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 2013年01月 

ドル円急落後もしっかり 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 東京市場での円高株安の流れを受け、欧州市場でも円を

    買い戻す動きが優勢だったものの、NY市場では88円台を維持。

    米企業の決算発表が好調だったこともあり、ドルが小反発して引ける。

  • ユーロドルは堅調に推移。欧州市場ではユーロ円の下落につれて

    ユーロ売りが優勢の場面があったものの、ノボトニーECB理事が

    「為替の短期の動きを重視すべきでないと」と発言したこともあり、

    再び1.33台へ。

  • 株価はまちまち。ダウは6日振りに小反落。一方ナスダックは

    6ドル高。

  • 債券相場は3日続伸。債務上限問題が徐々に意識されるなか、債券へ

    資金が流入。10年債利回りは1.81%台に低下。

  • 金価格は反落。原油は反発し再び94ドル台に。

  • 12月消費者物価指数 → 0.0%

  • 12月鉱工業生産 → +0.3%

  • 12月設備稼働率 → 78.8

  • 1月NAHB住宅市場指 → 47


    本日の注目イベント



    • 豪   豪12月雇用統計

    • 欧   ECB月例報告

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   12月住宅着工件数

    • 米   12月建設許可件数

    • 米   1月フィラデルフィア連銀景況指数

    • 米   企業決算 → ブラックロック、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、インテル

    • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演



    ドル円は東京市場でこれまでのポジションの巻き戻しに、急激な円買い

    が加速しました。

    円高傾向が進んだことで株価も急落し、前日と同様の展開となりました。

    ただ、NY市場ではむしろドル買いが優勢となるなど、ドルが買い戻さ

    れて引ける動きも前日と同じような展開です。

    基本的にはドル高円安傾向が根底にある中、政府の要人発言で相場

    が目まぐるしく変わる、不安定な状況が続いています。

    ドル円は昨日88円の半ばで推移し上値の重い展開でしたが、自民党

    の石破幹事長が、円安が進むと困る産業もある、といった発言をしたこ

    とが伝わると円の買い戻しが進み、一時88円を割り込みました。

    前日にも甘利大臣が同様の趣旨の発言をし、急激に円高に振れたこと

    もあり、市場は安倍内閣の閣僚からの発言に振り回されており、やや神

    経質な状況です。

    そもそも今回の円高傾向の是正は、安倍総理自身の「口先介入」がきっ

    かけで急速に円が売られてきただけに、安倍総理が任命した要人から、

    足元の流れを止める様な発言が出たことに市場は困惑したのではない

    かと思います。

    ただ発言の趣旨は、「過度な円安は困る」といったことで、現在の水準が

    「円安」に値するかどうかには触れていません。

    甘利大臣の発言に対しても経団連の会長は足元の水準は「過度の円安」

    ではないと苦言を呈しています。

    ブルームバーグによれば、来週開催される日銀決定会合には甘利大臣自

    らが、会合に出席する予定だそうです。

    自ら会合に出席し、金融緩和拡大に「にらみを利かす」姿勢を見せることを

    考えると、先の発言は一般論を述べたに過ぎないと理解できます。

    90円目前という水準だったことが、円買いを早めたのではないかと思われま

    す。

    昨年10月後半から続いていた急激な円安は、やはりそのスピートが早すぎ

    たということで、この欄でも「スピード違反」という言葉を使いましたが、安倍政

    権に対する「過度の期待」が円安へのスピードコントロールを誤ったと言えそ

    うです。同時に、今回の展開で90円という水準は大きな節目であることが確

    認されました。

    NYでは88円台半ばまでドルが小反発しましたが、今朝の東京市場ではや

    やドル高傾向で取引が始まっています。

    昨日急落した株価も安心感から反発することが予想されますが、一気に89

    円台を回復するには至らないと予想しています。

    89円台では利益確定のドル売りチャンスを逃した市場参加者の売りが控え

    ていることや、90円を試すには再度ドルの下値が堅いことが確認される必

    要があると思われます。

    来週の日銀決定会合までは87円台半ばー89円台前半のレンジで収まる

    と見ていますが、日経平均株価がどこまで反発するかも重要で、目配りが

    必要です。

    ユーロ円などクロス円もドル円が主導しているため、クロス円の行方もドル円

    次第という状況です。

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