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 2013年10月 

雇用統計控え様子見 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 本日米国で9月の雇用統計が発表されることもあり、ドル円は

    98円台前半で動かず。欧米市場での値幅は20銭程度と、

    ほぼ動意が見られず。

  • ユーロドルは利益確定の売りに押され前日比やや下落。

    1.36台半ばから後半でもみ合い、ドル円が上昇した分ユーロ円も

    134円36銭までユーロ高が進む。

  • 株式市場も先週末の水準から横ばい。企業決算と雇用統計を見極めよう

    と、様子見の展開に終始。ダウは7ドル下落し、ナスダックは5ポイント高。

  • 債券は4日振りに反落。今夜の雇用統計で雇用者の増加が見込まれて

    いることから、売りが優勢の展開に。

  • 金は小幅に反発。原油は約3ヵ月半振りに100ドルの大台を割り込む。

    在庫の増加と、米景気減速で消費量が減るとの見方が背景。

  • 9月中古住宅販売 → 529万件

    本日の注目イベント
  • 中   中国 9月景気先行指数

  • 米   9月雇用統計

  • 米   10月リッチモンド連銀製造業指数

  • 加   カナダ8月小売売上高


    今月4日に予定されていた9月の雇用統計が今夜発表されることもあり、

    為替市場だけではなく、金融市場全般が様子見ムードに包まれた1日

    でした。

    先週までは米財政問題に翻弄され、与野党の合意を見たことでようや

    く経済指標に注目が集まる状況になったと言えますが、久々の重要指

    標の発表を控えて戦闘準備を進めている状況です。

    11月8日には「10月の雇用統計」も発表されることから、今夜の雇用

    統計は「賞味期限」が切れているとの声もあります。

    ただ、それでも米景気を判断する最も重要な経済指標であり、FOMC

    の政策判断にも大きな影響を与える指標であることから、それなりの注

    目は集めます。

    その雇用統計では、雇用者数が8月の16.9万人から18万人に増加

    している、というのが市場のコンセンサスです。

    そのため昨日はドルが円やユーロなどに対してやや買い戻され、米債

    券は売られました。

    今回の雇用統計がFOMCでの量的緩和縮小のタイミングに影響を与

    えるとは思えませんが、もし予想通りの内容であれば、2ヵ月連続で下

    方修正された雇用者数が緩やかに拡大していることを示すことになりま

    す。

    そしてさらに11月に発表される雇用統計も同様に拡大しているようなら、

    量的緩和縮小が12月のFOMCで決定される可能性が急速に高まる

    ことになります。

    ブルームバーグが17-18日にエコノミスト40人を対象に実施した調査

    によれば、金融当局は月間850億ドルの量的緩和を来年3月まで継続

    すると予想されています。

    先月実施した調査では緩和縮小が始まる時期は今月12月と見られて

    いたことから、財政を巡る議会の混乱が多くのエコノミストたちの予想に

    影響を与えたことは明らかです。

    今回の政府機関の一部閉鎖に伴う景気への影響については、米調査

    機関は既にGDPを0.5%程度押し下げるとの予想を発表しています。

    今後その影響が徐々に確認されることになりますが、そうなるとしばらく

    はドルの上値が重い展開が予想されます。

    米長期金利の低下傾向もドル円の上値を重くしていますが、ドル円が再

    び100円の大台を超えるには日米の株価が大幅な上昇を見せ、「リスク

    オフ」が加速することが必須条件となります。その意味では、米企業の四

    半期決算の内容と、間もなく発表される日本企業の中間決算の内容が極

    めて重要なポイントになります。

    ここで決算内容が市場予想を上回り、上方修正が相次ぐようなら株価の大

    幅高につながり、円売り圧力が増すことになります。

    静かだった海外市場の影響もあり、今日の東京時間も波乱はなさそうです。

    昨日一日の動きでは98円30銭より上値がやや重く感じられました。

    上値は98円30-50銭が抜けるかどうか、また下値は97円70銭あたりが

    サポートしそうです。


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