配は見せていません。

        ただこれまでと違って残されている時間が限られて来たことから、お互いに

        非難の応酬はやめ、妥協点を探る動きになってきた様です。

        上記富裕層に対する所得基準も、まだ隔たりがありますが、これが50万ド

        ル程度に落ち着くのではないかとの観測もあります。

        NYダウが100ドルを超える上昇を見せたのもこの動きが材料になってい

        ることを考えると、「合意」も近いのではないかと推測できます。

        米国サイドで暗雲が取り除かれるとすれば、材料は上記日銀の決定会

        合の中身になります。既にFRBが動いたこともあり、また今朝の新聞でも

        日銀が物価目標を議論することを報じていることを考慮すれば追加緩和

        に踏みきる可能性は高いと思われます。

        ただ、9月と10月に2ヵ月連続で追加緩和を実施したこともあり、その効

        果を見極める意味で来年1月にずれ込む可能性も残っています。

    衆院選を受け円早朝に大幅下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は欧州市場で83円96銭までドル高円安が進んだものの、

      NYでは米長期金利の低下と、週末のポジションン調整も重なり、

      83円32銭までドルが下落。小幅な調整を経て83円35-45銭で

      引ける。

    • ユーロドルは続伸し、1.3174まで上昇。対円でユーロを買い戻す

      動きが活発となり、ユーロ円も一時109円92銭まで上昇する。

    • 株式市場は続落。「財政の崖」交渉の行き詰まりを嫌気してダウは

      35ドル安。

    • 一方債券相場は4日振りに反発。この日発表された11月の消費者物価指数

      がマイナス0.3%だったことを手掛かりに買い物を集める。

    • 金価格は小幅に続伸。原油は反発したものの、値動きは閑散。

    • 11月消費者物価指数 → -0.3%

    • 11月鉱工業生産 → +1.1%

    • 11月設備稼働率 → 78.4%


      本日の注目イベント



      • 欧   ユーロ圏10月貿易収支

      • 欧   ドラギ・ECB総裁議会証言

      • 欧   バローゾ・欧州委員長講演

      • 米   12月NY連銀製造業景況指数

      • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演




      昨日の衆院選では、事前予想通り自民党が圧勝し、自公で325議席を

      獲得しました。

      この結果来週26日にも「安倍内閣」が誕生し、「円高是正」「追加緩和」

      が進められることが確実になってきたとの見通しから、週明けのオセアニ

      ア市場では先週末のNY市場の引け値からは大きく「窓を開け」ています。

      円は主要通貨に対して一段と下落し、ドル円は84円台半ばまでドル高円

      安に振れています。

      先週までの予想では16日の衆院選後、材料出尽くしで一旦ドルが売られ

      「調整」が観られるのではないかとといった見方も多くありました。

      予想外の自民党圧勝でそう言った見方を押しのけるように、「円売り」圧力

      が高まり円は対ドルだけでなく、対ユーロでも一気に111円台に乗せてき

      ました。

      確かに、選挙結果を見ればそう考えても不思議はありませんが、さすがに

      この水準からさらにドルを買い上げ85円台に乗せるには「調整」が必要と

      思います。

      既に「安倍政権誕生」と「一段の追加緩和」を見越して円を売ってきた訳

      です。

      今回の円安が78円台から始まったとすれば、わずか2ヵ月弱で6円近く円

      安が進んだことになります。ドル円は早朝に84円48銭まで円安が進んだ

      ことで、今年3月15日に付けた84円18銭を抜き、今年の円の「最安値」を

      記録したことになります。

      これである程度の「達成感」も出てくるものと思われ、今後は「安倍内閣」の

      実行力が問われるのではないでしょうか。

      国債の日銀引き受け、インフレターゲットの設定、あるいは2~3%のイン

      フレなど小気味よく政策を連発してきましたが、今度はその実現性を市場

      が吟味して行く段階に入って行くものと思います。

      自民党の圧勝はこれら政策の期待度が高いことの裏返しと見ることも可能

      です。

      安倍自民党総裁は明日にも経済団体の首脳との会談が予定されています。

      ここでも従来の主張を繰り返し、その内容が報道されることで円安に振れる

      可能性がありますが、それでも85円を大きく抜けて上昇する可能性は低い

      と思われます。

      先ずは今週19-20日に行われる日銀金融政策決定会合が注目されます。

      先週米国ではFOMCで月450億ドルの長期債購入を決めたばかりです。

      FRBが既に動いたことで日銀もここは「追加緩和」に前向きな姿勢を見せ

      る必要があります。

      特に今回は衆院選での自民圧勝を受けた後での決定会合になります。

      日銀に対するプレッシャーも高まるところです。

      だた、ドル円が84円台を維持しているようだと、この決定内容も織り込ん

      でいる可能性もあります。

      忘れてはならないのが米「財政の崖」問題です。

      個人的には先週末の「合意」に期待していましたが、どうやらクリスマスま

      でもつれ込みそうな気配です。

      先週末のNY株式市場はこの問題が進展しないことを嫌気して下落して

      います。

      最後の最後に合意すると見ている市場も、進展のなさにやや不安を覚え

      始めている状況の様です。

      NY株式市場がさらに不安を織り込んでくるような状況になると、債券が

      買われ長期金利が低下することから「円高要因」になることも頭の片隅に

      入れておくべきでしょう。

      今週は円が一段と売られる可能性があるものの、大きな調整があれば、

      ドルの急落も考えられることから「値幅」が大きく振れる展開が予想され

      ます。ポジションは抑え目に取引することをお勧めします。

    ドル円83円台で堅調に推移 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円はアジア市場でのドル高円安の流れを受け
      終始83円台で推移。欧州市場では一旦利益確定の
      ドル売りが見られたものの、83円を割り込む勢いも
      無く、NYでは好調な経済指標や米長期金利の
      上昇を手掛かりに83円台半ばまで反発。

    • ユーロドルは欧州の「銀行同盟」への道筋が
      見えたことを好感し、1.31レベルまでユーロ高が
      進んだものの値動きは小幅。ユーロ円の上昇に
      引っ張られたこともあり底堅く推移。

    • 株式市場は3日振りに反落。
      ベイナー下院議長の発言が株価を下押しし、ダウは
      74ドル安。

    • 債券相場は続落。好調な経済指標を受けて売り
      優勢の展開となり、10年債利回りは1.72%台
      まで上昇。今週に入ってから債券相場は下げ足を加速し、
      長期金利は0.1%の上昇を見せる。

    • 金、原油は反落。金価格は利確定の売りに
      押され1700ドル台を割り込む。

    • 11月小売売上高 → +0.3%

    • 11月生産者物価指数 → -0.8%

    • 新規失業保険申請件数 → 34.3万件


      本日の注目イベント


      • 日   12月日銀短観

      • 日   10月マネタリーサーベイ

      • 日   10月鉱工業生産

      • 中   中国 HSBC12月製造業PMI

      • 独   独12月製造業PMI(速報値)

      • 独   独12月サービス業PMI(速報値)

      • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(速報値)

      • 欧   ユーロ圏11月消費者物価指数(改定値)

