FC2ブログ

月別アーカイブ

 2013年10月 

ドル円96円台半ばまで下落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は97円を大きく割り込み、約2ヵ月ぶりとなる96円67銭

    までドル売りが進む。ベイナー下院議長が依然として強硬な姿勢を

    見せていることから、「デフォルト」リスクが高まった。

  • 株式市場は大幅に反落。政府と共和党に歩み寄りの兆候が見えない

    ことからダウは再び1万5000ドルを大きく割り込む。S&P500は

    1ヵ月ぶりの安値に。

  • 債券相場は上昇。資金が株式から債券に流れている模様で、債券相場は

    緩やかに上昇し、金利は低下。

  • 金は3日振りに反発し、原油は続落。

  • 8月消費者信用残高 → 130.6億ドル

    本日の注目イベント
  • 日   8月国際収支

  • 日   9月景気ウォッチャー調査

  • 中   中国 9月HSBCサービス業PMI

  • 独   独8月貿易収支

  • 独   ジョイブレ独財務相、ワイトマン独連銀総裁講演

  • 米   IMF世界景気見通し

  • 米   8月貿易収支

  • 米   ピアナルト・クリ-ブランド連銀総裁講演

  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

  • 加   カナダ9月住宅着工件数


    先週末は97円割れではすぐにドル買いが入り底堅い動きを

    見せていたドル円も、昨日は97円を大きく割り込み、一時96

    円57銭まで「ドル売り円買い」が進みました。

    オバマ民主党と共和党との溝が埋まるどころか、依然としてお

    互いが歩み寄る姿勢を見せていないことから株安、債券高が進

    み「リスクオフ」の流れが加速。

    安全通貨の円が対ドルだけではなく、ユーロなど主要通貨に対

    しても買われる展開でした。

    オバマ大統領もベイナー議長もお互いに「相手が譲歩すべき」

    との姿勢は崩していません。

    オバマ大統領は連邦緊急事態管理局(FEMA)の本部で「経

    済が壊滅的な事態に陥るという脅しの下で交渉はしない」と言明し、

    政府機関閉鎖解除や債務上限引き上げに条件を付ける交渉には

    応じない姿勢を見せています。

    一方ベイナー下院議長の方も「われわれが他条項を含まない債務

    上限引き上げ法案を通過させることはない」と6日のABC放送の番

    組で語っており「チキンゲーム」は続いています。

    それでも、共和党内で支持を受けているティーパーティーの一部が

    オバマケアに柔軟な姿勢を見せ始めているとの報道もあり、デフォル

    ト回避への動きもわずかですがあるようです。

    米議会だけではなく、市場関係者の全てが米国のデフォルトを望む

    ものはおらず、今この時点でも「最終的にはデフォルトを回避するこ

    とになる」と考えているはずです。

    今朝の新聞にもありましたが、米国債は世界で最も流動性と安全性

    の高い国債です。日本と中国は1兆ドル(約97兆円)を超える米国

    債を保有しており、仮にデフォルトが起きると大きな損出を被ることに

    なります。

    そのため今週ワシントンで開催される「G20」の場でも、米国に圧力

    をかける動きもありそうです。

    米財務省の資金が枯渇する期限まで、米国基準であと10日となりま

    した。

    今の状況ではぎりぎりまで事態が打開されない可能性もありそうです

    が、米財務省では債務上限到達の期限に最も近い時期に償還を迎

    える財務省短期証券(TB)のデフォルトリスクに対するヘッジを求め

    る動きから、今週にも総額640億ドル(約6兆2000億円)の国債入札

    を行う予定です。

    米国が仮にデフォルトを起こすような事態になれば、株式は売られ、

    国債も売られ、ドルが売られ急激な「米国売り」が加速すると予想され

    ます。

    米長期金利は急騰し、いわゆる「悪い金利の上昇」という事態になり

    ます。

    しかし、現実的には規模の桁違いに大きい米株式市場と債券市場に

    代わる受け皿となる市場は見当たりません。金融市場は大混乱する

    ことになります。

    ドル円は約2ヵ月振りに96円台半ばまでドル安が進みました。

    既に97円台半ばから上値が重くなっていますが、96円台半ばを付け

    たことで、97円台さえも重くなりそうです。

    昨日のドルの下落は「日足」チャートの「120線」でほぼ止められた格

    好になっていますが、節目の96円台半ばと、8月に記録した96円28銭、

    それに心理的なサポートである96円が今後の下値のメドとなりそうです。

    NY株式市場の大幅安を受け、日経平均株価も下落が避けられない状

    況です。

    96円~97円30銭程度のレンジを予想したいと思います。



スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。