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 2014年04月 

ドル円、重要イベント待ち 


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドル円は緩やかに上昇し、102円75銭までドル高が進む。

    ロシアに対する追加制裁の内容がそれほど厳しくなかった

    ことで、株価の上昇や金利上昇につながりドル円をサポートした。

  • ユーロドルは下落。ドイツの4月のインフレ率が市場予想を

    下回ったことで1.38台後半から1.38台前半まで下落。

  • 株式市場は続伸。インターネット株が5日振りに上昇した

    ことと、ロシアに対する制裁に、主要企業や金融機関が含まれて

    いなかったことで買い安心感が広がる。ダウは86ドル高で

    1万6500ドル台を回復。

  • 債券相場はもみ合いからやや値を下げ、長期金利は小幅に上昇。

    本日から始まったFOMCでは債券購入額を縮小することが見込まれている。

  • 金は続落し、原油が続伸。

  • 2月ケースシラー住宅価格指数  → +12.86%

  • 4月消費者信頼感指数 → 82.3



    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田・日銀総裁記者会見

  • 日   3月鉱工業生産

  • 独   独4月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏4月消費者物価指数(速報値)

  • 米   FOMC政策発表

  • 米   4月ADP雇用者数

  • 米   1-3月期GDP

  • 米   4月シカゴ購買部協会景気指数

  • 加   カナダ2月GDP

    東京市場が祝日だった昨日、ロシアに対する新たな追加制裁が発表

    されましたが、追加の内容が小幅だったことから金融市場への影響

    は限定的でした。

    ドル円は再び元の鞘に戻り、これまで上抜けできなかった102円

    70-80銭を試しに行きましたが、今のところ今回も抜けきれて

    いません。

    週明けの28日には102円割れを試して下抜けできず、このまま

    ずるずる下落するようだと102円台での膠着がさらに深まりそう

    です。

    足許のドル円の動きはまだ方向感を見せていません。

    テクニカルでも、「日足」では再び雲の中に入っており、上昇中で

    すが「120日線」に上値を抑えられている格好です。

    さらに言えば「8時間足」では、これまでに何度も「雲の上限」で

    上昇が止められており、「雲抜け」に失敗していることが見て取れ

    ます。現在「雲の上限」は102円72銭辺りにあります。

    ここを明確に上抜けできれば上昇に弾みがつきそうですが、本日は

    多くの重要イベントが控えていることから期待も持てそうです。

    日銀決定会合が行われ、午後3時半からは黒田総裁の記者会見の模

    様がライブで放映されます。

    政策変更はないと見られていますが、黒田総裁の発言次第では相場

    が動きます。

    前回は発言内容が「追加緩和そのものがないのでは・・・」と受け

    止められ、ドル安円高に触れ、株式市場も下落しています。

    米国時間では、週末の雇用統計の前哨戦と位置づけられている

    「ADP雇用者数」が発表されます。

    今回は20.6万人の増加が市場のコンセンサスになっており、前

    回の19.1万人より改善していると予想されています。

    さらに1-3月期のGDP速報値も発表されます。

    こちらの市場予想は前年比で1.2%と、前期の2.6%から大幅

    に低下すると見られています。

    1~3月といえば、悪天候の影響をまともに受けた時期です。

    そして朝方の3時にはFOMC政策金利の発表です。

    今回はイエレン議長の記者会見は予定されていません。

    従って声明文が発表されるだけですが、前回同様、債券購入額の縮

    小が見込まれており、100億ドルの減額で

    毎月450億ドルになると予想されています。

    これら一連のイベントの中では「ADP雇用者数」に注目しています。

    102円台のもみ合いをどちらか抜けるとしたら、「本命」はこの材

    料になる可能性が高いと思われます。

    ただ予想通りの内容であったら、102円台の膠着が続き、レンジブ

    レイクは週末まで持ち越されることにもなります。

    予想レンジは102円10銭~103円20銭程度を見込んでいます。


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