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ドル円104円を挟んでもみ合い 

ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場



  • NY市場が休場のため参加者も少なく為替市場全体が小動き。

    ドル円は103円台後半まで下落したものの、一段と下押しする

    勢いも見られず104円台前半で推移。

  • ユーロドルも1.35台前半から半ばで小動き。ドイツの

    生産者物価指数が発表されたが反応は見られず。

    本日の注目イベント
  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 独   独1月ZEW景況感指数

  • 欧   ユーロ圏1月ZEW景況感指数


    NY市場が休場のため、さすがに材料不足から各通貨とも動きません。

    それでも昨日の東京時間には中国の第3四半期GDPが発表され注目

    を集めましたが、結果は7.7%で市場予想と一致しました。

    それでも前四半期から成長が鈍化したことでやや円買いドル売りが勝り、

    ドル円は103円86銭まで下落する場面もありました。

    中国の成長率が7.5%を割り込むような状況になると、世界経済に与え

    る影響も大きく、景気回復が進んでいるとは言え、米国だけで世界経済

    をけん引するには「荷が重い」のは事実です。

    本来はその部分をカバーすることが日本に求められていますが、日本

    の成長率も年率で2%には届かないと見られており、「役不足」の感は

    否めません。

    足元の相場展開は105円台が徐々に重く感じられる展開になっています。

    2014年の相場予想も多くの専門家が円安を予想しており、最も円高水準

    を見ている人でも「108円程度」です。

    その他多くの専門家は「110円~115円」に予想が集まっています。

    極め付きは、ブラックロックのストラテジストであるバイロン・ウィーンの「12

    0円」です。

    もっとも、この予想は「10大サプライズ」の中の一部であることから、余り参

    考にはならないかもしれません。

    しかし、もし本当にドル円が120円台まで円安に振れた場合、米国からは

    さすがに「円安批判」が出て来ることは想像に難くありません。

    米国のルー財務長官は先週16日、ワシントンでの講演で、日銀の異次

    元緩和と円安傾向に関連して「日本は為替レートの利点だけに依存した

    戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」と

    述べています。(日経新聞より)

    昨年1年間で急激に進んだドル高円安への警戒感を表したものと思われ

    ますが、ドル円はまだ105円前後です。

    約1年ほど前にも、米財務省は議会への報告書で「円安」を牽制したこと

    もあり、市場がそれに反応して一時的に円高方向に振れたことがあります。

    今回の発言も議会を意識した発言であるとは思われますが、2012年後

    半の78円台から105円台まで、米国からは、上記を除いては一切の為

    替に関する発言がなかったものが、このタイミングで出てきたことには注

    意が必要かも知れません。

    少なくとも120円に向かうとすれば、その過程でかなり強烈な牽制がある

    と予想されます。

    本日は米国市場は開きますが、重要な経済指標の発表はありません。

    104円台を維持できるのか、あるいは103円台では昨日の底値の103円

    86銭を割り込むのかどうかが注目されます。

    レンジは103円50銭~104円60銭程度を予想します。


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