FC2ブログ

ドル円G7声明文を巡り乱高下 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は「G7」共同声明文の解釈を巡り乱高下。海外市場では、

    声明文が日本を意識したものとの一部報道で93円を割り込む場面も。

    その後は買い戻しも入り93円台半ばで引ける。

  • ユーロドルは1.34台でもみ合い。ユーロ円の急落に1.3410まで

    ユーロ売りが進むが、ユーロ円が買い戻されると反発。

  • 株式市場は反発。市場予想を上回る決算が手掛かりとなり、主要株価は

    値上がり。ダウは47ドル高と、2月1日の引け値を上回る1万4018ドル

    で取引を終える。

  • 債券相場は反落。3年債入札で最高落札利回りが市場予想を上回ったことと、

    株高から売り優勢の展開に。

  • 金、原油は小動きながら共に小幅に上昇。

  • 1月の月次財政収支 → +28.8億ドル


    本日の注目イベント


    • 日   日銀金融政策決定会合(2/14日まで)

    • 欧   ユーロ圏12月鉱工業生産

    • 英   英BOE、四半期物価報告

    • 米   1月小売売上高

    • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演



    今週末の「G20」を控えて、そのコアメンバーである「G7」が緊急の共同声明文を

    発表し、この内容を巡り為替が乱高下しています。

    NY市場では声明文の内容が「円」を意識したものだとの一部報道で、円を買い

    戻す動きが加速し、一時92円台後半まで円高ドル安が進みました。

    ドル円はその後93円台半ばまで戻していますが、昨日の早朝には94円台半ば

    まで円が売られ、直近の円の「最安値」を更新し、その日の内に1円50銭程の反

    対の動きが出ると言うことは、やはり水準が95円目前だということと、市場には「そ

    ろそろ大きな調整があってもおかしくない」と考えている人が増えて来たということ

    だと思われます。

    先週末の麻生財務相の「軽率な発言」にドル円は92円台前半まで、わずか1時

    間で1円の下落を見せました。そして、昨日再び円が急騰する場面があったわけ

    ですが、一本調子で下落してきた円の相場観にも強弱の見方が出て来たという

    ことかと思います。

    基本的には「ドル高円安」の流れは変わらないものの、わずか3ヵ月で16円もの

    円の下落は決して少なくはありません。因みに、昨年1年間のドル円の値幅は、

    私の手元の記録では10円77銭となっています。ここ3ヵ月間で、昨年1年間の

    6割増の値幅があったということになります。

    今回の「G7」の共同声明では特に「円」を意識していると思える内容はありませ

    んが、「財政・金融政策は為替相場を目標にしない」という点では、現在のアベ

    ノミクスが抵触する可能性もあり、「G20]で麻生財務相がどのような持論を展開

    するのか注目されるところです。

    麻生財務相は昨日、「G7」が緊急共同声明を出したことに関連し、日本のデフ

    レ不況対策が為替操作に使われていないと、「各国から正式に、正しく認識さ

    れた」と語っています。(ブルームバーグ)「強すぎるユーロ」と「弱すぎる円」を

    巡ってモスクワで議論される可能性があり、その意味ではドル円の下落リスクは

    以前よりは高まっていると考えられます。週末のポジションには十分注意が必要

    です。

    ドル円はやや94円台が重くなりつつありますが、下値も92円ではしっかり買いが

    入りそうな展開です。

    ここ連日92円台まで円買いが進むなど、「ややドル上昇にも変化」が現れては

    いますが、テクニカルをみる限りドル円の上昇基調に変化はありません。

    先週末の92円16銭も、昨日の92円95銭も、「1時間足」の「200日線」

    でしっかりとサポートされています。

    さらにその間に何度もこの重要な200日線でサポートされていることから、この

    線を明確に割り込まない限りトレンドは変わらないと見ています。

    また、「日足」では一目均衡表の「転換線」と「基準線」がパラレルに右肩上が

    りを維持しており、ローソク足はこの「基準線」に沿うような格好で上昇中です。

    この二つの線が「好転」を見せたのは昨年10月11日で、それ以来「逆転」は

    一度も見せていないことが、今回のドル円の上昇を象徴していると思います。

    さて本日の動きですが、上述のように94円台が重くなっており、よほど大きな

    材料でもない限り94円台乗せは難しそうです。93円を割り込んだ場合、昨日

    のNY市場の下値である92円95銭が意識されますが、上記「200日線」が機

    能するかどうかです。

    現在「200日線」は93円05銭にあることから、この前後が最初のサポートにな

    ります。

    株価の方はNYが引け値で高値を取ってきているため、大きな深押しはないと

    思われますが、やや円高方向に振れている為替をみて、輸出関連株がどのよ

    うな動きを見せるのか注意したいところです。93円ー93円80銭を予想レンジ

    にしています。

スポンサーサイト
このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。