米GDP上振れでドル円続伸 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 東京時間に109円台を回復したドル円は、NY時間には

    GDPが予想を上回る3.5%であったことや、GPIFが

    海外への投資を増やすとの思惑から109円47銭まで続伸。

    QE終了を裏付ける経済指標にリスクオンが進行。

  • ユーロドルは前日の急落からさらに値を下げる場面もあったが、

    直近の底値である1.25が意識され、1.25台半ばまで下落した

    後、1.26台まで反発。

  • 株式市場は大幅に反発。GDPの伸びを好感し、景気に対する

    楽観的な見方が広がりダウは221ドル上昇し、1万7100ドル台を

    回復。ビザやマスタ-カードなどが相場を押し上げる。

  • 債券相場は小幅に上昇。GDPが予想を上回ったものの、個人消費が

    予想を下回ったことで早期の利上げ観測がやや後退。長期金利は

    2.30%台と小幅に低下。

  • ドル高に反応し金は大きく下落し、1200ドル台を割り込む。

    原油価格も反落し81ドル台に。


  • 新規失業保険申請件数    → 28.7万件

  • 7-9月期GDP(速報値) → 3.5%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪第3四半期生産者物価指数

  • 日   9月失業率

  • 日   10月消費者物価指数

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 独   独9月小売売上高

  • 欧   ユーロ圏9月失業率

  • 欧   ユーロ圏10月消費者物価指数(速報値)

  • 米   9月個人所得

  • 米   9月個人支出

  • 米   9月PCEコアデフレーター

  • 米  10月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)

  • 米   10月シカゴ購買部協会景気指数

  • 加   カナダ8月GDP


    ドル円は昨日の東京時間に109円台に乗せ、その後の欧州市場では109円

    35銭近辺まで続伸する場面もありましたが、一旦は利益確定のドル売りに押

    され108円台後半まで下落。しかしNYでは、良好なGDPを手がかりに1

    09円47銭までドル高が進行しました。

    前日のFOMCではQEの終了が確認され、今後は利上げのタイミングを探る

    展開でしたが、GDPの上振れはFOMCの判断が正しかったことを裏付ける

    結果となり、米景気の着実な成長に対し楽観的な見方も広がりました。

    米国の第3四半期GDP速報値は「3.5%」と、事前予想の「3.0%」を

    大きく上回りました。だた内訳では、経済全体の7割を占める個人消費は1.

    8%増に留まり、第2四半期の2.5%増から減速しています。

    一方で国防を中心とする政府の支出増や、貿易赤字の改善が寄与し、全体を押

    し上げた形になっています。「4.6%」であった第2四半期のGDPからは

    減速したものの、日米欧を比較した場合「米国の一人勝ち」の構図は変わって

    いません。

    従って、ドルが買われ円やユーロが売られる展開は自然な流れで、相場の上げ

    下げはあったとしても、この傾向は来年も維持される公算が高いと思われます。

    ドル円は109円台半ばまでドル高が進み、今月1日に記録した110円09

    銭が徐々に視野に入ってきました。

    今回の動きは、今年1月に105円台までドル高が進み、その後100円台ま

    で下落した後、約半年かけて元の水準を回復した展開に比べ「調整」も短期で

    済みそうな気配です。それは米景気回復の足取りがより鮮明になったことが背

    景かと思います。

    2008年9月のリーマンショクから続いた量的緩和策に終止符が打たれ、い

    よいよ「平時の金融政策」へ移行するタイミングを探ることになります。

    現在2015年の中頃と見られている政策金利の引き上げが、今後さらに早ま

    るのか、あるいは先送りになるのかを巡って相場が上下することはありますが、

    量的緩和策の真っ只中にいる日欧の状況を考えれば米利上げのタイミングが半

    年程度ずれようが、大勢に影響はないのかもしれません。

    本日もドル円は上値を試す展開が予想されます。

    NY株式市場が大幅高で取引を終えたことから、日経平均株価も上昇が予想さ

    れます。109円半ばが抜けられるかどうかを見極めたいと思いますが、11

    0円を覗くのは海外市場かと思います。

    FOMC、GDPと、ひとまず材料も出尽くしたことから来週の雇用統計まで

    小幅な調整もあるかもしれません。

    本日発表予定のGPIFの運用比率に関する報道と、黒田総裁の記者会見にも

    注意が必要です。

    予想レンジは108円80銭~109円80銭程度にしたいと思います。


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    FOMC受けドル円109円目前に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • FOMCの声明文がやや「タカ派的」だったことから、債券が売られ、

    金利が上昇。ドル円はこれに反応し一時108円97銭と、3週間ぶりの

    ドル円高水準を記録。

  • ユーロドルも1.2770まで買い戻された後、ドル買いが強まり

    1.26台前半まで急落。

  • 株式市場はFOMC声明文で利上げが意識され反落。ダウは5日振りに

    下落。フェイスブックの下げが相場全体の雰囲気を崩したとの声も。

  • 債券相場も続落。QE終了が予定通り決定されたことも売りにつながり

    長期金利は一時2.35%と、3週間振りの高水準を記録し、2.32%台で

    取引を終える。

  • ドルが買われたことで金は反落。原油は在庫が減少していたことで

    小幅に買われた。


    本日の注目イベント

  • 独   独10月雇用統計

  • 独   独10月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月景況感指数

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   7-9月期GDP(速報値)

    今朝未明に発表されたFOMC声明文に反応し、ドル円は108円97銭

    までドル高が進みました。これは10月1日に110円台を記録した後、

    下落に転じた7日以来の水準です。声明文の内容は概ね予想通りでしたが、

    労働市場に関する部分がやや「タカ派的」と受け止められ、ドル買いにつ

    ながりました。

    声明文では、予定通り量的緩和(QE)を今月で終了することを決めました。

    これは既に、イエレン議長自らも事前にアナウンスしてたこともあり「想

    定通り」と受け止めています。そして注目の「相当な期間」という文言の

    取り扱いですが、予想通り据え置かれました。

    ここまでは昨日この欄で予想した通りでしたが、雇用に関する部分に変化が

    見られました。

    前回9月の声明文では「労働力の活用がなお極端に低い状態にある」といっ

    た表現だったものが、今回は「労働力の活用不足が徐々に解消されつつある」

    という文言に修正されていました。

    市場はこの部分に反応した模様で、利上げ観測が前倒しになるとの観点から、

    株が売られ、債券も売られ長期金利が上昇しました。

    株が売られれば「リスクオフ」からドル円も下落する傾向があり、長期金利

    の上昇はドルが買われ易いことになります。

    今月中旬からNY株式市場が大幅に下落したことで、ドル円も110円から

    105円台前半まで売られたことは記憶に新しいところです。

    足元の為替にとっては株式市場の動きが最大の変動要因であると考え、声明文

    発表後はドルが売られる展開を予想していましたが、昨日は金利の上昇に素

    直に反応した格好でした。

    個人的にはドル円の109円手前までの上昇は、やや過剰反応だったのでは

    ないかと考えております。「相当な期間」という文言が外されていたら、1

    10円台もあったかもしれません。

    昨日のドルの上昇で、ドル円は今月の下落分の8割近くまで値を戻したこと

    になります。

    110円が再び近づいてきた感じもしますが、この水準から110円に戻す

    には、今度は利上げ観測の前倒しにつながる材料が必要になってきます。

    それが、もしかしたら今夜のGDPになるのか、あるいは来週の雇用統計に

    なるのか解りませんが、今月半ばに記録した105円20銭は目先の底値

    になったと考えられます。

    現在のところ、FF金利の引き上げは来年半ば頃という見方は変わっていま

    せん。

    これが来年前半頃には、といった見方になると長期金利がさらに上昇し、株

    価の下落につながりそうですが、冷静に考えれば政策金利を引き上げるとい

    うことは、FRBが米国の経済成長に確信を持ったことに他なりません。

    景気が確実に拡大するということは、企業業績の拡大にもつながり、株にと

    っては本来プラス要因です。

    これからも続くであろう金融市場の混乱は、リーマンショク後に実施された

    「異次元の金融緩和策」から「平時の金融政策」に戻るための、いわば「試

    練」だと言えます。いずれ日銀も同じような「試練」に見舞われることにな

    ります。

    今日の日本株は円安を好感してやや買い先行で始まりそうです。

    株価の上昇に伴って109円台を覗くことができるのかどうかという点が注

    目されますが、ドル売り意欲もそれなりに見られそうです、

    レンジは108円30銭から109円30銭程度と予想します。


  • ドル円、経済指標に上下するも108円台 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は108円台を回復。朝方の耐久財受注では前月比マイナス

    だったことからドル売りが加速し、107円70銭近辺まで下落。

    しかしその後に発表された消費者信頼感指数が予想を大きく上振れした

    ことでドル買いが強まり、108円19銭まで上昇しほぼ高値圏で引ける。

  • ユーロドルではユーロの買い戻しが優勢となり、1週間振りに1.27台半ば

    を超える水準までユーロ高が進む。FOMC前にポジションを調整する動きが

    取引の中心と見られる。

  • 株式市場は主要3指数ともに揃って大幅上昇。企業決算が好調なことに加え、

    欧州株も上昇していたこと。さらにFOMCでは現状の文言の変更はないとの

    見方がコンセンサスになりつつあることで、ダウは3週間振りに1万7000ドルの

    大台を回復。

  • 債券相場は反落。消費者信頼感指数が予想外に良好な数字を示した

    ことで売りものが優勢の展開に。長期金利は2.3%あたりまで上昇。

  • 金は前日とほぼ変わらず。原油は小幅に反発。

    本日の注目イベント

  • 日   9月鉱工業生産

  • 米   FOMC政策発表

    ドル円は米経済指標の発表に振らされる展開となり、107円69銭まで下落した

    後、108円台を回復しています。

    ユーロドルはFOMC発表前に、投機筋を中心にショートポジションの買い戻しが

    活発となり、こちらはドル安の展開でした。

    また、豪ドルは対米ドルで上昇。スウェーデンが政策金利を実質ゼロ金利にしたこ

    とで、相対的に金利の高い豪ドルやNZドルに見直し的な買いが入ったようです。

    それにしても米経済指標は強弱まちまちで、振れが大きいので注意が必要です。

    耐久財受注は、プラス予想に対してマイナス「1.3%」と大きく下振れしました。

    一方、消費者信頼感指数は予想を大きく上回る「94.5」と発表され、これが長

    期金利の低下につながり、株価を押し上げ、ドル買いを促す結果になっています。

    このところの原油価格の下落が個人の家計にプラスに働き、さらに労働市場の改善

    が消費者心理を好転させていると見られます。

    10月の消費者信頼感指数は実に7年振りの高水準でした。

    昨日はドルの上値が重い展開を予想しました。

    東京時間では日経平均株価が終始マイナスで推移し、確かに上値が重い動きでした

    が、それでも107円70銭辺りを下回らなかったことが、108円台の回復につ

    ながった面もあります。明日の朝3時にはFOMCの声明文が発表されるため、そ

    の時間までの値動きも108円を挟む展開が予想されます。

    やや上値を試す可能性が高いようにも思えますが、108円台半ばを大きく超える

    には、FOMC声明文に頼らなければならないと思います、

    FOMCでは何といっても声明文の文言に注目が集まっています。

    「相当な期間」という文言が削除されるかどうかということですが、昨日のNYの

    各金融市場の動きを見ると、「据え置かれる」と予想するのが順当かと思います。

    ドル円は約1週間前に「1時間足」の雲を上抜けし、それ以来昨日の下落でも雲の

    下を抜け切っていません。従って短期的にはまだ上昇トレンドを維持していると考

    えられます。

    ただもう少し長い目で見た場合、明確な上昇とも言えません。

    あえて楽観的に見れば、先日指摘したように「MACD」は既にゴールデンクロス

    を示現しており、さらに「プラス圏」へと移行しています。

    本日のレンジは107円70銭~108円60銭程度と予想します。

    上述のように、FOMCで変更がなく、NY株式市場がさら続伸するようだと上値

    を試す可能性の方が高いのではないかと思われます。

    また円は対ドルだけではなく、その他主要通貨に対しても弱含んでいるため、クロ

    ス円の動きにも目配りが必要です。


  • FOMC控え様子見気分強まる 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は値幅も伸びず小動き。住宅関連指標が予想を下回ったため