      • 米   11月消費者物価指数

      • 米   11月鉱工業生産

      • 米   11月設備稼働率




      昨日の東京市場では主要通貨に対する円売り圧力が強く、ドル円は3月以来の

      83円67銭までドル高円安が進み、ユーロ円は109円台半ばまで上昇しま

      した。

      欧州市場に入るとこの流れは一旦止まり、利益確定の円買いが入り、ドル円は

      83円25銭まで下落しましたが、NY市場では米長期金利の上昇などに

      支えられ再び円売りが勢いを増し、ほぼ昨日の東京市場引けの水準に戻って

      います。


      根底にあるのはやはり今回の衆院選挙で自民圧勝観測です。安倍総理誕生に伴い

      強力な緩和政策が取られるといった見方が国内勢、海外勢とも根強くあるからです。

      今朝の新聞でも最新の状況として「自公300の勢い」といった見出しが躍って

      います。

      安倍総理誕生は間違いない情勢と言えます。



      前日FOMCで450億ドルの国債購入を決めたこともあり、来週の日銀金融政

      策決定会合では緩和圧力が益々高まり、「行動を起こさないわけにはいかない」

      状況です。

      市場はこのあたりの背景を読んで、円売りを加速させており、加えて

      「円安要因にはすぐに反応し易い」センチメントになっていることもあります。

      本日発表される日銀短観が前回よりも悪化が見込まれているといった観測や、

      昨日の米国失業保険申請件数の予想外の減少にも、すぐにドル買い円売りで

      反応したことを見てもこの傾向が伺えます。


      一方米「財政の崖」を巡るオバマ大統領とベイナー下院議長との「舌戦」は

      終わりません。

      議長は昨日「大統領は歳出削減を真剣に考えていない」と批判し、両者の交渉が

      行き詰まっていることを印象づけています。

      オバマ大統領は来週からクリスマス休暇入りするとも伝えられており、年内

      「合意」への可能性が徐々に厳しくなってきました。

      それでも市場は急転直下、「合意」があるだろうとの楽観的な見方を捨てて

      はいません。

      NY株式市場はこの発言で引けにかけて値を下げていますが、為替市場では

      「ドル安要因」ではありますが、ほとんど反応していません。

      ドル円は83円67銭まで円安ドル高が進み、約9ヵ月振りの水準を記録し、

      今年3月15日に記録した84円18銭が視野に入ってきました。

      この時は日銀の予想外の「追加緩和」決定が海外勢を中心に評価され、円売りが

      急速に進んだ結果短期間で円安に振れました。

      一部には「年内には90円まで円安が進む」といった観測まで出る状況でしたが、

      その後はFRBが強力な追加緩和政策に舵を切ったため緩やかなドル安が続き、

      結局ドルは77円台前半まで下落したことはご承知の通りです。

      今回も仮に84円台まで円安が進んでも同じ道をたどるのではないかとの懸念も

      あります。


      しかし今回は3月の状況とは大きく異なります。

      政権交代の可能性、追加緩和圧力の増大、貿易赤字の急拡大、あるいは景況感の

      悪化など「円売り材料」は国内に目白押しです。

      また米国サイドでも、住宅を中心とした緩やかな景気回復、失業率の低下傾向など

      「ドル高材料」もあります。

      世界の機関投資家の見方でも、来年最も投資魅力のある国に米国を挙げています。

      「財政の崖」さえ乗り切れれば米国が最も有望な投資対象だとすると、

      今回の円安傾向は「まだ始まったばかり」と言えそうです。


      ===================================================

      今度の日曜日はいよいよ衆議院選挙です。

      今回は新しい政党がぼこぼこ誕生し、話題も多いせいか個人的には

      非常に興味があります。

      果たして投票率はどれくらいになるのでしょうか。

      ある新聞では、今回の衆院選は「準決勝」であって、

      「決勝戦」は来年の「参院選」だとの指摘がありました。

      確かに、自民圧勝でも、参議院で現在のように与野党が

      「ねじれ」ていれば安定的な政策運営は難しいということ

      のようです。

      良い週末を・・・・。

    円、対主要通貨で一段安 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は直近の高値であった82円84銭を上抜け、8ヵ月振りに

      83円台に乗せる。対ドルだけではなく、ユーロ円などクロス円での円売りも

      活発で円は全面安。

    • 株高などを背景に「リスク選好」が高まり、ユーロは対ドル、対円で続伸。

      1.30近辺でもみ合っていたユーロドルは、欧州市場で上昇に弾みがつき

      1.30台半ばまで上昇。その後も底堅く1.3098までユーロ高が進む。

    • 株式市場は小幅に反落。一時80ドルを超える上昇を見せていたものの、

      バーナンキ議長の会見とともに値を崩し、ダウは3ドル安。

    • 債券相場は資産購入拡大でインフレ警戒感が高まったことから下落。

      10年債利回りは約3週間ぶりに1.70%台まで上昇。

    • 金、原油は緩和策を拡大したことを好感し続伸。

    • 11月月次財政収支 → -1721億ドル


      本日の注目イベント



      • 欧   EU首脳会議(ブリュッセル、11/14まで)

      • 欧   ユーロ圏財務相会合

      • 欧   ECB月例報告

      • 欧   ギリシャ7-9月失業率

      • 米   11月小売売上高

      • 米   11月生産者物価指数

      • 米   新規失業保険申請件数




        円が一段安の展開です。

        ドル円はこれまで2度試して上抜けできなかった82円84銭を

        抜けると、比較的短時間で83円台に乗せ、NY市場では83

        円30銭と、今年3月以来の円安ドル高水準を示現しました。

        株高を背景に「リスク許容度」が高まり、金利の低い円とドルが

        売られ、これまで売り込まれてきたユーロや相対的に金利の高

        い豪ドルなどが一段高となっています。

        ユーロなど主要通貨に対してはドル安が進んでいるものの、その

        ドルに対しても円が売られ、いわば「円の独歩安」の展開です。

        その結果、クロス円では大幅な円安が進み、ユーロ円はNY市

        場で一時109円03銭と4月4日以来、8ヵ月振りの水準を記録し、

        同時に豪ドル円も88円台に乗せ3月19日以来の水準です。

        少なくともユーロ円の水準を見る限り、欧州問題は払拭されたよ

        うな感がありますが、市場の円売りにはやや過熱感さえあるように

        思えます。

        特にユーロ円では前日の106円台半ばから109円乗せを見せる

        など、ユーロの下落を見込んでいた市場参加者の

        ストップ・ロスのユーロ買いも執行され上値を追ったものと推測され

        ます。

        確かにこれまでも述べてきたように、欧州では「最悪の事態」は回

        避されたと考えられますが、景気後退の余震は来年2013年も継

        続されます。中国などの景気次第ではさらに景気が下押しされる

        可能性すらあると言えます。

        また、市場の楽観論が米「財政の崖」問題に象徴されています。

        ベイナー議長は昨日ワシントンで記者団に、オバマ大統領の提案

        に対して「大統領とわれわれの間には深刻な違いがある」

        と述べ、前日にはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事で

        両者の進展が報道されたばかりでしたが、依然両者の溝が深いこ

        とが判明した格好です。

        民主サイドも、上院のナンバー2であるダービン議員は「私がホワイ

        トハウス関係者から聞いた報告によると、ベイナー氏と同氏のスタ

        ッフの姿勢は今週、協力的ではない」と話しています。

        この結果、ブルームバーグは「民主・共和両党はクリスマスの祝日

        前に財政協議の合意が成立する可能性は低くなった」

        と報じています。

        注目の米FOMCでは、今月末で終了する「ツイストオペ」に替え

        て、来年1月から長期国債を毎月450億ドル(約3兆7000億円)

