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ドル円米長期金利に支えられ103円台後半 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドル円は米経済指標が市場予想に届かなかったものの、株高、

    長期金利上昇を材料に103円台後半で推移。東京タイムでの

    ドル高地合いをそのまま引き継いだ格好に。

  • ユードルは欧州市場の朝方1.3820まで買われたものの、

    その後はドル高に押され緩やかに下落し1.37台半ばをつける。

    その後は本日のECB理事会の結果を見極めたいとの雰囲気から小動き。

    ユーロは対円では一時143円45銭近辺までユーロ高が進む。

  • 株式市場は続伸。ダウは一時昨年末の史上最高値を上回る場面があったが、

    引け値では40ドル高に留まり更新はならず。S&P500は連日の高値更新。

  • 債券相場は大幅に続落。3月ADP雇用者数が市場予想を下回ったものの、

    前月分が上方修正されたことからリスクオンがさらに加速。

    長期金利は1月22日以来となる2.8%台に乗せる。

  • 金は6日振りに反発。原油は小幅ながら3日続落。


  • 3月ADP雇用者数 → 19.1万人

    本日の注目イベント

  • 豪   豪2月小売売上

  • 豪   豪2月貿易収支

  • 中   中国 3月非製造業PMI

  • 中   中国 3月HSBCサービス業PMI

  • 欧   ユーロ圏3月製造業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏3月サービス業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏2月小売売上高

  • 欧   ECB政策金利発表

  • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

  • 英   英3月サービス業PMI

  • 米   2月貿易収支

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   3月ISM非製造業景況指数

    ドル円は意識された3月の最高値である103円77銭を上抜けし、

    103円94銭までドル高円安が進みました。

    しかも昨日は東京タイムでドル高が進み、NYではむしろ小動きで、

    株高、金利高の割りにはドルが上昇していない

    との印象もあります。

    先週末に101円台半ば~102円台半ばのレンジを上抜けし、さ

    らに3月のドル高値を抜けてきたことで次のターゲットは1月はじ

    めの105円40銭前後ということになります。

    今週この欄で何度か触れた「日足」での「好転」は、昨日のドル上

    昇で示現しています。

    また「基準線」は、昨日の103円台後半までのドル高を受けて上

    昇を見せました。さらに「遅行線」もローソク足を上抜けしていま

    すが、104円台への上昇がなかったことで、「雲」の上限で抑え

    られた格好になっています。

    ローソク足では全て上抜けしており「青天井」状態です。後は「遅

    行線」が「雲」を上抜けできるかどうかで、104円台にしっかり

    乗せてくれば、こちらも完成します。

    円売りを加速させているのは「リスクオン」の流れで、それを牽引

    しているのがNY株式市場だと見られます。

    ダウは昨日のザラ場では、昨年末の史上最高値である1万6576

    ドルを上回る場面もありました。

    引けでは3ドルほど届いていませんが、ほぼ高値引けです。

    昨年末ダウがこの水準で引けた時のドル円は105円30銭でした。

    まだ、1円50銭ほど「円高水準」です。

    ダウはほぼ最高値に近い水準にもかかわらず、ドル円がいまだに10

    3円台に留まっている最大の理由は米長期金利の水準にあります。

    ドル円と、株式、あるいは米長期金利との相関関係は良く知られてい

    るところです。

    個人的にはドル円は株価よりも、より金利の影響を受けると考えてい

    ます。昨年末の米長期金利は3.03%でした。

    つまり、米長期金利の水準がまだ低いことでドル円は105円に届い

    ていないと見ることができます、

    昨日はそれでも米長期金利は上昇し、1月22日以来となる2.8%

    台乗せを見せています。昨年末に比べ、株価は高値を回復しているの

    に、金利がそこまで上昇していないということは、10年債が昨年末

    の水準まで売られていないことになります。

    米国債は世界で最も「安全な資産」の一つです。

    市場ではまだ、「安全資産」を持っておきたいというニーズがあると

    いうことです。

    それは今年に入って起きた様々な現象を見ると理解できます。

    アルゼンチンペソなど、新興国通貨の急落や、中国景気の不透明さ、

    あるいは現在もまだ進行中ですがウクライナを巡る問題など、やはり

    それなりに「安全資産」へ資金が流れる理由が見つかります。

    ドル円が105円台に乗せるには、今後も米金利の後押しが必要です。

    NY株式市場が堅調だったことから、本日の日経平均株価も上昇が見

    込まれます。

    1年間を通して見た場合、「4月は最も株価が上昇する月」であると

    いうデータもあるそうです。

    株価の上昇を見込んで、どの程度の資金が「安全資産」から「リスク

    資産」(株式)に流れ込むかが焦点になりそうです。

    本日のレンジは103円40銭~104円40銭程度と予想します。


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