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 2013年01月 

ドル円再び90円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 東京市場で再び円安の流れが強まったことを受け、NYでも一段と円安が

    進行。新規失業保険申請件数が約5年ぶりの改善を見せたことと、株価が引き続き

    好調だったことを受け、ドル円は引け際に90円56銭までドル高円安が進む。

  • ユーロドルも続伸。スペインの失業率が悪化したことを受け、1.32台後半

    まで売られる場面もあったが、ユーロ円の上昇に引っ張られ、1.33台半ばまで

    上昇。ユーロ円も一時121円台に乗せる。

  • 株式市場は5日続伸。好調な決算発表や経済指標に加え、中国のPMIが事前予想を

    上回ったことを好感。ダウは46ドル高の1万3800ドル台まで続伸。

  • 債券相場は反落。株高と好調な経済指標に押され、売りが優勢な展開に。

  • 金は反落。原油は小幅に反発。

  • 新規失業保険申請件数 → 33.0万件

  • 12月景気先行指標総合指数 → +0.5%


    本日の注目イベント


    • 日   12月消費者物価指数

    • 日   日銀金融政策決定会合議事録要旨(12/19、20日分)

    • 独   独1月ifo景況感指数

    • 英   英10-12月GDP(速報値)

    • 米   12月新築住宅販売件数

    • 米   ガイトナー財務長官退任

    • 米   企業決算 → P&G




    前日欧州市場で88円06銭まで円の買い戻しが進み、90円台が重いと考え、

    しばらく87-90円のレンジで推移すると予想していましたが、予想を上回る

    円安にやや驚いています。

    きっかけは昨日この欄でも指摘しましたが、お昼の時間帯でのドル急伸でした。

    正に「ゴールデンアワー」になりつつあるお昼の時間帯に、中国の製造業PM

    Iが発表され、約2年ぶりに高水準だったことから、世界景気回復への期待から

    「リスクオン」が進み、ドルが買われ円が売られました。

    さらに午後3時すぎには、西村内閣府副大臣が「100円まで円安が進んでも問

    題はない」とし、浜田エール大学名誉教授が18日に発言した内容に(参照:下

    記What's going on )「私自身の認識も共通している」

    と発言したことで一段と円が売られ、89円台半ばまでドル高円安が進みました。

    相次ぐ円安誘導発言に加え、グローバルな景気回復期待、株価の上昇、さら

    には日本の貿易赤字の拡大傾向など、円安要因がここぞとばかり噴出したこと

    もありますが、それにしても市場が円安材料にはすぐに反応することから「円の

    先安観」が根強いことを改めて感じさせられました。

    ドル円はNY市場で失業保険申請件数が季節調整の影響があるとはいえ、前

    の週から5000件減少して33万件となり、5年ぶりの低水準でした。

    これを受けNY株式市場は5日続伸し、ダウは引けで5年3ヵ月振りの高値を更

    新しています。

    この結果「リスクオン」の流れが加速し、低金利の円が売られNYでは90円台

    に乗せ、90円台半ばまで円が売られこの日の円最安値で取引を終えています。

    その後オセアニア市場では一時90円70銭前後まで円安が進み、今週月曜日

    に記録した90円25銭の最安値を更新しました。

    一方で急激な円安に対する海外の批判も目立って来ています。

    ドイツのメルケル首相はスイスのダボス会議での講演で、「為替操作は敏感な

    問題になりつつあり、日本に対する懸念が出ている」と最近の円安に懸念を

    表しています。

    今のところ米国からは、自動車産業の一部から円安に批判的な声は上がって

    いますが、オバマ政権内部からは目立った批判はありません。

    ただ、このまま円安が進み、100円まで円安が進むような事態になれば、米国

    からも円安を誘導しているといった批判が出てくることは容易に想像できます。

    その際に安倍政権の要人たちがどのような対応を見せるのか注目されます。

    2008年9月のリーマンブラザーズが破たんした時は120円台だったことを考え

    れば、円安誘導との批判は的外れと思いますが、米国の批判を「一蹴」できる

    かどうかにも安倍政権の将来がかかっていそうです。

    一時的に90円台半ばまで上昇したドル円は現在「月足」の雲の中をかけ登っ

    ているところです。

    一目均衡表の「遅行スパン」が好転を見せていることや、「転換線」が「基準線」

    を上回っていることなどから「ドル高円安トレンド」に変化はありません。

    あるとすれば、わずか2日で2円60銭もの円安が進んだその「スピード」です。

    円安を好感して東京株式市場では再び高値を試す展開が予想されます。

    焦点はこのまま円のじり安が進み「90円台定着」が果たせるのかどうかです。

    90円台は先週木曜日から4営業日連続で定着を試み、失敗している重要な

    水準です。

    「90円台定着」が実現するようだと、もう一段の円安が見込めると予想しますが、

    短期的な上値のメドは90円80-90銭と予想しています。

    下値は90円を維持できるかどうかが重要で、いつものように株価を睨みながら

    の展開になります。

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