        を購入することを決定しました。

        また、政策金利の見通しを失業率とインフレ率に関連付ける方針

        も初めて示しています。

        失業率が6.5%を上回り、「向こう1-2年」のインフレ率が2.5%

        以下に留まることが予想される限り、現行のゼロ金利政策を継続

        するというものです。

        政策決定後の記者会見の席でバーナンキ議長は、「物価安定と

        いう状況で経済活動を促進するのに必要なだけ、緩和的な政策を

        維持する」と発言しています。

        今回のFOMCの決定はほぼ市場予想通りの内容でサプライズはあ

        りませんでした。追加緩和があればドル安円高要因だとの見方もあり

        ましたが、為替市場では「リスク選好」が進んだことで、ドルが売られ

        たものの、対円ではドル高に振れています。

        株式市場では、バーナンキ議長が会見で「財政の崖」による影響を

        金融当局では相殺できないと述べたことを嫌気して小幅ですが下落

        しています。

        ドル円はいよいよ83円台に乗せてきました。

        この上は、3月15日に記録した、今年のドルの最高値である84円18

        銭が目標です。

        このまますぐに高値を更新するとも思えませんが、時間をかけながらゆ

        っくりと上値を追う展開が予想されます。

        「財政の崖」問題の決裂を市場は織り込んでいないため、ドルの急落

        も可能性としては否定できませんが、確率は低いと思われます。

        80円台はほぼ底固めし終えたと思われ、急落があっても81円までと

        予想します。

        83円台を維持し続けるのはやや難しそうですが、今回82円84銭を

        付けた後しばらくもみ合が続いた状況と同様に、82円台半ば前後

        で推移しているようであれば、再度上値を試し、上記水準にも達する

        ことになりそです。

        ただ、その時期は年明けと読んでいますが、どうでしょうか・・・・。

    円、対ドル対ユーロで売られる 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は米FOMCでの緩和期待が強まる中、日銀に対する緩和観測も

      根強く円売りが優勢の展開。ユーロ円などの上昇にも引っ張られ82円58銭まで

      ドル高円安に。上値が重いとされる82円60-80銭を前に上昇が鈍るものの

      下値も徐々に切り上がる。

    • ユーロドルは続伸。FOMCで緩和策を継続するという見方に加え、

      ドイツZEW景況感指数を受けてユーロドルは1.29台半ばから

      1.3015まで上昇。ユーロは対円でも107円台半ばまでユーロ高が

      進む。

    • 株式市場は5日続伸。ドイツの景況感の改善やオバマ大統領が財政協議に向け

      柔軟な姿勢を見せたことなどを背景にダウは78ドル上昇し、1万3200ドル台を

      回復。

    • 一方債券相場は続落。3年債入札が好調だったことも材料視されず軟調な展開に、

      10年債利回りは約2週間ぶりに1.65%台まで上昇。


    • 10月貿易収支 → 422億ドルの赤字

      本日の注目イベント


      • 豪   豪12月ウエストパック消費者信頼感

      • 豪   スティーブンス・RBA総裁講演

      • 独   独11月消費者物価指数(改定値)

      • 欧   ユーロ圏10月鉱工業生産

      • 欧   EU財務相会合(ブリュッセル)

      • 欧   OPEC総会(ウイーン)

      • 英   英11月失業率

      • 米   バーナンキ・FRB議長記者会見

      • 米   11月月次財政収支


        「合意」か「決裂」か、残された時間が徐々に少なくなる中、ベイナー下院

        議長は昨日議場で「大統領の歳出削減策はどこにあるのだ」と語り、オバ

        マ大統領に歳出削減案を提案するよう求めました。9日に行われたオバマ

        大統領との会談についても「有意義だった」との認識も示し、両党が年内に

        予算合意をまとめる可能性についてもまだ「望みがある」と語っています。

        (ブルームバーグ)

        また、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙は、「財政の崖」に関する

        ホワイトハウスとベイナー下院議長との交渉は、ここ数日着実に進展してお

        り、暗礁に乗り上げたと思われた話し合いが息を吹き返している、と関係者

        が明らかにしたことを報じています。

        さらに、「関係者の話によれば、交渉はここにきて切迫感が増して大きく動

        いている。ただ、双方とも詳細については公表しないことで合意しており、

        どの部分で事態が打開されたのかは明らかでない」と伝えています。

        これらの動きを市場では好感して、NY株式市場ではダウが78ドル高と、5

        営業日続伸し、引け値では1万3248ドルと、オバマ大統領再選前の水準

        にほぼ肩を並べています。

        オバマ氏がロムニー候補を破ったことで、富裕層への減税が打ち切られる

        ことを見越した株価の急落で、一時、1万2500ドル台まで下落したダウ平

        均株価でしたが、既に700ドル程上昇したことになります。

        「財政の崖」問題が懸念されながらも上昇している株価は、昨日から始まっ

        たFOMCに対する楽観的な見方も反映していると思われます。

        今月末で期限が切れる「ツイストオペ」に替えてどんな緩和策を打ち出し

        てくるのかが焦点で、場合によっては月450億ドルの国債を購入するので

        はないかといった見方もあります。

        「追加緩和」の継続は、株価と債券相場の上昇要因となり、為替ではドル

        安へと働きますが、ドル円については4日後に迫った衆院選での「自民圧

        勝」観測と、来週19-20日に開催される日銀金融政策決定会合でのさら

        なる「追加緩和」観測が背景となり、円高には振れていません。

        一方ユーロドルでは昨日の動きが象徴的でしたが、モンティ・イタリア首

        相辞任など悪材料への反応は限定的で、ドイツ経済指標の好転には素

        直に反応しています。

        米「追加緩和」観測をベースにユーロ高ドル安の流れは、円売りユーロ買

        いにも繋がり、ユーロ円が上昇したと考えられます。

        ユーロ円は今月5日に107円95銭まで上昇した後106円台割れまで急落

        しましたが、再び上値を追う展開です。

        107円台半ばから上ではしこり玉も観測されることからここからの上昇には

        やや懐疑的ですが、「4時間足」までの短いチャートでは先行指標ではあ

        る一目均衡表の「雲のねじれ」が観測されていることに注意が必要です。

        短期的には上値を試す展開が予想されることから、先週の高値107円台

        後半が上抜けできるかどうかが焦点になります。

        同時にドル円では、上値の「壁」を作っている82円60-85銭が抜けるかど

        うかも重要です。

        ドル円でさらに円売り圧力が高まって上記水準を抜け83円台に乗せるよう

        なら、ユーロ円の108円台も見えてきそうです。

        注目の米FOMCは明日の朝4時に発表され、4時15分よりバーナンキ議

        長の会見が予定されています。

    円、ユーロともに方向感なし 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • FOMCで追加緩和が行われるとの見方が優勢なことから、ドル円は