    ドル売りが進み107円61銭まで売られたが、日米ともに政策会合を

    控えていることからドル売りも続かず107円80-85銭レベルで引ける。

  • ユーロドルは東京時間に1.27台前半までユーロ高が進んだが、

    ドイツのIFO景況指数が予想を下回ったことで1.2675まで

    売られたが、その後は買戻しが優勢となり1.27手前まで戻す。

  • 株式市場は高安まちまち。FOMC声明文の内容を巡って市場では

    意見が分かれており、株式市場も積極的な動きは手控えられる。ダウは

    小幅高だったが、S&P500は2ポイント安。

  • 債券相場も小動きで、引け値は先週末からほぼ変わらず。

  • 金は反落し、原油は続落。


  • 9月中古住宅販売成約指数 → +0.3%


    本日の注目イベント

  • 中   中国 9月工業生産

  • 米   9月耐久財受注

  • 米   8月ケースシラー住宅価格指数

  • 米   10月消費者信頼感指数

  • 米   10月リッチモンド連銀製造業指数

  • 米   決算発表 →フェイスブック、ファイザー

    今週は日米ともに重要な政策会合を控えていることから、為替だけで

    はなく、株式、債券も含め金融市場全般が小動きで、積極的な取り引

    きは見れない展開でした。ドル円は中古住宅販売成約指数が市場予想

    を下回ったことで、ドル売りが勝る場面もありましたが、普段はほと

    んど値動きに影響を与えないこのような指標に反応することが、市場

    の材料不足を物語っています。

    ユーロドルもドイツの9月IFO景況指数が予想より悪化していたた

    めユーロ売りが優勢となりましたが、短期的なテクニカルでは上昇を

    示唆していることもあり、下落も限定的でした。ユーロドルは1.2

    725近辺で一旦は上昇を抑えられましたが、ここは200日線(1

    時間足)が意識されるレベルでした。

    明日のFOMCの声明文に注目が集まってます。

    米大手メディアは今回のFOMCで、「相当な期間」という文言が外

    され、よりはっきりとした言い回しになるとの見方や、「そのうち」

    といった言い回しになるといった見方を報じています。個人的には、

    今月15日のような株価の急落や、エボラ出血熱のような新たなリス

    クが発生していなければ、上記文言が外される可能性が高かったと思

    いますが、足元の状況ではその可能性は低下しているように思います。

    今回のFOMCはイエレン議長の記者会見がないことも、その可能性

    を低くしていると思われますが、12月にも最後のFOMCがあります。

    そこでは記者会見も予定されていることから、今回の声明文での変更

    は見送られ、今後2ヵ月の金融市場の動きを見極めた上で変更するの

    ではないかと予想しています。

    市場の動きは依然として不安定な状況で、声明文だけで変更内容を公

    表するリスクは低くないはずです。

    ドル円はさすがに昨日から値動きが緩慢です。

    108円を挟んだ動きに終始していますが、今日はどちらかと言えば

    上値の重い展開を予想します。

    幸いにして、昨日羽田空港で発熱の症状があった男性は、エボラ出血

    熱の検査で陰性だったことが判明しました。

    もしこれが陽性だったら、今日の株式市場は混乱していたかもしれま

    せん。

    今日のマーケットは、基本的には昨日と同じように大きな値動きはな

    いと思われますが、株価が大きく下落するようだと、107円の半ば

    を試す可能性があるかもしれません。

    昨日のNYで試した107円61銭近辺は「1時間足」の雲の下限で

    下落を止められた形になっています。ここを明確に下抜けするようだと、

    107円50銭以下を試すことも考えられますが、それでも全体的に見

    れば方向感が見極めにくい状況です。

    予想レンジは107円40銭~108円20銭程度とします。


  • ドル円108円で堅調に推移 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は堅調に推移。NY在住の医師がエボラ出血熱で陽性

    反応がでたとの報道で108円台割れがあったが、108円15-20銭

    近辺で取引を終える。

  • ユーロドルは反発。ECBのストレステストの結果、25行が不合格との

    ニュースに悪材料出尽くしからユーロを買い戻す動きが見られ、ユーロドルは

    1.26台半ばから後半で推移。

  • 株式市場は続伸。企業業績が概ね好調だったことから買い安心感が広がり、

    ダウは127ドル上昇し、1万6800ドル台を回復。

  • 債券相場は小幅に上昇。米国債の利回りがG7諸国よりも高いことが

    見直され、やや買い優勢の展開に。長期金利は2.26%台で引ける。

  • 金は小幅に反発。原油は1ドルを超える下げで81ドル台に。


  • 9月新築住宅販売件数 → 46.7万件

    本日の注目イベント

  • 独   独10月IFO景況指数

  • 欧   ユーロ圏9月マネーサプライ

  • 米   9月中古住宅販売成約指数

    先週金曜日の東京時間、ドル円は108円台で堅調に推移していたが、「N

    Yの医師エボラで陽性反応」とのニュースに107円85銭近辺までドル売

    りが進む場面もありましたが、その後のNYではエボラ熱の影響は限定的と

    の見方が広がり、株価は上昇し、ドル円も108円台前半で越週しています。

    もう一つの懸念材料であった、ECBによるストレステストの結果では25行

    が不合格と発表されたものの、独仏の大手行は含まれておらず、多くはイタリ

    ア、ギリシャ、キプロスなどの銀行であったことが判明。その結果、懸念材料

    が出尽くしたといった見方も広がり、ユーロの買戻しがやや進んでいます。

    ユーロ円も約2週間振りに137円台で取引されており、市場は今週発表され

    る日米の金融政策を見極める展開になっています。

    週明けの今日は、早朝のオセアニアでドル円は108円38銭まで買われる場

    面もあったようですが、このレベルは、先週木曜日のNYでのドル高値と一緒

    です。108円35-50銭がレジスタンスになりつつあります。

    今月15日に米経済指標の下振れをきっかに、ドル円は105円20銭まで下

    落しました。市場では急速にドルの下落リスクが高まったといった見方が広が

    りましたが、その背景はエボラ出血熱と、米景気一人勝ちのシナリオの変化、

    あるいはQEの終了、欧州景気への懸念などがNY株式市場の下落を

    拡大させ、リスク回避の流れからポジションのまき戻しに円買いが加速したも

    のでした。

    冷静に考えてみると、依然としてそれらのリスクは残っています。

    唯一、米景気の拡大傾向がその後に発表された各種経済指標で確認さています

    が、状況としてはドル円はまだ今月1日に記録した110円に乗せるものでは

    ないと思われます。

    今週は日米で重要な金融政策会合が開かれます。

    どちらも政策変更はないものと想定されますが、注目されるのがその後の声明

    文の内容です。

    FOMCでは予定通りQEが終了するものと思いますが、声明文で「相当な期

    間」という文言が外されるのかどうかが焦点です。

    個人的には、上記エボラ出血熱や欧州景気を考えると、今回は現状維持のまま

    ではないかと予想します。今回のFOMCではイエレン議長の記者会見が予定

    されていない上、年内には12月に今年最後のFOMCもあります。

    「相当な期間」という文言が外されれば、利上げが近いとの連想から株価が再

    び下振れするリスクもあり、それにはイエレン議長の丁重な説明があれば、リ

    スクを軽減することも可能ではないかと思います。

    記者会見も予定されている12月16-17日のFOMCまでに、もう少し時

    間を稼ぐこともできると考えます。

    今日のドル円はやや材料不足の感は否めません。

    欧州時間にはドイツのIFO景況指数が発表されるため、ユーロドルの動きか

    らドル円もそれなりに動く可能性はありますが、東京時間はやはり株価の動き

    が中心になりそうです。

    レンジは107円80銭~108円60銭程度とします。


  • 株価、金利の上昇でドル円108円台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は目先のレジスタンスを上抜けしたことや、欧州の経済指標が

    予想を上回ったことを好感し続伸。NYでは株価と長期金利の上昇を

    手がかりに108円台に乗せ、108円36銭の高値を記録。

  • ユーロドルはドル高が進んだ割には底堅い動き。ドイツのPMIが

    事前予想を上回ったことで買われる場面もあったが、1.26台半ばを

    中心に方向感のない展開だった。

  • 株式市場は大幅に反発。欧州景気への懸念がやや後退したことや、

    キャタピラーや3Mなどの企業業績が上振れしたことを好感。

    ダウは216ドル上昇し、前日の下落分を取り戻す。

  • 債券相場は下落。失業保険申請件数が月間の件数で14年振りの

    低水準だったことや、株価の上昇などから下落基調に。10年債利回りは

    約2週間振りに2.27%台まで上昇。

  • ドルが買われたことで金は大幅に続落。原油は急反発し82ドル台に。


  • 新規失業保険申請件数   → 28.3万件

  • 8月FHFA住宅価格指数 → +0.5%

  • 9月景気先行指標総合指数 → +0.8%


    本日の注目イベント

  • 中   中国 9月コンファレンスボード景気先行指数

  • 英   英7-9月期GDP(速報値) 

