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NYダウ小幅高にドル円高止まり 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は欧州市場では一旦売られたものの、NYでは株価も堅調だったことから

    96円を挟みもみ合い。経済指標の発表もなく小動きの中、96円05銭辺りで

    取引を終える。

  • ユーロドルは1.30台が底堅く、独連銀総裁が現行水準をユーロ高とは

    見ていないと発言したことでやや上昇。

  • 株式市場はまちまち。ダウは小幅ながら8日続伸。ナスダックは小幅に下げる。

  • 債券相場は反発。3年債入札が好調だったこともあり、7日振りに上昇し、

    10年債利回りも低下。

  • 金、原油はともに4日続伸。

    本日の注目イベント


    • 豪   豪3月ウエストパック消費者信頼感

    • 欧   ユーロ圏1月鉱工業生産

    • 欧   ワイトマン・ドイツ連銀総裁講演

    • 欧   イタリア3年債入札

    • 欧   リーカネン・フィンランド中銀総裁講演

    • 米   2月小売売上高

    • 米   2月財政収支

    • 米   ラスキン・FRB理事講演




    ドル円は昨日の朝方、日銀の新体制が発足すれば、来月の決定会合前にも

    追加緩和に踏み切るとの観測が高まり、円売りが加速しました。

    一時96円71銭まで上昇し、わずかですがこれまでの円直近安値を更新して

    います。

    ただ、これまでとやや趣が異なったのは、その水準を天井として円がじり高に

    転じたことです。

    民主党が日銀副総裁候補の岩田氏に反対することを決めたことで、最も金融

    緩和に積極的な候補者が就任しない可能性が出て来たことで円買いに傾い

    たものと思われます。

    実際にはこれまでに所信聴取を行った3名が正副総裁に就任することは、ほ

    ぼ間違いないようです。

    ドル円はさらに日経平均株価が徐々に上げ幅を縮小したことにも反応しました。

    日経平均株価は朝方に前日比100円を超える上昇を見せる場面もありました

    が、結局大引けは小幅にマイナスで終わり、連続上昇の記録は8日でストップ

    してしまいました。

    ドル円はこの流れに下落し、96円半ばで東京時間の取引を終えましたが、欧

    州市場でもこの流れが継続され96円台を割りこんでからは円買いが活発にな

    り、一時95円60銭近辺までドルが売られています。

    しかしそれでも95円割れまで下落しないのが今のドル円の腰の強さで、NY市

    場にかけては96円台まで値を戻しています。

    「95-100円の新しいレンジに入った」と予想しましたが、本日も96円前後で

    推移しています。株価の展開によっては再び95円台半ばを試す可能性もある

    かもしれません。

    昨日の海外の円の高値を維持できるか、あるいは95円台半ばを割り込んでも9

    5円が維持できるかどうかが注目されます。

    ドル円は短期的な動きを示す「1時間足」を見ると、「転換線」「基準線」は逆転

    を見せており、「遅行線」もローソク足を下抜けしていることから、足元では下落

    し易い状況と見られます。

    「三角保ち合い」(さんかくもちあい)を形成しているようにも見えますので、ここは

    どちらかに抜けた方について行くというのが常道です。

    もちろん「日足」を見ると景色は異なり、依然としてドル円の上昇傾向は続いて

    います。

    仮に大幅に円高が進んだとしても、「転換線」がサポートする94円50銭近辺が

    破れない限り、上昇傾向は継続されると考えられます。

    ユーロ円は相変わらず荒っぽい展開です。

    昨日も欧州市場では124円40銭辺りまで急落したことで、NY市場でももう一段

    の下落を予想していましたが、その水準を底値に切り返し、125円77銭まで反

    発しています。

    ユーロドルが1.30台を割り込むとユーロ買いが持ち込まれているようで、一部に

    は中東筋からのユーロ買いとの指摘もあります。

    そのため1.29台半ばが強力なサポートになっています。

    それにしてもユーロ円はリスクが高い取引です。

    あたれば大きく取れますが、外れたら大きくやられることから慎重さに加え、柔軟

    な対応が求められます。

    先週この欄でも「豪ドル円は100円を目指すのではないか」と述べましたが、昨日

    ドル円が96円71銭を記録した際に、99円56銭まで豪ドル高が進みました。

    100円には届きませんでしたが、トレンド的には上昇傾向が続いています。

    世界的な株高を背景に「リスクオン」が進んでいることで、低金利の円が売られ、

    高金利の豪ドルが買われていることが背景です。

    どの程度「リスクオン」が進んでいるかを示すシカゴの「VIX指数」を見れば明らか

    です。この指数は一時「11.56」と、リーマンショック前の水準まで下落しました。

    「VIX指数」は別名「恐怖指数」とも呼ばれ、リスクが高まると上昇します。

    一般的に「20以下」だと市場は安定しており、リスクを取れる状況とされています。

    リーマンブラザーズが破たんした2008年9月直後には「80」を大きく超えたことも

    あります。現在の水準がいかに低いかお解りいただけると思いますが、「VIX指数」

    と豪ドル円の逆相関度が極めて強いことも理解しておきたいものです。

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