      緩やかに下落。海外市場では82円12銭まで売られたが、米株式市場が

      小幅高だったことでやや反発し82円35近辺で引ける。

    • モンティ・イタリア首相の辞任で下落基調にあったユーロは、1.28台

      半ばが割り込めず反発。ドル安の流れもあり1.29台前半までユーロが

      買い戻される。

    • 米株式市場では前日の中国経済指標の結果を好感し小幅高。

      ダウは14ドル高と4日続伸。

    • 債券相場は小幅に反発。FOMCへの期待感や、「財政の崖」問題が依然不透明

      であることが相場を支える。10年債利回りは小幅に低下し1.61%台に。

    • 金は3日続伸で1714ドルに。原油価格は5日続落で85ドル台に。


      本日の注目イベント


      • 日   11月マネーストック

      • 独   独12月ZEW景況感指数

      • 欧   スペイン長期債入札

      • 欧   ギリシャ短期債入札

      • 米   FOMC(11/12まで)

      • 米   10月貿易収支



        米FOMCを控えて動きにくい展開の中、緩和が継続されるとの

        見方が優勢となりドルが主要通貨に対して緩やかに下落。

        ドル円はアジア市場では82円台半ばで推移していたが、海外

        市場に入ると売られ、一時82円12銭までドル安が進みました。

        ただ、「財政の崖」問題では合意に達するとの楽観論が根強い

        ことから、82円台は割り込まず、ドルが反発して引けています。

        ドル円が底堅いのか、取引が不活発なのか、何とも判断しにくい

        ところです。

        一方ユーロドルはモンティ・イタリア首相の辞任で債券相場が下

        落し、利回りは上昇したものの影響は限定的。

        イタリア、スペインの債券利回りは小幅に上昇(価格は下落)した

        が、市場は落ち着いていたとの声が大勢。ユーロドルの下落が止

        まったことから、ユーロ円も上昇し106円台半ばまでユーロ高が進

        んでいます。

        本日から今年最後のFOMCが開催されますが、今月末で期限の

        切れる「ツイストオペ」を継続するのか、あるいは単純に国債を購入

        するのか。さらにその際に購入額を増やすのかどうか市場の見方は

        分かれています。

        FRBは景気の先行きに対して依然慎重であることから、市場の見

        方は緩和策を継続するという点では一致しています。問題は資産

        購入の規模とその対象債券です。

        FOMCの結果発表は13日の日本時間朝方4時に予定されており

        、バーナンキ議長の会見も4時15分から行われることになっています。

        今年も残すところ3週間となってきた中、米「財政の崖」問題は依然と

        して合意に達していません。

        オバマ大統領は昨日も支持者を前に「共和党が歩みよればすぐに

        でも合意できる」と語っています。同大統領は、富裕層に対する減税

        問題だけではなく、来年2月にも上限に迫る、連邦債務の上限問題も

        同時に合意に持っていきたい意向です。

        米国では財政赤字の上限が法律で定められており、議会の承認がな

        ければ上限を超えて国債を発行することができません。

        この上限を巡っては昨年ぎりぎりまでもめて、格付け会社S&P(スタン

        ダード・アンド・プアーズ)が米国を最上級から格下げをする理由の一

        つにもなりました。

        オバマ大統領とすれば「財政の崖」問題と、この「債務上限」問題を

        併せて一気に議会と合意したい意向です。

        「財政の崖」問題はオバマ大統領とベイナー下院議長がお互いに主

        張を繰り返していることから、依然合意には至っていません。

        しかし、それでも市場は楽観論が支配し不透明ながら落ち着いた動

        きを見せています。

        NYダウは11月6日にオバマ大統領が再選し、翌日319ドルの大幅

        下落をきっかけに連日株価が下落しましたが、既に再選前に近い水

        準にまで戻っています。

        株価の水準からは「合意」が近いと判断できそうですが、やはり残さ

        れた時間が気になります。

        主要通貨の値動きを見ると既に「クリスマスムード」が漂っているように

        も見えます。

        しかし、米国では「FOMC」と「財政の崖」、日本でも「衆議院選挙」

        と「決定会合」が控えています。このまま今年の相場が波乱なく終わ

        ることはありません。

        「嵐の前の静けさ」と見ておくべきでしょう。

    円82円前半から後半で神経質な動き 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • 11月の米雇用統計を受けドル円は発表直後に82円83銭まで

      ドル高円安が進行。その後は利益確定のドル売りや、他の経済指標が

      予想を下回ったことから82円台前半まで下落。結局「行って来い」の

      展開となり、82円台半ばで引ける。

    • 一時ドル高が進んだことからユーロドルは1.2876まで下落。

      ドイツ連銀がドイツの経済成長予想をこれまでの1.6%から0.4%に

      下方修正したことも、ユーロ売りに繋がった。

    • 株式市場は続伸。雇用統計の結果を受けダウは81ドル高で引けるが、

      今週のFOMCを見極めたいとする姿勢が優勢。

    • 債券相場は4日振りに反落。雇用統計が予想を上回ったことから

      売り物が勝り、10年債利回りは3営業日ぶりに1.62%台まで上昇。

    • 金は小幅に続伸。原油は続落し85ドル台に。

    • 11月失業率 → 7.7%

    • 11月非農業部門雇用者数 → 14.6万人

    • 12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) → 74.5

    • 10月消費者信用残高 → 141.9億ドル



    本日の注目イベント


    • 日   7-9月GDP(改定値)

    • 日   10月経常収支

    • 日   10月貿易収支

    • 日   11月景気ウォッチャー調査

    • 中   中国11月貿易収支

    • 中   中国11月新規人民元建て融資(11/15までに発表)

    • 中   中国11月マネーサプライ(11/15までに発表)

    • 欧   イタリア7-9月GDP(改定値)

