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 2013年01月 

ドル円91円台乗せ 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 東京市場で90円台半ばを超え終始90円台を推したドル円は

    海外市場でも円売りの流れが加速。NY市場では一時91円20銭まで

    上昇し、円は主要通貨に対しても大幅下落。住宅関連指標の悪化に、

    ややドル売りが優勢となり90円90銭近辺で取引を終える。

  • ユーロドルは大きく上昇。ECBが3年物長期リファイナンスで

    供給した資金を278行が返済すると発表したことで1.33台後半を抜き、

    1.3480まで上昇。約11ヵ月振りのユーロドル水準を記録。

    ユーロは対円でも大幅に上昇し、2011年4月以来となる

    122円78銭まで買われる。

  • 株式市場は6日続伸。スターバックスやP&Gの決算が好調だった

    ことに加え、ドイツの景況感が改善したことも好感されダウは70ドル高。

    先週1週間で約300ドルの大幅上昇となった。

  • 債券相場は昨年9月以来となる大幅安。欧州の銀行がECBに資金

    返済を行うことで、欧州危機が後退するとの観測から安全資産の債券が

    売られた。10年利回りも大幅に上昇し1.95%で引ける。

  • 金は続落。原油価格は小動きの中反落。

  • 12月新築住宅販売件数 → 36.9万件


    本日の注目イベント


    • 豪   シドニー市場休場(オーストラリアデー)

    • 欧   ユーロ圏12月マネーサプライM3・季調済

    • 米   12月中古住宅販売成約指数

    • 米   12月耐久財受注



    NYダウは連日上昇しこれで1月17日以来、祝日を1日挟んで6日続伸し

    ました。この間の上げ幅は384ドルとなり引け値では1万3900ドル目前の

    水準まで株高が進みました。

    株高にも関わらず、米長期金利は1.8%台で推移し低水準を維持してい

    ましたが、さすがに先週末の市場では大幅に売られ、1.95%台まで上昇

    しました。この水準は昨年9月以来ということになります。

    リスク資産の株が上昇し、安全資産の債権が大幅に売られたことで「リスク

    オン」が一段と高まり、為替市場では

    低金利の円とドルが売られました。

    ドル円は90円台を固めている段階から、一気に91円台前半まで円安が

    進み、ユーロドルでは1.3480までユーロ高ドル安が進みました。

    その結果、ユーロ円は前日から2円以上も上昇し、122円後半までユーロ

    高が進んでいます。

    これまでも欧州債務問題は「最悪期を越えた」といったコメントを配信して

    来ましたが、先週末ECBは域内の銀行278行が、ECBが3年物長期リフ

    ァイナンスオペ(LTRO)で供給した資金を、合計で1372億ユーロ

    (約16兆7700億円)返済することを発表しました。

    この発表でユーロが大幅に上昇しましたが、景気減速という課題は残るとし

    ても、欧州の金融危機は着実に沈静化し

    新たな段階に入ったと考えられます。

    ユーロはこの発表で主要通貨に対して買われ、ユーロドルについては12

    月中旬から続いてきた1.30-1.33のこれまでのレンジを上方にブレイク

    した可能性が高いと思われます。

    ドル円は一体どこまで上昇するのか・・?

    ここまで来ると、円の最安値が一体どこになるのかを探る展開です。

    先週末のコメントでも「NY市場で90円台を維持できれば、90円を固める

    のでは」と書きましたが、どうやらその可能性が高くなったと思います。

    「リスクオン」が加速したことで一段と円が売られ易く、急速な円安に対す

    る海外からの批判に対しても先週、麻生財務大臣は「円安誘導の批判に

    はあたらない」と一蹴しています。「本丸」である米国から表立った批判の

    声は上がっていませんが、先週行われたスイスの「ダボス会議」では欧州

    からその予兆のようなものは観られました。

    ただ、ブレイナード米財務次官はインタビューに応じて「私はゲームのル

    ールが今後も引き続き守られると信じている」と発言し、日本がルールを破

    っているとの懸念を表明したと受け止められています。

    今週はもう一段の円安が進む可能性が高いと予想しますが、それでもその

    余地は限られるのではないかと思います。

    さらに円安が進んでも93円台には届かないのではないかとみていますが、

    焦点は株価と週末の米12月の雇用統計ということになります。

    92円台をつっかける可能性はあり、雇用統計が大幅な改善を見せた場合

    でも93円台乗せは難しいのではないかとのイメージは持ていますが、問題

    は円安へのスピードです。

    今後の上昇のために90円台でもみ合い、「90円以下では買い」といったセ

    ンチメントを醸成することが必要ではないかと思います。

    週明けの本日も日経平均株価の上昇が予想されます。

    先週末のNY市場の円最安値である91円20銭をどこまで上抜けできるか

    に注目しています。予想レンジは90円50-91円70銭を考えています。

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