  • 米   9月新築住宅販売件数   

  • 米   決算発表 →P&G、UPS

    米経済指標は概ね好調で、週間失業保険申請件数は月間ベースでは14年

    ぶりの低水準。加えて、米企業決算ではキャタピラーなどが好決算をたた

    き出し、米景気の好調さを示しました。

    先週、小売売上高などの経済指標が悪化したことで米景気への見方が急速

    に悪化し、ドル安、株安の連鎖が起き、ドル円は一時105円20銭を記

    録しました。

    小売売上高などの悪化は一時的なものではないかというコメントも書きま

    したが、その後に発表された各種経済指標を見る限り、その可能性が高く、

    さらに企業決算も好調です。さらに昨日は欧州景気に対する悲観的な見方が

    後退し、米長期金利も2週間振りに2.27%台を回復しました。

    これだけ好環境が揃えば、ドルが上昇しないはずもありません。

    直近のドルのレジスタンスであった107円45-50銭を抜けると、ドル

    円はほぼ一直線で上昇し108円台に乗せて来ました。

    正直、予想以上の上昇力でした。

    1週間で3円以上の上昇だったことで、ドル高基調は変わっていないことが

    確認されたと言えるでしょう。昨日も書きましたが、NY株は依然として大

    きな値幅を伴った動きを見せています。

    またこのまま110円台に戻すとも思えませんが、年末に向かって日米欧の

    経済成長の違いがさらに鮮明になってくると、ドル円は110円を超えてく

    る可能性は十分あると予想しています。

    ドル円は既に「4時間足」までの抵抗帯は上抜けしています。

    特に「4時間足」の120日線と200日線が集まっていた、108円10

    -20銭を抜けた意味は小さくはありません。

    この上のレジスタンスを見ると、「8時間足」の雲の上限である108円台

    半ばが意識されます。

    抜けるかどうかは本日の日本株次第ということになります。

    興味深いのは豪ドル円の動きです。

    91円台後半から緩やかにじり高の動きを見せ、昨日は95円手前まで上昇

    しました。

    これで「4時間足」の120日線を抜けたことに注目しています。

    これは9月19日以来、約40日振りということになります。

    これまではドル円で円安が進むと、豪ドルが米ドル対して円以上に売られる

    展開が続き、結局豪ドル円の下落につながってきました。

    昨日は中国のPMIが市場予想を上回ったこともあり、さらに石油などの資

    源価格が反発したことなどで米ドルに対しても堅調な動きを見せたものと思

    われます。

    「日足」ではまだまだ上値が遠く見えますが、「MACD」では2ヵ月ぶり

    にゴールデンクロスを見せそうな勢いで、しかも「プラス圏」で推移してい

    ることに、やや期待も膨らみます。94円台が値固めできるかどうかが問わ

    れます。

    順調に戻してきたドル円ですが、ここからは昨日の様なペースでの上昇とは

    いかないと思います。

    110円からの下落過程では上値でしこった玉も多いと思われ、さらに輸出

    の実需も出やすい水準かと思われます。

    どこまで上値が試されるかという展開で、東京時間では108円60銭前後

    がそのメドになろうかと予想しますが、どうでしょう。

    レンジは107円60銭~108円60銭程度を予想していますが、昨日の

    様に大きく外れることもありますので、あくまでも参考値としてご理解して

    いただければと思います。


  • ユーロドルさらに下落し1.26台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は欧州株が堅調だったことや、米消費者物価指数が米景気の

    好調さを示す結果になったことから107円38銭まで上昇。

    その後は株価がじり安に転じたことで下落し、107円10-15銭で

    引ける。

  • ユーロドルは前日に続き売られ、1.27台前半から1.26台半ばまで

    ユーロ安に。引き続き緩和観測が根強く、1週間振りの安値を付ける。

  • 株式市場は4日振りに反落。朝方は前日比プラスで取引が始まったものの、

    このところ連騰が続いたことから、その後は軟調な展開となりダウは153ドル

    下落。エネルギー株の下げが目立った。

  • 債券相場はほぼ変わらず。消費者物価指数が予想外に上昇していたことで

    5年債が買われたが値動きは緩慢だった。

  • 金は反落。原油は在庫が増加していたこともあり大幅に反落。

  • 9月消費者物価指数 → +0.1%

    本日の注目イベント

  • 中   中国 10月HSBC製造業PMI(速報値)

  • 独   独10月製造業PMI(速報値)

  • 独   独10月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月消費者信頼感(速報値)

  • 欧   EU首脳会議

  • 英   英9月小売売上高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   8月FHFA住宅価格指数

  • 米   9月景気先行指標総合指数

  • 米   決算発表 →マイクロソフト、アマゾン、GM

    前日1.28台前半から急落したユーロドルは、昨日の欧州市場で1.27台

    を割り込み下げ足を速めています。

    NY市場では1.2637まで売られ、10月15日以来1週間ぶりの安値ま

    でユーロ安が進んで来ました。ユーロ圏の銀行で11行がストレステストで不

    合格になるとの報道や、ECBによるカバードボンドの購入がユーロ売りにつ

    ながった模様です。

    ブルームバーグによると、ECBは20日に開始した債券プログラムの下で、

    これまでにフランスとポルトガルのカバードボンドを購入しており、関係者の

    話として前日にはイタリア債やドイツ債も購入したと伝えています。

    ECBは27日に、購入した額を公表することになっています。

    ユーロドルは10月3日に1.25近辺まで下落した後買い戻しが進み、1.

    28台半ばまでユーロ高に転じましたが、ECBが債券購入プログラムを実施

    したことで再び1.25を目指す動きになっています。欧州の景気低迷が鮮明

    であることから、米国との政策の方向性の違いからドル買いユーロ売りがさら

    に進めば節目の1.25を割り込み一段とユーロ安が進むと予想しています。

    本日夕方には、ドイツやユーロ圏のPMIが発表されます。

    特にドイツのPMIが景気後退を示す結果になると、ユーロ売りが一段と進む

    ことも予想されることから注意が必要です。

    発表は16時30分と予定されています。

    ドル円はやや落ち着きを取り戻し、107円を挟む展開になって来ました。

    これまでに述べてきたように、依然として107円45-50銭辺りのレジス

    タンスは抜け切れてはいませんが、105円台では買い安心感も出てきたよう

    に思います。

    依然として米国株の行方に左右される展開は変わりませんが、その米国株は高

    いボラティリティーが続いていることから、ドル円もまだ先行き波乱含みかと

    思われます。

    NYダウは10月に入って昨日まで15営業日を数えましたが、上げ下げの値

    幅が3桁(100ドル以上)を超えなかった日は僅か5日しかありません。

    2008年のリーマンショック以来市場に大量に資金が供給されたQEがいよ

    いよ今月にも終了する見込みですが、これはまだ平時の金融政策に戻る一歩に

    すぎません。

    今後FF金利の引き上げを巡る思惑が、さらに金融市場をボラタイルにするこ

    とになります。

    昨日、日本の9月の貿易収支が発表されました。

    輸出が伸びたことが特徴的でしたが、月間の赤字額は9583億円でした。

    これで今年上半期の数字が揃ったわけですが、上半期の累計では5兆4270

    億円の貿易赤字となり、過去最大の赤字額を計上しました。

    経常収支では黒字を確保しそうですが、物の動きを表す貿易収支では円を売って、

    ドルやユーロを買う取引が圧倒的に多いということです。

    ドルが下落した際には「サポート」として機能することになります。

    本日のレンジは106円70銭~107円50銭程度を予想します。

    ユーロドルが大きく売られる展開になるとドル円でもドル買い円売りにつながる

    可能性がありますが、むしろユーロ円が下落する方が確率は高いように思います。

    これはあくまでもユーロがさらに下落基調を強めた場合のケースですが、夕方か

    らは忙しくなりそうです。


  • ECBの緩和策実施観測でユーロ急落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は東京時間から欧州時間の朝方にかけて106円台前半まで

    ドル売りが進んだが、NYでは株高と長期金利の上昇からドル買いが優勢

    となった。ユーロドルでドル高が進んだこともあり、107円前後まで反発して

    取引を終える。

  • ユーロドルは1.28台前半から急落。ECBがイタリアのカバ-ドボンド

    を購入したことが判明し、さらに社債を購入する可能性があるとの報道から

    ユーロ売りが加速し、ユーロドルは1.27台前半まで売られる。

  • 株式市場は大幅に続伸。住宅関連指標が良かったことと、ECBによる

    緩和期待も加わり、ダウは215ドル上昇。ナスダック指数も2.6%上昇し、

    2013年1月以来で最大の上昇率を記録。

  • 債券相場は続落。中古住宅販売が1年ぶりの高水準だったことで売りものが

    優勢となり、長期金利は2.2%台まで上昇。

  • 金は続伸し1250ドル台まで上昇。原油は小幅に反発。

  • 9月中古住宅販売件数 → 51.7万件  

    本日の注目イベント

  • 豪   豪7-9月消費者物価指数

  • 日   9月貿易収支

  • 英   BOE議事録

  • 米   9月消費者物価指数

  • 米   決算発表 →ボーイング、AT&T

  • 加   カナダ8月小売売上高

  • 加   カナダ中銀政策金利発表


    昨日は日経平均株価の下落に引っ張られるようにドル円は下落し、一時106

    円25銭近辺までドル安が進む場面がありました。

    相変わらず弱い株価に連動する動きとなり、前日の107円台前半から僅か1

    日で1円以上もドル安が進む展開でした。

    株価は前日587円も上昇し、その反動から売られたとの声も聞かれましたが、

    市場は上昇しても下落しても、その値幅は大きく不安定な投資家心理を表して

    いると言えます。

    NYでも同じ状況が続き、NY株式市場は3日続伸し、上げ幅もダウは200

    ドルを超えています。

    そしてドル円は107円台を再び回復する展開になっていますが、昨日はユー

    ロドルが急落し、ドル高ユーロ安が進んだことで、ドル円もドル高円安に引っ

    張られた側面が大きかったと思われます。

    ユーロドルは、ECBがイタリアのカバードボンドを購入したことが明らかに

    なり、さらにロイター通信が12月にも社債購入を決める可能性があると伝え

    たことがユーロ売りにつながりました。ECBのドラギ総裁はこれまでも必要

    があれば行動を起こすと発言してきたものの、市場はECBの緩和策に手詰ま

    り感があるとの見方を強めており、政策実行には時間がかかると見ていました

    が、緩和策が実施される可能性が報道されたことで、再びユーロ売りを再開し

    たようです。ユーロドルは「1時間足」では約1週間振りに「200日線」を

    下回ってきました。

    今後1.2690辺りをしっかりと下抜けできれば、再び1.25方向を目指

    して下落が加速するのではないかと予想しています。

    ドル円は依然として107円台半ばがレジスタンスとして機能していると見ら

    れます。

    105円台前半は目先の底値と見られそうですが、上記水準を抜けないと本格

    的な戻しはありません。株価のボラティリティーが高く、あわせて、ドル円も

    まだ方向感が見極めにくい状況が続いています。105-108円のレンジが

    しばらく続くのかもしれませんが、あくまでも底固めの期間と捉えています。

    日経平均株価は昨日と一転して上昇が見込まれますが、株高にドル円がどこま

    で歩調を合わせていけるかに着目です。株価が続落するようだと、昨日と同じ

    様な展開も予想されます。

    レンジは106円50銭~107円50銭程度を予想しています。


  • ドル円小動きで106円台後半 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 東京市場でドル高が進んだ流れを受けた海外では、欧州株が

    軟調だったことからドル円は106円台後半まで下落。NYでも

    同水準での取引が続いたが、引けに掛けて株価が上昇したことで

    107円手前まで反発して取引を終える。

  • ユーロドルは底堅い動きが続き、再び1.28台に乗せる。

    今週発表されるドイツとユーロ圏のPMIを見極めたいとし、

    値幅は限定的だった。

  • 株式市場は続伸。企業業績への楽観論から買いが続き、ダウは

    19ドル高。S&P500は3日続伸。

  • 債券相場はほぼ横ばい。利上げ先送り観測が依然として強く

    相場の下落を抑えた。長期金利は2.19%台と低位を維持。

  • 金は小幅に反発し、原油は反落。


    本日の注目イベント

  • 豪   RBA議事録

  • 中    中国 7-9月GDP

  • 中   中国 9月小売売上高

  • 中   中国 9月工業生産

  • 中   APEC財務相会合(北京)