    • 独   独10月貿易収支

    • 加   カナダ11月住宅着工件数


      ハリケーン「サンディ」の影響が懸念されていた11月の米雇用統計は、

      市場の予想を大幅に超え、失業率は7.7%、非農業部門雇用者数は

      14.6万人の増加でした。

      ドル円は発表直後に改善傾向を好感し、82円83銭までドルが買われ

      ましたが、そこを高値に再び下落し、82円台前半まで下げるなど荒っぽ

      い展開でした。

      11月の雇用者数の増加は好感されたものの、同時に10月と9月の雇用

      者数が下方修正されたことや、その後に発表されたミシガン大学消費者

      信頼感指数が事前予想を下回ったことがドル売りを誘い、発表前の水準

      に押し戻された格好になりした。82円83銭は先月22日に記録した82円

      84銭とほぼ同じ水準で、82円台後半が一旦「壁」になっていることが改め

      て意識された展開でした。

      82円55銭~82円85銭までのゾーンを抜けるかどうかが、ドル円が83円

      台に乗せることができるかどうかのポイントになりそうです。

      ドルの上値がひとまず重そうなことが確認されましたが、米景気は依然回

      復基調が継続されていることも確認されたと言えます。

      長期金利の低水準が長期にわたり続き、この影響で住宅市場の回復が

      鮮明になっており、併せて個人消費も底堅く推移しています。

      今週は今年最後の金融決定会合であるFOMCが11日~12日に開催さ

      れます。市場では、ここでFRBは今月末で期限が切れる「ツィストオペ」

      を延長するか、債券購入を増やすのではないかとの見方を強めており、

      ドル安円高の材料になり易いと見ています。

      一方で本邦サイドでも14日に日銀短観が発表され、先週政府が景気予

      想を下方修正したこともあり、こちらは円安ドル高要因として見られること

      から、どちらにも一方的に振れる可能性は少ないと見ています。上値は

      上記82円台半ばから後半が意識される水準ですが、下値では82円の

      大台と、先週のドル下限である81円70銭辺りが重要になります。

      同時に投票日まで1週間を切った衆院選の行方にも目配りが必要です。

      これまで「自民圧勝」といった下馬評がメインですが、民主党の巻き返し

      が報じられれば一時的に円高方向に振れるかもしれません。

      自民党の安倍総裁は昨日民放のテレビ番組で、2014年4月からの消

      費税率引き上げに関して、「デフレ傾向がさらに強まっていくのであれば、

      これは上げることはできない」と発言し、来年4-6月の経済状況の結果

      を見た上で秋に判断したいとの意向を示しました。

      消費税率引き上げについては、民主、自民、公明で3党合意に基づい

      て8月に成立しており、その際見直し条件がつけられていたとしても、

      既に「国際公約」と見られています。消費税率引き上げがもし撤回され

      るような事態になれば、これは日本の財政立て直しにとって大きなマイ

      ナスとなり、円が売られることになります。

      仮に安倍総理が誕生しても、国民受けを狙って消費税率引き上げを

      撤回するとはないとは思いますが、このあたりにも注意が必要です。

      今週もドル円は神経質な動きが予想されます。

    ECB利下げ観測からユーロ大幅安 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は東京時間に82円台半ば超えを試したものの勢いはなく、

      82円台前半で推移。底堅い動きを続けている一方、上値の重さも

      徐々に意識される。

    • ユーロドルは大幅に下落。ECBが政策金利の据え置きを決定したが、

      ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ圏の成長率を下方修正。政策金利引き下げ

      観測が高まり、ユーロドルは1.30台後半から1.29台半ばまで売られる。

    • 株式市場は続伸。アップル株が反発したことや、失業保険申請件数が

      市場予想を下回ったことを好感。ダウは39高、ナスダックも15ポイント上昇。

    • 債券相場は3日続伸。雇用統計の下振れ観測を背景に債券価格は上昇。

      10年債利回りは1.59%台を割り込み2週間ぶりの低水準に。

    • 金は反発。原油価格は大幅に続落し86ドル台に。

    • 新規失業保険申請件数 → 37.0万件



    本日の注目イベント


    • 豪   豪10月貿易収支

    • 日   11月景気動向指数

    • 独   独10月鉱工業生産

    • 独   ワイトマン・独連銀総裁講演

    • 欧   ギリシャ7-9月GDP(改訂値)

    • 欧   ドラギ・ECB総裁講演

    • 英   英10月鉱工業生産

    • 米   11月雇用統計

    • 米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

    • 米   10月消費者信用残高

    • 加   カナダ11月失業率




    ドル円は依然として82円台を維持し、82円20銭~50銭程度

    の狭いレンジ内で推移しています。日本の衆院選挙の結果を

    見極めるまではこの状況が続くと思われますが、その前に本日

    の米雇用統計の発表を控え基本的には動きにくい状況です。

    このところのドル円にとっては「昼の時間帯」が「稼ぎ時」の状況

    となっており、思惑で相場が乱高下するケースが多いように見受

    けられます。

    昨日も昼時ドル円が突然上昇し、一時82円62銭あたりまでドル

    高が進みました。

    これで82円台を回復して以来4回目の82円半ば超えを試した

    ことになりますが、83円には届いていません。

    その結果、底堅い動きを続けながらも82円50銭~83円が徐々

    に重く感じられるようになっています。

    選挙に関する世論調査を見ると、「自民圧勝」、「民主の凋落止

    まらず」といった見出しが躍(おど)っています。

    場合によっては自民党単独で過半数を獲得する可能性もあり、

    公明党との連立政権樹立は間違いない状況です。

    いよいよ安倍総理の誕生となるわけですが、今後はこれまで発

    言してきた政策がどれだけ実現できるのかが注目されることにな

    ります。

    安倍総裁自身、「われわれは実現できることだけを公約として掲

    げてきた」と語っていることから、追加緩和を強力に進め、本気で

    円高阻止を図るものと思われます。

    また、日銀の総裁、副総裁人事も注目されます。

    白川総裁は来年4月で任期を終了しますが、二人の副総裁は

    3月で任期を終えます。

    総裁、副総裁が一気に交代することになるわけです。俄然新

    しい日銀にも期待が集まります。

    ユーロドルが久しぶりの大幅下落を見せました。

    前日に1.3126まで上昇したものが、昨日は1.2950まで売ら

    れています。

    ECBが政策金利を据え置き、経済成長率を下方修正したことが

    嫌気されてユーロ売りに繋がりましたが、

    これもある程度予想されていたことでしたが、ドラギ総裁が記者

    会見で、今後の政策金利引き下げの可能性を排除しなかったこ

    とが引き金になったようです。

    ドラギ総裁は「活動の弱さは来年になっても続くと予想される」と

    発言し、政策委員会がこの日利下げを検討したかとの問いに

    「幅広く議論した」と答えてたことが、「利下げ観測」に繋がって

    います。

    米「財政の崖」問題は依然として予断を許さない状況が続いて

    いますが、一時大きく売り込まれた株が堅調に推移していること

    や、ドルが主要通貨に対して強含んでいることなどから市場の

    見方は、それでも少しずつ進展しているとの認識が高まってい

    るようです。

    昨日は数十人の共和党議員が難局打開を目指す超党派の呼

    びかけに応じています。

    日米で、株高、債券高が同時に進行している状況は、「財政の

    崖」問題の収束と「追加緩和」を織り込む動きと考える以外、説

    明できない状況になっています。

    本日は11月の米国雇用統計が発表されます。

    事前予想は8万6千人の増加ですが、10月の17万1千人の増

    加に比べるとかなり弱めの数字です。ハリケーン「サンディ」の影

    響を反映していると言われていますが、この弱めの数字を下回る

    ようだと、急速に「追加緩和」観測が高まりそうです。

    水曜日に発表されたADP雇用者数では、事前予想の12万5千

    人に対して結果は11万8千人と、予想を下回っていました。

    同指標は今年6月以来10月まで5ヵ月連続で実際の数字が事前

    予想を超えていました。

    雇用統計と同指標との相関度は低いと言われていますが、気にな

    るところです。

    ドル円再び82円台半ばに 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は東京市場の昼前に日銀が追加緩和を実施する

