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NY株高でドル円98円台を回復 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は98円台に反発。米株式市場が高値を更新したことに

    反応し、「リスクオン」から低金利の円が売られる。開催された

    FOMCでは量的緩和縮小が見送られるとの観測も円売りを促し

    98円10-20銭の高値圏で引ける。

  • ユーロドルは対円でドルが反発したことで売られ、1.37台前半まで

    下落したが、ECB理事が利下げの可能性はないと発言したことで

    1.38台を回復。

  • 株式市場は続伸。ファイザーなどの企業業績が好調だったことや、

    軟調な経済指標が金融緩和の継続につながるとの見方から株式市場への

    資金流入は止まらず、ダウは111ドル高と約1ヵ月半ぶりに最高値を

    更新。

  • 債券価格も上昇。5年債の入札が好調だったことを受け、長期金利は

    2.50%台まで低下。

  • ドルが買い戻されたことで金と原油は小幅に下落。

  • 9月生産者物価指数 → -0.1%

  • 9月小売売上高 → -0.1%

  • 8月ケースシラー住宅価格指数 → +12.82%

  • 10月消費者信頼感指数 → 71.2

    本日の注目イベント
  • 日   9月鉱工業生産

  • 独   独10月雇用統計

  • 独   独10月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月景況感指数

  • 欧   スペイン7-9月期GDP

  • 米   10月ADP雇用者数

  • 米   9月消費者物価指数

  • 米   FOMC政策金利発表

    ドル円が再び98円台に乗せて来ました。

    このまま上昇に向かうとも思えませんが、短期的な「1時間足」チャートでは、

    もみ合いを上抜けし上昇トレンドを示しています。

    「MACD」もプラス圏に移行し、「200日線」を上抜けし、一目均衡表の「遅

    行スパン」も好転を示しています。

    正直なところ、上昇の前に一度下値を試し、抜けきれないことを確認した後

    で上昇に転じると予想していましたが、今回の下落では97円割れが「一瞬」

    垣間見られただけで、ドルは底堅い動きを示していました。

    昨日のこの欄では「株式次第では98円台乗せがあるかもしれない」と書きま

    したが、正にNY株式市場にドル円は押し上げられた格好です。

    以前からNY株式市場の「ダイナミズム」には、他の市場には見られない力

    強さがあることを指摘してきましたが、昨日の上昇にはやや驚いています。

    ダウは約1ヵ月半ぶりに過去最高値を更新し、ナスダック指数も、S&P500

    も同様に高値を更新しています。S&P500に至っては、ここ直近15営業日

    のうち13営業日で上昇を見せています。

    昨日は医薬メーカーのファイザーが好決算を発表してはいますが、アップ

    ルやキャタピラ-など米国を代表する企業の決算は芳しくありません。

    消費者信頼感や小売売上高などの経済指標が予想に届かなかったことで、

    現行の量的緩和策が継続されるという見方が背景となって株価を押し上げ

    ました。「過剰流動性」がもたらした株高と言わざるを得ません。

    米景気の足踏みが続く中での株高がこのまま続くとは思えません。

    いずれ何かをきっかけに株価が急落する事態が起きないか心配です。

    ドル円は98円28銭まで上昇しましたが、株高を背景に「リスクオン」が進み、

    円は対ドルだけではなく、対ユ-ロでも売られ、ユーロ円は再び135円台前

    半まで円安が進行しました。

    海外の投資家からは「円を、対ドルと対円で売っている」という声も聞かれます。

    ただ、ドル円はまだ「レンジ内」の動きです。

    下値は「200日線」がある97円48銭で、上値は「120日線」のある98円71銭

    の中で推移しており、このどちらかが抜けない限り「レンジ抜け」が起きたと

    は見られません。

    従って、今日の予想レンジも97円70-98円70銭程度と「レンジ」を抜けきれ

    ないと予想していますが、いつものように株価次第というところはあります。

    NYでは各市場が次々に高値を更新していることから、日経平均株価を「割

    安」と見て資金が流入することも考えられます。300円を超えるような上昇を

    見せると、98円台半ば超えを試すかもしれません。

    豪ドル・ドルが0.96台まで上昇した後調整色を強めています。

    昨日はRBAのスティーブンス総裁が講演で「豪ドルはかなりの確率で、将来

    のある時点において現在の水準から著しく下落すると思われる」と発言し、こ

    のところ続いてきた豪ドル高を牽制しました。

    この発言を受けて豪ドル・ドルは0.94台半ばまで下落しましたが、豪ドル・円

    も、ドル円が円安に振れた割には上昇せず93円前後で推移しています。

    92円台が維持されている限り下値は限定的と見ていますが、一旦方行が決

    まるとかなりの値幅が出るという特徴がある通貨のため、注意は必要です。


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