  • 米   9月中古住宅販売件数  

    ドル円は昨日の東京時間に107円台を回復したものの、日経平均株価が

    今年最大の上げ幅を記録した割には上値が重いという印象です、

    日経平均株価は578円高と、ほぼこの日の高値で取引を終えましたが、

    背景にはGPIFの運用資産配分で日本株への配分を20%台半ばまで引

    き上げるとの報道が支えになり株価が急騰しましたが、海外では安倍内閣

    の女性閣僚が二人揃って辞任したことで、アベノミクスの後退につながる

    懸念から、円が買い戻された形になっていました。

    ドル円の高値は107円39銭でしたが、107円45-50銭の水準は、

    テクニカル的にも短期的な「抵抗帯」になっています。

    ここ10日ほどは、ドルが買い戻されてもこの水準を抜けきれていません。

    ただ株価が大幅に反発すれば抜けきる可能性もあると予想していましたが、

    日本株の上昇は海外株の上昇を促すには至っていません。

    もっとも、110円台から105円台まで5円以上の下落であったことか

    ら、そう簡単に元のレベルを回復するはずもありません。

    安倍内閣では、法人税減税もいまだに決まっていません。

    また、昨日は英フィナンシャル・タイムズ紙とのインタビューで、10%

    の消費税増税に関して、景気を後退させるようでは意味がないとの認識を

    示しています。

    同時に、財政再建へのチャンスをつぶしてはならないとも述べており、1

    2月に行う判断が注目されます。

    ドル円の反発が弱いのは、ユーロドルでユーロの買戻しが活発であること

    にも影響を受けていると思われます。

    ユーロドルは1.25を記録してから約20日間、1.26-1.28台

    で推移しており、上値は依然として重いものの、下がるとユーロの買戻し

    も入る展開です。

    1.25~1.30のレンジでの取引きが続きそうですが、1.30を上

    抜けすると大きくリバウンドすることも予想され、その際ドル円は105

    円台を割り込んでいることにもなりそうです。

    ただ、それはよほど強力なドル売り材料が出ない限り可能性は低いはずです。

    先週は経済指標の結果を受け、米景気の後退が懸念されドル安、株安の連

    鎖が起きましたが、それもすぐに払拭された感じです。

    鉱工業生産や住宅関連指標が予想を上回り、さらにミシガン大学消費者マイ

    ンドは実に7年ぶりの高水準でした。

    従って、ドル高トレンドは継続されていると見るのが順当かと思います。

    本日は豪ドルの動きに注目です。

    RBA議事録に加えて中国のGDPが発表され、豪ドルが大きく動きそうで

    す。中国の第3四半期GDPは7.2%と予想されており、この数値がどち

    らに振れるか注目されます。

    豪ドル円は先週下げ足を速め、一時91円台後半まで豪ドル安が進みました

    が、昨日は94円台前半まで反発する場面もありました。

    基調とすれば上値の重い展開ですが、「週足」の120日線がサポートする

    92円前後が維持されれば反発の可能性はあると予想しています。

    本日のドル円のレンジは106円50銭~107円50銭程度と予想します。


  • NY株反発でドル円107円台回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は経済指標の好転を材料に、NY株式市場が大きく反発した

    ことから、ドル買いが優勢に。ドル円は106円94銭まで上昇し、

    この日の高値圏で引ける。

  • ドルが買い戻された流れからユーロも反落。1.28台前半から

    1.2774まで売られる。

  • 株式市場は大幅に反発。新築住宅販売件数や、ミシガン大学

    消費者マインド指数が予想を上回ったことから、前日まで大きく

    売られた銘柄が反発。ダウは263ドル上昇し。1万6300ドル台に。

  • 債券相場は続落。経済指標の好転を手がかりに、利益確定の売りに

    押され、長期金利は2.19%台まで上昇。

  • 金は続落し、原油は小幅ながら続伸。

  • 9月住宅着工件数 → 101.7万件

  • 9月建設許可件数 → 101.8万件

  • 10月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) → 86.4


    本日の注目イベント

  • 日   日銀支店長会議

  • 独   独9月生産者物価指数

    NY株式市場が急反発したことで、ドル円も下げ止まり、今朝は107円台を

    回復しています。9月の新築住宅着工件数が市場予想を上回り、さらにミシガ

    ン大学消費者信頼感指数も予想以上の内容でした。

    先週のNY株式市場は、小売売上高が急激に悪化していたことを受け、「米国

    景気も鈍化か」といった見方が急速に高まり、株安とドル安が大きく進行しま

    した。しかしその後に発表された鉱工業生産や、上記経済指標の結果を見る限

    り、小売売上高は一時的な落ち込みだった可能性が高く、米景気は依然として

    拡大していることが確認されたのではないでしょうか。

    米国では企業決算の発表が真っ盛りですが、ここでもこれまでの発表を見る限

    り悪くはありません。

    エボラ熱、量的緩和の終了、欧州景気の先行き不安、あるいは地政学的リスク

    などが絡まって、株式市場が不安定になり、売りが売りを呼ぶ展開になったと

    思われます。

    もちろん、エボラ熱などは今後も不安定要因ですが、米株式市場が落ち着きを

    取り戻せば、ドル円も再び上昇トレンドを維持して行くものと予想しています。

    今回の一連の株安とドル安を経て、先週末のイエレン議長の講演が注目されて

    いました。

    これまでの発言に、さらに利上げの先送りを示唆する発言があるかどかという

    点が焦点でしたが、議長は米国での富と所得の格差が拡大していることを「非

    常に懸念している」と発言したに留まり、特に金融政策に関する言及はありま

    せんでした。

    ただ先週は、地区連銀総裁の講演も多く、「ハト派」の総裁の中にはボストン

    連銀総裁のように「景気が悪化した場合には量的緩和第4弾(QE4)を検討

    すべきだ」といった発言もみられました。一方「タカ派」であるフィッシャー

    ・ダラス連銀総裁のように「新たな量的緩和について議論するのはあまりに時

    期尚早だ。市場が実際にその仕事をしている」といった意見もあり、今月で量

    的緩和が終了すると見込まれている状況に変化はないと思われます。

    本日は日銀支店長会議が開催され、黒田総裁の挨拶があります。また午後には

    10月の地域経済報告(さくらリポート)が公表されます。

    政府は景気見通しを下方修整する見込みですが、消費税増税の影響を受けて、

    各地区からどのような報告がされるのかも注目されます。

    引き続きNY株価の行方が重要なカギを握っていますが、今日の日本株の動き

    も注目されます。

    今回の米国発の株安は、実はよく見ると日本株の方が下落率が大きいことがわ

    かります。リーマンショク後の株安局面でもそうでしたが、火元よりも対岸の

    日本の方がより大きな影響を受けています。

    その日本株がどこまで反発するかも、ドル円に影響を与えます。

    予想レンジは106円70銭~107円50銭程度を見ていますが、日本株が

    大きく反発し、その影響から今夜のNY株も大幅に続伸する「好循環」が続く

    と、もう少しドルの上値を試すことになるかもしれません。


  • ドル円105円台半ばで一旦下げ止まる  

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は105円台半ばで始まり、NY株式市場の行方を見極める展開。

    株価はまちまちだったものの、連銀総裁発言もあり、ドル円は

    朝方の水準を底値に106円45銭まで反発し、高値圏で引ける。

  • ユーロドルは1.27台前半ではショートの買戻しも活発ながら

    1.28台半ばでは先安観を背景としたユーロ売りも見られ、上値は限定的。

  • 株式市場は続落して始まったものの、経済指標が概ね好調だったことや、

    ブラード・セントルイス連銀総裁が量的緩和の先送りを示唆したことなどで

    指標はまちまち。ダウは24ドル下落したものの、ナスダックは2ポイント

    上昇。

  • 債券相場は小幅に反落。金融市場の不透明感が意識される中、長期金利の

    2%近辺はさすがに低下し過ぎとの見方もあり小幅に下落。

    長期金利は2.15%台で引ける。

  • 金は反落し、原油は一時80ドルを割り込んだものの、引け値では

    小幅に反発。

  • 新規失業保険申請件数        → 26.4万件

  • 10月フィラデルフィア連銀景況指数 → 20.7

  • 9月鉱工業生産           → +1.0%

  • 10月NAHB住宅市場指数     → 54


    本日の注目イベント

  • 米   9月住宅着工件数

  • 米   9月建設許可件数

  • 米  4月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

  • 米   イエレン・FRB議長講演

  • 米   決算発表 → モルガンスタンレー、GE

  • 加   カナダ9月消費者物価指数


    世界中が注目したNY株式市場は、朝方は軟調に始まり、ダウは100ドル

    ほど下げる場面がありました。欧州市場では再び105円台半ばまでドル安

    が進み、NY株式市場の動き次第では前日記録した105円20銭をトライ

    し、株価の下落幅次第では105円割れも想定されるような地合いでしたが、

    連銀総裁発言と、発表された経済指標が良好だったことからドル円は106

    円台に乗せて取引を終えました。

    セントルイス連銀のブラード総裁はブルームバーグニュースとのインタビュ

    ーで、インフレ期待の低下に歯止めをかけるため、FOMCは債券購入プロ

    グラムの終了の先送りを検討するべきだとの見解を示しました。同総裁は、

    「(インフレ期待の低下は)中央銀行にとって重要な検討事項だ。従って、

    現時点での論理的な政策対応は量的緩和(QE)を遅らせることかもしれな

    いと考える」と述べ、また、われわれが望めばさらなるQEで対応が可能だ」

    とも述べています。

    FRBは今月28-29日に開催されるFOMCで、現在継続しているQE

    の最後の150億ドルを終了することとしています。

    ブラード総裁の発言で予定されているQEの終了が変更されるとは思えませ

    んが、不安定な状況が続く金融市場を意識した発言かと思われます。

    因みに同総裁は今年のFOMCでの投票権は持っていません。

    (ブルームバーグ)

    前日、小売売上高の軟調な結果にNYダウが急落しましたが、昨日は鉱工業

    生産が市場予想を上回り、失業保険

    申請件数にいたっては26.4万件と、リーマンショク後の件数としては最

    も少ないものでした。明らかに労働市場は拡大していることの証左であり、

    前日の経済指標の鈍化は一時的なものであった可能性が高いと思われます。

    ブルームバーグのニュースにもありましたが、米国が欧州景気の影響を受け

    ることはあっても、それでも先進国の中では米国を上回る経済成長を見せる

    国はないということです。

    ドル円は105円台半ばから下値では底堅い動きを見せ、いったんは下げ止

    まった感もあります。

    このところの動きは、東京市場ではドルの押し目を拾う投資家が多いせいか、

    比較的堅調な展開を見せますが、海外市場ではドルの上値が重い展開が続い

    ています。

    本日も日本株の下げはあっても、昨日ほど深押しはないと思います

    今朝方、ドル円が106円50銭まで上昇したことで、短期的な値動きを表す

    「1時間足」では雲を上抜けしそうな気配を見せてきました。

    完全に上抜けできれば、ドル上昇期待も膨らみ、107円台が見えてくるかも

    しれません。

    ただ、依然としてボラティリティーは高めで、市場は神経質な展開が予想され

    ます。

    上昇トレンド復活にはまだまだ時間がかかりそうすでが、今夜のNY株式市場が

    引き続き注目されます。

    予想レンジは106円~107円程度とセットしたいと思います。


  • リスクオフが加速しドル円106円台前半に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は急落し、一時105円20銭を記録。朝方発表の小売売上高

