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 2013年10月 

米デフォルト回避へ一歩前進 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 米議会でデフォルト回避の動きが見られたことから、株高、長期金利の

    上昇を好感しドル円は98円台を回復。一時98円28銭までドル高が進み、

    高値圏で引ける。

  • ユーロドルは堅調に推移したものの1.35台での取引に終始。対円では

    132円台後半から132円80銭近辺までユーロ高が進行。

  • 野党共和党が一時的な債務上限引き上げ案を提案し、ホワイトハウスも支持を

    表明したことで株価は大幅に反発。ダウは前日比323ドル上昇し、今年最大の

    上げ幅を記録。

  • 債券相場は続落。大幅な株高が進んだことで、利益確定の売りに押され

    長期金利は上昇。

  • 金は続落し、原油価格は反発。

  • 新規失業保険申請件数 → 37.4万件

    本日の注目イベント
  • 日   9月マネーストック

  • 米   IMF年次会合

  • 米   9月生産者物価指数

  • 米   10月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

  • 米   パウエル・FRB理事講演

  • 米   決算発表 → JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ

    米下院共和党は、約1ヵ月間に限って政策上の条件がつかない連邦

    債務上限引き上げ案を提案し、ホワイトハウスもこれを受け入れる可能

    性を示唆したことで、デフォルト回避への兆しが見えてきました。

    株式市場ではこれを好感し朝方から大きく株価が上昇し、ダウは引け

    値で前日比323ドル高と、今年最大の上げ幅を記録し、ドル円も約1

    週間ぶりに98円台に乗せています。

    ホワイトハウスのカーニー報道官はこの日、オバマ大統領はより長期の

    案が望ましいと考えているものの、「党派的な条件がつかない」債務引

    き上げ案であれば、支持するだろうと語っています。(ブルームバーグ)

    同報道官は「下院において少なくとも冷静な見方や、デフォルトは許さ

    れないとの認識が広がりつつあると感じられることに、大統領は満足し

    ている」と述べています。

    ホワイトハウスでは同案について、日本時間午前5時35分からオバマ

    大統領とホワイトハウスで協議に入ったとブルームバーグは伝えていま

    す。

    まだ同案を受け入れるかどうか結論は出ていませんが、どうやらこれで

    来週17日にも期限が来るデフォルトは回避できそうです。

    ただ、共和党案も約1ヵ月の期間限定で、11月22日には再び債務上

    限問題が蒸し返されることになるため、

    最悪のケースは免れるものの、オバマケアの扱いを巡ってはまだ予断を

    許しません。

    この欄でも再三「デフォルトは最終的には回避できる」と述べてきました

    が、昨日の東京時間の動きを見てもそんな気配がありました。

    ドル円は97円台半ばから緩やかにドル高が進み、ドルはほぼ終日堅調

    な動きを見せました。

    また、日経平均株価も堅調に推移し、3日続伸し1万4200円に届く水準

    まで回復し、これまで観られた「円安、株高」の好循環が復活してきた感

    もありました。

    ドル円はNY市場で98円28銭まで円安が進み、今朝早い時間には98

    円33銭まで上昇しました。

    既に「4時間足」までの短期的なチャートでは「ドル上昇トレンド」が形成

    されてはいますが、それでも財政を巡る不透明感が完全に払拭されてい

    ないことから、ドル円は97円90銭前後まで下落するなど「荒っぽい」展開

    が続いています。

    今後の上値のメドですが、「8時間足」では98円44銭辺りに「雲の下限」

    があり、さらにその上には「120日線」や「200日線」が控えていることから、

    98円台半ばが一つのメドになります。

    恐らくオバマ政権とすれば、今回の共和党からの提案を受け入れること

    になると思います。

    もし提案を拒否し、事態が「振り出し」に戻るようなら、今度はオバマ大統

    領に対する非難の声が高まることになり、そのあたりの事情は十分考えて

    いると思われるからです。

    シリア問題で劣勢に立たされたオバマ大統領は、これ以上マイナスポイ

    ントを増やすわけにはいきません。

    ここは一旦提案を受け入れ、その後にオバマケアに対する無条件の対

    応を求めることになりそうです。

    そうなると今回の「ドタバタ劇」は一幕目を下りたものの、「続編」があること

    になります。

    96円台割れは回避できたものの、すぐに99-100円に向かうものではな

    いと予想します。



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