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ドル円NY市場で102円97銭 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は東京市場の104円台後半から大幅に下落。株価の急落と

    長期金利の低下から「リスクオフ」が加速し円の買い戻しが強まった。

    ドル円は一時102円97銭まで下落したあと、103銭20-30銭で

    引ける。

  • ユーロドルは大幅に反発。ドイツとユーロ圏のPMIが改善していたことで

    欧州景気に対する楽観的な見方が広がった。ユーロドルは1.35台後半から

    1.3699までユーロ高が進行。

  • 株式市場は下落。中国のPMI悪化を嫌気し、ダウは175ドル安と

    1ヵ月振りの安値を付ける。

  • 債券相場は大幅反発。株安と中国景気の鈍化を支えに大きく買われる。

    長期金利は2.78%程度まで急低下。

  • ドル安から金価格は大幅に反発。原油は4日続伸し97ドル台に。


  • 11月FHFA住宅価格指数 → +0.1%

  • 12月中古住宅販売件数   → 487万件

  • 12月景気先行指標総合指数 → +0.1%

  • 新規失業保険申請件数    → 32.6万件


    本日の注目イベント
  • 英   英12月小売売上高

  • 加   カナダ12月消費者物価指数


    ドル円はNY市場で急激に「円高ドル安」が進み、一時102円台後半

    を記録しました。

    今年に入りこれで3度目の円高局面で、それも全てNY市場で起きて

    います。

    年が明けた1月6日には、それまでの105円台から103円台後半に。

    1月13日には102円85銭まで円高が進み、今回も同じように102円97

    銭まで円が買われています。

    まだ今年のレンジ内の動きですが、105円台半ばが益々重くなってきた

    ことは否めません。

    昨日は当社では昼と夜に2つセミナーを行いました。

    その際に、一目均衡表の「転換線」が「基準線」を上から下に抜け「逆転」

    を起こしていることを説明しました。「日足」では実に昨年11月以来、約3

    ヵ月振りの現象です。

    そのため「ここを基準に考えれば、近いうちに円高に振れる可能性がある」

    とのコメントを行いましたが、昨日のNY市場ではまさに、その流れに沿っ

    て「ドル安円高」が進みました。

    NY株式市場が170ドルを超える下落を見せると同時に、安全資産の米国

    債が買われ、長期金利は2.77%台まで急降下しました。

    いわばいつもの円が買われる環境です。

    ただ、今回の円買いの伏線は、昨日の東京時間10時45分に発表された

    「HSBC製造業PMI」にあったと考えられます。

    この経済指標が市場予想を下回り、昨年7月以来となる「50」を割り込んだ

    ことです。

    一時104円84銭まで買われたドル円がこの経済指標の発表を契機に10

    4円台半ばまで下落し、午後も株価を睨みながら104円台前半まで下落し

    ました。

    また、夕方発表されたユーロ圏の製造業PMIも改善を見せたことで「ユー

    ロ買い」が強まり、こちらも「ドル売り」につながっています。

    上述のように、「日足」では「逆転」が示現したことで、テクニカル的には円

    高傾向が長引く可能性もあります。

    ポイントは今年の円の最高値である102円80-90銭前後が維持できるか

    どうかでしょう。

    移動平均線を見ても、ここには「52日線」があり、昨日もこの水準で下落が

    止められています。

    従って、この水準では相場観からしても「ドル買い意欲」は旺盛かと思われ

    ますが、そこを明確に抜ければもう一段の円高水準も視野に入ってきそうです。

    もちろん、現時点では「ドル高円安」のトレンドが変わったとは判断できません。

    今日の日経平均株価の行方を見たドル円の動きと、今夜のNY市場の動き、

    それと来週のFOMCの結果で、この水準から下では「絶好のドルの買い場」

    になるのか、あるいは「今後一段の円高」へのステップになるのか判断できる

    のではないかと思われます。

    本日のレンジを予想するのはやや難しいと思いますが、ドルの戻りは104円

    程度、ドル売りが加速した場合は102円台半ば程度と考えます。


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