    などの経済指標が予想を下回ったことで、NY株が急落し円買いが加速。

    その後は株式市場が下げ幅を縮小し、長期金利も反発したことから、

    105円台後半まで値を戻して引ける。

  • ユーロドルも反発。上値のメドであった1.27台後半を抜け、

    1.2887までユーロ高が進行。

  • 株式市場は大幅下落。小売売上高やNY連銀指数などが予想を下回った

    ことに加え、欧州株が大幅に下落したことからダウは取引開始直後から

    売られ、一時460ドルを超える下落。午後は落ち着きを取り戻した

    ものの、ダウは173ドル安と5日続落。

  • 債券相場は続伸。株安とリスク回避から安全資産の債券が買われた。

    長期金利は一時2%を割り込んだが、引けは2.12%で取引を終える。

  • 金は続伸し、原油価格は3日続落。


  • 10月NY連銀製造業景況指数 → 6.17

  • 9月小売売上高        → -0.3%

  • 9月生産者物価指数      → -0.1%

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏8月貿易収支

  • 欧   ユーロ圏10月消費者物価指数(改定値)

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   10月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   9月鉱工業生産

  • 米   10月NAHB住宅市場指数

  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

  • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演

  • 米   決算発表 → ゴールドマン・サックス、グーグル

    欧州を中心に世界景気が低迷し、それが米国にとってもリスクだと、IMFや

    FOMCで指摘されてきました。昨日朝方発表された米国経済指標が、市場予

    想を下回ったことをきっかけに株価が急落し、リスクオフがさらに拡大したこ

    とからドル円も急落し、一時105円20銭までドル安が進みました。

    予想外の展開でした。

    昨日の東京時間は株式市場も上下を繰り返しながらも前日比プラス137円高

    で引け、ドル円は終始107円台でした。

    欧州市場が参入した時も、ドル円は107円台半ばまで上昇し、短期的な動き

    を示す「1時間足」では雲を上抜けする勢いでしたが、その後欧州株の下落と、

    NYではさらにリスクオフが進み、パニック的なドル売りで105円台前半ま

    でドル安円高が加速しました。

    昨日発表された小売売上高やNY連銀製造業景況指数は、雇用統計などと比べ

    注目度は低い経済指標でしたが、それでも上記のような反応をみせたことは、

    先週から続いている投資家心理が極端にリスクを回避する姿勢を強めていたこ

    とが一因ではないかと思います。

    NYダウはそれまでに670ドル以上も下げ、ユーロ圏の景気を牽引してきた

    ドイツの景気悪化に加え、エボラ出血熱への懸念も拡大していたことが投資家

    をリスク回避へと導いたわけです。

    ドル円は昨日の下落で、8月からの上昇幅の半値を割り込んできました。

    引け値では半値を上回っており、さらに今年の1月のドルの高値である105

    円45銭も引け値ベースでは上回っています。

    今年1月の105円45銭は長い間レジスタンスとして機能していましたが、

    8月にその水準を大きく上抜けしたわけですから、今度はドルの下落時には

    「サポート」として機能するのが一般的です。その意味では、105円台前半

    から半ばにかけての水準を引け値ベースで割り込むかどうかは、この後のトレ

    ンドを観る上でも重要なレベルかと思います。

    今回の米経済指標の悪化で、来年半ばと見られている米FF金利の利上げが遅

    れるかどうかは、まだ読めません。

    個人的には今回の2つの経済指標の下振れは「一時的なもの」と見ていますが、

    今後は世界経済の成長鈍化から、米経済も徐々にその影響を受けるかもしれな

    いため慎重に見極める必要はあります。

    原油価格の大幅下落は「クルマ社会」の米国景気にとっては、かなりのプラス

    要因になるはずです。

    ドル円は「日足」チャートでは「長い下ひげ」をつけて反発しています。

    この「下ひげ」はこの1年で最も長いことから、短期的には「底値」をつけた

    可能性が高いと思われます。今日も日経平均株価の大幅下落は避けられないと

    ころですが、それでも東京時間で105円を割り込む展開は考えにくいと思い

    ます。

    従って相場の方向性を決定付ける、今夜のNY株式市場の行方が改めて重要に

    なってきます。

    予想レンジは105円30銭~106円80銭程度とボラティリティーの高い

    展開かと思います。


  • ドル円106円台では一旦下げ止まる 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は比較的小動きで推移。107円台前半までは反発したものの、

    米長期金利の低下に買いは続かず106円台後半まで落とされ、

    107円台に乗せて引ける。

  • ユーロドルは再び下落基調に。ドイツZEW景況感調査が低下していたことや、

    ドイツ政府が成長率を下方修正したことで、ユーロ売りが膨らんだ。

    ユーロドルはアジア時間の1.27台前半から1.26台半ばまで下落し、

    ユーロ円も135円台前半までユーロ安が進む。

  • 株式市場はまちまち。工業株や銀行株などが上昇したが、ダウは結局

    小幅ながら4日続落。ナスダックは13ポイントの上昇。

  • 債券相場は続伸。世界的な株価の下落と成長の鈍化に加え、エボラ出血熱

    への懸念が拡大し、資金は株から債券に。10年債利回りは昨年6月以来となる

    2.1%台まで低下。

  • 金は続伸。原油は大幅に続落し引け値では81ドル台と、2年4ヶ月振りの

    安値を記録。

    本日の注目イベント

  • 中   中国 9月消費者物価指数

  • 中   中国 9月生産者物価指数

  • 英   9月失業率

  • 米   ベージュブック(地区連銀経済報告)

  • 米   10月NY連銀製造業景況指数

  • 米   9月小売売上高

  • 米   9月生産者物価指数

  • 米   決算発表 → ブラックロック、BOA、アメックス


    ユーロドルが再び1.27台から1.26台半ばまで下落しています。

    1.27台後半ではユーロの先安を見込んだユーロ売りが厚いと見られ、ユーロ

    ドルに関しては依然として「ドル高傾向」が続いているとの印象があります。

    ユーロ圏の「優等生」であるドイツの景気が急速に悪化してきました。

    昨日発表されたドイツのZEW景況感調査が「-3.6」と、市場予想を大きく

    下回り、さらにドイツ政府も輸出見通しの悪化を理由に、2014、2015年

    の同国の成長率予想を下方修正しました。ウクライナ問題で、ロシアへの経済

    制裁を行っていることも景気への悪影響を無視できない状況になってきました。

    フランスやイタリアではGDPがマイナス成長ではないかとも言われており、ド

    イツの成長が鈍化すればユーロ圏全体が総崩れの状況になり、ECBとしても早

    急に対応を迫られます。

    再びドイツがユーロ圏を引っ張る状況に戻るには、ドイツが財政出動など大規模

    な景気刺激策を講じる必要がありますが、この点についてはメルケル首相は否定

    的です。ECBとしても「できることは何でもする」とは言っても、なかなか有

    効な手段が見い出せないというのが実情かもしれません。

    ユーロドルは1.25割れ目前で反発し、1.27台後半まで戻す展開が続いて

    いますが、これは積み上がったユーロショートの買戻しがメインで、新たにユー

    ロロングを狙うものではないようです。

    ユーロドルは再び1.25を目指し、今度は1.25を割り込んでくると予想し

    ています。

    ドル円は106円台後半がやや底堅い展開になってきました。

    NY株次第というところはありますが、そのNY株も急激な下げも一旦止まり

    そうな気配です。エボラ出血熱、量的緩和終了、世界景気の下方修正などが資金

    を株からひとまず債券に向かわせていますが、今週から始まった企業決算が下落

    に歯止めをかけるのでは、との期待もあります。

    昨日決算発表を行ったシティー・グループは増収増益を確保し、JPモルガンも

    前期の赤字から黒字に転換しています。

    米金融機関で最大の時価総額を誇るウェルズファーゴの利益は、アナリスト予想

    と一致していました。

    ドル円も106円台ではドル買い意欲もそこそこ観られるようですが、しばらく

    は107円台で推移するのではないでしょうか。

    108円台にすぐ戻す相場ではないものの、106円台を割り込む相場でもない

    とすれば、次の材料を待って再びドル高基調に戻ることは十分考えられます。

    引き続き、NY株の行方がドル円の方向を左右するカギを握っています。

    本日のレンジは106円70銭~107円70銭程度と予想します。


  • NY株大幅続落で、円106円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円はNY株式市場が大幅な続落を演じたことで107円台を

    割り込み、一時106円76銭まで下落。G20で足並みが揃わなかった

    ことや、米長期金利の急低下から円の買戻しが加速した。

  • ユーロドルも急反発。ドル安の流れが強まり、ユーロドルは1.27台

    半ばまでユーロ高が進む。

  • 株式市場は3日続落し、この間のダウの下げ幅は670ドルを超える。

    世界的な経済成長の減速見通しと、エボラ出血熱の感染拡大が懸念され、

    ダウは先週末比223ドル下落。

  • 債券市場休場。

  • 金は反発し、原油は反落。

    本日の注目イベント

  • 日   9月マネーストック

  • 独   独10月ZEW景況感指数

  • 欧   ユーロ圏8月鉱工業生産

  • 英   英9月生産者物価指数

  • 米   決算発表 → JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、インテル、ジョンソン&ジョンソン

    ドル円は引き続き大幅な調整局面を継続中です。

    目先の節目と観られていた107円40銭前後と107円を割り込み、一時106円76銭

    まで円の買戻しが進みました。

    ただこの水準は、8月8日の101円50銭からの10月1日に記録した110円09銭の

    上昇分の38.2%の戻しである106円81銭の誤差の範囲であり、まだトレンドが変わっ

    たと判断することは出来ないと思います。

    先週からの大幅な調整にはいくつかの理由があります。

    先ずは、9月のFOMC議事録で、ドル高に対する懸念が公表されたことです。

    ルー財務長官は「ドル高は米国の国益」と、ドル高を容認する発言を繰り返してきましたが、

    それは個人的な見解で、議会には受け入れられないのではないかといった見方も浮上して

    います。

    さらにIMFが世界景気の見通しを下方修正したことも影響しました。

    その中でも、ユーロ圏の景気悪化が米国にとってもリスクであることが指摘され、これがNY

    株式市場の大幅な下落につながっています。

    NYダウはここ3日間で670ドルを超える下げを見せ、これは2011年以来の下落幅とな

    っています。NY株の大幅下落は「恐怖指数」と呼ばれる「VIX指数」の上昇につながり、

    投資家はリスク回避の行動を取ります。

    その結果、安全通貨の円が買い戻されるという側面もあります。

    フィッシャーFRB副議長は11日、ワシントンのIMFで講演を行い、「海外の経済成長が

    予想よりも鈍くなれば、その米国経済への影響でFRBの緩和策解除がより遅くなる公算

    がある」と述べています。

    今回の講演の前には「利上げは来年半ばが妥当」との見方を示したばかりでしたが、欧

    州景気の影響次第では利上げ開始のタイミングが遅れることを示唆したものと受け止め

    ることができます。

    またG20でも、ラガルド専務理事は日本とドイツの金融政策の出動を求めていました。

    ドル円は依然として調整局面にあると思われますが、今日は106円台のどこまで円が

    買われるかを見極める展開になりそうです。

    NY株式市場が大幅安で終わっていることから、連休開けの東京株式市場も大幅な下

    落が見込まれるからです。

    株価の下落に伴ってドルが売られる展開が予想されますが、その際どこで下落が止ま

    るかが焦点です。NYのドル安値である106円76銭近辺が先ず意識されるレベルです

    が、その下の106円半ばも重要です。

    今回の大幅な下落があくまでも調整であるとすれば、106円台の水準はドルの買い場

    と思われます。

    もっとも、日経平均株価が予想以上の大幅下落を見せ、その影響からさらにNY株式市

    場が下げるといった「キャッチボール」を見せるようだと、今回のドル下落も予想以上に

    深いものになる可能性もあります。

    本日のレンジは106円30銭~107円60銭とややワイドに予想します。


  • NYダウ今年最大の下げで不透明感拡大 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 懸念材料のNY株式市場が今年最大の下げ幅を見せたことで

