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 2013年01月 

ドル円徐々に上値を重くする 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はこれまでの上昇過程で観られたと同様に、高値から小幅な下落は

    見せたものの、下値は限定的。アジア市場の88円38銭を天井に、海外市場では

    87円63銭まで円買いが進んだものの、勢いはなく87円70-80銭で

    もみ合う。

  • 前日1.30台割れを試したユーロドルは反発。1.30を明確に割り込めなかった

    こともあり、ドル安の流れを背景にユーロ買いが優勢に。

  • 株式市場は決算発表前ということもあり軟調な展開。利益確定の売りが優勢で

    ダウは50ドル安。

  • 債券相場も軟調な動きを見せる。FRBが量的緩和を予定より早く終了するとの懸念

    が広がり、10年債利回りは小幅に上昇。

  • 金は3日続落。原油は小幅ながら続伸。


    本日の注目イベント



    • 豪   豪11月貿易収支

    • 独   独11月貿易収支

    • 欧   ユーロ圏12月消費者信頼感指数(改定値)

    • 欧   ユーロ圏11月小売売上高

    • 欧   ユーロ圏11月失業率

    • 欧   ユーロ圏12月景況感指数

    • 米   11月消費者信用残高

    • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演





    欧州の景気悪化懸念から、前日約1ヵ月振りに1.30台の大台を割り込んだ

    ユーロドルは、1.29台後半がサポートされ反発を見せています。

    昨日の海外市場では1.30台半ばから、ドル円が円買いドル売りの流れに

    傾いたことから1.31台前半までユーロ高が進んでいます。

    ユーロドルはドル円の様な明確なトレンドが無い中、1.30-1.32のレン

    ジでもみ合いを続けていましたが、10日(木曜日)には今年最初のECB理

    事会が開催され、景気悪化を受け利下げの可能性が取り沙汰されています。

    市場の大方の見方は今回は利下げが見送られると予想されていますが、理

    事会後のドラギ・ECB総裁は今後の利下げの可能性について言及するので

    はないかとの観測もくすぶっています。

    この様な見方を背景にユーロドルは1.32台から緩やかに値を下げ、瞬間的

    には1.30の大台割れを試しましたが、決定的なトレンドは形成していません。

    テクニカルを見ても、「日足」では相場の先行きを表す一目均衡表の「雲」が

    一旦下落を示唆する「ねじれ」を示現しましたが、すぐに再度「ねじれ」を見せ

    上昇傾向を維持し、現在も「雲」は上昇トレンドを形成しています。

    ただ、「MACD」では依然としてデッドクロスを完了した状態のままであること

    から、再び下落に転じ、1.30台半ばを割り込めば「ゼロの軸」を下回りそうで

    下値をトライしそうです。ユーロドル自体は方向感が見えないため、ユーロ円

    の行方、あるいはドルそのものの材料で上下しそうです。

    昨日のこの欄でも88~90円ではさすがに調整が観られるのではないかと述

    べましたが、現在の所調整はこれまでと同様「微調整」に終わっています。

    アジア市場の88円38銭を高値にNYでは87円63銭と、下落幅は75銭でし

    た。

    この下落幅はこれまでと同様に1円を超える下落幅には至っておらず、ドルロ

    ングの売りを引き出す展開には届いていません。

    ただ、上値は徐々に重くなりつつあります。

    今朝方87円半ばを割り込んだことで「8時間足」までの短いチャートでは、全

    ての時間足で「MACD」がデッドクロスを示しており、下値を試す可能性が

    高いことを示唆しています。

    サポートのメドとしては87円20銭前後と、さらに下落した場合86円60銭前

    後と予想しています。

    今週からいよいよ本格的に2013年が始まりましたが、安倍政権も始動して

    います。

    「経済競争力会議」のメンバーを現場重視に据えたり、昨日は経済団体の

    賀詞交換会にも出席し、干支にちなんで「自分も一皮むけた」などと笑いを

    取っていました。

    今週末に決定される「緊急経済対策」の規模も10兆円を超え、12兆円との

    観測もあります。

    「デフレからの脱却を目指し、円高を止める」と何度も口にしている安倍総理

    ですが、ここからは21日から開催される日銀決定会合に向けてさらに「手綱

    」を引き締め、政策を実行して行くことが予想されます。

    その意味でも、春先までのドル円の大幅は下落は見込みにくいのでないかと

    予想できます。

    仮に先週末の雇用統計前の水準が高値だとして、昨年9月13日の77円12

    銭を上昇の始点としたら、

    フィボナッチ・リトリースメントの最初のサポートは85円75銭と計算できます。

    本日は日本の株式市場もやや調整色を強めると予想しています。株高と円

    安が同時進行してきたわけですから、株安が進み、どこまで円高に振れるか

    が焦点になります。

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