      との観測が伝わり、81円台後半から82円30銭水準まで

      ドル高が進み、海外市場でもこの流れが継続。

      ドル円は82円48銭まで上昇し、ほぼこの水準で引ける。

    • ユーロドルは上昇傾向が一服。アジア時間に1.3126まで

      買われたユーロドルは、ユーロ圏の小売売上高が予想以上に落ち込んでいた

      ことを材料に反落し、1.3060まで下落。

      一時107円96銭まで買われたユーロ円も107円台前半まで下落。

    • 株式市場は3日振りに反発。オバマ大統領が条件つきながらも、財政協議に

      ついて約1週間以内に合意できると発言したことを手掛かりにダウは82ドル高と、

      1万3000ドル台を回復。

    • 債券相場は続伸。「財政の崖」問題解決に楽観論があるものの、景気に対する

      悪影響は避けられないとの見方から10年債利回りは一時1.57%台まで低下。

      株価が上昇したことで、やや売られたものの1.59%台で引ける。

    • 金、原油はともに続落。

    • 11月ADP雇用者数 → 11.8万人

    • 11月ISM非製造業景況指数 → 54.7





    本日の注目イベント




    • 豪   豪11月雇用統計

    • 欧   ユーロ圏7-9月GDP(改定値)

    • 欧   ECB政策委員会

    • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

    • 欧   ギリシャ9月失業率

    • 欧   レーン・欧州委員講演

    • 英   BOE政策金利発表

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 加   カナダ10月住宅建設許可





    前日海外市場で82円を割り込み、81円72銭まで「調整」したドル円

    でしたが、昨日の日本時間11時半頃に伝わった西村・日銀副総裁

    の発言で、一気に82円30銭前後のドル高まで押し上げられ、再び

    82円台半ばを試す展開が続いています。

    副総裁は新潟市で行われた講演の中で、「今後も、当面の物価安

    定のメドの達成に向け、新しい手法も駆使しながら強力に金融安定

    を推進していく」と述べています。(ブルームバーグ)

    この発言内容で、今月20日から21日に行われる日銀決定会合で

    「追加緩和」が実施されるとの観測が高まり、円売りドル買いが加速

    し株価も押し上げました。

    また、ちょうどこのタイミングにブルームバーグが、安倍総裁のブレ

    ーンの一人とされる、浜田エール大学教授とのインタビュー内容を

    伝え、教授は「来年4月任期を迎える白川総裁の後任が今以上の

    金融緩和を行えば、数カ月以内でデフレ脱却を実現できる」との見

    方を示したことも、円売りに拍車をかけたようです。

    円安材料にはすぐに反応する足元の地合いにはやや違和感を感

    じますが、安倍総裁のこれまでの発言が徐々にその効果を失いつ

    つある中で、今度は日銀の当局者から「援護射撃」があったことで

    市場参加者がこの流れに飛び乗ったといった格好です。

    新聞各社の世論調査の結果を見ても、安倍総理実現の可能性は

    さらに高まり、今月16日の選挙投票日前にももう一段の円安、株高

    が進む可能性があります。

    ドル円は結局81円台での取引は「わずか19時間」に留まり、再び

    82円台半ばを試す展開になっています。

    82円台半ばから上値はこれまでに3回試して押し戻されてきたこと

    から、82円55~82円85銭辺りがやや壁になりつつあります。

    この水準を上抜けできれば83円台が見えてきますが、「追加緩和

    観測」だけでは材料不足かと思います。

    衆院選での自民党勝利、そして安倍総理誕生は既に相場に織り

    込まれていると思われ、明日発表される米雇用統計で「ポジィティ

    ブ・サプライズ」などが出れば、一気に83円台に乗せることも可能

    かと思います。

    米「財政の崖」問題は共和党が、富裕層に対する減税も他の所得

    層と同様に継続すべきとのこれまでの姿勢からやや変化を見せて

    います。

    富裕層に対する所得税率を引き上げる代わりに、所得控除額を圧

    縮する方法を提案しているようです。

    オバマ大統領はそれでも提案に対して「歳入、歳出のバランスが

    悪い」と依然批判的ですが、昨日企業経営者との会合で財政協議

    に言及し、「私以上にこの協議を終わらせたいと望んでいる者はい

    ない」「約1週間以内に解決することは可能だ。それほど困難では

    ない」と発言し、これがNY株式市場の株価押し上げに繋がってい

    ます。

    ただ大統領はそれでも、合意するには共和党側の歩み寄りが不可

    欠であるとの姿勢は変えていません。

    市場の楽観論をよそに、両者の駆け引きはぎりぎりまで続きそうです。

    対円、対ユーロでドル安進む 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • 「財政の崖」問題で進展がないことや、82円台半ばが徐々に重くなってきた

      ことを背景に、ドル円は82円を割り込む。一時81円72銭までドル安が進み、

      3営業日振りの水準を付けたが、その後は買い戻しも入り、81円台後半で引ける。

    • ユーロドルでもドル安ユーロ高が進む。前日1.30台にしっかり乗せたユーロドルは

      ドル安の流れを受けたことや、スペイン、イタリアなどの国債利回りが低下したことを

      手掛かりに、1.3108まで続伸し、1.30台後半で取引を終える。

    • 株式市場は、オバマ大統領が富裕層の税率引き上げを改めて主張したことから続落。

      ダウは13ドル安と小幅に下落。

    • 債券相場は堅調。市場が「リスクオフ」の流れに傾いたことから債券への需要が高まり、

      10年債利回りは1.60%台まで低下。

    • ドル安が進み「リスクオフ」の流れから金は大幅に反落し、約1ヵ月振りに1700ドルの

      大台を割り込む。原油価格も下落したが下げ幅は小幅。




    本日の注目イベント



    • 豪   豪7-9月GDP

    • 中   中国HSBC11月サービス業PMI

    • 独   独11月サービス業PMI(改定値)

    • 欧   スペイン長期債入札

    • 欧   ユーロ圏11月総合景気指数(改定値)

    • 欧   ユーロ圏11月サービス業景気指数(改定値)