    リスク回避の円買いが加速し、ドル円は107円54銭まで下落。

    ECB総裁の講演でユーロ円の売りも加わり、ドル円の上値を重くした。

  • ユーロドルは1.27台後半から急落。ドラギ総裁が講演で

    追加刺激策に言及したことで一時1.26台半ばまでユーロ安が

    進み、ユーロ円も136円台半ばと、1円程度下落。

  • 株式市場は大幅に反落。欧州の成長減速が米景気に悪影響を

    及ぼすとの観測が広がり、ダウは334ドル下げ、1万6600ドル台

    と、約3ヶ月振りの水準まで下落。

  • 債券相場は前日と変わらずほぼ横ばい。長期金利は2.32%台で

    取り引きを終える。

  • 金は反発。原油は続落し、2012年11月以来の85ドル台まで

    下落。



  • 新規失業保険申請件数 → 28.7万件 


    本日の注目イベント

  • 米   IMF年次総会

  • 米   9月財政収支

  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演

  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演

    昨日もこの欄で触れましたが、NY株式市場がジェットコースターのよう

    な動きを見せ、前日の274ドル上昇した分を吐き出す334ドル下落し、

    今年最大の下げ幅を記録しました。ここまで株式を売る決定的な材料があっ

    たわけではありませんが、前日のIMFの景気見通しで、欧州景気の減速が

    米経済にも悪影響を及ぼす可能性があることが蒸し返された形でした。

    システム売買の盛んなNY株式市場では、一定の値幅まで下げると、売り

    が売りを呼ぶ展開となり、値幅が大きく拡大する傾向があります。

    ドラギECB総裁がワシントンで講演を行い、「欧州の人々から託された

    物価安定をもたらすという責務がECBにはある」とし、「今日において

    はつまり、過度に低いインフレ率を引き上げるということだ。まさしくそれ

    を、われわれは成し遂げる」と述べています。

    インフレ率引き上げに対する決意を改めて示した格好です。

    この講演の内容を受けて、ユーロが対ドルや円で再び売られる展開となり、

    その他の主要通貨ではドル高が進んだものの、ドル円の反発は限られました。

    ドル円は107円54銭まで下落し、今月1日の110円09銭から既に2

    円50銭ほど反落し、本格的な調整が進行中です。

    テクニカル的には、107円40銭前後が目先のメドと見られ、ここを割り

    込むともう一段の下落も意識する必要がありそうです。

    ここには一目均衡表の「基準線」があり、ローソク足は既に「転換線」を下

    回っており、相場の基準であるこの「基準線」を下回ると、展開が違ってく

    ると思われます。

    ただ現在この「基準線」は横ばいの動きを見せていることから、ドル円の大

    きな下落を示唆しているわけではありません。

    また「8時間足」を観ると、雲の中を下降中ですが、雲の下限がやはり10

    7円40銭を下回った位置にあります。

    107円40銭近辺から107円に掛けてはしっかりとしたサポートが観ら

    れるのではないかと予想しています。

    来週からは米国で企業決算が続々と発表になります。

    大手金融機関をはじめ、ジョンソン&ジョンソンなども発表が予定されてい

    ます。トムソン・ロイターの調査によると、今決算では前年同期比で平均4

    %程度増益と予想されており、この予想通りであれば株価の下支え要因にな

    ろうかと思います。

    いずれにしても荒っぽい値動きを見せるNY株式市場からは目が離せず、N

    Y株式市場の影響をもろに受ける日本株の動きにも注視する必要があります。

    ドル円が107円台半ばまで下落したことで、専門家の間からは105円ま

    で下落するという声も出てきました。

    この状況は、ちょうど今年の初めに105円45銭を記録し、多くの専門家

    が110円にはすぐにも届くと予想したにも関わらず100円75銭まで下

    落し、その後101ー103円台で長く低迷した状況に似ているかもしれま

    せん。

    上がり続ける相場はなく、いずれ「調整」が来ることは解っていますが、そ

    の調整がどのタイミングでやって来るのかがなかなか予想できません。

    ここに相場の難しさがあるのかもしれません。

    本日のレンジは107円40銭から108円50銭程度と予想したいと思い

    ます。


  • ユーロドル買い戻しが活発 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 前日107円台後半を記録したドル円は、買い戻しが優勢となり108円台

    後半まで値を戻したが、FOMC議事録発表後は急速にドル売りが膨らんだ。

    一時108円まで下落し、この日の安値圏で取引を終える。

  • ユーロドルも急速に買い戻され、約2週間振りに1.27台半ばまで

    ユーロ高が進む。

  • 株式市場は3日振りに反発。FOMCの議事録がやや「ハト派」的だった

    ことと、前日の大幅下落の反動でダウは274ドル高で引ける。

  • 債券相場は3日続伸。FOMC議事録で、世界的な景気減速に言及されて

    いたことで中期債を中心に買い物を集める。

  • 金は反落。原油は全般的な商品相場の下落と、在庫が積み上がっていた

    ことを材料に4日続落。一時は86ドル台まで売られ1年半振りの安値を示現。

    本日の注目イベント

  • 豪   豪9月雇用統計

  • 独   独8月貿易収支

  • 独   独8月経常収支

  • 欧   ECB月例報告

  • 英   BOE金融政策発表

  • 米   新規失業保険申請件数 

  • 米   G20(ワシントン)

  • 米   ドラギ・ECB総裁講演(ワシントン)

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

    本日の注目イベント

  • 豪   豪9月雇用統計

  • 独   独8月貿易収支

  • 独   独8月経常収支

  • 欧   ECB月例報告

  • 英   BOE金融政策発表

  • 米   新規失業保険申請件数 

  • 米   G20(ワシントン)

  • 米   ドラギ・ECB総裁講演(ワシントン)

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

    ドル円は前日のNYで107円台後半をつけてから、昨日の東京と欧州市場で2

    度108円台割れを、試しましたが、いずれも跳ね返されています。

    ひとまず107円台では目先の底値に近いと見て、ドル買い意欲が強いようです。

    ただユーロなど主要通貨がドルに対して買い戻されていることから、円にも買い

    戻しが入りやすい状況かもしれません。

    ユーロドルは約2週間振りに1.27台半ばまで買い戻されています。

    ユーロ売りが積み上がっていたことで、利益確定の買い戻しが中心だと思われま

    すが、年内にも量的緩和の可能性が残るユーロについては、ここからさらに上昇

    に向かう可能性は低いと見られます。

    テクニカル的には1.2770-80あたりにレジスタンスが控えており、1.

    28台乗せは厳しい情勢かと思います。

    ただそれでも、依然としてユーロのショートは高水準だと思われ、買い戻しがさ

    らに進むこともないとはいえませんので、ここは注意が必要です。

    注目のFOMC議事録では、金融政策当局者は世界的な経済成長減速とドル上昇

    が、米国の景気見通しにとってリスク要因になり得ると指摘したことが明かにな

    りました。

    特にユーロ圏での長引く成長失速とインフレ低下が一段のドル上昇を招き、米国

    の対外部門に悪影響を及ぼす可能性があるとの懸念も、一部の参加者が表明した

    ともあります。

    また利上げのタイミングについては、10月の資産購入プログラムが終了した後

    も、事実上のゼロ金利を「相当な期間」据え置くとの表現が維持されたとも記述

    されていました、(ブルームバーグ)

    この発表を受け、内容が「ややハト派寄りだった」との見方からNY株式市場が

    急速に買い物を集め、ダウは前日の下げ幅を上回る274ドル高を記録しました。

    NY株式市場については、個人的にはやや不安を覚えます。

    17200ドル台を記録してからのダウ指数は、上げても下げても値幅が大きく、

    10月に入ってからは昨日までの6営業日のうち、なんと4営業日で200ドル

    を超す上昇と下落を繰り返しています。

    これは明らかに異常なことで、株価の先行きに対する投資家の不安心理を表して

    います。

    来年半ば頃には利上げが行われるという「金融引き締め政策への転換」が、不安

    心理を増幅させていると思われます。

    ドル円は107円台では底堅い動きを見せるものの、108円台後半では上値を

    抑えられる展開が続いています。

    107-110円のレンジ内に入った可能性もあり、足元では110円がやや重

    くなってきた印象もあります。

    今日、明日では特に重要な経済指標の発表はありませんが、本日から始まるワシ

    ントンでのG20では、ドラギECB総裁の講演が予定されています。

    IMFの景気見通しでも、昨日のFOMC議事録でもユーロ圏の景気低迷が指摘

    されています。これに対して、ドラギ総裁が「量的緩和」を含む、具体的な景気

    刺激策等に言及するようだと、ユーロドルが動意つき、ドル円への影響もあるか

    もしれません。

    本日のレンジは107円70銭~108円70銭程度と予想します。


  • ドル円3週間振りに107円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ドル円はIMFが世界経済の成長見通しを引き下げたことに
      反応し、約3週間振りに107円82銭までドル安が進む。株価が
      大きく下落したことや、長期金利の低下もドル売り円買いに繋がった。
      引け値は小幅に戻し108円前後で引ける。

    • ユーロドルはドイツの鉱工業生産が5年ぶりの低水準だったことで
      一時ユーロ売りが進んだが、ドル安の流れが優勢となり1.26台後半
      までユーロが反発。

    • 株式市場は大幅に続落。欧州景気の減速懸念やIMFの成長見通しが
      引き下げられたことでダウは272ドル下落し、1万6700ドル台まで
      売られる。S&P500も8週間振りの安値を記録。

    • 債券相場はIMFの景気見通しを受け続伸。長期金利は2.34%まで
      低下し、ドルの上値を抑える。

    • 金は反発し、原油は世界景気の減速見通しから売られ、88ドル台
      まで大幅に続落。

    • 8月消費者信用残高 → 135億ドル



    本日の注目イベント

    • 日   8月国際収支
    • 日   9月景気ウォッチャー調査
    • 中   中国 9月サービス製造業PMI(速報値)
    • 米   FOMC議事録(9月16、17日分)
    • 米   バーナンキ・前FRB議長講演
    • 加   カナダ9月住宅着工件数



    ドル円は約3週間振りに107円台後半まで売られ、ドル高とトレンドの「調整」が
    続いています。昨日の国会では黒田日銀総裁が改めて円安は日本経済にとってマイナ
    スではないという趣旨の発言を行ったことで、109円台前半までドルが買われました。
    しかし、安倍首相はやや急激な円安に対する懸念を表明したことでドルが反落するなど、
    神経質な展開が続いています。

    ドル売りの直接のきっかけはIMFの世界景気見通しが引き下げられたことでした。
    IMFは地政学的リスクの高まりや、株式相場が「泡立つ」水準に達した金融市場が
    調整に見舞われる可能性に警戒感を示しました。
    その上で、2015年の世界成長を3.8%と予想し。7月時点での
    予測の4.0%から下方修正しました。

