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ドル円NYで再び101円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 東京時間に103円44銭まで買われたドル円は、欧州市場から

    NY市場にかけてはジリジリと下げ、株価の大幅安や、長期金利の

    低下に101円85銭までドル安が進む。新興国通貨が再び下げ足を

    強めたことで「リスクオフ」の流れが拡大。

  • ユーロドルは1.36割れ目前まで下落したが、ドル安が進んだことで

    1.36台後半まで値を戻す。

  • 株式市場は大幅に反落。企業業績予想が失望を誘ったほか、FOMCが

    量的緩和の縮小を進める姿勢を示したことも影響し、ダウは189ドル下落し、

    1万5700ドル台に。

  • 債券相場は反発。新興国通貨の不安が収まらないことなどを背景に買い物を

    集め、長期金利は昨年11月以来となる2.68%台まで低下。

  • ドル安から金は反発し1262ドルに。原油は反落。



    本日の注目イベント
  • 中   中国 1月HSBC製造業PMI(改定値)

  • 独   独1月雇用統計

  • 独   独1月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏1月景況感指数

  • 欧   スペイン10-12月期GDP(速報値)

  • 米   10-12月期GDP(速報値)

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   12月中古住宅販売成約指数

    FOMCは債券購入額を100億ドル縮小し、月650億ドルにする

    方針を決めました。

    今朝4時に発表された声明文では、労働市場について「指標は

    まちまちだったが、ならして見るとさらなる改善が示された」と指摘。

    「失業率は低下したが、なお高い水準にある」と記されました。

    債券購入の内訳は米国債が月350億ドル、住宅ローン担保証券

    (MBS)が同300億ドルとなり、2月から実施されます。

    今回の決定で、債券購入額は850億ドルから650億ドルとなり、

    過去2回のFOMCでは着実に緩和縮小を決定しており、このまま

    のペースでいけば今年12月には量的緩和政策が終了すると見ら

    れます。

    今回のFOMCでは2011年6月以降で初めて参加メンバー全員

    が賛成票を投じたことも公表されました。

    今年からFOMCメンバーの中で投票権を持つ中銀総裁のうち3

    名が交代しましたが、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁と、

    ダラス連銀のフィッシャー総裁の、いわゆる「タカ派」2名が投票権

    を得ています。

    今月10日に発表された「12月の雇用統計」では、非農業部門雇

    用者数が市場予想の19万7000人に対して7万4000人と大幅に

    減少していました。

    そのため、緩和縮小にブレーキがかかるのではとの観測が広がり一

    旦ドル売りが拡大しましたが、今回予定通り炎々と縮小を続ける決

    定を下したということは、米金融当局が景気回復への自信を深めて

    いると見ることができそうです。

    ただ、FOMCは失業率が6.5%を上回り、今後1-2年のインフレ

    率が2.5%以下にとどまると予想される限り、政策金利をゼロ近辺

    にとどめる方針は維持しています。

    ドル円は昨日の朝方にトルコ中銀が大幅な利上げを決めたことから、

    新興国通貨が持ち直し、さらにこれらを好感して日経平均株価が大

    幅な上昇を見せたことで103円台を回復し、一時103円44銭までド

    ル高に転じました。

    日経平均株価は引け値では400円を超える上昇を見せ、ドル円は

    103円台前半で推移したことで、通常この状況では海外市場では

    一段のドル高が進むと予想しましたが、昨日の動きは東京市場限

    定でした。

    欧州市場では103円台前半で推移しましたが、NY市場のオープン

    にかけて103円台を割り込み、

    NY市場が開くと再び新興国通貨がドルに対して下落したことで、

    円を買う動きが活発になり、株式市場の下落に歩調を合わせるよう

    に102円台を割り込む水準まで、ドル安円高が進みました。

    ドルの底値は101円85銭で、今週月曜日のドル急落時の底値を

    割り込まなかったことが救いでした。

    1月も間もなく終わりますが、これまでのドル円の動きの中で今年の

    最大の特徴は、東京時間でドルが買われてもNY市場では逆の動

    きになることです。

    この状況は既に何度も確認されていますが、市場ごとに動きが異な

    ることには注意が必要です。

    NY株式市場が大幅な調整を余儀なくされ、米長期金利が低下傾

    向を見せていることからドルの上値が徐々に重くなっています。

    米景気の好調さを示す指標がでてくるまでは上値の重い展開が続く

    可能性が高いと思われ、101-104円のレンジでもみ合うと予想しま

    す。

    本日も101円台に突っ込んだ場合、どの程度ドル買い需要があるか

    を見極める展開で、101円50銭~102円80銭程度のレンジと見ます。



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