FC2ブログ

月別アーカイブ

 2014年09月 

米雇用統計にやや失望 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は雇用統計の結果が予想に届かなかったことで

    下値を試し、一時104円68銭まで下落。しかし、それでも

    米景気の拡大傾向は不変との見方が徐々に強まり105円台に

    乗せて取引を終える。

  • ユーロドルも雇用統計の結果を受け反発したものの、

    1.30台には届かず、上値の重い展開が続く。

  • 株式市場は反発。雇用統計が予想外に低調だったことで、

    低金利が維持されるとの見方が拡大。ダウは67ドル上昇し

    1万7100台を回復。

  • 債券相場は小幅に下落。5年債など長期債と超長期債の

    利回りは格差が拡大。10年債利回りは2.46%台とやや上昇。

  • 金は反発し、原油は大幅に下落。


  • 8月失業率 → 6.1%

  • 8月非農業部門雇用者数 →+14.2万人

     
    本日の注目イベント

  • 日   7月経常収支

  • 日   4-6月GDP(改定値)

  • 中   中国 8月貿易収支

  • 独   独7月貿易収支

  • 独   独7月経常収支

  • 米   7月消費者信用残高

    ドル円は8月の米雇用統計で雇用者の伸びが予想外に低調だったことで発表直後

    に売られ、一時は104円68銭まで下落しましたが、そこから切り返し結局N

    Y市場の終値は105円台に乗せています。雇用者増の鈍化は「一時的」との見

    方が優勢で、「米景気の拡大傾向は変わらない」といった声が多かったようです。

    8月の非農業部門雇用者数は市場予想の22万人の増加に対して14.2万人で

    した。

    これでFRBが目標とする20万人を7ヶ月振りに下回ったことになります。

    また、7月分については20.9万人から21.2万人に上方修正されましたが、

    6月分については29.8万人から26.7万人に下方修正され、こちらはニュ

    ートラルといったところでしょうか。

    先週ドル円は105円71銭までドル高が進行しました。

    米利上げ観測が早まる一方、消費増税の影響がじわじわと出始めたことで日銀に

    よる追加緩和観測も噂され始めたことが背景でした。

    先週末の雇用統計ではややサプライズでしたが、それでもドル円は105円台ま

    で反発しており、週明けのオセアニア市場でも、ほぼ雇用統計前の水準まで戻っ

    ています。

    高値から丁度1円ほど下落したことで「調整」を終えた感じもしますが、これま

    でのドル円の動きからすればやや上昇スピードが速いことは否めません。

    今後は恐らく105円を挟む展開に落ち着くのではないかと予想しています。

    重要なのは来週のFOMCです。

    良好な経済指標が確認されていることから、FOMCで利上げに向けて明確なメ

    ッセージを市場に向けて発信するのかどうかがポイントになりそうです。

    「タカ派」の代表格の一人であるフィラデルフィア連銀のプロッサ-総裁は6日

    の講演で、米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金

    利をゼロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」との見解を示しています。

    一方「ハト派」の一人であるボストン連銀のローゼングレン総裁は、米雇用市場

    における余剰リソースが引き続きインフレを目標未満に抑制しているとして、F

    OMCは景気刺激の巻き戻しを急ぐべきではないとの見方を示しています。

    このようにFOMCメンバーの中でも依然として意見が分かれており、イエレン

    議長の手腕が試されるところですが、イエレン議長自信が「超ハト派」から、

    「中立」に変わってきたとの見方もあります。来週のFOMCでどのようなメッ

    セージが発せられるか、年末に向けた相場を予想する上で非常に重要なイベント

    と言えます。

    本日は雇用統計の結果も消化しつつ、ドル円はどこまで上値を試せるかという流

    れになるのではないかと見ています。

    レンジは104円70銭から105円40銭程度を予想します。


  • スポンサーサイト



    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。