    地域別では、ユーロ圏の経済成長を7月時点の1.5%から1.3%に修正し、
    日本についても7月時点の1.1%から0.8%に下方修正しました。
    一方米国については見通しは明るいとし、7月時点の1.7%から2.2%に
    上方修正しています。この結果、米国が世界景気を牽引する構図が予想されますが、
    米国だけで日欧の落ち込み分をまかなうには力不足だということで、先進国全体の
    見通しが引き下げられました。

    このように、米国の優位性は明らかです。
    その結果ドルが買われるのも、ある意味自然であると言えます。
    ルー財務長官は昨日も講演で「強いドルは米国にとってプラスだ」と従来の発言を
    繰り返しています。ハト派のダドリーNY連銀総裁は、インフレ率がまだ低すぎる
    としながらも「利上げは来年半ば頃だという見方がコンセンサスだ。妥当な予想
    だと思う」と述べております。

    ドル円が107円台まで下落したということで、昨日も述べたように「110円
    台が重い」という相場観が徐々に広がってきそうです。
    米国の長期金利も2.4%を割り込み、金利との相関関係が強いドル円は下落
    しやすい状況と言えます。
    下値のメドとしては「8時間足」の雲の下限である107円前後という見方が
    できます。
    106円80銭-107円あたりは、今回の上昇幅の38.2%戻しにもあたります。

    上述のように、日米欧の景気の違いと、それに伴った金融政策の方向性の違いから
    ドル高トレンドは変わらないと判断しています。
    急激な円安を懸念する声の高まりや、ドル高を見越した円やユーロなどの大幅な
    売りポジションの積みあがりなどが、一旦ポジションを整理する動きにつながって
    いると思われます。
    この先も、慎重にドル買いのタイミングを探る姿勢でいいのではないでしょうか。

    本日もNY株式市場の大幅安を受けて、日本株の行方に注意しながらの展開に
    なります。
    また、FOMC議事録ではタカ派的な議論が活発であったことが判明すればドルが
    買い戻されることにもなります。
    レンジは107円50銭~108円50銭程度を予想しますが、このところ一日の
    値幅も結構大きい展開が続いています。そのあたりにも注意が必要です。

    ドル高一服、円108円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は特段売り材料もない中下落。108円65銭までドル安が進み、

    先週末の雇用統計後に買ったドルの利益確定の売りとの声も。

  • ユーロドルも買い戻され、1.25台半ばから1.2675まで反発。

    ユーロ売りが積みあがっており、こちらも利益確定の買戻しが中心。

  • 株価は反落。企業決算がまもなく始まることから、決算内容を

    見極めたいとする雰囲気が強く、IT株を中心に下落。ダウは17ドル下げ、

    1万7000ドルの大台を割り込む。

  • 債券相場は小幅に反発。FRBが発表した9月の労働市場情勢指数

    (LMCI)が鈍化傾向を示したことで10年債利回りは小幅に低下。

  • ドルが売られたことで、金と原油はともに反発。


    本日の注目イベント

  • 豪   RBAキャッシュターゲット

  • 日   10月景気動向指数

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田・日銀総裁記者会見 

  • 独   独8月鉱工業生産

  • 米   8月消費者信用残高

  • 米   IMF、世界経済見通し

  • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

    ドル円は再び108円台まで下落し、先週末の雇用統計前の水準まで

    戻った格好です。今回のセッションでは110円台には届かずに108

    円台までドルが売られたことで、徐々に110円台が重いという相場観

    が定着するおそれもあります。基本的なドル高トレンドは変わらないと

    しても、これまでのドルの上昇スピードが早すぎたことへの警戒感も出

    ているようです。

    先週末に初めて耳にした言葉があります。

    LMCI( Labor Market Conditions Index )、日本語では労働市場

    情勢指数と訳されていますが、失業率や、非農業部門雇用者数だけでは

    なく、労働参加率や、週あたりの賃金など、実に19項目を加味して計

    算された指数です。

    この指数は以前から存在していましたが、FRBは2013年4月を最

    後に更新していませんでした。それが先週末にFRBは、6日から更新

    を始めると発表していました。これはいわば、雇用に関する「総合指数」

    と見ることができます。

    市場関係者が最も注目するのが非農業部門雇用者数と失業率ですが、イ

    エレン議長はこれまでも度々「雇用の質」にも言及してきました。

    雇用者数は平均20万人を超え、失業率もリーマンショック前の水準で

    ある5.9%まで低下したことで、FRBの目標とする労働環境に戻っ

    ています。

    今後はこの指数が市場の注目を集め、市場参加者を一喜一憂させること

    になりそうです。

    因みに昨日発表されたLMCIは「2.50」で、8月の「2.0」か

    らは改善していましたが、今年7月の「7.10」からは大きく悪化し

    ています。

    雇用者は増加し、失業率は低下傾向にあるものの、まだ雇用を取り巻く

    環境としては、イエレン議長がよく用いる「たるみ」(スラック)があ

    るということを示しています。

    今後はこの指数にも注目していきたいと思います。

    ドル円は既に「日足」でもMACDがデッドクロスを見せていることか

    ら、再び下値を試す展開になりそうです。

    先週のNYでは一時108円01銭までドルが売られる場面があったた

    め、下値のメドはこの水準かと思われますが、ここはちょうど「4時間足」

    の120日線がサポートしたことが確認できます。

    現在この移動平均線は108円40銭に位置しているため、目先のサポート

    レベルはこのあたりかと予想しています。

    一方ドルが反発した場合は、108円95-109円が最初のレジスタンス

    となり、さらに109台に乗せた場合には、109円15-25銭辺りが重

    要な値位置となります。そして、そこを上抜けできれば再び上昇機運が高ま

    ると見ています。

    本日は午後12時30分にオーストラリアの政策金利が発表されます。

    変更はないと見られますが、声明文が注目されます。

    豪ドル円はここ一月以上、概ね95-96円のレンジ相場が続いていますが、

    このレンジはどちらか明確に抜けたら、その方向へ大きく値が飛ぶ可能性が

    あるため注意が必要です。

    予想レンジは108円40銭~109円30銭程度とします。


  • 米雇用統計を受けドル再び全面高 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 米9月の雇用統計では非農業部門雇用者数と失業率がともに予想

    より改善していたことで、ドル円は109円91銭まで上昇し、

    僅か1日で元の水準を回復。特に失業率は5.9%と、リーマンショック

    前の水準を回復。

  • ドル全面高の展開からユーロドルも続落。一時1.2501までユーロ安が

    進み、ポンドドルも1.60を割り込む。

  • 株式市場は雇用統計の結果を受けて大幅反発。米経済への信頼が強まったとして

    ダウは208ドルの大幅高となり、その他主要指数も軒並み大幅に上昇。

  • 債券市場は良好な雇用統計を受け売られたものの、下げ幅は小幅に留まる。

    長期金利はほぼ横ばいの2.43%で引ける。

  • ドル高が進んだことで金は大幅安。前日比22ドル下落し、昨年11月以来と

    なる1192ドルで取引きを終える。原油も大幅に値を下げ90ドルを割り込む。

  • 9月非農業部門雇用者数   → +24.8万人

  • 9月失業率         → 5.9%

  • 8月貿易収支         → -401億ドル

  • 9月ISM非製造業景況指数 → 58.6

    本日の注目イベント

  • 豪  シドニー市場休場(レーバ-デイ)

  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演 

    9月の雇用統計は市場予想を上回る結果でした。

    失業率は2008年7月以来となる6%を割り込み5.9%。

    非農業部門雇用者数は24.8万人と、いずれも事前予想よりも大幅に改善してい

    ました。8月の雇用者が市場予想を大きく下回るサプラズでしたが、こちらは上方

    修正があるかもしれないと予想していましたが、7月分と併せて上方修正されまし

    た。

    8月分は14.2万人から18万人に、7月分は21.2万人から24.2万人に

    それぞれ修正されました。

    これで単純計算しても、ここ3ヶ月の雇用者数は平均でも22万人増加したことに

    なります。

    米雇用は好調な個人消費に支えられている面が大きく、その個人消費は株高など

    「資産効果」による部分が大きいと思われます。

    つまり、株高が源泉となり、個人消費を伸ばし、その結果企業収益の拡大につなが

    り、さらに企業も雇用を増やすという「好循環」が定着しつつあるということです。

    米国ではドライブシーズンも真っ盛りです。

    折からの原油安も消費拡大にはプラスに働きそうです。

    1日にドル円が110円09銭を記録してから、2円を超す「調整」に入りましたが、

    僅か1日で再び110円を窺う水準までドル高が進んで来ました。

    上述のように、米景気の拡大が米経済の信頼につながり、「ドル全面高」の展開にな

    っているわけですが、急激な円安に対する懸念の声も日増しに大きくなっています。

    ただこの円安の流れは今のところ「対ドル限定」であるため、大きな問題にはなって

    いません。

    ユーロ圏ではデフレ化がさらに進むという見方からユーロが売られ、ポンドも景気の

    先行きに対する不透明感が増したことで、対ドルでは1.60を割り込んできました。

    オセアニア通貨も同様な状況です。

    2015年にも利上げに踏み切ると見られる米国の一人勝ちといった様相です。

    今週は1日につけた110円09銭をどこまで上抜けするのかが注目されます。

    本日も、日経平均株価の反発に期待が集まり、上昇幅次第では110円台に乗せ、直

    近の高値を更新することも考えられます。

    依然として円安のスピードが早すぎるのは事実で、この先110円に乗せても、そこ

    からのドルの上昇スピードはこれまでのように速くはないと予想します。

    大きな流れは不変とは思いますが、これからは米国からのドル高懸念、あるいは日本

    からの円安を懸念する発言には注意が必要です。

    スピード調整はあるかもしれません。

    本日のレンジは109円40銭~110円30銭程度と予想します。


  • ドル円108円前後まで大幅下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は日本株の大幅下落もあり急落。東京時間では108円台

    半ばで下げ止まり反発したものの、NYではダウが130ドル余り

    下げたことで108円01銭まで円高が進む。

  • ECBはカバードボンドABS購入の計画は示したものの、

    資産購入への言及を見送ったことでユーロが反発。ユーロドルは

    1.26台前半から1.27近辺まで買い戻しが進む。

  • 株式市場はまちまち。欧州株の大幅安を受けてダウは一時

    130ドル余り下げる場面もあったが、引け値では3ドル安。

    ナスダックなど他の株価指数は小幅に反発。

  • 債券相場は反落。失業保険申請件数が予想以上に減少していた

    ことを手がかりに売りものが優勢に。長期金利は2.42%台まで

    上昇。

  • 金は続落し、原油は小幅に反発。


  • 新規失業保険申請件数 → 28.7万件 

    本日の注目イベント

  • 中   中国9月非製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏9月製造業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏9月サービス業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏9月小売売上高