    • 欧   ユーロ圏10月小売売上高

    • 欧   ファンロンパイ・EU大統領講演

    • 欧   アスムセン・ECB理事講演

    • 英   英11月サービス業PMI

    • 米   11月ADP雇用者数

    • 米   11月ISM非製造業景況指数


      米「財政の崖」回避に向けた合意がなかなか進展しないことに市場は

      ややいらだちを感じ始め、為替市場ではドルが売られ、円やユーロが

      上昇する展開に傾きつつあります。

      株式市場では株価の上値が重くなり、債券市場では債券への需要が

      高まり長期金利が低下して、金融市場全体が「リスクオフ」という名の

      門前で思案している状況です。

      オバマ大統領は、昨日ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、

      「共和党が提案する財政の崖回避策は中身が十分でなく、向こう10

      年間で4兆ドル(約327兆3000億円)の赤字を削減するには不十分だ」

      と語っています。

      またホワイトハウスでも、「合意できる可能性はある」としながらも、「残念

      なことに」ベイナー下院議長の提案は「現在ところ、依然としてバランス

      を欠いている」と指摘していました。

      ブルームバーグによると、オバマ大統領がテレビインタビューに応じるの

      は、大統領選での勝利後初めてのことで、議会との間の溝は依然埋ま

      っていないことは明らかだとしています。

      「財政の崖」回避は時間との勝負という面もあり、市場では進展のなさに

      次第にいらだちと不安感が台頭してきた状況です。

      82円台を順調に維持してきたドル円はNY市場で一時81円72銭まで

      下落し、3営業日ぶりに81円台後半を付けており、ユーロドルでもドル

      安が進み、こちらは1ヵ月半ぶりに1.31台までユーロが上昇しました。

      ただそれでも、市場の楽観的な見方は維持されており、円高修正の流

      れは変わっていないと思われます。

      むしろ、円高が進めば、ユーロ円、ドル円などでは「買い意欲」が根強

      いと思われ、この水準からの大幅な円高は想定しにくいと予想されます。

      投機筋の円売りポジションが記録的な水準にまで積み上がっていること

      を指摘する専門家もいますが、一旦構築したポジションをそう簡単に解

      消するものでもありません。

      売った円の買い戻しを徐々に進めることはあっても、現在の円安の流れ

      を変えてまでポジション解消を図るとは思えません。

      昨日衆院選が公示され、各党首が一斉に街頭演説に繰り出しました。

      注目の安部自民党総裁は、これまで発言してきたことを繰り返すばか

      りで、特に新鮮味はありませんでした。目立ったのは、第3極と言われ

      ている政党の党首が安部総裁と似たような発言をしていたことです。

      「景気回復」、「雇用の創出」、あるいは「日本再生」など、安部総裁の

      発言がきっかけに、マーケットが実際に動いたことを意識して、取って

      つけたような言葉が飛びかい、その実現策を訴える声は聞かれません

      でした。

      今回の衆院選の結果がどうであれ、結局これまで以上に追加緩和圧

      力が増すことは「既定路線」と考えられそうです。

      ギリシャやスペインが財政再建に向け行動を起こしたことで、再び上

      昇傾向を示したユーロは「財政の崖」問題もあり、約1ヵ月半ぶりに1.

      3108まで上昇しています。

      ドイツでは最大与党である、キリスト教民主同盟(CDU)が党大会を

      開き、メルケル首相を党首に再選しました。

      メルケル首相は挨拶の中で、「通貨ユーロを守るのではなく、強くしな

      けらばならない」と、ユーロに対する楽観論を牽制しています。

      昨日もこの欄で述べましたが、1.30台に乗せたユーロドルは1.34

      台まで重要なレジスタンスはありません。意識されるのは10月中旬に

      記録した1.3130-60水準で、ここを抜けると上昇が加速しそうです。

      ドル円も82円台半ばを3度試しながら83円台を伺う勢いもなく、「財政

      の崖」を嫌気したドル売りに転じていますが、これで先週の高値から約

      1円強下落したことになります。

      ここからの下落幅は限定されると思われますが、やはり気になるのは

      「財政の崖」問題です。

      可能性は低いものの、最悪の事態も想定しておかなければなりません。

      81円の半ばが軽いサポートレベルで、その下では「4時間足」の「120

      日線」が示している81円29銭が意識されます。

    ユーロドル節目を抜け1.30台半ばに 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円は上値が重く82円台前半で推移していたが、海外市場が

