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 2013年03月 

円、総じて売られる 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は米経済指標が好調だったことと、NYダウが史上最高値を
    更新したことでドル高に振れ、93円台半ばまで上昇。ただそれでも、
    週末の雇用統計を控え値動きは限定的。

  • ユーロドルもユーロ圏小売売上高が好調だったことで上値を試したが、
    1.3050近辺で頭を抑えられる。

  • 株価は続伸しダウは125ドル高と、約5年半振りに史上最高値を更新。
    非製造業景況指数が予想を上回ったことで安心感が広がり、幅広い銘柄が
    買われた。

  • 債券相場は続落。ダウが最高値を更新したことで、資金が債券から
    株式に移り価格は下落。

  • 金、原油は小幅に上昇。

  • ISM非製造業景況指数 → 56.0

    本日の注目イベント

    • 豪   豪1月貿易収支

    • 日   1月景気動向指数

    • 日   白川・日銀総裁記者会見

    • 欧   ECB政策金利発表

    • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

    • 欧   バローゾ・欧州委員長講演

    • 英   BOE政策金利発表

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   1月貿易収支

    • 米   1月消費者信用残高

    • 米   FRB、金融機関のストレステストの結果公表

    • 加   カナダ1月住宅建設許可



    ドル円はやや明確な方向感が見えなくなり、もみ合いの様相を

    深めています。

    昨日も上値が重く、一時93円を割り込んだものの勢いはなく、

    NY市場に入ると米経済指標の改善を手掛かりに反発し、

    93円台半ばまでドル高に振れる場面もありました。


    史上最高値に手が届く水準で足踏みを繰り返していたNYダウは、

    ついに125ドル高で最高値を更新しました。

    昨日発表された非製造業景況感指数が市場予想の「55」を上回り

    「56」だったことで、米国のサービス業活動が拡大しているとの

    見方から、幅広い銘柄に買い注文が入り株価を押し上げました。

    ダウは引け値で1万4253ドルと、2007年10月に記録した

    最高値を約5年半振りに更新したことになります。


    2008年9月のリーマンブラザーズ破綻後には7700ドル台まで

    下落したダウは、4年半の間に85%程上昇したことになり、

    改めて米国の株式市場のダイナミズムに感心させられます。

    米国人は個人資産の3割近くを株式に投資していると言われていますが、

    この力強さを見ると納得させられます。

    われわれ日本人が株式を敬遠するのとは大きな違いがあります。

    日経平均株価は1989円12月に38900円の史上最高値を

    記録して以来、それを更新するどころか「アベノミクス」を

    囃したてている現在でもまだ1万1700円です。

    1989年12月をを基準にすると、NYダウは日経平均の

    15倍上昇しているそうです。


    米株高の背景には、FRBが長期にわたって金融緩和政策を

    継続してきたことが挙げられます。

    上述のように、個人投資家の多くが株を保有しているため、

    株価の上昇は個人消費に直接好影響を与えます。

    個人が消費を増やせば企業は生産を拡大し、物を作ります。

    その結果、雇用が増加し景気が拡大するという好循環を

    見せることになり、FRBの狙いは正にここにあるわけです。

    そのため多少景気が上向き始めた足元でも、バーナンキ

    議長は先週の議会証言で緩和政策を継続する意向を

    見せました。


    株価上昇をけん引しているもう一つの理由は企業収益の拡大です。

    企業が収益を確保しているため、株価が上昇しても

    PER(株価収益率)は上がらず、割高感が出てきません。

    常に利益の源になる種を探し続けていることの結果です。


    本日の日経平均株価はNYダウが高値を更新したことで

    底堅い動きが予想されます。

    そのためドル円も下値が堅く、どこまで上値を

    試せるのかが焦点です。

    堅調な株価がドル円を支えると予想されますが、

    それでも週末には米雇用統計を控えていることから

    94円台まで円安が進行するとも思えません。

    正副日銀総裁候補の所信聴取も終わり、円安材料が

    出尽くした感もあります。

    しばらくは米経済指標の結果で上下に振れ、

    来月3-4日の決定会合で黒田日銀新執行部が

    どのような手腕を見せるかが、

    今後の相場の方向性を決めるのではないかと思います。



    正副総裁候補は既に積極的に緩和政策を続けると

    公言しています。

    購入する国債もさらに年限の長いものを対象とし、

    REITや株式などリスク資産もその対象に

    加えられる可能性もあります。

    物価上昇率も「2年以内に達成」が既に公約に

    なったとも言え、岩田副総裁候補は達成できなかっ

    た場合の責任のとり方を質問され、「最高の責任の

    取り方は辞職だ」と答えています。

    これほど強い使命感を持って正副総裁に就任する

    3名の候補者には期待感が高まります。

    「デビュー戦」となる来月3-4日の決定会合では

    「政策変更なし」は考えられず、どんな緩和策を

    決めるのかに注目が集まってくると予想されます。



    上値の重いユーロ円ですが、「1時間足」では

    200日線を上回って来ています。

    また同時に、「三角保ち合い」(さんかくもちあい)

    も上放れた形を見せています。

    短期的には上昇傾向を強めるかもしれません。

    「8時間」の基準線がある121円96銭近辺を

    上抜けできるかどうかがポイントとみます。

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