  • 英   英11月サービス業PMI

  • 米   9月雇用統計

  • 米   8月貿易収支

  • 米   9月ISM非製造業景況指数

    ドル円は8月下旬からの上昇トレンドを形成して来た中、初めて本格的な

    調整を見せました。昨日この欄で記述したように、日経平均株価が大引け

    にかけて下げ幅を拡大させ、前日比420円安で引けたことで円買いドル

    売りにつながっています。

    それでも108円台半ばで下げ止まっていたドル円は、NY市場ではダウ

    が大幅安を見せたことで108円01銭まで円買いが進む場面もありまし

    た。前日に110円09銭まで上昇したドル円が1日で2円を超える下落

    を見せたことになります。このタイミングを予想することは難しかったで

    すが、やはり110円が一つの節目であったことと、調整があるとすれば

    雇用統計がきっかけになる可能性を指摘しましたが、概ねそのようなタイ

    ミングでした。

    それにしても下げる時のスピードは相変わらず速かったです。

    これで1時間足など、短期的な動きを示すチャートは下落トレンド示して

    来ました。昨日の下落が丁度4時間足の「120日線」で止められたこと

    で、大きな流れは変わっていないと判断しています。

    同時にこの水準は今回の上昇幅の23.6%戻しに辺り、フィボナッチ・

    リトリースメントが機能していることも見て取れます。

    投機筋などの積みあがった円売りドル買いポジションがどの時点で巻き戻

    しに入るのかが焦点でしたが、10月に入って、ヘッジファンドなどの決

    算も控えているこのタイミングで出たとの指摘もあります。

    昨日の動きを見ると、これまでドルを買えなかった多くの個人投資家がド

    ルロングもあり、108円台半ばで一旦は下げ止まりましたが、その後さ

    らに108円前後まで下落したことで、ある程度のロングポジションは構

    築できたと思われます。

    ドル円がもう一段下げた際に、さらに買い増しできるかどうかもポイント

    になりそうです。下値のメドを確認してみると、先ずは昨日のNYの底値

    である108円前後です。

    さらに、節目であるということで107円50銭と、107円となり、そ

    の下は上記フィボナッチの38.2%にあたる106円80銭前後という

    ことになります。

    「山高ければ、谷深し」とも言います。

    今回のドル上昇トレンドは103円を上抜けした時から始まりましたが、

    その直前の下値は101円50銭でした。

    ここを起点に計算すれば、今回の上昇幅は8円59銭と、かなりの上昇幅

    になります。

    FRBは量的緩和を今月にも終了し、早ければ来年夏以降の利上げが見込

    まれています。

    一方日本では、4月の消費税増税の影響がじわじわと出てきており、GDP

    は下方修正されています。日銀が掲げている「2%の物価目標」も、8月

    の消費者物価指数は3.1%で、消費税分を引くと1.1%と試算されます。

    このため一部には追加緩和もあり得るとの見方が浮上しています。

    日米のこの構図が変わらない限り、ドル高円安の大きな流れは変わらないと

    考えております。

    ECBは昨日の理事会で、ABSなど資産購入の計画は示しましたが、国債

    を含めた量的緩和については言及しませんでした。

    このためユーロが買い戻されていますが、足許では依然として年内の量的緩

    和実施はあり得るとしてユーロの下落は限定的です。

    ただ、ユーロ売りのポジションも高水準であるため、さらにユーロの買戻し

    が進むと、ドル円にも影響がでる可能性はあります。ドル売り円買いが進む

    ことにもなるため、ユーロドルの動きにも注意です。

    本日のレンジは107円50銭~109円30銭と、雇用統計の結果次第で

    はどちらにも値幅がでそうです。


  • ドル円110円台達成後急落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


  • ドル円は東京時間に110円09銭までドル高が進み。節目である110円を

    達成したこともあり、その後は軟調な展開に。ISM製造業景況指数が予想を

    下回ったことや、株価の大幅下落、さらに長期金利の低下などを受けて

    一時108円87銭まで円が買い戻される。

  • ドル円では円の買戻しが進んだが、ユーロドルではユーロが引き続き軟調。

    緩和観測が根強く、1.26台半ばまで買い戻されたものの、再び売られて

    1.26台前半で取引を終える。ユーロ円は137円台半ばを割り込む。

  • 株式市場は大幅に下落し3日続落。経済指標の悪化に加え、香港での

    デモの拡大、さらには米国内でエボラ出血熱感染者が出たことで航空株が

    値を下げた。ダウは238ドル下落し、1万6900ドル台を割り込む。

  • 債券相場は大幅に続伸。株価の下落や世界的な低成長環境を懸念し、

    投資家から買いを集めた。10年債利回りは約1ヶ月振りに2.4%を下回る。

  • ドルが売られたことで金は反発。原油は続落し90ドル台後半に。


  • 9月ADP雇用者数 → 21.3万人

  • 9月ISM製造業景況指数 → 56.6


    本日の注目イベント

  • 豪   豪8月貿易収支

  • 豪   豪8月住宅建設許可件数

  • 欧   ECB政策金利発表

  • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

  • 欧   ユーロ圏8月生産者物価指数

  • 米   新規失業保険申請件数 

    ドル円の目先のメドは「110円」であり、110円を達成したあとは

    「達成感」から調整に入るのか、あるいは、もう一段の上昇を見せるの

    か見極める必要がある、と昨日この欄で述べましたが結果は前者の流れ

    になりました。

    昨日の東京時間に110円09銭までドル高が進み、「念願の110円」

    を記録しました。110円台での滞空時間はそれ程長くはなく、その後は

    109円台後半で推移しましたが、NY市場では株価の大幅下落と、長期

    金利の急低下にドル売りが加速し、109円台を割り込んでいます。

    今回ドルが103円台に乗せ、それまでのレンジ抜けを見せたのは8月2

    0日でした。それ以降ほとんど調整らしい調整もなく110円までドル高

    が進みましたが、110円台から108円まで1日で大台変えを2度行っ

    たのは今回が初めてです。8月下旬行以降「最も大きな調整」と言えます。

    問題はここからです。

    ドルを買いそびれた投資家が108円台では買い意欲を見せているものと

    思われますが、それは今後も「ドル高基調が続く」という前提に立ってい

    るからです。110円台は重いという展開になれば、話は違ってきます。

    もちろん足許のドル高基調は変わっていません。

    日米金融政策の違いから中長期的なドル高基調は続くと予想しますが、

    今後何度も110円を試しそれでも抜けきれない状況が続くと、しばらく

    は108-110円でもみ合う可能性もあります。米株式市場と長期金利

    の動向には細心の注意が必要です。

    基本的には108円台のどこかでドルロングを形成する戦略が機能すると

    思いますが、本日のECB理事会と明日の雇用統計の結果次第ではさらに

    ボラティリティーが増すことになります。

    以前この欄でも、調整があるとすれば9月の雇用統計が一つのきっかけに

    なるのではと述べて来ました。なぜなら今年に限っていえば、雇用統計発

    表前後がドルの最高値であったことがかなり多いからです。

    8月の雇用統計は市場予想を大幅に下回る14万2000人でしたが、今

    回の予想は21万5000人ほどが見込まれています。

    仮に今回も予想を大きく下回るようだと、米労働市場に対する見方が相当

    変化することも考えられます。

    本日の値動きも神経質な展開が予想されます。

    NY株式市場の大幅安で日経平均先物も200円程下げる見込みですが、

    この下げ幅がさらに拡大するようだと108円台半ばを試す可能性もあり

    ます。

    市場のコンセンサスは、ドル円も日本株も下げれば買いたいというのがメ

    インだと思いますが、慎重さは必要です。

    予想レンジは108円30銭~109円50銭とややワイドに見たいと思

    います。



  • ユーロドル一時1.26台を割り込む 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は、ユーロドルでドル高が進んだことを受け一時109円86銭と、

    直近高値を更新。その後はユーロが買い戻されたこともあり

    109円60-65銭で取引を終える。

  • ユーロ圏のCPIが+0.3%と市場予想を下回ったことで、追加緩和

    観測が広がりユーロ売りが加速。一時2年振りとなる1.2571まで下落し

    1.26台に戻して引ける。

  • 株式市場は続落。消費者信頼感など、経済指標が概ね軟調だったことを

    手がかりに、ダウは28ドル安。

  • 債券相場は反落。雇用統計を控え、やや売り物が優勢の展開となり

    長期金利は2.5%近辺まで上昇。

  • 金は反落し、原油も3ドルを超す大幅反落。



  • 7月ケースシラー住宅価格指数  → +6.75%

  • 9月シカゴ購買部協会景気指数  → 60.5

  • 9月消費者信頼感指数      → 86.0

    本日の注目イベント

  • 豪   豪8月小売売上高

  • 日   日銀短観

  • 中   中国 9月製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏9月サービス業PMI(改定値)

  • 英   英9月製造業PMI

  • 米   9月ADP雇用者数

  • 米   9月ISM製造業景況指数


    ドル円は依然として109円台で推移し、昨日の昼ごろには株価の下落を

    受け109円20銭前後までドルが売られる場面もありましたが、結局1

    09円は割り込まず上昇。海外市場ではさらにドル買いが続き、ユーロド

    ルが1.26台を割り込んだことから円売りも加速し、109円86銭ま

    でドル高が進行しました。

    ユーロ圏9月の消費者物価指数が発表され、前年同月比「+0.3%」で

    した。上昇率は前月の「+0.4%」を下回り、ユーロ圏ではインフレ率

    の低下が進んでいることが改めて確認されました。

    この結果、デフレ回避のためECBが追加緩和に踏み切る可能性がさらに

    高まり、ユーロ売りが加速。ユーロドルは一時、1.2571まで下落し

    2年ぶりの安値を示現しています。ユーロは対円でも138円を割り込み、

    このユーロ安がドル円にも波及し、ドル円が109円86銭をつけたと考

    えられます。

    ECBのドラギ総裁は先週の講演でも「デフレ回避のための様々な用意が

    ある」と述べており、他のECB理事も同様な発言を行っています。

    明日のECB理事会で何らかの対策を打ち出す可能性はありますが、仮に

    今回見送られても、追加緩和を含む景気刺激策を取らざるを得ない状況に

    追い込まれていると思います。昨日の下落で当面のメドである1.25台

    までユーロ安が進んだことから、目先「達成感」がでることも考えられま

    すが、少なくとも何らかの対策が発表されるまでは、ユーロの先安観を払

    拭するのは難しそうです。

    ドル円はジリジリと110円に向かっているようです。

    ユーロドルと同じように、ドル円の110円も目先のメドと見られます。

    ここに来てドルの上昇スピードはさすがに遅くなってきた感もありますが、

    それでも109円を割り込まず108円台を値固めした印象もあります。

    香港での民主化を求める大規模デモで株価が大きく下落した際にも、10

    9円台を割り込んでいません。

    また、米国の長期金利が2.5%を割り込み、本来はドルが売られやすい

    状況でも同様にドル円は堅調です。

    やはり「110円を一度は覗かないと収まらない」相場展開かもしれませ

    ん。本日はADP雇用者数が発表され、週末には雇用統計です。

    重要な経済指標が相次ぐため、市場予想を上回るようなら一気に110円

    台を超えるドル高に進むきっかけになり易いと思われますが、反対に予想

    を下回った場合にはある程度の「調整」が見られることにもなりそうです。

    また、昨日のユーロドルの値動きのように、ユーロがさらに下落し1.2

    5前後までユーロ安が進むようだと、円への影響も避けられそうもありま

    せん。ユーロドルの動きにも注意が必要です、

    そしてドル円の「1時間足」をよく見ると、ダイバージェンスを起こして

    いるのが見て取れます。109円40銭辺りを割り込むと短期的な「微調

    整」があるかもしれません。

    予想レンジは109円~110円程度としたいと思います。


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