      入ると82円ちょうどまで下落。米「財政の崖」問題が膠着している

      ことや、対ドルでユーロ高が進んだことからドル安に振れたものの、

      82円台は割り込まず、82円20-30水準でもみ合う。

    • ユーロドルは上昇し、これまでレジスタンスと見られていた1.30台

      前半が抜けるとストップを巻き込んで上昇。海外市場ではギリシャが国債の

      買い戻しを提案したことなどを材料に1.3076までユーロ高が進む。

    • 米株式市場は朝方は欧州からの好材料に高く始まったが、ISM製造業景況指数が

      節目の「50」を割り込んだことを嫌気し下落。ダウは先週末比60ドルのマイナス。

    • 債券相場は小幅に下落したものの、10年債利回りは1.62%台と依然低水準。

    • 金価格は反発。原油は3日続伸し89ドル台に。

    • 11月ISM製造業景況指数 → 49.5





    本日の注目イベント


    • 豪   豪10月住宅建設許可件数

    • 豪   豪第3四半期経常収支

    • 豪   RBAキャッシュ・ターゲット

    • 日   11月マネタリー・ベース

    • 欧   EU財務相会合

    • 欧   スペイン11月失業率

    • 欧   ユーロ圏11月生産者物価指数

    • 欧   ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演

    • 欧   ファンロンパイ・EU大統領講演

    • 英   英1月建設業PMI

    • 加   カナダ中銀政策金利発表


      ユーロドルが1.3076まで上昇し、約6週間ぶりの高値水準

      まで買われています。

      これまで底堅い動きを続けながらも、1.30台に入ると売られ、

      1.3010-30が壁になっていました。

      昨日の朝方に1.30台に乗せ、上記水準を抜けると一気に

      1.30台半ばまで上昇しています。

      その後は再び上値の重い展開に戻りましたが、欧州市場で

      はギリシャ政府が発行済みの国債100億ユーロ(約1兆70

      0億円)を買い戻すと発表したことで、市場はギリシャが債務

      削減への一歩を踏み出したと好感。

      さらにスペインも銀行部門向けに395億ユーロ(約4兆2200

      億円)を正式に支援要請をしたことで、「欧州危機」拡大懸念

      が後退しユーロ買いに繋がりました。

      ユーロドルは1.30付近まで買い戻された時点で既に、チャー

      ト上では一段の上昇を示していました。

      「日足」だけではなく、さらに長い「週足」でも遅行スパンが

      「好転」を示しており、きっかけさえあれば節目を抜きそうな気

      配がありました。

      また、両足とも「MACD」が「ゼロの軸」を上回っていたことも

      テクニカル派には好材料だったと思われます。

      米「財政の崖」回避への糸口がなかなか見つからないことも、

      ドル売りユーロ買いに繋がった面もあります。

      ユーロドルはこの先、1.31台前半まで重要なレジスタンスは

      見当たりません。

      現在は「週足」で厚めの雲に入っている状況ですが、この雲

      を抜け切るには1.34台まで上昇する必要があるため

      10月に記録した1.31台前半が一つのメドとして意識されそ

      うです。

      ユーロについてはギリシャの財政問題が依然として不透明

      だったり、欧州全体の景気悪化といった問題は残るとしても

      最悪期は脱していると考えられます。

      投機筋のユーロ売りポジションも一時ほどではないとしても

      5万枚は超えています。

      米「財政の崖」問題で合意に達するまでは上下を繰り返しな

      がらも、ユーロドルは堅調に推移するのではないかと予想して

      います。

      豪ドルは対米ドルで1.03台半ばから1.04台半ばで一進一

      退を続けています。

      国内の経済指標はさえませんが、中国の景況感がやや改善

      傾向を見せていることや、相対的な金利水準、あるいは数少

      ない「AAA」(トリプルA)保有国など、通貨に対する信頼性が

      相場を支えているものと思われます。

      対円では円安傾向を反映して先週初めには86円台半ばを付

      ける場面もありました。

      本日午後12時半にはオーストラリア準備銀行の政策金利発

      表があります。

      今年最後の決定会合ですが、事前予想では0.25%の利下

      げ観測が強いようです。

      先月公開された前回の決定会合議事録でも、今後さらに追加

      緩和を行わなければならない事態になる可能性が高いと記さ

      れていました。

      中国の景気後退が下げ止まり感を示すなど、外部環境の好転

      もありますが、一方で米「財政の崖」問題への不透明さもあり利

      下げの可能性は高いと思われます。

      このところの豪ドル円の高止まりで、低い所で買っていた個人

      投資家の多くは利益を確定し、その後は下落を見越して

      ショートで攻めている人も多いのでないでしょうか。

      利下げを決めれば豪ドルは対ドル、対円で下げ足を速めること

      になりますが、上述のように買い意欲も根強いと予想されます。

      下値のメドは84円半ばから85円程度と見ています。

      利下げ観測が優勢の状況のため、利下げを見送った場合には

      急騰することも考えられます。

      その際には先ず、86円台乗せ。そして先週26日の高値86円

      台半ばが意識されそうです。

    ドル円高値を試すが82円台半ばに 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場



    • ドル円はアジア市場で再び82円台半ばを超えた流れから

      円売りが続き、一時82円71銭まで上昇。しかし、先週記録した

      82円84銭を超えることはできず、週末のポジション調整もあり、

      やや押し戻され82円40銭前後で引ける。

    • ユーロドルはドイツ連邦議会が最新のギリシャ救済パッケージを

      承認したことを受け、約1ヵ月振りに1.3023まで続伸。

      ユーロ円も一時107円67銭まで続伸するなど円売りが優勢。

    • 株式市場は先行き不透明な「財政の崖」問題を背景に一進一退。

      前日比マイナス圏で推移していたダウは引けにかけて小幅にプラスに。

    • 債券相場も一進一退。10年債利回りは週間を通じて下落し、

      1.61%台で越週。

    • 金は大幅に反落し1710ドル台に。原油は続伸し88ドル台後半に。

    • 10月個人所得 → 0.0%

    • 10月個人支出 → -0.2%

    • 10月PCEコア・デフレーター → +1.6%

    • 11月シカゴ購買部協会指数 → 50.4


      本日の注目イベント



      • 豪   豪10月小売売上高

      • 中   中国11月非製造業PMI

      • 中   中国HSBC11月製造業PMI(改定値)

      • 欧   ユーロ圏11月製造業PMI(改定値)

      • 欧   イタリア11月財政収支

      • 欧   ユーロ圏財務相会合

      • 欧   クーレ・ECB理事講演

      • 英   英11月製造業PMI

      • 米   11月ISM製造業景況指数

      • 米   ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演

      • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演


        ドル円は11月14日の解散発言以来円安傾向が強まり、82円台を

        維持しています。

        先週末の欧州市場では一時82円75銭までドル高円安が進み、こ

        れで82円台半ばを超えるのは3度目です。

        ただ、それでも83円には届かず、上値を抑えられた格好になってい

        ます。

        米「財政の崖」問題が依然不透明で、崖は回避できるという楽観的

        な見通しがあるものの、オバマ大統領と共和党との溝は埋まってい

        ません。

        昨日もガイトナー財務長官が各メディアを通じて「ボールは共和党

        側にある」、「税率引き上げ抜きの合意はないだろう」と発言していま

        す。

        一方ベイナー下院議長は、ホワイトハウスは時間を浪費していると

        指摘し、FOXテレビとのインタビューで

        「財政の崖を回避するための合意が間に合わない可能性があるの

        は明白だ」と語っています。

        また、オバマ大統領は世論を味方につけ事態打開に向け共和党

        に譲歩を求めていますが、交渉は行き詰まっているようです。

        それでも日本の衆院選での自民党政権への期待や、日銀に対す

        る緩和圧力が強まるとの見方から円の下落傾向は止まっていません。

        円安傾向を好感して日経平均株価も上昇を続け、11月では主要国

        の株価上昇率で世界でトップだったと報じられています。

        株価が上昇すれば「リスクオン」の流れとなり、ドル買い円売りが進み、

        それがさらに株価を押し上げるとという「好循環」が続いていると言え

        ます。

        日銀に対する追加緩和期待は、債券市場でも高まっており、日本の

        10年債利回りは先週一時、0.695%まで低下(価格は上昇)し、

        2003年6月以来9年5カ月振りの水準を記録しています。

        高値警戒感がある一方で金融機関の融資は伸びず、これが債券買

        いへと繋がっているのが背景です。しかし、追加緩和期待がいくら強

        いといっても、このまま株高と債券高が続くという構図は考えられません。

        先週、英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、日本の債券売りをメイン

        とするヘッジファンドが増えていると報じています。

        円安、債券安、株安の「トリプル安」を狙った、いわゆる「日本売り」の

        ファンドで、「トリプル安」が実現すれば大きな利益が得られるというも

        のです。

        FT紙は同時に、この種のファンドは過去にいくつもあったが、ことご

        とく失敗しているとも報じていますが、「少子高齢化」が進み、「財政

        赤字」が先進国中最悪の日本を挙げ、今回は違うかもしれないと結

        んでいました。

        これまで米「財政の崖」問題や、日本の政権交代を材料に円安が

        進み、どちらかと言えば米国の「ファンダメンタルズ」は無視された

        格好でした。

        今週は、さすがに米「ファンダメンタルズ」の行方が注目されると思

        います。

        ISM製造業景況指数や、ADP雇用者数、さらには11月の雇用統

        計が発表されるからです。

        これらの経済指標が市場予想を下回るようなら、再び米国の追加

        緩和観測が高まり、ドル売り円買いが想起されることになります。

        ハト派を代表するコチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁は、1日にシ

        カゴ大学で開かれたパネル討論会で「金融政策はどちらかと言え

        ば引き締め気味だ」と発言し、同じ席でエバンス・シカゴ連銀総裁

        も「追加緩和はより良い経済的効果につながろう」と語っており、米

        景気の先行きの対する慎重姿勢を崩していません。

        米重要経済指標に加え、「財政の崖」を巡る要人発言、さらには衆

        議院選挙が公示されることから、一層トーンが高まるのではないか

        と予想される「円高阻止発言」などに注意して行きたいと思います。

        「1時間足」では短期的な下落傾向を示すドル円ですが、中長期

        的には依然上昇を示唆しています。

        「週足」では3週連続で「陽線」が出現しています。

    11 | 2012/12 | 01
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -

はじめての方へ

はじめての方はこちら
あなたの為の、外為を。

外為オンラインご案内


口座開設はこちら
キャッシュバック
キャンペーン実施中!


資料請求はこちら


FX取引無料体験はこちら

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

RSSフィード

QRコード

QRコード

---

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ
ブログランキング【くつろぐ】
人気ブログランキングへ
このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。