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ドル円底堅い動きながらも上値が重い 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は前日からの円買い戻しの流れが優勢となり、欧州市場では

    88円割れ目前まで円高が進む。NY市場では連邦債務上限問題がひとまず

    払拭されたことや、好調な株式市場に支えられドルは小幅に上昇。

    88円60ー65銭レベルで取引を終える。

  • ユーロドルは前日とほぼ同様な展開となり、1.32台半ばではサポートされ

    ユーロ円の上昇に伴って1.33台半ばまで反発。

  • 株式市場は4日続伸し、連日リーマンショック後の高値を更新。

    グーグルやIBMなどハイテク株が全体の株価上昇を牽引。

  • 債券相場は小動き。10年債利回りも前日から若干低下したものの、

    動意薄。

  • 金、原油はともに反落。原油価格は在庫が増えていたこともあり

    5日振りに下落。

  • 11月住宅価格指数 → +0.6%

    本日の注目イベント


    • 日   12月貿易統計

    • 中   中国 1月HSBC製造業PMI

    • 独   独1月製造業PMI(速報値)

    • 独   独1月サービス業PMI(速報値)

    • 欧   ユーロ圏1月製造業PMI(速報値)

    • 欧   ユーロ圏1月サービス業PMI(速報値)

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   12月景気先行指標総合指数

    • 米   企業決算 → AT&T、マイクロソフト



    ドル円は前日の日銀決定会合を経て利益確定の円買いが活発となり、昨日も

    アジア市場から欧州市場にかけては終始円買いの流れが優勢の展開でした。

    ドル円は欧州市場で一時88円割れ目前まで円高ドル安が進み、NY市場の

    反応が注目されましたが、NYでは株価が堅調に推移したこともあり、ドルが底

    堅い動きを見せやや反発して引けています。

    ダウ平均株価は66ドル上昇し、連日リーマンショック後の最高値を更新してい

    ます。

    株高は機関投資家のリスク許容度を高めるため、金利の低い円とドルが売られ

    易く、ドル円ではドル買いにつながる傾向があります。

    またこの日は米下院で、連邦政府の借入上限を一時的に無効にする法案が

    可決し、16兆4000億ドルの政府借入上限を5月19日まで延長されたことで、

    連邦債務上限問題への懸念が払拭され、これがドル高、株高につながってい

    ます。

    オバマ大統領は「これはワシントンに真の財政責任をもたらすための取り組み

    の最初の一歩だ」と歓迎の意を表しています。

    さて、ドル円は昨日の欧州で88円06銭まで下落したことで、直近のドル高水

    準から2円20銭程度の「調整」が行われたことになります。

    昨年10月の後半からの円安局面では「最も下落幅の大きい調整」でした。

    これで今回の材料出尽くしによる調整が終わったかどうかは分かりませんが、

    今後は次の材料を探しながらの展開になりそうです。

    87円台への反落は避けられたことで、ドルの底堅さはやや確認されたと思

    いますが、90円をテストするにはまた新たな材料も必要です。

    先週木曜日に初めて90円台を記録したドル円は、それから22日まで4日

    連続で90円台に乗せ定着を試みましたが、ことごとく押し戻されています。

    やはり90円という水準は重要な節目であることが確認された格好です。

    正副日銀総裁人事などが固まるまでは、87-90円のレンジ内でもみ合う可

    能性が高いのではないかと思われます。

    財務省の中尾財務官は昨日ブルームバーグとのインタビューで、安倍政権

    の金融政策は「通貨安競争」につながるとの批判には当たらないと語ってい

    ます。

    このところの海外からの一部円安誘導批判に対して、政府・日銀の連携強化

    の下での日本の金融政策は「あくまでもデフレからの早期脱却を目指したもの

    であり、競争的切り下げという批判は当たらない。各国は自国の経済成長や

    価格安定を目指して金融政策を行っている」と強調してます。

    現在の為替水準に対する円安誘導批判は、昨日から行われている「ダボス会

    議」でも出て来る可能性があり、中尾財務官の発言は、これを意識している側

    面もありそうです。

    昨年11月あたりからドル円のボラティリテー(変動率)が急速に高まっています

    が、その変化もこれまでの動きとはやや異なって来ています。

    早朝から東京市場での値動きが急速に活発になり、その反面NY市場でのボラ

    は低下しています。

    そもそもドルと円の取引であることから、マザー・マーケットである東京市場がその

    主役であってもおかしくはありませんが、残念ながら実体は異なり、大きな値動きは

    NY市場でもたらされることが多いのです。

    しかし、安倍政権誕生前後からは、東京市場が俄然主役に躍り出た格好です。

    その中でも特に早朝から10時ごろまでの時間帯と、昼休みの時間帯に値が大き

    く動き、その流れが相場のトレンドを決定するケースが増えてきています。

    上記時間帯には特に注意が必要かと思います。

    本日は朝方8時50分に昨年12月の日本の貿易収支が発表されます。

    5200億円程の「貿易赤字」との予想ですが、赤字幅が拡大しているようだと円

    安につながり易いと思われますが、いつものように日本の株式市場の行方にも

    目配りが必要です。

    ドル円の「調整」と同様に、株価も「調整」モードに入っていることから、株価の上

    昇が再び円安へのきっかけになりかねません。

    東京時間ではやや材料に欠ける展開になりそうです。

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